JPH0751087B2 - イヤピアスアセンブリ - Google Patents

イヤピアスアセンブリ

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JPH0751087B2
JPH0751087B2 JP3021375A JP2137591A JPH0751087B2 JP H0751087 B2 JPH0751087 B2 JP H0751087B2 JP 3021375 A JP3021375 A JP 3021375A JP 2137591 A JP2137591 A JP 2137591A JP H0751087 B2 JPH0751087 B2 JP H0751087B2
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JP
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earring
cartridge
piercing
opening
push rod
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サムエル・ジエイ・マン
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C7/00Ear-rings; Devices for piercing the ear-lobes
    • A44C7/001Devices for piercing the ear-lobes

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  • Adornments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イヤピアスカートリッ
ジアセンブリ(ear piercingcartri
dge assembly)、より詳細には、保存、取
り扱いおよび挿通操作の際に種々のタイプのピアスイヤ
リングを殺菌状態に保持する耳たぶ挿通カートリッジア
センブリに関する。
【0002】特に、本発明は、耳たぶに、大きな直径と
厚みを有する装飾ヘッドまたは円を描かない形状の装飾
ヘッドを備えた種々のピアスイヤリング体を挿通するこ
とができる耳たぶ挿通カートリッジアセンブリに関す
る。
【0003】
【従来の技術】これまでに、耳たぶに穿孔操作を行なっ
てピアスイヤリングを挿通するための永久的な穴を耳た
ぶに形成するようにした数多くのイヤピアス装置が開発
されている。
【0004】本発明者の開発に係る米国特許第4,03
0,507号に開示の耳たぶ挿着カートリッジアセンブ
リによれば、搬送、保存および耳に対する挿通操作の際
に、殺菌状態に保持することができるピアスイヤリング
により耳たぶに穴を開けることができる。
【0005】米国特許第4,030,507号に記載の
イヤピアス装置は、円形か、ピアスピン即ち挿通ピンを
中心に軸線方向に対称か、あるいは円を描く形状から切
り取られた装飾ヘッド(ornamental hea
d)であって、かつ、耳たぶにイヤリングを挿通するプ
ランジャ機構のプッシュロッドからの直接の力にピアス
イヤリングが耐えることができるように耳たぶにイヤリ
ングを突き通すプッシュロッドの直径と同じような直径
を有する装飾ヘッドを耳に挿着することに限定される。
【0006】特に、装飾ヘッドのサイズをプッシュロッ
ドの直径に限定することにより、プッシュロッドの力は
装飾ヘッドの表面の周囲に均一に加えられるので、イヤ
リングの装飾ヘッドの損傷を防ぐことができる。
【0007】しかしながら、ピアスイヤリングをファッ
ションアクセサリとして市場に出すことが所望されてい
る。更に、医学上の理由から、耳たぶに穴をあけるイヤ
リングは数週間は耳たぶに保持されるべきであるので、
プッシュロッドの直径よりも大きく、ピアスピンに対し
て必ずしも対称ではなく、径方向に比べて軸線方向の寸
法がかなり小さく、あるいはキャラットゴールド(ka
rat gold)のような柔らかい物質から形成さ
れ、しかも耳への挿通操作の際にプッシュロッドにより
損傷を受けないファッションタイプのイヤリング部を有
するイヤピアス装置により耳たぶに挿通を行なうことが
所望されている。
【0008】従って、米国特許第4,030,507号
に記載の装置の各利点を発揮するとともに、必ずしも円
を描かない一層薄く、かつ、一層上等なイヤリングを、
同じプッシュロッドアセンブリとともに使用することが
できるイヤピアス装置が所望されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、殺菌状態におかれた、改良された耳たぶ挿通カート
リッジアセンブリを提供することにある。
【0010】本発明の別の目的は、大きい直径を有しか
つ突出するピアスピンを備えた装飾ヘッドを有するピア
スイヤリングにより耳たぶの挿通を行なうことができ
る、改良された殺菌耳たぶ挿通カートリッジアセンブリ
を提供することにある。
【0011】本発明の更に別の目的は、薄い材料から形
成されかつ突出するピアスピンを有するヘッドを備えた
ピアスイヤリングにより耳たぶの挿通を行なう殺菌され
た耳たぶ挿通カートリッジアセンブリを提供することに
ある。
【0012】本発明の更に別の目的は、カラットゴール
ドのような軟質材料から形成されかつ突出するピアスピ
ンを有するヘッドを備えたピアスイイヤリングによって
耳たぶの挿通を行なう殺菌された耳たぶ挿通カートリッ
ジアセンブリを提供することにある。
【0013】本発明の更に別の目的は、円を描かずかつ
延長するピアスピンの軸線を中心に非対称である装飾ヘ
ッドを備えたピアスイヤリングにより耳たぶの挿通を行
なう殺菌された耳たぶ挿通カートリッジアセンブリを提
供することにある。
【0014】本発明の更に別の目的は、種々の直径と厚
みを有しかつ同じ耳挿通プッシュロッドアセンブリを使
用して耳たぶに挿通するのに有効に利用される異なる材
料から形成されたピアスイヤリングとともに使用するカ
ートリッジアセンブリを提供することにある。
【0015】本発明の他の目的と利点は、一部は自明で
ありかつ一部は本明細書から明らかである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るイヤピアス
アセンブリは、装飾ヘッドと該装飾ヘッドから突出する
挿通ピンとを有するピアスイヤリングと、前記ピアスイ
ヤリングを収容するとともに前記ピアスイヤリングを実
質上包むようになっており、しかも前記挿通ピンを部分
的に支持する細長い第1の開口と、前記ピアスイヤリン
グの前記装飾ヘッドに近接しかつ前記第1の開口と軸線
方向に整合するとともに側方寸法が前記第1の開口より
も大きい第2の開口とを有するイヤリングカートリッジ
と、前記第2の開口へ入るプッシュロッドから前記装飾
ヘッドにかかる圧力を分配するように前記ピアスイヤリ
ングの前記装飾ヘッドと前記第2の開口との間で前記カ
ートリッジ内に配置される圧力分配シールド(Shie
ld)手段と、前記イヤリングカートリッジを収容しか
つ前記プッシュロッドが前記イヤリングカートリッジを
介して変位されたときに前記イヤリングカートリッジの
変位を防止するように前記イヤリングカートリッジの前
記開口を前記プッシュロッドと整合して位置決めするカ
ートリッジハウジング手段とを備えることを特徴とする
構成に係る。
【0017】従って、本発明は、以下の記載に例示され
ている構造、素子の組み合わせおよび部材の配置の特長
からなるもので、本発明の範囲は、特許請求の範囲に示
されている。
【0018】
【作用】上記構成の本発明のイヤピアスアセンブリは、
耳たぶに挿通を行なうことができ、大きい直径を有しも
しくは薄肉あるいは柔軟な材料から形成されまたは非対
称でありかつ円を描かない装飾ヘッドを備えるととも
に、包装、取り扱いおよび挿通操作の際にピアスイヤリ
ングを殺菌状態に保持することができる。
【0019】本発明のアセンブリは、上記のように、挿
通ピンと、プッシュロッドの直径によっては制限されな
い直径を有しもしくは直径に比例して実質上小さくされ
た肉厚を有する装飾ヘッドまたは軟質材料から形成され
た装飾ヘッドとを有するピアスイヤリングを備えてい
る。
【0020】ピアスイヤリングを収容するように独特の
態様で形成されたイヤリングカートリッジは、挿通ピン
を部分的に支持する細長い第1の開口と、ピアスイヤリ
ングの装飾ヘッドに近接して配設されかつ第1の開口と
長手方向に整合された第2の開口とを有している。
【0021】第1の開口は第2の開口よりも側方の寸法
が小さく形成されている。圧力分配シールド手段は、イ
ヤリングカートリッジのピアスイヤリングと開口との整
合と保護を行なうようにピアスイヤリングの装飾ヘッド
と第2の開口との間でイヤリングカートリッジに内側に
保持されるようになっている。
【0022】
【実施例】図1乃至図12は、本発明に従って構成され
た、参照番号10で全体示される殺菌されたイヤピアス
アセンブリを示す。即ち、イヤピアスアセンブリ10
は、米国特許第4,030,507号に詳細に開示され
ている耳挿通プッシュロッドアセンブリ11を備えてい
る。
【0023】参照番号12で全体示されているカートリ
ッジハウジングが、プッシュロッドアセンブリ11内に
摺動自在に装着されるようになっており、該ハウジング
は、後部にシールド14を有するとともにピアスイヤリ
ング19を備えた、参照番号13で全体示されているイ
ヤリングカートリッジを内部に支持している。
【0024】ピアスイヤリング19は、装飾ヘッド22
と該ヘッド22から突出して尖頭部24で終端する挿通
ピン23とを備えている。本実施例では8mm程度の大
きい直径を有しかつ薄肉または軟質の材料から形成され
る装飾ヘッド22は、本発明においてピアスイヤリング
として使用することができるタイプの装飾ヘッドを例示
するものである。
【0025】挿通操作が完了した後にピアスイヤリング
19を耳たぶ45に取着するイヤリングクラッチ17
が、図12に示すようにして配設されている。
【0026】クラッチカートリッジ15が、イヤリング
クラッチを受け、これを、米国特許第4,030,50
7号に開示されている態様でプッシュロッドアセンブリ
11の耳たぶ支持壁44に支持するように配設されてい
る。
【0027】図1乃至図6に関して説明すると、イヤリ
ングカートリッジ13は、ヒンジ21により連結された
2つの半分壁20aと20bとから形成されている。図
示の実施例においては、イヤリングカートリッジ13を
形成する半分壁は、ポリプロピレンであり、低摩擦面に
すると耳への挿通は本発明の目的に従って容易に影響を
受けるが、半分壁は滑らかな低摩擦の内面を画定するよ
うにモールド成形される。
【0028】半分壁20aは、図5に示すように、半分
壁20bと対称をなしているので、半分壁20aに関す
る以下の説明は半分壁20bに関しても同じであり、添
字「a」を有する参照番号で示される各素子は、添字
「b」を有する同じ参照番号の部材と対応するものであ
る。半分壁20aに関する説明の理解を容易にするた
め、半分壁20aの長手方向は、プッシュロッドアセン
ブリ11のプッシュロッド30の変位により画定される
軸線方向に沿った方向を云うものとする。
【0029】半分壁20aは、ヘアラインスリット26
ayおよび26azと、テーパを付した壁32aと、細
長い通路31aと、後部壁33aとを備えている。半分
壁20aと20bが互いに折り重ねられると、後部壁3
3aおよび33bとともに、シールド14と装飾ヘッド
22とを内部に収容するキャビティを画定する。
【0030】後部壁33aと33bは、それぞれ凹部2
9aおよび29bを有している。半分壁20aと20b
とが折り重ねられると、凹部29aと29bは耳に対す
る挿通操作の際にプッシュロッド30を受ける開口を形
成する。
【0031】突起25aが、カートリッジ13の後部に
おいて半分壁20aに沿って側方へ突出するように形成
されている。側方突起25aは、内部に開口28を有し
ている。
【0032】側部突起25bは、開口28に挿入するこ
とができる大きさに形成され、かつ、半分壁20aと2
0bが互いに折り重ねられたときに開口28に摩擦嵌合
する整合突起27を有している。
【0033】シールド14は、円筒状の外壁60、後壁
61、凹部が形成されかつわずかに凹状をなしている支
持壁62、および周壁63と底部64とにより画定され
る盲穴を有している。図示の実施例においては、シール
ド14は、ポリプロピレンまたはカートリッジ13内で
容易に摺動するその他の低摩擦材料から形成される。以
下に説明するように、装飾ヘッド22は収容され、支持
壁62に対して保持される。更にまた、装飾ヘッドの後
部が丸くまたは球状に形成されている場合には、装飾ヘ
ッドは支持壁62に位置するとともに、周壁63と底部
64とにより画定される盲穴に着座させることができ
る。
【0034】イヤリングカートリッジアセンブリ12の
組立ての際には、ピアスイヤリング19とシールド14
は、半分壁20aと20bの一方に配置される。次に、
半分壁20aと20bがヒンジ21に沿って折り重ねら
れ、ピアスイヤリング19とシールド14はイヤリング
カートリッジ13内に配置される。特に、挿通ピン23
は、細長い通路31aと31bにおいて締り嵌めを形成
するように配置される。装飾ヘッド22は、シールド1
4の支持壁62に支持される。
【0035】図1乃至図4に詳細に示すように、カート
リッジハウジング12は、楕円形の外側管状ハウジング
壁57を有している。2つの室58と59が内部に形成
され、各室は筒状内部壁90と91をそれぞれ画定する
ようにハウジング12の軸線方向に沿って延びている。
上下方向に配向された側方へ突出するフランジ55aと
55bが、ハウジング壁57により支持され、プッシュ
ロッドアセンブリ11に画定されるトラック凹部(tr
ack recess)14aと14bに収容されるよ
うになっている。
【0036】筒状壁90と91には、上部と下部の室5
8と59の長手方向に沿ってそれぞれ延びるリブ66が
対向しかつ離隔して配置されている。対向しかつ離隔し
て配設されたリブ66は、フランジ25aと25bを内
部に収容するトラックを画定している。
【0037】更に、室58と59の各側壁には、イヤリ
ングカートリッジ13が室58と59に配置されたとき
に、イヤリングカートリッジ13の心出しを容易にする
リブ67が対向して設けられている。
【0038】更にまた、保持リップ69が、耳に対する
挿通操作の終了時に開放する室内にカートリッジを保持
するように室58と59の出口端部に内方に延びる態様
で配設されている。
【0039】従って、2つのカートリッジ13が上記の
ように組立てられると、これらはハウジング12内に挿
入され、図4に示すようにハウジング内に配置される。
【0040】実際に使用する場合には、ピアスイヤリン
グ19と、イヤリングカートリッジ13と、カートリッ
ジハウジング12とを組立てた後に、アセンブリ全体
を、後の使用に備えて包装する。
【0041】組立てられたカートリッジハウジングとク
ラッチカートリッジの包装体は、ガス透過性のテープで
シールすることができ、その後に殺菌されたガスを包装
体に導入することにより、ピアスイヤリングとクラッチ
を殺菌するとともに、これらを保存、取り扱いおよび挿
通操作の際に殺菌状態に保持する。
【0042】挿通操作に先立って、カートリッジハウジ
ング12は、プッシュロッドアセンブリ11に挿入され
る。カートリッジハウジング12の垂直方向に配設され
た側部フランジ55aと55bは、プッシュロッドアセ
ンブリ11のトラック凹部14aと14b内に摺動自在
に取着されるようになっている。
【0043】本発明のイヤピアスアセンブリの操作を、
図1、図4および図8乃至図10に基づいて説明する。
【0044】即ち、クラッチカートリッジ15とハウジ
ング12を殺菌した包装体から取り出し、図1に示す態
様でプッシュロッドアセンブリ11に挿入する。ハウジ
ングとクラッチアセンブリとを完全に挿入することによ
り、イヤリングカートリッジとクラッチは、プッシュロ
ッド30と自動的に軸線方向へ整合される。
【0045】次に、耳たぶがハウジング12とクラッチ
アセンブリ15との間の空所に配置されるように、プッ
シュロッドアセンブリを耳たぶに位置決めする。図4に
示すように、準備状態(ready positio
n)にあるときには、プッシュロッド30は第1の位置
にあり、イヤリング19はイヤリングカートリッジ13
内に配置されている。
【0046】プッシュロッドアセンブリ11のプランジ
ャハンドル43にわずかに圧力を加えることにより、プ
ッシュロッド30は、図8に示すように、カートリッジ
を第1の中間準備位置まで前方へ押し、ここで、カート
リッジの前端を、挿通を行なおうとする耳たぶの位置と
整合させることができる。
【0047】次に、プランジャハンドルを押すと、プッ
シュロッド30は、凹部29aおよび29bによって画
定される開口に入る。プランジャハンドル43の操作を
継続すると、プッシュロッド30は図9において矢印C
で示される軸線方向に沿って前方へ駆動され、凹部29
aおよび29bによって形成される開口からイヤリング
カートリッジ13の内部に入ることにより、プッシュロ
ッド30は図9に示す態様でシールド14と係合する。
【0048】プッシュロッド30が継続してシールド1
4を軸線方向へ押すことにより、挿通ピン23が半分壁
20aと20bにより画定される開口を介して突出され
るようにプッシュロッド30がイヤリングをカートリッ
ジ内で前方へ押すときに、シールド14が装飾ヘッドの
全領域にプッシュロッド30の力を分配する。
【0049】装飾ヘッドの全領域に力を分配することに
より、装飾ヘッドのサイズがプッシュロッド30の直径
よりもはるかに大きくあるいは装飾ヘッドがプッシュロ
ッド30の力によって容易に変形を受けるような軟質の
材料から形成されている場合でも、装飾ヘッドに損傷ま
たは摩粍が生ずることはない。
【0050】更に、シールド14の低摩擦外壁はカート
リッジのテーパの付いた壁32aおよび32bの低摩擦
内面と係合して、壁32aおよび32bを側方へ離隔す
るように駆動するので、拡大ヘッドは、挿通ピン23が
耳たぶを介してクラッチ17の中へ駆動されるときにテ
ーパのついた壁32aおよび32bをクリアすることが
できる。
【0051】図11に示すように、耳たぶに対する挿通
操作が終了すると、プッシュロッド30は、カートリッ
ジの開口を画定しかつプッシュロッドとわずかに摩擦係
合する凹部29aおよび29bに位置している状態にあ
る。
【0052】従って、トリガ43からの圧力が解放され
ると、プッシュロッドはカートリッジをハウジング内へ
戻し、半分壁20aと20bが折畳まれて元の位置へ戻
ることにより、カートリッジは図12に示す態様でハウ
ジングの室内へ戻され、かくして、挿通の完了後にイヤ
リングと耳たぶをプッシュロッドアセンブリから外すこ
とができる。
【0053】本発明の特徴は、特に、これまでとは異な
る形状即ち大径のヘッドを有するイヤリングを、イヤリ
ングカートリッジとシールドとの相互作用によってカー
トリッジから取り出すことができるように協働するカー
トリッジアセンブリとシールドにある。
【0054】更に、本発明は、シールドを使用すること
により、これまでとは異なる形状または大きい直径を有
するイヤリングが、イヤリングとカートリッジの開口と
の整合を容易にするプッシュロッドの力により損傷また
は変形を受けることを防止することを特徴とする。図7
に示すシールドは、一例を示すものであり、他の形状ま
たは構造をとることができる。
【0055】例えば、本発明の別の実施例に係る2片構
成のシールドアセンブリが図13乃至図15に示されて
いる。
【0056】図13に示すように、ピアスイヤリング1
03は、例えば、図4に示すピアスイヤリング19の装
飾ヘッド22と比べてかなり薄肉のハート形装飾ヘッド
104を備えている。2片構成のシールドは、シールド
の軸線をプッシュロッドに対して整合させるとともに、
薄肉の装飾ヘッドとプッシュロッドが変位する距離との
間に残る余分な距離により形成されるスペースを提供す
ることを目的としている。
【0057】特に、プッシュロッドが変位してカートリ
ッジと係合し、次にシールドと係合するのに必要とされ
る距離は、薄肉の装飾ヘッドを備えるピアスイヤリング
を厚肉の装飾ヘッドの代わりに使用する場合には、実際
に変えることができない。
【0058】かくして、プッシュロッドが本発明の目的
に従ってカートリッジおよびシールドを変位させ、従っ
て、ピアスイヤリングを耳たぶを介してクラッチの中へ
変位させるために、2片構成のシールド100は、厚肉
の装飾ヘッドによっては占められてしまうことになる、
スペーサと薄肉の装飾ヘッドとの間のスペースを塞いで
装飾ヘッドの軸線をプッシュロッドと整合させる軸線方
向の寸法とすることができる。
【0059】2片構成のシールド100は、第1の雌型
片110と第2の雄型片120とを備えている。雄型片
120は、截頭円錐形の外壁121、前壁122および
内壁123と床即ち底部124とにより形成される盲穴
を有している。截頭円錐形の壁121は、筒状突起12
6を有する後壁125で終端している。雌型片110
は、外壁111と、凹部が形成された支持壁112と、
内壁113によって画定される透孔とを有している。
【0060】分解斜視図である図13に示すように、雄
型片120の筒状突起126は、雌型片110の内壁1
13によって画定される透孔に挿入される。
【0061】図14に示すように、プッシュロッド30
は、雄型片120の底部124と係合し、雄型片120
と雌型片110とがシールド14に関して上記したのと
同じ態様でともに作動するようにしている。
【0062】本発明の上記目的が有効に達成されること
は、上記説明から明らかである。また、本発明の精神と
範囲とから逸脱することなく上記構成に変更を加えるこ
とができるので、上記説明は全て単なる例示であって、
何ら限定的な意味に解されるべきではない。
【0063】特許請求の範囲は、本発明のあらゆる特徴
および言語上の問題として脱落しているかもしれない本
発明の全ての事項を包含するものである。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、本明細書に開示されているイヤリングシールドと
カートリッジのアセンブリはいずれも、8mmのボール
イヤリングあるいはカラットゴールドのごとき軟質材料
から形成される、これまでとは異なる形状または不規則
な形状のヘッドを有するイヤリングのような、大きなヘ
ッドを有するイヤリングを使用して耳に対する挿通を行
なうことができる。
【0065】本発明の独特のカートリッジアセンブリ
は、米国特許第4,030,507号に記載のプッシュ
ロッドアセンブリとともに使用することができるように
なっており、しかもそれぞれ新規の、形状の異なるまた
はサイズの異なる、殺菌して包装したイヤリングカート
リッジとカートリッジハウジングとともに再使用するこ
とができる。
【0066】かくして、ピアスイヤリングは、訓練用ま
たは永久的なイヤリングとして利用することができると
ともに、耳たぶの穴が順応するまで装着しておくことが
でき、その後、別のピアスイヤリングをこの順応した穴
に挿着することができる。
【0067】更に、本発明は、通常約3mm程度のピス
トンの直径を変えることなく8mm以下の直径の装飾ヘ
ッドまたはカラットゴールドのような柔らかい材料から
形成された装飾ヘッドを有する宝石風のファッションイ
ヤリングを使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例に従って構成された殺
菌された耳たぶ挿通カートリッジアセンブリを示す斜視
図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図2の4−4線断面図である。
【図5】本発明の好ましい実施例に従つて構成されたイ
ヤリングカートリッジの正面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】本発明に従って構成されたシールドの斜視図で
ある。
【図8】耳たぶ挿通操作を示す部分断面図である。
【図9】図8の9−9線断面図である。
【図10】耳たぶ挿通操作が完了した状態を示す図9と
同様の部分断面図である。
【図11】図10の11−11線部分断面図である。
【図12】挿通操作の完了後にクラッチに取着されたピ
アスイヤリングを装着した耳の断面図である。
【図13】本発明に係る2片構成のシールドと耳挿通イ
ヤリングの別の実施例を示す分解斜視図である。
【図14】図13に示す2片構成のシールドと薄い装飾
ヘッドを有するピアスイヤリングを備えたカートリッジ
とハウジングの斜視図である。
【図15】図14の14−14線断面図である。
【符号の説明】
10 イヤピアスアセンブリ 11 耳挿通プッシュロッドアセンブリ 12 カートリッジハウジング 13 イヤリングカートリッジ 14 シールド 15 クラッチカートリッジ 17 イヤリングクラッチ 19 ピアスイヤリング 22 装飾ヘッド 23 挿通ピン 29a 凹部 29b
凹部 30 プッシュロッド 43 プランジャハンドル 45 耳たぶ 100 2片構成のシールド 103 ピアスイヤリング 104 装飾ヘッド 110 雌型片 120 雄型片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装飾ヘッドと該装飾ヘッドから突出する挿
    通ピンとを有するピアスイヤリングと、 前記ピアスイヤリングを収容するとともに前記ピアスイ
    ヤリングを実質上包むようになっており、しかも前記挿
    通ピンを部分的に支持する細長い第1の開口と、前記ピ
    アスイヤリングの前記装飾ヘッドに近接しかつ前記第1
    の開口と軸線方向に整合するとともに側方寸法が前記第
    1の開口よりも大きい第2の開口とを有するイヤリング
    カートリッジと、 前記第2の開口へ入るブッシュロッドから前記装飾ヘッ
    ドにかかる圧力を分配するように前記ピアスイヤリング
    の前記装飾ヘッドと前記第2の開口との間で前記カート
    リッジ内に配置される圧力分配シールド手段と、 前記イヤリングカートリッジを収容しかつ前記プッシュ
    ロッドが前記イヤリングカートリッジを介して変位され
    たときに前記イヤリングカートリッジの変位を防止する
    ように前記イヤリングカートリッジの前記開口を前記プ
    ッシュロッドと整合して位置決めするカートリッジハウ
    ジング手段とを備えることを特徴とするイヤピアスアセ
    ンブリ。
  2. 【請求項2】前記イヤリングカートリッジは前記プッシ
    ュロッドにより静止位置から中間変位位置まで変位され
    たときに前記第2の開口を画定する前記イヤリングカー
    トリッジの部分が前記プッシュロッドと係合するように
    構成されかつ配設されており、前記イヤリングカートリ
    ッジは前記カートリッジハウジング手段のより小さい開
    口と接触して前記イヤリングカートリッジが室手段から
    飛び出るのを防止するとともに中間変位位置を画定する
    ことにより、前記プッシュロッドが前記圧力分配シール
    ド手段と接触するように前記第2の開口を介して入った
    ときに前記ピアスイヤリングが前記イヤリングカートリ
    ッジの前記第1の開口を介して間接的に付勢されること
    を特徴とする請求項1に記載のイヤピアスアセンブリ。
  3. 【請求項3】前記ピアスイヤリングに取着されるように
    なっているクラッチと、耳たぶ支持手段に取り外し自在
    に取着されるクラッチカートリッジとを備え、前記クラ
    ッチカートリッジは前記クラッチを前記イヤリングカー
    トリッジの前記第1の開口と長手方向に整合させるよう
    に位置決めすることにより、前記第1の開口は前記ピア
    スイヤリングが前記イヤリングカートリッジから付勢さ
    れたときに前記ピアスイヤリングの前記挿通ピンを前記
    クラッチの中へ案内することを特徴とする請求項2に記
    載のイヤピアスアセンブリ。
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