JPH0750694A - 複素包絡線信号生成方法とその回路 - Google Patents

複素包絡線信号生成方法とその回路

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JPH0750694A
JPH0750694A JP19709693A JP19709693A JPH0750694A JP H0750694 A JPH0750694 A JP H0750694A JP 19709693 A JP19709693 A JP 19709693A JP 19709693 A JP19709693 A JP 19709693A JP H0750694 A JPH0750694 A JP H0750694A
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JP19709693A
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English (en)
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Katsumi Takeda
克美 竹田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】低域フィルタ特性の変化を許容しつつも、低域
フィルタより、相対的な振幅が調整された状態の複素相
包絡線信号を得ること。 【構成】同相包絡線成分,直交包絡線成分各々がD/A
変換部9,5、低域フィルタ部12,8を介されること
で、複素包絡線信号として生成される際に、フィルタ部
12,8を介された振幅制御用データ対応の包絡線を同
相成分,直交成分毎に検波部20,16で検出後、設定
基準電圧と比較し、その偏差をしてAGC部10,6を
制御することで、それら同相成分,直交成分各々はその
振幅値が最適に制御された状態として、低域フィルタ部
12,8各々を介し生成され得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複素包絡線信号がD/
A変換された上、低域フィルタを介し生成される際に、
相対的な振幅が調整された状態として同相包絡線成分,
直交包絡線成分各々が生成されるようにした複素包絡線
信号生成方法とその回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでに、例えばπ/4シフトQPS
K変調方式で変調された同相包絡線成分および直交包絡
線成分を生成するには、特開平3−34654号公報に
記載のように、ディジタル信号としてベースバンド信号
処理部で発生された後、D/A変換器,低域フィルタを
介し生成されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如くに複素包絡線信号が生成される場合には、その生成
に低域フィルタが関与されていることから、その低域フ
ィルタを介された後での同相包絡線成分,直交包絡線成
分間では、その相対的な振幅調整は困難となっており、
これがために、変調精度の劣化は避けられないものとな
っている。これは、2系統設けられている低域フィルタ
各々での特性が、温度変化や経時変化に伴い相対的に変
化しているからである。低域フィルタを介された後での
相対的な振幅調整が困難である場合には、それに伴い変
調上での精度も劣化されていたものである。
【0004】本発明の目的は、温度変化や経時変化に伴
う低域フィルタ特性の変化を許容しつつも、低域フィル
タを介された後では、成分間での相対的な振幅が調整さ
れた状態で、同相包絡線成分および直交包絡線成分が生
成され得る複素包絡線信号生成方法とその回路を供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、同一の振幅
制御用ディジタルデータ(望ましくは、正弦波データ)
が所定周期で同時に挿入されている同相包絡線成分,直
交包絡線成分各々はD/A変換された状態で利得可変に
増幅された後、高周波成分が除去された状態で生成せし
められるに際し、高周波成分除去後の同相包絡線成分,
直交包絡線成分各々からは、上記振幅制御用ディジタル
データ対応の包絡線を所定周期で検出された上、設定基
準電圧値と比較され、該比較の偏差をして、上記同相包
絡線成分,直交包絡線成分各々が増幅される際での利得
が所定周期に、かつ独立にアナログ的に制御されること
で、また、そのように制御すべく構成することで達成さ
れる。
【0006】一方、ディジタル的には、同一の振幅制御
用ディジタルデータ(望ましくは、正弦波データ)が所
定周期で同時に挿入されている同相包絡線成分,直交包
絡線成分各々には可変とされた係数が乗じられた状態で
D/A変換、増幅された後、高周波成分が除去された状
態で生成せしめられるに際し、高周波成分除去後の同相
包絡線成分,直交包絡線成分各々からは、上記振幅制御
用ディジタルデータ対応の包絡線が所定周期で検出され
た上、設定基準電圧値と比較され、該比較の偏差はA/
D変換された状態で、上記同相包絡線成分,直交包絡線
成分各々に乗じられる係数を制御するデータとして所定
周期に、かつ独立に設定されることで、また、そのよう
に制御すべく構成することで達成される。
【0007】
【作用】ディジタル信号として発生されている、D/A
変換前の同相包絡線成分,直交包絡線成分各々に同一の
振幅制御用ディジタルデータ(望ましくは、正弦波デー
タ)を所定周期で同時に挿入するようにしたものであ
る。振幅制御用ディジタルデータが挿入された同相包絡
線成分,直交包絡線成分各々は、その後、D/A変換さ
れた上、低域フィルタを介されることで、複素包絡線信
号として生成されるが、その際、低域フィルタを介され
た振幅制御用ディジタルデータ対応の包絡線を同相包絡
線成分,直交包絡線成分毎に検出した上、設定基準電圧
と比較する場合には、振幅制御用ディジタルデータ各々
の設定振幅値からのずれ量とその方向、更には、同相包
絡線成分,直交包絡線成分間での相対的な振幅ずれ量が
間接的に検出され得るものである。したがって、そのず
れ量とその方向にもとづきD/A変換直後での同相包絡
線成分,直交包絡線成分各々に対する増幅利得、あるい
はD/A変換直前での同相包絡線成分,直交包絡線成分
各々に対する乗算係数が制御される場合には、同相包絡
線成分,直交包絡線成分各々はその振幅値が最適に制御
された状態として、低域フィルタ各々を介し生成され得
るものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図1から図3により説明す
る。先ず振幅値アナログ制御に係る。本発明による複素
包絡線信号生成回路について説明すれば、図1はその一
例での回路構成を、また、図2はその要部での入出力信
号波形の一例を示したものである。図示のように、外部
からの送信データは入力端子1を介し複素包絡線信号・
振幅制御用ディジタルデータ発生部2に入力されたもの
となっている。複素包絡線信号・振幅制御用ディジタル
データ発生部2は複素包絡線信号発生部3およびROM
4から構成されており、複素包絡線信号発生部3から
は、バースト期間にある状態では、入力端子1からの送
信データにもとづき発生された同相包絡線成分および直
交包絡線成分が出力されている一方では、非バースト期
間にある状態では、ROM4から読み出された振幅制御
用ディジタルデータ(望ましくは、正弦波データ)が同
相包絡線成分,直交包絡線成分各々に同時に挿入される
形で出力されるものとなっている。後述するように、振
幅制御用ディジタルデータは、低域フィルタ部12,8
を介されたアナログ同相包絡線成分,直交包絡線成分そ
のものの振幅値を間接的に監視制御するために挿入され
ているものである。
【0009】因みに、複素包絡線信号発生部3での複素
包絡線信号の発生処理について説明すれば以下のようで
ある。即ち、変調波の搬送角周波数をωc、包絡線信号
をR(t)、変調位相をφ(t)とすれば、変調波e
(t)は一般的に以下の数式1として表されるものとな
っている。
【0010】
【数1】
【0011】但し、数式1中、Re〔f〕は関数fの実
数部を、また、E(t)は数式2,3として表される複
素包絡線をそれぞれ示す。
【0012】
【数2】
【0013】
【数3】
【0014】バースト期間にある状態では、複素包絡線
信号発生部3からは同相包絡線成分I(t),直交包絡
線成分Q(t)がディジタル信号処理により発生されて
いるわけである。詳細な説明は省略するが、線形送信装
置一般では、それら同相包絡線成分I(t),直交包絡
線成分Q(t)はその後、アナログ信号波形に変換され
た上、搬送波が乗算されることによって、変調波e
(t)が得られるものとなっている。一方、同相包絡線
成分I(t)および直交包絡線成分Q(t)からは、以
下の数式4より包絡線信号R(t)が生成されるものと
なっている。
【0015】
【数4】
【0016】この包絡線信号R(t)はアナログ信号に
変換された上、電力増幅制御信号として得られる一方で
は、包絡線制御信号として、変調波e(t)の包絡線は
包絡線信号R(t)に対し所望に制御されているもので
ある。この包絡線制御の結果として、電力増幅対象とし
ての、歪みの少ない変調波e(t)が得られるものであ
る。
【0017】さて、再び図1に戻り説明を続行すれば、
複素包絡線信号・振幅制御用ディジタルデータ発生部2
からの、振幅制御用ディジタルデータが挿入された同相
包絡線成分I(t)および直交包絡線成分Q(t)各々
はD/A変換部9,5でアナログ信号に変換された上、
更に、AGC部10,6、増幅部11,7、低域フィル
タ部12,8を介し、直交変調部(図示せず)へのI信
号A,Q信号Bとして得られるものとなっている。当然
のことながら、振幅制御用ディジタルデータもアナログ
信号として低域フィルタ部12,8を介されていること
から、I信号A,Q信号B各々に伴われている振幅制御
用ディジタルデータの包絡線を検出するようにすれば、
振幅制御用ディジタルデータ各々の設定振幅値からのず
れ量とその方向、更には、同相包絡線成分,直交包絡線
成分間での相対的な振幅ずれ量が間接的に検出され得る
ものである。したがって、そのずれ量とその方向にもと
づきD/A変換直後での同相包絡線成分I(t)、直交
包絡線成分Q(t)各々に対する増幅利得がフィードバ
ック制御される場合には、同相包絡線成分I(t)、直
交包絡線成分Q(t)各々はその振幅値が最適に制御さ
れた状態として、低域フィルタ部12,8各々より生成
され得るものである。
【0018】ここで、同相包絡線成分I(t),直交包
絡線成分Q(t)各々に対する増幅利得制御について詳
細に説明すれば以下のようである。即ち、複素包絡線信
号発生部3では、バースト/非バースト期間を示すゲー
ト信号Gが発生されており、このゲート信号Gがスイッ
チ部30,27に与えられることで、I信号A,Q信号
B各々からは、振幅制御用ディジタルデータのみが抽出
された上、その包絡線信号が包絡線検波回路20,16
でそれぞれ検出されるものとなっている。図2には、I
信号AよりQ信号Bの振幅値が大きい場合が示されてい
るが、したがって、包絡線信号Cより包絡線信号Dが信
号レベル大として得られたものとなっている。その後、
それら包絡線信号C,Dは比較部19,14各々で、定
電圧素子等からなる基準電圧発生部18,15からの、
同一とされた設定基準電圧各々と比較されることによっ
て、設定基準電圧との偏差信号E,Fがその偏差極性が
反転されたものとして得られた上、上記ゲート信号Gを
サンプルホールド信号(サンプルホールド時点はゲート
信号Gの立下り時点に相当)として、サンプルホールド
部17,13各々にサンプルホールドされているもので
ある。ゲート信号Gが立下る度に、サンプルホールド部
17、13各々にサンプルホールドされた偏差信号E,
Fは、そのゲート信号Gが次に立下るまでの間、AGC
制御信号H,IとしてAGC部10,6に与えられるこ
とによって、所期の目的が達成されているものである。
【0019】次に、振幅値ディジタル制御に係る、本発
明による複素包絡線信号生成回路について説明すれば、
図3はその一例での回路構成を示したものである。その
概要動作や効果は図1の場合と同様であるが、回路構成
上、図1に示すものと異なるところは、アナログ動作の
AGC部10,6の代わりにディジタル動作の掛け算部
24,23が用いられていることである。即ち、図1の
場合と同様に、I信号AやQ信号B、偏差信号E,Fが
得られているものであるが、偏差信号E,FはA/D変
換された上、上記ゲート信号Gをラッチ信号(ラッチ時
点はゲート信号Gの立下り時点に相当)として、ラッチ
部28,25各々にラッチされているものである。ゲー
ト信号Gが立下る度に、ラッチ部28,25各々にラッ
チされた偏差信号E,Fは、そのゲート信号Gが次に立
ちさがるまでの間、掛け算部24,23各々に係数設定
制御信号として与えられることによって、所期の目的が
達成されているものである。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜8に
よる場合には、温度変化や経時変化に伴う低域フィルタ
特性の変化を許容しつつも、低域フィルタを介された後
では、成分間での相対的な振幅が調整された状態で、同
相包絡線成分および直交包絡線成分が生成され得る複素
包絡線信号生成方法とその回路が得られるものとなって
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、振幅値アナログ制御に係る、本発明に
よる複素包絡線信号生成回路の構成を示す図。
【図2】図2は、その複素包絡線信号生成回路における
一例での要部入出力信号波形を示す図。
【図3】図3は、振幅値ディジタル制御に係る、本発明
による複素包絡線信号生成回路の構成を示す図。
【符号の説明】
1…入力端子、2…複素包絡線信号・振幅制御用ディジ
タルデータ発生部、3…複素包絡線信号発生部、4…R
OM、5,9…D/A変換部、6,10…AGC部、
7,11…増幅部、8,12…低域フィルタ部、13,
17…サンプルホールド部、14,19…比較部、1
5,18…基準電圧発生部、16,20…包絡線検波
部、21,22…出力端子、23,24…掛け算部、2
5,28…ラッチ部、26,29…A/D変換部、2
7,30…スイッチ部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信ディジタルデータをベースバンド信号
    処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分各々
    を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々はD/A変換された後、高周波成分が除去された状
    態として生成せしめられるようにした複素包絡線信号生
    成方法であって、同一の振幅制御用ディジタルデータが
    所定周期で同時に挿入されている同相包絡線成分,直交
    包絡線成分各々はD/A変換された状態で利得可変に増
    幅された後、高周波成分が除去された状態で生成せしめ
    られるに際し、高周波成分除去後の同相包絡線成分,直
    交包絡線成分各々からは、上記振幅制御用ディジタルデ
    ータ対応の包絡線が所定周期で検出された上、設定基準
    電圧値と比較され、該比較の偏差をして、上記同相包絡
    線成分,直交包絡線成分各々が増幅される際での利得が
    所定周期に、かつ独立に制御されることによって、高周
    波成分除去後のものとして、成分間での相対的な振幅が
    調整された状態として同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々が生成されるようにした複素包絡線信号生成方法。
  2. 【請求項2】送信ディジタルデータをベースバンド信号
    処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分各々
    を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々はD/A変換された後、高周波成分が除去された状
    態として生成せしめられるようにした複素包絡線信号生
    成回路であって、送信ディジタルデータをベースバンド
    信号処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線
    成分各々に、予め記憶されている同一の振幅制御用ディ
    ジタルデータを所定周期で同時に挿入する複素包絡線信
    号発生部と、該複素包絡線信号発生部からの同相包絡線
    成分,直交包絡線成分各々をアナログ信号に変換するD
    /A変換部と、該D/A変換部からの同相包絡線成分,
    直交包絡線成分各々を利得可変に増幅する利得可変増幅
    部と、該利得可変増幅部からの同相包絡線成分,直交包
    絡線成分各々から高周波成分を除去する低域フィルタ部
    と、該低域フィルタ部からの同相包絡線成分,直交包絡
    線成分各々から、上記振幅制御用ディジタルデータ対応
    の包絡線を所定周期で検出する包絡線検波部と、設定基
    準電圧を発生する基準電圧発生部と、該基準電圧発生部
    からの設定基準電圧と上記包絡線検波部からの検出包絡
    線とを所定周期で比較する比較部と、該比較部からの比
    較偏差としての電圧レベルを所定周期でサンプルホール
    ドした上、サンプルホールドされた電圧レベルにもとづ
    き、上記利得可変増幅部での利得を制御する比較偏差サ
    ンプルホールド部と、からなる複素包絡線信号生成回
    路。
  3. 【請求項3】送信ディジタルデータをベースバンド信号
    処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分各々
    を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々はD/A変換された後、高周波成分が除去された状
    態として生成せしめられるようにした複素包絡線信号生
    成方法であって、同一の振幅制御用ディジタルデータを
    所定周期で同時に挿入されている同相包絡線成分,直交
    包絡線成分各々には可変とされた係数が乗じられた状態
    でD/A変換部、増幅された後、高周波成分が除去され
    た状態で生成せしめられるに際し、高周波成分除去後の
    同相包絡線成分,直交包絡線成分各々からは、上記振幅
    制御用ディジタルデータ対応の包絡線が所定周期で検出
    された上、設定基準電圧値と比較され、該比較の偏差は
    A/D変換された状態で、上記同相包絡線成分,直交包
    絡線成分各々に乗じられる係数を制御するデータとして
    所定周期に、かつ独立に設定されることによって、高周
    波成分除去後のものとして、成分間での相対的な振幅が
    調整された状態として同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々が生成されるようにした複素包絡線信号生成方法。
  4. 【請求項4】送信ディジタルデータをベースバンド信号
    処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分各々
    を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々はD/A変換された後、高周波成分が除去された状
    態として生成せしめられるようにした複素包絡線信号生
    成回路であって、送信ディジタルデータをベースバンド
    信号処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線
    成分各々に、予め記憶されている同一の振幅制御用ディ
    ジタルデータを所定周期で同時に挿入する複素包絡線信
    号発生部と、該複素包絡線信号発生部からの同相包絡線
    成分,直交包絡線成分各々に可変とされた係数を乗じる
    掛け算部と、該掛け算部からの同相包絡線成分,直交包
    絡線成分各々をアナログ信号に変換するD/A変換部
    と、該D/A変換部からの同相包絡線成分,直交包絡線
    成分各々を増幅する増幅部と、該増幅部からの同相包絡
    線成分,直交包絡線成分各々から高周波成分を除去する
    低域フィルタ部と、該低域フィルタ部からの同相包絡線
    成分,直交包絡線成分各々から、上記振幅制御用ディジ
    タルデータ対応の包絡線を所定周期で検出する包絡線検
    波部と、設定基準電圧を発生する基準電圧発生部と、該
    基準電圧発生部からの設定基準電圧と上記包絡線検波部
    からの検出包絡線とを所定周期で比較する比較部と、該
    比較部からの比較偏差としての電圧レベルをA/D変換
    するA/D変換部と、該A/D変換部からの比較偏差を
    所定周期でラッチした上、ラッチされた電圧レベルにも
    とづき、上記掛け算部での係数を可変に設定制御する比
    較偏差ラッチ部と、からなる複素包絡線信号生成回路。
  5. 【請求項5】送信ディジタルデータをベースバンド信号
    処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分各々
    を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々はD/A変換された後、高周波成分が除去された状
    態として生成せしめられるようにした複素包絡線信号生
    成方法であって、同一の振幅制御用正弦波データが所定
    周期で同時に挿入されている同相包絡線成分,直交包絡
    線成分各々はD/A変換された状態で利得可変に増幅さ
    れた後、高周波成分が除去された状態で生成せしめられ
    るに際し、高周波成分除去後の同相包絡線成分,直交包
    絡線成分各々からは、上記振幅制御用正弦波データ対応
    の包絡線が所定周期で検出された上、設定基準電圧値と
    比較され、該比較の偏差をして、上記同相包絡線成分,
    直交包絡線成分各々が増幅される際での利得が所定周期
    に、かつ独立に制御されることによって、高周波成分除
    去後のものとして、成分間での相対的な振幅が調整され
    た状態として同相包絡線成分,直交包絡線成分各々が生
    成されるようにした複素包絡線信号生成方法。
  6. 【請求項6】送信ディジタルデータをベースバンド信号
    処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分各々
    を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々はD/A変換された後、高周波成分が除去された状
    態として生成せしめられるようにした複素包絡線信号生
    成回路であって、送信ディジタルデータをベースバンド
    信号処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線
    成分各々に、予め記憶されている同一の振幅制御用正弦
    波データを所定周期で同時に挿入する複素包絡線信号発
    生部と、該複素包絡線信号発生部からの同相包絡線成
    分,直交包絡線成分各々をアナログ信号に変換するD/
    A変換部と、該D/A変換部からの同相包絡線成分,直
    交包絡線成分各々を利得可変に増幅する利得可変増幅部
    と、該利得可変増幅部からの同相包絡線成分,直交包絡
    線成分各々から高周波成分を除去する低域フィルタ部
    と、該低域フィルタ部からの同相包絡線成分,直交包絡
    線成分各々から、上記振幅制御用正弦波データ対応の包
    絡線を所定周期で検出する包絡線検波部と、設定基準電
    圧を発生する基準電圧発生部と、該基準電圧発生部から
    の設定基準電圧と上記包絡線検波部からの検出包絡線と
    を所定周期で比較する比較部と、該比較部からの比較偏
    差としての電圧レベルを所定周期でサンプルホールドし
    た上、サンプルホールドされた電圧レベルにもとづき、
    上記利得可変増幅部での利得を制御する比較偏差サンプ
    ルホールド部と、からなる複素包絡線信号生成回路。
  7. 【請求項7】送信ディジタルデータをベースバンド信号
    処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分各々
    を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々はD/A変換された後、高周波成分が除去された状
    態として生成せしめられるようにした複素包絡線信号生
    成方法であって、同一の振幅制御用正弦波データが所定
    周期で同時に挿入されている同相包絡線成分,直交包絡
    線成分各々には可変とされた係数が乗じられた状態でD
    /A変換、増幅された後、高周波成分が除去された状態
    で生成せしめられるに際し、高周波成分除去後の同相包
    絡線成分,直交包絡線成分各々からは、上記振幅制御用
    正弦波データ対応の包絡線が所定周期で検出された上、
    設定基準電圧値と比較され、該比較の偏差はA/D変換
    された状態で、上記同相包絡線成分,直交包絡線成分各
    々に乗じられる係数を制御するデータとして所定周期
    に、かつ独立に設定されることによって、高周波成分除
    去後のものとして、成分間での相対的な振幅が調整され
    た状態として同相包絡線成分,直交包絡線成分各々が生
    成されるようにした複素包絡線信号生成方法。
  8. 【請求項8】送信ディジタルデータをベースバンド信号
    処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分各々
    を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々はD/A変換された後、高周波成分が除去された状
    態として生成せしめられるようにした複素包絡線信号生
    成回路であって、送信ディジタルデータをベースバンド
    信号処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線
    成分各々に、予め記憶されている同一の振幅制御用正弦
    波データを所定周期で同時に挿入する複素包絡線信号発
    生部と、該複素包絡線信号発生部からの同相包絡線成
    分,直交包絡線成分各々に可変とされた係数を乗じる掛
    け算部と、該掛け算部からの同相包絡線成分,直交包絡
    線成分各々をアナログ信号に変換するD/A変換部と、
    該D/A変換部からの同相包絡線成分,直交包絡線成分
    各々を増幅する増幅部と、該増幅部からの同相包絡線成
    分,直交包絡線成分各々から高周波成分を除去する低域
    フィルタ部と、該低域フィルタ部からの同相包絡線成
    分,直交包絡線成分各々から、上記振幅制御用正弦波デ
    ータ対応の包絡線を所定周期で検出する包絡線検波部
    と、設定基準電圧を発生する基準電圧発生部と、該基準
    電圧発生部からの設定基準電圧と上記包絡線検波部から
    の検出包絡線とを所定周期で比較する比較部と、該比較
    部からの比較偏差としての電圧レベルをA/D変換する
    A/D変換部と、該A/D変換部からの比較偏差を所定
    周期でラッチした上、ラッチされた電圧レベルにもとづ
    き、上記掛け算部での係数を可変に設定制御する比較偏
    差ラッチ部と、からなる複素包絡線信号生成回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007067902A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Fujitsu Ltd 差動4位相偏移変調器およびその駆動電圧設定方法
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