JPH0750712Y2 - 生化学自動分析装置の冷蔵試薬庫 - Google Patents

生化学自動分析装置の冷蔵試薬庫

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JPH0750712Y2
JPH0750712Y2 JP1988169890U JP16989088U JPH0750712Y2 JP H0750712 Y2 JPH0750712 Y2 JP H0750712Y2 JP 1988169890 U JP1988169890 U JP 1988169890U JP 16989088 U JP16989088 U JP 16989088U JP H0750712 Y2 JPH0750712 Y2 JP H0750712Y2
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reagent
container
reagent storage
refrigerated
lid
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JP1988169890U
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弘治 谷水
重樹 松井
昌男 木林
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、生化学自動分析装置で使用される試薬保存
のための冷蔵試薬庫に関する。
〔従来の技術〕
体液などの生化学分析を行う場合、原試料に必要な前処
理を行った後検体カップに取り出してから一定量を反応
キュベットに移し、分析目的に応じて種々の試薬を加え
て測光分析装置などの分析装置にかけ分析測定を行う。
このような生化学分析において使用される試薬は必要に
応じて低温保存するため冷蔵試薬庫が使用される。そし
て試料の自動分析装置では試薬の取出し添加等は自動的
に行われるが、その際必要な試薬は冷蔵試薬庫内の試薬
を側壁に設けたガラス窓のような透明窓を通して直接外
からバーコードで試薬を読み取って取り出すようになっ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記する従来の冷蔵試薬庫は幾種類かの試薬を回転する
トレイ上に並べ、上蓋に開けた試薬サンプリング用の穴
から必要量取り出すようにし、また壁面や底面周囲を冷
却する構造になっている。そして試薬サンプリング時、
試薬庫内の必要な試薬を透明窓を通して直接試薬庫外の
バーコードリーダーで読もうとすると、試薬庫内壁が結
露し読み取り不可能なことがあった。従って従来の冷蔵
試薬庫では試薬の設置位置を限定し、試薬庫に入れる前
に容器のバーコードを読み取る方式のものが多かった。
しかしこのような方式では試薬容器を一本づつ順にセッ
トしなければならず使い勝手が非常に悪かった。
この考案にかかる課題に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは冷蔵試薬庫外より該試薬庫内に保
存してある試薬容器に貼付したバーコードを容易に読み
取るようにし使い勝手の良い冷蔵試薬庫を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この考案は上記する課題を解決するために、冷蔵
試薬庫容器と試薬サンプリング用穴を設けた上蓋と前記
冷蔵試薬庫容器に嵌挿され駆動装置によって回転する軸
と該軸に脱着自在に装着され該軸と共に回転するトレイ
と該トレイ上にバーコードラベルを貼付した試薬容器を
設置してなる冷蔵試薬庫において、前記冷蔵試薬庫容器
の側壁に内・外に通じる窓を開けると共に該窓に開閉自
在の蓋を設置し、該蓋の開閉により冷蔵試薬庫内の試薬
容器のバーコードラベルを冷蔵試薬庫外の窓近傍に置い
たバーコードリーダーで読み取る構造としたことを特徴
とする。
〔作用〕
必要な試薬を取り出す時は冷蔵試薬庫容器の側壁の窓に
設置した蓋を開け駆動装置で軸を回転させつつ試薬庫の
外に設置したバーコードリーダーで試薬庫内の試薬容器
のバーコードラベルを読み取る。そして必要とする試薬
を見つけたら蓋を閉じると共に上蓋の試薬サンプリング
用の穴の直下でトレイが停止するようにコンピュータ等
で指示し試薬を取り出す。従って、試薬庫内では試薬の
設置位置を限定したり試薬庫に入れる前に容器のバーコ
ードラベルを読み取る必要はなくなり使い勝手が非常に
よくなる。
〔実施例〕
以下、この考案の具体的実施例について図面を参照して
説明する。
第1図はこの考案にかかる生化学自動分析装置の冷蔵試
薬庫の縦断面図である。1は断熱材で製作された試薬庫
容器であり、側壁の適当な位置に内・外に通じる窓1aが
開けられている。また、該試薬庫容器1の内側には該試
薬庫容器1の内壁と一定間隔おいて内側容器カバー2が
嵌めてあり、更に該試薬庫容器1の内壁と該内側容器カ
バ2との間に冷却水循環用パイプ3が張り巡らしてあ
る。4は上蓋であって試薬サンプリング用の穴4aが穿設
されている。また、試薬庫容器1の中央には軸5が嵌挿
してあるが、該軸5には大歯車6を嵌着し駆動装置であ
るモータ8の軸に嵌着した小歯車7に噛合させ回転させ
るようにしてある。また、前記軸5には円形トレイ9が
固定具10によって固定され、該円形トレイ9の上にはバ
ーコードラベル11を貼付した試薬容器12、13等が設置さ
れる。この場合円形トレイ9は軸5の回転により試薬容
器の口が前記試薬サンプリング用の穴4aの直下で停止出
来るようコンピュータ等で指示する。
次に14は前記試薬庫容器1の側壁に開けた窓1aに設置し
た開閉自在の蓋であって、適当な駆動装置、例えばピニ
オンとラック、バネと電磁スイッチとの組合わせ等によ
って二点鎖線で示すように自動的に開閉出来るようにす
る。15は該窓1aから冷蔵試薬庫内の試薬容器12、13等に
貼付したバーコードラベル11を読み取るバーコードリー
ダーである。
以上のような構成からなる冷蔵試薬庫において、必要な
試薬を取り出す時は蓋14を開け、駆動装置で軸5を回転
させつつ試薬庫の外に設置したバーコードリーダー15で
試薬庫内のトレイ9上にある試薬容器12、13等のバーコ
ードラベル11を読み取る。そして必要とする試薬を見つ
けたら上蓋4の試薬サンプリング用の穴4aの直下で停止
するようにコンピュータ等で指示し試薬を取り出す。従
って、試薬庫内では試薬の設置位置を限定したり試薬庫
に入れる前に容器のバーコードを読み取る必要はなく使
い勝手が非常によくなる。尚、この場合、試薬の確認の
場合だけしか蓋14による窓1aの開閉は行わないので一時
的に試薬庫外の暖気が流れ込んでも実際上は中の試薬等
は影響を受けないし、また試薬庫内の冷気が外に流れ出
しても同様に一時的なものであるから実際上問題になる
ことはない。
尚、第1図に示す実施例では蓋14を側壁から外にはみ出
るような形で取り付けたが、第2図に示すように側壁に
窪みを設けここに蓋14が嵌まるようにすれば体裁が良く
なる。また蓋14は実施例のようでなく、例えば観音開き
方式、上下へ移動させる方式、側壁に沿うように移動さ
せる横開き方式等種々考えられる。尚、上下移動方式や
横開き方式とすれば、バーコードリーダーはより試薬庫
に近い位置までもってこれるので読み取りもより確実と
なる。
〔考案の効果〕
この考案にかかる生化学自動分析装置の冷蔵試薬庫は以
上詳述したような構成としたので、結露に邪魔されるこ
となく確実に試薬容器のバーコードを読み取ることが出
来る。また、試薬容器を試薬庫外から読み取ることが出
来るので試薬の装填に対する制約がなくなり使い勝手の
良い試薬収納用の冷蔵試薬庫となる。更にこの考案にか
かる冷蔵試薬庫はトレイごと試薬容器の交換が可能とな
り極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる生化学自動分析装置の冷蔵試
薬庫の縦断面図、第2図は冷蔵試薬庫の窓付近の一部縦
断面図である。 1……冷蔵試薬庫容器、1a……窓、4……上蓋、5……
軸、6……大歯車、7……小歯車、8……モータ、9…
…トレイ、11……バーコードラベル、12、13……試薬容
器、14……窓の蓋、15……バーコードリーダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 木林 昌男 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会社島津製作所三条工場内 (56)参考文献 特開 昭63−61165(JP,A) 特開 昭61−95248(JP,A) 実開 昭57−130267(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵試薬庫容器と、試薬サンプリング用穴
    を設けた上蓋と、前記冷蔵試薬庫容器に嵌挿され駆動装
    置によって回転する軸と、該軸に脱着自在に装着され該
    軸と共に回転するトレイと、該トレイ上にバーコードラ
    ベルを貼付した試薬容器を設置してなる冷蔵試薬庫にお
    いて、前記冷蔵試薬庫容器の側壁に内・外に通じる窓を
    開けると共に該窓に開閉自在の蓋を設置し、該蓋の開閉
    により冷蔵試薬庫内の試薬容器のバーコードラベルを冷
    蔵試薬庫外の窓近傍に置いたバーコードリーダーで読み
    取る構造としたことを特徴とする生化学自動分析装置の
    冷蔵試薬庫。
JP1988169890U 1988-12-29 1988-12-29 生化学自動分析装置の冷蔵試薬庫 Expired - Lifetime JPH0750712Y2 (ja)

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JPH0291963U JPH0291963U (ja) 1990-07-20
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