JPH0750654B2 - 磁石回転子及びその製造方法 - Google Patents

磁石回転子及びその製造方法

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JPH0750654B2
JPH0750654B2 JP4198034A JP19803492A JPH0750654B2 JP H0750654 B2 JPH0750654 B2 JP H0750654B2 JP 4198034 A JP4198034 A JP 4198034A JP 19803492 A JP19803492 A JP 19803492A JP H0750654 B2 JPH0750654 B2 JP H0750654B2
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JP
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magnetic pole
magnetic
magnetized
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pole pieces
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秀次 渡辺
薫 田村
栄治 飛田
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラシレス直流モータ、
ステッピングモータ、ロータリエンコーダ等に用いられ
る磁石回転子及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の磁石回転子の構造を示して
いる。従来は、鋳造によって円筒状の未着磁磁極ユニッ
トを作り、この未着磁磁極ユニットを図7に示すような
多極着磁器を用いて着磁することによりN磁極とS磁極
とが周方向に交互に並ぶ磁石回転子を製造するのが一般
的であった。この多極着磁器では、円筒状の着磁ヨーク
101の内周側に磁極数に応じた数の着磁先端ヨーク1
02…が突設され、この着磁先端ヨークにそれぞれ極性
を定めた着磁コイル103が巻装されている。着磁を行
う場合には、着磁先端ヨーク102…によって囲まれる
空間内に未着磁磁極ユニットを挿入し、着磁コイル10
3に励磁電流を流す。またセンサ用磁石回転子のよう
に、N磁極とS磁極の磁束密度が高くしかも磁極の位置
について高い位置精度が要求されるものでは、高精度イ
ンデックステーブルを使用してマグネット外周に1極づ
つ着磁することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】多極着磁器を用いて着
磁する場合の磁束分布は、図8に示す通りであり、この
図から判るように、磁束の大部分は未着磁磁極ユニット
の最内径端部まで到達せずに、隣接する他の極性の着磁
極側へと磁束が流れてしまう。そのため未着磁磁極ユニ
ットの磁性材料及び性能を有効に利用することできず、
着磁された磁石回転子から得られる磁束の磁束量は磁性
材料の量及び性能と比較して不十分であった。またN磁
極とS磁極の境界が明確にならない問題があった。N磁
極とS磁極の境界を明瞭にするためには、前述のセンサ
用磁石回転子のように1極ずつ着磁しなければならず、
着磁作業が非常に面倒であった。
【0004】本発明の目的は、磁性材料及びその性能を
有効に活用して、同じ材料で従来よりも磁力の強い磁石
回転子及びその製造方法提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、N磁
極とS磁極とが周方向に交互に並ぶ磁石回転子を、N磁
極ユニットとS磁極ユニットとから構成する。N磁極ユ
ニットは、環状の取付け領域を有する基部及び周方向に
所定の間隔をあけて該基部の取付け領域から軸線方向に
延びる複数の磁極片を有し、複数の磁極片が径方向外側
面にN極が表れるように磁化されている。またS磁極ユ
ニットは、環状の取付け領域を有する基部及び周方向に
所定の間隔をあけて該基部の取付け領域から軸線方向に
延びる複数の磁極片を有し、複数の磁極片が径方向外側
面にS極が表れるように磁化されている。本発明では、
これらのN磁極ユニットとS磁極ユニットとを軸線を共
有させ且つ両ユニットの複数の磁極片が周方向に交互に
並ぶように組み合わせる。請求項2の発明では、N磁極
ユニット及びS磁極ユニットを、パウダー磁石粉を主た
る原材料として粉体成形技術またはモールド成形技術に
より一体に成形する。
【0006】請求項3の発明は磁石回転子の製造方法の
発明であって、本発明では環状の取付け領域を有する基
部及び周方向に所定の間隔をあけて該基部の取付け領域
から軸線方向に延びる複数の磁極片を有する未着磁磁極
ユニットを一体成形し、また未着磁磁極ユニットの複数
の磁極片を径方向に分極するように着磁して、複数の磁
極片の径方向外側面にN極が表れるように磁化されたN
磁極ユニットと前記複数の磁極片の径方向外側面にS極
が表れるように磁化されたS磁極ユニットとを作る。そ
してN磁極ユニットの軸線とS磁極ユニットの軸線とを
一致させ且つ両ユニットの複数の磁極片が周方向に交互
に並ぶように両ユニットを組み合わせて磁石回転子を製
造する。
【0007】請求項4の発明は、請求項3の発明の製造
方法で用いる着磁器を特定するものであって、着磁器は
未着磁磁極ユニットの複数の磁極片によって囲まれる空
間内に挿入される単極着磁ヨークと、単極着磁ヨークと
磁気的に結合されて複数の磁極片を外側から囲むように
配置される外径着磁ヨークと、単極着磁ヨークと外径着
磁ヨークとを磁気的に結合する結合ヨークと、単極着磁
ヨーク、外径着磁ヨーク及び結合ヨークを含む磁気回路
に磁束を供給する励磁コイルとを具備する。
【0008】
【作用】請求項1及び3の発明のように、N磁極ユニッ
トとS磁極ユニットとを別個に構成すると、各磁極ユニ
ットの磁極片は同一極性に着磁すればよいことになるた
め、各磁極片を厚み方向に完全に着磁することができ、
磁極片の磁性材料及び性能を有効に活用して、同じ材料
で従来よりも磁力の強い磁石回転子を得ることができ
る。
【0009】請求項2の発明のように、N磁極ユニット
及びS磁極ユニットとして、パウダー磁石粉を主たる原
材料として粉体成形技術またはモールド成形技術により
一体に成形したものを用いると、複雑な切削加工を必要
とすることなく且つ磁極の配列精度を高くして、複雑な
形状の磁極ユニットを安価に得ることができる。
【0010】各磁極ユニットを磁化する場合、各磁極ユ
ニットの磁極片は同一極性に磁化すればよいため、着磁
器の構成が簡単になる。特に請求項4の発明で特定する
着磁器を用いると、設計変更容易な簡単な構成で、各磁
極ユニットの磁極片を十分に着磁することができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1(A)は本発明の磁石回転子の斜視図を
示しており、図1(B)はS磁極ユニットの斜視図を示
している。N磁極ユニット1及びS磁極ユニット2は、
円環状基部1a及び2aを有しており、円環状基部1a
及び2aの軸線方向の一方の端面(環状の取付け領域)
からは、周方向に所定の間隔をあけて複数の磁極片1b
…及び2b…が軸線方向に延びている。複数の磁極片1
b…及び2b…の断面形状は、円弧状を有しており、そ
の厚みは円環状基部1a及び2aの厚みと同じである。
N磁極ユニット1の複数の磁極片1b…の間に形成され
るスペースの形状は、S磁極ユニット2の複数の磁極片
2b…が嵌合し得る形状を有しており、またS磁極ユニ
ット2の複数の磁極片2b…の間に形成されるスペース
の形状は、N磁極ユニット1の複数の磁極片1b…が嵌
合し得る形状を有している。
【0012】両磁極ユニットの製造方法は任意である
が、大量生産を安価に行うためには、粉体成形技術また
はモールド成形技術を利用するのが好ましい。粉体成形
技術を用いる場合には、パウダー磁石粉とバインダとを
混合した原材料を磁極ユニットの型の中にインジェクシ
ョンして成形品を作り、この成形品を乾燥した後に、所
定の温度の加熱炉内に焼き上げて磁極ユニットを製造す
ることができる。モールド成形技術を用いる場合には、
プラスチック樹脂中にパウダー磁石粉を混練し、磁極ユ
ニットの型の中にインジェクションし、プラスッチク樹
脂を硬化させることにより磁極ユニットを製造すること
ができる。なおバインダまたはプラスッチク樹脂は、で
きるだけ磁石性能を低下させないものを選ぶ必要がある
が、もしバインダまたはプラスッチク樹脂として磁石性
能に多少影響を与えざるを得ないものを用いる場合に
は、高性能材料を用いればよい。特にモルード成形技術
を用いる場合には、パウダー磁石粉の材料として希土類
磁石や、ネオジウム材等の高性能材料を用いることがで
きる。
【0013】N磁極ユニット1とS磁極ユニット2は、
軸線を共有し且つ両ユニットの複数の磁極片が周方向に
交互に並ぶように組み合わされており、両ユニット1及
び2が組み合わされた状態で円筒状の磁石回転子が構成
される。なお両ユニット1及び2の結合は、接着剤を用
いてもよいが、磁石回転子の中心に配置される回転軸に
一対の締付部品を取付けて、一対の締付部品を軸線方向
内側に向かって締め付けることにより、両ユニット1及
び2を結合させるようにしてもよい。なおこの場合、締
付部品は、両ユニット1及び2の環状基部1a及び1b
に嵌合し且つ図示しない回転軸に固定される構造とすれ
ばよい。
【0014】両磁極ユニット1及び2を着磁するために
用いる着磁器は、図2(A)及び(B)に示すように単
極着磁ヨーク3と、外径着磁ヨーク4と、結合ヨーク5
と励磁コイル6とを具備して構成されている。単極着磁
ヨーク3は、未着磁磁極ユニット7の複数の磁極片7b
…によって囲まれる空間内に挿入される円柱状部3aと
励磁コイル6が巻装されるコイル巻装部3bとからな
り、円柱状部3aとコイル巻装部3bとの間に形成され
た段部に、未着磁磁極ユニット7の環状基部7aの端面
が当接した状態で未着磁磁極ユニット7が配置される。
結合ヨーク5は断面形状がコの字状を呈しており、凹部
5aの中央部に単極着磁ヨーク3が一体に設けられてい
る。外径着磁ヨーク4は、一対のヨーク半部4a及び4
bから構成され、これらのヨーク半部4a及び4bの対
向端面部には、単極着磁ヨークに嵌合した未着磁磁極ユ
ニット7の外周面と接触する湾曲した接触面4a1 及び
4b1 が形成されている。外径着磁ヨーク4のヨーク半
部4a及び4bは、結合ヨーク5の上方端面上を摺動す
るように構成されており、図2(B)に示すように、組
み立てられた状態において、単極着磁ヨーク3→結合ヨ
ーク5→外径着磁ヨーク4のヨーク半部4a及び4b→
未着磁磁極ユニット7の磁極片7b…→単極着磁ヨーク
3の磁路で励磁用磁束φが流れる磁気回路が構成され
る。未着磁磁極ユニット7の磁極片7b…をN極に着磁
するかまたはS極に着磁するかは、励磁コイルに流す電
流の方向を変えることにより簡単に変更することができ
る。
【0015】この着磁器は、励磁コイル6が1個でよ
く、しかも従来の着磁器と比べて構造が簡単であるた
め、コイルの寸法、巻線の設計変更の自由度が高く、磁
極ユニットに使用する磁性材料を磁化させるのに必要な
磁化力を簡単に得ることができる。この着磁器を用いて
着磁したN磁極ユニットとS磁極ユニットとを組み立て
て作った磁石回転子の磁束分布は図3に示すようにな
る。この図から判るように、各磁極片は径方向の中心に
向かって磁化されている。
【0016】次に本発明の磁石回転子を用いた電機機器
における磁路構成について説明する。図4(A)は本発
明の実施例の磁石回転子をステッピングモータに用いた
場合の磁路構成である。この同図において8はステータ
であり、9はステータ8の各磁極に巻装されたステータ
コイルである。10はロータであり、ロータ10は、回
転軸11に円環状のロータヨーク12が固定され、この
ロータヨーク12に磁石回転子13が嵌合されて構成さ
れている。本発明の実施例の磁石回転子では、着磁後の
磁石回転子13の各磁極片から出る磁束は磁極片の厚み
方向を貫通するように発生するため、各磁極片から出る
磁束はロータヨーク12を通り隣接する異極の磁極片を
通って流れる良好な磁束経路φo が得られる。これに対
して従来の磁石回転子を用いた場合には、図4(B)に
示すように、磁石回転子13´が内径近傍では大部分未
着磁状態であるため、磁束経路φ1 はロータヨーク12
を通らずに磁石回転子13´の内部を通るように形成さ
れてしまう。
【0017】図5(A)は本発明の実施例の磁石回転子
をブラシレス直流モータに応用した場合の磁束経路を説
明するための概略図である。この例でも、本実施例の磁
石回転子を用いると各磁極片から出る磁束はロータヨー
ク12を通り隣接する異極の磁極片を通って流れる良好
な磁束経路φo が得られる。図5(B)は従来の磁石回
転子を用いたブラシレス直流モータに適用した場合の磁
束経路φ1 を説明するための概略図である。
【0018】上記実施例において、円環状基部1a及び
2aを用いているため、磁極片が取り付けられる取付け
領域を構成する円環状基部の端面はそのままで環状にな
っているが、基部は環状であることを必要としない。例
えば、円環状基部1a及び2aの磁極片が延びでない端
部が回転軸貫通孔を除いて閉塞されていてもよ。また中
心に回転軸貫通孔を有する円板を基部として用いる場合
には、磁極片が延び出る部分をつなげた領域が環状の取
付け領域となる。
【0019】上記実施例の磁石回転子は、ステータの内
側で回転する内転型の磁石回転子であるが、本発明はス
テータの外側で回転する外転型の磁石回転子にも当然に
して適用できるものである。
【0020】
【発明の効果】請求項1及び3の発明によれば、N磁極
ユニットとS磁極ユニットとを別個に構成するため、各
磁極ユニットの磁極片は同一極性に着磁すればよいこと
になり、各磁極片を厚み方向に完全に着磁することがで
きて、磁極片の磁性材料及び性能を有効に活用して同じ
材料で従来よりも極性の強い磁石回転子を得ることがで
きる利点がある。
【0021】請求項2の発明によれば、N磁極ユニット
及びS磁極ユニットとして、パウダー磁石粉を主たる原
材料として粉体成形技術またはモールド成形技術により
一体に成形したものを用いるため、複雑な切削加工を必
要とすることなく且つ磁極の配列精度を高くして、複雑
な形状の磁極ユニットを安価に得ることができる利点が
ある。
【0022】請求項4の発明によれば、設計変更容易な
簡単な構成の着磁器を用いて、各磁極ユニットの磁極片
を十分に着磁できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の磁石回転子の一実施例の斜視
図であり、(B)は磁極ユニットの斜視図である。
【図2】(A)は着磁器の概略斜視図であり、(B)は
磁路を説明するための断面構造図である。
【図3】図1(A)の磁石回転子の各磁極片からでる磁
束分布状態を説明する説明図である。
【図4】(A)は本発明の実施例の磁石回転子をステッ
ピングモータに適用した場合の磁束経路を説明するため
の図であり、(B)は従来の磁石回転子をステッピング
モータに適用した場合の磁束経路を説明するための図で
ある。
【図5】(A)は本発明の実施例の磁石回転子をブラシ
レス直流モータに適用した場合の磁束経路を説明するた
めの図であり、(B)は従来の磁石回転子をブラシレス
直流モータに適用した場合の磁束経路を説明するための
図である。
【図6】従来の磁石回転子を示す斜視図である。
【図7】従来の磁石回転子を着磁する多極着磁器の概略
斜視図である。
【図8】従来の磁石回転子を多極着磁器を用いて着磁し
た場合の磁束部分を説明するための図である。
【符号の説明】
1 N磁極ユニット 2 S磁極ユニット 1a,2a 円環状基部 1b,2b 磁極片 3 単極着磁ヨーク 4 外径着磁ヨーク 5 結合ヨーク 6 励磁コイル6 7 未着磁磁極ユニット 8 ステータ 9 巻線 10 ロータ 11 回転軸 12 ロータヨーク 13,13´ 磁石回転子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N磁極とS磁極とが周方向に交互に並ぶ磁
    石回転子であって、 環状の取付け領域を有する基部及び周方向に所定の間隔
    をあけて前記基部の前記取付け領域から軸線方向に延び
    る複数の磁極片を有し、前記複数の磁極片が径方向外側
    面にN極が表れるように磁化されたN磁極ユニットと、 環状の取付け領域を有する基部及び周方向に所定の間隔
    をあけて前記基部の前記取付け領域から軸線方向に延び
    る複数の磁極片を有し、前記複数の磁極片が径方向外側
    面にS極が表れるように磁化されたS磁極ユニットとを
    具備し、 前記N磁極ユニットと前記S磁極ユニットとが軸線を共
    有し且つ両ユニットの前記複数の磁極片が周方向に交互
    に並ぶように組み合わされてなる磁石回転子。
  2. 【請求項2】前記N磁極ユニット及びS磁極ユニット
    は、パウダー磁石粉を主たる原材料として粉体成形技術
    またはモールド成形技術により一体に成形されたもので
    ある請求項1に記載の磁石回転子。
  3. 【請求項3】環状の取付け領域を有する基部及び周方向
    に所定の間隔をあけて前記基部の前記取付け領域から軸
    線方向に延びる複数の磁極片を有する未着磁磁極ユニッ
    トを一体成形する工程と、 前記未着磁磁極ユニットの前記複数の磁極片を径方向に
    分極するように着磁して、前記複数の磁極片の径方向外
    側面にN極が表れるように磁化されたN磁極ユニットと
    前記複数の磁極片の径方向外側面にS極が表れるように
    磁化されたS磁極ユニットとを作る着磁工程と、 前記N磁極ユニットの軸線と前記S磁極ユニットの軸線
    とを一致させ且つ両ユニットの前記複数の磁極片が周方
    向に交互に並ぶように両ユニットを組み合わせる組み合
    わせ工程とからなる磁石回転子の製造方法。
  4. 【請求項4】前記着磁工程で用いる着磁器は、 前記未着磁磁極ユニットの前記複数の磁極片によって囲
    まれる空間内に挿入される単極着磁ヨークと、 前記単極着磁ヨークと磁気的に結合されて前記複数の磁
    極片を外側から囲むように配置される外径着磁ヨーク
    と、 前記単極着磁ヨークと前記外径着磁ヨークとを磁気的に
    結合する結合ヨークと、 前記単極着磁ヨーク,前記外径着磁ヨーク及び結合ヨー
    クを含む磁気回路に磁束を供給する励磁コイルとを具備
    して構成されている請求項3に記載の磁石回転子の製造
    方法。
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KR101324234B1 (ko) * 2012-05-14 2013-11-01 연세대학교 산학협력단 초전도 동기 전동기

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