JPH075064Y2 - 砂袋を利用した棒材ストッパ装置 - Google Patents

砂袋を利用した棒材ストッパ装置

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JPH075064Y2
JPH075064Y2 JP1987152958U JP15295887U JPH075064Y2 JP H075064 Y2 JPH075064 Y2 JP H075064Y2 JP 1987152958 U JP1987152958 U JP 1987152958U JP 15295887 U JP15295887 U JP 15295887U JP H075064 Y2 JPH075064 Y2 JP H075064Y2
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JP
Japan
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sand bag
bar
plate
stopper
stopper plate
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Application number
JP1987152958U
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JPH0158532U (ja
Inventor
哲彦 広瀬
暁 浅井
Original Assignee
株式会社大同機械製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、棒材を縦送りさせてその端部を揃える際に使
用される砂袋を利用した棒材ストッパ装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
このような目的に使用される従来の棒材ストッパ装置
は、容量の異なる汎用の緩衝器を数種類用意しておき、
棒材の重量、或いはアライニング速度に応じて最適の緩
衝器を選定して設置していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため、棒材の重量、或いはアライニング速度が変わ
る毎に緩衝器を調整したり、又これらが設置してある緩
衝器の調整範囲(容量)を越える場合には、容量の異な
る別の緩衝器に取り替えて使用しなければならない。
汎用の緩衝器を数種類用意しておくことは、コストアッ
プの原因になると共に、作業現場における緩衝器の調
整、或いは再設置の作業は極めて煩雑であった。
本考案は、従来の棒材ストッパ装置の有するこのような
問題点に鑑み、棒材の衝突時のエネルギーを砂袋で吸収
することにより、使用範囲が広く、しかも低コストの棒
材ストッパ装置を提供することを目的としてなされたも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前面にストッパ板が前後方向に微動可能に設
けられた収容箱に砂袋を収容して、該ストッパ板に棒材
を衝突させて収容箱内の砂袋を圧潰させることにより、
棒材を停止させる構成の砂袋を利用した棒材ストッパ装
置において、前記ストッパ板を後方の砂袋に常時押圧さ
せておくためのストッパ板押圧装置を設けると共に、前
記収容箱の上板の前端部と前記ストッパ板の上端部との
間に圧潰による砂袋の変形を助けるための逃げ部を設け
たことを特徴としている。
〔考案の作用〕
縦送りされた棒材がストッパ板に衝突すると、衝突時の
エネルギーにより収容箱に収容されている砂袋が圧潰さ
れてその前端部が僅かに変形され、これにより衝突時の
エネルギーが砂袋に吸収されて棒材は停止する。
棒材の衝突によってストッパ板は、砂袋の変形に対応し
て収容箱の後方に向かって僅かに移動するが、このスト
ッパ板は、ストッパ板押圧装置によって収容箱に収容さ
れている砂袋に押圧されて密着しているので、衝突時に
おいて棒材が受ける反発力は比較的小さい。このため、
棒材の停止位置は安定している。
また、収容箱の上板の前端部と、ストッパ板の上端部と
の間には解放された逃げ部が設けられており、この逃げ
部によって衝突時において砂袋が変形し易いようにして
ある。衝突時のエネルギーの吸収を砂袋により行ってい
るので、棒材ストッパ装置としての使用範囲が広くな
る。
〔実施例〕
第1図ないし第4図に本考案に係わる棒材ストッパ装置
Aが示されている。
砂袋Sには、比較的粒子の細かい砂が詰め込まれてお
り、この砂袋Sは金属製の収容箱Dに収容される。収容
箱Dは、両側板1の間に、一体となった上板2及び後板
3、並びに底板4を挟み込んで熔接した構成である。収
容箱Dの前面の大部分は開口しているが、前面の下部に
ストッパ板5の下端部を保持するための保持板6が両側
板1の間に固定されている。この保持板6の上端面に
は、ストッパ板5の下端部を挿入するための溝6aが設け
られている。
収容箱Dの内部には、砂袋Sを下方から支持するための
支持板7が配設され、この支持板7は支持板押圧装置B
によって砂袋Sに押圧されている。
この支持板押圧装置Bは、底板4に螺合した調整ボルト
8の上端に支持したスプリング受け9と、支持板7の下
面との間に圧縮スプリング11を弾装した構成である。な
お、第2図において12は、支持板7の下面に固着した円
筒体を示し、この円筒体12の内部に圧縮スプリング11が
内装されている。
収容箱Dの前面の開口部にストッパ板5が取付けられ、
このストッパ板5の下端部が側板1に固定された保持板
6の溝6aに挿入されている。ストッパ板5は、ストッパ
板押圧装置Cによって砂袋Sに押圧されて常時密着して
いる。
このストッパ板押圧装置Cは、両側板1の前端面に固定
されたブロック体13の中央部に、内側に開口した穴部14
を設け、この穴部14に内装されたスプリング受け15とス
トッパ板5の前面との間に圧縮スプリング16を弾装し、
ブロック体13に螺合された調整ボルト20によって圧縮ス
プリング16の圧縮力を調整し、これによりストッパ板5
の砂袋Sに対する押圧力を調整できる構成のものであ
る。
収容箱Dの上板2の前端部と、ストッパ板5の上端部と
の間は解放されており、後述の棒材21の衝突時における
砂袋Sの変形を助けるための逃げ部17となっている。
第1図ないし第4図において18は、収容箱Dの後板3に
固定された固定板を示し、この固定板18を介して棒材ス
トッパ装置Aは固定部材19に取付けられる。
第5図に示されるように、棒材21は、その長さ方向と直
角な方向に沿って順次搬送され、アライニングローラR
が設けられた部分まで搬送されてくると、このアライニ
ングローラRによって棒材21はその長さ方向に縦送りさ
れ、第1図及び第2図に示されるように、ストッパ板5
に衝突する。ストッパ板5に対する棒材21の衝突位置
は、ストッパ板5と砂袋Sとが密着している部分とす
る。
棒材21の有する運動エネルギーによって収容箱Dに収容
された砂袋Sは圧潰されて変形し、ストッパ板5は、保
持板6の溝6aに挿入された下端の部分を中心にして僅か
に収容箱Dの後方に回動される。
ストッパ板押圧装置Cによってストッパ板5は常時砂袋
Sに押圧されているので、衝突後において棒材21が反発
されて逆方向に戻される量は少ない。このため、棒材21
の停止位置は安定している。
収容箱Dに逃げ部17を設け、棒材21の衝突による砂袋S
の圧潰時に該砂袋Sが変形し易いようにしてあるので、
棒材21の衝突時における吸収エネルギーが大きくなる。
多数回の使用によって収容箱Dに収容された砂袋Sが極
度に変形されたり、或いは収容箱Dと砂袋Sとの間に隙
間が生じたりした場合には、支持板押圧装置Bを構成し
ている調整ボルト8によって圧縮スプリング11の圧縮力
を大きくして支持板7の押圧力を強め、これにより変形
された砂袋Sの形状を正す。
〔考案の効果〕
本考案に係る棒材ストッパ装置は、上記した構成である
ので、以下のような諸効果が奏される。
(1)収容箱の前面にストッパ板が前後方向に微動し得
るようにして取付けられ、しかもストッパ板押圧装置に
よって、このストッパ板は、収容箱内に収容されている
砂袋に押圧されているので、棒材の衝突時においてスト
ッパ板は、砂袋の前面の変形に対応してほぼ一体となっ
て微動する。この結果、棒材の衝突時においてストッパ
板から受ける反発力が小さくなって、棒材の停止位置の
精度が高まる。
(2)収容箱の上板の前端部とストッパ板の上端部との
間には逃げ部が設けられているので、衝突する棒材の重
量及びアライニング速度により定まる運動エネルギーに
応じて砂袋が圧潰されて変形し易くなる。この結果、棒
材の有する運動エネルギーを吸収し易くなって、棒材を
安定して停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係わる棒材ストッパ装置Aの斜視
図、第2図は、同じく側面断面図、第3図及び第4図
は、それぞれ正面図及び平面図、第5図は、本考案に係
わる棒材ストッパ装置Aの使用状態を示す図である。 主要部分の符号の説明は以下の通りである。 A:棒材ストッパ装置、B:支持板押圧装置 C:ストッパ板押圧装置、D:収容箱 S:砂袋、2:収容箱の上板 5:ストッパ板、17:逃げ部 21:棒材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面にストッパ板が前後方向に微動可能に
    設けられた収容箱に砂袋を収容して、該ストッパ板に棒
    材を衝突させて収容箱内の砂袋を圧潰させることによ
    り、棒材を停止させる構成の砂袋を利用した棒材ストッ
    パ装置において、 前記ストッパ板を後方の砂袋に常時押圧させておくため
    のストッパ板押圧装置を設けると共に、前記収容箱の上
    板の前端部と前記ストッパ板の上端部との間に圧潰によ
    る砂袋の変形を助けるための逃げ部を設けたことを特徴
    とする砂袋を利用した棒材ストッパ装置。
JP1987152958U 1987-10-06 1987-10-06 砂袋を利用した棒材ストッパ装置 Expired - Lifetime JPH075064Y2 (ja)

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JPH0158532U JPH0158532U (ja) 1989-04-12
JPH075064Y2 true JPH075064Y2 (ja) 1995-02-08

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