JPH0751392A - 磁気治療装置 - Google Patents

磁気治療装置

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JPH0751392A
JPH0751392A JP5225118A JP22511893A JPH0751392A JP H0751392 A JPH0751392 A JP H0751392A JP 5225118 A JP5225118 A JP 5225118A JP 22511893 A JP22511893 A JP 22511893A JP H0751392 A JPH0751392 A JP H0751392A
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JP
Japan
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magnetic therapy
human body
magnetic field
magnetic
cover
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JP5225118A
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English (en)
Inventor
Isamu Masuda
勇 枡田
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NIPPON KENKO ZOUSHIN KENKYUKAI
NIPPON KENKO ZOUSHIN KENKYUKAI KK
Original Assignee
NIPPON KENKO ZOUSHIN KENKYUKAI
NIPPON KENKO ZOUSHIN KENKYUKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体に対する磁界の作用範囲を拡げ、使用者
の使用上の負担を軽減する。 【構成】 寝台1の上方に覆い体40,60A,60B
が設置される。各覆い体には内部にソレノイドが収納配
備された磁界発生具10が複数個、磁極面を下方へ揃え
て並列配置される。覆い体40は前板44上に、また覆
い体60A,60Bは支柱61上に、それぞれ昇降かつ
起伏可能に取付られる。各覆い体は寝台1の側へ倒され
たとき、水平姿勢で支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人体の広い範囲にわ
たって磁界を作用させることにより磁気治療を行うため
の磁気治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明の出願人は、以前、内部にソレ
ノイドがそれぞれ収納配備された複数個のケース体を、
磁極面を同方向に揃えて相互に屈曲自在に一列に連結し
て成る磁気治療具を提案した。この磁気治療具を人体の
患部に巻き付けるようにして装着した後、各ケース体の
ソレノイドに交流電流を流すと、各ソレノイドで発生し
た交番磁界が人体に作用し、これによりこりなどの諸症
状を軽快することができる。またこの磁気治療具は、ソ
レノイドへの通電により振動および熱が発生するもの
で、これにより前記した磁気治療効果に加えて、人体に
対しマッサージ効果と温熱効果とを付与できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
磁気治療具は、ソレノイドを内蔵したケース体を一列に
連結した構造であるから、これを人体に巻き付けるよう
にして装着しても、磁界の作用範囲は狭く、十分な治療
効果を得ることができない。その上、ケース体を人体で
支える必要があったり、ケース体の装着に手間がかかる
など、使用者に多大な負担がかかり、使用しづらいとい
った問題がある。この発明は、上記問題に着目してなさ
れたもので、複数のソレノイドが配置された覆い体を人
体上に水平状態で支持することにより、人体に対する磁
界の作用範囲を拡げるとともに、使用者の使用上の負担
を軽減した磁気治療装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、ソレノイド
に通電して発生させた磁界を人体に作用させて磁気治療
を行う磁気治療装置において、人体上に被せるように配
置される覆い体と、この覆い体を水平姿勢で支持する支
柱部材とを備え、前記覆い体には、ソレノイドが磁極面
を下方に向けて縦横の各方向へ複数個配列されている。
【0005】請求項2の発明では、前記覆い体は支柱部
材の上端に起伏自在に設けられたアームを介して支持さ
れており、また請求項3の発明では、前記支柱部材は取
付ベース上に縦設されている。
【0006】前記取付ベースは、請求項4の発明では、
人体が横臥できる広さを有する寝台であって、この寝台
に前記支柱部材の下端が固定されており、請求項5の発
明では、人体が横臥できる広さを有するクッションマッ
トの下方へ挿脱可能に形成される支持基板であって、こ
の支持基板に前記支柱部材の下端が固定されている。ま
た、請求項6の発明では、前記取付ベースは人体の腕ま
たは脚を載せることが可能な支持基台である。
【0007】さらに、前記支柱部材は、請求項7の発明
では、湾曲可能かつ復元可能に形成されており、また請
求項8の発明では、伸縮可能に形成されている。
【0008】請求項9の発明では、前記の各ソレノイド
は、相互に屈曲自在に一列に連結されたケース体の内部
にそれぞれ収容配備されており、複数のケース体を連結
したものを並列配置することによりソレノイドは覆い体
の縦横の各方向に配列されている。
【0009】
【作用】覆い体に配列された各ソレノイドに通電する
と、各ソレノイドより磁界が発生して人体の広い範囲に
わたって作用する。覆い体は支持部材により水平姿勢で
支持されるので、覆い体の下方に人体の治療部位を位置
させるだけでよく、使用者は装置を支える必要がなく、
また人体に装置の重みがかかることもない。
【0010】請求項2の発明では、アームを起伏させて
覆い体を昇降できるので、人体に対する覆い体の位置決
めが容易である。
【0011】請求項3の発明では、支柱部材は取付ベー
ス上に縦設されるので、覆い体を安定して配置できる。
【0012】請求項4および5の発明では、使用者は治
療時に寝台またはクッションマット上に横臥でき、楽な
姿勢で全身の磁気治療が可能である。
【0013】請求項6の発明では、使用者は腕または脚
を支持基台に載せるだけで治療を行える。
【0014】請求項7および8の発明では、支持部材を
湾曲または伸縮させて覆い体の高さを自在に変えること
ができるので、覆い体の位置決めが容易であり、また治
療部位に及ぼす磁界や温熱の強さなどを自由に調節でき
る。
【0015】請求項9の発明では、各ケース体を屈曲さ
せることにより、各ソレノイドを人体の湾曲に沿って配
置できる。
【0016】
【実施例】図1および図2は、この発明の第1実施例に
かかる磁気治療装置の全体構成を示す。図示例の磁気治
療装置は、上面に人体3が横臥できる広さの水平支持面
2を備えた寝台1と、この寝台1の上方位置に配備され
た3個の覆い体40,60A,60Bとから成る。前記
寝台1上の各所および各覆い体40,60A,60Bに
は多数個の磁界発生具10が配置されており、各磁界発
生具10による発生磁界を人体3の全身に作用させるよ
うになっている。なお寝台1の4隅には、底部にキャス
ターを有する脚部9が設けてある。
【0017】前記磁界発生具10は、図3および図4に
示す如く、複数の合成樹脂製ケース体16の内部にそれ
ぞれソレノイド17を収納配備して成る。各ケース体1
6は、対をなすケース半体16a,16bの開口面を突
き合わせ、複数箇所をネジ16cにて止着固定して形成
される。各ケース体16の側端面には、各ケース体16
の幅方向を向く突軸18a,18aもしくは軸受穴18
b,18bのいずれかが形成してあり、隣接するケース
体16,16間において、突軸18aを軸受穴18bへ
係入することにより、各ケース体16,16が相互に回
動自由に枢止連結される。
【0018】前記ソレノイド17は、図5に示す如く、
基部21の両端に脚部22,23を備えた積層鉄心20
と、各脚部22,23に嵌合されたコイルボビン31,
32とから成る。各コイルボビン31,32は、両端に
鍔部33,34を有する合成樹脂製のスプール35,3
6の周面にコイル37,38が巻かれた構造のものであ
り、各コイル37,38に交流電流を流すと、脚部2
2,23の先端部より交番磁界が発生する。このソレノ
イド17は、前記脚部22,23の先端面を一方のケー
ス半体16aに向けてケース体16の内部に固定してあ
り、これにより前記ケース半体16aの外面を磁界を発
生させる磁極面11となす。なおこのケース半体16a
の磁極面11には、必要に応じて、たとえばジルコニ
ア,ジルコン,チタニア,アルミナ,コージライト、硅
石などの遠赤外線放射物質を塗布して放射塗膜19を形
成してもよい。この遠赤外線放射物質は熱により励起さ
れて、遠赤外線を放射するものであるが、ケース体16
の表面に遠赤外線放射物質を塗布する他に、ケース体1
6の成形原料中にこの遠赤外線放射物質を混入させるこ
ともできる。
【0019】前記寝台1の水平支持面2上には、図9に
示す如く、磁極面11を上方へ向けて複数の磁界発生具
10が並列配置される。前記水平支持面2は、図8およ
び図9に示すように、複数の縦桟50を等間隔に配置し
て構成され、各磁界発生具10は連結部分を各縦桟50
に係合させるようにして水平支持面2上に支持される。
前記水平支持面2上には縦桟50と直交する幅方向に横
桟51が等間隔に配置してある。各横桟51は隣合う磁
界発生具10,10間に介在し、各磁界発生具10を位
置決め固定する。
【0020】前記水平支持面2の一方の端部(図1では
右側端部)には、人体3の頭部を支持する頭部支持部4
が設けられ、この頭部支持部4の上方位置に前記覆い体
40が配置される。前記頭部支持部4は、図10に示す
ように、対向する前板44および後板45と、対向する
側板46,46と、前記前板44と後板45との間に架
設される複数の棒材47とで構成される。これら棒材4
7のうち、幅中央部に位置する棒材47は低い位置に、
両端部に位置する棒材47は高い位置に、それぞれ架設
される。各棒材47上には2本の磁界発生具10が磁極
面11を上方へ向けかつ湾曲させた状態で並列配置され
る。各磁界発生具10は連結部分を各棒材47に係合さ
せるようにして支持される。
【0021】前記覆い体40は、図1および図7に示す
如く、前記前板44の上端に蝶番43,43により昇降
かつ起伏自由に取り付けられている。この覆い体40
は、寝台1の側へ倒したとき、水平姿勢で保持されて前
記頭部支持部4上に対向位置し、これを起こしたとき、
前板44上に起立姿勢で支持される。この覆い体40
は、前後の端板41,41と、この端板41,41間に
架設される複数の棒材42とから成る。これら棒材42
のうち、幅中央部に位置する棒材42は高い位置に、両
端部に位置する棒材42は低い位置に、それぞれ架設さ
れる。各棒材42上には3本の磁界発生具10が磁極面
11を下方へ向けかつ湾曲させた状態で並列配置され
る。各磁界発生具10は連結部分を各棒材42に係合さ
せるようにして支持される。
【0022】前記水平支持面2の他方の端部(図1では
左側端部)には、人体3の足部を支持する足部支持部5
が設けられている。この足部支持部5は、図12に示す
如く、対向する側板55,55と、両側板55間に設け
られる背板56とを備えており、寝台1の上面から背板
56にわたり3本の磁界発生具10が磁極面11を上方
へ向けかつ屈曲させた状態で幅方向に並列配置されてい
る。各磁界発生具10は、2個のケース体16が背板5
6に沿って、また3個のケース体16が寝台1の上面に
沿って、それぞれ配置される。
【0023】寝台1の一側縁には、図1,図6および,
図7に示されるように、門型の支柱61が縦設されると
共に、この支柱61の上端の前後位置に蝶番62,62
を介して木製アーム63,63がそれぞれ昇降かつ起伏
自由に取り付けられている。各アーム63の先端には前
記覆い体60A,60Bが吊金具(図示せず)により吊
持されており、アーム63を寝台1の側へ倒したとき、
各覆い体60A,60Bは、棒状の支持装置67により
水平姿勢にて保持される。またアーム63を起こしたと
き、支持装置67は支持板57により支えられ、アーム
63は支柱61上に起立姿勢で支持される。前記支持装
置67は、伸縮動作が可能なロッド58を有し、下端部
が寝台1上に、ロッド58の先端部が前記アーム63の
長さ中央部に、それぞれ枢支連結される。なお前記支持
板57は、孔を有するリング板であって、支持装置67
に沿って上下に移動可能である。
【0024】前記覆い体60A,60Bは、図11に示
すように、前後の端板65,65と、この端板65,6
5間に架設された複数の棒材66および連結板68とか
ら成る。前記の各棒材66のうち、幅中央部に位置する
棒材66は高い位置に、両端部に 位置する棒材66は
低い位置に、それぞれ架設される。各棒材66上には5
本の磁界発生具10が磁極面11を下方へ向けかつ湾曲
させた状態で並列配置される。各磁界発生具10は連結
部分を各棒材66に係合させるようにして支持される。
【0025】寝台1上には複数の電源スイッチより成る
操作部6が設けてある。この操作部6の各電源スイッチ
は、水平支持面2,頭部支持部4,足部支持部5およ
び,各覆い体40,60A,60Bに設けられた各磁界
発生具10へ個別に電源を供給したり、電源の供給を停
止したりするためのものである。
【0026】図13は、この発明の第2実施例を示す。
この実施例の磁気治療装置は、第1実施例の寝台1に代
えてクッションマット70を使用したもので、2個の覆
い体60C,60Dと門型の支柱81と支持基板80と
を備えている。
【0027】前記支柱81は支持基板80の一側縁に縦
設され、支柱81の上端に木製アーム63,63を介し
て各覆い体60C,60Dが水平姿勢で支持される。各
アーム63,63は支持基板80と同方向へ突出し、支
持基板80をクッションマット70の下方へ挿入すると
き、各覆い体60C,60Dはクッションマット70の
真上に位置する。
【0028】前記クッションマット70は、上面に人体
が横臥できる広さの水平支持面79を備えており、表面
全体に凹凸面が形成された半硬質の2枚のクッション材
76,77を合成樹脂製の波板(図示せず)を中間に介
在させて一体接合し、全体を布製のカバーで被覆してあ
る。なお、前記覆い体60C,60Dは第1の実施例と
同様の構成のものであって、ここでは説明を省略する。
【0029】図14および図15は、前記クッションマ
ット70上に複数の磁界発生具を配備した実施例を示
す。図示例では、水平支持面79上の人体の頭部を支持
する位置に、幅方向に沿う2本の磁界発生具10a,1
0bと、長さ方向に沿う2本の磁界発生具10c,10
dとが配備してあり、さらに人体の胴部を支持する位置
に、幅方向に沿って6本の磁界発生具10e〜10j
を、人体の足部を支持する位置には、幅方向に沿って3
本の磁界発生具10k〜10mを、それぞれ配備してあ
る。
【0030】これら各磁界発生具のうち、頭部の2本の
磁界発生具10a,10bと胴部の6本の磁界発生具1
0e〜10jと足部の2本の磁界発生具10k,10l
とは、いずれも磁極面11が上方へ向き、また足部の磁
界発生具10mは、磁極面11が水平方向に向く。頭部
の長さ方向に沿う2本の磁界発生具10c,10dは、
いずれも磁極面11を上方に向けかつ屈曲した状態で配
備されている。
【0031】なお、前記各磁界発生具10a〜10m
は、水平支持面79上に面ファスナなどで固定されてい
るが、これに限らず、図16に示すように、上面側のク
ッション材76に凹部71〜75を設け、これら凹部7
1〜75内に各磁界発生具10a〜10mを収納するよ
うにしてもよい。
【0032】図17は、手足治療用の磁気治療装置を示
す。この磁気治療装置は、上面に手足を支持するための
凹溝92が形成された支持台91を備え、この支持台9
1上に湾曲かつ復元可能な材質から成る支柱90aを縦
設し、この支柱90aの上端に前記各実施例と同様の構
成の覆い体60Eを吊持したものである。
【0033】図18は、手足治療用の磁気治療装置の他
の構成例を示す。この実施例では、径の異なる2本のパ
イプ94,95を連結して伸縮可能な支柱90bを形成
し、この支柱90bの上端にアーム96を水平に突設し
て、アーム96の先端に覆い体60Eを吊持している。
なお図中、91は支持台、92は支持台91の上面に形
成された凹溝、97はパイプ94,95間を固定する操
作リングである。
【0034】第1実施例の磁気治療装置を使用する場
合、まず覆い体40,60A,60Bを起立させて開放
した状態にした後、使用者は頭部を頭部支持部4上に置
き、足部を足部支持部5上に載せて寝台1の水平支持面
2上に横臥する。つぎに図2に示す如く、覆い体60
A,60Bを人体3の胸部および腹部上に被せ、覆い体
40を人体3の頭部に被せる。これにより、人体3はそ
の全体が磁界発生具10により囲まれる。つぎに操作部
6の各電源スイッチを投入すると、各磁界発生具10の
各コイル37,38へ通電され、積層鉄心20の脚部2
2,23の端面より各コイル37,38の重畳磁束が発
生して、磁極面11より人体3の各部へ磁界が作用す
る。また鉄心20および各コイル37,38から振動お
よび熱が発生し、この振動と熱がケース体16へ伝達さ
れる。その結果、人体3に対してマッサージ効果と、温
熱効果とが付与される。
【0035】図13に示す第2実施例では、クッション
マット70の下方へ支持基板80を挿入して覆い体60
C,60Dをクッションマット70の上方に位置決めし
た後、クッションマット70上に横臥して、各覆い体6
0C,60Dの下方に人体の胸部および腹部を位置させ
る。この状態で通電すると、人体の胸部および腹部に対
して磁界が作用し、併せてマッサージ効果と温熱効果と
が付与される。クッションマット70の水平支持面79
に磁界発生具10が配備された図14〜16の実施例で
は、クッションマット70の側からも人体へ磁界が作用
する。
【0036】図17および図18に示す実施例では、支
持台91の凹溝92へ腕または脚をのせ、図17の実施
例では支柱90aを湾曲させ、図18の実施例では支柱
90bを伸縮させて覆い体60Eの高さを調節した後、
磁界発生具に通電することにより所望の強さの磁界を患
部に作用させる。
【0037】
【発明の効果】この発明は上記の如く、覆い体に磁極面
を下方に向けて複数個のソレノイドを縦横の各方向へ配
列すると共に、この覆い体を支柱部材により水平姿勢で
支持するようにしたから、各ソレノイドへの通電によ
り、人体の広い範囲にわたって磁界を作用させることが
できる。さらに使用者は、装置を支える必要がないか
ら、人体に重みがかからず、また従来例のように装着に
手間どることもない。
【0038】請求項2の発明では、アームを起伏させて
覆い体を昇降できるから、人体に対する覆い体の位置決
めが容易である。
【0039】請求項3の発明では、支柱部材を取付ベー
ス上に縦設したから、覆い体を安定して配置できる。
【0040】請求項4および5の発明では、使用者は治
療時に寝台またはクッションマット上に横臥できるか
ら、楽な姿勢で全身の磁気治療が可能である。
【0041】請求項6の発明では、使用者の腕または脚
を載せることが可能な支持基台を設けたから、支持基台
上に腕または脚を載せるだけで容易に治療を行うことが
できる。
【0042】請求項7および8の発明では、支持部材の
湾曲または伸縮により覆い体の高さを自在に変えること
ができるから、覆い体の位置決めが容易であり、また治
療部位に及ぼす磁界や温熱の強さなどを自由に調節でき
る。
【0043】請求項9の発明では、各ソレノイドをケー
ス体に収容して相互に屈曲自在に連結したから、各ソレ
ノイドを人体の湾曲に沿って配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例にかかる磁気治療装置の
斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の使用状況を示す側面図であ
る。
【図3】磁気治療装置に設けられる磁界発生具の平面図
である。
【図4】磁界発生具の縦断面図である。
【図5】ソレノイドの構成を示す正面図である。
【図6】磁気治療装置の背面図である。
【図7】磁気治療装置の正面図である。
【図8】磁気治療装置の底面図である。
【図9】磁界発生具の設置状態を示す寝台の縦断面図で
ある。
【図10】頭部支持部の磁界発生具の設置状態を示す説
明図である。
【図11】覆い体の縦断面図である。
【図12】足部支持部の縦断面図である。
【図13】この発明の第2実施例にかかる磁気治療装置
の構成を示す側面図である。
【図14】クッションマット上に磁界発生具を設置した
例を示す側面図である。
【図15】図14の実施例の平面図である。
【図16】磁界発生具の他の設置例を示す側面図であ
る。
【図17】この発明にかかる手足治療用の磁気治療装置
を示す側面図である。
【図18】この発明にかかる手足治療用の磁気治療装置
の他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 寝台 10 磁界発生具 11 磁極面 17 ソレノイド 40,60A〜60E 覆い体 61,81,90a,90b 支柱 70 クッションマット 80 支持基板 91 支持台
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】この発明にかかる手足治療用の磁気治療装置
を示す縦断面図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドに通電して発生させた磁界を
    人体に作用させて磁気治療を行う磁気治療装置におい
    て、 人体上に被せるように配置される覆い体と、この覆い体
    を水平姿勢で支持する支柱部材とを備え、前記覆い体に
    は、ソレノイドが磁極面を下方に向けて縦横の各方向へ
    複数個配列されて成る磁気治療装置。
  2. 【請求項2】 前記覆い体は、支柱部材の上端に起伏自
    在に設けられたアームを介して支持されている請求項1
    に記載された磁気治療装置。
  3. 【請求項3】 前記支柱部材は、取付ベース上に縦設さ
    れている請求項1に記載された磁気治療装置。
  4. 【請求項4】 前記取付ベースは、人体が横臥できる広
    さを有する寝台であって、この寝台に前記支柱部材の下
    端が固定されている請求項1または3に記載された磁気
    治療装置。
  5. 【請求項5】 前記取付ベースは、人体が横臥できる広
    さを有するクッションマットの下方へ挿脱可能に形成さ
    れる支持基板であって、この支持基板に前記支柱部材の
    下端が固定されている請求項1または3に記載された磁
    気治療装置。
  6. 【請求項6】 前記取付ベースは、人体の腕または脚を
    載せることが可能な支持基台である請求項1または3に
    記載された磁気治療装置。
  7. 【請求項7】 前記支柱部材は、湾曲可能かつ復元可能
    に形成されている請求項1に記載された磁気治療装置。
  8. 【請求項8】 前記支柱部材は、伸縮可能に形成されて
    いる請求項1に記載された磁気治療装置。
  9. 【請求項9】 前記の各ソレノイドは、相互に屈曲自在
    に一列に連結されたケース体の内部にそれぞれ収容配備
    されており、複数のケース体を連結したものを並列配置
    することによりソレノイドが覆い体の縦横の各方向に配
    列されている請求項1に記載された磁気治療装置。
JP5225118A 1993-08-17 1993-08-17 磁気治療装置 Pending JPH0751392A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019514660A (ja) * 2016-05-10 2019-06-06 ムンターマン,アクセル 核磁気共鳴療法装置

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