JPH075119Y2 - アウトリガを備えた作業車の安全装置 - Google Patents
アウトリガを備えた作業車の安全装置Info
- Publication number
- JPH075119Y2 JPH075119Y2 JP1988010250U JP1025088U JPH075119Y2 JP H075119 Y2 JPH075119 Y2 JP H075119Y2 JP 1988010250 U JP1988010250 U JP 1988010250U JP 1025088 U JP1025088 U JP 1025088U JP H075119 Y2 JPH075119 Y2 JP H075119Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outrigger
- detector
- outriggers
- grounded
- operated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Jib Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （１）産業上の利用分野 本考案は、高所作業車あるいはクレーン車等のように、
アウトリガを備えた作業車において、アウトリガの接地
を忘れて作業を行うことによる事故を防止する安全装置
に関するものである。
アウトリガを備えた作業車において、アウトリガの接地
を忘れて作業を行うことによる事故を防止する安全装置
に関するものである。
（２）従来の技術 アウトリガを接地させない状態においては、ブームの作
動を制限する転倒防止装置は、例えば特公昭59−43390
号公報に記載されているように従来より公知である。
動を制限する転倒防止装置は、例えば特公昭59−43390
号公報に記載されているように従来より公知である。
（３）考案が解決しようとする問題点 しかし、従来の転倒防止装置は、オペレータが完全に接
地していないアウトリガの接地を確認せずにブームの操
作に移行すると、ブームを作動させることはできない
が、このとき、オペレータは何故ブームが作動しないの
か分からないため、アウトリガの接地が不完全であるこ
とを発見するまでに多大な時間を要するという問題があ
った。
地していないアウトリガの接地を確認せずにブームの操
作に移行すると、ブームを作動させることはできない
が、このとき、オペレータは何故ブームが作動しないの
か分からないため、アウトリガの接地が不完全であるこ
とを発見するまでに多大な時間を要するという問題があ
った。
（４）問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決するために、アウトリガ
が非接地状態にあることを検出するアウトリガ検出器
と、作業装置の操作装置が操作されていることを検出す
る操作検出器と、アウトリガの非接地状態を音声により
知らせる音声警報装置を備え、アウトリガ検出器と操作
検出器が共に作動したときに音声警報装置を作動させる
ようにしたものである。
が非接地状態にあることを検出するアウトリガ検出器
と、作業装置の操作装置が操作されていることを検出す
る操作検出器と、アウトリガの非接地状態を音声により
知らせる音声警報装置を備え、アウトリガ検出器と操作
検出器が共に作動したときに音声警報装置を作動させる
ようにしたものである。
（５）作用 上記の構成により、アウトリガが接地状態にあるときに
作業装置の操作装置を操作しても音声警報装置は作動し
ないが、アウトリガが非接地状態にあるときに作業装置
の操作装置を操作すると音声警報装置が作動して、アウ
トリガが非接地状態にあることをオペレータに知らせ
る。
作業装置の操作装置を操作しても音声警報装置は作動し
ないが、アウトリガが非接地状態にあるときに作業装置
の操作装置を操作すると音声警報装置が作動して、アウ
トリガが非接地状態にあることをオペレータに知らせ
る。
（６）実施例 以下、図面により本考案の実施例について説明する。
第２図は高所作業車を示し、車体（１）の左右に一対づ
つ計４本設けられたアウトリガ（２）により車体（１）
が支持され、車体（１）の上面にはターンテーブル
（３）が旋回自在に載置され、ターンテーブル（３）に
は伸縮ブーム（４）が起伏自在に枢支されており、伸縮
ブーム（４）はターンテーブル（３）と伸縮ブーム
（４）に両端を枢支した起伏シリンダ（５）により起伏
するとともに、伸縮ブーム（４）に内蔵された伸縮装置
（図示せず）により伸縮する。
つ計４本設けられたアウトリガ（２）により車体（１）
が支持され、車体（１）の上面にはターンテーブル
（３）が旋回自在に載置され、ターンテーブル（３）に
は伸縮ブーム（４）が起伏自在に枢支されており、伸縮
ブーム（４）はターンテーブル（３）と伸縮ブーム
（４）に両端を枢支した起伏シリンダ（５）により起伏
するとともに、伸縮ブーム（４）に内蔵された伸縮装置
（図示せず）により伸縮する。
伸縮ブーム（４）の先端には作業台（６）が伸縮ブーム
（４）の起伏に拘らず平衡状態に保持されるべく取付け
られ、ターンテーブル（３）及び作業台（６）にはそれ
ぞれターンテーブル（３）及び伸縮ブーム（４）等の作
業装置を操作する操作装置（7,8）が備えられ、各アウ
トリガ（２）にはアウトリガ（２）が非接地状態にある
ことを検出するアウトリガ検出器（20）が設けられ、両
操作装置（7,8）には操作装置（7,8）が操作されている
ことを検出する操作検出器（70,80）が設けられてい
る。
（４）の起伏に拘らず平衡状態に保持されるべく取付け
られ、ターンテーブル（３）及び作業台（６）にはそれ
ぞれターンテーブル（３）及び伸縮ブーム（４）等の作
業装置を操作する操作装置（7,8）が備えられ、各アウ
トリガ（２）にはアウトリガ（２）が非接地状態にある
ことを検出するアウトリガ検出器（20）が設けられ、両
操作装置（7,8）には操作装置（7,8）が操作されている
ことを検出する操作検出器（70,80）が設けられてい
る。
第１図に示すように、各アウトリガ検出器であるリミッ
トスイッチ（20）のｂ接点は並列回路を形成してAND回
路（10）に連結され、操作検出器であるリミットスイッ
チ（70,80）のａ接点も並列回路を形成してAND回路（1
0）に連結されており、リミットスイッチ（20）はアウ
トリガ接地状態になると開き、リミットスイッチ（70,8
0）は伸縮ブームの起伏操作レバー（71,81）が上げ側に
操作されると閉じるものである。AND回路（10）はアン
プ（11）を介して、予め記憶されたアウトリガの非接地
状態を音声により知らせる音声警報を合成する、音声合
成装置（12）に連結され、音声合成装置（12）はスピー
カ（13）に連結され、音声合成装置（12）とスピーカ
（13）により音声警報装置が構成されている。
トスイッチ（20）のｂ接点は並列回路を形成してAND回
路（10）に連結され、操作検出器であるリミットスイッ
チ（70,80）のａ接点も並列回路を形成してAND回路（1
0）に連結されており、リミットスイッチ（20）はアウ
トリガ接地状態になると開き、リミットスイッチ（70,8
0）は伸縮ブームの起伏操作レバー（71,81）が上げ側に
操作されると閉じるものである。AND回路（10）はアン
プ（11）を介して、予め記憶されたアウトリガの非接地
状態を音声により知らせる音声警報を合成する、音声合
成装置（12）に連結され、音声合成装置（12）はスピー
カ（13）に連結され、音声合成装置（12）とスピーカ
（13）により音声警報装置が構成されている。
上記の構成により、４本のアウトリガ（２）が全て接地
状態にあるときは、リミットスイッチ（20）が全て開く
ため、伸縮ブーム（４）の起伏操作レバー（71,81）を
操作してもAND回路（10）は出力せず、したがって音声
合成装置（12）は作動しない。
状態にあるときは、リミットスイッチ（20）が全て開く
ため、伸縮ブーム（４）の起伏操作レバー（71,81）を
操作してもAND回路（10）は出力せず、したがって音声
合成装置（12）は作動しない。
４本のアウトリガ（２）の少なくとも１本が非接地状態
にあるときは、少なくとも１個のリミットスイッチ（2
0）が閉じているため、伸縮ブーム（４）の起伏操作レ
バー（71,81）を操作して、伸縮ブーム（４）を格納姿
勢から移動しようとすると、リミットスイッチ（70）あ
るいはリミットスイッチ（80）が閉じてAND回路（10）
が出力し、音声合成装置（12）が作動して、例えば「ア
ウトリガが接地していません」という音声警報がスピー
カ（13）から発せられる。
にあるときは、少なくとも１個のリミットスイッチ（2
0）が閉じているため、伸縮ブーム（４）の起伏操作レ
バー（71,81）を操作して、伸縮ブーム（４）を格納姿
勢から移動しようとすると、リミットスイッチ（70）あ
るいはリミットスイッチ（80）が閉じてAND回路（10）
が出力し、音声合成装置（12）が作動して、例えば「ア
ウトリガが接地していません」という音声警報がスピー
カ（13）から発せられる。
なお、本考案は、アウトリガを接地させない状態におい
ては、ブームの作動を制限する転倒防止装置と併用する
ことにより、アウトリガを備えた作業車の安全性を一層
向上させるものである。
ては、ブームの作動を制限する転倒防止装置と併用する
ことにより、アウトリガを備えた作業車の安全性を一層
向上させるものである。
（７）考案の効果 以上の様に、本考案によれば、オペレータが、完全に接
地していないアウトリガの接地を確認せずにブームの操
作に移行しても、アウトリガが非接地状態にあることを
直ちにオペレータに知らせることができるため、本考案
はアウトリガを備えた作業車の安全性とともに作業効率
を向上させることができ、また、本考案によれば、作業
装置の操作装置が操作されたときだけ、音声警報装置が
作動するため、本考案は周囲への騒音を防止できるとと
もに電源の消費を節約できるという効果も有するもので
ある。
地していないアウトリガの接地を確認せずにブームの操
作に移行しても、アウトリガが非接地状態にあることを
直ちにオペレータに知らせることができるため、本考案
はアウトリガを備えた作業車の安全性とともに作業効率
を向上させることができ、また、本考案によれば、作業
装置の操作装置が操作されたときだけ、音声警報装置が
作動するため、本考案は周囲への騒音を防止できるとと
もに電源の消費を節約できるという効果も有するもので
ある。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は安全装置の構成
を示す回路図、第２図はアウトリガを接地した状態を示
す高所作業車の側面図である。 ２……アウトリガ、7,8……操作装置、12……音声合成
装置、13……スピーカ、20……アウトリガ検出器（リミ
ットスイッチ）、70,80……操作検出器（リミットスイ
ッチ）。
を示す回路図、第２図はアウトリガを接地した状態を示
す高所作業車の側面図である。 ２……アウトリガ、7,8……操作装置、12……音声合成
装置、13……スピーカ、20……アウトリガ検出器（リミ
ットスイッチ）、70,80……操作検出器（リミットスイ
ッチ）。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６６Ｆ 11/04
Claims (1)
- 【請求項１】アウトリガが非接地状態にあることを検出
するアウトリガ検出器と、作業装置の操作装置が操作さ
れていることを検出する操作検出器と、アウトリガの非
接地状態を音声により知らせる音声警報装置を備え、ア
ウトリガ検出器と操作検出器が共に作動したときに音声
警報装置を作動させるようにしたことを特徴とするアウ
トリガを備えた作業車の安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988010250U JPH075119Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | アウトリガを備えた作業車の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988010250U JPH075119Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | アウトリガを備えた作業車の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01115698U JPH01115698U (ja) | 1989-08-03 |
| JPH075119Y2 true JPH075119Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31217738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988010250U Expired - Lifetime JPH075119Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | アウトリガを備えた作業車の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075119Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57198149A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-04 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Safety device for car with boom |
| JPS5887800U (ja) * | 1981-12-08 | 1983-06-14 | 株式会社吉谷機械製作所 | ジヤツキ付き作業車の操業安全装置 |
| JPS58202286A (ja) * | 1982-05-17 | 1983-11-25 | 日立機電工業株式会社 | 音声付きクレ−ン |
| JPS5943390A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-10 | 三菱電機株式会社 | 移動物体落下検出装置 |
| JPS6030190U (ja) * | 1983-08-02 | 1985-02-28 | 古河鉱業株式会社 | 油圧式クレ−ンの転倒警報装置 |
-
1988
- 1988-01-28 JP JP1988010250U patent/JPH075119Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01115698U (ja) | 1989-08-03 |
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