JPH075191U - オルゴ−ル装置 - Google Patents
オルゴ−ル装置Info
- Publication number
- JPH075191U JPH075191U JP3860893U JP3860893U JPH075191U JP H075191 U JPH075191 U JP H075191U JP 3860893 U JP3860893 U JP 3860893U JP 3860893 U JP3860893 U JP 3860893U JP H075191 U JPH075191 U JP H075191U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- fixed
- bells
- movable member
- hammers
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、曲メロディ−と可動する部材
のリズムを合わせることが出来ること。 【構成】 オルゴ−ル1のフレ−ム2に地板3がビス10
で固定されている。地板3上には支持部材4がビス11で
固定されている。支持部材4にはピン5で可動部材6と
板バネ7とカラ−12と可動部材6′と板バネ7′が回動
自在に支持されている。可動部材6、6′の端にはハン
マ−13、13がビスで夫々固定されている。地板3上の支
持部材4固定位置より前方にベル14、14′が支柱で夫々
固定されてハンマ−13、13が臨まされている。ハンマ−
13、13とベル14、14′で発音手段が構成されている。可
動部材6、6′の係合部6aはオルゴ−ル1の回転ドラム
体9に植設された複数本のピン15に臨まされている。
のリズムを合わせることが出来ること。 【構成】 オルゴ−ル1のフレ−ム2に地板3がビス10
で固定されている。地板3上には支持部材4がビス11で
固定されている。支持部材4にはピン5で可動部材6と
板バネ7とカラ−12と可動部材6′と板バネ7′が回動
自在に支持されている。可動部材6、6′の端にはハン
マ−13、13がビスで夫々固定されている。地板3上の支
持部材4固定位置より前方にベル14、14′が支柱で夫々
固定されてハンマ−13、13が臨まされている。ハンマ−
13、13とベル14、14′で発音手段が構成されている。可
動部材6、6′の係合部6aはオルゴ−ル1の回転ドラム
体9に植設された複数本のピン15に臨まされている。
Description
【0001】
本考案は、回転ドラム体に植設されたピンに係脱自在な係合部で可動部材を可 動するオルゴ−ル装置に関する。
【0002】
従来オルゴ−ルの回転に連動して鐘が鳴るオルゴ−ルが、例えば本出願人の提 案した実開昭62−184595号公報にある。 しかし、従来のオルゴ−ルの回転に連動して鐘を鳴らしたり、人形等を可動す る構成は、何れもドラム軸にカム等を固定してこのカムによって可動していた。 その結果鐘の場合は、曲メロディ−と鐘とのリズムを合わせるには、カムとド ラムの位置決め精度が必要となり、この作業が非常に難しく、又、このリズムが 合わないと商品価値が半減してしまう欠点があった。
【0003】
解決しようとする問題点は、曲メロディ−と可動する部材のリズムが合わない と商品価値が半減し、合わせることは精度が必要となり、この作業が非常に難し いことである。 本考案の目的は上記欠点に鑑み、簡単な構成で、曲メロディ−と可動する部材 のリズムを合わせることが出来るオルゴ−ル装置を提案することである。
【0004】
本考案は、オルゴ−ルの回転ドラム体に植設されたピンと、該ピンと係脱自在 な係合部と、該係合部と一体的に移動する可動部材と、前記係合部を元位置に復 帰させる復帰手段とを有することを要旨とするものである。
【0005】
オルゴ−ル1の巻き鍵24が回動されて全舞が巻き上げられる。全舞が調速部19 で徐々に巻きほどけると、回転ドラム体9が回転されれてピン23で振動板21が弾 かれてオルゴ−ルが鳴奏される。 更に回転ドラム体9が回転されるとピン15で可動部材6、6′の係合部6aが押 し下げられて一旦ハンマ−13、13が発音手段のベル14、14′から離間されるが、 ピン15が係合部6aの先端から離間すると、可動部材6、6′とハンマ−13、13は 板バネ7、7′の下方付勢力で戻ってハンマ−13、13でベル14、14′を叩き、発 音される。 この時、垂直部7cは変位自在に係止されてハンマ−13、13が位置決めされてい る反面、図1から図4のA方向にフリ−になっているため、発音後ハンマ−13、 13は元の位置に復帰停止されてベル14、14′に接触しない位置で静止状態となっ てベル14、14′の振動を妨げない。 ハンマ−13、13の動作は、係合部6aが係合されるピン15の位置で異なる。 ピン15の位置はオルゴ−ルが鳴奏されるピン23位置より略角度180°先行し た位置であるから、曲メロディ−とリズムが合わせられる。
【0006】
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。図1はオルゴ−ル装置の正面図、 図2はオルゴ−ル装置の要部断面側面図、図3はオルゴ−ル装置の要部拡大正面 図、図4はオルゴ−ル装置の要部拡大断面側面図、図5は各部品を組立順に配置 した分解側面図、図6は地板の平面図、図7(a)は支持部材の平面図で(b) は支持部材の側面図、図8(a)(c)は可動部材の側面図で(b)(d)は可 動部材の平面図、図9(a)(c)は板バネの側面図で(b)(d)は板バネの 平面図、図10は図1の上側から見た地板と板バネの要部断面側面図である。
【0007】 オルゴ−ル装置は、オルゴ−ル1のフレ−ム2に地板3がビス10で固定されて いる。地板3上には支持部材4がビス11で固定されている。 支持部材4にはピン5で可動部材6と板バネ7とカラ−12と可動部材6′と板 バネ7′が回動自在に支持されている。 可動部材6、6′の端にはハンマ−13、13がビスで夫々固定されている。 地板3上の支持部材4固定位置より前方にベル14、14′が支柱8で夫々固定さ れてハンマ−13、13が臨まされている。ハンマ−13、13とベル14、14′で発音手 段が構成されている。 可動部材6、6′の係合部6aはオルゴ−ル1の回転ドラム体9に植設された複 数本のピン15に臨まされている。
【0008】 オルゴ−ル1は、フレ−ム2上に香箱16が固定されて香箱16内の全舞の一端が 香箱16に、全舞の他端が全舞巻上げ軸17に夫々係止されている。 香箱16の側壁とフレ−ム2の突出堤2aには回転ドラム体9がドラム回転軸18で 軸承されて回転ドラム体9は全舞駆動源で調速部19で調速されて回転される。回 転ドラム体9の一端には平歯車20が固定されて平歯車20と調速部19の間に減速歯 車が設けられている。フレ−ム2上には振動板21がビス22で固定されて回転ドラ ム体9の前記ピン15とは異なる複数本のピン23で振動板21が弾かれてオルゴ−ル が鳴奏される。 フレ−ム2から突出された全舞巻上げ軸17には巻き鍵24が螺合されている。
【0009】 地板3は図6のように、フレ−ム2にビス10で固定される時のねじ孔3aと支持 部材4がビス11で固定される時のねじ孔3bと、ベル14、14′の支柱8が夫々固定 される長孔3cと、板バネ7、7′の先端が係止される角孔3dが形成されている。 地板3の前方の端には下側に折曲された折曲部3eが形成されている。 支持部材4は図7のように、L字形に折曲されて底辺側4aに2つの長孔4bが形 成され、起立側4cにピン5の圧入孔4dが形成されている。 ピン5は図5のように、鍔部5aと太い外径部5bと細い外径部5cが形成されてい る。
【0010】 可動部材6、6′は図8(a)(b)と(c)(d)の2組からなり、起立部 6bと水平部6cが屈曲形成されている。起立部6bには前記係合部6aと透孔6dと角孔 6eとが形成され、水平部6cの端に膨出部6fとハンマ−13をビス止めするネジ孔6g が形成されている。 板バネ7、7′は図9(a)(b)と(c)(d)の2組からなり、起立部7a と水平部7bが屈曲形成され、水平部7bの前側に下方に向けて垂直部7cが形成され ている。 起立部7aは二股に別れて基部に透孔7dが形成されている。起立部7aの二股に別 れた一方の下側には前記水平部7bが形成され、他方には側方に向けて屈曲部7eが 形成されている。 垂直部7cには図10のように、コ字形の凹部7fが形成されている。
【0011】 発音手段のベル14、14′は図では大小のベルが図示されている。ベル14、14′ が支持固定される支柱8は、地板3の長孔3cに挿入されてナット25が螺合される 下側のねじ部8aと、ゴムなどの弾性体26とベル14、14′が載せられる円柱部8bと 、ゴムなどの弾性体26とベル14、14′の中心孔に挿入されてナツト27が螺合され る上側のねじ部8cとで形成されている。
【0012】 オルゴ−ル装置が組み立てられる時は、ピン5の太い外径部5bに可動部材6の 透孔6dと板バネ7の透孔7dとカラ−12と可動部材6′の透孔6dとと板バネ7′の 透孔7dとが順に回動自在に嵌合され、地板3に固定された支持部材4の圧入孔4d にピン5の細い外径部5cが圧入固定される。 板バネ7、7′の屈曲部7eは図5のように、可動部材6、6′の角孔6eに挿入 係止される。 板バネ7、7′の垂直部7cのコ字形の凹部7fは図10のように、地板3の角孔3d に挿入係止され、可動部材6、6′が前方下方に付勢されている。 この時垂直部7cは変位自在に係止されてハンマ−13、13が位置決めされている 。 又、静止状態におけるハンマ−13、13とベル14、14′の間隔は、打撃効果が最 大になる位置に支柱8の固定位置が選択される。 板バネ7、7′による下方付勢によって、可動部材6、6′の係合部6aが動作 された後元位置に復帰させる復帰手段としている。
【0013】 オルゴ−ル装置の動作は、オルゴ−ル1の巻き鍵24が回動されて全舞が巻き上 げられる。全舞が調速部19で徐々に巻きほどけると、回転ドラム体9が回転され れてピン23で振動板21が弾かれてオルゴ−ルが鳴奏される。 更に回転ドラム体9が回転されるとピン15で可動部材6、6′の係合部6aが押 し下げられて一旦ハンマ−13、13が発音手段のベル14、14′から離間されるが、 ピン15が係合部6aの先端から外れると、可動部材6、6′とハンマ−13、13は板 バネ7、7′の下方付勢力で戻ると共に慣性力でハンマ−13、13がベル14、14′ を叩き、発音される。 この時、垂直部7cは変位自在に係止されてハンマ−13、13が位置決めされてい る反面、図1から図4のA方向にフリ−になっているため、発音後ハンマ−13、 13は元の位置に復帰停止されてベル14、14′に接触しない位置で静止状態となっ てベル14、14′の振動を妨げない。 ハンマ−13、13の動作は、係合部6aが係合されるピン15の位置で異なる。 ピン15の位置はオルゴ−ルが鳴奏されるピン23位置より略角度180°先行し た位置であるから、曲メロディ−とリズムが合わせられる。
【0014】 オルゴ−ル装置が前記のように構成されると、回転ドラム体9のベル14、14′ が叩かれて発音されるピン15の位置と、オルゴ−ルが鳴奏されるピン23の位置は 、回転ドラム体9の外周で位置設定が出来るから、簡単な構成で、曲メロディ− と可動部材で可動される物体のリズムを合わせることが極めて容易になる。
【0015】 前記説明の構成では、ベル14、14′が叩かれて発音されるピン15はオルゴ−ル が鳴奏されるピン23とは別のピンとしたが、同一のピンを使用してもよい。 更に前記説明では2組の可動部材6、6′としたが、複数の可動部材を可動す るように構成してもよい。 又、前記説明では、可動部材でベル14、14′が叩かれて発音されるように構成 されたが、可動部材で可動される物体を人形等の装飾品等としてもよい。
【0016】
【考案の効果】 本考案は前述のように構成されると、可動部材が可動される回転ドラム体のピ ンの位置と、オルゴ−ルが鳴奏されるピンの位置は、回転ドラム体の外周で位置 設定が出来るから、簡単な構成で、曲メロディ−と可動される物体のリズムを合 わせることが極めて容易になる等実用上優れた効果を奏するオルゴ−ル装置を提 供することが出来る。
【図1】オルゴ−ル装置の正面図である。
【図2】オルゴ−ル装置の要部断面側面図である。
【図3】オルゴ−ル装置の要部拡大正面図である。
【図4】オルゴ−ル装置の要部拡大断面側面図である。
【図5】各部品を組立順に配置した分解側面図である。
【図6】地板の平面図である。
【図7】(a)は支持部材の平面図で(b)は支持部材
の側面図である。
の側面図である。
【図8】(a)(c)は可動部材の側面図で(b)
(d)は可動部材の平面図である。
(d)は可動部材の平面図である。
【図9】(a)(c)は板バネの側面図で(b)(d)
は板バネの平面図である。
は板バネの平面図である。
【図10】図1の上側から見た地板と板バネの要部断面側
面図である。
面図である。
1 オルゴ−ル 6、6′ 可動部材 6a 係合部 7、7′ 復帰手段構成部品(板バネ) 13、13、14、14′ 発音手段構成部品(ハンマ−、ベ
ル) 9 回転ドラム体 15 ピン
ル) 9 回転ドラム体 15 ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 オルゴ−ルの回転ドラム体に植設された
ピンと、該ピンと係脱自在な係合部と、該係合部と一体
的に移動する可動部材と、前記係合部を元位置に復帰さ
せる復帰手段とを有するオルゴ−ル装置。 - 【請求項2】 発音手段を備え、前記可動部材を移動さ
せることによって前記発音手段を発音させることを特徴
とした請求項1のオルゴ−ル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3860893U JPH075191U (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | オルゴ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3860893U JPH075191U (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | オルゴ−ル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075191U true JPH075191U (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=12529985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3860893U Withdrawn JPH075191U (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | オルゴ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075191U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146348U (ja) * | 1974-10-04 | 1976-04-06 | ||
JPS533055U (ja) * | 1976-06-28 | 1978-01-12 | ||
JPS55108921U (ja) * | 1979-01-24 | 1980-07-30 |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP3860893U patent/JPH075191U/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146348U (ja) * | 1974-10-04 | 1976-04-06 | ||
JPS5323170Y2 (ja) * | 1974-10-04 | 1978-06-15 | ||
JPS533055U (ja) * | 1976-06-28 | 1978-01-12 | ||
JPS55108921U (ja) * | 1979-01-24 | 1980-07-30 | ||
JPS583062Y2 (ja) * | 1979-01-24 | 1983-01-19 | 株式会社堀場製作所 | 洗浄装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |