JPH0751394B2 - 筆記具、塗料用具、製図用具などの再充填用再充填容器 - Google Patents

筆記具、塗料用具、製図用具などの再充填用再充填容器

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JPH0751394B2
JPH0751394B2 JP3513839A JP51383991A JPH0751394B2 JP H0751394 B2 JPH0751394 B2 JP H0751394B2 JP 3513839 A JP3513839 A JP 3513839A JP 51383991 A JP51383991 A JP 51383991A JP H0751394 B2 JPH0751394 B2 JP H0751394B2
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ミュック,ゲルハルト
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シュヴァン スタビロ シュヴァンホイゼル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー
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    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K11/00Filling devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D34/00Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • A45D34/042Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a brush or the like

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、請求項1に記載の再充填容器に関するもので
ある。
発明の背景技術 上記のような用途の器具では、毛管作用を利用したアプ
リケーター部材は繊維状の吸上げ材などでできており、
この材料は器具の容器内に納められている液体を毛管作
用で吸い出すのに適している。この場合、一般にアプリ
ケーター部材の近傍に配設されている通気管は気圧の低
下を防止する役割を果たし、アプリケーター部材からの
液体の流出を妨げないようにしている。
このタイプの器具としては、器具の容器に貯蔵されてい
る液体が使い尽くされると捨てられてしまう1回限りの
器具または使い捨て器具が一般的である。このような器
具は環境汚染の原因となり、このような汚染は無視する
ことができない。
上記のようなタイプ、特に万年筆などの筆記具用の再充
填容器がドイツ特許DE−C−859 719に開示されてい
る。この特許のプラグ部品は、中央に開口部を有した円
筒スリーブ状をしており、このため再充填容器を封止す
るために別の部品つまりストッパーが必要である。しか
しながら、再充填容器を使用しながら筆記具を充填する
場合、ストッパーをプラグ部品から取り外さなくてはな
らない。このように取り外してしまうと、ストッパーが
紛失し、そのためプラグ部品や再充填容器を封止できな
くなってしまうという問題がある。
発明の開示 従って、本発明の目的は、上記のタイプの器具の再充填
を簡単にまた短時間に行うのに適した上述のタイプの再
充填容器を提供することにあり、容器内の液体を使い終
わった後に捨てる必要がなくなる。
上記目的を達成するために、本発明に係る再充填容器は
請求項1に記載の構成要件で構成されている。当該容器
の他の態様は添付の従属請求項に記載するとおりであ
る。
前記再充填容器は、適当な低粘性液体を簡単に充填する
ことができ、簡単に製造できるように円筒状をしてい
る。このような器具の再充填用再充填容器は安価に得る
ことができる。筆記用具の場合に比べ、塗装や製図用具
などの場合には再充填容器の取り扱い頻度が比較的少な
いため、再充填容器は、器具よりも薄いゲージなどの材
料で作製することができる。このように厚みが少ないた
め、使用する原料の量も少なくなり、資源の節約にな
る。また、ごみ処理問題の軽減にも貢献する。
本発明の再充填容器においては、ネック部とクロージャ
ー部材とに、これらを互いに嵌合自在とする螺刻部を設
けるようにしてもよい。この場合、ネック部の内面にネ
ジ山を螺刻し、一方、クロージャー部材の外面に対応す
るネジ山を螺刻するのが好ましい。
前記再充填容器のはどのような形でもよく、例えば、前
記再充填容器のネック部とクロージャー部材に、嵌合自
在な差し込みクロージャー部材を取り付けることも可能
である。
クロージャー部材をプラグまたはストッパーのようにネ
ック部分に密閉自在に装着することができれば、前記再
充填容器を他の形に簡略化することもできる。この場
合、ネック部は、螺刻部や差し込みクロージャー部材を
備えた構成に比べて一層簡略化される。
あるいは、ネック部へクロージャーホイルを溶接してネ
ック部を封止することも可能である。
本発明の再充填容器を用いて様々な異なる容器に充填で
きるようにするため、再充填容器の内部は開口端から徐
々に径が小さくなるように構成するとよい。この構成の
場合、ネック部内を単純な円錐形としたり、あるいは、
ネック内部に再充填容器側からネック部の開口端へ径が
徐々大きくなるよう軸方向に連続スペースを段階的に形
成することも可能である。各スペースには、再充填容器
のネック部と充填される器具のケーシングとの間のシー
リングの信頼性を確保するため円周方向に隆起したシー
リングリップが形成されており、前記ケーシングからは
アプリケーター器具のアプリケーター部材が延出してい
る。適当なポンプ作用を行わせるために器具の壁面を繰
り返し圧縮できるよう前記器具の壁面が適度な弾力性を
もって構成したり、あるいは、適当なポンプ作用を行わ
せるために再充填容器を繰り返し圧縮することにより、
再充填容器のネック部に正しく挿入されている器具へ再
充填が行われ、この再充填動作により、アプリケーター
部材の近傍に形成されている通気孔を介して前記再充填
容器から器具の容器内へと液体が流出する。
本発明の再充填容器のネック部は、容器の表面と一体に
成形することができ、また、前記ネック部から最も遠い
側にある前記再充填容器の端部を密閉することも可能で
ある。本発明の再充填容器のその他の構成としては、前
記再充填容器の第一の部分に前記ネック部を取付け、こ
の第一部を前記再充填容器の第二部分へ密閉接続する。
あるいは、一般に前記再充填容器構造は、構造的に単純
で廉価な円筒状容器であるため、器具の容器に納められ
ている液体を使い尽くした後に再充填容器内の液体で前
述のタイプの器具を再充填することができるという利点
がある。従って、器具の容器に初めから充填されていた
液体が使い尽くした後でも器具を捨てる必要がないた
め、環境汚染の防止に貢献することができる。
本発明によれば、前記再充填容器のネック部にキャップ
状のクロージャープラグまたはストッパーを配設するこ
とができる。前記プラグまたはストッパーは、再充填容
器を向けて配設されており、また、静止位置と再充填位
置の間を軸方向に摺動自在に移動する。前記静止位置で
は、プラグまたはストッパーによって再充填容器は密閉
され、一方、再充填位置では、再充填容器の内部と一端
が開口されたクロージャープラグの挿入用スペースが互
いに連通される。前記スペースは一端のみが開口されて
おり、このスペース内にアプリケーター部材を挿入する
ことができる。また、同じく、前記スペースには充填を
行う器具のケーシングの一部を密閉自在に挿入すること
ができる。前記ケーシング部はアプリケーター部材の近
傍に配設されており、ガス抜き路を備えている。
上記再充填容器は透明材で構成されているため内部の液
体の充填状態あるいは液体の色を簡単に判別できる。再
充填容器は、充填を行う器具(以下、充填器具と称す)
の容器の容積にほぼ等しい貯蔵容器を有している。しか
しながら、再充填容器の容積は、充填する器具の容器の
容積よりもかなり小さいほうが好ましい。また、前記再
充填容器はわずかに2つの部品で構成されているため、
簡単に製造および嵌着できる利点がある。このような再
充填容器を備えていれば、比較的粘性の低い適当な液体
を手を汚すことなく、また、短時間に空の器具へ充填で
きる。このため、充填器具には、アプリケーター部材が
嵌着されている。このアプリケーター部材は、充填器具
のケーシングに形成されているつば状部がクロージャー
部材の受け部の内面に当接して密閉するまで一端が開口
した前記クロージャープラグの受け部内へ挿入される。
前記ケーシングは前記アプリケーター部材に近接してお
り、ガス抜き路を備えている。充填器具をさらに再充填
容器の中に押し込むとクロージャープラグは前記充填器
具に押されて再充填容器内へ押し込まれる。このため、
クロージャープラグは密閉静止位置から再充填位置へと
移動し、この再充填位置において、再充填容器の内部と
クロージャープラグ内の挿入用スペースの一部との間に
液体用の流路が形成される。前記挿入用スペースは充填
器具によって密閉される。そして、再充填容器内の液体
は、充填器具によって密閉されているクロージャープラ
グ内の挿入用スペース内へと流入する。液体は、さらに
この挿入用スペースからアプリケーター部材の近傍に配
設されているガス抜き路を通って充填器具の容器内へと
流入する。ケーシングの壁面を繰り返し圧縮することに
より液体の充填を早めることができる。再充填容器の軸
方向で充填器具を何度も前後に移動させると充填器具へ
の再充填はもっと簡単になり、この結果、再充填容器と
充填器具との間にポンプ作用が生じる。
キャップ状のクロージャープラグまたはストッパーは端
部と、スリーブまたは円筒部を備えており、これらは一
体に接続されている。また、この端部とスリーブによっ
て一端が開口した挿入スペースが形成されている。前記
キャップ状クロージャープラグは、例えば、比較的硬度
が高いポリプロピレンあるいはポリエチレンなどの材料
でできている。一方、前記再充填容器は、透明ポリプロ
ピレンやポリエチレンなどでできている。
本発明の再充填容器は、一定の形の器具だけではなく、
形の異なる器具にも繰り返し充填ができるため、挿入ス
ペースは開口端の方向に径が大きくなるような形とする
のがよい。この場合、挿入スペースを円錐形に構成して
おけば挿入スペースの大きさの範囲内であれば実質的に
全ての器具に再充填することができる。しかしながら、
クロージャープラグの挿入スペースは、クロージャープ
ラグの端部から軸方向に連続して段階的に径が大きくな
るよう形成されている。このような場合は、段階的に径
が大きくなっている挿入スペースの各スペースの円周の
段部の近傍にシーリングリップを形成することも可能で
ある。このように各段にシーリングリップを配設するこ
とにより、再充填が必要な器具のシーリングが確実に行
え、また、ガス抜き路を備え、アプリケーター部材が延
出しているケーシングであっても密閉することができ
る。このようにシーリングを行うことができるため、充
填器具を汚さずに再充填できるという利点がある。ある
いは、クロージャープラグの開口部を構成している前記
挿入スペースの回りで、クロージャープラグまたは再充
填容器の開口端近傍に円周方向に隆起したシーリングリ
ップを形成しても上記と同様の効果が得られる。
すでに説明したように、アプリケーター部材の近傍にあ
るケーシングのつば状部がクロージャープラグ内の挿入
スペースの内面に当接するまで、アプリケーター部材を
先にした状態で再充填器具をクロージャープラグの挿入
スペース内へ挿入すると、キャップ状クロージャープラ
グはシーリング静止位置から再充填位置まで移動する。
前記充填器具をクロージャープラグ内に挿入してクロー
ジャープラグを静止位置から再充填位置まで確実に移動
させるには、クロージャープラグの隣接スペース間に充
填器具のケーシングのつば状部と相補的な接触または圧
力面を段階的に形成するのが好ましい。クロージャープ
ラグの段付き挿入スペース内の隣接スペース間に形成さ
れた接触または圧力面を、クロージャープラグまたは再
充填容器の長手中心線方向に対して垂直な円環面として
形成することができ、その他の形状としては、円みを帯
びた円環面や、円錐状の円環面などの形に形成すること
が可能である。
再充填容器のネック部の内の円周上にシーリングビード
やリッジを形成すれば、静止位置における再充填容器の
シーリングを確実に行うことができる。前記シーリング
ビードまたはリッジにはクロージャープラグが摺動自在
にまた密閉自在に当接する。このような構成の場合、所
定の摺動運動を確実に行わせるためクロージャープラグ
の外側、すなわち、ネック部の外側を円筒形にする。ク
ロージャープラグの外表面に、再充填容器のネック部の
内側に摺動自在にまた密閉自在に当接するシーリング部
を少なくとも1つ形成することにより摺動運動はさらに
向上する。しかしながら、この場合には、再充填容器の
ネック部の内側を円筒形にしておく必要がある。再充填
容器のネック部の内側に形成されているシーリングビー
ドまたはリッジとクロージャープラグの外周に形成され
ているシーリング部により、静止位置における再充填容
器を確実に多重シーリングすることができ、このため、
再充填容器に貯蔵されている低粘性の液体が不用意に漏
れ出たりすることがなく、再充填容器の収納が容易にな
る。クロージャープラグはネック部から飛び出さないよ
うに再充填容器内または再充填容器の開口ネック部内に
配設するのが好ましく、このように配設することによ
り、誤って再充填容器が開いてしまうような危険性がな
くなる。
クロージャープラグの外側には、クロージャープラグが
静止位置にある時にネック部のシーリングビードまたは
リッジと当接する係合部を、クロージャープラグのシー
リング部から軸方向に離間して形成することができる。
この係合部はクロージャープラグの軸方向静止位置を画
定すると共に充填器具への充填を行っている際の前述の
ポンプ作用の制限も行っている。同様に、クロージャー
プラグの軸方向での静止位置を画定するため、再充填容
器のネック部の内側には、クロージャープラグが静止位
置にある時にシーリング部と当接する中心軸方向に隆起
した係合部を形成するのが好ましい。アプリケーター部
材の外周近傍に形成されている充填器具のケーシングの
一部が挿入スペースの内面に当接するまでアプリケータ
ー部材を先にした状態で再充填容器またはクロージャー
プラグの挿入スペース内に充填器具を挿入する場合、ア
プリケーター部材が損傷するのを防ぐため、アプリケー
ター部材は常に挿入スペースの内面から離間されている
ことが分かる。アプリケーター部材を再充填容器内にさ
らに嵌入すると、再充填容器のネック部の内面に形成さ
れている係合部を乗り越えてしまう。このため、クロー
ジャープラグは、再充填位置へ挿入させたりあるいは再
充填位置からの脱着させたりなど、復動を行わせること
ができる。
前記係合部と前記シーリング部の中間のクロージャープ
ラグの軸部に孔を少なくとも1つ形成するのが望まし
い。当該孔は、クロージャープラグが静止位置にある時
には、再充填容器のネック部に形成されている内部シー
リングビードまたはリッジによって再充填容器の内面ま
たは貯蔵面から離間され、一方、再充填位置にある時に
は、この孔が再充填容器内の貯蔵スペースとクロージャ
ープラグの挿入スペースとの間を結ぶ流路を形成する。
クロージャープラグまたはそのスリーブまたはクロージ
ャープラグの端部から延出している円筒部の表面に、例
えば互いに垂直となるように、一または複数の孔を形成
することも可能である。
再充填容器の一態様では、クロージャープラグの端部か
ら再充填容器の貯蔵スペース内へと軸方向に伸長するペ
ッグまたはスパイクをクロージャープラグに形成し、前
記再充填容器には当該容器の開口部から遠い側の端部に
クロージャーホイルを配設することを特徴としており、
再充填容器が静止位置にある時は、前記ペッグまたはス
パイクの端部はクロージャーホイルから離間しており、
一方、再充填位置にある時はホイルを貫通する。
このように再充填容器が形成されているため、再充填容
器が再充填位置を下にしている場合には、ペッグまたは
スパイクによってできたシーリングまたはクロージャー
ホイル内の孔が上側にあり、この孔を通って再充填容器
中の貯蔵スペース内へ空気が流入できるという利点があ
る。このように空気が流入するため、再充填中における
再充填容器中の貯蔵スペース内の圧力低下を防止するこ
とができ、同時に、下向きに懸装されている充填器具へ
の再充填を一層早く行うことができる。
前記ペッグまたはスパイクによって形成されたホイルの
孔から空気を確実に流入させるため、ペッグまたはスパ
イクの形を少なくとも吸気路を1つ備えるような形とす
るのがよい。このため、ペッグまたはスパイクは、例え
ば、U字型、V字型、十字型、あるいは、適当な断面形
状となるように形成する。
前記吸気路はペッグまたはスパイクと同じ長さである必
要はなく、前記ホイルを貫通して再充填位置まで伸長し
ている吸気路がペッグまたはスパイクの少なくとも前方
端に1カ所形成されていれば十分である。各ベベルまた
はチップまたは切断エッジには溝または刻みを形成し、
ペッグあるいはスパイクがホイルを貫通し易くする。
本発明の再充填容器のその他の態様では、クロージャー
プラグは前記端部から軸方向に延出しているペッグまた
はスパイクを備えており、前記再充填容器の開口端と反
対側の端部にはクロージャー手段が配設されており、ま
た、当該クロージャー手段には、クロージャープラグが
静止位置にある時にペッグまたはスパイクの端部が密閉
自在に延出するための孔が形成されており、また、再充
填容器の静止位置では、再充填容器中の貯蔵スペース内
にあり、一方、再充填容器またはクロージャープラグの
再充填位置では再充填容器のクロージャー手段内の孔を
貫通して伸長する再充填容器中の貯蔵スペース内に空気
を取り込むための凹部または切欠き部が前記ペッグまた
はスパイクに形成されている。この構成の場合、シーリ
ングまたはクロージャーホイルを貫通させるために、ペ
ッグまたはスパイクの前方端に怪我の危険のある切欠き
端あるいはチップを形成する必要はなく、むしろ、クロ
ージャー手段を越えて延出しているペッグまたはスパイ
クの前方端は怪我の危険のないよう平坦にまたは丸く加
工することが可能である。上記の再充填容器の場合、空
気はペッグまたはスパイクに形成されている凹部または
切欠き部とクロージャー手段内の孔を通って再充填容器
内の貯蔵スペース中に流入する。
前記クロージャー手段を挿通するペッグまたはスパイク
を備えた上記再充填容器の場合、前記ペッグまたはスパ
イクは前記クロージャープラグの端部から離して中央部
から延出するようにし、また、前記孔はクロージャー手
段の中央部に形成するのが好ましい。このように再充填
容器の部品は簡単に組み立てることができ、また、製造
費が軽減できるという利点がある。
本発明の再充填容器は円筒形に構成することが可能であ
る。すでに説明したように、このような円筒形の再充填
容器は構造が単純で、製造費が少ないため、大量生産に
適しているという利点がある。さらに、本発明に係る円
筒状の再充填容器は、内部に液体を貯蔵している状態
で、再充填容器に接続している容器に充填するためのポ
ンプ動作を行うことができるという利点もある。
上述のタイプの再充填容器の場合、ネック部分を再充填
容器の他の部分と一体に構成することができ、また、前
記ネック部から離れた側の前記再充填容器の端部を密閉
することが可能である。前記再充填容器は、シート状の
金属またはプラスチック材で作製することが可能であ
る。
一体型の再充填容器の代わりに、再充填容器の第一の部
位へネック部を形成し、前記第一部位を第二部位に密閉
自在に固着することができる。
図面の簡単な説明 本発明に係る再充填容器の実施例を図示し、以下に説明
する。
第1図は、充填する器具を装着した状態の実施例に係る
再充填容器の長手方向部分断面図であり、前記器具の一
部が一点鎖線にて示されている。
第2図は、第1図におけるII−II線での断面図であり、
クロージャープラグの端部から離間して延出しているペ
ッグまたはスパイクを示している。
第3図は、第2図に類似した断面図であり、クロージャ
ープラグの端部から離間して延出しているペッグまたは
スパイクのその他の実施例を示している。
第4図は、クロージャープラグから離間して延出してい
るペッグまたはスパイクのさらにその他の実施例であ
り、その前部の長手方向断面図である。
第5図は、第4図のペッグまたはスパイクの側面図であ
り、矢線Vの方向から見た図でる。
第6図は、再充填容器のクロージャー手段を貫通するペ
ッグまたはスパイクを備えたその他の形状の再充填容器
の一部を示している。
第7図は、一体型円筒状再充填容器の一部拡大長手方向
断面図である。
第8図は、2つの部分、すなわち、第一部分と第二部分
から構成されている再充填容器の部分断面図である。
発明の好適実施例の説明 第1図には、再充填容器10の実施例が一部省略した形で
図示されている。前記容器は円筒形をしており、その一
端12はシーリングクロージャーホイル14によって密閉さ
れている。再充填容器10の他端16は開口しており、ま
た、貯蔵スペース18の内部を密閉するためクロージャー
プラグまたはストッパー20が前記容器10の内部に軸方向
に着脱自在に配設されている。前記クロージャープラグ
20には端部22とスリーブまたは円筒部24を有しており、
前記スリーブまたは円筒部は前記端部22と一体に接続さ
れている。端部22とスリーブ24は、クロージャープラグ
20の内部に挿入スペース26を形成しており、このスペー
スは再充填容器10の端部16の方向が開口している。第1
図に示されている再充填容器10の実施態様においては、
前記挿入スペース26は、クロージャープラグ20の端部22
から端部16または開口部36に向かって順番に28、30、3
2、34のスペースで構成されており、それぞれ徐々に径
が大きくなっている。このため挿入スペース26は段階的
に径が大きくなる。隣接しているスペース28、30、32、
34の間に形成されている段差38の極めて近傍には、クロ
ージャープラグ20のスリーブ部24の内面40に円周方向で
シーリングリップ42がそれぞれ形成されているため、第
1図において一点鎖線で示されている器具44を開口部36
から挿入し、アプリケーター48が延出している器具44の
一部46が対応する段差38に当接するまでクロージャープ
ラグ20内の挿入スペース26の中まで押し込むと、クロー
ジャープラグ20と器具44とは密着される。前記挿入スペ
ース26は、クロージャープラグ20内に挿入可能な器具44
のアプリケーター48がクロージャー20の内面40から十分
に離間するような形状で構成されており、このため、器
具44の再充填中におけるアプリケーター48への損傷を防
止することができる。
クロージャー20の端部22からは軸方向にペッグまたはス
パイク50が延出している。第2図に示すように、前記ペ
ッグまたはスパイク50の断面形状はU字型またはV字型
となっており、吸気路52を構成している。第3図には星
型または十字型のペッグまたはスパイク50の断面形状が
図示されており、ペッグまたはスパイク50の円周方向か
ら見ると4つの吸気路52が形成されている。
図1に示されているように、再充填容器10が静止位置に
ある場合には、ペッグまたはスパイク50は、その切欠き
端またはチップ54が再充填容器10の貯蔵スペース18内の
ホイル14の前方からわずかに離れて位置する程度に長手
軸方向に延在している。前記ペッグまたはスパイク50に
は、当該スパイクの上端部に切欠きまたはチップ54を形
成するため少なくとも1カ所にはベベル56が形成されて
いる。
前記再充填容器10は、開口端36の側のネック部58を有し
ており、当該ネック部の長手軸方向は、開口部36を形成
している円環面60とシーリングビードまたはリッジ62で
構成されている。前記シーリングビードまたはリッジ62
は、再充填容器10の内面64またはネック部58から中心軸
方向に隆起している。前記リッジの内径はクロージャー
プラグ20のスリーブ部24の一部66の外径と同じであり、
シーリングビードまたはリッジ62と前記部位66との間で
シーリングが行われる。一方、このときクロージャープ
ラグ22は、ネック部58または再充填容器10に対して第1
図の静止位置と再充填位置との間を軸方向に移動するこ
とが可能である。
クロージャープラグ20の外部には、円周方向に隆起した
シーリング部68が形成されており、前記シーリング部は
再充填容器10のネック部58の内面64と密閉自在に当接す
る。この時、前記シーリング部68は再充填容器10に対し
てクロージャープラグ20をまっすぐに誘導する。
前記クロージャープラグ20のスリーブ部24の一部位66の
内部には流路または通気孔72が形成されており、当該通
気孔は、円周方向に隆起しているシーリング部68とクロ
ージャープラグの外部に形成されている係合部70によっ
て軸方向に固定されている。第1図にしめされているよ
うに、再充填容器10が静止位置にある場合には、前記係
合部70は中心軸方向に隆起しているシーリングビードま
たはリッジ62に当接して再充填容器10の軸方向の動きを
制限している。
アプリケーター48が延出しているケーシングのつば状部
46が対応する段差38に密接に当接するまでアプリケータ
ー部48を先にして再充填器具44をクロージャープラグ20
の挿入スペース26内部へ挿入する。この時、クロージャ
ープラグ20の挿入スペース28は、器具のケーシングの前
記つば状部46に横方向に密接に当接されているシーリン
グリップ42によって密閉されている。この後、クロージ
ャープラグ20の円周方向に隆起しているシーリング部68
がシーリングビードまたはリッジ62に当接するまで器具
44でクロージャープラグ20を矢印76の軸方向に押し込
む。この再充填位置では、前記通気孔72は開口部36から
離間しているシーリングビードまたはリッジ62の側面に
位置する。すなわち、貯蔵スペース18と挿入スペース26
の間に前記通気孔72を介して流路が形成される。このた
め、貯蔵スペース18内部の低粘性液体は通気孔72を通っ
て挿入スペース26の内部に流入し、この挿入スペースか
らガス抜き路78を通って器具44の貯蔵容器内部へと流入
する。前記ガス抜き路78は、器具44のアプリケーター48
の下側に形成されており、第1図にその一部が概略図示
されている。このため、再充填作業を妨げたり、あるい
は、最悪の場合には再充填作業をできなくしてしまう原
因である減圧現象が再充填中に貯蔵スペース18内で発生
することがない。また、図の構成では、ペッグまたはス
パイク50はクロージャープラグ20の端部22から延出して
おり、また、当該スパイクは、上述の再充填位置では、
切り欠き端またはチップ54でホイル14を貫通する。ホイ
ル14が貫通されると、吸気路52から再充填容器10の貯蔵
スペース18の内部へと空気が流入する。
第1図の構成の再充填容器10を備えた器具44は、クロー
ジャープラグ20にペッグまたはスパイク50が形成されて
いなくとも再充填することが可能である。この場合、器
具44のケーシングの弾力性のある壁面を、例えば、繰り
返し押圧することにより適当なポンプ作用が生じ、この
結果、器具44と再充填容器10によって全体が密閉系にな
った場合でも器具を再充填することができる。ペッグま
たはスパイク50を有していないクロージャープラグ20を
内蔵した再充填容器10を用いている場合でも、クロージ
ャープラグ20を備えている器具44を再充填容器10に対し
て軸方向に復動するだけで再充填容器内部の液体を器具
44へ充填することが可能である。
第4図及び5図にはペッグまたはスパイク50の断面図と
長手方向の側面図が示されている。前記ペッグまたはス
パイク50は円筒形をしているため安定性があり、軽量で
ある。このペッグまたはスパイクの前方端には吸気路52
が形成されている。第4図及び第5図の符号56はペッグ
またはスパイクの前方端に形成されたベベルを示してお
り、前記ベベルはペッグまたはスパイク50の切欠き端54
を形成している。ホイル14(第1図参照)を貫通し易く
するため、前述の実施例のペッグまたはスパイク50の切
欠き端54には溝または刻み78が施されている。
第6図には、第1図の実施例とは異なる再充填容器10の
構造が図示されており、当該充填容器10の端部12はホイ
ルではなく、中央部に孔82が開いたクロージャー手段80
によって密閉自在に封止される点が第1図の実施例と異
なっている。第6図の実施例の再充填容器10では、スパ
イクまたはペッグ50がクロージャープラグ20(第1図参
照)の中央部から延出している。第6図に示しているよ
うに、再充填容器10またはクロージャープラグの静止位
置では、スパイクまたはペッグ50の端部84はすでにクロ
ージャー手段80の中央孔82を密閉自在に貫通している。
前記ペッグまたはスパイク50の前記端部84の近傍には、
凹部またはカットアウト86が形成されており、再充填容
器10が静止位置にある場合には、前記凹部は再充填容器
10または再充填容器の貯蔵スペース18の内部に位置する
ことになる。
矢印76の方向に前記クロージャープラグ20(第1図参
照)を移動させると、ペッグまたはスパイク50も軸方向
に移動し、前記凹部86はクロージャー手段80の内部に挿
通されるため中央孔82と凹部86を通って貯蔵スペース18
の内部へ空気が流入する。
第7図には管状の再充填容器10が図示されており、この
容器の第一端部12は密閉されている。この端部は折り曲
げ加工及び/または溶接によって密閉封止されている。
管状再充填容器の第二の端部16は開口端、すなわち、第
二の端部には開口部36が形成されている。前記再充填容
器10の開口部36は、クロージャープラグまたはストッパ
ー20によって密閉されており、通常の静止位置で封止さ
れている。クロージャープラグ20によって容器10の内部
に内側または貯蔵スペース18が構成されている。前記内
部または貯蔵スペース18には比較的低粘性の液体が貯蔵
されており、この液体で器具44を再充填する。器具44は
第7図において一点鎖線にて示されている。器具44は、
例えば、筆記具、塗装具、製図用具または化粧用アプリ
ケーター部材48などであり、前記器具はアプリケーター
部材48を備えている。前記アプリケーター部材は、前記
器具のケーシングの一部位46の部位から延出している。
毛管作用を行うアプリケーター48の近傍には、ケーシン
グ部46に沿って器具44または器具内の液体容器(不図
示)の中までガス抜き路78が延在している。再充填を行
う器具44には、上記ガス抜き路78を経て再充填容器10内
の液体が再充填される。
クロージャープラグまたはストッパー20はキャップ状を
しており、端部22と管またはスリーブ部24を備えてい
る。このため、器具44の前部またはアプリケーター48と
アプリケーター部材48に近接したケーシング部46に挿入
用スペース26が形成される。
管状再充填容器10を備えた形状の異なる器具44を再充填
するために、前記挿入スペース26を段階的に径が大きい
スペース28、30、32、34で構成する。すなわち、これら
のスペースは端部22から開口部36に向かって軸方向に徐
々に径が大きくなっている。前記スペース28、30、32、
34の段差38にはそれぞれ内面40から中心軸方向に隆起し
たシーリングリップ42が形成されている。再充填を行う
器具44をクロージャープラグ20内の挿入スペース26の中
に挿入すると、アプリケーター48の延出部分であるケー
シング46は段差38に当接する。この時、前記シーリング
リップ42のうち少なくとも一つのシーリングリップによ
って、前記挿入スペース26と再充填容器10と器具44の間
が密閉される。上記のように挿入スペース26の中まで密
閉自在に挿入した器具44を矢印76の方向にさらに管状再
充填容器10の内部に押し込む場合は、管状再充填容器10
の内面64またはネック部58から中心軸方向に隆起してい
るシーリングビードまたはリッジ62によってクロージャ
ープラグ20または円周方向に隆起しているクロージャー
プラグ20のシーリング部68がこれ以上先へ移動すること
ができなくなるまでクロージャープラグ20を再充填容器
10の中に押し込む。クロージャープラグ20が再充填位置
まで到達すると、クロージャープラグ20内の内部または
貯蔵スペース18と挿入用スペース26との間にはクロージ
ャープラグ20の通気孔72を介して液体用の流路が形成さ
れる。この結果、器具44及び/または、特に、管状再充
填容器10を圧縮することによりポンプ作用を行うことが
できる。このポンプ作用により、貯蔵スペース18内の液
体はガス抜き路78を経て器具44の容器(不図示)内へと
流入し、器具44へ液体が再充填される。
第7図には、一体に構成された弾力性を備えた管状再充
填容器10が図示されている。すなわち、ネック部58は再
充填容器10の他の部分と一体に単一の部材を構成してい
る。これとは対象的に、第8図に示している再充填容器
10は、第一部材88と第二部材で構成されており、これら
の部位は円形の接続部92で互いに密閉自在に接続されて
いる。前記第一部材88にはネック部58が形成されてお
り、このネック部内をキャップ状クロージャープラグ20
が第14図の静止位置と再充填位置との間を移動する。前
記クロージャープラグ20は第7図のクロージャープラグ
と同様の形をしているため、このプラグの説明は省略す
る。
再充填が終了した後に、クロージャープラグ20が管状再
充填容器10から抜けないようにするため、ネック部58に
はフランジ状のエッジ94が形成されている。
第8図の管状再充填容器10の実施例では、クロージャー
プラグ20の再充填位置は、前記第一部材88の内面で中心
軸方向に隆起しているシーリングビードまたはリッジ62
とクロージャープラグ20の表面で円周方向に隆起してい
るシーリング部68によって画定されている。第8図の参
照符号72は、再充填位置において前記管状再充填容器10
の内側または貯蔵スペース18とキャップ状クロージャー
プラグ20の挿入用スペース26との間に液体用の流路を形
成させるためにクロージャープラグ20に少なくとも1つ
形成された孔を示している。
前記管状再充填容器10の第一端部12を密閉するため、前
記端部は複数回折り曲げ加工を行うか、あるいは、プレ
ス加工した後に溶接を行っている。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筆記用具、塗料用具、製図用具あるいは化
    粧用アプリケーター器具などを再充填するための再充填
    容器であって、前記器具(44)は、ケーシングと、この
    ケーシングから延出しており比較的粘性が低い液体を毛
    管作用で流出させるアプリケーター部材(48)と、前記
    アプリケーター部材(48)との間で液体の移動が行われ
    る液体用容器と、前記アプリケーター部材(48)の近傍
    に形成されたガス抜き路(78)とから構成されており、
    前記再充填容器(10)にはネック部(58)が形成されて
    おり、このネック部(58)には前記再充填容器(10)内
    へ延びるプラグ部材が設けられており、前記器具(44)
    は、前記再充填の際、前記アプリケーター部材(48)と
    該アプリケーター部材(48)に隣接した前記ケーシング
    の一部位(46)とを備えた状態で、前記再充填容器のネ
    ック部(58)と前記プラグ部材と前記ケーシングの一部
    位(46)との間を密閉するように前記プラグ部材の中に
    挿入可能とされ、また、前記再充填容器(10)と器具
    (44)の中の容器との間にはガス抜き路(78)を介して
    流路が形成されることを特徴とする再充填容器におい
    て、前記プラグ部材は、前記再充填容器(10)を向いた
    キャップ状のクロージャープラグ(20)で構成されてお
    り、このクロージャープラグ(20)は、前記再充填容器
    (10)を封止する静止位置と、前記再充填容器(10)と
    一端が開口した前記クロージャープラグ(20)内の挿入
    スペース(26)との間に流路が形成される再充填位置と
    の間を摺動自在に移動することができ、前記クロージャ
    ープラグ(20)は前記アプリケーター部材(48)を収納
    すると共に前記再充填の際に前記ケーシングの一部位
    (46)を受けとめ封止するよう配設されており、前記ケ
    ーシングの一部位(46)は前記アプリケーター部材(4
    8)に近接しており、また、前記ガス抜き路(78)を有
    しているものであることを特徴とする再充填容器。
  2. 【請求項2】前記挿入スペース(26)は開口端(36)の
    方向に径が大きくなるように形成されていることを特徴
    とする請求の範囲第1項記載の再充填容器。
  3. 【請求項3】前記挿入スペース(26)は、軸方向に連続
    した複数のスペース(2830、32、34)で構成されてお
    り、前記各スペースは前記クロージャープラグ(20)の
    一端(22)側から順次段階的に径が大きくなるよう形成
    されていることを特徴とする請求の範囲第2項記載の再
    充填容器。
  4. 【請求項4】隣接した前記スペース(28、30、32、34)
    間には前記器具(44)の前記ケーシングの一部位(46)
    に対する接触面または圧力面として段差(38)が形成さ
    れており、前記ケーシングの一部位(46)は再充填が必
    要な前記器具(44)の前記アプリケーター部材(48)に
    隣接していることを特徴とする請求の範囲第3項記載の
    再充填容器。
  5. 【請求項5】前記再充填容器(10)の前記ネック部(5
    8)の内面(64)には中心軸方向に隆起したシーリング
    ビード(62)が形成されており、前記クロージャープラ
    グ(20)は前記ビードに摺動自在にまた密閉自在に当接
    することを特徴とする請求の範囲第1−4項のいずれか
    一項記載の再充填容器。
  6. 【請求項6】前記クロージャープラグ(20)の外側に
    は、円周方向に隆起したシーリング部(68)が少なくと
    も1つ形成されており、当該シーリング部は前記再充填
    容器(10)のネック部(58)の内面(64)に摺動自在ま
    た密閉自在に当接することを特徴とする請求の範囲第1
    −5項のいずれか一項記載の再充填容器。
  7. 【請求項7】前記クロージャープラグ(20)には通気孔
    (72)が少なくとも1カ所形成されており、当該通気孔
    は係合部(70)と前記シーリング(68)の中間であるク
    ロージャープラグ(20)の軸部(66)に形成されてい
    る、また、前記通気孔(72)は、前記クロージャープラ
    グ(20)が静止位置にある時には、前記再充填容器(1
    0)の前記ネック部(58)の前記貯蔵スペース(18)か
    ら遮断されており、一方、再充填位置の時には、前記再
    充填容器(10)の前記貯蔵スペース(18)と前記クロー
    ジャープラグ(20)の前記挿入スペース(26)との間に
    流路を形成することを特徴とする請求の範囲第5項また
    は6項記載の再充填容器。
  8. 【請求項8】前記クロージャープラグ(20)は軸方向に
    延出したペッグ(50)を有しており、前記ペッグは前記
    端部(22)から前記再充填容器(10)の前記貯蔵スペー
    ス(18)の中へと伸長しており、また、前記開口端(3
    6)とは反対側にある前記再充填容器(10)の端部(1
    2)にはホイル(14)が取り付けられており、前記再充
    填容器(10)または前記クロージャープラグ(20)のい
    ずれかが前記静止位置にある時には、前記ペッグ(50)
    は前記ホイル(14)から離間しており、一方、前記再充
    填位置にある時には、前記ペッグ(50)は前記ホイル
    (14)を貫通するものであることを特徴とする請求の範
    囲第1−7項のいずれか一項記載の再充填容器。
  9. 【請求項9】前記クロージャープラグ(20)は前記端部
    (22)から軸方向に延出したペッグ(50)を有してお
    り、また、前記開口端(36)から遠い側にある前記再充
    填容器(10)の端部(12)にはクロージャー手段(80)
    が配設されており、当該クロージャー手段には、前記ク
    ロージャープラグ(20)が前記静止位置にある時に、前
    記ペッグ(50)の端部(84)が密閉自在に挿通できる孔
    (82)が形成されており、また、前記ペッグ(50)には
    凹部(86)も形成されており、前記クロージャープラグ
    (20)が前記静止位置にある時には、前記凹部(86)は
    前記再充填容器(10)の前記貯蔵スペース(18)の内部
    に位置しており、一方、前記再充填容器(10)が前記再
    充填位置にある時には、前記凹部(86)は前記再充填容
    器(10)の前記クロージャー手段(80)の前記孔(82)
    から外へ挿通されて前記貯蔵スペース(18)内へ空気を
    取り込むことを特徴とする請求の範囲第1−7項のいず
    れか一項記載の再充填容器。
  10. 【請求項10】前記再充填容器(10)は管状であること
    を特徴とする請求の範囲第1−9項のいずれか一項記載
    の再充填容器。
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