JP2002224639A - 廃棄物処理方法とその装置 - Google Patents

廃棄物処理方法とその装置

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JP2002224639A
JP2002224639A JP2001023717A JP2001023717A JP2002224639A JP 2002224639 A JP2002224639 A JP 2002224639A JP 2001023717 A JP2001023717 A JP 2001023717A JP 2001023717 A JP2001023717 A JP 2001023717A JP 2002224639 A JP2002224639 A JP 2002224639A
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tank
crushing
pieces
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JP2001023717A
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Mineo Sano
峰雄 佐野
Takashi Nakamura
隆 中村
Hajime Ohashi
元 大橋
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物の連続的処理が可能な廃棄物処理装置
の提供。 【解決手段】 廃棄物を破砕しながら破砕された廃棄物
片を貯溜槽に送り込む破砕槽と、当該破砕槽から送り込
まれた廃棄物片を貯溜しつつ乾燥させながら当該廃棄物
片を後述の第2の処理槽に送り出す貯溜槽とを有する第
1の処理槽と、前記貯溜槽から送り込まれた廃棄物片を
滅菌する第2の処理槽と、前記第2の処理槽から送り込
まれた廃棄物片を乾燥する第3の処理槽とを備えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物、中でも医
療行為に伴って破棄される注射器、脱脂綿、包帯、おも
つ、敷布、その他の廃棄物(以下、医療廃棄物ともいう)
の処理方法とその装置に関するもので、特に感染性医療
廃棄物の処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】廃棄物の処理に当たっては、廃棄物に付
着した細菌の滅菌や除去等の処理が重要となる。細菌と
その処理時間について、細菌の数は或る一定以上の温度
に保つと指数関数的に減少することが、米国公的機関
(NAMSA等)によって、図3のグラフに示すように
報告されている。
【0003】図3において、最初に存在していた細菌の
数の90%を殺すのに必要時間をD値とすると、仮に、
最初に106個の細菌が存在していた場合、これを或る
温度で滅菌処理をして105個になる「1T」がD値で
ある。このグラフでは、6T後に、菌数が1個となって
99.9999%減少したことになる。尚、D値は処理
温度により変化し、一般に10℃変わると、1桁程度変
わると言われている。
【0004】他方、熱(温度)に対する細菌(微生物)
の抵抗性については、図4に示す表1の内容が報告され
ている。この表1では、熱処理による活性化判定に用い
られる生物指標(Bacillus Stcarothermophilus (S
菌)ATCC7953)蒸気滅菌のD値は、米国の前記
NAMSAのカタログに、121℃で1.8分と記載さ
れており、10-6にするには10.6分、10-4にする
には7.2分を要する。同じく、(Bacillus Subtilis
var.neger(G菌)ATCC9372)の乾熱滅菌
は、160℃で15分と記載されている。但し、このG
菌は、この表から、湿熱条件下では乾熱条件下よりも死
滅しやすいことが分かる。又、病原菌の一般細菌(栄養
型細菌)は、滅菌の指標菌に比べ、2桁程度短い時間で
滅菌が進むことが分かる。
【0005】このような、医療廃棄物の滅菌レベルは、
米国EPA(Environmental Protection Agency)が
安全性と処理効率とを勘案してガイドラインに図5に示
す表2のような不活性化のレベルを規定されている。こ
のガイドラインは旧・厚生省のガイドラインにも採用さ
れている。医療廃棄物処理業者向けに医療廃棄物処理装
置を提供する場合には、この表2に示すレベル「3」を
必要条件、レべル「4」を十分条件とされている。医療
廃棄物の処理においては、上記のような諸条件等をクリ
アしなければならない。
【0006】さて、従来の医療廃棄物の処理方法では、
廃棄物を一つの密閉容器に投入して破砕し、次に当該密
閉容器内の空気を除菌或いは滅菌してから外部に排気
し、続いて、当該密閉容器内において、例えば、約11
0℃以上150℃以下の高圧蒸気を約10分以上満たし
て、廃棄物を滅菌処理する方法が提案されている。
【0007】又、医療廃棄物の処理装置として特公平7
−114799号公報に開示された装置等がある。この
装置は、廃棄物を破砕する破砕用刃と廃棄物の破片に高
圧蒸気を接触させる加圧ヒータとを内部に備えた圧力容
器と、この圧力容器内の空気を除菌或いは滅菌する手段
と、当該圧力容器内の空気を大気に排気するポンプ手段
とを備えた構成とされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の医療廃棄物の処
理方法や処理装置では、前記のように何れも、一つの密
閉容器を用いており、この一つの密閉容器を用いて、廃
棄物を破砕したり、当該容器内の空気を除菌或いは滅菌
して排気したり、破砕された廃棄物を高圧蒸気にて滅菌
処理したりする等、一連の処理工程が行われていた。こ
のため、一旦投入された廃棄物について上記一連の処理
工程が完了するまでは、次の廃棄物の投入を待たなけれ
ばならず、廃棄物の投入やその処理を連続的に行うこと
ができないという、処理効率上の問題があった。
【0009】本発明は、廃棄物を連続的に処理できる廃
棄物処理方法とその装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の廃棄物処理方
法の発明は、第1の処理槽を破砕槽と貯溜槽とに分け、
前記破砕槽において、廃棄物を破砕しながら破砕された
廃棄物片を前記貯溜槽に送り込む工程と、前記貯溜槽に
おいて、前記破砕槽から送り込まれた廃棄物片を貯溜し
つつ乾燥させながら、当該廃棄物片を第2の処理槽に送
り出す工程と、前記第2の処理槽において、前記貯溜槽
から送り込まれた廃棄物片を滅菌する工程と、第3の処
理槽において、前記第2の処理槽から送り込まれた廃棄
物片を乾燥する工程とを含むことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の廃棄
物処理方法において、破砕槽で廃棄物を破砕する際に、
破砕により生じる粉塵を湿潤化する工程を含むことを特
徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の廃棄物処理方法において、貯溜槽で廃棄物片を
乾燥させる際に、当該廃棄物片を蒸気にて滅菌する工程
を含むことを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の何れかに記載の廃棄物処理方法において、第3の処理
槽で、第2の処理槽から送り込まれた廃棄物片を冷却す
る工程を含むことを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
の何れかに記載の廃棄物処理方法において、破砕槽で廃
棄物を破砕する際に、破砕処方向へ廃棄物を押圧する工
程を含むことを特徴とする。
【0015】請求項6の廃棄物処理装置の発明は、廃棄
物を破砕しながら破砕された廃棄物片を貯溜槽に送り込
む破砕槽と、当該破砕槽から送り込まれた廃棄物片を貯
溜しつつ乾燥させながら当該廃棄物片を後述の第2の処
理槽に送り出す貯溜槽とを有する第1の処理槽と、前記
貯溜槽から送り込まれた廃棄物片を滅菌する第2の処理
槽と、前記第2の処理槽から送り込まれた廃棄物片を乾
燥する第3の処理槽とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項6に記載の廃棄
物処理装置において、破砕槽内に、破砕による粉塵を水
又は蒸気を噴霧する湿潤湿潤化手段を設けたことを特徴
とする。
【0017】請求項8の発明は、請求項6又は請求項7
に記載の廃棄物処理装置において、破砕槽と貯溜槽との
間に、前記破砕槽で破砕された所定サイズの廃棄物片を
前記貯溜槽に落下させるフィルタ手段を設けたことを特
徴とする。
【0018】請求項9の請求項6乃至請求項8の何れか
に記載の廃棄物処理装置の発明は、貯溜槽内に廃棄物片
を滅菌する滅菌手段を設けたことを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、請求項6乃至請求項
9の何れかに記載の廃棄物処理装置において、第2の処
理槽の廃棄物片が第3の処理槽に送り込まれた後に、前
記第2の処理槽へ貯溜槽から廃棄物片を送り込む移送手
段を設けたことを特徴とする。
【0020】請求項11の発明は、請求項6乃至請求項
10の何れかに記載の廃棄物処理装置において、破砕槽
内に、廃棄物を破砕する際、破砕方向へ廃棄物を押圧す
る押圧手段を設けたことを特徴とする。
【0021】請求項12の発明は、請求項6乃至請求項
11の何れかに記載の廃棄物処理方法において、第3の
処理槽に、第2の処理槽から送り込まれた廃棄物片を冷
却する冷却手段を設けたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の廃棄物処
理方法とその装置を、実施の形態1に示す医療廃棄物の
処理装置を例にして、図1及び図2に基づいて説明す
る。図1は処理装置の側面図、図2は処理装置の平面図
である。
【0023】図1及び図2において、1は廃棄物容器
2、2、2・・・を搬送するコンべアである。廃棄物容
器2は、医療行為に伴って破棄された廃棄物が収納され
た容器であり、廃棄物に付着した細菌が遺漏したり、破
れて廃棄物が外部へ露出し易いものであってはならない
が、後述する破砕手段65により比較的容易に破壊でき
る材質、例えば、紙製や樹脂製の容器であるのが好まし
い。
【0024】3は前記コンべア1で搬送されてきた廃棄
物容器2を上方へと搬送するリフト手段としてのエレベ
ータである。エレベータ3が設置されている部屋は一つ
の密閉室4(以下、密閉エレベータ室ともいう)として構
成されており、この密閉エレベータ室4内には、前記コ
ンべア1で搬送されてきた廃棄物容器2を、エレベータ
3が積んだ状態で、計4個収納できる容量を備えてい
る。
【0025】即ち、リフト手段としてのエレベータ3
は、後述の破砕槽61内の破砕手段65により、一度に
破砕可能な数の廃棄物容器2、この例では4個分を、何
時でも破砕槽61に送り込むことができるように構成さ
れているため、破砕槽61即ち破砕手段65への廃棄物
容器2の投入について、搬送ストック31手段としても
機能している。従って、破砕槽61内の廃棄物の破砕処
理が終了すれば、速やかに、破砕槽61に新しい(次
の)廃棄物容器2を投入することができる。
【0026】コンべア1とエレベータ3とを有する前記
の搬送ストック手段は、エレベータ3に所定個数分の廃
棄物容器2がストックされている状態のときには、コン
べア1を停止させ、エレベータ3が廃棄物容器2を破砕
槽61に投入してストックが1個減る度に、コンべア1
が1個の廃棄物容器2をエレベータ3に乗せるため前進
させ、エレベータ3にコンべア1の最終端側の廃棄物容
器2が1個積み込まれるように搬送動作する。こうし
て、エレベータ3には、常に所定個数分の廃棄物容器2
がストックされ、コンべア1はエレベータ3が、常にス
トック状態となるように、必要に応じて断続的に動作す
る。尚、エレベータ3が全てのストックを破砕槽61に
投入した後に、コンべア1を前進させて、エレベータ3
に所定数の廃棄物容器2をストックさせるように動作さ
せてもよい。
【0027】前記の密閉エレベータ室4は、図示されて
いない空調手段により、当該密閉エレベータ室4内をコ
ンべア1からの搬入口(非図示)を境にして負圧とし、当
該密閉エレベータ室4内から外部への細菌や臭気の遺漏
を防止させている。勿論、この密閉エレベータ室4だけ
でなく、同様にして、後述する処理室5自体も負圧とな
るように構成し、当該処理室5内での処理工程から漏れ
出る臭気や廃棄物に付着した細菌等を室外(外部)へ放
散させないようにしている。
【0028】処理室5は、密閉エレベータ室4に隣接し
て配置されており、処理室5内には、エレベータ3から
廃棄物容器2が送り込まれる第1の密閉処理槽6、この
第1の密閉処理槽6で処理された廃棄物片が送り込まれ
る第2の密閉処理槽7、及び、この第2の密閉処理槽7
で処理された廃棄物片が送り込まれる第3の密閉処理槽
8が、順次、上方から下方へと、この例では各槽の一部
が上下に重なるように、順次配設されている。これら第
1乃至第3の密閉処理槽6、7、8を経て廃棄物容器2
やその廃棄物が処理される。尚、処理室5自体、或いは
その他の手段により、外部へ臭気が遺漏しないように処
置されている場合には、第1乃至第3の各処理槽6、
7、8は必ずしも密閉処理槽である必要はなく、単なる
処理槽であってもよい。
【0029】第1の密閉処理槽6は、この例では円筒状
に形成された破砕槽61と、この破砕槽61の底面側に
フィルタ手段63を介して配設された同じく円筒状に形
成された貯溜槽62とが上下に配置され、エレベータ3
から破砕槽61の破砕投入口64から当該破砕槽61に
投入(移送)された廃棄物容器2は、破砕槽61内の底面
側に配設された破砕手段65により、廃棄物容器2ごと
廃棄物を所要のサイズ以下の廃棄物片に破壊し粉砕され
る。以下、破壊及び粉砕を破砕ともいう。
【0030】破砕槽61内には、投入された廃棄物容器
2を、破砕手段65に向けて上方から下方へと押圧する
押圧手段66と、破砕手段65による破砕によって押圧
手段66の上面側に舞い上がる粉塵を湿潤化させる湿潤
化手段67とが設けられている。この湿潤化手段67、
例えば、水若しくは蒸気等の噴霧装置であって、破砕槽
61の内部天井側に配置されている。押圧手段66は、
この例では、当該破砕槽61の内径にほぼ等しい径に形
成された円盤であり、図示されていない油圧駆動手段に
よって、破砕槽61の中央に植設された軸68に沿って
昇降自在に構成されている。エレベータ3から廃棄物容
器2が破砕投入口64から送り込まれる際には、上記の
押圧手段66は邪魔にならないように、図1のように上
昇して退避している。
【0031】尚、前記の円盤状の押圧手段66には、粉
塵が押圧手段66の上面側に及ばないよう当該押圧手段
66の外縁を巡るように、破砕槽61の内周面と摺接す
るブラシ(非図示)を設けておくとよい。又、破砕による
粉塵や廃棄物片等が押圧手段66の上面側に舞い上がっ
て積層した場合には、破砕槽61の天井側に開閉蓋(非
図示)を設けて、メンテナンスの際に除去できるように
構成してもよい。
【0032】第1の密閉処理槽6の破砕槽61に廃棄物
容器2が投入されると、前記破砕投入口64を閉じた
後、押圧手段66を降下させながら破砕手段65を作動
させる。この破砕手段65は、破砕槽61の底面側にあ
って、軸68を中心として、当該軸68から放射状に延
在させた破砕刃を備えた腕が回転するように構成されて
おり、図示されていない破砕駆動手段によって駆動さ
れ、廃棄物容器2を投入された荷姿のままの状態から破
砕して行く。即ち、廃棄物容器2を破壊し、当該廃棄物
容器2から零れ出た廃棄物を破壊し、粉砕して所要サイ
ズの廃棄物片にする。
【0033】尚、破砕手段65の破砕刃(非図示)は、処
理対象物としての廃棄物に応じて適宜形態のものを用い
る。医療廃棄物では、プラスチック、布、紙、ビニール
系、繊維系、金属屑等多彩であるため、一定の形状では
なく、例えば、鋭利な刃と鈍器的な刃とを組合せるとよ
い。
【0034】こうして、廃棄物は押圧手段66によって
破砕手段65の破砕刃に押し付けられながら破砕され、
所定サイズ以下となった廃棄物片は、その自重や前記押
圧手段66の押圧力により、フィルタ手段63を通過し
て貯溜槽62へと逐次落下していく。
【0035】前記のフィルタ手段63は、破砕槽61の
底面に穿たれた無数の孔、この例では、処理済廃棄物と
して最終的に所望される所定サイズの廃棄物片が得られ
るように、径20mm乃至40mm程度の孔を無数に形
成して構成されている。勿論、フィルタ手段63として
は、この例に限らず、無数の穴やスリットを形成したも
の、或いは網を用いて形成したものであってもよい。
又、フィルタ手段63として振るい網状のもので構成し
てもよい。尚、破砕槽61において、廃棄物はこのフィ
ルタ手段63を通過可能な所定サイズ以下となるまで破
砕手段65によって破砕される。
【0036】この実施の形態1では、破砕手段65とし
て、水平回転する破砕手段65による破砕について説明
したが、これに限らず、例えば、対向する2個のローラ
を垂直方向に回転させながら、当該両ローラの表面に、
相補形状に設けた刃と刃との間に、廃棄物容器2や廃棄
物を捲込ませながらせん断破砕させる構成としてもよい
(非図示)。この場合には上記の押圧手段66を無用とす
ることもできる。
【0037】次に、貯溜槽62の廃棄物片ストック手段
について説明する。貯溜槽62は、破砕槽61の破砕手
段65により、所定サイズ以下に破砕された廃棄物片
を、次の工程である第2の密閉処理槽7における滅菌工
程(詳しくは後述する)に送り出して移送するに際し
て、当該滅菌工程における処理状況に応じて、廃棄物片
を適宜量移送したり、移送させずに貯溜したりするた
め、一旦集積させておくためのストック手段(以下、廃
棄物片ストック手段ともいう)として機能する。
【0038】この貯溜槽62は、槽底面に摺接しながら
槽中央を中心として回動する乾燥手段しての攪拌羽根6
9を備えており、この攪拌羽根69を図示しない攪拌駆
動手段を介して回動させながら、当該槽の底面に設けら
れた滅菌投入口71を開口させて、廃棄物片を次の工程
である第2の気密処理槽7へと送り出す。この送出量
は、例えば、前記の滅菌投入口71の開口面積や開口時
間等により調整すればよい。
【0039】又、この貯溜槽62では、前記の攪拌羽根
69を回動させることにより、貯溜されている廃棄物片
を乾燥させている(以下、この乾燥を一次乾燥ともい
う)。尚、前記乾燥手段においては、乾燥熱風等を当該
貯溜槽62に吹込ませるように構成させてもよい(非図
示)。貯溜槽62に落下してくる廃棄物片は、破砕槽6
1における湿潤化手段67により、若干の湿気を帯びる
虞があるため、この攪拌による乾燥作用で、当該廃棄物
片の湿気を除去させる。
【0040】又、この貯溜槽62において、廃棄物片を
攪拌羽根69により攪拌して乾燥させながら、或いは、
乾燥させた後、滅菌手段としての加熱手段(非図示)によ
り、例えば、当該槽62内に蒸気を供給して一部雑菌を
滅菌処理するように構成している(以下、この滅菌を一
次滅菌処理ともいう)。一次滅菌処理を行う滅菌手段と
しての加熱装置としては、前記の蒸気に限らず、例え
ば、貯溜槽62を例えば底面側から直接加熱してもよい
し、乾燥熱風を当該槽62内に送り込む構成としている
(非図示)。何れの場合においても、加熱温度は、例え
ば、80〜100℃とし、攪拌のスピードは20〜30
rpm程度であれば、湿気や水分の除去と一次滅菌とを
十分効果的に行うことができる。
【0041】前記第1の密閉処理槽6内の各処理工程に
よって生ずる騒音に対しては、破砕槽61や貯溜槽6
2、更には、当該密閉処理槽6を防音効果の高いパネル
で覆う構成としたり(非図示)、同様にして生する振動に
対しては、各槽6、61、62のフレーム取付け部分等
に防振ゴム等を介在させる構成とするとよい(非図示)。
又、廃棄物片から発生する臭気やチリ等が外部に漏れな
いよう、外部に対して各層6、61、62内を負圧とす
るよう適宜の空調手段を設けてもよい(非図示)。
【0042】更に、メンテナンス時や故障等の不慮の事
故に備え、処理途中で電源が0FFとなった場合には、
自動的に破砕投入口64や滅菌投入口等71等の各工程
間に介在する廃棄物移送通路に適宜開閉扉等を設けて閉
状態とするように構成してもよい(非図示)。又、処理途
中において、廃棄物容器2や廃棄物片等を内部から外に
取出す必要が生じる事態を考慮して、予め、破砕槽61
や貯溜槽62、更には第1の密閉処理槽6全体等を、前
記の加熱装置やその他適宜の熱源を利用して、120℃
にて2時間程度加熱処理できる構成としておくと更によ
い(非図示)。
【0043】次に第2の密閉処理槽7について説明す
る。第1の密閉処理槽6の貯溜槽62でストック(貯
溜)された廃棄物片は、第2の密閉処理槽7内での廃棄
物片の処理が完了して、次の処理工程が行われる第3の
密閉処理槽8へ廃棄物移送通路81を介して廃棄物片が
送り出された後に、即ち、当該第2の密閉処理槽7が空
になった状況下で、攪拌羽根69の回動により、開閉扉
(非図示)を有する滅菌投入口71を経て、廃棄物片を送
り込む。従って、この例では、攪拌羽根69及び廃棄物
片移送通路としての滅菌投入口71が廃棄物片を送り込
む移送手段として機能している。
【0044】第2の密閉処理槽7も第1の密閉処理槽6
と同様に密閉構造となっており、第1の密閉処理槽6の
貯溜槽62と、適宜の開閉扉を備えた廃棄物片移送通路
としての滅菌投入口71を介して開閉可能に連通されて
いる。尚、この廃棄物片移送通路には、二つの開閉扉
(非図示)を設けて、例えば、貯溜槽の底部と第2の密閉
処理槽7の上部とにぞれぞれ開閉扉(非図示)を設けて、
これらを開放して、貯溜槽62へ廃棄物縁を落下させる
構成としてもよい。
【0045】この第2の密閉処理槽7は、廃棄物片を本
格的に滅菌処理する滅菌処理槽であり、滅菌手段として
加熱装置或いは加熱高圧蒸気装置(ボイラー)等を用い
て滅菌が行われる。この例では、滅菌手段として加熱蒸
気供給ボィラー(非図示)を備えており、その蒸気が給排
される蒸気通路72が接続されている。従って、この第
2の密閉処理槽7は圧力容器として構成されるのが好ま
しい。又、第2の密閉処理槽7内には、第1の密閉処理
槽6と同様の構成の攪拌羽根73が攪拌手段として設け
られており、廃棄物片はこの攪拌手段(73)で攪拌さ
れながら処理される。
【0046】この密閉処理槽7においては、通常、二次
乾燥処理及び最終滅菌処理が行われる。第1の密閉処理
槽6の貯溜槽62から送り込まれた廃棄物片は、当該貯
溜槽62における一次乾燥処理が施されても、なお、含
有率10〜15%程度の水分をもっているため、後述の
滅菌効果を高めるために、前処理として、攪拌手段(7
3)を乾燥手段として用いて、適度な乾燥処理をおこな
った方がよい(二次乾燥処理)。さて、密閉処理槽7にお
ける二次滅菌処理は、廃棄物片の材質や量等の条件にも
よるが、攪拌羽根73で廃棄物片を攪拌しながら、80
℃で3〜6分程度加熱する。この二次滅菌処理によっ
て、大半の細菌を滅菌することができる。尚、送り込ま
れた廃棄物片がこの二次滅菌処理に適する水分含有量で
あれば、前処理としての乾燥処理(二次乾燥処理)を行う
必要はない。
【0047】次に、この密閉処理槽7にける最終滅菌処
理としては、前記の二次滅菌処理と同様に攪拌羽根73
で廃棄物片を攪拌しながら、例えば、加熱高圧蒸気を利
用して121℃20分程度の処理条件を保持させること
によって行う。尚、滅菌手段としての前記の加熱蒸気供
給ボィラーにより、当該密閉処理槽7内の滅菌処理条件
を126℃15分、或いは132℃5分とすることもで
きる。何れにしても、このような滅菌処理条件は処理対
象である廃棄物片の状態に応じて適宜設定する。
【0048】尚、加熱高圧蒸気を利用して滅菌処理をす
る場合には、激しい臭気の発生を伴うので脱臭装置(非
図示)を適宜設置しておくとよい。勿論、脱臭装置は、
この処理工程に限らず、密閉エレベータ室4や第1の密
閉処理槽6や後述の第3の密閉処理槽8等、およそ、臭
気の発生を伴う処理工程の各所に適宜設置するとよい。
【0049】こうして、第2の密閉処理槽7での最終滅
菌処理を完了した廃棄物片は、次の乾燥冷却処理が行わ
れる第3の密閉処理槽8に移送手段を介して送り込まれ
る。この移送手段は、当該第3の密閉処理槽8が空にな
った状況下で、攪拌羽根73の回動により、開閉扉(非
図示)を有する滅菌投入口81を経て、第2の密閉処理
槽7から廃棄物片を送り込む。従って、この例でも、攪
拌羽根73及び廃棄物片移送通路としての乾燥投入口8
1が廃棄物片を送り込む移送手段として機能している。
尚、第3の密閉処理槽8に送り込まれた廃棄物片の温度
は、おおむね120℃程度である。
【0050】次に、第3の密閉処理槽8について説明す
る。この第3の密閉処理槽8では、廃棄物片の乾燥と冷
却処理工程とが行われて、廃棄物片が最終的に乾燥(三
次乾燥処理)される。第3の密閉処理槽8における最終
的な乾燥処理手段としては、当該密閉処理槽8の底部或
いは側面部に適宜に設けられた加熱装置(非図示)によっ
て、当該槽8内に所要の加熱状態をつくり、密閉処理槽
8内に設けられた攪拌手段82により、廃棄物片を攪拌
させながら乾燥させる。勿論、この乾燥処理において
は、徐々に槽内温度を下降させもよい。この場合、例え
ば、比較的温度が低い外気をエアーブロー(非図示)等に
より当該密閉処理槽8内に吹込ませてもよい。
【0051】こうして、廃棄物片を乾燥しつつ外気温に
近い状態に冷却する。これにより、臭気の発生を抑制さ
せることもできる。尚、この実施の形態では、第3の密
閉処理槽8及び当該密閉処理槽8内に設けられた攪拌手
段82は、第2の密閉処理槽7や貯溜槽62及びそれに
内設された攪拌手段69、73の構造と実質的に同様の
構成とされている。
【0052】さて、前記の第3の密閉処理槽8で乾燥冷
却された廃棄物片は、適宜、配設された搬送コンべア9
等を介して、例えば、最終処分用コンテナ11等に搬送
され、移載される。この場合、搬送途中の廃棄物片が外
部の風等により飛散しないように、コンベア9をカバー
10で被うとよい。こうして、最終処分用コンテナ11
に搬送されて、移載された廃棄物片は一般産業廃棄物と
して処理することができる。
【0053】尚、この実施の形態1では、一次滅菌処
理、二次滅菌処理、最終滅菌処理を行なう場合を例に説
明したが、何れかの滅菌処理を省略しても、最終処理さ
れた廃棄物片が所定の条件を満たす場合には、勿論、何
れかの滅菌処理工程を省略した処理方法や省略した装置
として構成してもよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1乃至請求項12の発明によれ
ば、一般の廃棄物のみならず、大量の感染性一般廃棄物
及ぴ感染性産業廃棄物を一般産業廃棄物とすると共に、
保守、メンテナンスの際における細菌の放散を阻止で
き、処理効率を向上させ、保守、メンテナンス性に優れ
た医療廃棄物の処理を行うことができる。又、何れの発
明も、第1の処理槽に貯溜槽を備えているので、処理工
程全体として廃棄物を連続的に効率よく処理することが
できる。
【0055】請求項1及び請求項6の各発明は、第1の
処理槽において、廃棄物の粉砕を行いながら、粉砕され
た廃棄物片を乾燥しつつ、次の工程の処理状況に応じて
貯溜(ストック)することができるので、処理工程全体
における廃棄物の移送を調整することができ、処理工程
全体を連続的に運用することができ、効率よく廃棄物を
処理できる。
【0056】請求項4の発明は、第1の処理槽におい
て、廃棄物の粉砕を行いながら、粉砕された廃棄物片を
乾燥しつつ、第2の処理槽以降の工程の処理状況に応じ
て廃棄物を貯溜し、或いは、移送することができるの
で、次の工程以降において連続的に廃棄物を処理するこ
とができる。
【0057】請求項2、請求項5の各発明によれば、何
れも、槽内における粉塵の舞い上がりや、細菌の空気中
への飛散を防止することができ、細菌を廃棄物に付着さ
せたまま、効率よく滅菌することができる。
【0058】請求項5、請求項11の各発明によれば、
何れも、破砕処理効率を高めることができる。
【0059】請求項9の発明によれば、何れも、第1の
処理槽においても一次滅菌を行うので、第2の処理槽に
おける二次、三次(最終滅菌)の滅菌処理と相俟って、よ
り確実に滅菌することができ、処理後の廃棄物片を一般
廃棄物として処理することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の処理装置の側面図である。
【図2】 実施の形態1の処理装置の平面図である。
【図3】 一般的な滅菌時間と滅菌の関係を示したグラ
フである。
【図4】 一般的な微生物の抵抗性を示した表である。
【図5】 米国EPAが不活性化のレベルを規定した表
である。
【符号の説明】
1 コンベア、2 廃棄物容器、6 第1の処理槽、7
第2の処理槽、8第3の処理槽、61 破砕槽、62
貯溜槽、63 フィルタ手段、65 破砕手段、66
押圧手段、67 湿潤化手段、69 攪拌羽根(乾燥
手段)、71滅菌投入口(廃棄物片移送通路)、72
蒸気通路(滅菌手段)、73 攪拌羽根、81 乾燥口
投入手段((廃棄物片移送通路))、82 攪拌羽根
(乾燥手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 元 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3L113 AA04 AB02 AB03 AC01 AC45 AC46 AC54 AC58 AC59 AC63 AC64 AC85 AC87 BA01 CA02 DA01 DA22 DA26 4D004 AA48 AB10 CA03 CA04 CA12 CA22 CA32 CA42 CA46 CB04 CB16 CB37 CB46 DA02 DA06 4D067 DD03 DD06 GA19 GB05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の処理槽を破砕槽と貯溜槽とに分
    け、前記破砕槽において、廃棄物を破砕しながら破砕さ
    れた廃棄物片を前記貯溜槽に送り込む工程と、前記貯溜
    槽において、前記破砕槽から送り込まれた廃棄物片を貯
    溜しつつ乾燥させながら、当該廃棄物片を第2の処理槽
    に送り出す工程と、 前記第2の処理槽において、前記貯溜槽から送り込まれ
    た廃棄物片を滅菌する工程と、 第3の処理槽において、前記第2の処理槽から送り込ま
    れた廃棄物片を乾燥する工程とを含むことを特徴とする
    廃棄物処理方法。
  2. 【請求項2】 破砕槽で廃棄物を破砕する際に、破砕に
    より生じる粉塵を湿潤化する工程を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の廃棄物処理方法。
  3. 【請求項3】 貯溜槽で廃棄物片を乾燥させる際に、当
    該廃棄物片を蒸気にて滅菌する工程を含むことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の廃棄物処理方法。
  4. 【請求項4】 第3の処理槽で、第2の処理槽から送り
    込まれた廃棄物片を冷却する工程を含むことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3の何れかに記載の廃棄物処理方
    法。
  5. 【請求項5】 破砕槽で廃棄物を破砕する際に、破砕処
    方向へ廃棄物を押圧する工程を含むことを特徴とする請
    求項1乃至請求項4の何れかに記載の廃棄物処理方法。
  6. 【請求項6】 廃棄物を破砕しながら破砕された廃棄物
    片を貯溜槽に送り込む破砕槽と、当該破砕槽から送り込
    まれた廃棄物片を貯溜しつつ乾燥させながら当該廃棄物
    片を後述の第2の処理槽に送り出す貯溜槽とを有する第
    1の処理槽と、 前記貯溜槽から送り込まれた廃棄物片を滅菌する第2の
    処理槽と、 前記第2の処理槽から送り込まれた廃棄物片を乾燥する
    第3の処理槽とを備えたことを特徴とする廃棄物処理装
    置。
  7. 【請求項7】 破砕槽内に、破砕による粉塵を水又は蒸
    気を噴霧する湿潤湿潤化手段を設けたことを特徴とする
    請求項6に記載の廃棄物処理装置。
  8. 【請求項8】 破砕槽と貯溜槽との間に、前記破砕槽で
    破砕された所定サイズの廃棄物片を前記貯溜槽に落下さ
    せるフィルタ手段を設けたことを特徴とする請求項6又
    は請求項7に記載の廃棄物処理装置。
  9. 【請求項9】 貯溜槽内に廃棄物片を滅菌する滅菌手段
    を設けたことを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れ
    かに記載の廃棄物処理装置。
  10. 【請求項10】 第2の処理槽の廃棄物片が第3の処理
    槽に送り込まれた後に、前記第2の処理槽へ貯溜槽から
    廃棄物片を送り込む移送手段を設けたことを特徴とする
    請求項6乃至請求項9の何れかに記載の廃棄物処理装
    置。
  11. 【請求項11】 破砕槽内に、廃棄物を破砕する際、破
    砕方向へ廃棄物を押圧する押圧手段を設けたことを特徴
    とする請求項6乃至請求項10の何れかに記載の廃棄物
    処理装置。
  12. 【請求項12】 第3の処理槽に、第2の処理槽から送
    り込まれた廃棄物片を冷却する冷却手段を設けたことを
    特徴とする請求項6乃至請求項11の何れかに記載の廃
    棄物処理方法。
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