JPH0751287B2 - プレキャストコンクリート梁部材の製造装置 - Google Patents
プレキャストコンクリート梁部材の製造装置Info
- Publication number
- JPH0751287B2 JPH0751287B2 JP25643990A JP25643990A JPH0751287B2 JP H0751287 B2 JPH0751287 B2 JP H0751287B2 JP 25643990 A JP25643990 A JP 25643990A JP 25643990 A JP25643990 A JP 25643990A JP H0751287 B2 JPH0751287 B2 JP H0751287B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- feeder
- main bar
- sectional shape
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプレキャストコンクリート梁部材の製造装置
の製造装置に関する。
の製造装置に関する。
近年、上端主筋部分が露出し断面形にコンクリートを
打設してなったプレキャストコンクリート梁部材が実用
化されている。この梁部材は嵩張らず、過大な重量とな
らず、取扱性がよく、柱、床スラブ等との接合が容易で
あって、梁コストの低廉化、施工性の向上、強度上安全
な接合強度が得られる等優れた性能が認められている。
打設してなったプレキャストコンクリート梁部材が実用
化されている。この梁部材は嵩張らず、過大な重量とな
らず、取扱性がよく、柱、床スラブ等との接合が容易で
あって、梁コストの低廉化、施工性の向上、強度上安全
な接合強度が得られる等優れた性能が認められている。
しかし、従来のプレキャストコンクリート梁は１品ごと
の注文生産により製造しているので大量生産する一般建
材に比べ部材コストが割高となる欠点があった。
の注文生産により製造しているので大量生産する一般建
材に比べ部材コストが割高となる欠点があった。
この発明は上記問題点に着目しなされたものである。そ
の目的は所望の梁長さに切断して利用することを前提と
した、長尺のプレキャストコンクリート梁部材を大量生
産方式により、能率よく、低コストで製造することがで
きるプレキャストコンクリート梁部材の製造装置を提案
するにある。
の目的は所望の梁長さに切断して利用することを前提と
した、長尺のプレキャストコンクリート梁部材を大量生
産方式により、能率よく、低コストで製造することがで
きるプレキャストコンクリート梁部材の製造装置を提案
するにある。
（１）の発明になるプレキャストコンクリート梁部材の
製造装置は水平をなす主筋および肋筋の周りに、上端主
筋部分を除き断面形をなしコンクリートを打設して上
端主筋部分が露出し断面形をなしたプレキャストコン
クリート梁部材を製造する装置であって、長尺の主筋長
さ方向に沿い移動するコンクリートフィーダー、コンク
リートフィーダーに同伴移動する断面形の内型枠、コ
ンクリートフィーダーから肋筋上端中央の切欠部を通り
内型枠内側面に開口するコンクリートフィードパイプを
備えてなることを特徴とする。（２）の発明になる製造
装置は水平をなす主筋および肋筋の周りに、上端主筋部
分を除き断面形をなしコンクリートを打設して上端主
筋部分が露出し断面形をなしたプレキャストコンクリ
ート梁部材を製造する装置であって、長尺の主筋長さ方
向に沿い移動するコンクリートフィーダー、コンクリー
トフィーダーに同伴移動する外型枠および断面形の内
型枠、コンクリートフィーダーから肋筋上端中央の切欠
部を通り内型枠内側面に開口するコンクリートフィード
パイプを備えてなることを特徴とする。
製造装置は水平をなす主筋および肋筋の周りに、上端主
筋部分を除き断面形をなしコンクリートを打設して上
端主筋部分が露出し断面形をなしたプレキャストコン
クリート梁部材を製造する装置であって、長尺の主筋長
さ方向に沿い移動するコンクリートフィーダー、コンク
リートフィーダーに同伴移動する断面形の内型枠、コ
ンクリートフィーダーから肋筋上端中央の切欠部を通り
内型枠内側面に開口するコンクリートフィードパイプを
備えてなることを特徴とする。（２）の発明になる製造
装置は水平をなす主筋および肋筋の周りに、上端主筋部
分を除き断面形をなしコンクリートを打設して上端主
筋部分が露出し断面形をなしたプレキャストコンクリ
ート梁部材を製造する装置であって、長尺の主筋長さ方
向に沿い移動するコンクリートフィーダー、コンクリー
トフィーダーに同伴移動する外型枠および断面形の内
型枠、コンクリートフィーダーから肋筋上端中央の切欠
部を通り内型枠内側面に開口するコンクリートフィード
パイプを備えてなることを特徴とする。
第１、２図は（１）の発明になる製造装置の実施例を示
す。この装置は、長さ数100mのロングラインであって、
水平の床１面に直立する外型枠2,2が併列し配してあ
り、その間に長尺の主筋３、肋筋４が配筋してある。肋
筋４は上端中央部が切欠し切欠部５となっている。
す。この装置は、長さ数100mのロングラインであって、
水平の床１面に直立する外型枠2,2が併列し配してあ
り、その間に長尺の主筋３、肋筋４が配筋してある。肋
筋４は上端中央部が切欠し切欠部５となっている。
外型枠2,2の上部にはコンクリートフィーダー６が載置
してあり、フィーダー６は車輪７にのり、外型枠２上端
面に布設したレール８に沿い、移動可能となっている。
フィーダー６の下方には断面形の内型枠９が配してあ
り、フィーダー６底から下方に伸びたコンクリートフィ
ードパイプ10の先端に取付けてある。このフィードパイ
プ10は両側横方向と下方向の３方向に分岐し、それぞれ
の先端は内型枠９に固着するとともにその内側面に開口
している。また、内型枠９の外側面には２つのバイブレ
ーター11が添付けてある。
してあり、フィーダー６は車輪７にのり、外型枠２上端
面に布設したレール８に沿い、移動可能となっている。
フィーダー６の下方には断面形の内型枠９が配してあ
り、フィーダー６底から下方に伸びたコンクリートフィ
ードパイプ10の先端に取付けてある。このフィードパイ
プ10は両側横方向と下方向の３方向に分岐し、それぞれ
の先端は内型枠９に固着するとともにその内側面に開口
している。また、内型枠９の外側面には２つのバイブレ
ーター11が添付けてある。
この装置は以上の構成からなり、この装置で梁部材を製
造するには、外型枠2,2間に長尺の主筋３および肋筋４
を配筋した後、コンクリートスラリー12を積込んだコン
クリートフィーダー６を外型枠２一端から他端に向け移
動させる。同時にコンクリートスラリー12を、フィード
パイプ10から外型枠２と内型枠９との間に上端主筋３部
分が露出する高さに注入し、バイブレーター11を作動し
て締固める。
造するには、外型枠2,2間に長尺の主筋３および肋筋４
を配筋した後、コンクリートスラリー12を積込んだコン
クリートフィーダー６を外型枠２一端から他端に向け移
動させる。同時にコンクリートスラリー12を、フィード
パイプ10から外型枠２と内型枠９との間に上端主筋３部
分が露出する高さに注入し、バイブレーター11を作動し
て締固める。
外型枠の一端から他端にわたりコンクリートフィーダー
を移動させ、コンクリートを打設することにより断面
形のコンクリート12が塑造され、養生、硬化せしめて長
尺のプレキャストコンクリート梁部材が得られる。これ
を任意の長さ寸法に切断して所望の長さのプレキャスト
梁部材となし使用に供する。
を移動させ、コンクリートを打設することにより断面
形のコンクリート12が塑造され、養生、硬化せしめて長
尺のプレキャストコンクリート梁部材が得られる。これ
を任意の長さ寸法に切断して所望の長さのプレキャスト
梁部材となし使用に供する。
第３、４図は（２）の発明になる製造装置の実施例を示
す。この装置も長さ数100mのロングラインであり、水平
の床１面に２条のレール8,8が布設してあり、その上部
にコンクリートフィーダー６が載置してある。このコン
クリートフィーダー６は台座13およびその下方両側面に
固着した垂直面をなす外型枠14,14で支持され、外型枠1
4下端に設けた車輪15にのりレール８上に沿い移動可能
となしてある。また、フィーダー６の下方には断面形
の内型枠９が配してあり、フィーダー６底から下方に伸
びたコンクリートフィードパイプ10の先端に取付けてあ
る。フィードパイプ10の３方向に分岐した先端は、それ
ぞれ内型枠９に固着するとともに、その内側面に開口し
ている。また、内型枠９の外側面には２つのバイブレー
ター11が添付けてある。
す。この装置も長さ数100mのロングラインであり、水平
の床１面に２条のレール8,8が布設してあり、その上部
にコンクリートフィーダー６が載置してある。このコン
クリートフィーダー６は台座13およびその下方両側面に
固着した垂直面をなす外型枠14,14で支持され、外型枠1
4下端に設けた車輪15にのりレール８上に沿い移動可能
となしてある。また、フィーダー６の下方には断面形
の内型枠９が配してあり、フィーダー６底から下方に伸
びたコンクリートフィードパイプ10の先端に取付けてあ
る。フィードパイプ10の３方向に分岐した先端は、それ
ぞれ内型枠９に固着するとともに、その内側面に開口し
ている。また、内型枠９の外側面には２つのバイブレー
ター11が添付けてある。
この装置で梁部材を製造するには、床１面上のレール8,
8間に長尺の主筋３および上端中央が切欠部５となった
肋筋４を配筋した後、コンクリートスラリー12を積込ん
だコンクリートフィーダー６をレール８一端から他端に
向け移動させる。同時にコンクリートスラリー12を、肋
筋４の切欠部５を通り下方に伸びたコンクリートフィー
ドパイプ10から、外型枠14と内型枠９との間に、上端主
筋３部分が露出する高さに注入し、バイブレーター11を
作動して締固める。
8間に長尺の主筋３および上端中央が切欠部５となった
肋筋４を配筋した後、コンクリートスラリー12を積込ん
だコンクリートフィーダー６をレール８一端から他端に
向け移動させる。同時にコンクリートスラリー12を、肋
筋４の切欠部５を通り下方に伸びたコンクリートフィー
ドパイプ10から、外型枠14と内型枠９との間に、上端主
筋３部分が露出する高さに注入し、バイブレーター11を
作動して締固める。
レール８の一端から他端にわたり、コンクリートフィー
ダーを移動させ、コンクリートを打設し養生硬化せしめ
て長尺の梁部材をつくり、これを所望の長さに切断して
使用に供する。
ダーを移動させ、コンクリートを打設し養生硬化せしめ
て長尺の梁部材をつくり、これを所望の長さに切断して
使用に供する。
この発明になる２つの梁部材の製造装置はいずれも、主
筋長さ方向に沿い移動するコンクリートフィーダー、断
面形の内型枠、および肋筋の上端中央の切欠部を通り
内型枠内側面に開口するコンクリートフィードパイプを
備えているので、数100mのロングラインであっても、連
続してコンクリートを打設し、能率よく長尺の梁部材を
製造できる。また、内型枠はコンクリートフィーダーと
同伴移動するので、ロングラインに沿って、長い内型枠
を固定して設ける必要がなく、設備費の低減、組立、解
体等の省力化を図ることができる。
筋長さ方向に沿い移動するコンクリートフィーダー、断
面形の内型枠、および肋筋の上端中央の切欠部を通り
内型枠内側面に開口するコンクリートフィードパイプを
備えているので、数100mのロングラインであっても、連
続してコンクリートを打設し、能率よく長尺の梁部材を
製造できる。また、内型枠はコンクリートフィーダーと
同伴移動するので、ロングラインに沿って、長い内型枠
を固定して設ける必要がなく、設備費の低減、組立、解
体等の省力化を図ることができる。
（２）の発明になる製造装置は外型枠もコンクリートフ
ィーダーと同伴移動するのでロングラインに沿って長い
外型枠を固定して設ける必要がなく、設備費の低減、省
力化を一層高めることができる。
ィーダーと同伴移動するのでロングラインに沿って長い
外型枠を固定して設ける必要がなく、設備費の低減、省
力化を一層高めることができる。
この発明は以上の通りであり、この製造装置によると長
尺のプレキャストコンクリート梁部材を作業能率よく、
かつ比較的簡易な装置を用い製造ができ、これを所望の
長さに切断することにより、極めて低コストで所望のプ
レキャストコンクリート梁部材を得ることが可能とな
る。
尺のプレキャストコンクリート梁部材を作業能率よく、
かつ比較的簡易な装置を用い製造ができ、これを所望の
長さに切断することにより、極めて低コストで所望のプ
レキャストコンクリート梁部材を得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】 図面はこの発明の実施例を示すものであり、第１、２図
は（１）の発明になる製造装置の一部断面で示す全体側
面図および縦断面図、第３、４図は（２）の発明になる
製造装置の一部断面で示す全体側面図および縦断面図で
ある。 １…水平の床、２…外型枠、３…主筋、４…肋筋、５…
肋筋の切欠部、６…コンクリートフィーダー、７…車
輪、８…レール、９…内型枠、10…コンクリートパイ
プ、11…バイブレーター、11…コンクリートスラリー、
13…台座、14…外型枠、15…車輪。
は（１）の発明になる製造装置の一部断面で示す全体側
面図および縦断面図、第３、４図は（２）の発明になる
製造装置の一部断面で示す全体側面図および縦断面図で
ある。 １…水平の床、２…外型枠、３…主筋、４…肋筋、５…
肋筋の切欠部、６…コンクリートフィーダー、７…車
輪、８…レール、９…内型枠、10…コンクリートパイ
プ、11…バイブレーター、11…コンクリートスラリー、
13…台座、14…外型枠、15…車輪。
Claims (2)
- 【請求項１】水平をなす主筋および肋筋の周りに、上端
主筋部分を除き断面形をなしコンクリートを打設して
上端主筋部分が露出し断面形をなしたプレキャストコ
ンクリート梁部材を製造する装置であって、長尺の主筋
長さ方向に沿い移動するコンクリートフィーダー、コン
クリートフィーダーに同伴移動する断面形の内型枠、
コンクリートフィーダーから肋筋上端中央の切欠部を通
り内型枠内側面に開口するコンクリートフィードパイプ
を備えてなることを特徴とするプレキャストコンクリー
ト梁部材の製造装置。 - 【請求項２】水平をなす主筋および肋筋の周りに、上端
主筋部分を除き断面形をなしコンクリートを打設して
上端主筋部分が露出し断面形をなしたプレキャストコ
ンクリート梁部分を製造する装置であって、長尺の主筋
長さ方向に沿い移動するコンクリートフィーダー、コン
クリートフィーダーに同伴移動する外型枠および断面
形の内型枠、コンクリートフィーダーから肋筋上端中央
の切欠部を通り内型枠内側面に開口するコンクリートフ
ィードパイプを備えてなることを特徴とするプレキャス
トコンクリート梁の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25643990A JPH0751287B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | プレキャストコンクリート梁部材の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25643990A JPH0751287B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | プレキャストコンクリート梁部材の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04133702A JPH04133702A (ja) | 1992-05-07 |
| JPH0751287B2 true JPH0751287B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=17292676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25643990A Expired - Lifetime JPH0751287B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | プレキャストコンクリート梁部材の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751287B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP25643990A patent/JPH0751287B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04133702A (ja) | 1992-05-07 |
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