JPH0750864B2 - 電力線搬送通信システム - Google Patents

電力線搬送通信システム

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JPH0750864B2
JPH0750864B2 JP2339302A JP33930290A JPH0750864B2 JP H0750864 B2 JPH0750864 B2 JP H0750864B2 JP 2339302 A JP2339302 A JP 2339302A JP 33930290 A JP33930290 A JP 33930290A JP H0750864 B2 JPH0750864 B2 JP H0750864B2
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紀之 久代
良司 皆川
克己 藤崎
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電力線を利用して通信を行う電力線搬送通
信システムに関するものである。
[従来の技術] 従来、電力線を利用して通信を行う電力線搬送通信シス
テムが知られており、この電力線搬送通信システムは、
例えば実開昭57−201043号公報(第7図参照)に記載さ
れているように、幹線電力線(1)からビルのそれぞれ
の階に対応して分割した複数の分岐電力線(2)を有し
ており、それぞれの分岐部分の分岐電力線(2)側には
所定周波数(f)に対して高インピーダンスを有する分
岐ブロックフィルタ(3)が配置されている。
そして、それぞれの分岐電力線(2)には、送信機
(4)と受信機(5)からなる端末機が接続されてお
り、かつ信号線(6)を介して端末機と通信するコント
ローラ(7)が接続されている。
次に動作について説明する。
1階に配置されている端末機を制御する場合、1階の分
岐電力線(2)に接続されているコントローラ(7)か
ら信号線(6)へ所定周波数(f)の搬送波信号を出力
する。
すると、この搬送波信号は、信号線(6)から1階の分
岐電力線(2)を介して端末機の受信機(5)へ入力さ
れ、端末機は入力信号に従って制御される。
この際、所定周波数(f)の搬送波信号は分岐ブロック
フィルタ(3)により阻止され、幹線電力線(1)へ漏
洩することはない。
また、端末機へ信号を送信する場合、端末機は送信機
(4)から1階の分岐電力線(2)へ所定周波数(f)
の搬送波信号を出力する。
すると、この搬送波信号は、1階の分岐電力線(2)か
ら信号線(6)を介してコントローラ(7)へ入力され
る。
この際、所定周波数(f)の搬送波信号は分岐ブロック
フィルタ(3)により阻止され、幹線電力線(1)へ漏
洩することはない。
[発明が解決しようとする課題] 従来の電力線搬送通信システムは、以上のように構成さ
れているので、ビルの階数が増えるほど信号線(6)が
増加すると共に配線長が長くなり、配線コストが増大す
るという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、幹線電力線を利用して通信を行え、信号線を
必要としない電力線搬送通信システムを得るとともに、
通信の信頼性を高めることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る電力線搬送通信システムは、端末機の送
受信周波数(f0)と異なる所定周波数(f1)で変調され
た通信信号を、幹線電力線を介して送受信する幹線コン
トローラと、幹線コントローラから見て分岐電力線とは
逆側に設けられ、周波数(f1)を阻止するよう幹線電力
線上に設けられた幹線ブロックフィルタと、を有し、分
岐コントローラが、幹線電力線を介して幹線コントロー
ラとの間で周波数(f1)で変調された通信信号を送受信
する一方で分岐電力線を介して端末機との間で周波数
(f0)で変調された通信信号を送受信し、分岐ブロック
フィルタが、端末機及び分岐コントローラと幹線コント
ローラとの間に設けられ、周波数(f0)を阻止し周波数
(f1)を通過させることを特徴とする。
[作用] この発明における電力線搬送通信システムにおいては、
幹線コントローラから所定周波数(f1)の通信信号が出
力され、分岐ブロックフィルタにより所定周波数(f0)
の信号が阻止され、分岐コントローラにより通信信号が
所定周波数(f0)の信号に変調され、端末機により変調
された所定周波数(f0)の信号が分岐コントローラに受
信され、その信号は幹線ブロックフィルタにより電力線
へ漏洩するのを阻止される。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は、この発明に係わる電力線搬送通信システムの
構成を示すシステム構成図である。
電力線搬送通信システムがビル内に配線されているとす
ると、幹線電力線(1)から例えばビルのそれぞれの階
に対応して分割した複数の分岐電力線(2)を有してお
り、それぞれの分岐部分の分岐電力線(2)側には所定
周波数(f0)(例えば100kHz)に対して高インピーダン
スを有しかつ所定周波数(f1)(例えば200kHz)に対し
ては低インピーダンスを有する分岐ブロックフィルタ
(3)(第5図参照)が配置されている。
更に、それぞれの分岐電力線(2)には、通信信号を変
調する分岐コントローラ(8)及び端末機(9)が接続
されている。
また、幹線電力線(1)には、幹線コントローラ(10)
が接続されており、かつ電力線へ送信信号が漏洩するの
を阻止する所定周波数(f1)に対して高インピーダンス
を有する幹線ブロックフィルタ(11)(第6図参照)が
配置されている。
そして、幹線コントローラ(10)は、図2に示すよう
に、幹線電力線(1)に接続された可変相互インダクタ
ンス等から構成される結合回路(12)を有しており、結
合回路(12)には伝送制御装置(13)及び変調器(14)
が接続されている。
更に、伝送制御装置(13)には、変調器(14)、操作モ
ニタ部(15)及び所定周波数(f1)で発信する発振器
(16)が接続されており、発振器(16)は変調器(14)
とも接続されている。
また、端末機(9)は、第3図に示すように、分岐電力
線(2)に接続された可変相互インダクタンス等から構
成される結合回路(12)を有しており、結合回路(12)
には伝送制御装置(13)及び変調器(14)が接続されて
いる。
そして、伝送制御装置(13)には、変調器(14)、制御
機器(17)及び所定周波数(f0)で発信する発振器(1
8)が接続されており、発振器(18)は変調器(14)と
も接続されている。
更に、分岐コントローラ(8)は、図4に示すように、
分岐電力線(2)に接続された可変相互インダクタンス
等から構成される結合回路(12)を有しており、結合回
路(12)には伝送制御装置(13)及び変調器(14)が接
続されている。
そして、伝送制御装置(13)には、変調器(14)、所定
周波数(f1)で発信する発振器(16)及び所定周波数
(f0)で発信する発振器(18)が接続されており、発振
器(16),(18)は変調器(14)と接続されている。
ついで、本実施例の作用について説明する。
1階に配置されている端末機(9)を制御する場合、オ
ペレータは、幹線コントローラ(10)の操作モニタ部
(15)より伝送制御装置(13)へ指示する。
すると、伝送制御装置(13)は、所定周波数(f1)で発
信する発振器(16)を作動させ、変調器(14)により所
定周波数(f1)の搬送波信号を幹線電力線(1)へ出力
する。
この際、所定周波数(f1)の搬送波信号は所定周波数
(f1)に対して高インピーダンスを有する幹線ブロック
フィルタ(11)により阻止されて電子線方向へ漏洩する
ことはない。
そして、この所定周波数(f1)の搬送波信号は、幹線電
力線(1)を通り、所定周波数(f1)に対しては低イン
ピーダンスを有する分岐ブロックフィルタ(3)を透過
する。
それから、所定周波数(f1)の搬送波信号は、分岐電力
線(2)を通って分岐コントローラ(8)の伝送制御装
置(13)に入力され、伝送制御装置(13)は所定周波数
(f1)の搬送波信号により所定周波数(f0)で発振器
(18)を発振させ、搬送波信号の周波数は変調器(14)
にて所定周波数(f0)に変調されて分岐電力線(2)へ
出力される。
この際、所定周波数(f0)の搬送波信号は所定周波数
(f0)に対して高インピーダンスを有する分岐ブロック
フィルタ(3)により阻止されて幹線電力線(1)へ漏
洩することはない。
そして、この所定周波数(f0)の搬送波信号は、端末機
(9)の伝送制御装置(13)に入力され、伝送制御装置
(13)は搬送波信号に基づいて制御機器(17)を制御す
る。
次いで、端末機(9)の制御機器(17)からのデータを
幹線コントローラ(10)へ送信する場合、制御機器(1
7)からの信号を受信する伝送制御装置(13)は、所定
周波数(f0)で発信する発振器(18)を発振し、この信
号の周波数を変調器(14)にて所定周波数(f0)の搬送
波信号に変調して分岐電力線(2)へ出力する。
そして、所定周波数(f0)の搬送波信号は、分岐電力線
(2)を通って分岐コントローラ(8)の伝送制御装置
(13)に入力され、伝送制御装置(13)は所定周波数
(f0)の搬送波信号により所定周波数(f1)で発信する
発振器(18)を発振し、搬送波信号の周波数は変調器
(14)にて所定周波数(f1)に変調されて分岐電力線
(2)へ出力される。
この際、所定周波数(f1)の搬送波信号は所定周波数
(f1)に対して高インピーダンスを有する幹線ブロック
フィルタ(11)により阻止されて電力線方向へ漏洩する
ことはない。
それから、この所定周波数(f1)の搬送波信号は、所定
周波数(f1)に対しては低インピーダンスを有する分岐
ブロックフィルタ(3)を透過し幹線電力線(1)を通
って幹線コントローラ(10)の伝送制御装置(13)に入
力され、操作モニタ部(15)にデータが表示される。
なお、上述実施例においては、幹線電力線(1)から分
岐電力線(2)を3つ分割した例を用いて説明したが、
本発明は分岐電力線(2)の分割数に限定されるもので
はない。
また、幹線ブロックフィルタ(11)を、所定周波数(f
1)だけでなく所定周波数(f0)に対しても高インピー
ダンスを有するように構成すると、より通信の信頼性を
向上することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、幹線電力線を用
い、かつ幹線電力線と分岐電力線それぞれに係る信号伝
送を分離して行うようにしたため、通信のための特別な
信号線を必要とせず、配線コストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる電力線搬送通信システムの構成
を示すシステム構成図、第2図は本発明に係わる幹線コ
ントローラの構成を示すブロック図、第3図は、本発明
に係わる端末機の構成を示すブロック図、第4図は本発
明に係わる分岐コントローラの構成を示すブロック図、
第5図は本発明に係わる分岐ブロックフィルタの減衰特
性を示す図、第6図は本発明に係わる幹線ブロックフィ
ルタの減衰特性を示す図、第7図は従来の電力線搬送通
信システムの構成を示すシステム構成図である。 図において、(1)は幹線電力線、(2)は分岐電力
線、(3)は分岐ブロックフィルタ、(8)は分岐コン
トローラ、(9)は端末機、(10)は幹線コントロー
ラ、(11)は幹線ブロックフィルタである。 なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幹線電力線と、幹線電力線から分岐された
    分岐電力線と、分岐電力線に接続され所定周波数(f0)
    で変調された通信信号を送受信する端末機と、周波数
    (f0)と異なる所定周波数(f1)で変調された通信信号
    を、幹線電力線を介して送受信する幹線コントローラ
    と、周波数(f1)で変調された通信信号を幹線電力線を
    介して幹線コントローラとの間で送受信し、周波数(f
    0)で変調された通信信号を分岐電力線を介して端末機
    との間で送受信する分岐コントローラと、幹線コントロ
    ーラから見て分岐電力線とは逆側に設けられ、周波数
    (f1)を阻止するよう幹線電力線上に設けられた幹線ブ
    ロックフィルタと、周波数(f0)を阻止し周波数(f1)
    を通過させるよう、端末機及び分岐コントローラと幹線
    コントローラとの間に設けられた分岐ブロックフィルタ
    と、を有することを特徴とする電力線搬送通信システ
    ム。
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