JPH0750766A - パラボラ波発生回路 - Google Patents

パラボラ波発生回路

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Publication number
JPH0750766A
JPH0750766A JP21510193A JP21510193A JPH0750766A JP H0750766 A JPH0750766 A JP H0750766A JP 21510193 A JP21510193 A JP 21510193A JP 21510193 A JP21510193 A JP 21510193A JP H0750766 A JPH0750766 A JP H0750766A
Authority
JP
Japan
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digital
horizontal
wave
amplitude
vertical
Prior art date
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Pending
Application number
JP21510193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Takahashi
政文 高橋
Shinobu Iwama
忍 岩間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Totoku Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平,垂直偏向周波数は勿論のこと、水平,
垂直表示振幅の変化に対しても、左右糸巻歪の適正な補
正が可能なパラボラ波発生回路を提供する。 【構成】 水平振幅の調整値HSと垂直振幅の調整値V
Sおよび水平同期信号HDと垂直同期信号VDとを入力
してデジタルデータHDD,VDD,HSD,VSDに
変換するデジタルデータ変換手段11と、4つのデジタ
ルデータHDD,VDD,HSD,VSDを入力して演
算処理するデジタル演算ユニット7と、デジタル演算ユ
ニット7の出力を入力してアナログ量に変換するデジタ
ル/アナログ変換器8と、デジタル/アナログ変換器8
の出力と垂直同期信号VDとを入力して鋸歯状波N1を
発生する鋸歯状波発生器9と、鋸歯状波発生器9より出
力される鋸歯状波N1を入力してパラボラ波P1を発生
する乗算器10とを具備せしめてパラボラ波発生回路を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチスキャン型CRT
ディスプレイモニタの表示画面上の左右糸巻歪を補正す
るのに用いられる、垂直偏向周期のパラボラ波を発生す
るパラボラ波発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例のパラボラ波発生回路の構
成を示す回路図である。図において、13は一端が垂直
偏向コイル12に接続され,他端が接地された出力電圧
検出用の抵抗器、14はゲインコントロールアンプ、1
は周波数/電圧変換器、10は乗算器である。
【0003】このような従来構成のパラボラ波発生回路
の垂直偏向コイル12に垂直偏向電流が流れると、前記
出力電圧検出用抵抗器13と垂直偏向コイル12の接続
点からは鋸歯状波電圧が検出される。ここで検出された
鋸歯状波電圧は垂直偏向電流増幅回路15にフィードバ
ックされるほか、ゲインコントロールアンプ14に入力
されて所定の値になるよう増幅されて鋸歯状波N1とし
て出力される。そして、増幅された鋸歯状波N1は乗算
器10に入力されて2乗され、垂直偏向周期のパラボラ
波P1が作成されていた。
【0004】なお、このパラボラ波P1を用いて左右糸
巻歪を補正する場合、一般的には水平偏向周波数が変化
しても左右糸巻歪が一定になるよう補正する必要があ
る。このため、従来は水平同期信号HDを周波数/電圧
変換器1に入力し、水平偏向周波数の変化に対応した出
力電圧V1を発生させ、この出力電圧V1によりゲイン
コントロールアンプ14を制御し、得られる鋸歯状波の
振幅を連続的に変えることで、水平偏向周波数の変化に
関係なく左右糸巻歪が一定になるように補正していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マルチスキ
ャンタイプのCRTディスプレイモニタでは、一台のデ
ィスプレイ装置でビデオ周波数や水平偏向周波数あるい
は垂直偏向周波数の異なる各種仕様のタイミングを有す
る入力信号に対して、画像を正常に表示させることがで
きる。しかしながら、前述された各種仕様が変わった場
合には、水平と垂直の表示文字数の比が変わることがあ
るほか、当該ディスプレイ装置の使用者が使用条件や好
みによって表示サイズを変化させることもあるため,水
平と垂直の表示振幅が常に一定であるとは限らなかっ
た。
【0006】また、従来の糸巻歪補正回路において左右
糸巻歪を最良に補正した状態で表示振幅の垂直振幅を変
化させた場合、出力電圧検出抵抗器13で検出される鋸
歯状波の振幅が変化してしまうほか、表示振幅と鋸歯状
波の振幅変化の割合が一致しないのでパラボラ波P1の
振幅が最適な補正量からずれ、新たな左右糸巻歪が発生
してしまう難点があった。そして、この難点を解消する
には垂直振幅の変化に応じてゲインコントロールアンプ
14を連続的に制御することのできる別の回路を必要と
した。
【0007】一方、水平振幅が変化した場合には、パラ
ボラ波P1の振幅を変化させて補正量を調整する必要が
あるが、出力電圧検出抵抗器13に発生する鋸歯状波は
水平振幅が変化しても一定であり、パラボラ波P1の振
幅も変化しないので新たに左右糸巻歪が発生してしまう
難点があった。そして、この難点を解消するためには水
平振幅の変化に応じてゲインコントロールアンプ14を
連続的に制御することのできるさらに別の回路を必要と
した。従って、垂直振幅や水平振幅の変化に対しても、
左右糸巻歪を一定に保持するためにはパラボラ波発生回
路が複雑、かつ高価になるばかりか、左右糸巻歪の補正
量を最適にするための調整作業が極めて煩雑になるとい
った新たな難点を生じてしまっていた。
【0008】本発明の目的は前記難点が解消し、水平偏
向周波数や垂直偏向周波数が変わった場合は勿論のこ
と、水平,垂直の表示振幅が変化した場合の左右糸巻歪
の適正な補正が簡便な手段で可能で、かつ調整の容易で
安価なパラボラ波発生回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】CRTディスプレイモニ
タの画面上に発生する左右糸巻歪を補正するために垂直
偏向周期のパラボラ波を発生するパラボラ波発生回路で
あって、水平偏向周波数と垂直偏向周波数と水平振幅の
調整値と垂直振幅の調整値とをデジタルデータに変換す
るデジタルデータ変換手段と、前記デジタルデータ変換
手段で変換されたデジタルデータを入力して演算処理す
るデジタル演算ユニットと、前記デジタル演算ユニット
の出力を入力してアナログ量に変換するデジタル/アナ
ログ変換器と、前記デジタル/アナログ変換器の出力と
垂直偏向周期の信号,または垂直偏向周期の信号のみを
入力して鋸歯状波を発生する鋸歯状波発生器と、前記鋸
歯状波発生器から発生する鋸歯状波,または前記鋸歯状
波とデジタル/アナログ変換器の出力とが入力される乗
算器とを具備せしめてパラボラ波発生回路を構成する。
【0010】
【作用】本発明のパラボラ波発生回路においては、水平
偏向周波数や垂直偏向周波数および水平偏向振幅や垂直
偏向振幅の変化に応じたデジタルデータがデジタル演算
ユニットから出力され、このデジタルデータがデジタル
/アナログ変換器でアナログ量の直流電圧に変換され、
振幅が連続的に制御された鋸歯状波が得られる。この結
果、偏向周波数や表示振幅の変化に対応した左右糸巻歪
の補正が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本考案を図に沿って説明する。図1は
本考案のパラボラ波発生回路の構成を示すブロック図で
ある。図において、3〜6はそれぞれデジタルデータ変
換手段11を構成するアナログ/デジタル変換器であ
り、変換器3には水平同期信号HDが、変換器4には垂
直同期信号VDが、変換器5と6にはそれぞれ水平振幅
の調整値HSと垂直振幅の調整値VSとが入力され、そ
れぞれの信号はデジタルデータHDD,VDD,HS
D,VSDに変換される。
【0012】7はアナログ/デジタル変換器3〜6のそ
れぞれから入力される4つのデジタルデータHDD,V
DD,HSD,VSDを演算処理した結果を1つのデジ
タルデータとして出力するデジタル演算ユニットであ
り、8は前記デジタル演算ユニット7から出力されたデ
ジタルデータをアナログ電圧に変換して出力するデジタ
ル/アナログ変換器である。9はデジタル/アナログ変
換器8から出力されるアナログ電圧と垂直同期信号VD
とを入力して、アナログ電圧に応じた鋸歯状波N1を発
生する鋸歯状波発生器であり、10は入力される鋸歯状
波N1を2乗してパラボラ波を発生する乗算器である。
【0013】このように構成されたパラボラ波発生回路
において、デジタルデータ変換手段11の各アナログ/
デジタル変換器3〜6には水平同期信号HD、垂直同期
信号VD、水平振幅の調整値HSと垂直振幅の調整値V
Sが入力され、それぞれデジタルデータHDD,VD
D,HSD,VSDに変換されてデジタル演算ユニット
7に入力される。デジタル演算ユニット7に入力された
4つのデジタルデータHDD,VDD,HSD,VSD
は、演算式V=K・(A・HDD+B・VDD+C・H
SD+E・VSD)(ここで、A,B,C,E,Kは、
ディスプレイモニタの偏向周波数や表示振幅の変化量に
合わせて調整可能な係数である。)により演算処理さ
れ、偏向周波数や表示振幅の変化に応じたデジタルデー
タに変換される。
【0014】そして、その出力はデジタル/アナログ変
換器8に入力され、デジタル/アナログ変換器8からは
演算ユニット7のデジタルデータに応じたアナログ電圧
が出力される。このアナログ電圧は歯状波発生器9に入
力され、垂直同期信号VDに同期し、かつ、前記アナロ
グ電圧に対応して振幅が変化する鋸歯状波N1が鋸歯状
波発生器9から出力されて乗算器10に入力される。乗
算器10に入力された鋸歯状波N1は2乗され、左右糸
巻歪を常に最適に補正することのできるパラボラ波P1
が作成されるものである。なお、図2に図示する如く、
デジタル/アナログ変換器8の出力を乗算器10に直接
入力することで、パラボラ波P1の振幅を変化させる回
路構成とすることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパラボラ
波発生回路は水平,垂直偏向周波数や水平,垂直表示振
幅の変化に応じてパラボラ波の振幅を変化させることが
出来るので、常に左右糸巻歪の適正な補正が可能とな
る。また、演算ユニット側で演算式の係数を変えるだけ
で回路定数のバラツキに起因する糸巻歪を簡単に補正す
ることができる。さらに、水平,垂直偏向周波数や水
平,垂直表示振幅それぞれの変化に対しても、従来のよ
うに複数の回路を用いる必要がなく、デジタル演算ユニ
ット1つで左右糸巻歪の補正に適正なパラボラ波が得ら
れるので、回路構成が簡略化されるほか、画像品質に優
れた安価なディスプレイモニタ用のパラボラ波発生回路
が得られ、その実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパラボラ波発生回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図3】従来例の回路構成図である。
【符号の説明】
1 周波数/電圧変換器 3,4,5,6 アナログ/デジタル変換器 7 デジタル演算ユニット 8 デジタル/アナログ変換器 9 鋸歯状波発生器 10 乗算器 11 デジタルデータ変換手段 HD 水平同期信号 VD 垂直同期信号 HS 水平振幅の調整値 VS 垂直振幅の調整値 N1 鋸歯状波 P1 パラボラ波

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CRTディスプレイモニタの画面上に発
    生する左右糸巻歪を補正するために垂直偏向周期のパラ
    ボラ波を発生するパラボラ波発生回路であって、水平偏
    向周波数と垂直偏向周波数と水平振幅の調整値と垂直振
    幅の調整値とをデジタルデータに変換するデジタルデー
    タ変換手段と、前記デジタルデータ変換手段で変換され
    たデジタルデータを入力して演算処理するデジタル演算
    ユニットと、前記デジタル演算ユニットの出力を入力し
    てアナログ量に変換するデジタル/アナログ変換器と、
    前記デジタル/アナログ変換器の出力と垂直偏向周期の
    信号,または垂直偏向周期の信号のみを入力して鋸歯状
    波を発生する鋸歯状波発生器と、前記鋸歯状波発生器か
    ら発生する鋸歯状波,または前記鋸歯状波とデジタル/
    アナログ変換器の出力とが入力される乗算器とを具備
    し、左右糸巻歪を補正するよう構成したことを特徴とす
    るパラボラ波発生回路。
JP21510193A 1993-08-06 1993-08-06 パラボラ波発生回路 Pending JPH0750766A (ja)

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