JPH0751660A - 空き缶処理方法及び空き缶処理装置 - Google Patents
空き缶処理方法及び空き缶処理装置Info
- Publication number
- JPH0751660A JPH0751660A JP21795693A JP21795693A JPH0751660A JP H0751660 A JPH0751660 A JP H0751660A JP 21795693 A JP21795693 A JP 21795693A JP 21795693 A JP21795693 A JP 21795693A JP H0751660 A JPH0751660 A JP H0751660A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- empty
- cleaning
- aluminum
- iron
- crushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ごみとして排出される空き缶をリサイクル金
属として利用する回収するとき、空き缶内の残物に因る
臭気等の衛生環境上の問題を克服する。 【構成】 鉄製空き缶12及びアルミニウム製空き缶14
は、破砕機20により破砕されて、鉄細片22及びアルミニ
ウム細片24とされ、オゾン水28により洗浄及び殺菌さ
れ、その後、鉄細片22及びアルミニウム細片24をそれぞ
れアルミニウム細片受け箱74及び鉄細片受け箱76に収め
る。
属として利用する回収するとき、空き缶内の残物に因る
臭気等の衛生環境上の問題を克服する。 【構成】 鉄製空き缶12及びアルミニウム製空き缶14
は、破砕機20により破砕されて、鉄細片22及びアルミニ
ウム細片24とされ、オゾン水28により洗浄及び殺菌さ
れ、その後、鉄細片22及びアルミニウム細片24をそれぞ
れアルミニウム細片受け箱74及び鉄細片受け箱76に収め
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、空き缶を処理してリ
サイクル金属として役立てることができる空き缶処理方
法及び空き缶処理装置に関するものである。
サイクル金属として役立てることができる空き缶処理方
法及び空き缶処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ごみとして排出される空き缶は、鉄（ス
チール）及びアルミニウムから成り、リサイクル金属と
して利用可能である。
チール）及びアルミニウムから成り、リサイクル金属と
して利用可能である。
【０００３】空き缶の従来の処理では、収集されて来た
空き缶をそのままプレス機に掛けて、ブロック化し、金
属回収業者に引取らせている。
空き缶をそのままプレス機に掛けて、ブロック化し、金
属回収業者に引取らせている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】収集されて来る飲料用
及び食料用空き缶内には、糖分を含む残液や栄養に富む
残りかすがあり、従来の処理では、それら残物を残した
まま、プレスされ、ブロック化されるので、ブロック内
に腐敗物が混ざり、臭気及び衛生上の問題を引き起こし
ている。
及び食料用空き缶内には、糖分を含む残液や栄養に富む
残りかすがあり、従来の処理では、それら残物を残した
まま、プレスされ、ブロック化されるので、ブロック内
に腐敗物が混ざり、臭気及び衛生上の問題を引き起こし
ている。
【０００５】請求項１，５の発明の目的は、残物に因る
衛生環境の問題を克服してリサイクル金属を取出すこと
ができる空き缶処理方法及び空き缶処理装置を提供する
ことである。請求項２，３，６，７の発明の目的は、請
求項１，５の発明の処理過程で生じる衛生環境上の問題
を克服した空き缶処理方法及び空き缶処理装置を提供す
ることである。請求項４，８の発明の目的は、請求項１
〜３及び請求項４〜７の目的を達成しつつ、金属を種類
に応じて能率良く回収できる空き缶処理方法及び空き缶
処理装置を提供することである。
衛生環境の問題を克服してリサイクル金属を取出すこと
ができる空き缶処理方法及び空き缶処理装置を提供する
ことである。請求項２，３，６，７の発明の目的は、請
求項１，５の発明の処理過程で生じる衛生環境上の問題
を克服した空き缶処理方法及び空き缶処理装置を提供す
ることである。請求項４，８の発明の目的は、請求項１
〜３及び請求項４〜７の目的を達成しつつ、金属を種類
に応じて能率良く回収できる空き缶処理方法及び空き缶
処理装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明を、実施例に対
応する図面の符号を使用して説明する。請求項１の空き
缶処理方法では、空き缶(12,14)を破砕して、金属細片
(22,24)とし、その金属細片(22,24)を洗浄及び／又は殺
菌してから、リサイクル金属として取出す。
応する図面の符号を使用して説明する。請求項１の空き
缶処理方法では、空き缶(12,14)を破砕して、金属細片
(22,24)とし、その金属細片(22,24)を洗浄及び／又は殺
菌してから、リサイクル金属として取出す。
【０００７】請求項２の空き缶処理方法では、空き缶(1
2,14)の破砕から洗浄及び／又は殺菌までの工程を負圧
空間において行う。
2,14)の破砕から洗浄及び／又は殺菌までの工程を負圧
空間において行う。
【０００８】請求項３の空き缶処理方法では、負圧空間
から吸引した空気を脱臭及び／又は殺菌してから大気空
間へ放出する。
から吸引した空気を脱臭及び／又は殺菌してから大気空
間へ放出する。
【０００９】請求項４の空き缶処理方法では、洗浄及び
／又は殺菌後の金属細片(22,24)を種類に応じて分別し
て、取出す。
／又は殺菌後の金属細片(22,24)を種類に応じて分別し
て、取出す。
【００１０】請求項５の空き缶処理装置(10)は（ａ）及
び（ｂ）の構成要素を有している。 （ａ）空き缶(12,14)を破砕する破砕手段(20) （ｂ）破砕手段(20)により破砕されて生じる金属細片(2
2,24)を洗浄及び／又は殺菌する洗浄及び／又は殺菌手
段(26) （ｃ）洗浄及び／又は殺菌手段(26)からの金属細片(22,
24)を取出す取出し部(74,76)
び（ｂ）の構成要素を有している。 （ａ）空き缶(12,14)を破砕する破砕手段(20) （ｂ）破砕手段(20)により破砕されて生じる金属細片(2
2,24)を洗浄及び／又は殺菌する洗浄及び／又は殺菌手
段(26) （ｃ）洗浄及び／又は殺菌手段(26)からの金属細片(22,
24)を取出す取出し部(74,76)
【００１１】請求項６の空き缶処理装置(10)は、さら
に、内部を負圧に維持されつつ破砕手段(20)及び洗浄及
び／又は殺菌手段(26)を収容する収容体(34)を有してい
る。
に、内部を負圧に維持されつつ破砕手段(20)及び洗浄及
び／又は殺菌手段(26)を収容する収容体(34)を有してい
る。
【００１２】請求項７の空き缶処理装置(10)は、さら
に、収容体(34)より吸引した空気を脱臭及び／又は殺菌
する脱臭及び／又は殺菌手段(48)を有している。
に、収容体(34)より吸引した空気を脱臭及び／又は殺菌
する脱臭及び／又は殺菌手段(48)を有している。
【００１３】請求項８の空き缶処理装置(10)は、さら
に、洗浄及び／又は殺菌手段(26)からの金属細片(22,2
4)を種類に応じて分別して取出し部(74,76)へ導く分別
手段(68)を有している。
に、洗浄及び／又は殺菌手段(26)からの金属細片(22,2
4)を種類に応じて分別して取出し部(74,76)へ導く分別
手段(68)を有している。
【００１４】
【作用】請求項１の空き缶処理方法では、空き缶(12,1
4)は、破砕され、これにより、空き缶(12,14)内の残物
は、空き缶(12,14)の外へ放出される。金属細片(22,24)
は、洗浄及び／又は殺菌されて、残物を除去され、リサ
イクル金属として取出される。
4)は、破砕され、これにより、空き缶(12,14)内の残物
は、空き缶(12,14)の外へ放出される。金属細片(22,24)
は、洗浄及び／又は殺菌されて、残物を除去され、リサ
イクル金属として取出される。
【００１５】請求項２の空き缶処理方法では、空き缶(1
2,14)及び金属細片(22,24)の工程は、負圧空間内で行わ
れ、残物が空き缶(12,14)から放出されて生じる臭気及
び／又は黴菌が、負圧空間の外へ浮遊するのが防止され
る。
2,14)及び金属細片(22,24)の工程は、負圧空間内で行わ
れ、残物が空き缶(12,14)から放出されて生じる臭気及
び／又は黴菌が、負圧空間の外へ浮遊するのが防止され
る。
【００１６】請求項３の空き缶処理方法では、負圧空間
から吸引された空気は、脱臭及び／又は殺菌されてか
ら、大気空間へ放出される。
から吸引された空気は、脱臭及び／又は殺菌されてか
ら、大気空間へ放出される。
【００１７】請求項４の空き缶処理方法では、金属細片
(22,24)は、洗浄及び／又は殺菌後に、分別され、種類
に応じて取出される。
(22,24)は、洗浄及び／又は殺菌後に、分別され、種類
に応じて取出される。
【００１８】請求項５の空き缶処理装置(10)では、空き
缶(12,14)は、破砕手段(20)により破砕されて、金属細
片(22,24)となる。その際、空き缶(12,14)内の異物は、
空き缶(12,14)の外へ放出される。金属細片(22,24)は、
洗浄及び／又は殺菌手段(26)により洗浄及び／又は殺菌
され、取出し部(74,76)へ送られる。
缶(12,14)は、破砕手段(20)により破砕されて、金属細
片(22,24)となる。その際、空き缶(12,14)内の異物は、
空き缶(12,14)の外へ放出される。金属細片(22,24)は、
洗浄及び／又は殺菌手段(26)により洗浄及び／又は殺菌
され、取出し部(74,76)へ送られる。
【００１９】請求項６の空き缶処理装置(10)では、収容
体(34)は、破砕手段(20)及び洗浄及び／又は殺菌手段(2
6)を内部に収容して、破砕手段(20)及び洗浄及び／又は
殺菌手段(26)において発生する臭気及び／又は黴菌が外
部へ漏出して、浮遊するのを防止する。
体(34)は、破砕手段(20)及び洗浄及び／又は殺菌手段(2
6)を内部に収容して、破砕手段(20)及び洗浄及び／又は
殺菌手段(26)において発生する臭気及び／又は黴菌が外
部へ漏出して、浮遊するのを防止する。
【００２０】請求項７の空き缶処理装置(10)では、収容
体(34)内の空気は、吸引されて、脱臭及び／又は殺菌手
段(48)により脱臭及び／又は殺菌される。
体(34)内の空気は、吸引されて、脱臭及び／又は殺菌手
段(48)により脱臭及び／又は殺菌される。
【００２１】請求項８の空き缶処理装置(10)では、金属
細片(22,24)は、洗浄及び／又は殺菌手段(26)において
洗浄及び／又は殺菌されてから、分別手段(68)により種
類に応じて分別され、各取出し部(74,76)へ導かれる。
細片(22,24)は、洗浄及び／又は殺菌手段(26)において
洗浄及び／又は殺菌されてから、分別手段(68)により種
類に応じて分別され、各取出し部(74,76)へ導かれる。
【００２２】
【実施例】以下、この発明を図面の実施例について説明
する。図１は空き缶処理装置10の構造図である。空き缶
処理装置10は、鉄製空き缶12及びアルミニウム製空き缶
14をまとめて上方から投入される投入ホッパ16を上部に
備える。投入ホッパ16は下側において集臭部18及び破砕
機20へつながっており、破砕機20は、上方から落下して
来る鉄製空き缶12及びアルミニウム製空き缶14を破砕し
て、それぞれ鉄細片22及びアルミニウム細片24とする。
洗浄・殺菌タンク26は、破砕機20の下側に設けられ、オ
ゾン水28を貯留している。水処理用排水口30は、洗浄・
殺菌タンク26内のオゾン水28の液面が所定高さとなるよ
うに、所定高さに設けられ、洗浄・殺菌タンク26内の上
部のオゾン水28を洗浄・殺菌タンク26外へ導出して、水
処理機（図示せず）へ導く。洗浄・殺菌タンク26の底部
は、傾斜面に形成され、最深部の下側には、開閉弁31付
きの水抜き口32が設けられる。筐体34は、集臭部18、破
砕機20及び洗浄・殺菌タンク26の壁部から構成され、こ
れら集臭部18、破砕機20及び洗浄・殺菌タンク26を内側
に収容する。
する。図１は空き缶処理装置10の構造図である。空き缶
処理装置10は、鉄製空き缶12及びアルミニウム製空き缶
14をまとめて上方から投入される投入ホッパ16を上部に
備える。投入ホッパ16は下側において集臭部18及び破砕
機20へつながっており、破砕機20は、上方から落下して
来る鉄製空き缶12及びアルミニウム製空き缶14を破砕し
て、それぞれ鉄細片22及びアルミニウム細片24とする。
洗浄・殺菌タンク26は、破砕機20の下側に設けられ、オ
ゾン水28を貯留している。水処理用排水口30は、洗浄・
殺菌タンク26内のオゾン水28の液面が所定高さとなるよ
うに、所定高さに設けられ、洗浄・殺菌タンク26内の上
部のオゾン水28を洗浄・殺菌タンク26外へ導出して、水
処理機（図示せず）へ導く。洗浄・殺菌タンク26の底部
は、傾斜面に形成され、最深部の下側には、開閉弁31付
きの水抜き口32が設けられる。筐体34は、集臭部18、破
砕機20及び洗浄・殺菌タンク26の壁部から構成され、こ
れら集臭部18、破砕機20及び洗浄・殺菌タンク26を内側
に収容する。
【００２３】スクリューコンベヤ36は、洗浄・殺菌タン
ク26の傾斜底面に沿って洗浄・殺菌タンク26内に延びる
スクリュー部38と、洗浄・殺菌タンク26の外に配設され
てスクリュー部38の上端部に結合してスクリュー部38を
回転駆動するモータ40とを備えている。吐出口42は、洗
浄・殺菌タンク26の傾斜底壁の上端部で洗浄・殺菌タン
ク26内のオゾン水28の液面より上の高さに形成され、洗
浄・殺菌タンク26の内外を連通する。
ク26の傾斜底面に沿って洗浄・殺菌タンク26内に延びる
スクリュー部38と、洗浄・殺菌タンク26の外に配設され
てスクリュー部38の上端部に結合してスクリュー部38を
回転駆動するモータ40とを備えている。吐出口42は、洗
浄・殺菌タンク26の傾斜底壁の上端部で洗浄・殺菌タン
ク26内のオゾン水28の液面より上の高さに形成され、洗
浄・殺菌タンク26の内外を連通する。
【００２４】環状空間44は、集臭部18の外側を環状に包
囲し、集臭部18の周壁の複数個の通孔46を介して集臭部
18内へ連通している。オゾン脱臭・殺菌器48は通孔46へ
連通し、通路47，49は、それぞれ吐出口42の上方におけ
る洗浄・殺菌タンク26の部位及び破砕機20の下端部の部
位をそれぞれ環状空間44へ連通させている。ファン50
は、オゾン脱臭・殺菌器48を介して環状空間44内の空気
を吸引し、大気空間へ吐出する。オゾン発生器52は、吸
入口54を介して大気空間から空気を吸引し、オゾンを発
生する。オゾン発生器52により生成されたオゾンは、フ
ァン50によりオゾン脱臭・殺菌器48内へ吸引されるとと
もに、ファン58により吸引されて、通路56を介してオゾ
ン水タンク60内の下部へ供給される。オゾン水タンク60
は、給水管62を介して水を供給され、下部からオゾンの
泡を供給されて、内部にオゾン水28を生成する。オゾン
水噴出管64は、洗浄・殺菌タンク26内のオゾン水28の液
面上方を水平に延び、複数個の噴孔66を備え、オゾン水
タンク60内から図示していないポンプにより吸入したオ
ゾン水28を洗浄・殺菌タンク26内のオゾン水28の液面へ
向けて噴出する。
囲し、集臭部18の周壁の複数個の通孔46を介して集臭部
18内へ連通している。オゾン脱臭・殺菌器48は通孔46へ
連通し、通路47，49は、それぞれ吐出口42の上方におけ
る洗浄・殺菌タンク26の部位及び破砕機20の下端部の部
位をそれぞれ環状空間44へ連通させている。ファン50
は、オゾン脱臭・殺菌器48を介して環状空間44内の空気
を吸引し、大気空間へ吐出する。オゾン発生器52は、吸
入口54を介して大気空間から空気を吸引し、オゾンを発
生する。オゾン発生器52により生成されたオゾンは、フ
ァン50によりオゾン脱臭・殺菌器48内へ吸引されるとと
もに、ファン58により吸引されて、通路56を介してオゾ
ン水タンク60内の下部へ供給される。オゾン水タンク60
は、給水管62を介して水を供給され、下部からオゾンの
泡を供給されて、内部にオゾン水28を生成する。オゾン
水噴出管64は、洗浄・殺菌タンク26内のオゾン水28の液
面上方を水平に延び、複数個の噴孔66を備え、オゾン水
タンク60内から図示していないポンプにより吸入したオ
ゾン水28を洗浄・殺菌タンク26内のオゾン水28の液面へ
向けて噴出する。
【００２５】磁力選別機68は、吐出口42の下方に水平に
位置し、複数個のローラ72により周回駆動される無端磁
性ベルト70を備えている。アルミニウム細片受け箱74は
無端磁性ベルト70が下半部へ回り込む下方に位置し、鉄
細片受け箱76は無端磁性ベルト70の下半部の中間部の下
方に位置している。
位置し、複数個のローラ72により周回駆動される無端磁
性ベルト70を備えている。アルミニウム細片受け箱74は
無端磁性ベルト70が下半部へ回り込む下方に位置し、鉄
細片受け箱76は無端磁性ベルト70の下半部の中間部の下
方に位置している。
【００２６】空き缶処理装置10の作用について説明す
る。鉄製空き缶12及びアルミニウム製空き缶14は、区別
されることなく、上方より投入ホッパ16内へ投入され
る。鉄製空き缶12及びアルミニウム製空き缶14は、落下
して、集臭部18を通過し、破砕機20により破砕されて、
鉄細片22及びアルミニウム細片24となる。鉄細片22及び
アルミニウム細片24は、オゾン水噴出管64の噴孔66から
噴出するオゾン水28を浴びせられつつ、オゾン水28の表
面へ落下し、洗浄・殺菌タンク26の底部へ沈んで、オゾ
ン水28に浸漬される。鉄細片22及びアルミニウム細片24
はオゾン水28により洗浄及び殺菌される。
る。鉄製空き缶12及びアルミニウム製空き缶14は、区別
されることなく、上方より投入ホッパ16内へ投入され
る。鉄製空き缶12及びアルミニウム製空き缶14は、落下
して、集臭部18を通過し、破砕機20により破砕されて、
鉄細片22及びアルミニウム細片24となる。鉄細片22及び
アルミニウム細片24は、オゾン水噴出管64の噴孔66から
噴出するオゾン水28を浴びせられつつ、オゾン水28の表
面へ落下し、洗浄・殺菌タンク26の底部へ沈んで、オゾ
ン水28に浸漬される。鉄細片22及びアルミニウム細片24
はオゾン水28により洗浄及び殺菌される。
【００２７】破砕機20における鉄製空き缶12及びアルミ
ニウム製空き缶14の破砕に伴って、鉄製空き缶12及びア
ルミニウム製空き缶14内の残物が鉄製空き缶12及びアル
ミニウム製空き缶14から出て、鉄細片22及びアルミニウ
ム細片24と共に洗浄・殺菌タンク26内へ落下する。これ
により、破砕機20内の空気及び洗浄・殺菌タンク26のオ
ゾン水28は臭気を帯びる。ファン50は、オゾン脱臭・殺
菌器48を介して環状空間44から空気を吸引し、これによ
り、筐体34は、内部の空気を通孔46、通路47，49を介し
て吸引される。この結果、臭気及び黴菌を含む空気は、
オゾン脱臭・殺菌器48においてオゾンに因る酸化により
脱臭及び殺菌され、ファン50を経て大気空間へ放出され
る。
ニウム製空き缶14の破砕に伴って、鉄製空き缶12及びア
ルミニウム製空き缶14内の残物が鉄製空き缶12及びアル
ミニウム製空き缶14から出て、鉄細片22及びアルミニウ
ム細片24と共に洗浄・殺菌タンク26内へ落下する。これ
により、破砕機20内の空気及び洗浄・殺菌タンク26のオ
ゾン水28は臭気を帯びる。ファン50は、オゾン脱臭・殺
菌器48を介して環状空間44から空気を吸引し、これによ
り、筐体34は、内部の空気を通孔46、通路47，49を介し
て吸引される。この結果、臭気及び黴菌を含む空気は、
オゾン脱臭・殺菌器48においてオゾンに因る酸化により
脱臭及び殺菌され、ファン50を経て大気空間へ放出され
る。
【００２８】洗浄・殺菌タンク26の底部に沈んだ鉄細片
22及びアルミニウム細片24は、スクリューコンベヤ36の
スクリュー部38の回転に伴って、吐出口42の方へ運ば
れ、オゾン水28の液面から出るや、吐出口42から下方へ
落下し、磁力選別機68の無端磁性ベルト70に載せられ
る。アルミニウム細片24は、無端磁性ベルト70に吸着し
ないので、無端磁性ベルト70が下半部へ回り込む部位か
ら下方へ落下し、アルミニウム細片受け箱74内に収めら
れる。鉄細片22は、無端磁性ベルト70に吸着して、無端
磁性ベルト70の下半部へ回り込み、図示していない剥離
部材により無端磁性ベルト70から剥離されて、落下し
て、鉄細片受け箱76内に収められる。
22及びアルミニウム細片24は、スクリューコンベヤ36の
スクリュー部38の回転に伴って、吐出口42の方へ運ば
れ、オゾン水28の液面から出るや、吐出口42から下方へ
落下し、磁力選別機68の無端磁性ベルト70に載せられ
る。アルミニウム細片24は、無端磁性ベルト70に吸着し
ないので、無端磁性ベルト70が下半部へ回り込む部位か
ら下方へ落下し、アルミニウム細片受け箱74内に収めら
れる。鉄細片22は、無端磁性ベルト70に吸着して、無端
磁性ベルト70の下半部へ回り込み、図示していない剥離
部材により無端磁性ベルト70から剥離されて、落下し
て、鉄細片受け箱76内に収められる。
【００２９】
【発明の効果】請求項１，５の発明では、空き缶は、内
部に残物を入れたまま、プレスされずることはなく、破
砕され、金属細片とされ、その際に、残物を取出され、
その後、洗浄及び／又は殺菌されて、取出されるので、
取出されたリサイクル金属に腐敗物が混ざって臭気や汚
染につながるような衛生環境上の問題を克服できる。
部に残物を入れたまま、プレスされずることはなく、破
砕され、金属細片とされ、その際に、残物を取出され、
その後、洗浄及び／又は殺菌されて、取出されるので、
取出されたリサイクル金属に腐敗物が混ざって臭気や汚
染につながるような衛生環境上の問題を克服できる。
【００３０】請求項２，６の発明では、空き缶を破砕し
て、洗浄及び／又は殺菌する工程は負圧空間となってい
るので、その工程から生じる臭気及び／又は黴菌の放散
を防止できる。
て、洗浄及び／又は殺菌する工程は負圧空間となってい
るので、その工程から生じる臭気及び／又は黴菌の放散
を防止できる。
【００３１】請求項３，７の発明では、空き缶の破砕、
洗浄及び／又は殺菌の工程から吸引した空気は、脱臭及
び／又は殺菌されるので、周囲への臭気及び／又は黴菌
の放散を防止できる。
洗浄及び／又は殺菌の工程から吸引した空気は、脱臭及
び／又は殺菌されるので、周囲への臭気及び／又は黴菌
の放散を防止できる。
【００３２】請求項４．８の発明では、洗浄及び／又は
殺菌後の金属細片を種類に応じて分別するので、種類に
応じたリサイクル金属を衛生的に回収できる。
殺菌後の金属細片を種類に応じて分別するので、種類に
応じたリサイクル金属を衛生的に回収できる。
【図１】空き缶処理装置の構造図である。
１０ 空き缶処理装置 １２ 鉄製空き缶（空き缶） １４ アルミニウム製空き缶（空き缶） ２０ 破砕機（破砕手段） ２２ 鉄細片（金属細片） ２４ アルミニウム細片（金属細片） ２６ 洗浄・殺菌タンク（洗浄及び／又は殺菌手段） ３４ 筐体（収容体） ４８ オゾン脱臭・殺菌器（脱臭及び／又は殺菌手
段） ６８ 磁力選別機（分別手段） ７４ アルミニウム細片受け箱（取出し部） ７６ 鉄細片受け箱（取出し部）
段） ６８ 磁力選別機（分別手段） ７４ アルミニウム細片受け箱（取出し部） ７６ 鉄細片受け箱（取出し部）
【手続補正書】
【提出日】平成５年９月１３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
Claims (8)
- 【請求項１】 空き缶(12,14)を破砕して、金属細片(2
2,24)とし、その金属細片(22,24)を洗浄及び／又は殺菌
してから、リサイクル金属として取出すことを特徴とす
る空き缶処理方法。 - 【請求項２】 前記空き缶(12,14)の破砕から洗浄及び
／又は殺菌までの工程を負圧空間において行うことを特
徴とする請求項１記載の空き缶処理方法。 - 【請求項３】 前記負圧空間から吸引した空気を脱臭及
び／又は殺菌してから大気空間へ放出することを特徴と
する請求項２記載の空き缶処理方法。 - 【請求項４】 洗浄及び／又は殺菌後の前記金属細片(2
2,24)を種類に応じて分別して、取出すことを特徴とす
る請求項１〜３のいずれかに記載の空き缶処理方法。 - 【請求項５】 （ａ）空き缶(12,14)を破砕する破砕手
段(20)、（ｂ）前記破砕手段(20)により破砕されて生じ
る金属細片(22,24)を洗浄及び／又は殺菌する洗浄及び
／又は殺菌手段(26)、及び（ｃ）前記洗浄及び／又は殺
菌手段(26)からの前記金属細片(22,24)を取出す取出し
部(74,76)を有していることを特徴とする空き缶処理装
置。 - 【請求項６】 内部を負圧に維持されつつ前記破砕手段
(20)及び前記洗浄及び／又は殺菌手段(26)を収容する収
容体(34)を有していることを特徴とする請求項５記載の
空き缶処理装置。 - 【請求項７】 前記収容体(34)より吸引した空気を脱臭
及び／又は殺菌する脱臭及び／又は殺菌手段(48)を有し
ていることを特徴とする請求項６記載の空き缶処理装
置。 - 【請求項８】 前記洗浄及び／又は殺菌手段(26)からの
前記金属細片(22,24)を種類に応じて分別して前記取出
し部(74,76)へ導く分別手段(68)を有していることを特
徴とする請求項５〜７のいずれかに記載の空き缶処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21795693A JPH0751660A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 空き缶処理方法及び空き缶処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21795693A JPH0751660A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 空き缶処理方法及び空き缶処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751660A true JPH0751660A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16712359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21795693A Pending JPH0751660A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 空き缶処理方法及び空き缶処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751660A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106180123A (zh) * | 2016-07-03 | 2016-12-07 | 诸葛杨杨 | 一种废旧易拉罐粉碎预处理加工生产线 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5475867A (en) * | 1977-11-30 | 1979-06-18 | Hosokawa Micron Kk | Device for regenerating and cleaning waste plastic |
| JPS602158A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-08 | Shuji Fukuoka | 山芋豆腐 |
| JPH04228293A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-18 | Kodaka Kogyo Kk | 空缶処理装置 |
| JPH04281860A (ja) * | 1991-03-08 | 1992-10-07 | Mineichi Iwamoto | 空き缶回収装置 |
| JPH055298B2 (ja) * | 1986-05-15 | 1993-01-22 | Kajima Kensetsu Kk |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP21795693A patent/JPH0751660A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5475867A (en) * | 1977-11-30 | 1979-06-18 | Hosokawa Micron Kk | Device for regenerating and cleaning waste plastic |
| JPS602158A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-08 | Shuji Fukuoka | 山芋豆腐 |
| JPH055298B2 (ja) * | 1986-05-15 | 1993-01-22 | Kajima Kensetsu Kk | |
| JPH04228293A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-18 | Kodaka Kogyo Kk | 空缶処理装置 |
| JPH04281860A (ja) * | 1991-03-08 | 1992-10-07 | Mineichi Iwamoto | 空き缶回収装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106180123A (zh) * | 2016-07-03 | 2016-12-07 | 诸葛杨杨 | 一种废旧易拉罐粉碎预处理加工生产线 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0688372A1 (en) | System and method for recycling materials | |
| WO2000038744A1 (en) | Waste treatment apparatus | |
| JPH06506382A (ja) | 廃棄物消毒方法およびこれを実施するためのプラント | |
| CN108438583A (zh) | 一种智能垃圾分类系统 | |
| US3653871A (en) | Method of disposing and reclaiming solid refuse | |
| JPH0751660A (ja) | 空き缶処理方法及び空き缶処理装置 | |
| KR200393356Y1 (ko) | 음식물 쓰레기 처리장치 | |
| KR20010095776A (ko) | 음식물 쓰레기 처리장치 | |
| CN214863912U (zh) | 一种餐余垃圾处理回收装置 | |
| JPH08229425A (ja) | 厨芥処理装置 | |
| JP2001225047A (ja) | メタン発酵処理方法およびメタン発酵処理装置 | |
| JP3377481B2 (ja) | 業務用生ごみ処理装置 | |
| JP2002282831A (ja) | 生ゴミ等混合物の異質混入物分離装置 | |
| KR200481960Y1 (ko) | 음식물 쓰레기 투입호퍼의 침출수 처리용 자켓 클리너 장치 | |
| JP2002224639A (ja) | 廃棄物処理方法とその装置 | |
| JP3407774B2 (ja) | 生ごみ処理機 | |
| KR200155085Y1 (ko) | 음식물쓰레기 처리장치 | |
| JP7114064B2 (ja) | プラスチック包装された食品廃棄物の処理装置及び処理方法 | |
| JP2000308899A (ja) | 廃水浄化装置 | |
| KR100663702B1 (ko) | 음식물쓰레기 자동 건조 장치 | |
| KR20050117978A (ko) | 음식물쓰레기 자동 건조 장치 | |
| WO2021191834A1 (en) | Household appliance for the treatment and disposal of household waste | |
| JP3377486B2 (ja) | 業務用生ごみ処理装置 | |
| KR20230037929A (ko) | 악취방지기능을 갖는 액상 폐기물 처리시설 | |
| JPH02102749A (ja) | 生ゴミ処理機 |