JPH0751023B2 - 農業用温風暖房機の温度調節方法 - Google Patents
農業用温風暖房機の温度調節方法Info
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- JPH0751023B2 JPH0751023B2 JP3143268A JP14326891A JPH0751023B2 JP H0751023 B2 JPH0751023 B2 JP H0751023B2 JP 3143268 A JP3143268 A JP 3143268A JP 14326891 A JP14326891 A JP 14326891A JP H0751023 B2 JPH0751023 B2 JP H0751023B2
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- JP
- Japan
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- temperature
- sensitive switch
- time
- temperature sensitive
- air heater
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業用温風暖房機のオ
ン・オフ制御の際に感温スイッチ運転時の温風停止中の
不良環境を防止する温度調節方法に関するものである。
ン・オフ制御の際に感温スイッチ運転時の温風停止中の
不良環境を防止する温度調節方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、農業用温風暖房機の運転は、
室内温度を保つためにバーナー及びファンのオン・オフ
制御に依って行われている。暖房機が稼働している時は
温度は保たれ、室内に温風が循環しているが、バーナー
オフの数分後には温風が停止するのが普通である。この
時、温度が低下すると共に湿度が上昇する。
室内温度を保つためにバーナー及びファンのオン・オフ
制御に依って行われている。暖房機が稼働している時は
温度は保たれ、室内に温風が循環しているが、バーナー
オフの数分後には温風が停止するのが普通である。この
時、温度が低下すると共に湿度が上昇する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、湿度が
上昇すると、病菌類は発病し成育を阻む。作物の表面が
濡れると、特に枯れた茎・葉・花弁が湿気を帯びると、
その表面に付着した病菌類は一定の時間内に発病し、作
物の茎等を犯し果実を腐敗させるに至り、農業の目的上
好ましくない。
上昇すると、病菌類は発病し成育を阻む。作物の表面が
濡れると、特に枯れた茎・葉・花弁が湿気を帯びると、
その表面に付着した病菌類は一定の時間内に発病し、作
物の茎等を犯し果実を腐敗させるに至り、農業の目的上
好ましくない。
【0004】温度1℃に対し2%〜4%程度の湿度変化
があり、従って温度差があれば増幅されて湿度差を生
じ、高くなると病害が発生する。
があり、従って温度差があれば増幅されて湿度差を生
じ、高くなると病害が発生する。
【0005】バーナーのオン・オフ制御による従来方法
では、バーナーがオフの状態になり暖房運転が停止する
と、室内各部で温度差の生じている所では温度の低下と
共に湿度が上昇し、更に風の停止と共に作物表面が濡れ
易くなり、病害発生条件が整うことになる。
では、バーナーがオフの状態になり暖房運転が停止する
と、室内各部で温度差の生じている所では温度の低下と
共に湿度が上昇し、更に風の停止と共に作物表面が濡れ
易くなり、病害発生条件が整うことになる。
【0006】ハウス内条件を温度・湿度条件から考察す
ると、夕方、外気温が低下すると共にハウス室内の気
温が低下するので、換気窓を閉めて室温の低下を防ぐ
が、尚更に温度低下を防ぐために、感温スイッチ(サー
モスタット)の設定温度を設定し、暖房機がオン・オフ
運転する。
ると、夕方、外気温が低下すると共にハウス室内の気
温が低下するので、換気窓を閉めて室温の低下を防ぐ
が、尚更に温度低下を防ぐために、感温スイッチ(サー
モスタット)の設定温度を設定し、暖房機がオン・オフ
運転する。
【0007】換気窓を閉め,暖房機が稼働するまでは、
気温低下と共に室温低下し、それと共に室内過剰水分が
放出され、ハウス外壁や特に作物表面に結露する。
気温低下と共に室温低下し、それと共に室内過剰水分が
放出され、ハウス外壁や特に作物表面に結露する。
【0008】暖房運転は夜間の、同化養分転流時に高
温に、一定時間後の転流終了時に呼吸作用を押えるため
低温に、感温スイッチ設定温を変化する方式もあるが、
両設定温で運転する間は運転を停止する。この時も気温
低下による湿度上昇の機会がある。
温に、一定時間後の転流終了時に呼吸作用を押えるため
低温に、感温スイッチ設定温を変化する方式もあるが、
両設定温で運転する間は運転を停止する。この時も気温
低下による湿度上昇の機会がある。
【0009】朝方になり日出と共に室温が上昇する
と、感温スイッチ運転は停止し、その後、更に温度上昇
により換気窓を開くが、この間も暖房運転は停止し、急
激な室温上昇に作物温が追従出来ず、その表面に結露を
生ずる場合もある。
と、感温スイッチ運転は停止し、その後、更に温度上昇
により換気窓を開くが、この間も暖房運転は停止し、急
激な室温上昇に作物温が追従出来ず、その表面に結露を
生ずる場合もある。
【0010】室温が感温スイッチ設定温以上の時は一
夜中運転しない時がある。この時、病菌があれば、病害
発生の確率は非常に高い。
夜中運転しない時がある。この時、病菌があれば、病害
発生の確率は非常に高い。
【0011】以上の様に暖房機が運転しない時は、温度
上昇下降に伴い湿度が上下し、風の動きの停止等があ
り、病害の発生に関係することになる。
上昇下降に伴い湿度が上下し、風の動きの停止等があ
り、病害の発生に関係することになる。
【0012】湿度センサーを使用して多湿を感知し運転
し、温度上昇により湿度低下をもたらし、多湿を解消す
る方法もあるが、停止する時間が長いと湿度低下の効果
は少なく、停止する時間を短くして目的達成を計ると燃
料消費が大きくなり、経済面で欠点もある。
し、温度上昇により湿度低下をもたらし、多湿を解消す
る方法もあるが、停止する時間が長いと湿度低下の効果
は少なく、停止する時間を短くして目的達成を計ると燃
料消費が大きくなり、経済面で欠点もある。
【0013】そこで、本発明は、温風暖房機が動作を停
止する時間内でのハウス内の環境の劣悪化を防止するこ
とを目的としている。
止する時間内でのハウス内の環境の劣悪化を防止するこ
とを目的としている。
【0014】すなわち、本発明は、感温スイッチによる
運転をしない時間が一定時間(時間設定により異なる
が、例えば15分)以上続いた時、自動的に暖房機を間
欠運転して湿害を防止する温度調節方法の提供を目的と
している。
運転をしない時間が一定時間(時間設定により異なる
が、例えば15分)以上続いた時、自動的に暖房機を間
欠運転して湿害を防止する温度調節方法の提供を目的と
している。
【0015】又、必要以上高温になると暖房運転を停止
するよう上限温度を設定する(作物により異なるが20
℃前後)温度調節方法の提供を目的としている。
するよう上限温度を設定する(作物により異なるが20
℃前後)温度調節方法の提供を目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1,2の如く、感温スイッチによりオン・オフ
制御する農業用温風暖房機の温度調節方法において、感
温スイッチS1,S2(本実施例ではサーモスタット式
スイッチ)の設定温度(13℃,9℃)以上であるが、
感温スイッチによる運転をしない時間が一定時間(時間
設定により異なるが、例えば15分)以上続いた時、自
動的に暖房機を間欠運転をし、その間欠運転は、その一
定時間後(9〜15分後)に暖房機を所定短時間(3〜
5分)だけ運転し、かつその後に所定長時間(9〜15
分)だけ運転を停止することを繰り返す間欠運転である
ことを特徴とする温度調節方法である。
段は、図1,2の如く、感温スイッチによりオン・オフ
制御する農業用温風暖房機の温度調節方法において、感
温スイッチS1,S2(本実施例ではサーモスタット式
スイッチ)の設定温度(13℃,9℃)以上であるが、
感温スイッチによる運転をしない時間が一定時間(時間
設定により異なるが、例えば15分)以上続いた時、自
動的に暖房機を間欠運転をし、その間欠運転は、その一
定時間後(9〜15分後)に暖房機を所定短時間(3〜
5分)だけ運転し、かつその後に所定長時間(9〜15
分)だけ運転を停止することを繰り返す間欠運転である
ことを特徴とする温度調節方法である。
【0017】
【作用】上記課題解決手段において、夜間前半の同化養
分転流時にタイムスイッチTSを自動的に第1感温スイ
ッチS1側に切換え、その設定温13℃を高くし、同化
養分転流終了時にタイムスイッチTSを自動的に第2感
温スイッチS2側に切換え、その設定温(9℃)を低くす
る変温操作を行う時は、高温設定運転が終わる(タイム
スイッチが第2感温スイッチS2側に切換わる)と、一
定時間(9分)後に3分間の暖房機の運転をする間欠運
転を行う。そして、感温スイッチS2の低温設定温にな
ると、通常感温スイッチ暖房機運転を行う。
分転流時にタイムスイッチTSを自動的に第1感温スイ
ッチS1側に切換え、その設定温13℃を高くし、同化
養分転流終了時にタイムスイッチTSを自動的に第2感
温スイッチS2側に切換え、その設定温(9℃)を低くす
る変温操作を行う時は、高温設定運転が終わる(タイム
スイッチが第2感温スイッチS2側に切換わる)と、一
定時間(9分)後に3分間の暖房機の運転をする間欠運
転を行う。そして、感温スイッチS2の低温設定温にな
ると、通常感温スイッチ暖房機運転を行う。
【0018】又、感温スイッチ運転中も室内気温高く、
感温スイッチがオフすると、インターバル・タイマIT
が閉じるので、暖房機の運転間隔が一定時間(9分)以
上大きいと、3分暖房ー9分停止の運転を繰り返す間欠
運転を行う。
感温スイッチがオフすると、インターバル・タイマIT
が閉じるので、暖房機の運転間隔が一定時間(9分)以
上大きいと、3分暖房ー9分停止の運転を繰り返す間欠
運転を行う。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1,2,3,4に
基づいて説明すると、この例は、感温スイッチによりオ
ン・オフ制御する農業用温風暖房機の温度調節方法にお
いて、第1感温スイッチS1(本実施例ではサーモスタ
ット式スイッチ)の設定温度(13℃)、または第2感
温スイッチS2(本実施例ではサーモスタット式スイッ
チ)の設定温度(9℃)以上であるが、上限感温スイッ
チSU(本実施例ではサーモスタット式スイッチ)の設
定温度(17℃)以下のとき、インターバルタイマIT
が閉じて間欠運転をし、その間欠運転は、インターバル
タイマITのスタートの一定時間後(9〜15分後)に
暖房機を所定短時間(3〜5分)だけ運転し、かつその
後に所定長時間(前記一定時間に一致させて9〜15分
とするかまたは任意の時間)だけ運転を停止することを
繰り返す間欠運転である温度調節方法に関する。
基づいて説明すると、この例は、感温スイッチによりオ
ン・オフ制御する農業用温風暖房機の温度調節方法にお
いて、第1感温スイッチS1(本実施例ではサーモスタ
ット式スイッチ)の設定温度(13℃)、または第2感
温スイッチS2(本実施例ではサーモスタット式スイッ
チ)の設定温度(9℃)以上であるが、上限感温スイッ
チSU(本実施例ではサーモスタット式スイッチ)の設
定温度(17℃)以下のとき、インターバルタイマIT
が閉じて間欠運転をし、その間欠運転は、インターバル
タイマITのスタートの一定時間後(9〜15分後)に
暖房機を所定短時間(3〜5分)だけ運転し、かつその
後に所定長時間(前記一定時間に一致させて9〜15分
とするかまたは任意の時間)だけ運転を停止することを
繰り返す間欠運転である温度調節方法に関する。
【0020】すなわち、感温スイッチによる運転をしな
い時間が一定時間(時間設定により異なるが、例えば1
5分)以上続いた時、自動的に暖房機を間欠運転して湿
害を防止するようにした農業用温風暖房機の温度調節方
法に関する。又、必要以上高温になると暖房運転を停止
するよう上限温度を設定する(作物により異なるが20
℃前後)。尚、この時、熱交換容量の小さい暖房機では
余熱運転時間(普通3,4分)が少なく、目的達成には
間欠運転の停止時間を短くするため、間欠運転の回数を
多くする必要があるので、燃料消費が大きく、又、間欠
運転による温度上昇が大きく作物には好ましくなく、熱
交換容量が大きくバーナー停止後のファンによる余熱運
転時間の長い暖房機と併用すると、間欠運転の停止時間
が長くなり、燃料消費量が少なく効果も大きい。
い時間が一定時間(時間設定により異なるが、例えば1
5分)以上続いた時、自動的に暖房機を間欠運転して湿
害を防止するようにした農業用温風暖房機の温度調節方
法に関する。又、必要以上高温になると暖房運転を停止
するよう上限温度を設定する(作物により異なるが20
℃前後)。尚、この時、熱交換容量の小さい暖房機では
余熱運転時間(普通3,4分)が少なく、目的達成には
間欠運転の停止時間を短くするため、間欠運転の回数を
多くする必要があるので、燃料消費が大きく、又、間欠
運転による温度上昇が大きく作物には好ましくなく、熱
交換容量が大きくバーナー停止後のファンによる余熱運
転時間の長い暖房機と併用すると、間欠運転の停止時間
が長くなり、燃料消費量が少なく効果も大きい。
【0021】次に、図により、動作を説明する。
【0022】平常時 夕方に、人為的または自動開閉機構により、22℃で換
気窓を閉めると、外気温低下にともない一定時間後に、
17℃に設定されている上限温度感温スイッチSUがオ
ンするので、インターバルタイマITが閉じてインター
バルタイマ接点IT1,IT2がオンし、インターバル
タイマITに制御されて暖房機が間欠運転を始める。
気窓を閉めると、外気温低下にともない一定時間後に、
17℃に設定されている上限温度感温スイッチSUがオ
ンするので、インターバルタイマITが閉じてインター
バルタイマ接点IT1,IT2がオンし、インターバル
タイマITに制御されて暖房機が間欠運転を始める。
【0023】すなわち、インターバルタイマITがオン
(スタート)すると、Toff(9〜15分)後に暖房機
がTon(3〜5分)だけ運転され、その後Toff、Ton
が繰り返される。
(スタート)すると、Toff(9〜15分)後に暖房機
がTon(3〜5分)だけ運転され、その後Toff、Ton
が繰り返される。
【0024】次に外気温の低下により、室内温が第1感
温スイッチS1(13℃)又は第2感温スイッチS2
(9℃)の設定温以下になると、暖房機は通常の感温ス
イッチ運転に切換わる。
温スイッチS1(13℃)又は第2感温スイッチS2
(9℃)の設定温以下になると、暖房機は通常の感温ス
イッチ運転に切換わる。
【0025】すなわち、感温スイッチS1又は感温スイ
ッチS2がオンすると、補助リレーRLが動作し、接点
RL1はオフに、接点RL2はオンに切り替わるので、
インターバルタイマITは開き、通常の感温スイッチ暖
房運転が始まる。
ッチS2がオンすると、補助リレーRLが動作し、接点
RL1はオフに、接点RL2はオンに切り替わるので、
インターバルタイマITは開き、通常の感温スイッチ暖
房運転が始まる。
【0026】トマトなどの場合は、夜間前半の同化養分
転流時にタイムスイッチTSを自動的に第1感温スイッ
チS1側に切換え、その設定温13℃を高くし、同化養
分転流終了時にタイムスイッチTSを自動的に第2感温
スイッチS2側に切換え、その設定温(9℃)を低くする
変温操作を行う時は、高温設定運転が終わる(タイムス
イッチが第2感温スイッチS2側に切換わる)と、一定
時間(9分)後に3分間の暖房機の運転をする間欠運転
を行う。そして、感温スイッチS2の低温設定温になる
と、通常感温スイッチ暖房機運転を行う。
転流時にタイムスイッチTSを自動的に第1感温スイッ
チS1側に切換え、その設定温13℃を高くし、同化養
分転流終了時にタイムスイッチTSを自動的に第2感温
スイッチS2側に切換え、その設定温(9℃)を低くする
変温操作を行う時は、高温設定運転が終わる(タイムス
イッチが第2感温スイッチS2側に切換わる)と、一定
時間(9分)後に3分間の暖房機の運転をする間欠運転
を行う。そして、感温スイッチS2の低温設定温になる
と、通常感温スイッチ暖房機運転を行う。
【0027】又、感温スイッチ運転中も室内気温高く、
感温スイッチがオフすると、インターバル・タイマIT
が閉じるので、暖房機の運転間隔が一定時間(9分)以
上大きいと、3分暖房ー9分停止の運転を繰り返す間欠
運転を行う。
感温スイッチがオフすると、インターバル・タイマIT
が閉じるので、暖房機の運転間隔が一定時間(9分)以
上大きいと、3分暖房ー9分停止の運転を繰り返す間欠
運転を行う。
【0028】朝方等外気温が高くなり、補助リレーRL
が開き、インターバルタイマITが閉じるので、第1,
第2スイッチS1,S2の設定温以上で感温スイッチ運
転を終わると、インターバルタイマITがスタートし、
一定時間(9分)後、間欠運転(3分暖房ー9分停止)
を繰り返す。
が開き、インターバルタイマITが閉じるので、第1,
第2スイッチS1,S2の設定温以上で感温スイッチ運
転を終わると、インターバルタイマITがスタートし、
一定時間(9分)後、間欠運転(3分暖房ー9分停止)
を繰り返す。
【0029】外気温上昇と共に、上限感温スイッチの1
7℃の設定温に達すると、インターバルタイマITが開
くので、間欠運転を停止し、必要以上の間欠運転を止め
る。この時刻前後には、換気窓は22℃で開かれる。
7℃の設定温に達すると、インターバルタイマITが開
くので、間欠運転を停止し、必要以上の間欠運転を止め
る。この時刻前後には、換気窓は22℃で開かれる。
【0030】雨天・曇天時 第2感温スイッチS2の設定温(9℃)以上の気温の時
は、一定時間(9分)後に間欠運転(3分暖房ー9分停
止)を繰り返し、必要以上の温度になった時は上限温度
設定点(17℃)で運転は停止する。
は、一定時間(9分)後に間欠運転(3分暖房ー9分停
止)を繰り返し、必要以上の温度になった時は上限温度
設定点(17℃)で運転は停止する。
【0031】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明では、温風暖房機
が感温スイッチ(例えばサーモスタット)の設定温度に
よるオン・オフ運転を停止した時に、上限温度を設定し
た間欠運転を行うと、空気の有する温度、湿度、共に極
端な変化が少なく、間欠運転による温度上昇による湿度
低下は高湿条件による病害発生を少なくすることが出来
る。この時バーナーオフ後の余熱運転時間を長くする装
置を備えた暖房機と併用すると、間欠運転の停止時間が
長くなり、省エネルギー効果もある。又、同化養分の転
流時や、朝方同化作用開始時は適度の微温風が循環する
事により好条件を与え、作物の成育又糖度向上等に役立
つ優れた効果がある。
が感温スイッチ(例えばサーモスタット)の設定温度に
よるオン・オフ運転を停止した時に、上限温度を設定し
た間欠運転を行うと、空気の有する温度、湿度、共に極
端な変化が少なく、間欠運転による温度上昇による湿度
低下は高湿条件による病害発生を少なくすることが出来
る。この時バーナーオフ後の余熱運転時間を長くする装
置を備えた暖房機と併用すると、間欠運転の停止時間が
長くなり、省エネルギー効果もある。又、同化養分の転
流時や、朝方同化作用開始時は適度の微温風が循環する
事により好条件を与え、作物の成育又糖度向上等に役立
つ優れた効果がある。
【図1】本発明農業用温風暖房機の温度調節方法の実施
例における電気回路図である。
例における電気回路図である。
【図2】同じくインターバルタイマのタイムチャートで
ある。
ある。
【図3】同じく第1、第2感温スイッチ及び上限感温ス
イッチの検出動作を示す線図である。
イッチの検出動作を示す線図である。
【図4】同じく時間・温度関係を示す図である。
S1 第1感温スイッチ S2 第2感温スイッチ SU 上限感温スイッチ IT インターバルタイマ RL 補助リレー
Claims (3)
- 【請求項1】 感温スイッチによりオン・オフ制御する
農業用温風暖房機の温度調節方法において、感温スイッ
チの設定温度以上であるが、感温スイッチによる運転を
しない時間が一定時間以上続いた時、自動的に暖房機を
間欠運転をし、その間欠運転は、その一定時間後に暖房
機を所定時間だけ運転し、かつその後に所定時間だけ運
転を停止することを繰り返す間欠運転であることを特徴
とする農業用温風暖房機の温度調節方法。 - 【請求項2】 感温スイッチによりオン・オフ制御する
農業用温風暖房機の温度調節方法において、感温スイッ
チの設定温度以上であるが、上限感温スイッチの設定温
度以下のとき、間欠運転をすることを特徴とする農業用
温風暖房機の温度調節方法。 - 【請求項3】 感温スイッチによりオン・オフ制御する
農業用温風暖房機の温度調節方法において、感温スイッ
チの設定温度以上であるが、上限感温スイッチの設定温
度以下のとき、インターバルタイマが閉じて間欠運転を
し、その間欠運転は、インターバルタイマのスタートの
一定時間後に暖房機を所定短時間だけ運転し、かつその
後に所定長時間だけ運転を停止することを繰り返す間欠
運転であることを特徴とする農業用温風暖房機の温度調
節方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3143268A JPH0751023B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 農業用温風暖房機の温度調節方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3143268A JPH0751023B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 農業用温風暖房機の温度調節方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04370042A JPH04370042A (ja) | 1992-12-22 |
JPH0751023B2 true JPH0751023B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=15334800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3143268A Expired - Fee Related JPH0751023B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 農業用温風暖房機の温度調節方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751023B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016195555A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-24 | 株式会社ニッポー | 温度管理システム |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP3143268A patent/JPH0751023B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04370042A (ja) | 1992-12-22 |
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