JPH07507465A - イオン導入薬物投与装置 - Google Patents

イオン導入薬物投与装置

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JPH07507465A JP6500818A JP50081894A JPH07507465A JP H07507465 A JPH07507465 A JP H07507465A JP 6500818 A JP6500818 A JP 6500818A JP 50081894 A JP50081894 A JP 50081894A JP H07507465 A JPH07507465 A JP H07507465A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に治療剤を電気的補助投与するための装置に関する。本発明はまた 、このような装置の製造方法にも関する。
さらに詳しくは、本発明は、費用のかからない、しかも確実な、新規な方法で電 気的に連結した少な(とも2要素を有する、イオン導入薬物投与のためのフレキ ンプル装置に関する。好ましくは、この装置はこの同じ、費用のかからない、し かも確実な、新規な方法で装置の他の要素又はサブアセンブリ(sub−ass embly)に電気的に連結した電子回路を有する。
発明の背景 本発明は、典型的にイオン導入法による治療剤の経皮投与又は輸送のための装置 に関する。ここでは、“イオン導入法”又は“イオン導入による”なる用語は、 作用剤含有溜めに起電力(electromotive force)を与える ことによって、荷電又は無荷電に拘わらず、治療剤を経皮投与するための方法及 び装置を意味するために用いる。投与すべき特定の治療剤は完全に荷電(すなわ ち、100%イオン化)、完全に無荷電、又は一部荷電及び一部無荷電であるこ とができる。治療剤若しくは化学種(specjes)は電気的移動(elec tro+oigration)、電気浸透、又は両者の組合せによって投与され る。電気浸透はエレクトロヒドロカイネンス(electrohydrokin esis)、電気的対流及び電気誘導浸透とも呼ばれている。一般に、組織への 治療化学種の電気浸透は、治療化学種属めへの起電力の供給の結果としての、化 学種を含む溶媒の移動によって生ずる。
ここで用いるかぎり、“イオン導入(iontophoresis)”及び1イ オン導入による(iontophoretic)”なる用語は、(1)電気的移 動による荷電薬物又は作用剤の投与、(2)電気浸透プロセスによる無荷電薬物 又は作用剤の投与、(3)電気的移動と電気浸透との複合プロセスによる荷電薬 物又は作用剤の投与、及び/又は(4)電気的移動と電気浸透との複合プロセス による荷電もしくは無荷電薬物又は作用剤の投与を意味する。
皮膚を通してイオン化薬物を投与するためのイオン導入デバイスは1900年代 初期から知られている。ドイチュ(Deutsch)の英国特許明細書箱410 ,009号(1934)は、このような初期デバイスの欠点の1つ(すなわち電 流供給源の近くに固定する必要があること)を克服したイオン導入デバイスを述 べている。このドイチュのデバイスは電極と、経皮投与すべき薬物を含む物質と から形成される電池(galvanic cell)によって駆動された(po wered)。この電池は薬物をイオン導入投与するために必要な電流を製造し た。このデバイスはイオン導入薬物投与中にΦ者が動き回ることを可能にし、也 者の日常活動を実質的に殆ど妨げなかった。
現在知られているイオン導入デバイスでは、少なくとも2個の電極が用いられる 。これらの電極は身体の皮膚の一部に密接に電気的に接触するように配置される 。活性電極若しくはドナー電極と呼ばれる、一方の電極はそれからイオン性物質 、作用剤、薬剤、薬物先駆体又は薬物がイオン導入によって身体中に投与される 電極である。カウンター若しくはリターン電極と呼ばれる、他方の電極は身体を 通しての電気回路を閉じるように作用する。患者の皮膚と電極との接触と共に、 電気エネルギー源、例えば電池への電極の結合によって回路が完成する。例えば 、身体中へ駆動されるべきイオン性物質が正に荷電する場合には、正電極(アノ ード)が活性電極であり、負電極(カソード)は回路の完成に役立つ。投与すべ きイ・オン性物質が負に荷電する場合には、カソード電極が活性電極であり、ア ノード電極はカウンター電極になる。
さらに、既存のイオン導入デバイスは一般に、身体中にイオン導人的に投与すな わち導入されるべき有効剤若しくは薬物、好ましくはイオン化若しくはイオン化 可能な化学種(又はこのような化学種の先駆体)の溜め若しくは供給源を必要と する。このような溜め若しくは供給源の例には、前記ヤコブセンの米国特許第4 .250.878号に述べられているようなボウチ、ウェブスター(febst er)の米国特許第4.382.529号に述べられているような予成形ゲル体 及びサンダーソン(Sanderso口)等の米国特許第4.722,726号 の一般に円錐形若しくはドーム状モールディング(doIoed moldin g)がある。このような薬物性めはイオン導入デバイスのアノード又はカソード に結合して、1種以上の好ましい化字種若しくは作用剤の固定した若しくは再生 可能な供給源を形成する。
恐らく、現在、イオン導入法の最も一般的な用途は、ピロカルビンを経皮投与す ることによる嚢胞性線維症の診断である。イオン導入投与されたピロカルピンは 発汗を刺激する、汗を回収し、その塩化物イオン含量を分析する。ある一定の限 界を越えた塩化物イオン濃度はこの疾患の可能な存在を示唆する。
p者の皮膚にイオン導入投与デバイスを装着するための多様な方法が、ストラッ プ、接着性オーバーレイ、及びイオン伝導性接着剤を含めて、開示されている。
例えば、シバリス(Sibalis)の米国特許第4.557,723号:第4 . 640゜789号:第4.622.031号:第4.708.716号:第 4.713゜050号:及び第4,878.892号は、導電性接着剤物質の層 (すなわち、米国特許第4.557,723号の図2において36と標識された 層)によって皮膚に固定されるリターン電極を有する経皮イオン導入薬物アプリ ケータを開示する。上記ソバリス特許のいずれも皮膚接着性の導電性接着剤物質 としての特定の組成物を開示していない。
PCT公開(published)出願WO第90109413号は皮膚にイオ ン導入薬物投与デバイスを固定するためのイオン伝導性皮膚接触接着剤を開示す る。これに開示される接触接着剤(例えば、シリコーン接着剤)は、通常の親水 性ポリマー物質の添加によって疎水性接着剤に改質される優勢的な疎水性(pr edo■1nantlyhydrophobic)特徴を有する。この親水性添 加剤はさもなくば疎水性の接着剤マトリックス中に複数個の水分保有路を形成す る。薬物イオン又は分子は電気的移動及び/又は電気浸透によってこれらの水分 保有路により接着剤を通って輸送される。従って、これらの接着剤は薬物含有( ドナー)溜め又は塩含有(カウンター)mめと皮膚との間に配置される“イン− ライン”接着剤として使用することができる。
これらの特許のデバイスでは、種々な電子要素(例えば、レジスター、電流レギ ュレータ−、パルス発生器、電池等)の電気的結合が例えばはんだ付は電気的接 続のような、通常の電気的結合手段によって達成されている。はんだ付は電気的 接続は、残念ながら、非常に不良な耐屈曲性を有する。このことは、例えば1遇 間以上のような、長い時間皮膚に装着されるのに適した、例えばイオン導入薬物 投与デバイスのようなデバイスでは重大な欠点である。通常のはんだ付は電気的 接続を有するフレキンプル(すなわち、非硬質)イオン導入薬物投与デバイスを このような長時間装着する場合には、この電気的接続が患者の体の運動中に経験 される屈曲のために破壊する傾向がある。電気的接続の破壊はデバイスを完全に 作用不能にすることがありうる。
シバリスが米国特許第4,856,1.88号に述べている他のアプローチは、 片面を導電性コーチングによって被覆されたフレキシブルなプラスチックシート を用いて、イオン導入装置を電極に結合する。シートの反対側は接着性コーチン グを有する。このシートを折り畳んで、導電性コーチングを電池端子と電極とに 接触させる。このアプローチは折り目に応力点を生ずる傾向があり、導電性コー チングに亀裂を生じさせ、デバイスを完全に作用不能にする可能性がある。
従って、フレキシブルなイオン導入投与デバイスの電気的要素を電気的に接続又 は結合させる手段であって、デバイスの屈曲時に破壊され難く、低コストで良好 な電気的連続性(electrical continuity)を与える手段 が、当該技術分野で必要とされている。
さらに最近では、徂者の衣服の下に目立たないように皮膚上に装着するために適 した小型化イオン導入薬物投与デバイスの開発が試みられている。このような小 型化イオン導入薬物投与デバイス中の電気的要素も好ましくは小型化され、マイ クロチップ又は小型印刷回路の形状である。コストの見地から印刷回路が好まし いが、投与すべき薬物を含む電極アセンブリに印刷回路を電気的に接続させるこ とに困難が経験されている。詳しくは、通常はポリマーシート形状のフレキシブ ル基板上に導電路を印刷する又は他のやり方で付着させることによって、印刷電 子回路が形成される。次に、例えば、電池、レジスター、パルス発生器、キャパ シター等のような電子要素を例えばはんだ付けによって、印刷された又は付着さ れた導電路に電気的に結合して、完全な回路を形成する。従って、典型的な場合 には、印刷された導電路と、それに電気的に結合した電子要素の全てとの両方が フレキシブル基板の片面に存在する。完成回路内の種々な電気要素が不均一な高 さと断面とを有するために、印刷された導電路とそれに取り付けられた電気要素 とを有するフレキシブル回路の面に薬物及び/又は電解質溜めをラミネートする ことには困難が経験されている。
この問題の1つの解決策は薬物と電解質溜めをフレキシブル基板の反対側にラミ ネートすることである。残念ながら、これは薬物と電解質溜めを回路に電気的に 連結することに問題を有している。従って、イオン導入投与デバイスの、薬物と 電解質溜めを含む電極アセンブリを、その片面に導電路と個々の電子要素とを備 えた電子回路に電気的に接続又は連結させるための手段であって、その接続がデ バイスの屈曲時に破壊され難(、低コストで良好な電気的連続性を与えるような 手段が当該技術分野で必要とされている。
8明の説明 簡単には、本発明は1態様において、系の要素を結合させるためにのフレキシブ ル導電性接着手段マトリックス又は導電性接着剤(ECA)を有するイオン導入 投与装置を含む。導電性接着手段は系の任意の2個以上の要素を電気的に結合さ せるために使用可能であるが、好ましくは、電気回路(例えば、印刷回路)を電 極アセ:/ブリに結合させるために用いられる。
好ましい実施では、ECA手段を用いて、電気回路出力を電極、例えば、アノー ド又はカソードに結合させる。以下で考察するように、電極を他の構造、例えば 薬物若しくは電解質溜めに結合させることができる。
特に好ましい実施では、ECA手段若しくはマトリックスは接着剤物質の少なく とも1つの層を少なくとも1つの導電性ウェブ、マット若しくはメツシュにラミ ネー)・することによって形成される複合体を含む。接着剤物質をウェブ、マッ ト若しくはメツシュ中に流入させて、比較的均一な断面の複合体ECAを生ずる ような条件下で、積層を実施する。
本発明のさらに他の実施では、ECAが自体が電極を含み、この電極を用いて、 電気回路出力を(1)薬物溜め(ドナー電極アセンブリの場合に)又は(2)電 解賃塩溜め(カウンター電極アセンブリの場合に)のいずれかに電気的に結合さ せる。本発明のこの実施では、ECA電極の作用中にイオンを発生又は消耗する 電気化学的反応性種をECAl4極が含むことが好ましい。ECAアノードの場 合には、この電気化学的反応性種はECAアノードの作用中に電気化学的酸化を 受けることができるべきである。E CAカソードの場合には、この電気化学的 反応性種はECAカソードの作用中に電気化学的還元を受けることができるべき である。さらに、ECA電極はイオン伝導性並びに電気伝導性(すなわち、電子 伝導性)であるべきである。ECAイオン伝導性にするために、液体溶剤保有の 通常は親水性物質をECAに加える。
図面の簡単な説明 特に添付図面を参照しながら、以下の詳細な説明を検討するならlf、本発明力 面さらに良好に理解され、本発明の他の目的及び利益が明らかになると思われる 。
図面においては全体を通して同じ数字は同じ部分を表し、図面では:図1はイオ ン導入投与デバイスの側断面図であり;図2は図1のデバイスの平面図であり; 図3は本発明による代替えデバイスの側断面図であり;図4は好ましい複合導電 性接着剤物質を製造するための装置の側面図であり;図5は本発明に使用可能な 電気回路の平面図であり:図6は本発明による代替えイオン導入投与デノくイス の透視図であり:図7は、好ましいECA形状を説明する、本発明の装置の平面 図であり:図8は図7のライン8−8に沿った、図7の装置の側断面図であり; 図9は本発明による他の装置の側断面図である。
発明の実施態様 図1はイオン導入投与デバイス10の概略図である。デノくイス1ま本質的1こ 任意の便利なサイズ又は形状(方形、楕円形、円形のいずれ力1)を有すること 力(できるか又は身体の特定の位置に合わせて調整することができる。デノくイ ス101;!フレキシブルであり、体表(例えば、皮膚)に容易1こ適合するこ とカベでき、通常の身体の運動によって屈曲することができる。デノ(イス10 (ま電池30を取りイ寸(すた電子回路32を有する。一般に、回路32は比較 的薄(、好ましり(よ、例え(fフィルム又はポリマーウェブのような、薄いフ レキシブル基板39上1こ印I11、塗布又は他の手段で付着した電子伝導路か ら成り、例え(f、回路32;まフレキシブルな印刷回路である。回路32は、 電源30の他に、デノ(イス10によって供給される電流のレベル、波形(wa vefor+m 5hape)、極性、タイミング等を■制御する、1個以上の 電子要素をも含むことができる。例えば、回路32(ま下記電子要素:例えば電 流制御装置のような制御回路(例えば、レジスター又はトランジスターに基づく 電流制御回路(transistor−based current cont rol circuit)) 、オン/オフスイッチ、及び/又は経時的に電源 の電流出力を制御するために適したマイクロプロセッサ−1の1つ以上を含むこ とができる。回路32は2個の回路出力31と33を有し、これらの各々は導電 性接着剤(ECA)の層34によって覆われる。回路32とECA層34は好ま しくは水不透性バッキング層21によって被覆される。
デバイス又はデバイスの要素を説明するためにここで用いるときの“フレキシブ ル”なる用語は、デバイスを取り付ける又はデバイスが最も密接に接近する皮膚 部分の輪郭に密着することができること、すなわち適合可能であることを意味す る。ここで用いる“フレキシブル”は、通常範囲の患者の運動又は活動を通して 身体に密着し続けるように反復曲げ、ねじれ又は変形することができることをも 意味する。一般的に言うと、デバイス全体がフレキンプルであるためには、その 個々の要素の各々もフレキンプルでなければならない。
デバイス10は括弧18と19によって指示する2個の電極アセンブリを含む。
電極アセンブリ18と19は電気的絶縁体26によって相互から分離され、それ と共に単−自給式ユニットを形成する。説明のために、電極アセンブリ18は時 には“ドナー”電極アセンブリと呼ばれることがあり、電極アセンブリ19は時 には“カウンター”電極アセンブリと呼ばれることがある。電極アセンブリのこ れらの名称は決定的ではなく、特定のデバイスにおいて又は図示したデバイスの 作用中に逆になることがある。
デバイス10では、ドナー電極22は薬物溜め24に隣接して配置され、カウン ター電極23は電解質を含むリターン溜め25に隣接して配置される。電極22 と23は金属ホイル、又は金属粉末、粉状黒鉛、炭素繊維、若しくは任意の他の 適当な導電性物質を負荷した疎水性ポリマーから成る。溜め24と25は典型的 に液体溶剤を保持するために適したポリマーマトリックス又はゲルマトリックス でよい。例えば皮膚のような生物学的膜を通して作用剤を投与する場合には、水 性溶剤又は極性溶剤、特に水、が一般的に好ましい。水性溶剤を用いる場合には 、溜め24と25のマトリックスは水分保有物質から構成されることが好ましく 、例えばヒドロゲルのような親木性ポリマーから構成されることが最も好ましい 。天然又は合成のポリマーマトリックスが使用可能である。
絶縁体26は非電気伝導性及び非イオン伝導性物質から構成され、電流(すなわ ち、電子又はイオンとしての電流)が電極アセンブリ18と19の間を直接通っ て、デバイスを取り付けた皮膚に短絡することを阻止する。絶縁体26は空隙、 非イオン伝導性ポリマー若しくは接着剤、又はイオン及び電子の流れに対する他 の適当なバリヤーであることができる。
デバイス10は任意のイオン伝導性接着剤層27と28によって皮膚に接着する ことができる。デバイス10は好ましくは除去可能な剥離ライナー29をも含み 、これはデバイスの皮膚への貼付直前に除去される。或いは、経皮薬物投与デバ イスに通常用いられる種類の接着性オーバーレイを用いて、デバイス10を皮膚 に貼付することができる。一般的に言うと、接着性オーバーレイはデバイス周囲 の皮膚に接触して、溜め24と25と患者の皮膚との間の接触を維持する。
典型的なデバイス10では、薬物溜め24は投与ずべき薬物若しくは作用剤の中 性の、イオン化した又はイオン化可能な供給源を含み、カウンター溜め25は例 えば塩化ナトリウム、塩化カリウム又はこれらの混合物を含む。或いは、デバイ ス10は溜め24と25の両方に薬物のイオン化可能な又は中性の供給源を含む ことができ、この形式では、電極アセンブリ18と19の両方はドナー電極アセ ンブリとして機能する。例えば、正の薬物イオンがアノード電極アセンブリから 皮膚を通して投与されることができ、負の薬物イオンはカソード電極アセンブリ から導入されることができる。一般に、電極アセンブリ18と19の総皮膚接触 面積は約1cm2〜約200cm2の範囲でありうるが、典型的には約5cm2 〜約50cm2の範囲である。
イオン導入投与デバイス20の薬物溜め24とリターン溜め25は、作用剤又は 薬剤をイオン導入投与するために、患者と作用剤又は薬物伝達関係に配置されな ければならない。通常このことは、デバイスが患者の皮膚と密接に接触して配置 されることを意味する。医師若しくは患者の好み、薬物若しくは作用剤投与計画 又は例えば外観のような他の要素に依存して、人体の種々な部位を選択すること ができる。
図2は図1の長方形状のフレキシブルデバイスの平面図であり、バッキング層2 1は説明のために省略する。図示するように、電池30は回路32に電気的に接 続する。回路32は、それぞれECA34によって覆われた回路出力部分31と 33を有する。
図5は本発明に使用可能なフレキンプル回路32の1例を示す。図5の回路は、 薄いフレキ/プル(例えば、ポリマー)シート39に印刷された又は他のやり方 で付着した導電路を含む。3個のボタン電池30を含めた、1個以上の電気要素 を取り付けて、回路32の導電路に接続する。回路32は回路出力31と33を 含み、出力31と33を隣接(通常は下方の)電極アセンブリ18と19にそれ ぞれ電気的に接続させるために出力31と33上にECAを塗布することができ る。
一般的に言うと、ECA34は導電性であるべきである。ここで用いる“電気伝 導性(elcctrically conductive)”及び“導電性(c onductive)”なる用語は約1.5xlO’ohm−cm未満、好まし くは約103o103oh未満、最も好ましくは約500ohm−cm未満の大 きい抵抗を有することを意味する。この接着剤はあらゆる方向において、すなわ ちECA34の主要面に平行な方向並びにこの面に垂直な方向において導電性で あるべきである。接着剤に導電性を与えるために、この接着剤に一般に導電性充 填剤を加えなければならない。適当な導電性充填剤の例は炭素粒子と繊維、金属 フレークと粉末、例えば銀、亜鉛若しくは金のフレークと粉末、例えば塩化銀若 しくは酸化銀のような導電性化合物、又は導電性被覆ポリマー粒子(例えば、銀 被覆ポリビニルピロリドン粒子)を含む。
織ったマット若しくはウェブ、不織マット若しくはウェブ、又は導電性布帛とし ての導電性繊維も使用可能である。
例えば炭素粉末のような粒状形の導電性充填剤を用いる場合には、製剤中に最大 の粘着性を保持するために、例えば5容量%以下のような、できるだけ最少量の 炭素粉末を用いることが一般に望ましい。それ故、大きい導電性等級の炭素粉末 が好ましい。大きい導電性等級の炭素粉末は750mg/gより大きい、好まし くは1000mg/gより大きいヨウ素吸収価を有する。特に好ましい炭素粉末 はAKZOChemical Inc、(イリノイ州、シカゴ)によって製造さ れるKetjenblack EC−600JDである。
ECA34も粘着性であるべきである、すなわち、ECA34は回路32と下方 の電極アセンブリの両方に粘着可能であるべきである。一般的に言うと、物質を 意味する場合の“接着剤”なる用語は、この用語が該当する物質が外部接着力よ りも大きい内部証集力を有することを意味する。一般的に言うと、このことは接 着剤を剥離した表面に接着剤物質が実質的に残らないことを意味する。感圧接着 剤はここで用いる用語として“接着剤”である物質の容認される種類である。
“接着剤”は物質、要素又は層を他のものに接着させることができることをも意 味する。
ECA34のマトリックスは好ましくはポリマーから構成される。このポリマー 自体が充分な接着性を有することができるが、又はこのポリマーは粘着性樹脂の 添加によって適当に粘着性にされることができる。適当な疎水性ポリマーには、 限定する訳ではな(、例えばアクリル酸若しくはメタクリル酸と、例えばn−ブ タノール、n−ペンタノール、イソペンタノール、2−メチルブタノール、1− メチルブタノール、1−メチルペンタノール、2−メチルペンタノール、3−メ チルペンタノール、2−エチルブタノール、イソオクタツール、n−デカノール 又はn−ドデカノールのようなアルコールとのエステルのポリマーのようなアク リル樹脂若しくはメタクリル樹脂、単独又は例えばアクリル酸、メタクリル酸、 アクリルアミド、メタクリルアミド、N−アルコキシメチルアクリルアミド、N −アルコキンメチルメタクリルアミド、Ntert−ブチルアクリルアミド、イ タコン酸、酢酸ビニル、アルキル基が炭素数10〜24であるN−分枝アルキル マレアミド酸、グリコールジアクリレート及びこれらの混合物のようなエチレン 系不飽和モノマーと共重合したものがある。本発明に用いるために適した市販の アクリレート接着剤の典型的な例は、Mon5anto Polymer Pr oducts Co からGELVA (例えば、GELVA737とGELV A788)の名称で販売されているポリ酢酸ビニル化合物、3M Compan yから販売されているアクリレート接着剤(例えば、3M#9871と3M#9 872)、及びThe Kendall CompanyからKenda I  lA200C−Qの名称で販売されているアクリレート接着剤である。線状ポリ ジメチルシロキサン流体と溶剤溶解性の低分子量シリケート樹脂との反応によっ て製造されるシリコーン接着剤の適する。本発明に用いるために適したシリコー ン接着剤の典型的な例は、Dow Corning Corporationか らDOW C0RNING355(登録商標)Medical Grade A dhesiveで入手可能な医用等級(medical grade)のシリコ ーン感圧接着剤である。可塑剤を加えることもできる。典型的な例はシリコーン 接着剤へのシリコーン医用流体の添加である。
粘着付与樹脂の添加によって接着性になることができる適当なポリ・マーには、 限定する訳ではなく、ポリ(スチレン−ブタジェン)及びポリ(スチレン−イソ プレン−スチレン)ブロックコポリマー、例えば米国特許第4. 1.44.  317号に述べられるようなエチレン−酢酸ビニルポリマー、可塑化若しくは非 可塑化ポリ塩化ビニル、天然若しくは合成ゴム、CtC<オレフィン、例えばポ リエチレン、ポリイソプレン、ポリイソブチレン及びポリブタジェンがある。適 当な粘着付与樹脂の例には、限定する訳ではなく、完全水素化芳香族炭化水素樹 脂、水素化エステル、及び低分子量等級のポリイソブチレンがある。特に適する のは、全てHercules Inc、(プラウエア州、ウィルミントン)から 登録量151[5taybelite Ester#5と#10、Regal− Rez及びPiccotacで販売されている粘着付与剤である。
本発明のECAは特定の構造又は組成に限定されないが、特に好ましいECAは 、図4に示すように、1個以上の導電性ウェブ、マット又はメツシュ5oに接着 剤物質の1個以上の層52.54を積層して複合体ECA34を形成することに よって製造される。特に有用な複合体ECA34は向がい合った積層ローラー4 0の間で2個の接着剤層52.54間に単一導電性マソi・又はメツシュ5oを 積層することによって形成される。複合体ECA34全体がフレキシブルで、接 着性かつ導電性であり、実質的に均質な断面を有するように、確実に、層52と 54がメツシュ50の繊維/ストランドの間の間隙に流入して、メツシュ5oの 繊維/ストランドに密接に接触して接着するために適当な温度及び圧力において 、積層を実施する。単一導電性メツシュ5oに単一接着剤層52を積層すること によって形成される複合体ECA (図示せず)も適切である。2個の導電性メ ツシュ50をそれらの間に接着剤の単一層52を挟んで積層することによって、 代替え複合体ECA34 (図示せず)を形成することもできる。
メツシュ50は導電性であり、好ましくは10ohm/5quare未満の面抵 抗を有する。この布帛のストランド自体は導電性物質(例えば炭素繊維)から構 成される、又はこの繊維は非導電性(例えば、ナイロン繊維)でもよ(、これに 例えば黒鉛、炭素、銀、酸化銀、アルミニウム粉末、又は金のような導電性物質 を塗布する。
特に好ましい複合体ECAは、インターミングルド(inter■ingled )、不織炭素繊維マットの少な(とも1つの層と接着性ポリイソブチレンマトリ ックスの少なくとも1つの層との積層によって形成される。不織炭素繊維マット は約3〜70g/m2の重量を有することができる。炭素繊維マットはECAの 総量の約1〜10容量%、好ましくは約2〜5容量%を占める。このECAはポ リイソブチレン(P I B)が炭素繊維中に流入して、炭素繊維と密接に混合 するように、PIBを炭素繊維マット中に積層することによって形成される。上 記範囲内で、同等の種々な組成物(for■ulation)が当業者に明らか であろう。導電性メツシュを接着性マトリックスの1層に又は2層の間に積層す ることによって、好ましい複合体ECAを製造することができる。例えば、巻か れた形状であり、2枚の剥離ライナーで巻くことによって使用可能に維持された PIBシートを巻き出して、不織導電性炭素メツシュの主要面の片面又は両面に 積層する。この方法で、例えば、図4に示すような、シート形状のECAが製造 される。次に、このシートを電気輸送デバイスに用いるために適当な長さ、形状 又は構造(configration)に切断又は他のやり方で加工することが できる。
他のECA組成物はシリコーン接着性物質又はアクリレート接着性物質中に混合 又は混和された炭素繊維若しくは炭素粉末を含む。例えば、炭素繊維20〜50 容量%(好ましくは約25〜45容量%)と組成の残部の特定(selecte a)アクリレート接着剤若しくはシリコーン接着剤とから成る組成物は、非常に フレキシブルであり、非常に低い電気抵抗を有し、確実な電気的連続性(con tinutty)を有するECAを形成する。例えば、ECA物質の適当に巻き 取った(rolled)又はカレンダー処理したウェブ又はシートから、このE CAを切断又は穿孔して、適当なサイズのストリップを形成することができる。
他のECA組成物は導電性炭素繊維又は粒子と密接に混合した高分子量及び低分 子量ポリイソブチレン(P I B)の混合物を含む。一般的に言うと、ここで 用いる用語としての“高分子量”ポリイソブチレンは約soo、oooより大き い、好ましくは約1.200.000より大きい数平均分子量を有するポリイソ ブチレンを意味する。“低分子量”ポリイソブチレンは約10.000〜50.  000、好ましくは約20,000〜40.000の範囲内の数平均分子量を 有するポリイソブチレンを意味する。低分子量ポリイソブチレン対高分子量ポリ イソブチレンの好ましい比は約6.1〜2:1、最も好ましくは約5:1〜3. 1の範囲内である。上記シリコーン/アクリレートに基づく組成物と同様に、炭 素繊維若しくは粒子約20〜50容量%(好ましくは、炭素繊維若しくは粒子約 25〜45容量%)とポリイソブチレン混合物を含む残部とを有する組成物が特 に好ましいことが判明している。
さらに池のECA組成物は水和可能なECAを含み、この水和可能なECAlよ (i)ECAをイオン伝導性(すなわち、電界の影響下でそれを通るイオン流を 維持することができる)にするために接着剤自体が充分な量の液体溶剤(すなわ ち、投与すべき作用剤のための溶剤、例えば水)を含まなければならなし1:及 こF/′又は(i i)接着剤が液体溶剤(例えば水)を隣接する無溶剤溜め若 しくはマトリックス(例えば、乾燥薬物溜め又は乾燥電解買溜め)に輸送するこ と力(できなければならないような用途に有用である。他のECAと同様に、水 和可能なECAはテープの形状であることができる。水和可能なECA組成物は 、一般的(こ言うと、電気輸送系のイオン伝導性部分を“水和する”ために用0 られる特定の液体溶剤を吸収することができる添加剤を含む。大抵の場合に、液 体溶斉1(ま水を含むので、該添加剤は吸水性である。より好ましくは、該添加 剤(ま親水性ポ1ツマー樹脂を含み、最も好ましくは、架橋親水性ポリマー樹脂 を含む。
好ましい水和可能なECA組成物は、例えば導電性繊維、粒子又(ま導電性マ・ ストのような導電性強化剤及び水和可能な高分子(macromolecula r)樹脂(例え:f1ヒドロゲル)と密接に混合した、上記高分子量及び低分子 量ボリイソブチレン(PIB)の混合物を含む。
特定の薬物若しくは作用剤による電気泳動作用を得るために必要な所望の電圧及 び/又は容量を得るために、電池30を直列又は並列に電気的に接続することが できる。電池30の正確な配向(すなわち、極性)は選択した薬物がカチオンに なるかアニオンになるかに依存する。通常の小型電池を用いて、直列又は並列に 配置し、接続して、所望の作用電圧及び/又は容量を得ることができる。もちろ ん、電池の選択は最終的には所望のフレキシビリティ度又は密着(confor 曹ability)度、特定の用途に必要な電圧と電流密度、及び放電時間のよ うな要素に依存する。
ここに述べるECAは2個以上の電気要素(例えば、電池)を−緒に電気的に接 続するため又は電池出力端子を電気回路に電気的に接続するためにも使用可能で ある。図1に示すように、ECAストリップ37を用いて、電池30の1つを他 の電池に電気的に接続する。さらに、ECA層36を用いて、電池30を電気回 路32に接続する。
ECA34を図1と2には長方形状層として示すが、回路出力31と33及び電 極アセンブリ18と19にそれぞれ接着する任意の形状又は構造が使用可能であ る。装置設計に依存して、ECAのライン、領域、フレーム又はその他の構造が 使用可能である。回路32を下方の電極アセンブリに電気的に接続するために用 いられるECAの特に好ましい形状を図7〜8に示す。デバイス10と同様に、 デバイス70は2個のECA74を含み、これらは回路出力31と33を電極ア センブリ18と19に電気的に接続するために用いられる。ECA74はそれぞ れウィンドウフレームの形状であり、それぞれ、下方の電極アセンブリ18と1 9にそれらの外周にそって接触する。各ECA74は開口35を有し、開口35 は下方の電極アセンブリ18と19の各々の頂部上に大体中心が来るように位置 決めされる。ウィンドウフレーム形状のECA74を用いる場合には、下方の電 極アセンブリ18と19を実質的に非水和状態で製造することができる。乾燥状 態の電極アセンブリ18と19に使用直前に水和用液体、典型的には水を加える ことができる。水和用液体は外部供給源から又は組み込まれた液体放出手段若し くは容器からECA74中の開口35を通して直接加えることができる。乾燥状 態の電極アセンブリ18と19の上面全体に均一に水和用液体を供給する(wi ck)ために、任意に、液体ウィッキング(ticking)物質(例えば、綿 ガーゼ)を開口35内に配置することができる。
本発明のこの特徴を存する電気輸送系は、最初にポリマー電極、薬物若しくは温 順め及び皮膚接触接着剤を積層することによって製造される。このラミネートを 所望の全体寸法に切断する。次に、ECATを“ウィンドウフレーム”の形状に ダイカットする(die cut)。このウィンドウフレームを電極/薬物若し くは温順め/皮膚接着剤のラミネートの電極側に、好ましくはその周囲又は周辺 に積層する。次に、ウィンドウフレームの内側寸法(すなわち、切り取り部分) と同じサイズに切断した水ウィッキング布帛片を電極上に載せる。次に、このよ うな2電極アセンブリのECATと回路との間に適切な接触が生ずるように、フ レキシブル回路を貼付する。最後に、バッキングを貼付し、電極の縁に沿って、 縁をECATにソールする。
図6はイオン導入デバイス60を示す、これは図7と8に示したデバイス70と 同様に、下方の電極アセンブリ18と19を水和させるための水和用液体に対し て透過性であるE CAを有する。デバイス60は2個のECA層6層側4し、 この層64は同層に水和用液体、好ましくは水性水和用液体を運搬可能にさせる ための添加剤を含むように配合される。ECA層6層側4して水和用液体を運搬 することができる添加剤が使用可能である。水は典型的にイオン導入の実施に用 いられる液体溶剤であるので、ECA層6層側4を透過させるための好ましい種 類の添加剤は吸水性添加剤、特に親水性ポリマー又はゲルである。親水性、水膨 潤性であるが、実質的に水に不溶なポリマー、例えば架橋ポリビニルピロリドン が最も好ましい。典型的に、ECA層6層側45〜50容量%(好ましくは、約 20〜30容量%)の親水性ポリマーを含む。この親水性物質は本質的に粒状又 は顆粒状であり、好ましくは非イオン性である。親水性粒子は水溶性又は水に不 溶性のいずれでもよいが、好ましくは水に不溶である。これらの粒子はヒドロア トラクタント(hydroattractant)物質として機能し、一般に疎 水性の接着剤に水性液体運搬路を形成する。この親水性粒子として適当な物質に は、限定する訳ではなく、ポリアクリルアミド(PAA)、Klucel (登 録商標)、例えばセファデックス(Sephadex) [ファルマノア ファ イン ケミカルス(Pharmacia Fine Chemicals)、A B、スウェーデン、アブサラ]のような架橋デキストラン、ポリビニルアルコー ル(PVA) 、澱粉グラフト(アクリル酸ナト1ノウムーコーアクリルアミド (Sodium aerylate−co−acrylamide))ボ1ツマ −であるWaterLock (登録商標)[グレイン プロセーフ92フ社( Grain Processing Carp、 )、アイオワ州、ムスカチン ] :例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC) 、低置換ヒ ドロキシプロピルセルロース(LHPC)及び架橋Na−カルボキシメチルセル ロース(例えばAc−D i−So l CFMC社.ペンシルバニア州,フィ ラデルフィア])のようなセルロース誘導体;例えIf、ポIJヒドロキシエチ ルメタク1ルート(pHEMA) [ナショナル)くテント デベロップ社(N ational Patent Develop Cart)、 )]のような ヒドロゲル;例えlfPolyOX(登録商標)とCarbopol (登録商 標)とのブレンドのようなボ1ノオキシエチレン又はポリエチレングリコールと ポリアク1ノル酸とのブレンド:ポ1ノビニルピロリド:/(PVP)(GAF  Corporation);コレスチルアミン樹脂:天然ガム及びキトサンが ある。親水性と疎水性の両方を有する、例1えばL−a−ホスファチジルコリン (Sigma Chemical Company)のようなリン脂質も適当で ある。疎水性接着剤1成分と親水性液体運搬成分との混和は溶液中又は磨砕によ って機械的ζこ実施場−ること力(できる。重合若しくは化学的変化は生じない 。次に、押出成形とカレンダー処理1こよって、又(ま溶液流延若しくは溶融加 工によって、結果としての接着性フイルムカ膚得られる。
液体運搬添加剤の添加は液体溶剤(例えば、水)のECA層6層中4中ECA層 6層側4しての輸送を可能にする。これは実質的1こ乾燥状態でのデノくイス6 0の製造を可能にする、すなわち、溜め24と25及び接着剤層27と281ま 実質的に無水(dehydrated)状態で製造され、包装される。無水状態 のデノくイス要素の製造と組み立ては溜め24及び/又は251こ水和感受性薬 物を含むデlくイスの貯蔵寿命を改良する傾向がある。もちろん、デlくイス6 0を作用筒口[にするため(こは、例えば水のような液体溶剤をデIくイスのイ オン伝導性部分(例え1ず、溜め24と25及び皮膚接触接着剤層27と28) 1こ加えな(すれ(fならな(1。液体溶剤1の存在は、電池30によって与え られる電界の影響下で、薬物及び/又(ま他のイオンをデバイス60のイオン伝 導性部分番二通して移動させる。乾燥した接着斉1層27と28及び溜め24と 25は、外部供給源から又は組み込まれた液体放出容器(図示せず)からECA 層6層側4面に直接水和用液体を加えることによって、使用直前に水和すること ができる。この液体は、同じ又は同様な水運搬添加剤を含むように配合された、 ECA層6層側4って並びに電極層22と23を通って迅速に運搬され、乾燥し た下方の層24、25、27、28によって、親水性水運搬添加剤の存在のため に吸収される。
本発明の他の実施では、ECA自体が電極として、すなわち、アノード又(より ソードとして作用する。この実施態様では、ECAは好ましり(才、電気化学的 (こ反応性である物質を含む。この実施では、電気回路を薬物含肴溜め(ドナー 電極アセンブリの場合に)又は塩含有溜め(カウンター電極アセンブリの場合; こ)のいずれかに電気的に接続させるためにECAが用いられる。ECA電極4 4を用いるイオン導入投与デバイスの1例を図3に説明する。図示するよ引こ、 ECA電極44は回路出力31と33をそれぞれ、薬物溜め24と塩含有瑠め2 51こ電気的に接続させる。
ECA電極44がアノードである場合に、電気化学的反応物質1ま電気(ヒ学的 酸化反応を受けることができる。ECA電極44がカソードである場合1こ、電 気イヒ学的反応物質は電気化学的還元反応を受けることができる。好ましt1酸 イヒ/還元反応の例を以下に示す・ Ag + C1°= AgC1 + e’Zn + 2CF = ZnCl +  2e’上記式において、前進反応はアノード電極で行われる酸化反応であり、 逆反応(まカソード電極て行われる還元反応である。他の標準電気化学r1反応 とそ第1らのそ876−1987)を参照のこと。
ECA電極をアノードとして用いる予定である場合(こ(ま、ECAi=加える イヒ学種は好ましくはデバイスの作用中に酸化を受けること力(できるべきであ る。酸イヒを受けることができる適当な化学種には、例えば銀、亜鉛、銅、二・ メチル、スズ、他の酸化可能な種がある。酸化を受けることができる、好ましI ,N(ヒ学種:ま好ましくは粉末の形状の金属である。銀粉末と亜鉛粉末と力( 最も1ましく1。
ECA電極をカソードとして用いる予定である場合(こ1ま、ECAに加えるイ ヒ学種は好ましくはデバイスの作用中に還元を受けること力(できるべきである 。還元を受けることができる適当な化学種には、塩化銀、臭化銀、ヘキサシアノ 鉄酸銀、種がある。これらの中で塩化銀が最も好ましl,10ECA電極44の マトリックスは電気化学的反応性化学種を好もしり(マ約5〜40容量%、より 好ましくは約15〜30容量%、最も好ましり(マ約20〜25容量%含有する 。
本発明の他の実施では、ECAは複合電極(すなわち、アノード又(よ六゛ノー ド)及び作用剤含有溜め(すなわち、ドナー電極アセンブ1)の場合菟こ(ま薬 物溜め又(まカウンター電極アセンブリの場合には温順め)として作用する。こ の実施で(i、ECAはイオン導入投与すべき作用剤を含む。デ/くイス構造の 1例を図9ζこ示す。
図9に示すイオン導入投与デノくイス90で(ま、ECA層92と93(±幾つ 力)の機能.を果たす。第一に、ECA層92と93の一方(ま投与すべき薬物 を含み、他方は電解質塩を含む。従って、ECA層92と93;ま薬物溜め(ド ナー)及び温順め(カウンター)として作用する。第二に、ECA層92と93 ;ま電極(すなわち、アノードとカソード)としても作用する。従って、ECA 層92と93の一方は好ましくは電気化学的に酸化可能な化学種(例え1!、銀 )を含み、他方1ま電気化学的に還元可能な化学種(例えば、塩化銀)を含む。
第三lこ、ECA層92と93は直接皮膚に接触し、それ故、デノ(イス90を 皮膚iこ固定する手段として作用する。第四に、ECA層92と931よそれぞ れ、回路32と電気的接続を形成する。ECA層は薬物若しくは温順めと皮膚接 触接着剤1との両方の機能を果たすので、ECA層92と93の各々は、電池3 0によって与えられる電界の影響下で、イオン(例えば、薬物又は電解質イオン )を貫流させるための、ECAマトリックスを通る液体溶剤(好ましくは水性溶 剤)路を形成するために、ECA層4(図6)に関して述べたような液体溶剤保 有添加剤を含まなければ成らない。
ECA層92と93は、生物学的界面に用いる場合に、所望の投与プロフィルに 依存して又は、水が存在する場合の他の成分(例えば、薬物又は酸化可能な若し くは還元可能な化学種)の安定性に依存して、乾燥状態又は水和状態のいずれで も存在しつる。ECA層92と93を水和状態で用いると、薬物通過路が直ちに 利用可能になるので、薬物投与開始が促進される。ECA層92と93の水和は 幾つかの方法で達成することができる。ECA層92と93は系の残りの部分の 中に又は系の残りの部分と共に包装する前に水和することができる。或いは、E CA層92と93は生物学的界面に配置する直前に水和することができる。或い は、水性供給源をイオン導入薬物投与系に組み入れ、バリヤーによって該水性供 給源をECA層92又は93から分離することができる。適当なときに、例えば 使用直前に、バリヤーを破壊又は除去して、ECA層92又は93を水和するこ とができる。
薬物若しくは電解質温順めとして機能するためには、ECAは長時間にわたって 治療投与を維持するために充分な量で作用剤を含まなければならない。ECAは 例えば当該技術分野で一般に知られるような、存在する他の添加剤をも含むこと ができる。これらの添加剤には、接着剤の粘着力又は凝集力を改良する可塑剤、 コストを下げ、取り扱い性を改良する充填剤、及び接着剤の耐酸化分解性を改良 する酸化防止剤がある。
“作用剤”又は“薬物”なる用語はここでは広範囲に用いられる。ここで用いる 限り“作用剤“及び“薬物”なる表現は相互交換可能に用いられ、生活する生物 に投与されて所望の、通常は有益な、効果を生ずる治療有効物質としてのそれら の最も広い解釈を有するように意図される。一般に、これは主要な治療分野の全 てにおける治療剤を含み、限定する訳ではなく、例えば抗生物質と抗ウィルス剤 のような抗感染薬、鎮痛薬と鎮痛複合薬、麻酔薬、食欲減退薬、抗関節炎薬、抗 喘息薬、抗痙牽薬、抗うつ薬、抗糖尿病薬、下痢止め、抗ヒスタミン薬、抗炎症 薬、抗偏頭痛薬、乗り物酔い治療剤、抗おう吐薬、抗新生物薬、抗パーキンソン 病薬、かゆみ止め、抗精神病薬、解熱薬、胃腸及び尿路を含む鎮痙薬、抗コリン 作動薬、交感神経作用薬、キサンチン誘導体、カルシウムチャンネル遮断薬を含 む心血管系製剤、ベータ遮断薬、抗不整脈薬、抗高血圧薬、利尿薬、全身、冠状 、末梢及び脳血管を含む血管拡張薬、中枢神経系刺激薬、咳き薬及び風邪薬、う っ血除去薬、診断薬、ホルモン、催眠薬、免疫抑制薬、筋弛緩薬、副交感神経遮 断薬、副交感神経遮断薬、蛋白質、ペプチド、ポリペプチド及び他の高分子(鳳 acromolecule)、精神刺激薬、鎮静薬及びトランキライザーを含む 。
本発明は下記薬物のイオン導入投与に用いることができる:α−2bインターフ ェロン、アルフエンタニル、アンフォテルノンB、アンギオベブチン、バクロフ ェン、ベータメタソン、ベータメタソン、ビスホスホネート、ブロモクリプチン 、ブセレリン、ブスピロン、カルシトニン、シクロピロキソルアミン、銅、クロ モリンナトリウム、デスモブレシン、ジクロフエナク、ジフロラソン、ジルチア ゼム、ドブタミン、ドーパミンアゴニスト、ドーパミンアゴニスト、ドキサゾノ ン、ドロバリドール、エナラブリラート、フエンタニル、エンカイニド、G−( SF、GM C5FSM C5F、GHRF、GHRH,ゴナドレリン、ゴステ レリン、グラニセトロン、ハロペリドール、ヒドロコルチゾン、インドメタシン 、インシュリン、インスリノトロビン、インターロイキン、イソソルビドジニト レート、ケトプロフェン、ケトプロフェン、ケトロラク、ロイプロリド、LHR H,リドカイン、リシノブリル、LMWヘパリン、メラトニン、メトトレキセー ト、メトクロプラミド、メコナゾール、ミダゾラム、ナフ7レリン、ニカルジピ ン、NMDAアンタゴニスト、オクトレオチド、オンダンセトロン、オキシトシ ン、PGE、ピロキンカム、ブラミペキソール、プラゾシン、プレドニソロン、 プロスタグランジン、スコポラミン、セグリチド、スフエンタニル、ターブタリ ン、テストステロン、テトラカイン、トロピセトロン、ヴアブレオチド、パップ レノン、ヴエラバミル、ワルファリン、ザコブリド、亜鉛、ゾタセトロン。
本発明はまた、ペプチド、典型的に少なくとも約300ダルトン、さらに典型的 には約300〜40,000ダルトンの範囲内の分子量を有する、ポリペプチド 及びその他の高分子のイオン導入投与にも有用であると考えられる。このサイズ 範囲内のペプチドと蛋白質の特別の例には、限定する訳ではなく、LHRH。
例えばブセレリン、ゴナドレリン、ナフレリン及びロイプロリドのようなLHR H類似体、GHRH、インシュリン、ヘパリン、カルシトニン、エンドルフィン 、TRH,NT−36(化学名:N= [[(s)−4−オキソ−2−アゼチジ ニル]カルボニル]−L−ヒスチジル−し−プロリナミド)、リプレシン、下垂 体ホルモン(例えば、HGH,HMG、HCG、酢酸デスモブレッシン等)、卵 胞ルテオイド、αANF、成長ホルモン放出因子(GFRF) 、βMSH,T GF−β、ソマトスタチン、アトリアル ナトリウレチソク ペプチド(atr ial natriuretic peptide)、ブタディキニン、ソマト トロピン、血小板誘導成長因子、アスバルギナーゼ、硫酸プレオマイノン、キモ パパイン、コレシストキニン、絨毛性性腺刺激ホルモン、コルチコトロピン(A CTH) 、上皮成長因子、エリスロポイエチン、エポブロステノール(血小板 凝固阻害因子)、卵胞刺激ホルモン、グルカゴン、ヒルログ(htrulog) 、ヒアルロニダーゼ、インターフェロン、インシュリン様成長因子、インターロ イキン−2、メツトロピン(ウロフオリトロビン(FSH)とLH)、オキシト シン、ストレプトキナーゼ、組織プラスミノーゲン活性因子、ウロキナーゼ、パ ップレノン、ACTH類似体、ANP、ANPクリアランス阻害因子、アンギオ テンシンIIアンタゴニスト、抗利尿ホルモンアゴニスト、抗利尿ホルモンアン タゴニスト、ブタデイキニンアンタゴニスト、CD4、セレダーゼ、C3F類、 エンケファリン、FABフラグメント、IgEベブヂド抑制因子、IGF−1、 ノイロペプチドY1神経栄養因子、オピエートペプチド(opiate pep tide)、上皮小体ホルモンとアゴニスト、上皮小体ホルモンアンタゴニスト 、プロスタグランジンアンタゴニスト、ペンチゲチド、プロティンC1プロテイ ンS、ラモプラニン、レニン阻害因子、チモシンα−1、血栓溶解薬、T N  F 、ワクチン、パップレシンアンタゴニスト類似体、α−1抗トリブ/ン(組 換え体)がある。
一般的に言うと、投与すべき薬物又は作用剤の水溶性形を用いることが最も好ま しい。薬物又は作用剤の先駆体、すなわち、例えばイオン化、解離、又は溶解の ような物理的又は化学的プロセスによって特定の(selectea)化学種を 発生する化学種は、ここでの“作用剤”又は“薬物”の定義に含まれる。“作用 剤”又は“薬物”は上記の荷電及び無荷電化学種を含むものと理解すべきである 。
実施例1 図6に示したデバイスと同じ構造を有するイオン導入薬物投与デバイスは下記物 質から構成される。ECA層64は各々、混合ポリイソブチレンマトリックス( 上記で定義したように、低分子量PIB 4容量部と高分子量PIB 1容量部 )73容量%と、不織炭素繊維マット 2容量%とを含む。各ECA層64は2 5容量%の水運搬ポリマー添加剤、すなわち、Po1yplasdone XL 、1.000.000より大きい分子量を有する架橋ポリビニルピロリドンをも 含む。従って、ECA層64は、導電性である他に、水運微性でもあり、それに よってECAC上層に水を供給し、同層を通して、下方の親水性層(例えば、溜 め24と25、接着剤層27と28)まで浸透させることによって、水ウィッキ ング層として作用する。ECA層64は各々、電子回路32の出力に接着する。
従って、ECA層の1つは回路32を電極22に接続させ、他方のECA層64 は回路32を電極23に電気的に接続させる。この実施例では、電極22はアノ ードであり、電池30の正端子に接続する。電極23はカソードであり、電池3 0の負端子に接続する。
アノード22とカソード23は各々、低分子量ポリイソブチレンと高分子量ポリ イソブチレンの1:1混合物 55容量%と、架橋ポリビニルピロリドン約20 容量%とのマトリックスを含む。さらに、アノード22はさらに約25容量%の 銀粉末を含み、カソード23は約約25容量%のAgC1粉末を含む。エチレン −酢酸ビニルから成るイオン不透性電気絶縁性層26を電極アセンブリ18と1 9の間に挿入する。アノード22の真下で、薬物溜め24がアノード22と密接 に接触する。薬物溜め24は高分子量ポリイソブチレンと低分子量ポリイソブチ レンの1:1混合物 40重量%と、メトクロプラミドHCI(水溶性薬物塩) 35重量%と、架橋ポリビニルピロリドン 25重量%を含む。
塩溜め25はカソード23の真下で、これに密接に接触する。塩溜め25は低分 子量ポリイソブチレンと低分子量ポリイソブチレン(P I B)の1=1混合 物40重量%と、NaCl 30重量%と、架橋ポリビニルピロリドン 25重 量%と、緩衝剤 5重I%とを含む。皮膚接触接着剤層27と28はそれぞれ、 低分子量PIBと高分子量PIBの4:1混合物 70容量%と、架橋ポリビニ ルピロリドン 30容量%とから成る。
実施例2 水和可能な感圧性ECAを次のように製造した。ポリイソブチレンマトリックス は、予め混合したポリイソブチレンマトリックス[50重量%低分子量PIB( 約35キロダルトン(kD))と50重量%高分子量PIB (約1.2メガダ ルトン(MD) )140重量部と、追加の低分子量PIB(約35kD)60 重量部とを25cm3混合ボウルを含むグラベンダーミキサー中で2Orpmで 乾式混和し、約110℃に約30分間加熱して、均質な混合物を形成した。これ に、架橋した親水性ポリビニルピロリドン樹脂粉末(GAF Chemical s(、−ニーシャーシー州、ワイネ)から販売、Po1yplasdone X L)30容量%を該混合ボウルに5分間わたって加え、さらに20分間混合した 。この混合物を次に90℃に加熱したカレンダーロールを用いて、o、08mm 厚さにかれんだ一処理した。この接着剤フィルムの1層を5g/m”不織炭素繊 維マット(Ve r a t e c (二x−ヨーク州、Tuxedo)から 販売)上に、該マットと該接着剤フィルムとを90℃に加熱した対立ロール対の 間に通すことによって積層した。この積層中に圧力を加えて、ポリマーがマット 構造中に流入して、得られるECAフィルムが両面において粘着性であるように した。
図6に示す電極アセンブリ19と同じ構造を有するカソード電極アセンブリ6個 を上記ECAフィルムを用いて製造した。疎水性ポリマー55容1%と:電気化 学的に還元可能な塩化銀25容量%と:親水性ポリビニルピロリドン樹脂(Po 1yp!asdone XL)20容量%とから成るカソード電極層23にEC Aフィルム層64を積層した。6個のカソードアセンブリの中の3個は厚さ領0 9mmのカソード電極を用い、残りは同じ組成の0.16mm厚さのカソード電 極を用いた。カソード電極層23を、厚さQ、1mmを有し、疎水性ポリマー樹 脂40重量%、電解質塩(NaCI)30重量%;親水性ポリビニルピロリドン 樹脂(Polyplasdone XL)25重量%:及び緩衝剤3.5重量% から成る電解質溜め25に積層した。厚さo、Q8mmの皮膚接触接着剤層28 を電解質溜め25に積層した。皮膚接触接着剤は疎水性接触接着剤80容量%と 、親水性ポリマー樹脂(Polyplasdone XL)20容量%とから構 成された。電極アセンブリを通る電流レベルを測定するために、厚さ0.15m mを有し、疎水性ポリマー55容量%;電気化学的酸化可能な銀粉末25容量% 、及び炭素繊維20容量%の組成を有するアノード電極を皮膚接触接着剤層28 に付着させた。
比較として、マルチラミネート構造を有し、上記組成を有するが、ECAフィル ム層を含まない、2個のカソード電極アセンブリも製造した。
ECAフィルム層64を用いた電極アセンブリ6個(表1においてA〜Fの電極 アセンブリ)と、ECAフィルム層を用いない電極アセンブリ2個(表1におい てGとHの電極アセンブリ)とを水和させるために要する時間を、内部容積30 0μlを有するゴムガスケットを該マルチラミネートの最上部層(すなわち、E CA層64又は2個の比較アセンブリでは電極層23)と流体不透性(flui dtight)に接触させて測定した。約8.5voltの電位を有するDC電 源をECA層54 (ECA層を用いるアセンブリA−F)又は銀ホイル(EC A層を用いないアセンブリG、 H)に接続させ、アノード電極はアリゲータク リップを用いた。コンピュータ制御回路ボード(Labtech Notebo ok4.3ソフトウエアによって制御されるDT2801シリーズ二両方ともD ata Trans l、at ion (Mar lborough、MA) から販売)をDC電源に接続させて、電極アセンブリを通る電圧低下を測定し、 それによって電極アセンブリを通る電流量を算出した。ゴムガスケットに水を充 填し、電極アセンブリを通る電流量を約4時間にわたって毎分測定した。定常状 態電流レベル(I s−)の(i)90%と(i 1)99%に達するために要 する時間を表1に示す。
電極アセンブリ カソード 18、の90% I sgの99%厚さくA論)  までの時間(分) までの時間(分)A 0. 16 63 65 B O,164849 CO,165659 D 0.09 40 41 E O,094343 F O,094648 G O,093638 HO,093839 ECAフィルム層は、定常状態電流レベルの90%/99%に達する時間によっ て測定される、電極アセンブリを実質的に水和するための時間を、同じ厚さのカ ソードを有する電極アセンブリに対して僅か約15%だけ増加させた。より厚い カソード電極を用いても、定常状態電流レベルの99%に達するために要する時 間は1時間を有意に越えることは決してなかった。さらに、ECA層はその構造 を通して他の乾燥した、但し水和可能な要素、例えば電解質溜め25及びイン− ライン皮膚接触接着剤層28までの水の通過に殆ど抵抗を与えなかった。ECA フィルム層64は電源と下方の電極構造との間に良好な電気伝導をも生じた。
寡!珂旦 水和不能なECAを次のように製造した。予め混和したポリイソブチレンマトリ ックス[4部低分子量PIB(約35 k D)と1部高分子量PTB (約1 .2MD)]約21.6gを2分間にわたって徐々に、25cm”混合ボウルを 含むグラベンダーミキサー中に加えた。初期温度は周囲温度であり、ローター速 度は10rpmに設定した。PIBプレブレンドの添加直後に、カーボンブタ・ ツク(KetjeenblackEC600JDSAKZOChemicals (Chicago、IL)製造)約2.25gを混合ボウルに3分間にわたって 徐々に加えた。カーボンブラック添加終了時に、ミンクスの温度は45℃であつ た。カーボンブラック添加終了後に、ローター速度を49rpmに高め、物質を さらに20分間混合した。混合終了時の温度は65℃であった。このミックスを 85℃に加熱したカレンダーロールによってフィルム厚さ0.08mmにカレン ダー処理した。このフィルムはLoresta AP 4点プローブ モデルN o、MCP−T400 (Opttcal As5ociates、Inc、( Mi Ip i t、as、CA)から販売)を用いて測定したときに200o hm−cmの電気抵抗を有した。
実施例4 水和可能な感圧性ECAを次のように製造した。実施例3に用いた同じ4:1低 分子量・高分子量PIBマトリックスプレブレンド17.06gを最初に、ブタ ベンダーミキサーに周囲条件下、2Qrpmローター速度で加えた。1分間後に 、Po1yplasdone XL20容量%とKetjeenblackEC 600JD 5容量%との粉状プレブレンドを混合ボウルに徐々に加えた。Po 1yplasdone IL5.73gとカーボンブラック2.25gとを加え る総時間は16分間であり、総混合時間は20分間であった。このミックスを次 に93℃に加熱したカレンダーロールによって、フィルム厚さ0.13mmにカ レンダー処理した。このフィルムの抵抗ははLoresta AP 4点プロー ブを用いて200ohm−amと測定された。
上記開示は当業者に多(の変更、変化、バリエーションを示唆する。この開示は 網羅ではなく、説明であるように意図するものである。上記開示によって示唆さ れる、このような変更、変化、バリエーションは全て請求の範囲に含まれるもの である。
hl 、8 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 6年12月 2日ムV

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.イオン導入投与すべき作用剤を含み、前記作用剤がそれを通して投与される 体表と作用剤伝達関係に配置されるのに適した溜め(24、25)と、電気エネ ルギー供給源(30)を含む複数の電子要素を有し、前記溜め(24、25)と 電気的に接続する回路出力(31、33)を有する回路(32)とを含み、前記 電子回路(32)がデバイス(10)によって供給される電流レベルを制御する ことができるイオン導入投与デバイス(10)であって、前記回路出力(31、 33)と直接電気的に接続する導電性接着剤手段(34)が回路出力(31、3 3)と溜め(24、25)との電気的接続の少なくとも一部を成すことを特徴と する前記デバイス。
  2. 2.接着剤手段(34)が回路出力と、溜め(24、25)と電気的に接続する 電極(22、23)とに接着し、これらを電気的に接続させる請求項1記載のデ バイス。
  3. 3.接着剤手段(44)が回路出力(31、33)に接着し、回路出力(31、 33)を溜め(24、25)に電気的に接続させる請求項1記載のデバイス。
  4. 4.接着剤手段(44)が電気化学的反応性化学種を含む請求項3記載のデバイ ス。
  5. 5.接着剤手段(44)が(i)アノード電極と、電気化学的酸化を受けること ができる電気化学的反応性化学種;及び/又は(ii)カソード電極と、電気化 学的還元を受けることができる電気化学的反応性化学種を含む請求項4記載のデ バイス。
  6. 6.該接着剤手段がフレキシブルである請求項1記載のデバイス。
  7. 7.該接着剤手段が導電性充填剤を有する接着性マトリックスを含む請求項1記 載のデバイス。
  8. 8.該接着性マトリックスが感圧性接着剤を含む請求項1記載のデバイス。
  9. 9.該接着性マトリックスが約6:1から約2:1までの容量比で低分子量ポリ イソブチレンと高分子量ポリイソブチレンとを含む請求項1記載のデバイス。
  10. 10.該導電性充填剤が導電性粒状物質、導電性繊維状物質、導電性ウェブ、導 電性マット、導電性メッシュ、炭素粒子、炭素繊維、金属粒子及び/又は金属フ レークを含む請求項7記載のデバイス。
  11. 11.該導電性接着剤手段がフレキシブルフィルム若しくはシートの形状である 請求項1記載のデバイス。
  12. 12.該接着剤手段が約1.3xlO5ohm−cm未満の抵抗を有する請求項 1記載のデバイス。
  13. 13.導電性接着剤手段(92、93)がイオン導入投与すべき作用剤を含む請 求項1記載のデバイス。
  14. 14.アノード(22)とカソード(23)とを含み、前記電子回路(32)が 前記接着剤手段(34)によって前記アノードと前記カソードとに接続した2つ の回路出力(31、33)を有し、前記接着剤手段がフレキシブルな導電性接着 剤を含み、該導電性接着剤が少なくともその一部において、前記回路出力と前記 電極とに接着して、前記回路出力と前記電極とを接続させる請求項1記載のデバ イス。
  15. 15.前記接着剤手段がフィルム、シート又はウェブ(74)の形状であり、前 記フィルム、シート又はウェブがその中に開口(35)を有する請求項14記載 のデバイス。
  16. 16.前記接着剤手段(74)が前記電極(22、23)とそれらの表面の周縁 に沿って接触する請求項15記載のデバイス。
  17. 17.該開口(35)内にウィッキング物質が配置される請求項15記載のデバ イス。
  18. 18.前記ウィッキング物質と流体連絡する液体放出手段を含む請求項17記載 のデバイス。
  19. 19.該接着剤手段が液体溶剤保有添加剤を含む請求項1記載のデバイス。
  20. 20.該添加剤が親水性ポリマーである請求項19記載のデバイス。
  21. 21.該親水性ポリマーが架橋している請求項20記載のデバイス。
  22. 22.前記接着剤手段と流体連絡する液体放出手段を含む請求項19又は20に 記載のデバイス。
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