JPH07507912A - 移動無線システムにおけるホーム位置登録レジスタの回復 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 移動無線システムにおけるホーム位置登録レジスタの回復技術分野 本発明は、移動電話システム、例えば、移動電話システム内のいわゆるＨＬＲユ ニット内で、ＨＬＲクラッシュ（ｃ　ｒ　ａ　ｓ　ｈ）の後にＨＬＲユニット内 の情報が失われた後、ホーム位置登録レジスタ（Ｈｏｍｅ　ＬｏｃａｔｉｏｎＲ ｅｇｉｓｔｅｒ）を回復する方法に関する。本発明は、また、ＨＬＲクラッシュ に関連してかつクラッシュＨＬＲか回復される時間区間中に新呼を阻止しない移 動無線システムに関する。

先行技術 ＨＬＲユニット（ＨＬＲ＝Ｈｏｍｅ　Ｌｏｃａｔｉｏｎ　Ｒｅｇｉｓｔｅｒ）は 、移動を話システム内の移動サービススイッチングセンタを受け持つ。移動電話 システムは、１つ又はいくつかのこのようなＨＬＲユニットを含むと云える。

各ＨＬＲユニットは、このＨＬＲユニットに接続された移動サービススイッチン グセンタによってカバーされる地理的エリヤに属する全ての移動′Ｉｔ話加入者 に関する情報を含む。この情報は、ホーム位置登録レジスタ内に記憶される。こ のデータベースは、上述の地理的エリヤ内の各接続された加入者についての記録 を含む。各このような記録は、加入者情報の様々な型式の、例えば、借方情報、 利用可能サービス等を含む。このような情報は、加入者カテゴリと呼ばれている 。各記録は、また、加入者が現在関連している移動サービスイツチングセンタ、 すなわち、その加入者の「訪問交換局（ｖｉｓ　ｉ　ｔｅｄ　ｅｘｃｈａｎｇｅ ）Ｊについての情報を含む。この後者の位置情報は、加入者が、現在、位置検出 されているカバレージエリヤ内の移動サービススイッチングセンタへのこの加入 者に宛られた入呼の再指向（ｒｅｄｉｒｅｃｔｉｏｎ）を可能にするために、必 要とされる。

ＨＬＲクラッシュの際に移動電話システム全体がノックアウトされるのを防止す るために、ホーム登録レジスタのバックアップコピーが、規則間隔を取って、例 えば、毎２４時間に１回保存さる。これの目的は、ＨＬＲクラッシュに関連して ＨＬＲユニットの再開始後にホーム位置登録レジスタの回復を可能にすることで ある。これは加入者のカテゴリ情報に関してはよく働くが、その理由はこの情報 はほとんど変化しないからである。しかし位置情報の方は信頼性がない。その理 由はＨＬＲクラッシュ前に最新のバックアップコピーが作られてから加入者は移 動している（ローミング（ｒｏａｍｉｎｇ））かもしれないからである。したが って、その間に、加入者の「訪問交換局」は、変更しているかもしれない。この 理由から、いわゆる位置ダンプ（ｄｕｍｐ）が一層短い間隔、例えば、毎１５分 の間に作られ、そうであるから位置情報がバックアップユニット上で一層しばし ば更新される。しかしながら、この時間区間でも長過ぎる。それはこの区間内で も多（の加入者が「訪問交換局」を変更しているかもしれないからである。

既知の移動電話システムにおいては、この問題は、ＨＬＲユニットに、再開始に 当たって、これに接続された全ての移動サービススイッチングセンタに不信頼性 位置データを指示するメツセージを送信させることによって解決されている。

そこで、これらのセンタは、このＨＬＲユニットからの訪問加入者についての記 憶カテゴリ情報を消去することができる。この結果、このＨＬＲユニットからの 全ての活性訪問加入者は、そのＨＬＲユニットの再開始後に次の（周期的）再登 録間隔（典型的に２０分）内に移動サービススイッチングセンタに及び更にその ＨＬＲユニットに位置更新メツセージを送るようにさせられる。これは、そのＨ ＬＲユニットが全ての加入者位置を更新することを可能とし、それで入呼が正し く再指向（ｒｅｄｉｒｅｃｔ）されると云える。更に、移動サービススイッチン グセンタはそれらのカテゴリを取り戻し、そうであるからそれらは新出中継呼を 確立すると云える。

しかしながら、この方法は、いくつかの欠点を有する。

−新呼を取り扱うために予備容量がない。したがって、移動電話システム全体は 、このような呼に対して阻止される。これは、もしクラッシュが、例えば、クラ ッシュＨＬＲユニット内の大災害又は妨害行為に起因して、長期化すれば、非常 に深刻になり得る。

−全での加入者が彼らの位置情報を更新するとき起こる異常負荷を取り扱うため に利用可能トラフィック容量の半分より多くが保留されていなければならず、こ のことによってＨＬＲユニットの容量は、可なり減少させられる。

−再開始に関連してＨＬＲユニットに誘導される異常負荷は、現在の活性加入者 の数及び周期的登録間隔の長さにのみ依存する。これらのパラメータは、効率的 なやり方で制御され得ない。

−回復時間が長過ぎ、影響するのに困難である。それは他の因子、例えば、移動 サービススイッチングセンタ内のトラフィックの取扱い容量が周期的登録間隔の 長さの変化（短縮）によって影響されるからである。

高速リンクを通して更新される待機ＨＬＲを使用することも論じられてきた。

しかしながら、いかに正規ＨＬＲユニットがクラッシュ後に首尾一貫したデータ を取り戻すべきかについて満足な解決が提案されていない。

本発明の要約 したがって、ホーム位置登録レジスタを回復する方法に対する要求があり、この 方法においては、ホーム位置登録レジスタを回復する時間を可能な限り短くする ことができ、かつＨＬＲユニットのトラフィック容量は一層効率的なやり方で利 用される。本発明の目的は、このような方法を提供することである。

ＨＬＲクラッシュに関連して新呼に対して阻止されない移動無線通信システムに 、すなわち、例えば、大災害において予備容量を有する、したがって、既知のシ ステムのようにこのようなりラッシュに敏感でないシステムに対する要求もある 。本発明は、このようなシステムを提供する。

本発明の特徴を示す機構は、添付の請求の範囲から明白である。

本発明は、バックアップコピーのローディング後にもはや妥当でないホーム位置 登録レジスタ内の記録だけが更新されさえすればよいと云う洞察に基づいている 。

図面の簡単な説明 本発明、その他の目的、及び本発明によって得られる利点は、次の説明及び添付 図を参照することによって最も良く理解され、これらの添付図において、第４図 は、本発明による移動電話システムの構造を線図的に示し、第２図は、ＨＬＲク ラッシュ後の第１図における移動電話システムを示し、第３図は、本発明の方法 によって取り扱われるＨＬＲクラッシュに関連して起こる事象のタイミング線図 であり、 第４図は、本発明の方法の流れ図を示し、及び第５図は、２つのＨＬＲユニット を備える本発明による移動電話システムを示す。

好適実施例 本発明は以下に移動電話システムを参照して説明されるが、同じ原理が移動無線 通信システムのどの型式においても一般に適用可能であることが理解できる。

同じ参照符号は、添付図の番号を通して相当する要素に対して使用される。

第１図は、移動電話システムの構造を線図的に示す。ＨＬＲユニット（ＨＬＲｌ ）は、移動サービスイツチングセンタ（ＭＳＣＡ、・・・、ＭＳＣＤ）に接続さ れている。しかしながら、正規ユニット（ＨＬＲ１）は、接続（ＣＡ、・・・、 ＣＢ）を通して交換局（ＭＳＣＡ、・・・、ＭＳＣＢ）だけを受け持つ。

そして、これらの交換局は、成る数の基地局（ＢＳ　ＡＩ、・・・、ＢＳ　Ａ２ ）、及び（ＢＳ　Ｂｌ、・・・、ＢＳ　Ｂ２）を、それぞれ、受は持つ。移動サ ービススイッチングセンタは、それらの基地局を備え、それぞれの地理的カバレ ージエリヤを受け持つ。この図において、移動サービススイッチングセンタ（Ｍ ＳＣ−Ａ）はこの図の左半分内の細い破線の左の地理的カバレージエリヤを受け 持ち、移動サービススイッチングセンタ（ＭＳＣＢ）はこの細い破線からこの図 の中間内の太い破線までの地理的カバレージエリヤを受け持つ。移動サービスス イッチングセンタ（ＭＳＣＡ）に接続された基地局は、成る数の移動局（ＭＳ− Ａｌ、・・・、ＭＳ　Ａ３）と通信する。同じように、移動サービススイッチン グセン９　（ＭＳＣＢ）　１１ｍ接続された基地局は、移動局（ＭＳ　Ｂｌ、・ ・・、ＭＳ−８３）と通信する。

ＨＬＲユニット（ＨＬＲ１）はホーム位置登録レジスタを含み、これにカテゴリ 情報、及びダイナミック情報、例えば、このＨＬＲユニットに接続された移動サ ービススイッチングセンタのカバレージエリヤに属する全ての移動局についての 位置情報が記憶される。更に、ＨＬＲユニットはバックアップユニット（ＢＡＫ 　Ｉ）に接続され、これにホーム位置登録レジスタのバックアップコピーが記憶 される。バックアップコピーは、例えば、バンドステーション（ｂａｎｄ　５ｔ ａｔｉｏｎ）、ハードディスク、又はＲＡＭを含むことがある。

規則間隔を取って、例えば、毎２４時間に１回　ホーム位置登録レジスタ全体の 完全なバックアップコピーが取られ、かっこのバックアップユニット（ＢＡ−１ ）上に記憶される。可なり短い間隔で、例えば、毎１５分間に、いわゆる位置デ ータの位置ダンプがバックアップ上に作られる。このようにして、バックアップ は、移動局についての現在位置情報、すなわち、それらの移動局が関連している 移動サービススイッチングセンタについての情報を含むと云える。このように分 割する理由は、カテゴリ情報はほとんど変化しないのに対して、位置情報はしば しば変化するからである。

移動局か移動サービススイッチングセンタのカバレージエリヤを離れて他の移動 サービススイッチングセンタのカバレージエリヤに入るとき、そのカテゴリ情報 がそのＨＬＲユニットから訪問者位置登録レジスタ（第１図における、それぞれ 、（ＶＬＲＡ）及び（ＶＬＲＢ））内へダウンロードされる。これは、出中継呼 を確立するために移動局のカテゴリ情報を新移動サービススイッチングセンタ内 の訪問者位置登録レジスタから検索することを可能にさせる。ＨＬＲユニット内 の位置情報はまたカバレージエリヤ間の移動（ローミング）に関連して更新され ているから、移動局が入呼の到達を受けると云える。

第１図の移動電話システムは、また、第２８ＬＲユニツト（ＨＬＲ２）を含み、 これは移動サービススイッチングセンタ（ＭＳＣＡ、・・・、ＭＳＣＤ）と接触 を取っている。しかしながら、正規には、ユニット（ＨＬＲ２）は接続（ＣＣ１ ・・・、ＣＤ）を通して交換局（ＭＳＣＣ１・・・、ＭＳＣＤ）だけを受け持つ 。そして、これらの交換局は、基地局（ＢＳ　ＣＩ、・・・、ＢＳ　Ｃ３）、及 び（ＢＳ　ＤＩ、・・・、ＢＳ　Ｄ３）に、それぞれ、接続され、そしてこれら は、移動局（ＭＳＣＩ、・・・、ＭＳ　Ｃ３）、及び（ＭＳ　ＤＩ、・・・、Ｍ Ｓ　Ｄ３）と、それぞれ、通信する。ＨＬＲユニット（ＨＬＲ２）は、それ以外 は、ＨＬＲユニット（ＨＬＲＩ）と同じように動作する。

移動局がユニット（ＨＬＲＩ）に正規に関連している移動サービススイッチング センタ、例えば、交換局（ＭＳＣＢ）を離れて、ユニット（ＨＬＲ２）に正規に 関連している移動サービススイッチングセンタ、例えば、交換局（ＭＳＣＣ）に 入るとき、ユニット（ＨＬＲ１）はこの交換局とまた接続を確立する。したがっ て、移動局は、それがユニット（ＨＬＲ２）によって正規に取り扱われているエ リヤにいま位置検出されていると云う事実にかかわらず、依然としてユニット（ ＨＬＲ１）と関連している。このようにして、（ＨＬＲｌ）は、　「自己の」移 動局を、どこでこれらが位置検出されているかにかかわらず、取り扱う。同じ原 理は、ユニット（ＨＬＲ２）に適用する。どちらの移動局が成るＨＬＲユニット に関連しているかは原理的に意味がない。しかしながら、実際的理由から、成る ＨＬＲユニットは移動サービススイッチングセンタの総数のうちの成る副集合の カバレージエリヤ内に正規に位置検出されている移動局と関連しているのが適当 であると云える。

ＨＬＲユニット（Ｈ’ＬＲｌ）内のデータベースは、２つの部分、すなわち、作 動（ｏｐｅｒａｔｉｖｅ）レジスタ（ＯＲＥＧ　１）及び冗長レジスタ（ＲＲＥ Ｇ　２）を含む。（ＯＲＥＧ　ｌ）はユニット（ＨＬＲ１）のカバレージエリヤ に属する移動局についてのホーム位置登録レジスタを含むのに対し、（ＲＲＥＧ 　２）はユニット（ＨＬＲ２）のカバレージエリヤに属する移動局についてのホ ーム位置登録レジスタのコピーである。同じように、ユニット（ＨＬＲ２）内に 、作動レジスタ（ＯＲＥＧ　２）及びレジスタ（０−ＲＥＧ　１）のコピー、す なわち、冗長レジスタ（ＲＲＥＧ　ｌ）がある。ユニット（ＨＬＲｌ）は作動レ ジスタ（ＯＲＥＧ　ｌ）、及びそれと関連している移動局を取り扱うのに対して 、ユニット（ＨＬＲ２）は直接接続（Ｃ−ＨＬＲ）を通してユニット（ＨＬＲ１ ）内のレジスタ（ＲＲＥＧ　２）を、この情報がその作動レジスタ（ＯＲＥＧ　 ２）内で更新されるに従い、更新する。同じようにして、ユニット（ＨＬＲ２） は作動レジスタ（ＯＲＥＧ−２）、及びそれと関連している移動局を取り扱うの に対して、ユニット（ＨＬＲｌ）は直接接続（ＣＨＬＲ）を通してユニット（Ｈ ＬＲ２）内のレジスタ（ＲＲＥＧ　１）を、その作動レジスタ（ＯＲＥＧ　ｌ） 内の情報が更新されるに従い、更新する。ＨＬＲユニットは互いに［鏡映するＪ と云うことができる。注意すべきは、接続（ＣＨＬＲ）は高速リンクである必要 はなく、移動す−ビススイッチングセンタと同し標準に従って通信する接続で充 分であると云うことである。

上述されたように、各ＨＬＲユニットは、正規には、「自己の」移動局を取り扱 う。しかしながら、１つのＨＬＲユニット、例えば、（ＨＬＲ１）がクラッシュ 又はダウンした場合、その移動局は他のＨＬＲユニットへの代替ルートにアクセ スを持つ。ユニット（ＨＬＲ１）がもはや接触を受けることができないとき、ユ ニット（ＨＬＲ２）は、クラッシュユニット（ＨＬＲｌ）からの制御を引き継ぐ 。この状況は、第２図に図解されている。先に（ＨＬＲｌ）によって制御されて いた全ての移動局は、いまや（ＨＬＲ２）によって制御されることになる。ユニ ット（ＨＬＲ２）は、それがユニット（ＨＬＲｌ）のホーム位置登録レジスタの 現行コピーを含むと云う事実に起因してこのように引き継ぎしてよい。ユニット （ＨＬＲ２）は、いまや、「自己の」移動局及びユニット（ＨＬＲ１）の移動局 の両方を取り扱うことになる。

加入者情報は別として、ホーム位置登録レジスタ内の記録は、２つのタグフィー ルド、すなわち、作動タグ（０）及び冗長タグ（Ｒ）を含む。ＨＬＲユニットが 位置ダンプを遂行した各度に、それは鏡映ユニット（ｍｉｒｒｏｒｅｄｕｎｉｔ ）内の両レジスタ内の冗長タグ（Ｒ）をリセットし、このことが相当する記録の バックアップコピーがいま存在することを指示する。もし記録がダンプ後に変化 するならば、それは自己レジスタ及びその鏡映レジスタ（ｍ　ｉ　ｒ　ｒ　ｏ　 ｒｒｅｇｉｓｔｅｒ）の両方内にタグされた（Ｒ）である。その記録が含まれて いる作動レジスタを含むＨＬＲユニット内でダンプが既に遂行されているとき鏡 映レジスタ内の（Ｒ）タグはクリヤされるのに対して、鏡映ＨＬＲユニットがダ ンプを遂行したとき作動レジスタ内のＲタグがクリヤされる。また注意すべきは 、ダンプは、これら２つのＨＬＲユニットの間で同期が取られることを必要とし ないことである。

ユニット（ＨＬＲＩ）がクラッシュ後にバックアップユニット（ＢＡＫ−■）か らのバックアップコピーをロードするのに繁忙であり、かつその移動局からの呼 に応答しないとき、（０）及び（Ｒ）タグ記録の集団が、代わりに、ユニット（ ＨＬＲ２）の冗長レジスタ（ＲＲＥＧ　ｌ）内に築き上げられる。したがって、 この時間区間中、全ての更新記録は、ユニット（ＨＬＲ２）内の作動レジスタ（ ＯＲＥＧ　２）及び冗長レジスタ（ＲＲＥＧ　ｌ）の両方内でタグされる。した がって、ユニット（ＨＬＲ２）は、両ＨＬＲユニットの加入者についての全ての 加入者情報を取り扱うことになる。加入者は、クラッシュを知ることにはならな いが、しかし常のように呼を創始しかつ受信することができる。これは、特にも しクラッシュが校正に長時間を必要とする誤りに起因するならば、本発明の見地 から非常に重要である。

ユニット（ＨＬＲ１）がそのバックアップコピーを記憶しであるとき、それは不 信頼性データを指示するメツセージをユニット（ＨＬＲ２）に送る。後者がこの メツセージを受信したとき、それは全てのタグ記録をユニット（ＨＬＲ−１）に 送り、このユニットは、それによって、バックアップユニット（ＢＡＫ−１）か らロードされているそのレジスタを更新することができる。

このようにして、ＨＬＲクラッシュに関連して、ＨＬＲユニット内の情報は破壊 される。したがって、この情報は、そのＨＬＲユニットが回復されるとき再現さ れなければならない。第３図は、本発明に従って取り扱われるＨＬＲクラッシュ に関連して起こる事象の時間線図を示す。クラッシュ前に、バックアップユニッ ト（ＢＡＫ　Ｉ）が、時間内の点（Ｄ）において規則時間間隔を取って更新され る。点（ＨＬＲＤ）において、クラッシュ自体が起こる。その誤りが校正されて いるときは、バックアップコピーがバックアップユニット（ＢＡＫ　ｌ）からロ ードされる。この局面が完了するとき、そのＨＬＲユニットは点（ＨＬＲ−Ｕ） において再開始されてよい。しかしながら、バックアップコピーがＨＬＲユニッ ト内ヘロードされた点（ＨＬＲＵ）において、このバックアップコピーはもはや 首尾一貫しておらず、すなわち、もはや妥当でない記録がある。

第一に、成る数の移動局が最新位置ダンプとそのＨＬＲクラッシュとの間の時間 間隔（ＬＤ）中に移動サービススイッチングセンタを変更している（ローミング ：ｒｏａｍｉｎｇ）。しかしながら、これらの変更は、ユニット（ＨＬＲ−２） 内の冗長レジスタ（ＲＲＥＧ　１）及び作動レジスタ（ＯＲＥＧ　２）内に登録 され、かつ（Ｒ）フィールド内にタグを有するがしかしく０）フィールド内には 有さないこのレジスタ内の記録として識別され得る。したがって、相当する記録 が接続（Ｃ）（ＬＲ）を通して作動レジスタ（ＯＲＥＧ　１）及び冗長レジスタ （ＲＲＥＧ　２）内で更新されると云える。

第二に、成る数の移動局が、クラッシュ自体中に、すなわち、時間区間（ＢＬ） 中に移動サービススイッチングセンタを変更している。この場合においｉ　ても また、ユニット（ＨＬＲ２）内で相当する記録が、冗長レジスタ（Ｒ−ＲＥＧ　 Ｉ）及び作動レジスタ（ＯＲＥＧ　２）の両方内で更新されている。

これらの変更はＲ及びＯフィールドの両方内にタグを有することによって識別さ れ、カッ、接続線（ＣＨＬＲ）を通して、レジスタ（ｏ−ＲＥＧ−１）及び（Ｒ ＲＥＧ　２）、それぞれ内の相当する記録を更新することができる。

レジスタ（ＯＲＥＧ　Ｉ）及び（ＲＲＥＧ　２）内のこれらの不首尾−貫記録の 更新は、第３図における時間区間（ＵＰＤ）中に遂行される。点（ＨＬＲ−ＯＫ ）において、ユニット（ＨＬＲｌ）は、もう一度［そのオウンＪ移動局の制御を 取り戻す準備を完了している。両ＨＬＲユニット内には、タグ記録の数を計数す る計数器がある。正規動作中、これらの計数器の内容は、（異なるＨＬＲユニッ ト毎に異なる）特定値間で変動する。ユニット（ＨＬＲｌ）内のＨＬＲクラッシ ュに関連して、この計数器はユニット（ＨＬＲ２）に対する上限を可なり超える ことになる。ユニット（ＨＬＲ１）内の記録の更新中にユニット（ＨＬＲ２）内 の計数器が前記上限の下の値へもう一度達するとき、ユニット（ＨＬＲ２）は、 好適実施例に従って、レジスタ（ＲＲＥＧ　１）に関連した移動局からの新要求 を取り扱うことを一時的に停止することになる。レジスタ（ＲＲＥＧ　ｌ）内の 全てのタグ記録がユニット（ＨＬＲ１）に既に送られているとき、ユニット（Ｈ ＬＲ２）は、更新が完了していることを指示するメツセージをユニット（ＨＬＲ ｌ）に送る。そこで、後者は「自己」移動局の制御を引き継ぐ。この遷移との関 連における要求の取り扱いの中断は、非常に短く、影響下ユニットによる一時的 リンク擾乱として感知される。

ＨＬＲユニットが点（ＨＬＲＤ）においてクラッシュしたとき、バックアップコ ピーは、既知の方法におけるように区間（ＢＬ）中にロードされる。しかしなが ら、更新区ｒｍ（ＵＰＤ）中には既知の方法におけるように、各移動局の新登録 はもはやない。代わりに、バックアップコピーのダウンローディング後にもはや 妥当でないホーム位置登録レジスタ内の記録だけが、更新される。これは、全て の活性移動局を登録しなければならない既知の方法に比較して更新区間（ＵＰＤ ）の更新を可なり減少することを可能にする。

本発明は、活性移動局の極めて大部分がＨＬＲクラッシュに関連して位置データ を変化させていないと云う洞察に基づいている。したがって、バックアップコピ ーから得られているデータは、これらの局に対して妥当である。だから、これら の局がもう一度登録し、かつそのＨＬＲユニットを不必要にロードすることは、 無用である。更新されなければならないのは、一方で時間間隔（ＢＬ）中に変化 させられている記録であり、他方で、最新位置ダンプとＨＬＲクラッシュとの間 の時間区間（ＬＤ）中に変化させられている記録である。これら両型式の記録は 、「鏡映するＪ　ＨＬＲ−Ｌ−ット（ｍｉｒｒｏｒｉｎｇ　ＨＲＬ　ｕｎｉｔ） 内で容易に識別される。更に、変化の数は、ダンプ間隔の、例えば、１分への短 縮によって減少させられる。これが、更に、間隔（ＵＰＤ）の更に短縮を持たら す。

第４図は、本発明に従う方法の流れ図を示す。ユニット（ＨＬＲｌ）内のＨＬＲ クラッシュに関連して、そのＨＬＲユニットのホーム位置登録レジスタの更新が 、ステップ（４０１）において開始される。ステップ（４０２）において、バッ クアップユニット（ＢＡＫ　１）からのバックアップコピーがロードされる。

ステップ（４０３）、（４０４）において、作動レジスタ（ＯＲＥＧ　ｌ）及び 冗長レジスタ（ＲＲＥＧ　２）が、レジスタ（ＲＲＥＧ　１）及び冗長レジスタ （ＯＲＥＧ　２）内の（Ｒ）タグ記録を、それぞ札ユニット（ＨＬＲ−２）から （ＨＬＲ１）へ送信することによって、更新される。これらの記憶が取り扱われ たとき、ステップ（４０５）、（４０６）において、レジスタ（ＯＲＥＧ　２） 及び（ＲＲＥＧ　１）内の（ＯＲ）タグ記録が、ユニット（ＨＬＲ１）上で更新 される。（ＯＲ）タグ記憶の数が所定値（ＬＩＭ）より小さくなるとき、ユニッ ト（ＨＬＲ２）は、ステップ（４０７）において、レジスタ（ＲＲＥＧ　Ｉ）に 関連した加入者からの要求に応答するのを中止し、かつレジスタ（ＲＲＥＧ　１ ）内の残りの記録をユニット（ＨＬＲ１）に送信する。その後、ユニット（ＨＬ Ｒ１）は、ステップ（４０７）において、もう一度「自己」加入者を制御する準 備を完了している。

ユニット（ＨＬＲ１）とその移動サービススイッチングセンタの１つ又はいくつ かとの間に一時的リンク故障が起こるならば、これらは、代わりに、ユニット（ ＨＬＲ２）を呼びかっこのユニットの制御を取ることを要求してよい。両ユニッ トは接続（ＣＨＬＲ）を通して互いに依然として接触を保っているから、ユニッ ト（ＨＬＲ２）はＨＬＲクラッシュがないことを判定することができる。

データベースの相当する部分が、いまや、ユニット（ＨＬＲ１）の代わりにユニ ット（ＨＬＲ２）によって更新されると云える。リンクが再確立されたとき、相 当する移動サービススイッチングセンタは、もう一度ユニット（ＨＬＲ１）に接 続してよく、ことごとくか正規へ復帰する。

クラッシュＨＬＲ−ユニットの回復のための上述の方法の修正形もまた、ユニッ ト（ＨＬＲＩ）が回復される前にユニット（ＨＬＲ２）がクラッシュする（多重 故障）場合に使用され得る。この場合、移動サービススイッチングセンタ内の訪 問者位置登録レジスタ内の記録は、ユニット（ＨＬＲＩ）及び（ＨＬＲ−２）、 それぞれに関連したタグを含む。移動サービススイッチングセンタが、位置ダン プがＨＬＲユニットの１つ内で遂行されたと云う事実についての情報を受信する とき、このＨＬＲユニットに関連したタグがクリヤされる。ＨＬＲユニット（Ｈ ＬＲ１）がクラッシュの後にそのバックアップコピーをロードしてありかつユニ ット（ＨＬＲ２）からのそのデータベースを更新しようとしているとき、後者の ユニットは、このユニットもまたクラッシュしていると云う事実に起因して応答 しないことになる。この場合、ユニット（ＨＬＲ１）は、全てのその移動サービ ススイッチングセンタに、ユニット（ＨＬＲ１）に関連しているタグ記録を送る ように命令することができる。もしユニット（ＨＬＲ２）が、ユニッ１−（ＨＬ ＲＩ）が完全に回復されてしまう前に再開しされるならば、ユニット（ＨＬＲ１ ）回復されるまで待機するように命令される。その後、ユニット（ＨＬＲ２）は 、第４図及び第２図に関連して説明されたのと同じようにユニット（ＨＬＲ１） を通して回復されると云える。

第５図は、３つのＨＬＲユニット（ＨＬＲ１）、（ＨＬＲ２）、及び（ＨＬＲ３ ）を備える移動電話システムを示す。この場合、これらのユニットは、円形チェ ーン内で互いに鏡映する。このようにして、作動レジスタ（〇−ＲＥＧ　１）を 鏡映する冗長レジスタ（ＲＲＥＧ　Ｉ）は、ユニット（ＨＬＲ−２）内に配置さ れている。しかしながら、ユニット（ＨＬＲＩ）は、第１図及び第２図の実施例 におけるように、作動レジスタ（ＯＲＥＧ　２）ではなく、代わりに、ユニット （ＨＬＲ３）の作動レジスタ（ＯＲＥＧ　３）を鏡映する。レジスタ（ＯＲＥＧ 　２）は、代わりに、ユニット（ＨＬＲ３）の冗長レジスタ（ＲＲＥＧ　２）内 で鏡映される。３つよりも多いＨＬＲユニットへの一般化は、明白である。

当業者ならば、本発明の様々な変形及び修正が、添付の請求の範囲によって規定 されている、本発明の範囲内で可能であることを理解する。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．（ＯＲＥＧ１）がロードされ、事前に保存されたバックアップコピー（ＢＡ Ｋ１）でホーム位置登録レジスタ移動無線システム内の第１ＨＬＲユニット（Ｈ ＬＲ１）内でＨＬＲクラッシュが生じた後に前記ホーム位置登録レジスタ（ＯＲ ＥＧ１）を回復する方法であって、バックアップコピー（ＢＡＫ１）のローディ ングの後にもはや妥当でないホーム位置登録レジスタ（ＯＲＥＧ１）内の記録を 、前記ホーム位置登録レジスタの現行コピーを含む第２ＨＬＲユニット（ＨＬＲ ２）からの情報で以て更新することを特徴とする方法。
2. ２．請求の範囲第１項記載の方法であって、もはや妥当ではないホーム位置登録 レジスタ（ＯＲＥＧ１）内の記録がホーム位置登録レジスタ（ＯＲＥＧ１）のコ ピー（ＲＲＥＧ１）からの情報で以て更新され、このコピーはＨＬＲクラッシュ 及びバックアップコピーのローディング中に第２ＨＬＲユニット（ＨＬＲ２）に よって更新されていることを特徴とする方法。
3. ３．請求の範囲第２項記載の方法であって、ホーム位置登録レジスタ（ＯＲＥＧ １）のコピー（ＲＲＥＧ１）は正規動作中に前記第１ＨＬＲユニット（ＨＬＲ１ ）と前記第２ＨＬＲユニット（ＨＬＲ２）との間の接続を通して前記ホーム位置 登録レジスタと並列に更新されることと、前記コピーは、ＨＬＲクラッシュ及び 前記バックアップコピー（ＢＡＫ１）のローディング中に移動サービススイッチ ングセンタ（ＭＳＣＡ、…、ＭＳＣＢ）から更新され、この移動サービススイッ チングセンタは正規動作中に前記第１ＨＬＲユニット（ＨＬＲ１）内の前記ホー ム位置登録レジスタ（ＯＲＥＧ１）を更新することとを特徴する方法。
4. ４．請求の範囲第３項記載の方法であって、前記バックアップコピー（ＢＡＫ１ ）の保存後に変化させられた前記コピー（ＲＲＥＧ１）の記録は、これらの記録 からの情報が識別されかつホーム位置登録レジスタ（ＯＲＥＧ１）を更新するた めに使用され得るように、タグされることを特徴とする方法。
5. ５．移動サービススイッチングセンタを接続されかつそれぞれのホーム位置登録 レジスタを備える少なくとも第１ＨＬＲユニットと第２ＨＬＲユニットとを含む 移動無線通信システムであって、前記第２ＨＬＲユニット（ＨＬＲ２）は前記第 １ＨＬＲユニット（ＨＬＲ１）のホーム位置登録レジスタ（ＯＲＥＧ１）のコピ ー（ＲＲＥＧ１）を含み、このコピーは正規動作中に前記第１ＨＬＲユニットと 前記第２ＨＬＲユニットとの間の接続（ＣＨＬＲ）を過して前記ホーム位置登録 レジスタと並列に更新され、かつこのコピーは、前記第１ＨＬＲユニットのクラ ッシュに関連して、移動サービススイッチングセンタ（ＭＳＣＡ、…、ＭＳＣＢ ）との接続を通して更新され、この移動サービススイッチングセンタは正規動作 中に前記第１ＨＬＲユニットの前記ホーム位置登録レジスタを更新することを特 徴とするシステム。
6. ６．請求の範囲第５項記載のシステムであって、前記第１ＨＬＲユニットは、類 似の方法で更新される、前記第２ＨＬＲユニットのホーム位置登録レジスタ（Ｏ ＲＥＧ２）のコピー（ＲＲＥＧ２）を含むことを特徴とするシステム。
7. ７．請求の範囲第５項又は第６項記載のシステムであって、各ＨＬＲユニットは バックアップユニットを含み、これから、それぞれのホーム位置登録レジスタの バックアップコピーがＨＬＲクラッシュ後にロードされ得ることを特徴とするシ ステム。
8. ８．請求の範囲第７項記載のシステムであって、各コピー内の記録はタグフィー ルド（Ｏ、Ｒ）を含み、これの援用で以てそれぞれのバックアップコピーに対し て同等でない記録がタグされ得ることを特徴とするシステム。