JPH0751041Y2 - 手術用顕微鏡 - Google Patents

手術用顕微鏡

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JPH0751041Y2
JPH0751041Y2 JP4643289U JP4643289U JPH0751041Y2 JP H0751041 Y2 JPH0751041 Y2 JP H0751041Y2 JP 4643289 U JP4643289 U JP 4643289U JP 4643289 U JP4643289 U JP 4643289U JP H0751041 Y2 JPH0751041 Y2 JP H0751041Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は手術用顕微鏡に関する。
(従来の技術) 一般に手術用顕微鏡においては、手術対象物を観察する
顕微鏡光学系と、この顕微鏡光学系の観察視野を確保す
るための外部照明系とを有している。
そして、例えば手術用顕微鏡を用いて硝子体手術等の眼
内手術を行う場合には、手術用顕微鏡とは別個に設けら
れた眼内専用の眼内照明装置(内部照明手段)を術者の
側に置いておき、必要に応じて眼内照明装置による照明
を行っていた。
(考案が解決しようとする課題) 手術用顕微鏡は、通常眼外から光を照射すると、観察で
きないほどではないが角膜による有害反射によりフレア
ーが生じてしまう。ところが、眼の手術に際して眼内照
明装置を使用して眼内を照明しており、眼外照明の要ら
ないときにも眼外照明を行っていると、不必要な角膜か
らの有害反射によるフレアーが生じたまま観察すること
になってしまう。そこで、このフレアーを取除くため眼
内照明装置を使用しているときには助手がその手術の途
中で手術用顕微鏡に設けられている眼外照明(外部照
明)を消していた。ところが、この眼内照明を始めても
外部照明を消し忘れることがあった。
そこで、本考案は手術対象物の観察を見易い状態で行う
ことができる手術用顕微鏡を提供することを目的とする
ものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の手術用顕微鏡の照明装置は、手術対象物外から
手術対象物に照明光を照射する外部照明手段と、照明光
源からの照明光を手術対象物内に導光してから照射する
ための内部照明手段とを有し、前記各照明手段からの照
明光のうち、いずれか一方を選択的に照射するように構
成されたものである。
(作用) 以下に上記構成の手術用顕微鏡の作用を説明する。
この手術用顕微鏡によれば、外部照明手段と内部照明手
段とのいずれか一方からの照明光が手術対象物に照射さ
れる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を詳細に説明する。
まず、第1図乃至第3図を参照して本考案の第1の実施
例を説明する。
第1図は、本実施例の手術用顕微鏡1を示すものであ
る。
この手術用顕微鏡1は、顕微鏡本体2Aと、照明手段2Bと
を具備している。
前記顕微鏡本体2Aは、支持機構により上下動可能に支持
され、また、照明手段2Bも支持機構により支持されてい
る。
即ち、第1図中、3は支柱であり、この支柱3により支
持アーム4及び突出アーム5が上下動可能に支持されて
いる。
前記支持アーム4上には、照明手段2Bを構成するランプ
ハウス6及びこのランプハウス6に取付けた光路切換手
段7が配置されている。
また、前記突出アーム5から下方に向けて突設したロッ
ド8に対し、前記顕微鏡本体2Aが上下動可能に取付けら
れている。
前記照明手段2Bは、第2図に示すように照明光源9と、
外部照明手段2Cと、内部照明手段2Dとを具備している。
照明光源9は、ランプハウス6に内蔵されたハロゲンラ
ンプ10と、このハロゲンランプ10からの光を平行光とし
て反射する凹面鏡11と、この凹面鏡11からの光をランプ
ハウス6に設けた開口6aの外部に集光するレンズ12とを
具備している。
前記光路切換手段7は、前記ランプハウス6の開口6aの
外側に取付けた中央部に開口13を有する支持部材14と、
この支持部材14により第2図に示す矢印X1,X2方向にス
ライド可能に支持されたファイバー保持具15と、このフ
ァイバー保持具15の一方の端部に取付けたスライド機構
部16とを具備している。
このスライド機構部16は、ファイバー保持具15に取付け
たラック17と、このラック17に噛合させたピニオン18
と、このピニオン18を往復回転駆動する減速機付のモー
タ19とを具備している。
前記ファイバー支持具15には、所定の間隔をもって第1,
第2の抜孔20a,20bが穿設されている。
前記第1の抜孔20aと、前記手術用顕微鏡2の対物レン
ズ(図示せず)近傍との間には、外部照明手段2C、即
ち、顕微鏡照明系を構成する第1の光ファイバー21が設
けられ、また、前記第2の抜孔20bと、手術対象物とし
ての眼Eの眼内(硝子体内)との間には、内部照明手段
2C、即ち、眼内用照明系を構成する第2の光ファイバー
22が設けられている。
そして、前記照明光源9からの光を第1の光ファイバー
21又は第2の光ファイバー22の各入射端に選択的に入射
するようになっている。このときの光路の切換えは、前
記スライド機構部16のモータ19によりピニオン18を回転
駆動し、ラック17と共にファイバー保持部材15を矢印
X1,X2方向にスライドさせて、第1の光ファイバー21又
は第2の光ファイバー22のいずれかを前記開口6a,13に
臨ませることにより行うようになっている。
第3図は、前記手術用顕微鏡2の各種操作を行うための
フットスイッチ部23を示すものである。
このフットスイッチ部23には、ズームアップスイッチ2
4,ズームダウンスイッチ25,フォーカスアップスイッチ2
6,フォーカスダウンスイッチ27が設けられている。更
に、フットスイッチ部23には、X−Y微動スイッチ28
と、前記スライド機構部16のモータ19に通電するための
照明切換えスイッチ29とが設けられている。
次に、前記手術用顕微鏡1の作用を説明する。尚、初期
状態として、第2の光ファイバー22の入射端が第2図に
示すように、照明光源6のレンズ12に対峙しているもの
とする。
このとき、照明光源9からの光は、第2の光ファイバー
22の入射端に収れんされこの第2の光ファイバー22によ
り眼Eの眼内へ導光されて、眼内部分を照射する。この
状態では、第1の光ファイバー21には照明光源9からの
光が入射しないので、外部照明手段2Cにより眼Eが照明
されることはない。
次に、顕微鏡本体2Aを用いて手術を行う手術者が照明切
換えスイッチ29を踏むと、モータ19が始動し、ピニオン
18を回転駆動してラック17と共にファイバー保持具15を
矢印X1方向にスライドさせる。これにより、第2の光フ
ァイバー22は前記開口13から離れ眼内照明が断たれると
共に、第1の光ファイバー21が開口13に臨む状態とな
る。
これにより、照明光源6からの光は第1の光ファイバー
21を経て顕微鏡本体2A内に導かれ、更に第1図に示すよ
うに、この手術用顕微鏡2の外部照明手段2Cの光軸Lと
略同一の光軸で眼Eを外部から照射する。
上述したような動作により、手術者は、助手(手術補助
者)の手間を煩せること無く、自己の意思で随時眼内照
明と外部照明手段2Cによる外部照明とを切換えつつ手術
を行うことができ、従来例の如く2個の照明光源を備え
た場合よりも操作性の向上を図ることができる。
また、単独の照明光源6を眼内照明と外部照明とに共用
できることから、照明光源6の設備投資が低廉となると
共に、手術室における照明光源6の占有面積が小さくな
り、省スペース化を図ることができる。
次に、本考案の第2の実施例を第4図を参照して説明す
る。
同図に示す手術用顕微鏡30は、顕微鏡本体2Aに対し、直
付け状態にランプハウス31及び外部照明手段32を取付
け、更にランプハウス31と眼Eの眼内との間に内部照明
手段33を設けたものである。
前記外部照明手段32は、顕微鏡本体2Aの対物レンズ34の
上方領域に連通するように顕微鏡本体2Aに取付けた筒体
35と、この筒体35内に収容した組合せレンズ36と、前記
対物レンズ34の上方に配置したプリズム37とを具備して
いる。
前記ランプハウス31内には照明光源38が配置されてい
る。この照明光源38は、両側が開口したランプボックス
39と、このランプボックス39に収納されたハロゲンラン
プ40とを具備している。
また、ランプハウス31には、光路切換手段41が設けられ
ている。
この光路切換手段41は、前記ランプハウス31内において
矢印X1,X2方向に沿って配置され、前記ランプボックス3
9を矢印X1,X2方向にスライド可能に支持するガイドレー
ル42と、前記ランプボックス39に連結された第2図に示
すものと同一構成のスライド機構部16とを具備してい
る。
前記内部照明手段33は、前記ランプボックス31内におけ
る上方部に配置したレンズ44と、ランプボックス31に対
し入射端を前記レンズ44に臨ませる状態で取付けると共
に前記眼Eの眼内に出射端を挿入した光ファイバー45と
を具備している。
このような構成の手術用顕微鏡30によれば、スライド機
構部16による第1の実施例と同様な動作の基にランプボ
ックス39及びハロゲンランプ40を矢印X1,X2方向に移動
させることにより、ハロゲンランプ40からの光を外部照
明手段32と内部照明手段33とに選択的に切換えることが
でき、これにより前記手術用顕微鏡1の場合と同様な作
用を発揮させることができる。
次に、第5図を参照し、本考案の第3の実施例を説明す
る。尚、同図に示す手術用顕微鏡50において、第4図に
示すものと同一の機能を有するものには同一の符号を付
して示す。
この手術用顕微鏡50は、直付け状態にハロゲンランプか
らなる照明光源51,光路切換手段52及び外部照明手段53
の一部を内蔵したランプハウス54を取付け、更に、ラン
プハウス54内の照明光源51と眼Eとの間に内部照明手段
55を設けたものである。
外部照明手段53は、一対のレンズ56a,56bを有してい
る。
内部照明手段55は、ランプハウス54内において前記照明
光源51に対し、外部照明手段53の光路と90度配置に設け
た凸レンズ57と、この凸レンズ57からの光を眼Eの眼内
に導く光ファイバー58とを具備している。
前記光路切換手段52は、ランプハウス54内において、照
明光源51の近傍に回動可能に配置された板状の光遮蔽体
59と、この光遮蔽体59を第5図に矢印を付して示す如く
90度の範囲に亘って回動させる図示しない駆動源とを具
備している。
この手術用顕微鏡50によれば、光遮蔽体59が第5図に示
す実線の位置にあるとき照明光源51からの光は光ファイ
バー58へ入射することがなく、これにより外部照明手段
53により眼Eを照明できる。
また、光遮蔽体59を矢印α方向へ90度回動させること
により、外部照明手段53への光の入射が断たれ、内部照
明手段55により眼Eの眼内照明を行うことができる。
本考案は上述した実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
[考案の効果] 以上詳述した本考案によれば、上記構成としたことによ
り、内部照明と外部照明が同時に行われることがなく、
気付かずに見にくい状態のまま観察を行ってしまうこと
のない手術用顕微鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る照明装置の第1の実施例を示す斜
視図、第2図は同装置のランプハウス及び光路切換手段
を示す断面図、第3図はフットスイッチ部を示す平面
図、第4図は本考案の第2の実施例を示す部分切欠断面
図、第5図は本考案の第3実施例を示す部分切欠断面図
である。 1……手術用顕微鏡、2A……顕微鏡本体、2B……照明手
段、2C……外部照明手段、2D……内部照明手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手術対象物外から手術対象物に照明光を照
    射する外部照明手段と、照明光源からの照明光を手術対
    象物内に導光してから照射するための内部照明手段とを
    有し、 前記各照明手段からの照明光のうち、いずれか一方を選
    択的に照射するように構成されたことを特徴とする手術
    用顕微鏡。
JP4643289U 1989-04-20 1989-04-20 手術用顕微鏡 Expired - Lifetime JPH0751041Y2 (ja)

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JPH02136210U JPH02136210U (ja) 1990-11-14
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JP2006300886A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Shin Etsu Handotai Co Ltd 顕微光学分析システム

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