JPH07508682A - 廃水を浄化するためのシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 廃水を浄化するためのシステムおよび方法本発明は廃水、特に自動車洗浄設備か らの廃水を浄化するためのシステムに関し、廃水を収容する第１容器と、浄化さ れた廃水を収容する少なくともｌの第２容器とを備える。更に１本発明は廃水、 特に自動車洗浄設備からの廃水を浄化するためのシステムに関し、ここでは、廃 水が第１容器に供給され、浄化された水が第２容器に供給される。

自動車洗浄設備で発生し、洗浄剤および油等の残留物で汚染された廃水を処理す るため、この廃水は、油分離器を介して下水に排出する前に、スラッジ収容タン クに集められる。しかし、下水に排出された廃水の検査では、浄化の程度は所要 の基準を達成してない場合が多い、更に、一般的には水を再使用することができ ないため、水の消費量が多い点で望ましくない。

本発明の目的は、上記形式のシステムを開発すること、あるいは、通常のスラッ ジ収容タンクを必要とせず、更に、高価な下水処理システムを必要とする二とな く、充分な程度に廃水浄化を行うことができる方法を開発する二とにある。更に 、コンパクトな構造で１問題なく運転することができ、従来の洗浄設備にも設置 可能とすることにある。

本発明によれば処理に関する問題はほとんど解決され、第１容器は閉鎖可能な第 １管路を介して第３容器に接続され、この第３容器は、負圧下で充填可能で、所 定の充填レベルに達したときに自動的に排出され１次いで第２容器に間接的ある いは直接的に連通し、この浄化された廃水を収容する第２容器あるいは他の容器 内にウォータジェットポンプが配置され、このポンプの吸入側は、スラッジ収容 容器に連結することができる。

本発明によれば、浄化すべき廃水はウォータジェットポンプによりこのシステム を介して搬送され、このウォータシール（Ｗａｓｓｅｒｖｏｒｌａｇｅ）は、第 ２容器内の浄化された廃水、あるいは、浄化ステージにおける少なくとも予め浄 化された廃水が用いられる。ここで、浄化ステージは、第３の自動的に排出する 容器の下流側である。

ウォータジェットポンプで形成される負圧は、第１容器内に集められた廃水を吸 引し、洗浄設備から第３容器に移動し、この第３容器は自動的に排出される。こ のため、この容器は、カウンターウェイトを設けたカバーとして形成されるシー ル部材により、底部を閉じることができ、このシール部材は静圧の作用により所 定の充填量あるいは充填レベルになったときに自動的に開き、空になった後、カ ウンターウェイトにより、自動的に容器を閉じ　排出中に侵入空気が吸引される 。

廃水の取入れは、好ましくは１５秒の間にわたって排出される前に、最初に例え ば２分間安定化されるように、制御することができる。

第３容器の下流側の分離器内では、スラッジと油と水とが分離され、油は油分離 器で分離され、スラッジは底部のスラッジトラップで吸引されてスラッジ容器に 送られる。このスラッジも、ウォータジェットポンプで形成される負圧により、 移送される。

スラッジを浄化するため、このスラッジは浄化された水で洗浄され、二の浄化さ れた水は第２容器のオーバーフローの下側に配置される収容容器から取ることが できる。スラッジを浄化するためにスラッジ容器内に集められた水は、自動的に 排出される第３容器内に負圧で吸引することができる。

投棄に適した砂状にするために、スラッジ容器は水分を除去した後に排気され、 同時にヒータを作動してスラッジを３０−４０℃の温度に加熱することができ、 これにより、残留する水分が確実に蒸発される。このように浄化され、乾燥され たスラッジは安全に投棄することができる。

スラッジ容器は、更に、ウォータジェットポンプで形成される負圧によっても排 気される。

これに代え、スラッジ容器内にウォータジェットポンプで負圧を形成することに より、スラッジ容器内に集められたスラッジを更に洗浄することなく、乾燥する こともできる。

更に、第３容器の上流に配置されたプレフィルタステージ内にスラッジを集める ことも可能である。このプレフィルタステージは、ここでは１円筒状容器を備え 、この円筒状容器内に同軸状に全周にわたるフィルタが配置され、ウォータジェ ットポンプで形成される負圧により、廃水がこのフィルタ、を通して、内側から 外側に吸引される６フイルタにより前浄化された廃水は、この後、第３容器内に 流れ込む。

このプレフィルタステージでは、フィルタで確保されて集められたスラッジは、 容器の底部を通して排出される。この提案でも、プレフィルタステージで集めら れたスラッジは、負圧を形成する二とにより乾燥することができ、廃水収集容器 とプレフィルタステージとの間の接続管路が遮断される。

分離器自体は多段構造に形成するのが好ましく、ここでは、上述のように自動的 に排出される第３容器の下側に直接配置されるのが好ましい第１ステージが油分 離器として作用し、後浄化ユニットの上流側のステージはフィルタステージとし て作用する。このため、フィルタステージは、細かいフィルタを包含することが できる。

先端が液面から所定距離に至るまで底部から延び、あるいは、液面を通って底部 から所定距離に至るまで延びる仕切りにより１種々のステージが区画される。こ れにより、充分に浄化された水が最後のステージ、すなわちフィルタステージ、 から流れ、ウォータジェットポンプが配置された第２容器に流入する前に、好適 に生物学的に作用する後浄化ユニットを通して流れる。

本発明によると、標準的なスラッジトラップは必要なくなる。既設の洗浄設備に おいては、汚染された水を収容する第１容器の作用をなすために、例えばスラ・ ソジトラップ内にプラスチック容器を取付けることができる。

本発明の実施例では、浄化された水の一部を除菌し。

この後１例えばスラッジ容器、分離器あるｌ、％は後浄化ステージに供給する二 とができる。更に、一部を収容容器に戻し、これから、例えば自動車洗浄用に水 を供給することができる。

最後に、ジェットポンプの吸入側は、ホース等の管路に接続し１例えば洗浄設備 の洗浄ボックスの排気を可能とさせることができる。

廃水、特に廃水が第１容器に供給され、浄化された水化するためのシステムは、 浄水で作動されるウォータジェットポンプにより、第２容器内に間接的あるし１ （よ直接的に排出される他の容器内では、負圧が形成され、二の負圧により、浄 化すべき水がこの他の容器内に吸引され。

廃水中の固形分は、ウォータジェットポンプで形成される負圧により、スラッジ 収集容器内に吸引され、ある（翫は、この固形分を分離するために、二の他の容 器の上流側のプレフィルタを通して廃水が吸引される。

本発明の他の詳細部、利点および特徴は、請求の範囲およびこれらの特徴と単独 及び／又は組合わせからだけでなく１図示の好ましい実施例に関する以下の説明 力１らもあきらかとなる。

図中。

第１図は、廃水を浄化するためのシステムの第１実施例の原理を示し。

第２図は、廃水を浄化するためのシステムの第２実施例の原理を示し。

第３図は、作動線図を示し。

第４図は、廃水を浄化するためのシステムの第３実施例の原理を示し。

第５図は、廃水を浄化するためのシステムの第４実施例の原理を示す。

第１図は、廃水、特に車両洗浄設備で発生した廃水を浄化するためのシステムの 原理のみを示す。

本実施例の方法は、廃水を収集し、管路（１２）を介して収集タンク（１４）に 連通する第１容器（１０）を備える。この収集容器（１４）の下側には、複数の 分離ステージ（４６）、（４８）、（５０）、（５２）を備える分離器（１６） が配置されている。収集容器（１４）の直下に配置されたステージ（１６）は油 分離器として作用し、最後のステージ（４８）は微細ろ過ステージとして作用す る。

分離器（１６）の下流側は、マイクロ／微細ろ過及び／又は除菌ステージ等の後 浄化ユニット（２４）であ番ノ。

第２容器として形成されて浄化された水を収容する容器（２２）に接続される。

この容器（２２）内では、ウォータジェットポンプ（２８）が、この回路内の浸 漬ポンプ（２６）により、この容器（２２）内の水を搬送する。

ウォータジェットポンプ（２８）の吸入側（３０）は、管路（３２）により、収 集容器（１４）に接続されている。管路（３６）がこの管路（３２）から分岐し 、スラッジ容器（３４）の上流側に開口する。

オーバフロー管（３８）は、浄化された廃水を収集する容器（２２）から清浄水 容器（４０）まで延び、管路（４２）がこの清浄水容器（４０）からスラッジ容 器（３４）の底部に延びる。

更に、管路（４４）がスラッジ容器（３４）から延びて管路（１２）に合流し、 この管路（１２）は収集容器（１４）に至る。

スラッジ容器（３４）を充填するため、分離器（１６）はスラッジトラップ（５ ４）、（５６）、（５８）を有し、これらのスラッジトラップは管路（６０）を 介してスラッジ容器（３４）の上部に至る。

本発明による装置の作動順序は以下の通りである。

容器（１０）内に集められた廃水は、吸引管路（１２）を介して容器（１０）の 底部から容器（１４）内に吸引される。このため、容器（１４）は管路（３２） を介してウォータジェットポンプ（２２）の吸入側（３０）に接続され、同時に 、管路（１２）に設けられた弁（６２）と容器（１４）の前部で管路（３２）に 設けられた弁（６４）とが開かれる。容器（１４）を周囲空気に接続する管路部 （６６）は弁（６８）で閉じられる。更に、スラッジ容器（３４）に延びる管路 （４４）中の弁（７０）と、管路（３２）から延びてスラッジ容器（３４）に至 る管路（３６）中の弁（７２）が閉じられる。

容器（１４）が必要程度に充填されると、ドイツ特許第３０３２５０３号に記載 の技術により自動的に開く。

同時に弁（６４）が閉じ、弁（６８）が開く。

廃水は出口（管路（７４））を介して容器（１４）から分離器（１６）の第１ス テージ（４６）内に流入する。

管路（７４）は孔開き板（８２）の上側に至り、この孔開き板の下側には、弁（ ７６）で底部を密封されたスラッジトラップ（５８）が配置され、この弁で管路 （６０）と接続することができる。

第１ステージ（４６）は油分離器、すなわち水の表面から油を集め、オーバーフ ロー管（７８）を介してこれを排出することができるオイルセパレータとして形 成されている。

仕切り壁（８０）が第１ステージ（４６）内で、水あるいは油の位置よりも上側 から、このステージ（４６）の底部すなわち孔開き板（８２）から所定距離のポ イントまで延びている。液体はこのステージ（４６）の出口を通って次のステー ジ（５０）’、（５２）、（４８）内に流れることができる。

ステージ（４６）は、水位の領域に開口を有する仕切り（８４）でステージ（５ ０）から分離されている。ステージ（５０）、（５２）は仕切り壁（８６）で分 割されており、この仕切り壁はスラッジトラップ（５６）を覆う孔開き板（８８ ）から所定距離に至り、水面を貫通する。

同様な仕切り　（９０）がステージ（４８）、（５２）を分割し、これらのステ ージの下側にもスラッジトラップ（５４）を覆う孔開き板（９２）が設けられて いる。

スラッジトラップ（５８）と同様に、これらのスラッジトラップ（５４）、（５ ６）もそれぞれ弁（９４）。

（９６）により管路（６０）から密封することができ、廃水が発生してないとき 、すなわち洗浄設備が洗浄を行っていないときに、この管路を介してスラッジが スラッジ容器（３４）内に吸引される１本実施例では、弁（７６）、（９４）、 （９６）が開がれ、弁（６２）、（６４）、（７０）が閉じられ、そして、管路 （３６）中の弁（７２）が開かれる。

スラッジ容器（３４）がスラッジで満たされると、弁（７６）、（９４）、（９ ６）が閉じられる。弁（７ｏ）、（６４）も請じる。この後、浄化された廃水が 管路（４２）を介して底部からスラッジ容器（３４）内に搬送され、これは、収 容容器（４０）内に配置された浸漬ポンプ（９８）により行うか、あるいは、弁 （７２）が開いたときに、ウォータジェットポンプ（２２）の吸入側（３０）か ら延びる管路（３２）、（３６）を介して行うことができる。

洗浄水として作用する水がスラッジ容器（３４）に達すると、洗浄剤及び油等が スラッジから分離され、汚染された洗浄水は管路（４４）を介して吸引される。

このため、弁（６２）、（６８）、（７２）が閉じられ、弁（６４）、（７０） が開かれる。これにより洗浄水は収集容器（１４）内に流入する。

ウォータジェットポンプ（２２）により、収容容器（４０）から水が引かれる場 合は、図示しない他の弁が管路（６０）中に設けられ、スラッジ容器（３４）を 排出するときに閉じられる。

スラッジ容器（３４）から水が排除されると、弁（６４）、（７０）を閉じかつ 弁（７２）を開いて排気が行われ、同時に２図示しないヒータが作動して砂を乾 燥しかつ残留水分を蒸発する。これでスラッジが乾燥され、浄化され、問題なく 廃棄することができる。

水の一部を収容容器（４０）から除菌ユニット（１００）に供給し、この除菌ユ ニットがら、除菌された水をスラッジ容器（３４）及び／又は後浄化ステージ（ ２４）及び／又は分離器（１６）に送ることもできる。また、その一部を、特に 収容容器（４０）から洗浄用のサービス水が引かれたときに、収容容器（４０） に戻すこともできる。

最後に、ウォータジェットポンプ（２８）の吸入側（３０）は、管路（１０２） を介して、例えば洗浄設備の洗浄ボックスに接続することもできる。

第２図は、本発明の開示にしたがって、特に車両洗浄設備における廃水浄化のた めの極めてコンパクトな構造である。水を処理するためのシステムの原理を示す 、第１図と同様な部材は同じ符号を付しである。

コンパクトで使用の容易なユニットとするために、収集容器（１４）と、スラッ ジ容器（３４）と、複数の分離ステージからなる分離器（１６）とが、フレーム （１０４）上に装架される。

第１図の実施例と異なり、スラッジ容器（３４）から引出す管路（４４）は、容 器（３４）の上部からではなく、底部から延びる。しかし、スラッジあるいはサ ンドトラップ（５４）、（５６）からの管路（６０）は、容器（３４）の上部内 に開口する。

本発明にしたがって作動する方法の作動線図を第３図に示す、ここに。

Ａ＝油分離器付の負圧発生装置及び重力フィルタＢ＝乾燥機付のスラッジあるい はサンドフィルタＣ＝洗浄水収集容器 Ｄ＝ニオ１発生装置等の水処理ユニットＥ＝洗浄設備側スラッジトラップ Ｆ＝油分離器 Ｇ＝洗浄設備側洗浄水入口 更に、（１）は洗浄水吸引管路、（２）はスラッジ及び砂排出部、（３）はオゾ ン処理等の水を処理するためのユニットを示す。

分離器（Ａ）からの浄化された水は、管路（４）を介して、好適に配管されある は分捕物を備えた最初のスラッジトラップ（Ｅ）に流れる。水はスラッジトラッ プから洗浄設備に、例えば浸漬ポンプ（６）により排出管路（５）を介して供給 される。

第４図および第５図は、洗浄水を処理するためのシステムの好ましい実施例の原 理を示す。

例えば門形（Ｐｏｒｔａｌ）の洗浄設備（１０４）あるいは洗浄ボックス（１０ ６）からの洗浄水は、本発明にしたがう洗浄設備が装備されている場合には、洗 浄水収集容器（ｌ　ｌ　Ｏ）内に収容するために管路（１０８）を介して流通し 、次いでスラッジトラップ（１１２）内に送られる。そうでない場合は、サービ スウォータ集積タンクとして作用する領域（１１２）に、別個に設置されるタン ク等を設けることもできる。

第４図による本発明による方法に更に関連を有する部分は、前浄化ステージ（１ １４）であり、この前浄化ステージは、第１図および第２図に示す収集容器の作 用に対応した、自動的に空にする収集容器（１１６）に接続される。この前浄化 ステージ（１１４）は第１図および第２図とも対応する。

更に、スラッジ収容容器（１１８）と微細ろ過ユニット（１２０）とを、オゾン ステージ等の除菌装置に置換え、あるいは、これを追加してもよい。

前浄化ステージ（１１４）は詳細には示してない複数のステージを有し、これに より、特に炭化水素が分離され、生成されたスラッジはいわゆるスラッジトラッ プ（１２２）、（１２４）内に集められる。

前浄化ステージは、更に、前浄化ステージ（１１４）内に設けられたウォータジ ェットポンプに、前浄化ステージ内の前浄化された廃水を供給する浸漬ポンプ（ １２６）を包含する。

更に、浸漬ポンプ（＋３０）がサービスウォータ集積タンク（１１２）内に設け られている。

第４図に示すシステムの動作は以下の通りである。

洗浄水収集容器（１１０）内に管路（１０８）を介して集められた水は、ウォー タジェットポンプ（１２８）で形成された負圧により、管路（１３２）を介して 収集容器（１１６）内に引かれる。このため、ウォータジェットポンプ（１２８ ）は管路（１３４）を介して収集容器（＋１６＋に接続されている。廃水を管路 （１３２）を介して引くために、収集容器（１１６）は底部を密封されている。

同時に、管路（１３４）中に設けられた弁（１３６）が開かれる。

収集容器（１１６）は、満たされると直ちに、自動的に空にされる。同時に、管 路（１３４）を介して侵入した空気が管路（１３４）を介して吸引される。この ようにするため、弁（１’　３６　）が閉じられ、弁（１３８）が開かれ、この 弁を介して収集容器（１１６）と周囲空気との間が接続される。

前浄化ステージを介して流れる排水は、パイプ（１４０）を介してサービスウォ ータ集積タンク（１１２）内に流れる。ここから、前浄化された水は、浸漬ポン プ（１３０）により、管路（１４２）を介して微細ろ過／除菌ステージ（１２０ ）に搬送され、管路（１４４）を介して門形の洗浄設備（１０４）あるいは洗浄 ボックス（１０６）に供給されるか、あるいは、管路（１４６）を介して前浄化 ステージ（１１４）あるいは収集容器（１１６）に送られる。

スラッジトラップ（１２２）は管路（１４８）を介してスラッジ収容容器（＋１ ８）に接続され、このスラッジ収容容器は管路（１５０）を介して収集容器（１ １６）に連通し、スラッジトラップ（１２２）、（１２４）からスラッジを引く か、あるいは、管路（１４８）が遮断されたときに、スラッジ収容容器（１１８ ）内に集められたスラッジを乾燥する。スラッジ収容容器（１１８）内に負圧が 形成される場合は、管路（１３４）中の弁（１３６）は当然に開かれ、管路（１ ３２）中の弁（１５２）および弁（１３８）は閉じられ、一方、管路（１５０） 内の弁（１５４）は開かれる。

第５図によるシステムは、特に、前浄化ステージ（１５６）が収集容器（＋５８ ）の下流側ではなく、上流側に配置されている点が第４図と相違する。しかし、 これにかかわらず、浸漬ポンプ（１６２）で作動されるウォータジェットポンプ （１６０）で形成される負圧が、洗浄水収集容器（１６４）内に収集された洗浄 水を引き、浄化ステージに必要量を供給するために用いられる。

このようにして、門形の洗浄設備からの廃水は管路（１６６）を介して洗浄水収 集容器（１６４）に供給され、管路（１６８）介して前浄化ステージ（１５６） 内に送られ、これから、管路（１７０）を介して、自動的に空に去れる収集容器 （１５８）内に送られる。このため、収集容器（１５８）は管路（１７２）を介 して、ウォータジェットポンプ（１６０）の負圧側に接続される。

前処理ステージ（１５６）は、容器内に同軸状に配置されるのが好ましい全周に わたる円筒状フィルタ（１５７）を有し、このフィルタを通して管路（１６８） を流れる排水が吸引され、したがって、塵埃、砂あるいは他のスラッジが内側に 残り、浄化された廃水は、管路（１７０）を介して容器（１５８）内に吸引され る。

第４図における収集容器（１１６）および第１図における収集容器（１４）と同 様に作用する容器（ｉ５８）から、前浄化された廃水が管路（１７２）を介して 、廃水収集容器（１６４）が配置されている集積タンク（１７４）内に流れ込む 。

集積タンク（１７４）から、前浄化された水が管路（１７６）を介して微細ろ過 ステージ（＋７８）に流れるか、あるいは、管路（１８０）を介してオゾン発生 器（１８２）等の他の除菌ユニットに流れることができる。

このため、ポンプ（１８４）、（１８６）が管路（１７６）、（１８０）中に配 置される。

微細ろ過ステージ（１７８）からは、浄化された水は。

サービスウォータとして管路（１８８）を介して洗浄設備に流れることができる 。除菌ユニット（１８２）からは、水は管路（１９０）を介して集積タンク（１ ７４）に供給されるか、あるいは、管路（１９２）を介して前浄化ステージ（１ ５６）に供給することができる。

集積タンク（１７４）内の水が充分除菌されている場合は、これは、特に水が除 菌ユニット（１８２）を介して集積タンク（１７４）内に戻された場合も当ては まるが、門形の洗浄設備（１６３）に管路（１９４）を介して直接サービスウォ ータを供給することができる。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）平成　６年１２月２８ 日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．廃水を収容する第１容器（１０，１１０，１６４）と、浄化された廃水を収 容しあるいは供給する少なくとも１の第２容器（２２，１１２，１７４）とを備 え、特に自動車洗浄設備（１０４，１０６，６３）からの廃水を浄化するための システムであって、 前記第１容器（１０，１１０，１６４）は、遮断可能な第１管路（１２，１３２ ，１６８，１７０）を介して、負圧下で充填可能でかつ所定の充填レベルに達し たときに自動的に空にされる第３容器（１４，１１６，１５８）に接続され、こ の第３容器は更に直接あるいは間接的に第２容器（２２，１１２，１６４）に連 通し、浄化された廃水を包含するこの第２容器内、あるいは、他の容器（１１４ ）内に、ウォータジェツトポンプ（２８，１２８，１６０）が配置され、このウ ォータジェットポンプの吸入側（３０）は、遮断可能な第２管路（３２，１３４ ，１７２）を介して第３容器に連結され、この吸入側は、スラッジ収容容器（３ ４，１１８，１５６）に連結可能であることを特徴とする廃水を浄化するための システム。 ２．前記第３容器（１４，１１６）の出口（７４，１７２）は、分離器（１６， １１４）に結合されることを特徴とする請求項１に記載のシステム。 ３．浄化ステージ（１６，１１４，１５６）が前記第２あるいは第３容器（２２ ，１２２：１５８）の上流側に配置されることを特徴とする請求項１又は２に記 載のシステム。 ４．後浄化ステージ（２４）は、マイクロ／微細ろ過及び／又は除菌ステージで あることを特徴とする請求項３に記載のシステム。 ５．遮断可能な第３管路（４４，１５０，１７０）がスラッジ容器（３４，１８ ，１５６）から延び、前記第３容器（１４，１１６，１５８）に直接あるいは間 接的に開口することを特徴とする上記請求項のいずれか１に記載のシステム。 ６．前記分離器（１６，１１４）は、多段構造であり、第１ステージ（４６）が 好ましくは油分離器で他のステージはフィルタステージであることを特徴とする 上記請求項のいずれか１に記載のシステム。 ７．前記分離器（１６，１１４）は、遮断可能な第４管路（６０，１４８）を介 して前記スラッジ容器（３４，１１８）に接続される少なくとも１のスラッジト ラップ（５４，５６，５８，１２２，１２４）を有することを特徴とする上記請 求項のいずれか１に記載のシステム。 ８．前記スラッジ容器（３４，１１８）は排気可能であり、好ましくはヒータを 有することを特徴とする上記請求項のいずれか１に記載のシステム。 ９．除菌ユニット（１００，１２０，１８２）に至る管路が、浄化されあるいは 前浄化された廃水を収容する前記容器（１１２，１７４）、収容容器（４０）、 あるいは、前記第３容器（１１６）に接続された他の容器（１１４）から延び、 前記除菌ユニットは、管路を介して、前記スラッジ容器（３４，１８２）及び／ 又は前記分離器（１６，１１４）及び／又は前記後浄化ステージ（２４）及び／ 又は前浄化ステージ（１５６）に接続されることを特徴とする上記請求項のいず れか１に記載のシステム。 １０．自動車洗浄設備に至るサービスウォータ管路（１４４，１８８）が、前記 収容容器（４０）あるいは浄化された廃水を収容する前記容器（１１２，１７４ ）あるいは微細ろ過ステージ（１２０，１７８）から延びることを特徴とする上 記請求項のいずれか１に記載のシステム。 １１．前フィルタステージ（１５６）は、前記第３容器（１５８）の上流に接続 されていることを特徴とする上記請求項のいずれか１に記載のシステム。 １２．前記前フィルタステージ（１５６）は全周にわたるフィルタ（１５７）で あり、好ましくは容器に同軸上に配置され、かつ、好ましくは円筒状容器内に配 置されることを特徴とする請求項１１に記載のシステム。 １３．廃水が負圧源（１６０）により、前記フィルタ（１５７）を囲む内部領域 と、容器の壁部とフィルタ外部との間の領域とを介して、前記第３容器内に引込 み可能であることを特徴とする上記請求項のいずれか１に記載のシステム。 １４．サービスウォータが、他の搬送ユニット（１３０，１８４，１８６）によ り、微細ろ過ステージ（１２０，１７８）及び／又はオゾンユニット（１８２） を介して需要ユニット（１０４，１０６，１６３）に供給可能であることを特徴 とする上記請求項のいずれか１に記載のシステム。 １５．廃水を収容する第１容器（１０，１１０，１６４）と、浄化された廃水を 収容しあるいは供給する少なくとも１の第２容器（２２，１１２，１７４）とを 備え、特に自動車洗浄設備（１０４，１０６，６３）からの廃水を浄化するため のシステムであって、前記第２容器内に設けられたウォータジェットポンプ（１ ６０）の吸入側に第３容器（１５８）が接続され、この第３容器に管路（１７０ ）介して接続された前フィルタステージ（１５６）がモの上流側に設けられ、こ のステージを介して前記第１容器（１６４）内に集められた水が、前記第２容器 （１４）内で、所定の充填レベルで空になる第３容器内に流入し、前記第２容器 自体は、需要ユニット（１６３）及び又は前記前フィルタステージ（１５６）及 び／又は前記容器に、ろ過ステージ（１７８）及び／又は除菌ユニット（１８２ ）を介して通る少なくとも１の管路（１７６，１７８）を介して接続されること を特徴とする廃水を浄化するためのシステム。 １６．廃水が第１容器（１０，１１０，１６４）に供給され、浄化された水が第 ２容器（２２，１１２，１７４）に供給され、特に自動車洗浄設備（１０４，１ ０６，６３）からの廃水を浄化するための方法であつて、浄化された水で作動さ れて負圧が形成されるウォータジェットポンプ（２８，１２８，１６０）により 、他の容器（１４，１１６，１５８）内が間接的あるいは直接的に前記第２容器 （２２，１１２，１７４）内に排出され、この負圧により、浄化すべき廃水が前 記他の容器内に吸引され、廃水内の固体分が前記ウォータジェットポンプで形成 される負圧によりスラッジ収集容器（３４，１１８）内に吸引され、あるいは、 前記廃水が、固体分を分離するために前記他の容器の上流の前フィルタステージ （１５６）を通して吸引されることを特徴とする廃水を浄化するための方法。