JPH0751687Y2 - 橋梁灯 - Google Patents

橋梁灯

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Publication number
JPH0751687Y2
JPH0751687Y2 JP6050089U JP6050089U JPH0751687Y2 JP H0751687 Y2 JPH0751687 Y2 JP H0751687Y2 JP 6050089 U JP6050089 U JP 6050089U JP 6050089 U JP6050089 U JP 6050089U JP H0751687 Y2 JPH0751687 Y2 JP H0751687Y2
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JP
Japan
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lamp
bridge
guide rail
main body
tip
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6050089U
Other languages
English (en)
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JPH02150704U (ja
Inventor
武 石井
Original Assignee
株式会社緑星社
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Publication date
Application filed by 株式会社緑星社 filed Critical 株式会社緑星社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、橋梁下を航行する船等に対し、安全水路を示
すために橋梁または橋脚に取付けられる橋梁灯に関す
る。
(従来技術) 橋梁灯は、橋下を航行する船等の指標となる標識灯で、
外国において「ブリッヂライト」と称されて古くから使
用されているもので、橋梁に回転自在に取付けたアーム
の先端に灯器を取付けたものである。使用するときは、
灯器を下に向けて吊下げて橋梁の下方に臨ませ、また灯
器の点検、掃除にはアームを回転して上方に持ち上げて
これを行うものである。
また、最近のもので、実公昭61−25133号公報に掲載さ
れた橋梁灯は、先端に灯器を取付け、後端にカウンタウ
エイトを取付けた柱をその中間部において、橋梁に回転
自在に取付け、灯器を使用するときは柱の後端を橋梁の
手摺に着脱自在に固定するようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) 従来の橋梁灯は、いずれも橋梁に灯器を備えたアームま
たは柱を回転自在に取付ける点で共通しているが、アー
ムまたは柱を比較的長いので、灯器を動かすということ
は、大きな円弧を画く必要があるので、それだけ上下左
右に空間が必要となり、かつ不測の事故の危険性があ
り、しかも回転部で荷重を受けるので、円滑な作動を永
年保証するためには回転軸受部を防水で剛性のあるもの
としなればいけない等の問題点がある。
本考案は、灯器を備えたアーム等を回転させる方式をと
らずに、灯器を所定位置にスライドさせて位置せしめ、
小空間で作動することができるようにして従来の問題を
解決した橋梁灯を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、橋梁または橋脚
に、横方向に突出するように設けてなるガイドレール本
体に、そのレール部にガイドされて走行するように灯器
取付台を装着し、該スライドレール本体の先端における
該レール部が前方下方に向けて彎曲または傾斜するよう
に設け、前記灯器取付台には操作ロッドの一端を連結
し、前記灯器取付台には、灯器を前記灯器取付台が前記
スライドレール本体の先端レール部に沿って移動したと
き、前記灯器が下方を向くような位置に取付けたことを
特徴とするものである。
スライドレール本体は、橋梁または橋脚から水平方向ま
たは水平方向より下方向に傾斜した状態に取付けられ
る。
操作ロッドはガイドレール本体の基端側に立った操作員
が操作するもので、灯器を所定位置とガイドレール本体
の基端側との間に移動させるために使用する。
(作用) 本考案は上記構成からなるものであるから、灯器がガイ
ドレール本体の先端に位置するとき所定位置は下方を向
いて橋梁下水面を照し、操作ロッドを手前に引くことに
より、灯器および灯器取付台を所定位置からレール部に
案内されてガイドレール本体の基端側に引き寄せること
ができ、この位置で灯器の点検と掃除を行うことができ
る。
点検等が終了したときは、操作ロッドをガイドレール本
体に沿って押せば灯器と灯器取付台を所定位置まで移動
させることが容易に行うことができる。
(実施例) 本考案の実施例を添附図面に基いて説明する。
まず、第6図、第7図に示すように、橋脚1の上に橋梁
2が設置されている。橋梁2にはマンホール3が設けら
れており、その下方に橋脚1上に降りられる昇降梯子4
が取付けられている。
この実施例では橋梁灯6は橋脚上に取付けられている。
5は、操作者のための防護柵である。
橋梁灯6の詳細は、第1図、第2図に基いて説明する。
橋梁灯6は、概略、ガイドレール本体7と、灯器取付台
8と、灯器9と、操作ロッド10とからなる。
ガイドレール本体7は、一対のコ字型材11をその凹部を
外側に向けて、適宜横方向に間隔明けて固定したものか
らなり、そしてコ字型材11の上下に形成される壁を夫々
レール部11a、11bとして利用する。上方のレール部11a
は先端において、第3図で明示するように前方下方に向
う彎曲面11cとなっている。彎曲面は傾斜面でも良い。
また、上方のレール部11aには夫々切欠き部14が穿設さ
れていて、後述の案内車輪が通過する。彎曲面11cの内
方に主車輪ストッパ壁12が設けられており、そのストッ
パ壁12の下方はガイドレール本体7より突出していて、
ここに灯器支持具13が突出されている。灯器支持具13
は、灯器9の後述のように回動して来たときにこれを弾
力的に支承するためのもので、ロッド13aの先端にゴム
等の弾性材からなる切頭円錐体を備えている。
灯器取付台8は、第4図に示すように、車輪取付枠15は
略断面コ字型でガイドレール本体7を跨いだ状態で取付
けられる。取付枠15のガイドレール本体7に対した面に
は主車輪16と案内車輪17、18、19が夫々回転自在に取付
けられている。灯器取付台8がガイドレール本体7の中
間にあるときは、主車輪16は下方のレール部16b上に接
し、案内車輪17は上方レール部16aの下面に接し、案内
車輪18、19は上方レール16aの上面に接する。案内車輪1
7、18は水平方向位置関係でもずらしてある。車輪取付
枠15の上部には垂直な取付壁20が突設されていて、この
壁20に灯器9が軸線を水平にして取付けられている。ま
た、車輪取付枠15の後部側には操作ロッド10を連結する
ための連結金具21がとりつけられている。
灯器9の電源は、太陽電池、昼夜センサー付電池または
外部電源からコードを引いて利用しても良いものであ
る。
操作ロッド10は、灯器取付台8の後端に取付けられてい
るが、第1図に示すように灯器取付台8がガイドレール
本体7の先端に位置したときに操作ロッド10の後端をガ
イドレール本体7の上にクランプできるための手段23が
設けられている。次に、実施例の作用について第1図と
第5図により説明する。
第1図は灯器9の使用状態であって、この状態では主車
輪16は下方のレール部11bと主車輪ストッパ壁12とでな
す角部に位置し、車輪取付枠15上面壁は灯器支持具13に
当接しているので、灯器9はこれ以上回転せずに下方を
向いて灯光する。灯器9を点検する場合は、操作者はガ
イドレール本体7の基端に立ち操作ロッド10をクランプ
手段23から取外し、手前に引くと案内車輪19がレール部
11cに案内されるので、主車輪16を中心として灯器取付
台8は矢印方向に回動する。このとき案内車輪17は上方
のレール部11aの切欠き部14を通過してレール部11aの下
面に接する位置へと移動し、案内車輪18は水平方向の位
置関係がずらしてあるので、上方のレール部11aの上面
に当接する。この状態では第5図に示すような位置関係
になるので、操作ロッド10を更に手前に引けば、灯器9
と灯器取付台8とはガイドレール本体7の基端へ移動し
てくるので、操作者は容易に灯器9に接近でき点検およ
び掃除をすることができる。点検等が終れば、逆の操作
をすることによって第1図の状態とすることができる 実施例では橋梁灯を橋脚に取付けたが、橋梁に取付ける
ことができることは勿論のことである。
(効果) 本考案は、上記構成からなるものであるから、操作ロッ
ドを引く、押すの動作で容易迅速に灯器を引寄せ、ある
いは所定位置に設置することができ、また、構造も簡単
であるので安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の橋梁灯の側面図、第2図はその平面
図、第3図は本考案のガイドレール本体の先端部の拡大
側面図、第4図は本考案の灯器と取付台の拡大側面図、
第5図は本考案の一作用図、第6図は、橋と橋梁灯との
関係を示す側面図、第7図はその平面図である。 6……橋梁灯、7……ガイドレール本体、11a,11b,11c
……レール部、8……灯器取付台、9……灯器、10……
操作ロッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】橋梁または橋脚に横方向に突出するように
    設けてなるガイドレール本体に、そのレール部にガイド
    されて走行するように灯器取付台を装着し、該ガイドレ
    ール本体の先端における該レール部が前方下方に向けて
    彎曲または傾斜するように設け、前記灯器取付台には操
    作ロッドの一端を連結し、前記灯器取付台には、灯器
    を、前記灯器取付台が前記ガイドレール本体の先端レー
    ル部に沿って移動したとき前記灯器が下方をむくような
    位置に取付けたことを特徴とする橋梁灯。
JP6050089U 1989-05-25 1989-05-25 橋梁灯 Expired - Lifetime JPH0751687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6050089U JPH0751687Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 橋梁灯

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JP6050089U JPH0751687Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 橋梁灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02150704U JPH02150704U (ja) 1990-12-27
JPH0751687Y2 true JPH0751687Y2 (ja) 1995-11-22

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ID=31587919

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