JPH0751703Y2 - ドームスイッチ - Google Patents

ドームスイッチ

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JPH0751703Y2
JPH0751703Y2 JP1989025506U JP2550689U JPH0751703Y2 JP H0751703 Y2 JPH0751703 Y2 JP H0751703Y2 JP 1989025506 U JP1989025506 U JP 1989025506U JP 2550689 U JP2550689 U JP 2550689U JP H0751703 Y2 JPH0751703 Y2 JP H0751703Y2
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dome
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智郎 佐川
喩 土方
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は各種のOA機器、制御機器あるいは通信機器など
に用いる操作用のスイッチに関する。
[従来の技術] この種のスイッチとして、第7図に示すように、プリン
ト回路基板1と、円蓋状に形成されている導電性のコン
タクト(以下、ドームコンタクトという)3とを有した
ものがある。ドームコンタクト3は中継導体として、プ
リント回路基板1の上面に形成されているプリント回路
4に接続されているスイッチパターン5の接触点7に接
触している。この種のドームコンタクトを使用したスイ
ッチをここではドームスイッチと呼ぶ。
さらに、プリント回路基板1の上面には、ドームコンタ
クト3の周囲を囲むような形状の電気絶縁性のスペーサ
ー9を介して電気絶縁性の薄い表面シート11が一体に重
合されている。この結果、ドームコンタクト3はプリン
ト回路基板1、表面シート11、及びスペーサー9により
規定された空間部15に位置決めされている。
このプリント回路基板1の下面にもプリント回路17が形
成されている。またプリント回路基板7にはドームコン
タクト3の中央部の下方にスルーホール19が形成されて
いる。プリント回路基板1の下面のプリント回路17と、
上面のスイッチパターン21とは、スルーホール19を通し
て互いに接続されている。
このドームスイッチは、ドームコンタクト3をプリント
回路基板1のスイッチパターン5の上面にスペーサー9
により位置合わせした後に、表面シート11をスペーサー
9の上に貼り付けることで組み上げられている。
ドームコンタクト3の上方の表面シート11を指で下方向
に押圧すると、ドームコンタクト3の一部が特定の荷重
を境いに逆側に反転し、スルーホール19に形成されてい
るスイッチパターン21に接触する。また押圧を解除する
と元の形状に復帰する。
[考案が解決しようとする問題点] 第7図の構造では、ドームコンタクト3がプリント回路
基板1の上面に円周状に接触しているため、下面のプリ
ント回路17をスルーホール19を通してドームコンタクト
3の中央部へ導き入れた構造を採らざるを得ない。即
ち、プリント回路基板1の同一面に設けたプリント回路
間の接続の制御を行うようにすることが困難である。こ
のため、片面にプリント回路17を形成した安価なプリン
ト回路基板1を用いることができない。
また、ドームコンタクト3の作動に伴なって、その外周
の縁部がプリント回路17面の上を滑動することになるた
め、動作回数の増加に伴って、微小金属粉が発生し、長
期的な使用時の接触信頼性および安全性の低下がみられ
るという問題もある。
それ故に、本考案の課題は、片面にプリント回路を形成
したプリント回路基板を用い、接触安定性と信頼性を向
上したドームスイッチを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、円板部の周縁の一部に帯板形状のリー
ド部を設けた導電性のベースコンタクトと、中央部分に
反転可能なドーム部を形成した円板部の周縁の一部に帯
板形状のリード部を設けた導電性のドームコンタクトと
を有し、上記ベースコンタクトの円板部と上記ドームコ
ンタクトの円板部とを円弧に沿って複数に分割されての
びた電気絶縁性のコンタクトスペーサーを介して互いに
結合し、前記ベースコンタクトのリード部をプリント回
路基板のプリント回路に接続し、前記ペースコンタクト
の大部分を前記プリント回路基板に隙間をもって対向さ
せたことを特徴とするドームスイッチが得られる。
また本考案によれば、プリント回路基板の表面に装着し
て、該プリント回路基板の片面に形成した二つのプリン
ト回路間を導通または遮断するドームスイッチにおい
て、中央部分に反転可能なドーム部を形成した円板部の
周縁の一部に帯板形状のリード部を設けた導電性のドー
ムコンタクトを有し、上記ドーム部を電気絶縁性を有す
る平輪状のコンタクトスペーサを介して上記二つのプリ
ント回路のうちの一方のプリント回路に対向させ、上記
二つのプリント回路のうちの他方のプリント回路に上記
リード部の一端部を固定し、上記ドームコンタクトの外
周を電気絶縁性を有する板形状のスペーサーで囲い、上
記スペーサーの上面に電気絶縁性の表面シートを設けた
ことを特徴とするドームスイッチが得られる。
[実施例] 第1図および第2図は本考案の第1の実施例によるドー
ムスイッチを示している。図示のスイッチは円板部31の
周縁の一部に帯板状のリード部33を設けた導電性のベー
スコンタクト35と、円板部37の中央部に円蓋状のドーム
部39を形成しかつ帯板状のリード部41を設けた導電性の
ドームコンタクト43とを有している。ベースコンタクト
35の中央部にはドームコンタクト43に向けて突出した突
部45が形成されている。
ベースコンタクト35とドームコンタクト43との間には、
円弧に沿ってのびた二つの電気絶縁性のコンタクトスペ
ーサー47が設けられている。コンタクトスペーサー47の
両面には、接着剤、又は接着シート(図示せず)が設け
られ、これによりベースコンタクト35とドームコンタク
ト43が結合されている。コンタクトスペーサー47はドー
ムコンタクト43のドーム部39の半径よりも大きな円径を
有し、しかも、ドームコンタクト43の外径よりも小さな
外径を有している。
さらにベースコンタクト35のリード部33およびドームコ
ンタクト43のリード部41はプリント回路基板49の片面に
形成されているプリント回路51に接続されている。
このスイッチは面装着対応部品として、プリント回路基
板49の上面のプリント回路51とリード部33,41の端部と
の間をクリーム半田53にて仮装着した後に、リフロー炉
によって加熱し、このクリーム半田53によって互いに接
続させる。この結果、ベースコンタクト35の大部分はプ
リント回路基板49の上面に隙間Gをもって対向した状態
が得られる。
このスイッチの操作について以下に述べる。スイッチの
操作はドームコンタクト43のドーム部39に下向き(第2
図の矢印F方向)に押圧を加えることにより行なわれ
る。ドームコンタクト43のドーム部39の押圧力が大きく
なると、特定の荷重を境にして逆側に反転し、ドーム部
の中央部分がベースコンタクト35の円板部31の突部45に
接触し、電気回路を閉成する。このとき、隙間Gが設け
られていることとコンタクトスペーサ47が2分割されて
いることとにより、電気回路の閉成後にスイッチストロ
ーク以外に全体の撓みが加わることで僅かなオーバース
トロークを確保できる。したがってスイッチ操作時の衝
突感等の不快な現象を軽減できる。ドームコンタクト43
の押圧を解除すると、ドーム部39は元の形状に復帰し、
電気回路が遮断する。
ドームコンタクト43、ベースコンタクト35、及びコンダ
クトスペーサー47の組合せによる中間の空間を密閉状態
にすると、動作に支障があるため、コンタクトスペーサ
ー47を2分割して空気抜け部55を形成している。この空
気抜け部55を形成するほかに空気を抜く手段として、ベ
ースコンタクト35の一部に孔を形成するなどの処置をし
てもよい。
さらに第3図に示すように、プリント回路基板49の上面
に板状の電気絶縁性のスペーサー57を介して電気絶縁性
の表面シート59を接着する。これによると、スペーサー
57、表面シート59、及びプリント回路基板49によって空
間部61が形成される。この場合、スイッチの操作は表面
シート59の上方から、ドームコンタクト43に向けて下方
向に押圧を加えることによって実行できる。
第4図は本考案の第2の実施例によるスイッチを示して
いる。このスイッチにおいて、第1図のドームコンタク
ト43と同様な部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。
リード部41の中間部分には突出部63が形成されている。
ドームコンタクト43の下面には、平輪状のコンタクトス
ペーサー65が接着されている。このドームコンタクト43
のリード部41の端部は、プリント回路基板49の上面に形
成された二つのプリント回路67,67′のうちの一方(6
7)に半田53により固定されている。もう一方のプリン
ト回路67′は、ドームコンタクト43の中央部の下方にま
でのびている。
さらに第5図に示すように、プリント回路基板49の上面
に板形状のスペーサー57を介して表面シート59が重合さ
れている。スペーサー57は、ドームコンタクト43を囲む
ように設けられている。ドームコンタクト43のリード部
41は、スペーサー57によって作られている表面シート59
側の上壁71に位置している。
次にこのスイッチの操作について説明をする。スイッチ
の操作は表面シート59の上方からドームコンタクト43に
向けて押圧を加えることにより行なわれる。ドームコン
タクト43のドーム部39は、押圧力が大きくなると反転
し、第6図に示すように、プリント回路基板49のプリン
ト回路67′に接触する。この際、リード部41が浮き上が
り、ドームコンタクト43を介して二つのプリント回路6
7,67′の電気回路を互いに導通させる。押圧を解除する
と、ドーム部39は元の形状に復帰し、電気回路を遮断す
る。
なおベースコンタクト43の突部45を一箇所に集中した双
子接点としてもよい。
[考案の効果] 以上実施例により説明したように、実用新案登録請求の
範囲第1項記載の考案によれば、ドームコンタクトの滑
動及び摩耗部分がないため摩耗による微小金属粉などが
発生しないドームスイッチが得られる。またこのドーム
スイッチでは回路接続を果すための接触点がベースコン
タクトとドームコンタクトとの間の一箇所であるため、
接触安定性に優れて信頼性が向上する。さらに、ベース
コンタクトとドームコンタクトとをスペーサーにより接
着し組立てることにより、部分構成が簡単になる。その
上、電気回路の閉成後にスイッチストローク以外に全体
の撓みが加わることで僅かなオーバーストロークを確保
できるため、スイッチ操作時の衝突感等の不快な現象は
軽減される。
また実用新案登録請求の範囲第2項記載の考案によれ
ば、プリント回路基板のプリント回路を接触子として利
用しているため、全体の構成を簡略化できるとともに部
品数を低減でき、したがってコスト的なメリットは大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例によるドームスイッチの
平面図、第2図は第1図のドームスイッチをプリント回
路基板に面装着した状態の断面図、3図は第2図のドー
ムスイッチを用いた応用例を示す断面図、第4図は本考
案の第2の実施例によるドームスイッチの平面図、第5
図は第4図のドームスイッチにスペーサー及び表面シー
トを装着して組立てた状態の断面図、第6図は第5図の
ドームスイッチに押圧を加えた状態を示す断面図、第7
図は従来のドームスイッチの断面図である。 1;プリント回路基板、3;ドームコンタクト、4;プリント
回路、9;スペーサー、11;表面シート、35;ベースコンタ
クト、39;ドーム部、41;リード部、43;ドームコンタク
ト、47;コンタクトスペーサー、51;プリント回路、57;
スペーサー、59;表面シート。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板部の周縁の一部に帯板形状のリード部
    を設けた導電性のベースコンタクトと、中央部分に反転
    可能なドーム部を形成した円板部の周縁の一部に帯板形
    状のリード部を設けた導電性のドームコンタクトとを有
    し、上記ベースコンタクトの円板部と上記ドームコンタ
    クトの円板部とを円弧に沿って複数に分割されてのびた
    電気絶縁性のコンタクトスペーサーを介して互いに結合
    し、前記ベースコンタクトのリード部をプリント回路基
    板のプリント回路に接続し、前記ペースコンタクトの大
    部分を前記プリント回路基板に隙間をもって対向させた
    ことを特徴とするドームスイッチ。
  2. 【請求項2】プリント回路基板の表面に装着して、該プ
    リント回路基板の片面に形成した二つのプリント回路間
    を導通または遮断するドームスイッチにおいて、中央部
    分に反転可能なドーム部を形成した円板部の周縁の一部
    に帯板形状のリード部を設けた導電性のドームコンタク
    トを有し、上記ドーム部を電気絶縁性を有する平輪状の
    コンタクトスペーサーを介して上記二つのプリント回路
    のうちの一方のプリント回路に対向させ、上記二つのプ
    リント回路のうちの他方のプリント回路に上記リード部
    の一端部を固定し、上記ドームコンタクトの外周を電気
    絶縁性を有する板形状のスペーサーで囲い、上記スペー
    サーの上面に電気絶縁性の表面シートを設けたことを特
    徴とするドームスイッチ。
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