JPH07508497A - 敗血症性ショックの治療のためのムラミル化合物 - Google Patents
敗血症性ショックの治療のためのムラミル化合物Info
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Abstract
Description
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.内毒素により媒介される炎症状態の治療又は予防のための薬剤の製造におけ る、 (a)非発熱性又は低発熱性のものであり及び/又は(b)内毒素により誘発さ れた体重損失及び/又は食欲減退を改善し、及び/又は (c)TNF産生を減少させ;及び/又は、(d)マクロファ−ジを刺激して内 毒素を処理させる、ムラミルペプチド化合物の利用。 2.内毒素がリボ多糖(LPS)である、請求の範囲第1項に記載の利用。 3、ムラミルペプチド化合物が、下記−般化学式I:▲数式、化学式、表等があ ります▼I 〔式中、 R1は水素原子又はC1−C22アシル基を表わし、R2は水素原子又はCl− C22アシル基を表わし、R3は水素原子又はC1−C■アルキル基を表わし、 R4は、C1−C21アルキル基又はC6又はC10アリル基を表わし; R5は水素原子を表わし; Rは、少なくとも1つの残基が任意に親油性原子団で置換されている、2−6個 のアミノ酸残基で構築された線形ペプチド又はアミノ酸の残基を表わしている〕 で表わされる始原型ムラミルジペプチド以外のものである、請求の範囲第1項又 は第2項に記載の利用。 4.−般構造式Iの化合物が、 R1及びR2の各々が個別にアセチルなどのC1−C5アシル基を表わし、 R3がメチル又はエテルなどのC1−C4アルキル基を表わし、R4がC1−C ■アルキル基、特にメチル又はエチルといったC1−C4アルキル基又はフェニ ル基を表わし、Rがモノ、ジ、又はトリペプチドを表わしている、置換基のいず れか又は全て又はそのいずれかの相容性のある組合せを有する、請求の範囲第3 項に記載の利用。 5.ムラミルペプチド化合物が、 ムロクタシン、別称MDP−Lys(L18)(N2−(N−アセチルムラミル −L−アラニル−D−イソグルタミニル)−N6−ステアロイル−L−リジン) ; MTP−PE(N−アセチル−ムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミニル −L−アラニル−2−(1′,2′−ジパルミトイル−sn−グリセロ−3′− ヒドロキシ−ホスフォリルオキシ)エチルアミド、−ナトリウム); MDP−OBu(N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミン− n−ブチルエステル); ムラプチド(N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−グルタミン−α−N− ブチルエステル);又はt−MDP(N−アセチルムラミル−L−トレオニル− D−イソグルタミン)、 である、請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか1項に記載の利用。 6.ムラミルペプチド化合物が一般構造式II:▲数式、化学式、表等がありま す▼II〔式中、 Rは、少なくとも1つの残基が親油性原子団で置換されている2−6個のアミノ 酸残基で構築された線形ペプチド又はアミノ酸の残基を表わし nが1又は2である〕を有する 請求の範囲第1項又は第2項に記載の利用。 7.nがlである請求の範囲第6項に記載の利用。 8.近位アミノ酸残基がLアミノ酸の残基である、請求の範囲第6項又は第7項 に記載の利用。 9.近位アミノ酸残基(又は1つしかない場合は唯一のアミノ酸残基)がL−ア ラニンの残基である、請求の範囲第8項に記載の利用。 10.ペプチドの近位末端からの第2のアミノ酸残基が存在する場合、それがD −配置のものである、請求の範囲第6項乃至第9項のいずれか1項に記載の利用 。 11.前記第2のアミノ酸残基がD−グルタミン酸又はD−アスパラギン酸又は そのモノ−、ジ−又は混合C1−C22(好ましくはC1−C4)アルキルエス テル、アミド又はC1−C4アルキルアミドのものである、請求の範囲第10項 に記載の利用方法。 12.前記第2のアミノ酸残基がD−イソグルタミニル又はD−グルタミルであ る、請求の範囲第9項、10項又は11項に記載の利用。 13.ペプチドの近位端部からの第3のアミノ酸残基が存在する場合、それがL 配置のものである、請求の範囲第6項乃至第12項のいずれか1項に記載の利用 。 14.第3のアミノ酸残基がL−アラニル又はL−リシルである、請求の範囲第 13項に記載の利用。 15.アミノ酸残基又は線形ペプチドが少なくとも1つの親油性原子団で任意に 置換されている、請求の範囲第6項乃至第14項のいずれか1項に記載の利用。 16.化合物がN−アセチル−グルコサミニル−N−アセチル−ムラミル−L− アラニル−D−イソグルタミン(GMDP)である、請求の範囲第6項に記載の 利用。 17.化合物が、 N−アセチル−グルコサミニル−N−アセチル−ムラミル−L−アラニル−D− グルタミン酸(GMDP−A);N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1− 4)−N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−グルタミンn−ブチルエステ ル(GMDP−OBu); N−〔Nα−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−4)−N−アセチルムラ ミル−L−アラニル−D−イソグルタミニル〕−Nε−ステアロイル−L−リシ ン(GMDP−Lys(St)):Nα−〔N−アセチル−D−グルコサミニル −(β−1−−4)−N−アセチル−ムラミル−L−アラニル−γ−D−グルタ ミル〕−Nε−ステアロイル−L−リシン(GMDPA−Lys(St));N −アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル−L −アラニル−D−グルタミン酸ジベンジルエステル(GMDPA(OBzl)2 ); N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル− N−メチル−L−アラニル−D−イソグルタミン(Me−GMDP); N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル− (β1−−4)−N−アセチル−D−グルコサミニル−(β−−4)−N−アセ チルムラミル−ビス−(L−アラニル−D−イソグルタミン)((GMDP)2 );N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミ ル−(β1−−4)−N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N −アセチルムラミル−ビス−(L−アラニル−D−グルタミン酸)((GMDP A)2);N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチル ムラミル−(β1−−4)−N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4 )−N−アセチルムラミル−ビス−(L−アラニル−D−イソグルタミニル−L −リジン)((GMDPLys)2);N−アセチル−D−グルコサミニル−( β1−−4)−N−アセチルムラミル−(β1−−4)−N−アセチル−D−グ ルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル−ビス−(L−アラニル −D−イソグルタミニル−Nε−ステアロイル−L−リジン〕(〔GMDP−L ys(St)〕2);N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N −アセチルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミン1−アダマンチルエス テル(GMDP−Ad); L−トレオニル−Nε−〔N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4) −N−アセチル−ムラミル−L−アラニル−γ−D−イソグルタミニル〕−L− リシル−L−プロリル−L−アルギニン(GMDP−タフトシンE); N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチル−ムラミル −L−アラニル−γ−イソグルタミニル−L−トレオニル−L−リシル−L−プ ロリル−E−アルギニン(GMDP−タフトシンA); N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル− L−アラニル−α−D−グルタミル−L−リシル−L−トレオニル−Nε−ステ アロイル−L−リシル−L−プロリル−L−アルギニン(親油性GMDPA−タ フトシン)Nε−〔N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N− アセチル−ムラミル−L−アラニル−γ−D−イソグルタミニル〕−L−リシル −L−ヒスチジル−L−グリシンアシド(GMDPA−ブルシン) N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル− L−アラニル−D−イソグルタミニル−L−グルタミニル−L−トリプトファン (GMDP−チモゲンI)N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4) −N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミニル−ε−アミノヘ キサノイル−L−グルタミル−L−トリプトファン(GMDP−チモゲンII) ; Nα−〔N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチル− ムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミニル〕−Nε−ステアロイル−L− リシル−L−グルタミル−L−トリプトファン(GMDP−チモゲンIII); N−アセチルムラミル−L−トレオニル−D−イソグルタミン(Thr−MDP );又は、 N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−グルタミンn−ブチルエステル(ム ラブチド)、 である、請求の範囲第6項に記載の利用。 18.生命を脅かす炎症状態が敗血症性ショックである、請求の範囲第1項乃至 第17項のいずれか1項に記載の利用。 19.生命を脅かす炎症状態が全身性細菌感染の結果である、請求の範囲第1乃 至第18項のいずれか1項に記載の利用。 20.生命を脅かす炎症状態が、外科手術中又はその後の細菌感染の結果である 、請求の範囲第1項乃至第19項のいずれか1項に記載の利用。 21.生命を脅かす炎症状態が、肺炎、穿孔性潰瘍、膵臓壊死、又は胆のうの炎 症からくる器官の慢性又は急性細菌感染の結果である、請求の範囲第1項乃至第 19項のいずれか1項に記載の利用。 22.生命を脅かす炎症状態が悪液質である、請求の範囲第1項乃至第21項の いずれか1項に記載の利用。 23.内毒素により媒介される生命を脅かす炎症状態の治療、予防又は管理のた めの方法において、 (a)非発熱性であり;及び/又は (b)内毒素により誘発される体重損失及び/又は食欲減退を改善し;及び/又 は (c)TNF産生を減少し;及び/又は、(d)マクロファージを刺激して内毒 素を処理させる、有効量のムラミルペプチド化合物を患者に投与することを含む 方法。 24.ムラミルペプチドが請求の範囲第2項乃至第16項のいずれか1項に記載 の通りである、請求の範囲第23項に記載の方法。 25.生命を脅かす炎症状態が敗血症性ショックである、請求の範囲第23項又 は第24項に記載の方法。 26.生命を脅かす炎症状態が悪液質である、請求の範囲第23項又は第24項 に記載の方法。 27.投与が経口投与である、請求の範囲第23項乃至第26項のいずれか1項 に記載の方法。 28.毎日の用量が一日あたり0.1〜10mgの範囲内である、請求の範囲第 27項に記載の方法。 29.投与が非経口投与である、請求の範囲第23項乃至27項のいずれか1項 に記載の方法。 30.毎日の用量が一日あたり0.01〜1mgの範囲内である、請求の範囲第 29項に記載の方法。 31.N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−4)−N−アセチルムラミ ル−L−アラニル−D−グルタミンn−ブチルエステル(GMDP−OBu); N−〔Nα−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−4)−N−アセチルムラ ミル−L−アラニル−D−イソグルタミニル〕−Nε−ステアロイル−L−リシ ン(GMDP−Lys(St));Nα−〔N−アセチル−D−グルコサミニル −(β−1−−4)−N−アセチル−ムラミル−L−アラニル−γ−D−グルタ ミル〕−Nε−ステアロイル−L−リシン(GMDPA−Lys(St));N −アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル−L −アラニル−D−グルタミン酸ジベンジルエステル(GMDPA(OBzl)2 ); N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル− N−メチル−L−アラニル−D−イソグルタミン(Me−GMDP); N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル− (β1−−4)−N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−ア セチルムラミル−ビス−(L−アラニル−D−イソグルタミン)((GMDP) 2);N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラ ミル−(1β−−4)−N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)− N−アセチルムラミル−ビス−(L−アラニル−D−グルタミン酸)((GMD PA)2);N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチ ルムラミル−(β1−−4)−N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−− 4)−N−アセチルムラミル−ビス−(L−アラニル−D−イソグルタミニル− L−リジン)((GMDPLys)2);N−アセチル−D−グルコサミニル− (β1−−4)−N−アセチルムラミル−(β1−−4)−N−アセチル−D− グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル−ビス−(L−アラニ ル−D−イソグルタミニル−Nε−ステアロイル−L−リジン〕(〔GMDP− Lys(St)〕2);N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)− N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミン1−アダマンチルエ ステル(GMDP−Ad); L−トレオニル−Nε−〔N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4) −N−アセチル−ムラミル−L−アラニル−γ−D−イソグルタミニル〕−L− リシル−L−プロリル−L−アルギニン(GMDP−タフトシンE); N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチル−ムラミル −L−アラニル−γ−イソグルタミニル−L−トレオニル−L−リシル−L−ブ ロリル−E−アルギニン(CMDP−タフトシンA); N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル− L−アラニル−α−D−グルタミル−L−リシル−L−トレオニル−Nε−ステ アロイル−L−リシル−L−プロリル−L−アルギニン(親油性GMDPA−タ フトシン)Nε−〔N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N− アセチル−ムラミル−L−アラニル−γ−D−イソグルタミニル〕−L−リシル −L−ヒスチジル−L−グリシンアシド(GMDPA−ブルシン) N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチルムラミル− L−アラニル−D−イソグルタミニル−L−グルタミル−L−トリブトファン( GMDP−チモゲンI)N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)− N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミニル−ε−アミノヘキ サノイル−L−グルタミル−L−トリプトファン(GMDP−チモゲンII); Nα−〔N−アセチル−D−グルコサミニル−(β1−−4)−N−アセチル− ムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミニル〕−Nε−ステアロイル−L− リシル−L−グルタミル−L−トリブトファン(GMDP−チモゲンIII); N−アセチルムラミル−L−トレオニル−D−イソグルタミン(Thr−MDP );又は、 N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−グルタミンn−ブチルエステル(ム ラブチド)。
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