JP2007065892A - 抗加齢管理システム - Google Patents

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敏一 吉川
Yoshikazu Yonei
嘉一 米井
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勝義 坂口
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Abstract

【課題】身体と精神(心)から老化を評価し、個体差の補正から生理学的年齢に基づく抗加齢管理システムを提供。
【解決手段】被験者の老化度を検査する際に、骨年齢では骨密度、血管年齢では動脈硬化度、ホルモン年齢ではIGF-IまたはDHEA-s、精神神経年齢ではウィスコンシン−カードソーティング検査値、筋年齢では身体運動能力または体組成を生理学的年齢を検査項目として調べ、別途の統計学的調査により可及的多数の被験者の実年齢および前記各項目別測定値を調べて、その実年齢と各項目別測定値の関係を示す標準曲線を作成し、この標準曲線上の測定値に対応する各項目別の生理学的年齢を管理されるべき抗加齢情報として被験者に提示する抗加齢管理システムとする。生理学的年齢が実年齢を超える項目について、別途蓄積された栄養剤処方例データベースからコンピュータで栄養剤処方を管理すべき情報として被験者に提示する。
【選択図】 なし

Description

この発明は、抗加齢医学に基づく加齢度検査とその結果の提示を含めた抗加齢管理システムに関する。
一般に、人間ドックなどの医学上の検診は、生活習慣病や癌などの早期発見、予防、早期治療を目的としたものであり、老化による身体機能の低下を医学的に予防することについては考慮されていない場合が多い。
しかし、近年の医学の進歩により、「老化」のメカニズムが解明されつつあり、老化や加齢も早期発見されれば改善できるものと理解されるようになってきている。
このような進歩的な考えは、抗加齢医学や抗老化、またはアンチエイジングとも称され、万人が元気に長寿を享受することを目指すための理論的かつ実践的な科学であるともいえる。
このアンチエイジングを管理するための身体の老化度を検査するための方法としては、バイオマーカーの測定が知られている。
因みに、バイオマーカーは、人が発する生体情報を数値化・定量化した指標であり、例えば病態を把握するバイオマーカーとしては、血糖値が古くから知られており、また抗老化の客観的な評価尺度となるバイオマーカーについてはほとんど判明していないが、抗老化検査管理システムとして、ホルモン系検査、血液生化学検査および腫瘍マーカー検査が開示され、そのうちホルモン系バイオマーカーとしては、エストラジオール、DHEA−s、ソマトメジンC、プロゲステロン、テストステロン、遊離サイロキシン、I型コラーゲン架橋N−テロペプチドが挙げられている(特許文献1)。
特開2002−357609号公報(請求項1参照)
しかし、上記した従来の抗加齢管理システムでは、老化度をホルモン量検査で数値化し、併せて血液、生化学検査および腫瘍マーカー検査の結果によって抗老化処方を決定するようにしているため、ホルモン量以外の老化について充分に評価されておらず、これでは例えば、身体と精神(心)の両面からみた総合的な老化、さらには個人的な特徴に基づく生物学的個体差についての補正もなされておらず、推定される年齢についての条件に不足が多く、推定年齢の正確性が充分でないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、上記した問題点を解決して、身体と精神(心)の両面から総合的に老化を評価し、さらには個人的な特徴に基づく生物学的な個体差についての補正も可能とする正確な生理学的年齢に基づいた抗加齢管理システムとすることである。
また、この発明の別の課題としては、生理学的年齢についての測定設備が充分に整わない場合でも、被験者に対するアンケート調査により、比較的正確な生理学的年齢の推定が可能な抗加齢管理システムとすることである。
上記の課題を解決するために、この発明では、被験者の老化度を検査する際に、骨年齢についての骨密度、血管年齢についての動脈硬化度、ホルモン年齢についてのIGF-I(インシュリン用成長因子-1)またはDHEA-s(デヒドロエピアンドロステロン−サルフェート)、精神神経年齢についてのウィスコンシン−カードソーティング検査値、筋年齢についての身体運動能力または体組成を生理学的年齢として調べ、別途の統計学的調査により可及的多数の被験者の実年齢および前記各項目別測定値を調べて、その実年齢と各項目別測定値の関係を示す標準曲線を作成し、この標準曲線上の前記測定値に対応する前記各項目別の生理学的年齢を管理されるべき抗加齢情報として被験者に提示することからなる抗加齢管理システムとしたのである。
上記したように構成されたこの発明の抗加齢管理システムでは、ホルモン年齢についてのIGF-IまたはDHEA-sの他にも、動脈硬化度、精神神経年齢についてのウィスコンシン−カードソーティング検査値、筋年齢についての身体運動能力または体組成を調べるため、身体と精神(心)の両面から総合的に老化を評価し、さらには個人的な特徴に基づく生物学的な個体差についての補正も可能である。
また、理化学的検査をしなくてもアンケートにより生理学的年齢の推定が可能な抗加齢管理システムとするために、被験者の身体の老化度を検査する際に、骨年齢、血管年齢、ホルモン年齢、精神神経年齢および筋年齢の各項目別について被験者が自覚可能な心身情報を多肢回答型のアンケートによって調査し、得られた回答を各枝ごとに設定された係数値の合算によって各項目別に点数化し、この点数と前記被験者の請求項1に記載の各項目別の生理学的年齢との相関係数を算出し、統計学的調査により可及的多数の被験者の生理学的年齢および前記アンケートによる各項目別点数を調べて、その生理学的年齢と各項目別点数分布から相関係数を算出すると共に生理学的年齢と各項目別平均点数の関係を示す標準曲線または回帰直線を作成し、この標準曲線または回帰直線上の前記点数に対応する前記各項目別の生理学的年齢を推定値として管理されるべき抗加齢情報として被験者に提示することからなる抗加齢管理システムとすることができる。
上記の抗加齢管理システムでは、生理学的年齢について実際に理化学的な測定設備が整わない場合でも、被験者に対するアンケートにより生理学的年齢の推定が可能な抗加齢管理システムとなる。
また、上記したいずれかの抗加齢管理システムにおいて、生理学的年齢が実年齢を超える項目について、別途蓄積された栄養剤処方例データベースからコンピュータで栄養剤処方を管理すべき情報として被験者に提示することが、より適切な管理とするために好ましいことである。
また、各項目別の生理学的年齢の被験者への提示が、ペンタグラム・レーダーチャートによる提示であると、被験者に一見して明瞭に情報が伝わり、的確に管理すべき情報を提示することができる。
この発明は、被験者の身体の老化度を検査する際に、骨年齢、精神神経年齢、身体運動能力または体組成その他の所定の項目についての生理学的年齢を調べると共に、各項目についての検査結果を別途の統計学的調査によって得られる実年齢と各項目別測定値の関係を示す標準曲線に対応させて生理学的年齢を算出し、これを管理されるべき抗加齢情報として被験者に提示するようにしたので、身体と精神(心)の両面から総合的に老化を評価し、さらには個人的な特徴に基づく生物学的な個体差についての補正がされた生理学的年齢に基づいた抗加齢管理システムとなる利点がある。
また、被験者の身体の老化度を検査する際に、骨年齢、精神神経年齢および筋年齢その他の所定の項目別に、被験者が自覚可能な心身の情報を多肢回答型のアンケートによって調査して点数化し、この点数を、別途の統計学的調査により得られる多数の被験者の実年齢および前記各項目別点数を調べた結果と比較して生理学的年齢の推定値を算出し、これを管理されるべき抗加齢情報として被験者に提示するようにしたので、上記同様の利点、すなわち、身体と精神(心)の両面から総合的に老化を評価し、さらには個人的な特徴に基づく生物学的な個体差についての補正がされた生理学的年齢に基づいた抗加齢管理システムを、理化学的な測定設備が整わない場合でも、被験者に対するアンケート結果により実施できるという利点がある。
先ず、この発明の抗加齢管理システムにおいて、被験者の身体の老化度を検査する際に、骨年齢、血管年齢、ホルモン年齢、精神神経年齢および筋年齢の各項目別に生理学的年齢を調べる場合、検査される具体的項目について説明する。
骨年齢についての骨密度は、特に限定された方法によってのみ行なわれる測定方法でなくてもよく、二重X線吸収測定法(SEXA)、超音波法、その他のできるだけ簡易かつ正確な周知の方法によって測定することができる。
例えば、二重X線吸収測定法(SEXA)による腰椎骨密度測定は、現在、最も簡便で再現性の高い測定方法である。
この測定方法では、低線量のX線を2カ所の骨(脊椎と股関節)に照射する際に、2種類の異なるX線エネルギーを使用することで、骨と軟部組織とを判別し、脊椎や股関節など海綿骨を多く含んだ骨を検査し、非常に正確に骨密度を計測することができる。
図1、2に加齢に伴う骨密度の変化(男女別)を示した。
血管年齢についての動脈硬化度は、脈波伝播速度法に基づいて測定することが好ましく、指先加速度脈波検査、脈波伝播速度検査が例示される。最も好ましい方法としては、指先加速度脈波検査である。
加速度脈波は、血流の特徴が生み出す伝導波であり、伝導波が指先まで伝わって検出されるまでには、多くの要因の影響を受け、例えば動脈を縮ませたり、膨らませたりして血流の調節をしている自律神経の影響を受ける。そのため、波の形が変わる種々の要因があり、血管や血流に関して多くの情報を含んでいるといえる。
脈波伝播速度の検査機器としては、日本コーリン社製の「from PWV/ABI」、またはフクダ電子社製の「指尖加速度脈波検査 8DP-100」などを使用することができる。
図3に示すように、高田法(高田晴子:岐阜大学医学部)によれば、加速度脈波は4つのカテゴリー(パターン)に分類され、この発明でもこのパターン(型)1〜4を調べている。
さらに、高田晴子「加速度脈波と血管年齢」、総説によれば以下のような説明がなされており、評価基準のために所要部分を抜粋して説明すると、「4カテゴリー法で、成人390人の波形型の年齢分布の特徴を調べると、30−34歳では48%が1型を示し、28%が2型を示した。35−39歳は32%が1型、44%が2型、24%が3型か4型であった。40代前半では60%が2型か3型を示し、40代後半では55%が3型か4型を示した。50代では70%、60代では80−90%が3型か4型を示した。55歳以上では、1型を示すものは1.4%にすぎず、その一方で3型を示すものは42%、4型を示すものは44%にのぼった。
統計的検討の結果、1型は40歳未満の波形型であり、2型は40代の波形型であることが示唆される。3型は40歳以上の世代では、その年齢とは無関係に同じ様な割合でみられ、特に年齢的特徴はなかった。ただし、運動不足であって、安静時心拍数が比較的高い者との関連性が3型は強かった。4型は45歳以上でみられることが多く、特に60歳以上に最も特徴的な波形型であった。また、年齢や体格の影響を統計的手法でコントロールした時、脈圧増大や、胸部X線写真上左第一弓突出と関連した。3型と4型は共に、40代以降の者に特有の波形であるが、4型が、必ずしも3型より高齢者の波形というわけではなく、大動脈硬化の進行が大きい時に、4型を示しやすいと思われる。」とある。
ホルモン年齢については、少なくともIGF-I(インシュリン用成長因子-1)またはDHEA-s(デヒドロエピアンドロステロン−サルフェート)が含まれる検査値であれば良く、その他のホルモン年齢測定のためのバイオマーカーとしては、コルチゾル、甲状腺ホルモン、テストステロン、エストロゲン、プロゲステロン、インスリンなどが挙げられる。
IGF-Iは、インスリン様成長因子(別名:ソマトメジンC)とも称されるものであり、成長ホルモンの働きにより産生される物質である。測定意義は成長ホルモンとほぼ同様であるが、血中濃度が生理的変動に左右され難く安定している。
図4に示すように、IGF-Iの血中濃度は、加齢と共に低下する分布を示すので、回帰直線によりホルモン年齢が算出できるものである。より精度の高い検査方法として、男女の性別に非線形曲線を用いて算出することができる。
DHEA-sは、男性ホルモンの中間代謝産物である。主に副腎皮質から分泌され(性腺由来は1%程度)、年齢で変動し思春期前に低く、思春期にピークを迎えその後斬減するが、全年齢層で男子の方が女子よりやや高値をとる。ACTHにより分泌調節されるが、DHEAと比べ血中半減期が約6時間(DHEAの約15倍)と長いので、著明な日内変動を認めないので好ましいバイオマーカーである。
図5に示すように、DHEA-sの血中濃度は、加齢と共に低下する分布を示すので、回帰直線によりホルモン年齢が算出できる
次に、精神神経年齢についてのウィスコンシン−カードソーティング検査値について説明する。
ウィスコンシン大学式カードソーティングテスト(Wisconcin card sorting test)は、脳神経機能検査の中でも、主として前頭葉機能の検査である。この検査は、日本脳ドック学会でも推奨され、学会に申請すれば本プログラムのソフトウエアーを使用することができ、島根医科大学 脳卒中データバンク・ホームページからもプログラムのダウンロードが可能である(http://www.cvddb.shimane-med.ac.jp)。
高次脳機能検査には、項目:注意力検査、前頭葉機能検査、視知覚脳機能検査、全般的知能検査、記銘力検査、軽度意識障害検査、精神機能全般があり、高次脳機能に障害が起こると、運動障害、感覚障害、意識障害といった要素的障害では説明できない言語、動作、認知、記憶、注意の障害が現れる。
本試験の添付文書(慶應医学65:861-885,1988)に補足を加えたもの説明の一部を以下に列挙し、表1に神経年齢の推定評価の事例を説明する。
1) CA(cateopries achieved;カテゴリー達成数):連続6正答が達成された分類カテゴリーの数。検査成績を総体として表す。MRI検査による脳質周囲高信号領域の広がりとテスト成績を解析した結果、カテゴリー達成数は白質病変が高度になるほど低下することが示されている。すなわち白質病変が「無し」または「軽微」から「中等度」以上になるにつれて、CAは6、5、4と順に低下する。
2) NUCA(numbers of response cards used until the first category achieved;第一カテゴリー達成までに使用された反応カード数):最初の6連続正答が形成されるまでの試行錯誤の段階の評価価値。健常者であれば平均3〜4枚のカードしか必要とされないが、障害が高度になってくると10枚以上のカードが必要になってくる。
3) TE(Total errors;全誤反応数)
4) PEM (perserverative errors of Milner;Milner型の保続性の誤り):カテゴリーが変更されたにもかかわらず、直前に達成されたカテゴリーに固執し、それへの分類を続ける場合の誤反応数。達成されたカテゴリーの保続傾向の評価値。
5) PEN (perserverative errors of Nelson;Nelson型の保続性の誤り):直前の誤反応と同じカテゴリーに続けて分類された誤反応数。直前の誤反応の保続傾向ないし前反応の抑制障害の評価額。
Figure 2007065892
次に、筋年齢についての身体運動能力または体組成は、脚力や握力など基礎的な運動能力と、体組成(筋肉量、筋肉の脂肪化率など)その他の身体測定値をいう。ここでいう身体運動能力は、特に限定された運動種目ではないが、加齢との相関関係(好ましくは相関係数が4.0以上)が明らかであるものが好ましく、例えば握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20シャトルラン(往復持久走)、立ち幅とびなどの身体運動を挙げることができる。
また、体組成は、筋肉量との関連が判明するものであることが好ましく、体組成計(バイオスペース社製:In Body)で、筋肉量、体脂肪量、体脂肪率、腹部脂肪率を計測することができ、または体組成計(タニタ社製)で筋肉量、体脂肪量などを計測することができる。
以上のような生理学的年齢の各検査項目を、予め様々な実年齢の多数の被験者で測定し、実年齢と各項目の生理学的年齢との相関係数を求め、相関式に測定値(x)と実年齢(y)を代入することにより、基本年齢が算出できる。
因みに、変数 x、y の相関係数rxyは、以下の式で求めることができる。
Figure 2007065892
次に、被験者の骨年齢、血管年齢、ホルモン年齢、精神神経年齢および筋年齢の各項目別について被験者が自覚可能な心身情報を多肢回答型のアンケートによって調査する場合は、例えば図6に示すようなチェックシートを、「からだの症状、心の症状、生活習慣、病歴、現在飲んでいる薬、現在の状況、自覚症状、心の症状、あなたの目標、運動について、サプリメント、栄養について」などの各項目別に作成して被験者にアンケート調査を行なう。
そして、得られた回答を各枝ごとに設定された点数の合算によって各項目別に点数化し、この点数に対する前記被験者の前記各項目別の生理学的年齢の相関係数を算出する。
生理学的年齢と各項目別平均点数の関係を示す標準曲線または回帰直線を作成し、この標準曲線または回帰直線上の前記点数に対応する前記各項目別の生理学的年齢を推定値とする。
60歳男性を例として、アンチエイジングドックの老化度判定結果を提示した。
すなわち、図7に示すように、得られた生理学的年齢の結果をペンタグラム・レーダーチャートに示し、これを被験者へ提示した。骨年齢と筋年齢はオプティマル・レンジ(Optimal Range)に収まっており極めて良好、神経年齢と血管年齢は実年齢の60歳相応であった。そして、ホルモン年齢は70歳後半を示し、身体の中では最も老化が進行していることがわかった。すなわちこの男性の場合、老化の弱点はホルモン年齢にあった。
弱点を放置すると他の部分にも悪影響を及ぼすので、ホルモン年齢を是正し、老化のバランスをとるようアンチエイジング治療計画をたてた。
男性の年齢と骨密度の関係を示す図表 女性の年齢と骨密度の関係を示す図表 高田法による加速度脈波の4パターンを示す図表 血中IGF-I濃度と年齢との関係を示す分布図と回帰直線 血中DHEA-s濃度と年齢との関係を示す分布図と回帰直線 多肢回答型のアンケートを示すチェックシート 生理学的年齢の結果を示すペンタグラム・レーダーチャート

Claims (5)

  1. 被験者の老化度を検査する際に、骨年齢についての骨密度、血管年齢についての動脈硬化度、ホルモン年齢についてのIGF-I(インシュリン用成長因子-1)またはDHEA-s(デヒドロエピアンドロステロン−サルフェート)、精神神経年齢についてのウィスコンシン−カードソーティング検査値、筋年齢についての身体運動能力または体組成を生理学的年齢の検査項目として調べ、別途の統計学的調査により可及的多数の被験者の実年齢および前記各項目別測定値を調べて、その実年齢と各項目別測定値の関係を示す標準曲線を作成し、この標準曲線上の前記測定値に対応する前記各項目別の生理学的年齢を管理されるべき抗加齢情報として被験者に提示することからなる抗加齢管理システム。
  2. 請求項1に記載の各項目別の生理学的年齢を可及的多数の被験者について調べ、その被験者の骨年齢、血管年齢、ホルモン年齢、精神神経年齢および筋年齢の各項目別について被験者が自覚可能な心身情報を多肢回答型のアンケートによって調査し、得られた回答を各枝ごとに設定された点数の合算によって各項目別に点数化し、この点数に対する前記被験者の前記各項目別の生理学的年齢の相関係数を算出すると共に、生理学的年齢と各項目別平均点数の関係を示す標準曲線または回帰直線を作成し、この標準曲線または回帰直線上の前記点数に対応する前記各項目別の生理学的年齢を推定値として管理されるべき抗加齢情報として被験者に提示することからなる抗加齢管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の抗加齢管理システムにおいて、統計学的調査が被験者の性別に対応した性別のデータに基づいて行なわれた調査である請求項1または2に記載の抗加齢管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の抗加齢管理システムにおいて、生理学的年齢が実年齢を超える項目について、別途蓄積された栄養剤処方例データベースからコンピュータで栄養剤処方を管理すべき情報として被験者に提示することを特徴とする抗加齢管理システム。
  5. 各項目別の生理学的年齢の被験者への提示が、ペンタグラム・レーダーチャートによる提示である請求項1〜4のいずれかに記載の抗加齢管理システム。
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