JPH0751234A - ストレス評価装置および生理的年齢評価装置 - Google Patents

ストレス評価装置および生理的年齢評価装置

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JPH0751234A
JPH0751234A JP5197569A JP19756993A JPH0751234A JP H0751234 A JPH0751234 A JP H0751234A JP 5197569 A JP5197569 A JP 5197569A JP 19756993 A JP19756993 A JP 19756993A JP H0751234 A JPH0751234 A JP H0751234A
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stress level
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和夫 児玉
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便な装置構成により、被験者のストレスレ
ベルを評価する。 【構成】 脈波検出装置(11)は、脈波検出装置(1
1)を介して入力された被験者の脈波のピーク点に関す
る情報を波形パラメータとして検出する。マイクロコン
ピュータ(1)は、所定の問診表に従い、キーボード
(2)等によって入力された被験者の心身疲労度と、上
記波形パラメータとに基づいてストレスレベルを算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は生体のストレスを評価
するストレス評価装置および生理的年齢を評価する生理
的年齢評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ストレスや疲労が、成人病やいわ
ゆる過労死などの原因の1つとして注目を浴びてきてい
る。ストレスや疲労の状態を捉えることができれば、適
切な予防策を早期に実施することにより成人病の進行や
突然死などを未然に防止することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
ストレス、疲労等を検出することができる検査方法は少
なく、また、これらの数少ない検査方法も簡便に実施す
ることができるものではなかった。例えば血液や尿に含
まれるカテコラミンやコルチゾールなどの含有量を生理
的ストレスの指標として測定する方法があるが、この方
法は採血や特殊なアッセイ法が必要であり、毎日実施し
得るような簡便な検査方法ではない。また、副腎皮質ホ
ルモン代謝産物の尿中濃度をストレスの指標として測定
する方法もあるが、この方法も採尿が必要であるため簡
便な方法とは言えず、また、検査方法としての信頼性も
未だ確立されていない。また、心理的ストレスの確立さ
れた測定手段としてはB&M社のキラリスシステムなる
問診表があったが、この問診表は問いが81項目もあ
り、問診の際の被験者および診断者の負担が大きいとい
う問題があった。また、ストレスレベルの他、自己の生
理的年齢が何才であるかを簡便に評価することが可能な
装置が望まれていた。
【0004】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、被験者および診断者に多大な負担を課すこ
となく簡便にストレスまたは生理的年齢を評価すること
ができる装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
被験者から得られる脈波の波形を特定する波形パラメー
タに対し、所定の演算処理を施し該演算処理結果を前記
被験者のストレスレベルとして出力することを特徴とす
るストレス評価装置を要旨とする。請求項2に係る発明
は、ストレスレベルが高まった場合に顕著となる各症状
が被験者にどの程度に当てはまるかを定量化した心身疲
労度および被験者から得られる脈波の波形を特定する波
形パラメータに対して所定の演算処理を施し、該演算処
理結果を前記被験者のストレスレベルとして出力するこ
とを特徴とするストレス評価装置を要旨とする。請求項
3に係る発明は、前記波形パラメータは、脈波のピーク
点の発生タイミングまたはピーク値であることを特徴と
する請求項1または2記載のストレス評価装置を要旨と
する。請求項4に係る発明は、ストレスレベルが高まっ
た場合に顕著となる各症状が被験者にどの程度に当ては
まるかを問うメッセージを出力し、その回答を受信する
対話形式入力手段を具備し、この対話形式入力手段によ
り受信された回答に基づいて前記心身疲労度を算出する
ことを特徴とする請求項2または3記載のストレス評価
装置を要旨とする。請求項5に係る発明は、記憶媒体に
記憶された前記心身疲労度および波形パラメータを読み
出し、前記所定の演算を施すことを特徴とする請求項
1、2、3のいずれか1の請求項に記載のストレス評価
装置を要旨とする。請求項6に係る発明は、前記記憶媒
体は磁気ディスクであることを特徴とする請求項5記載
のストレス評価装置を要旨とする。請求項7に係る発明
は、前記記憶媒体は光磁気ディスクであることを特徴と
する請求項5記載のストレス評価装置を要旨とする。請
求項8に係る発明は、被験者の脈波を測定する手段と、
該脈波から前記波形パラメータを検出する手段とを具備
することを特徴とする請求項1、2、3、4のいずれか
1の請求項に記載のストレス評価装置を要旨とする。請
求項9に係る発明は、ストレスレベルと、ストレスレベ
ルの評価をした時を示す情報とを逐次記憶する手段を具
備することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1の請
求項に記載のストレス評価装置を要旨とする。請求項1
0に係る発明は、ストレスレベルに応じた可視情報を出
力する手段を具備することを特徴とする請求項8記載の
ストレス評価装置を要旨とする。請求項11に係る発明
は、前記可視情報がストレスレベルに応じた色を有する
ことを特徴とする請求項10記載のストレス評価装置を
要旨とする。請求項12に係る発明は、複数種類のスト
レスレベルを評価し、各ストレスレベルの組合せに応じ
て前記色を決定することを特徴とする請求項11記載の
ストレス評価装置を要旨とする。請求項13に係る発明
は、前記可視情報がストレスレベルに応じた濃度を有す
ることを特徴とする請求項10記載のストレスレベル評
価装置を要旨とする。請求項14に係る発明は、前記可
視情報はストレスレベルを表す文字情報であることを特
徴とする請求項9記載のストレスレベル評価装置を要旨
とする。請求項15に係る発明は、ストレスレベルに応
じた可聴情報を出力する手段を具備することを特徴とす
る請求項8記載のストレス評価装置を要旨とする。請求
項16に係る発明は、前記可聴情報はストレスレベルに
応じた音楽であることを特徴とする請求項15記載のス
トレス評価装置を要旨とする。請求項17に係る発明
は、前記可聴情報はストレスレベルを説明する音声情報
であることを特徴とする請求項15記載のストレス評価
装置を要旨とする。請求項18に係る発明は、被験者か
ら得られる脈波の波形を特定する波形パラメータに対
し、所定の演算処理を施し該演算処理結果を前記被験者
の生理的年齢として出力することを特徴とする生理的年
齢評価装置を要旨とする。請求項19に係る発明は、前
記波形パラメータは、脈波のピーク点の発生タイミング
またはピーク値であることを特徴とする請求項18記載
の生理的年齢評価装置を要旨とする。
【0006】
【作用】上記請求項1〜8および10〜19に係る発明
によれば、診断者および被験者に多大な負担を与えるこ
となく、ストレスレベルまたは生理的年齢の評価を行う
ことができる。上記請求項9に係る発明によれば、被験
者のストレスレベルが時系列的に記憶されるため、スト
レスレベルの動向を容易に把握することができる。請求
項10〜17に係る発明によれば、被験者は自己のスト
レスレベルを容易に確認することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の実施例を説明
する。
【0008】<実施例1> A.事前検討 本願発明者は、ストレスレベルを評価する装置を設計す
るに際し、以下の事前検討を行った。
【0009】(1)代用特性の採取 被験者および診断に多大なる負担を課すことなくストレ
スレベルを評価するためには、ストレスレベルを反映す
るパラメータであって、血漿カテコラミン値等に代るも
のを得る必要がある。本願発明者は、生理的ストレス、
生理的年齢または心理的ストレスによって脈波の形状が
変化することに着目し、この脈波の形状をストレス評価
に使用するパラメータの候補として選択した。そして、
被験者53名について、橈骨動脈を測定し、脈波の形状
を特定する波形パラメータとして、次の情報を採取し
た。 a.1拍に対応した脈波が立ち上がってから(以下、こ
の立ち上がり時刻を脈波開始時刻という)次の拍に対応
した脈波が立ち上がりを開始するまでの時間t6 b.脈波内に順次現れる極大点P1、極小点P2、極大
点P3、極小点P4および極大点P5の血圧値y1〜y5 c.脈波開始時刻以後、上記各点P1〜P5が現れるま
での経過時間t1〜t5 (以上、図1参照)
【0010】また、本願発明者は、ストレスレベルが高
まった場合には自覚症状が現れることに着目し、図2に
示す心身疲労度問診表を用いて心身疲労度を測定した。
この心身疲労度問診表の各問いはストレスレベルが高く
なった場合に顕著となる各症状が自覚症状として認めら
れるか否かを被験者に問うものである。被験者は、これ
らの問いに対し、「いいえ」「時に」「たいてい」「い
つも」のうちいずれか1つを回答として選択する。ここ
で、各回答には、「いいえ」が0点、「時に」が1点、
「たいてい」が2点、「いつも」が3点という具合に、
問いに対して肯定的な回答、すなわち、症状に関する自
覚の度合いが高い回答程、高得点が割り当てられてい
る。被験者の選択した各回答の得点の合計得点が心身疲
労度Mとなる。
【0011】(2)ストレスレベルの基準値の採取 生理的ストレスについては従来より血漿カテコラミン値
がストレス指標として定評がある。そこで、被験者53
名について血液中の血漿アドレナリン濃度AD(ng/
ml)および血漿ノルアドレナリン濃度NA(ng/m
l)を測定し、各被験者の生理的ストレスレベルの基準
値とした。また、心理的ストレスについては、81項目
からなる問診表(B&M社 キラリスシステム)を用い
て各被験者に対し問診を行い、それらの結果を各被験者
の心理的ストレスレベルの基準値MSとした。
【0012】(3)相関分析 上記(1)において各被験者から得られた各パラメータ
と、上記(2)において得られた生理的ストレスレベル
および心理的ストレスレベルとの相関関係の分析を行っ
た。
【0013】a.生理的ストレス まず、血漿カテコラミン値と波形パラメータとの相関分
析を行ったところ、相関係数rの高い関係式として以下
に示すものが得られた。 NA(ng/ml) =−0.44(t5−t1)+1.07 重相関係数r=0.44 (確率p<0.000001, F値 F=25.42) ……(1) このようにして生理的ストレスレベルの指標として確立
された血漿ノルアドレナリン値を波形パラメータt1
よびt5に基づいて推定することができることが確認さ
れた。本実施例においては、上記式(1)の右辺の演算
を行うことにより生理的ストレスレベルを算出する。ま
た、波形パラメータのみならず心身疲労度Mをも含めて
相関分析を行ったところ、以下の関係式が得られた。 NA(ng/ml) =0.46M+0.24(y1/t1) r=0.51 (p<0.000001, F=12.47)……(2) このように心身疲労度Mをもパラメータに含めると、生
理的ストレスレベルの推定値がより正確なものとなるこ
とが確認された。本実施例においては、心身疲労度Mが
得られる場合には、上記式(2)の右辺を演算すること
により生理的ストレスレベルを算出する。
【0014】b.心理的ストレス 心理的ストレスレベルの基準値MSと、波形パラメータ
および心身疲労度Mとの相関分析を行ったところ、相関
係数の高い関係式として以下のものが得られた。 MS =0.45M+0.29{(t4−t1)/t6}−14.83 r=0.56(p<0.000001, F=21.61)……(3) 本実施例においては、上記式(3)の右辺の演算を行う
ことにより心理的ストレスレベルを算出する。 c.生理的年齢 さらに被験者の年齢Yと波形パラメータとの間の相関関
係を調査したところ、両者の間にも相関関係のあること
が分かった。 Y =−33.74(t5−t4)+61.64t1/t6−8.0678(t5−t4)/t6+33.324 r=0.56(p<0.00000, F=12.609) ……(4)
【0015】B.実施例の構成 図3に本実施例の構成を示す。同図において、1はマイ
クロコンピュータであり、本装置を構成する各部の動作
を制御すると共に上記算出式(2)、(3)および
(4)に従って生理的ストレスレベル、心理的ストレス
レベルおよび生理的年齢の評価を行う。2はキーボード
であり、マイクロコンピュータ1に対するコマンドおよ
び評価のためのパラメータの入力手段として用いられ
る。3はFDD(フロッピーディスク駆動装置)であ
り、被験者の数が多い場合を考慮して設けられたパラメ
ータ入力手段である。診断者は、このFDD3に対し、
各被験者のパラメータを記憶したFDを装着することに
より、全被験者のパラメータを一括してマイクロコンピ
ュータ1へ与えることができる。なお、本装置に入力す
るパラメータを保存する手段は、FD等の磁気ディスク
に限定されるものではなく、例えば光磁気ディスク等で
もよい。4はCRT等による表示装置であり、マイクロ
コンピュータ1により出力される診断者に対するメッセ
ージ、ストレスレベルの評価結果等が表示される。5は
ストレスレベル等の評価結果および評価に使用したパラ
メータを被験者別に時系列的に記憶するために設けられ
た大容量記憶装置である。6はストレスレベル等の評価
結果を出力するための印刷装置である。
【0016】C.実施例の動作 (1)パラメータ入力 このストレス評価装置の電源が投入されると、マイクロ
コンピュータ1により初期化処理が行われ、キーボード
2またはFDD3のいずれによりパラメータ入力を行う
かの選択を促すメニュー画面が表示装置4に表示され
る。診断者はキーボード2からのコマンド入力により所
望の入力形態を選択する。前者の入力形態を選択した場
合、診断者はキーボード1により、被験者の識別情報
と、評価に必要なパラメータ、すなわち、波形パラメー
タおよび上述した疲労度問診表により求めた心身疲労度
と、これらのパラメータの採取年月日を順次入力する。
これらの情報はマイクロコンピュータ1内のバッファメ
モリに順次取り込まれる。
【0017】また、後者の入力形態を選択した場合、診
断者は各被験者の識別情報、ストレスレベル等の評価に
必要なパラメータおよびこれらのパラメータの採取年月
日の記憶されたFDをFDD3に装着し、FDによるパ
ラメータの入力を指示するコマンドをキーボード2から
入力する。この結果、FD内の各被験者に対応した情報
がFDD3を介しマイクロコンピュータ1内のバッファ
メモリに順次取り込まれる。
【0018】(2)ストレスレベル等の評価 上記パラメータ入力が終了すると、上記算出式(2)、
(3)および(4)にバッファメモリ内の各被験者のス
トレス評価のためのパラメータを代入し、各被験者の生
理的ストレスレベル、心理的ストレスレベルおよび生理
的年齢を求める。このようにして求められた各被験者の
生理的ストレスレベル、心理的ストレスレベルおよび生
理的年齢はバッファメモリに一旦蓄積される。また、各
被験者のストレスレベルおよびこれらのストレスレベル
の算出に使用されたパラメータは被験者別に表示装置4
に表示される。
【0019】(3)評価結果の保存 評価が終了した時点において、診断者が評価結果の保存
の指示をキーボード1から与えると、バッファメモリ内
の各被験者に対応した情報が大容量記憶装置5へ順次書
き込まれる。さらに詳述すると、本実施例においてはス
トレスレベル等の評価結果および評価に使用した情報を
被験者別に区分して記憶するようにしており、バッファ
メモリから読み出される各被験者に関する情報は大容量
記憶装置5内に既に記憶された各被験者に対応した情報
の後に追加される。
【0020】(4)評価結果の印刷 診断者がキーボード1から評価結果を出力すべきコマン
ドを入力すると、バッファメモリ内の各被験者の識別情
報およびストレスレベルがマイクロコンピュータ1を介
して印刷装置2に送られ、それらの印刷が行われる。ま
た、診断者が特定の被験者の識別情報を入力すると共に
ストレスレベルの時系列表示をすべきコマンドを入力す
ると、マイクロコンピュータ1により当該被験者に対応
した過去所定回数分の評価により得られたストレスレベ
ルおよびストレス評価用パラメータの採取年月日が大容
量記憶装置5から読み出され、ストレスレベルの時間的
変化を表すグラフの印刷データがマイクロコンピュータ
1により生成され、印刷装置6に送られる。この結果、
当該被験者についてのストレスレベルの時間的変化の様
子が印刷装置6により印刷される。
【0021】<実施例2>図4はこの発明の第2実施例
によるストレス評価装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、この図において上記第1実施例と対応する部
分には同一の符号を付けてその説明を省略する。
【0022】本実施例によるストレス評価装置は、被験
者の脈波を測定する手段およびこの脈波から上記波形パ
ラメータを検出するための手段を上記第1実施例に係る
装置に付加し、被験者からのパラメータ採取およびスト
レス評価を同時に実施し得るようにしたものである。図
4において、11は脈波検出装置であり、被験者の手首
に装着される圧力センサ(図示略)を介して橈骨動脈波
形を検出し脈波信号(アナログ信号)として出力する。
12はパラメータ抽出部であり、マイクロコンピュータ
1による制御の下、ストレスレベルの評価に必要な波形
パラメータを脈波検出装置11が出力する脈波信号から
抽出するための信号処理を行う。また、13はマウスで
あり、パラメータ抽出部12によることなく波形パラメ
ータを手操作によって指定する際の指定手段としてマイ
クロコンピュータ1に接続されている。
【0023】次に図5を参照しパラメータ抽出部12の
構成を説明する。図5において、101はA/D(アナ
ログ/デジタル)変換器であり、脈波検出装置11によ
って出力される脈波信号を一定周期のサンプリングクロ
ックφに従ってデジタル信号に変換して出力する。10
2はローパスフィルタであり、A/D変換器101から
順次出力されるデジタル信号に対し、所定のカットオフ
周波数以上の成分を除去する処理を施し、その結果を波
形値Wとして順次出力する。103はRAM(ランダム
アクセスメモリ)によって構成される波形メモリであ
り、ローパスフィルタ102を介して供給される波形値
Wを順次記憶する。111は波形値アドレスカウンタで
あり、マイクロコンピュータ1から波形採取指示STA
RTが出力されている期間、サンプリングクロックφを
カウントし、そのカウント結果を波形値Wを書き込むべ
き波形アドレスADR1として出力する。112はセレ
クタであり、マニュアルモード信号MANが出力されて
いない場合には波形値アドレスカウンタ111が出力す
る波形アドレスADR1を選択して波形メモリ103の
アドレス入力端へ供給し、マニュアルモード信号MAN
が出力されている場合にはマイクロコンピュータ1が出
力する読み出しアドレスADR4を選択して波形メモリ
103のアドレス入力端へ供給する。
【0024】121は微分回路であり、ローパスフィル
タ102から順次出力される波形値Wの時間微分を演算
して出力する。122は零クロス検出回路であり、波形
値Wが極大値または極小値となることにより波形値Wの
時間微分が0となった場合に零クロス検出パルスZを出
力する。123はピークアドレスカウンタであり、マイ
クロコンピュータ1から波形採取指示STARTが出力
されている期間、零クロス検出パルスZをカウントし、
そのカウント結果をピークアドレスADR2として出力
する。124は移動平均算出回路であり、現時点までに
微分回路121から出力された過去所定個数分の波形値
Wの時間微分値の平均値を算出し、その結果を現時点に
至るまでの脈波の傾斜を表す傾斜情報SLPとして出力
する。125は後述するピーク情報を記憶するために設
けられたピーク情報メモリである。
【0025】マイクロコンピュータ1は以上説明した各
要素からの出力情報に基づいて次の制御を行う。 ピーク情報の編集 パラメータ抽出部12内の微分回路121および零クロ
ス検出回路122によって脈波のピーク点が検出される
毎に以下列挙する情報を求め、ピーク情報としてピーク
情報メモリ125に書き込む。 (ピーク情報の内容) 波形値アドレスADR1:ローパスフィルタ102から
出力される波形値Wが極大値または極小値となった時点
で波形アドレスカウンタ111から出力されている書き
込みアドレスADR1、すなわち、極大値または極小値
に相当する波形値Wの波形メモリ103における書き込
みアドレスである。 ピーク種別B/T:上記波形値アドレスADR1に書き
込まれた波形値Wが極大値T(Top)であるか極小値
B(Botom)であるかを示す情報である。 波形値W:上記極大値または極小値に相当する波形値で
ある。 ストロークSTRK:直前のピーク値から当該ピーク値
に至るまでの波形値の変化分である。 傾斜情報SLP:当該ピーク値に至るまでの過去所定個
数分の波形値の時間微分の平均値である。
【0026】ストレスレベルの評価 a.自動評価モード ピーク情報メモリ125の記憶内容を読み出して波形パ
ラメータを作成し、上記第1実施例と同様なストレスレ
ベルの評価を行う。 b.マニュアル指定モード 波形メモリ103に記憶された脈波を表示装置4に表示
させ、使用者のマウス操作によって指定される脈波のピ
ーク点を検出し、この結果に基づいて波形パラメータの
算出およびストレスレベルの評価を行う。
【0027】以下、本実施例の動作を説明する。 a.自動評価モード 波形およびそのピーク情報の採取 まず、ストレスレベルを求めるべきコマンドがキーボー
ド2を介して与えられると、マイクロコンピュータ1に
より波形採取指示STARTが出力され、パラメータ抽
出部12内の波形アドレスカウンタ111およびピーク
アドレスカウンタ123のリセットが解除される。この
結果、波形アドレスカウンタ111によりサンプリング
クロックφのカウントが開始され、そのカウント値が波
形アドレスADR1としてセレクタ112を介して波形
メモリ103に供給される。そして、脈波検出装置11
によって検出された橈骨動脈波形がA/D変換器101
に入力され、サンプリングクロックφに従ってデジタル
信号に順次変換され、ローパスフィルタ102を介し波
形値Wとして順次出力される。このようにして出力され
た波形値Wは、波形メモリ103に順次供給され、その
時点において波形アドレスADR1によって指定される
記憶領域に書込まれる。以上の動作により図7に例示す
る橈骨動脈波形に対応した一連の波形値Wが波形メモリ
103に蓄積される。
【0028】一方、上記動作と並行し、ピーク情報の検
出およびピーク情報メモリ125への書込が以下説明す
るようにして行われる。まず、ローパスフィルタ102
から出力される波形値Wの時間微分が微分回路121に
よって演算され、この時間微分が零クロス検出回路12
2および移動平均算出回路124に入力される。移動平
均算出回路は、このようにして波形値Wの時間微分値が
供給される毎に過去所定個数の時間微分値の平均値(す
なわち、移動平均値)を演算し、演算結果を傾斜情報S
LPとして出力する。ここで、波形値Wが上昇中もしく
は上昇を終えて極大状態となっている場合は傾斜情報S
LPとして正の値が出力され、下降中もしくは下降を終
えて極小状態となっている場合は傾斜情報SLPとして
負の値が出力される。
【0029】そして、例えば図6に示す極大点P1に対
応した波形値Wがローパスフィルタ102から出力され
ると、時間微分として0が微分回路121から出力さ
れ、零クロス検出回路122から零クロス検出パルスZ
が出力される。この結果、マイクロコンピュータ1によ
り、その時点における波形値アドレスカウンタ111の
カウント値たる波形アドレスADR1、波形値W、ピー
クアドレスカウンタのカウント値たるピークアドレスA
DR2(この場合、ADR2=0)および傾斜情報SL
Pが取り込まれる。また、零クロス検出信号Zが出力さ
れることによってピークアドレスカウンタ123のカウ
ント値ADR2が2になる。
【0030】そして、マイクロコンピュータ1は、取り
込んだ傾斜情報SLPの符号に基づいてピーク種別B/
Tを作成する。この場合のように極大値P1の波形値W
が出力されている時にはその時点において正の傾斜情報
が出力されているので、マイクロコンピュータ1はピー
ク情報B/Tの値を極大値に対応したものとする。そし
て、マイクロコンピュータ1は、ピークアドレスカウン
タ123から取り込んだピークアドレスADR2(この
場合、ADR2=0)をそのまま書込アドレスADR3
として指定し、波形値W、この波形値Wに対応した波形
アドレスADR1、ピーク種別B/T、傾斜情報SLP
を第1回目のピーク情報としてピーク情報メモリ125
に書き込む。なお、第1回目のピーク情報の書き込みの
場合は、直前のピーク情報がないためストローク情報の
作成および書き込みは行わない。
【0031】その後、図6に示す極小点P2に対応した
波形値Wがローパスフィルタ102から出力されると、
上述と同様に零クロス検出パルスZが出力され、書込ア
ドレスADR1、波形値W、ピークアドレスADR2
(=1)、傾斜情報SLP(<0)がマイクロコンピュ
ータ1により取り込まれる。そして、マイクロコンピュ
ータ1により、上記と同様、傾斜情報SLPに基づいて
ピーク種別B/T(この場合、ボトムB)が決定され
る。また、マイクロコンピュータ1によりピークアドレ
スADR2よりも1だけ小さいアドレスが読み出しアド
レスADR3としてピーク情報メモリ125に供給さ
れ、第1回目に書き込まれた波形値Wが読み出される。
そして、マイクロコンピュータ1により、ローパスフィ
ルタ102から今回取り込んだ波形値Wとピーク情報メ
モリ125から読み出した第1回目の波形値Wとの差分
が演算され、ストローク情報STRKが求められる。そ
して、このようにして求められたピーク種別B/T、ス
トローク情報STRKが他の情報ADR1、W、SLP
と共に第2回目のピーク情報としてピーク情報メモリ1
25のピークアドレスADR3=1に対応した記憶領域
に書き込まれる。以後、ピーク点P3、P4、…が検出
された場合も同様の動作が行われる。そして、所定時間
が経過すると、マイクロコンピュータ1により波形採取
指示STARTの出力が停止され、波形値Wおよびピー
ク情報の採取が終了する。
【0032】波形パラメータ抽出 波形パラメータの抽出に先立ち、ピーク情報メモリ12
5に記憶された各情報のうち波形パラメータの採取を行
う1波長分の波形に対応した情報を特定するための処理
がマイクロコンピュータ1により行われる。まず、ピー
ク情報メモリ125から各ピーク点P1、P2、…に対
応した傾斜情報SLPおよびストローク情報STRKが
順次読み出される。次いで、各ストローク情報STRK
の中から正の傾斜に対応したストローク情報(すなわ
ち、対応する傾斜情報SLPが正の値となっているも
の)が選択され、これらのストローク情報の中から値の
大きなもの上位所定個数がさらに選択される。そして、
選択されたストローク情報STRKの中から中央値に相
当するものが選択され、波形パラメータの抽出を行うべ
き1波長分の脈波の立ち上がり部、例えば図6において
符号STRKMによって示した立ち上がり部のストロー
ク情報が求められる。そして、当該ストローク情報のピ
ークアドレスよりも1だけ前のピークアドレス、すなわ
ち、波形パラメータの抽出を行うべき1波長分の脈波の
開始点P6のピークアドレスが求められる。
【0033】次にマイクロコンピュータ1によりピーク
情報メモリ125に記憶された上記1波長分の脈波に対
応した各ピーク情報を参照し、上記算出式(1)〜
(4)に代入すべき各パラメータを算出する。例えば次
の通りである。 y1:ピーク点P7に対応する波形値をy1とする。 t1:ピーク点P7に対応する波形アドレスからピーク
点P6に対応する波形アドレスを差し引き、その結果に
対してサンプリングクロックφの周期を乗じてt1を算
出する。 t4〜t6:上記t1と同様、対応する各ピーク点間の波
形アドレス差に基づいて演算する。 そして、このようにして得られた各パラメータをバッフ
ァメモリに蓄積する。
【0034】b.マニュアル指定モード 本実施例に係るストレス評価装置は、上記自動評価モー
ドの他、キーボード2の操作によりマニュアル指定モー
ドを設定することも可能である。このマニュアル指定モ
ードが設定された場合、診断者はマウス操作により波形
パラメータの算出に必要な脈波のピーク点を指定するこ
とができる。すなわち、次の通りである。
【0035】マニュアル指定モードにおいては、マイク
ロコンピュータ1によって波形採取指示STARTが所
定時間出力された後、マニュアルモード信号MANが出
力される。そして、0から順次増加する読出アドレスA
DR4がマイクロコンピュータ1によって出力され、セ
レクタ112を介して波形メモリ103に供給される。
このようにして波形メモリ103に記憶された橈骨動脈
波形が読み出され、表示装置4に表示される。
【0036】診断者は、マウス13を操作することによ
って表示装置4におけるカーソル表示位置を移動させ、
表示装置4に表示された脈波の開始点、終了点、脈波の
各極大点、各極小点に順次カーソルを表示させ、クリッ
ク入力を行う。マイクロコンピュータ1は、このような
マウス操作を検出することによって、診断者によって指
定された脈波の開始点、終了点、脈波の各極大点、各極
小点に相当するデジタル信号を波形メモリ103内から
読み出し、この読み出した情報から必要な波形パラメー
タ(上記式(2)および(3)参照)を抽出しバッファ
メモリに蓄積する。
【0037】c.心身疲労度の入力 上記a、bいすれかの処理により波形パラメータの採取
が完了すると、マイクロコンピュータ1は、キーボード
またはマウス操作によって行われる診断者の指示に応答
し、表示装置4に図2に示す心身疲労度問診表を表示さ
せる。次いで診断者は、この表示された問診表に従って
被験者に対して問診を行い、マウス13を操作すること
により被験者の回答をマイクロコンピュータ1へ入力す
る。ここで、問診は対話形式入力、すなわち、問診表の
各問を1問ずつ表示あるいは音声として出力し、これに
対する回答を被験者がキーボード等によりマイクロコン
ピュータ1に入力する形式を採ってもよい。マイクロコ
ンピュータ1は、このようにして入力される回答に基づ
いて心身疲労度を算出し、その結果をバッファメモリに
書き込む。
【0038】このようにしてストレス評価に必要なすべ
ての情報がバッファメモリに用意された。マイクロコン
ピュータ1は、バッファメモリに記憶された情報に基づ
いてストレス評価を行い、以後、上記第1実施例と同
様、診断者の指示に従い、その結果の出力、記憶等を行
う。
【0039】<実施例3>次に本発明の第3の実施例に
ついて説明する。本実施例に係るストレスレベル評価装
置は、上記第2実施例の構成に加えてストレスレベルの
表示手段としてカラー表示器(図示せず)を有してい
る。本実施例におけるマイクロコンピュータ1は、生理
的ストレスレベルおよび心理的ストレスレベルを演算し
た後、図5に例示するテーブルに従って表示色を決定
し、この表示色をカラー表示器に表示させる。生理的ス
トレスレベル、心理的ストレスレベルおよび生理的年齢
を求め、これを色表示するようにしても良い。この場
合、図5に示すような2次元テーブルでなく、生理的ス
トレスレベル、心理的ストレスレベルおよび生理的年齢
の各組合せに対応した色を定義した3次元テーブルを使
用し表示色を決定する。本実施例によれば、生理的スト
レスレベルおよび心理的ストレスレベルとを総合したス
トレスレベルをカラー表示器の表示色により示されるの
で、ストレスレベルの数値に対する判断基準を有しない
一般人であっても、容易に自己のストレスレベルを確認
することができる。本実施例は、医師等の診断者の手を
煩わすことなく被験者自身が自己のストレスレベルを診
断する無人診断システムとして有用である。
【0040】<他の実施例> (1)上記各実施例では、波形パラメータおよび心身疲
労度の両方をパラメータとして使用して生理的ストレス
と心理的ストレスの両方を評価するようにしたが、上記
式(1)または(4)に従って波形パラメータのみに基
づき生理的ストレスレベルのみまたは生理的年齢のみを
評価するように構成してもよい。この場合、心身疲労度
の入力の手間が省けるので装置として使いやすいものに
なる。 (2)上記各実施例では、被験者の橈骨動脈波に基づい
てストレスレベルを評価するようにしたが、橈骨部から
指間部に至るまでの箇所の動脈波を測定し、この動脈波
に基づいてストレスレベルを評価するようにしてもよ
い。 (3)上記第3実施例ではストレスレベル等を表示色に
より視認させる構成を採ったがストレスレベルの表現手
段はこれに限定されるものではない。例えば視覚を通じ
て被験者にストレスレベルを認識させる場合は表示色の
濃淡によりストレスレベル等を表現してもよく、ストレ
スレベルを説明する文字情報を表示してもよい。また、
視覚に限らず聴覚に訴えるストレスレベル等の表現方法
を採ってもよい。例えば、音の高さ、大きさ、音色をス
トレスレベル等に応じて変化させ、被験者に聞かせるこ
とが考えられる。また、ストレスレベル等の評価結果を
説明する音声を出力してもよく、ストレスレベルが低い
ときには明るい曲、ストレスレベルが高いときには重苦
しい曲という具合にストレスレベル等に応じた音楽を提
供するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
験者および診断者に多大な負担を課すことなくストレス
レベルまたは生理的年齢を評価することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例においてストレス評価
に使用する脈波を例示する図である。
【図2】 同実施例において使用する心身疲労度問診表
を示す図である。
【図3】 この発明の第1実施例によるストレス評価装
置の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の第2実施例によるストレス評価装
置の構成を示すブロック図である。
【図5】 同実施例におけるパラメータ抽出部12の構
成例を示すブロック図である。
【図6】 同実施例におけるピーク情報メモリ125の
記憶内容を示す図である。
【図7】 同実施例における波形メモリ103に記憶さ
れた橈骨動脈波形を例示する図である。
【図8】 この発明の第3実施例におけるストレスレベ
ル表示を説明する図である。
【符号の説明】
1……マイクロコンピュータ、3……FDD、2……キ
ーボード、4……表示装置、5……大容量記憶装置、6
……印刷装置。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者から得られる脈波の波形を特定す
    る波形パラメータに対し、所定の演算処理を施し該演算
    処理結果を前記被験者のストレスレベルとして出力する
    ことを特徴とするストレス評価装置。
  2. 【請求項2】 ストレスレベルが高まった場合に顕著と
    なる各症状が被験者にどの程度に当てはまるかを定量化
    した心身疲労度および被験者から得られる脈波の波形を
    特定する波形パラメータに対して所定の演算処理を施
    し、該演算処理結果を前記被験者のストレスレベルとし
    て出力することを特徴とするストレス評価装置。
  3. 【請求項3】 前記波形パラメータは、脈波のピーク点
    の発生タイミングまたはピーク値であることを特徴とす
    る請求項1または2記載のストレス評価装置。
  4. 【請求項4】 ストレスレベルが高まった場合に顕著と
    なる各症状が被験者にどの程度に当てはまるかを問うメ
    ッセージを出力し、その回答を受信する対話形式入力手
    段を具備し、この対話形式入力手段により受信された回
    答に基づいて前記心身疲労度を算出することを特徴とす
    る請求項2または3記載のストレス評価装置。
  5. 【請求項5】 記憶媒体に記憶された前記心身疲労度お
    よび波形パラメータを読み出し、前記所定の演算を施す
    ことを特徴とする請求項1、2、3のいずれか1の請求
    項に記載のストレス評価装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶媒体は磁気ディスクであること
    を特徴とする請求項5記載のストレス評価装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶媒体は光磁気ディスクであるこ
    とを特徴とする請求項5記載のストレス評価装置。
  8. 【請求項8】 被験者の脈波を測定する手段と、該脈波
    から前記波形パラメータを検出する手段とを具備するこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4のいずれか1の請
    求項に記載のストレス評価装置。
  9. 【請求項9】 ストレスレベルと、ストレスレベルの評
    価をした時を示す情報とを逐次記憶する手段を具備する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1の請求項に
    記載のストレス評価装置。
  10. 【請求項10】 ストレスレベルに応じた可視情報を出
    力する手段を具備することを特徴とする請求項8記載の
    ストレス評価装置。
  11. 【請求項11】 前記可視情報がストレスレベルに応じ
    た色を有することを特徴とする請求項10記載のストレ
    ス評価装置。
  12. 【請求項12】 複数種類のストレスレベルを評価し、
    各ストレスレベルの組合せに応じて前記色を決定するこ
    とを特徴とする請求項11記載のストレス評価装置。
  13. 【請求項13】 前記可視情報がストレスレベルに応じ
    た濃度を有することを特徴とする請求項10記載のスト
    レスレベル評価装置。
  14. 【請求項14】 前記可視情報はストレスレベルを表す
    文字情報であることを特徴とする請求項9記載のストレ
    スレベル評価装置。
  15. 【請求項15】 ストレスレベルに応じた可聴情報を出
    力する手段を具備することを特徴とする請求項8記載の
    ストレス評価装置。
  16. 【請求項16】 前記可聴情報はストレスレベルに応じ
    た音楽であることを特徴とする請求項15記載のストレ
    ス評価装置。
  17. 【請求項17】 前記可聴情報はストレスレベルを説明
    する音声情報であることを特徴とする請求項15記載の
    ストレス評価装置。
  18. 【請求項18】 被験者から得られる脈波の波形を特定
    する波形パラメータに対し、所定の演算処理を施し該演
    算処理結果を前記被験者の生理的年齢として出力するこ
    とを特徴とする生理的年齢評価装置。
  19. 【請求項19】 前記波形パラメータは、脈波のピーク
    点の発生タイミングまたはピーク値であることを特徴と
    する請求項18記載の生理的年齢評価装置。
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