JPH0751472Y2 - 正立方体組立容器 - Google Patents

正立方体組立容器

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JPH0751472Y2
JPH0751472Y2 JP1989029117U JP2911789U JPH0751472Y2 JP H0751472 Y2 JPH0751472 Y2 JP H0751472Y2 JP 1989029117 U JP1989029117 U JP 1989029117U JP 2911789 U JP2911789 U JP 2911789U JP H0751472 Y2 JPH0751472 Y2 JP H0751472Y2
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JP
Japan
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container
circular
convex portion
cubic
concave portion
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JP1989029117U
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English (en)
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JPH02120331U (ja
Inventor
広 増田
庸一 伊沢
薫 大林
隆裕 香川
均 栗原
嘉人 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Sheet and Frame Co Ltd
Original Assignee
Toho Sheet and Frame Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、各種プラスチック、金属板等の材料によ
り、固体、液体、粉粒体等を収納することができる、積
木風に組立可能な正立方体組立容器に関するものであ
る。
(考案の背景) 従来、組合せ容器、組立可能な容器は、種々考案されて
いるが、特殊な構造であり、複雑な形状のものしか存在
しておらず、簡単な形状、構造で、しかも、材料にかか
わらず簡単に製作できる組立可能な容器が要望されてい
る。
(従来の技術とその問題点) 昭和60年11月18日に公告された実公昭60-38522号は、組
立可能な容器が開示されている。その容器は「角形容器
胴部周面に円板状の凸部及び円板状もしくは溝状の凹部
をそれぞれ任意の個数設け、凸部は凹部へ嵌合可能な寸
法のものとし、凹部には凹所内方向に拡がる凹係止縁
を、凸部には突起側方向に拡がる凸係止縁をそれぞれ設
け、凸係止縁の外径は凹係止縁の内径より僅かに大きい
ものとし、凹部と凸部には点状もしくは線状の小突起又
は小凹所を設け、相互に重ね合わせることのできるもの
とした組立可能な容器。」を特徴としている。
しかし、この組立可能な容器は最低4面に凹凸部を2ケ
所づつ設けることによって組立可能に形成したもので、
しかも、凹部、凸部に点状もしくは線状の小突起、又
は、小凹所を設けてあるので、形状が複雑なため加工が
大変困難であり、経済的に割高なものになっている欠点
があった。又、従来技術である、この考案は、使用ずみ
の容器を連結して玩具、その他に転用できる容器に関す
るものであるため瓶口を応用するような形状にならざる
を得ず、形状が複雑になる欠点があった。
その他、昭和58年9月24日に公告された、実公昭58-422
94号は、包装容器が開示されている。この容器は、「全
体が偏平型でその厚みと、各辺の長さ寸法を略等しく設
定した適数個の嵌合突部1・・・及び嵌合凹部2・・・
を設け、該嵌合突部1・・・の少なくとも一個に孔部3
を形成し、さらに上記厚みと各辺の長さ寸法が略等しい
正方形の嵌合孔部7を貫設して、上記嵌合突部1と嵌合
凹部2と嵌合孔部7が適宣嵌合組立自在として、全体が
プラスチックで一体的に中空状に形成されたことを特徴
とする包装容器。」で特殊な形状の容器で組立も可能な
ものであるが、この従来技術においても、先の実公昭60
-38522号と同じような欠点を有している。
更に、実公昭59-14334号、実公昭55-49540号等の従来技
術があるが、いずれも複雑な形状並びに、加工も困難で
製作費が高くなり、実用的なものではない。
(考案の目的) 以上に述べた従来技術とその問題点において、製作加工
時間、製作加工費用等、生産性に対する要求と品質上の
アンバランスを極力少なくする点からも、この考案の目
的は、 互換性があること。
製作加工時間が少なくてすむこと。
製作加工費が安価であること。
構造をシンプルにすることによって製品の品質にバラ
ツキを起こさないようにすること。
子供が庭等で遊びながら組立る際、知恵を出しながら
円形凹凸部を工夫して組立ることができること。
稜角を挾んだ2辺が、必ず連続する面の3面にだけ、
円形状凹部、凸部を形成することによって、組立てた際
円形状凸部が円形状凹部に嵌合し、連結した各容器が密
着した状態で組立てることができること。
これら〜の条件を全て満足した組立可能な容器を提
供することである。
(実施例) この考案の実施例においては、第1図、第2図に示すよ
うに、第1正立方体容器(A)、第2正立方体容器
(B)をプラスチック材、金属板等で製作し、該第1正
立方体容器(A)(第1図に示す)は胴部周面(1)の
稜角(2)を挾んだ2辺が必ず連続する胴部周面の3面
の内、1面の中心に円形状凸部(3)を1ケ所、残り2
面に第2正立方体容器の円形状凸部と嵌合できる円形状
凹部(4)を、各1ケ所づつ設けたもので、又、第2正
立方体容器(B)(第2図に示す)は胴部周面(1′)
の稜角(2′)を挾んだ2辺が必ず連続する胴部周面の
3面の内、1面の中心に円形状凹部(4′)を1ケ所、
残り2面の中心に前記第1正立方体容器の円形状凹部と
嵌合できる円形状凸部(3′)を、各1ケ所づつ設けた
ものとの2種類の正立方体容器による円形状凹部と円形
状凸部を嵌合させることによって、上下、左右方向相互
に連結できるようにした正立方体組立容器である。
これを、第1、第2正立方体容器の円形状凹部と円形状
凸部の嵌合によって適宣に上下、左右方向相互に、第3
図に示すように各正立方体容器同志は隙間のない密着状
態に連結することができる。尚、角部を面取りすること
は、必要に応じて行えばよいのは、いうまでもない。
以上説明したように、6面ある内の3面のみを利用し
て、円形状の凹凸部を形成するだけなので、従来のよう
に、4面凹凸部を設けるものより、1面分凹凸部が少な
くてすむということは、加工時間、加工費用の削減につ
ながる。又、従来のものは、容器そのものの形状が、特
殊な形状で組立ができるようにしているが、これとても
製作加工時間、製作加工費用は嵩むことになる。
これに対して、本願考案は、円形状凹凸部を稜角を挾ん
だ2辺が必ず連続する3面に、凹部を2面に各1ケ所、
凸部を1面に1ケ所設たものと、凹部を1面に1ケ所、
凸部を2面に各1ケ所設けたものとにより、従来の1種
類のものだけで、種々な組立形状の容器を作ることより
も簡単に種々な組立形状の容器を作ることが可能であ
る。これは、何故かというと、形状がシンプルであるた
めに、製作加工時間、製作加工費用が少なくてすみ、し
かも、極めて互換性が高く、凹凸部の嵌合によって組立
てた容器同志は密着状態に隙間がないように組立を簡単
に行うことができる。
(考案の効果) 以上のような、シンプルな構成であるため従来の技術に
較べて、製作加工時間が少なくてすみ、製作加工費用も
削減することができ、しかも凹凸部の数を違えた2種類
の正立方体容器を用意することにより組立が簡単に行え
る極めて実用性の高い組立可能な容器を提供することが
できる。また、各容器を組立てた際、隙間を生ぜず、密
着状態にすることができるので、流通手段としてもコン
パクト化できる。尚、遊び場、キャンプ場等で利用する
際、凹凸部に出入口を設けることによって一個の容器と
して、内容物を収納することもでき、又、子供の遊び道
具として積木にしたり、椅子の替わりに利用することも
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の凸部1ケ所、凹部2ケ所を
もった正立方体組立容器を示す斜視図、第2図は、本考
案の実施例の凹部1ケ所、凸部2ケ所をもった正立方体
組立容器を示す斜視図、第3図は、組立てた際の凸部1
ケ所、凹部2ケ所をもった正立方体容器と、凹部1ケ
所、凸部2ケ所をもった正立方体容器との配置関係の一
例を示した平面図である。 添付図面において、参照文字、数字の主なものを列挙す
ると、次の通りである。 A、B……正立方体組立容器 1、1′……胴部周面、2、2′……稜角 3、3′……円形状凸部、4、4′……円形状凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 香川 隆裕 東京都中央区日本橋3―12―2 東邦シー トフレーム株式会社内 (72)考案者 栗原 均 東京都新宿区若葉1―22 株式会社パンデ コン情報デザイン研究所内 (72)考案者 笠原 嘉人 東京都新宿区市ケ谷田町2―38 株式会社 ジバコ内 (56)参考文献 実開 昭56−91227(JP,U) 実公 昭60−38522(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1正立方体容器の胴部6面のうちの3面
    だけを、稜角を挾んだ2辺が、必ず連続する面のうち1
    面の中心に円形状凸部1ケ所、残り2面の各々の面の中
    心に円形状凹部を1ヶ所づつ設け、第2正立方体容器の
    胴部の6面のうち3面だけを、稜角を挾んだ2辺が、必
    ず連続する面のうち1面の中心に前記第1正立方体容器
    の円形状凸部が嵌合できる円形状凹部1ケ所、残りの2
    面の各々の面の中心に前記第1正立方体容器の円形状凹
    部に嵌合できる円形状凸部を1ヶ所づつ設け、該第1正
    立方体容器と第2正立方体容器の2種の容器を用いて円
    形状凹部と円形状凸部を嵌合させることによって、上
    下、左右方向相互に連結できるようにしたことを特徴と
    する正立方体組立容器。
JP1989029117U 1989-03-16 1989-03-16 正立方体組立容器 Expired - Lifetime JPH0751472Y2 (ja)

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JPH02120331U JPH02120331U (ja) 1990-09-28
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JP2014532011A (ja) * 2011-09-09 2014-12-04 ザ チラフィッシュ カンパニー エンフェーThe CHILLAFISH Company NV 貯蔵容器

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