JPH07506389A - 流動接触分解 - Google Patents

流動接触分解

Info

Publication number
JPH07506389A
JPH07506389A JP5519541A JP51954193A JPH07506389A JP H07506389 A JPH07506389 A JP H07506389A JP 5519541 A JP5519541 A JP 5519541A JP 51954193 A JP51954193 A JP 51954193A JP H07506389 A JPH07506389 A JP H07506389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
riser
catalyst
mixture
zsm
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5519541A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3444884B2 (ja
Inventor
アデューリ、ヤスフ・グバデボ
アドーネイトー、ピーター・マーティン
バカナン、ジョン・スコット
ジョンソン、デイビッド・リー
テイトマン、ジェラルド・ジョゼフ
Original Assignee
モービル・オイル・コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/877,919 external-priority patent/US5389232A/en
Application filed by モービル・オイル・コーポレイション filed Critical モービル・オイル・コーポレイション
Publication of JPH07506389A publication Critical patent/JPH07506389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3444884B2 publication Critical patent/JP3444884B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
    • B01J29/90Regeneration or reactivation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G11/00Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
    • C10G11/14Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts
    • C10G11/18Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts according to the "fluidised-bed" technique

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 流動接触分解 本発明は、流動接触分解に関する。
流動接触分解(FCC)方法において、分解反応器と触媒再生器との間で粒状触 媒が循環される。反応器において、炭化水素原料は、熱い再生触媒のソース(s ource)と接触し、この触媒は、425℃〜600℃、通常460℃〜56 0℃において、原料を蒸気化し、分解する。この分解反応により、炭素質炭化水 素またはコークスが触媒に付着し、それにより触媒が失活する。分解生成物は、 コークス付着触媒から分離され、この触媒は触媒ストリッパーにおいて揮発分を 除去(ストリップ)され、通常は水蒸気により除去され、次に再生される。触媒 再生器は、触媒から酸素を含むガスによりコークスを燃焼させ、通常空気により 燃焼させ、それにより触媒活性を回復すると同時に、触媒を例えば500℃〜9 00℃、通常600°C〜750℃に加熱する。この加熱された触媒は、分解反 応器にリサイクルされ、更に、新しい原料を分解する。再生器においてコークス の燃焼により生成する煙道ガスは、粒状物を除去するために、また、−酸化炭素 を転化するために処理してよく、その後に、煙道ガスは通常大気中に放出される 。
接触分解は、1940年代から次第に開発されてきた。流動接触分解(F CC )方法の開発の傾向は、全てライザー分解であり、またゼオライト分解触媒を使 用することであった。従って、今日の石油精製において使用される通常のFCC 触媒は、マトリックス中に分散したラージ・ボア・ゼオライト(large p are zeolite)活性成分、通常ゼオライトYを含んでなる。更に、最 近の10年間は、分解触媒(cracking catalyst 1nven tory)に少量の形状選択性ゼオライト、特にZSM−5を加える傾向があり 、それにより、ガソリンオクタン価の上昇およびオレフィン収率の限られた増加 がもたらされる。しかしながら、現在のFCCのプロセスの場合、オレフィン収 率およびガソリンオクタン価を増やすことはガソリン収率をいくらかロスするこ とによって初めて達成される。結果として、大部分の精製工業は、わずかに少量 のZSM−5(全触媒組成物の3重量%以下のゼオライト)を用いて操作され、 その結果、約1オクタン価(R+M/2)のガソリンオクタンの増加が達成され る。従って、石油精製工業において、より多くのZSM−5を用いる利益(ガソ リンオクタン価および限られたc3オレフィン収率の増加)は、損失(ガソリン 収率のロス、添加剤のコストおよびc4オレフィン生成物の減少)に見合わない と考えられている。大量のZSM−5添加剤を用いる工業規模の装置の運転はこ れまでに報告されていない。
米国特許第3.758.403号は、10%のREVを含む通常の分解触媒中に 2.5〜10重量にのZSM−5を含ませることを開示しており、残りはジョー シアクレイ(Georgia clay)である。ガソリンオクタン価は増加し 、軽質オレフィンの収率は限られた量だけ増加するが、ガソリン収率が実質的に 低下する。更に、ゼオライトY分解触媒と同じ触媒粒子中にZSM−5を含ませ ることは、原油の分析結果および製品の需要の変化に応じて分解触媒の活性およ び選択性を変える石油精製の能力を制限することになる。
エリア(Elia)らは、[イフエクト・オン・オペレーティング・コンディシ ノンズ・オン・ザ・ビヘイビア・オン・ZSM−5・アディシノン・トウー・ア ・RE−USY−FCC−キャタリスト(Effect of Operati ng Conditions onthe Behavior of ZSM− 5^ddition to a RE−LISKY FCCCatalyst) J 、アプライh・ キャタリスト^pp1. Catal、73. 195 (1991))におい て、より高い温度はZSM−5添加剤の有効性を減らすことになり得ると報告し ている。エリアらによれば、RON (リサーチ法オクタン価)の増加は、50 0〜520℃の範囲の分解温度に対してそれほど敏感ではないが、温度が増加す るとZSM−5添加剤に対するMON (モーター法オクタン価)の応答は低下 する。エリアらは、また、より高い温度は07〜C8芳香族化合物の生成および c5およびc6化合物のより少量の増加に好ましいと報告している。
FCC装置は、プロピレンおよびブチレンのソースとして重要性が増しつつあり 、これらは、続いて、改質ガソリン(reformulated gasoli ne)を製造する原料として使用される。本発明の目的は、ガソリン収率の損失 を最小限にしながら、C8およびC4オレフィンの収率を最大限にするFCC方 法を提供することである。
驚くべきことに、この望ましい生成物の組合せは、大量の形状選択性ゼオライト を独立した粒状添加剤として分解触媒インベントリ−(inventory)に 添加することにより、また、好ましくは分解を高い初期温度において行い、その 後ライザーの長さ方向に沿って急冷(クエンチ、quench)することにより 達成できることが見い出された。
最も広い要旨において、本発明は、重質炭化水素原料をより軽質の生成物に転換 するための接触分解方法に存し、この方法は、a、343℃(650°F)以上 で沸騰する炭化水素を含んで成る重質炭化水素原料を上方の出口セクションを有 するライザー接触分解反応器の下方の基部(ベース、base)セクションに供 給し、b、触媒再生器からの熱い流動固体混合物を該ライザー反応器の基部(底 部)に供給し、該混合物は、基本FCC触媒組成物およびシリカ、アルミナ比が 12以上であり、拘束指数(Constraint Index)が1〜12で あるゼオライトを無定形(非結晶)支持体(amorphous 5uppor t)上に有するゼオライトを含んで成る添加触媒の別の粒子を含んで成り、該ゼ オライトは固体混合物の3〜10重量%であり、 C,495〜565℃(925〜1050°F)のライザー出口温度を含む接触 分解条件において、該原料を接触分解し、該ライザー反応器の該出口がら排出さ れる、接触分解生成物および使用済み分解触媒および添加触媒を含んで成る使用 済み固体混合物を生成し、 d 該ライザー出口からの流出物を分解生成物に富む蒸気相ならびに使用済み分 解触媒および形状選択性添加触媒を含む使用済み固体混合物に富む相に分離し、 そして、 e 触媒再生器において、使用済み固体混合物を再生し、再生された固体混合物 を該ライザー反応器の基部にリサイクルすることを含んで成る。
好ましくは、接触分解工程(C)は、 (i)510〜590℃(950〜1100°F)のライザーの基部における触 媒組成物/原料混合物の温度を含む条件において、該原料について第1接触分解 工程を実施し、 (if)ライザー反応器の基部の下流で該ライザー反応器中にあり、また、該ラ イザー出口から上流でライザーの長さの少なくとも10%の箇所にある少なくと も1つの急冷領域において、触媒/原料混合物に急冷流体を加えて(注入して) 、ライザーにおける温度を少な(とも6℃(10°F)下げて固体および炭化水 素蒸気の急冷混合物を生成し、そして、 (ifi)該ライザーの長さの少なくとも10%の少なくとも蒸気の滞留時間に 等しい時間の間、該急冷混合物について第2の接触分解工程を実施し、接触分解 生成物および固体の混合物を生成し、これらを該ライザー反応器の該出口から排 出することを含む。
添付図面を参照して本発明を特に詳細に説明するが、この図面は軽質サイクル油 (LCO,light cycle oil)クエンチで操作するFCC装置の 簡素化した模式的プロセスフローダイアグラムである。
図面を参照すると、FCC装置は、FCCライザー10、使用済み触媒/分解生 成物分離器20、再生器30およびFCCメインカラム(main colua +n、主分離塔)40を含む。
原料は、ライン2を介してライザー反応器10の底部(基部)に供給される。
熱い再生触媒は再生器30からライン32を介してライザー10の底部に流れ込 む。
急冷ストリーム、好ましくはリサイクルされる軽質サイクル油または重質ナフサ はライン45からライザーの種々の高さにてライン63または65を介して1ま たはそれ以上の急冷点に加えられる。最適な急冷点および急冷点の数は、製品の 需要、装置の制限および触媒の活性により変えることができる。大量の形状選択 性分解触媒添加物のために、ライザーの高いところで、好ましくはライザーの1 /2以上上がった高いところで、最も好ましくはライザーを65〜85%上方に 上がったところで急冷することが好ましく、最適な急冷点は大部分の装置におい てライザーの約70〜80%上方に上がったところである。この急冷は、通常の 急冷法、例えば、米国特許4.818.372号に記載されているようなものと 比較すると相当遅れ、1秒以内、あるいは好ましくは1/2秒またはそれ以下の 急冷を要する。従って、本発明の方法において、急冷は少な(とも1秒の分解、 好ましくは1.5秒または2秒の分解の後に通常起こる。
原料および熱い触媒はライザーを上昇し、急冷され、次にライザーの残りの部分 において低温にて接触分解される。分解生成物および使用済み触媒は、分離器2 0に入り、そこで使用済み触媒は分解生成物から通常の手段により分離される。
使用済み触媒は、ベッセル20内にある触媒ストリッピング手段においてストリ ップされ、次にFCC再生器30にライン24を介して加えられる。再生空気は 、ライン34を介して供給され、使用済み触媒からコークスを燃焼し、煙道ガス を生成し、このガスはライン36から取り出され、熱い再生触媒はライン32を 介してライザー反応器10の底部にリサイクルされる。
ベッセル20から取り出される熱い分解生成物は、ライン26を介して通常に操 作されるFCCCCシカラム40部に送られる。トレイまたは充填物により、分 解生成物蒸気は、主カラムボトムストリーム40(時にはスラリーオイルと呼ば れる)、1またはそれ以上のサイクル油生成物、例えばライン55から取り出さ れる軽質サイクル油またはLCO生成物、ライン48から取り出される重質ナフ サストリーム、ライン43から取り出される軽質ナフサストリームおよびライン 46から取り出される塔頂蒸気ストリームに分離(蒸留分離)される。軽質液体 還流はライン58を介して塔に戻される。
ライン48から取り出される重質ナフサフラクションは、ライン47を介して製 品として取り出すことができるが、好ましくは、FCC重質ナフサのい(らかお よび/または軽質サイクル油のいくらかをライン45を介してFCCライザー反 応器の1またはそれ以上の急冷点にリサイクルする。
FCC重質ナフサ急冷を使用することにより、重質ナフサが予想外に改質される 。この重質ナフサは、脱硫されてより軽質のガソリンに転換されるが、乾性ガス 生成が最小限である。
LCO急冷を使用することにより、LCOの生成が最小限になり、ガソリン収率 の増加に寄与する。多くのFCC分離器(蒸留塔)において、LCOまたはより 程度の低い重質ナフサのような重質急冷物質を使用する場合、FCC軽質ナフサ またはC5/C6ストリームのようなより軽質の物質を使用する場合よりフラッ ディングが起こりにくい。また、LCO急冷物質は、より高い温度においてプロ セスから熱を除去することができ、例えばより高い圧力の水蒸気を生成する。
ライザー分解条件−急冷前(pr2 Quench)ライザーの底部の条件は、 通常のFCCライザー分解条件と同様である。しかし、図示するような好ましい 態様において、ライザー急冷を採用する場合、ライザーの底部における温度は、 通常のFCC装置の場合より好ましくは6〜30℃(10〜506F)熱い。特 に、ライザーの底部における混合物温度は、510〜590℃(950〜110 0℃F)である。触媒:油止は、1:1〜10:1、好ましくは少なくとも4: 1である。
ライザーにおける効率的な分解には、効率的なフィードの微細化を必要である。
フィード微細化ノズルは、平均粒子寸法が2000μm以下、好ましくは110 00j以下、最も好ましくは500μm以下の油滴を形成するが、これを使用す る必要がある。
15m/秒(50fps)以上、好ましくは30m/秒(100fps)以上、 最も好ましくは61m/秒(200fps)以上のノズル出口速度を使用する必 要がある。ノズルはライザー内において10m以下の移動、より好ましくは1〜 5mの範囲内移動またはそれ以下で留出フィードを蒸発させるのが好ましい。
ノズル速度または液滴寸法に関係なく、1/2秒以内、好ましくは0.2秒以内 の蒸気滞留時間、最も好ましくは0.1秒以内の蒸気滞留時間でフィードが蒸発 する場合有利である。迅速なフィードの蒸発は、ライザー反応器の底部における 高温の接触分解を促進する。
ライザー頂部温度 ライザーの底部における条件は、通常のFCC運転の場合の条件より厳しくでも よいが、ライザーの頂部およびライザーの下流においてFCC装置は、通常のよ うに運転してよい。ライザーの頂部温度は、495〜570℃(925〜105 0°F)、好ましくは510〜540℃(950〜1025°F)である必要が ある。
クエンチ(急冷) 高温のため、また、活性ラージ・ボア分解触媒のために、ライザーの底部におい ては接触分解が支配的であり、形状選択性添加剤、例えばZSM−5のようなも のにより促進される。ラージ・ボア触媒は、急速に失活するが、ZSM−5はそ うではない。急冷は接触分解を減らし、また、熱分解を減らし、ラージ・ボア触 媒がその初期活性の大部分をコークス生成のために失った後に行うだけであるの が好ましい。
大量の急冷物質を許容できる場合、急冷は、1秒以下もしくは0.5秒以内また はそれ以下の範囲においてライザーにおいて比較的迅速に行ってもよい。比較的 大量の急冷物質というのは、全てのストリームが十分に混合され、また、急冷が 瞬間的であるということを仮定した場合、温度が6〜56℃(10〜100゜F )、好ましくは11〜42℃(20〜75°F)下がるように十分量の急冷流体 を加えることを意味する。
大量の急冷物質を使用する利点は、触媒がライザーの底部においてまだ非常に活 性である時に、ラージ・ボア触媒の分解の最大限が促進されるということである 。短い滞留時間のライザー分解の利点は、通常のFCC装置においてライザーの 下方10〜50%において達成できる。ライザーの上方部分は大量の急冷物質に より大部分削除することができる。それは、全ての反応、双方の熱および接触反 応は急冷点の下流で抑制されるからである。
しかしながら、10〜15重量%のオーダーの水で大量の水急冷を使用すると、 大量の水蒸気が発生し、これがライザーの圧力損失を増やし、またメインカラム の蒸気流量を増やし、サワー水(sour water、硫黄分の多い水)の製 造を増やすというい(つかの欠点がある。リサイクルされる軽質炭化水素ストリ ームを使用することは、湿性ガスコンプレッサーの負荷をい(らか減らすが、大 量のナフサまたはLCOがライザーに加えられ、メインカラムをフラッディング させることが有り得る。
大量の急冷物質は、ZSM−5または他の形状選択性添加剤の分解がライザー中 を上昇するのを抑制することができるが、形状選択性分解を最小限にするのでは なく、最大限にするのが好ましい。高シリカ(high 5ilica)形状選 択性添加剤の利点の1つは、ライザー内において迅速にコークスを生成したり、 失活したりしないということである。
従って、急冷流体をライザーの少なくとも中間より上、またはライザー出口によ り近いところで供給することが好ましい。このようにすると、はるかに少量の急 冷物質が必要であり、接触反応はライザー反応器においてはるかに大きい距離に わたり急冷点の上流で増加する熱反応と競合して促進される。
適量の急冷流体を用いる急冷は、通常、ライザーの底部における蒸気の滞留時間 の少な(とも1秒後、好ましくは滞留時間の1.5秒後、最も好ましくは滞留時 間の2.0秒後に行う。
装置によって変化し、また計算するのが困難である蒸気の滞留時間を引用するの ではな(て、以下のような分数のライザー位置において急冷することを考慮する ことができる。一般的に、急冷は、ライザーを少なくとも1/2上方に上がった ところ、好ましくはライザーを約6/10〜9/10上に上がったところにおい て実施する必要がある。ライザーを約3/4上がったところまたはそれより後に おいて急冷することが多くの装置において最適である。
急冷を採用する場合、ライザーの出口の上流でライザーの長さの少なくとも10 %の箇所において急冷することが重要である。ライザーの出口またはライザーの 出口までの距離の10%以内において急冷することは、ライザーの後の熱分解を 抑制するが、ライザー内の熱分解を抑制することにはならない。ライザーの後の 熱分解を抑制するために閉鎖サイクロン(closed cyclone)を使 用することが好ましく、ライザー熱分解を抑制するためにライザー内で急冷する ことが好ましい。
急冷流体 急冷流体は、いずれもフィードの転化率を増加させ、ガソリン収率およびオクタ ン価の双方を増やす。通常の一般的な不活性な急冷流体または中程度もしくは高 度に反応性の急冷流体のいずれも使用することができる。
通常の比較的不活性な急冷流体には、冷たい固形分、水、水蒸気または不活性な 蒸発可能な液体、例えば軽質サイクル油、重質サイクル油、スラリー油が含まれ 、あるいは他の芳香族化合物に富むストリームも使用することができる。全ての そのような急冷流体は熱を除去する。好ましくは、所定重量の加えた流体からよ り多くの熱を除去することができる液体を使用する。
中程度に反応性の急冷液体、例えばFCC重質ナフサを使用することが好ましい 。それは、急冷法の全ての利点が達成され、また、重質ナフサがいくらか改質さ れるからである。
重質ナフサは、通常、100〜160℃(220〜325°F)の初留点、12 0〜150’C(250〜300°F)の5%沸点、200〜280°C(40 0〜500°F)の95%沸点および約220〜270℃(425〜525°F )の終点を有するFCC分解生成物の部分である。重質ナフサは、FCC軽質ナ フサ(C5+〜軽質ナフサの終点)と軽質サイクル油との間のフラクションであ る。
地域毎の製品の仕様および蒸留塔の制限の双方のために、これらの物質の沸点範 囲が相当変動することがある。不完全な蒸留のために、重質ナフサの終点と軽質 サイクル油の初留点とが相当型なることが通常である。
重質ナフサ急冷物質は、特に好ましい急冷物質である。それは、FCC装置の下 流から入手することが常にでき、それを使用することにより、FCC転化率およ びガソリンオクタン価がサワー水生成が増えることなく増えるからである。また 、全く予想もできないことに、急冷流体として重質ナフサを使用することにより 、乾性ガスの生成がそれほど増えることなく硫黄含量が減少する。
重質ナフサ急冷物質を新しいフィードの約2.5〜25重量%、好ましくは約5 〜15重量%に等しい量で使用してよい。
FCC重質ナフサが急冷流体である場合、FCC軽質ナフサおよび水素化処理重 質ナフサのブレンドから作られる最終ガソリン製品の中間点および90%点を通 常3〜6℃(5〜10°F)またはそれ以上下げることができる。
軽質サイクル油またはLCOは急冷流体としての重質ナフサの利点の多くを共有 する。これはFCCメインカラムから常に入手することができ、サワー水生成を 増やすことなく、また、LCO収率を犠牲にしてより多くの軽質生成物を生成す る。
LCO(7)沸点範囲は通常150〜400℃(300〜750°F)、好まし くは200〜370℃(400〜700°F)、最も好ましくは230〜340 ℃(450〜650°F)である。
触媒組成物 本発明の方法に使用する触媒組成物は、65〜92.5重量%、好ましくは65 〜87.5重量%の活性基本触媒を含み、通常、これは、1以下の高速指数を有 するラージ・ボア・ゼオライト、典型的にはY型ゼオライトを含んで成り、また 、触媒組成物は、7.5〜35重量%、好ましくは12.5〜35重量%、より 好ましくは15〜27.5重量%の独立した形状選択性ゼオライト添加触媒を含 む。
拘束指数の試験手順の詳細は、ジャーナル・オン・キャタリシス(J、 Cat alysis)67.218−222頁(1981年)および米国特許第4,7 11,710号に記載されている。
好ましくは、基本触媒は、高いラージ・ボア・ゼオライト含量、例えば10重量 %以上のゼオライトを含む。それは、そのような触媒は、相当のコークスが付着 した場合であっても相当の活性および良好なガソリン選択性を保持するからであ る。従って、本発明の方法を通常の基本触媒インベントリ−を用いて実施するこ とができ、また無定形の基本触媒を用いて実施することもできるが、他方、触媒 は非常に高いゼオライト含量、また非常に高い活性を有するのが好ましい。新し いメイクアップ触媒のラージ・ボア・ゼオライト含量は、添加触媒を除いて10 〜80重量%が適当であり、30〜60重量%が好ましく、また、35〜55重 量%が最適であると考えられる。触媒活性は、少なくとも55MAT、より好ま しくは少な(とも60〜65MAT、最も好ましくは70MATまたは75MA T以上である。このMAT試験はよく知られており、その詳細はASTM試験法 D3907に見ることができる。
形状選択性ゼオライト触媒は、高速指数が1〜12の、マトリックス中に分散さ れたゼオライトを含んで成る。好ましい形状選択性ゼオライトは、ZSM−5、 ZSM−11、ZSM−12、ZSM−23、ZSM−35、ZSM−48およ びZSM−57であり、ZSM−5が特に好ましい。
ZSM−5は米国特許第3.702.886号、米国再発行特許第29.948 号および米国特許第4,061,724号(「/リカライト(silicali te) Jとしての高シリカZSM−5が記載されている)に記載されている。
ZSM−11は米国特許第3,709.979号に記載されている。
ZSM−12は米国特許第3.832.449号に記載されている。
ZSM−23は米国特許第4.076.842号に記載されている。
ZSM−35は米国特許第4.01.6,245号に記載されている。
ZSM−48は米国特許第4.397.827号に記載されている。
ZSM−57は米国特許第4.873.067号に記載されている。
比較的高ソリ力の形状選択性ゼオライトを使用するのが好ましく、即ち、シリカ /アルミナ比が20/〕以上、より好ましくは70./1.100/1.500 /1またはそれ以上に高い割合のものを使用するのが好ましい。
形状選択性ゼオライトは、ラージ・ボア分解触媒の製造の間にそれと混合するの ではなく、独立した添加触媒の形態で使用する。独立した添加剤として使用する ことにより、製油工業において、いずれの量の形状選択性ゼオライト添加剤と共 にいずれの通常の分解触媒も使用することができる(米国において入手できる分 解触媒は100種類以上あり、米国に存在する分解装置より多(の種類の触媒が 存在する。) 形状選択性ゼオライトは、添加剤において10〜95%またはそれ以上の量で存 在してよいが、通常、バインダーを含まない添加剤を調製する困難性はコストに 見合わず、そのような物質に関連する摩耗抵抗を減らす。好ましくは、添加物質 は10〜65重量%の形状選択性ゼオライトを含み、最も好ましくは12〜40 重量%の形状選択性ゼオライトを含む。
純粋な結晶基準で、分解触媒の循環インベントリ−は3〜10重量%、好ましく は3〜8重量%、最も好ましくは3.5〜4.5重量%の形状選択性ゼオライト 343℃(650℃F)以上で炭化水素原料は沸騰し、これは、軽油、減圧軽油 フラクション、残渣油もしくは減圧残渣油またはこれらの混合物であってよい。
留出原料または水素化原料を使用するのが好ましく、あるいは留出水素化処理原 料を使用するのがより好ましい。それは、これらははるかに容易に分解すること ができ、コークスをそれほど生成せず、また、触媒にそれほど金属を付着しない からである。
水蒸気をフィード原料に加えてよ(、微細化するのを助長することができるが、 フィード原料の5重量%以下の量で存在してよい。
失戊惣 本発明の方法は、軽質オレフィンの収率を増やすが、非常に芳香族性のガソリン を生成しない。特に、ライザー急冷を採用しない態様において、少なくとも15 液体体積(LV)%のC3オレフインレベルが達成され、また、C3+C4オレ フインレベルが少なくとも25液体体積%であり、他方、エチレンレベルが2重 量%以下である。ガソリンの収率が、軽質オレフィンの収率の増加につれて減少 するが、残りのガソリンフラクンノンはそれほど芳香族性ではない。ZSM−5 の添加によるガソリン量のロスは、C3およびC4オレフィンの増加となり、こ れは、アルキレートおよびMTBEとしてのガソリンプールにはね返すことがで き、最終的に芳香族化合物およびベンゼンレベルが更に減少する。ガソリン量の 減少の程度は、軽質オレフィンの性質および使用するZSM−5の量に依存する 。典型的な体積膨張係数は、MTBEに対するiC,=の場合、アルキレートに 対するnC4=の場合およびアルキレ−1に対するC3=の場合は以下のようで ある:アルキレートからのガソリン体積%: 1.78XnC4=体積%アルキ レートからのガソリン体積%・1.70xnC3=体積%MTBEからのカッリ ン体積% : 1.26xiC4=体積%非常に大量のZSM−5または他の形 状選択性添加剤を用いる操作の利点は、C1およびC4オレフイン以外の他の分 解生成物の増加である。
このように、本発明の方法は、より一般的な量のZSM−5添加剤を使用するF CC装置からの接触分解ナフサと比較すると、相当のオレフィン含量が減少して おり、非常にカソリンフラクンノンが多くなる。このオレフィン含量は、ガソリ ン範囲物質全体にわたり減少し、これが相当な環境的影響を与える。
4.0重量%以下のオレフィンを一般的に含むオレフィン性C5+ガソリンの、 該ライザー反応器への新しいフィード基準で少なくとも450重量%の収率を得 ることが可能である。
ガソリン中のオレフィンは非常に反応性であり、そのような低オレフイン含量で ハイオクタンの接触分解ガソリンを製造できる場合有利である。本発明のガソリ ン生成物は、07〜C1゜n−オレフィンより07〜C3゜環状オレフィンをよ り多く含むという点て非常に特有である。通常のFCCガソリンは、約2または 3倍の環状物に対するノルマル物の割合を含み、本発明の方法により製造される ガソリンは環状物のノルマル物に対する割合が10を越えるものを含む。
次に、本発明を実施例を参照してより詳しく説明する。
実施例1〜4においてライザー急冷をすることな(一連のFCC試験を実験室ス ケールの1回通過ライザー(once−through riser)パイロッ ト装置で減圧軽油について行った。この軽油は、ナイジェリア原油から得られた ものであり、以下の第1表に示す性質を有した。
第工表 (ナイジェリア減圧軽油(Nigerian Vacuum Gas 0il) )A P I (American Petroleum In5titute )比重 20.3密度 0.8950 アニリン点、’F (℃) 181.5 (83)臭素価 3.64 流動点、’F (℃) 110 (43)K、V、(40°C,cS) 12. 36屈折率 1.4950 分子量 415 イオウ、重量% 0.24 水素、重量% 12.5 全窒素、重量% 0.18 塩基性窒素、ppm 800 コンラドソン炭素、重量% 1,00 パラフイン、重量% 22,2 ナフテン、重量% 32.6 芳香族化合物、重量% 45.2 芳香族炭素、重量% 13 Ni、ppa+ 3.6 ■、ppm 0.3O NaSppm <5.0 FeSppm 1.4 Cu、ppm 0.70 初留点(IBP)、’F 604 終点(EP) 、’F 1001 EP、体積% 90.5 実施例1 添加剤B(亜リン酸含有マトリックス(phosphorous contai ning matrix)中5i02/AlフO1が26/1のZSM−5ゼオ ライト15重量%含有、4〜5のα値にスチーミング(steaming) L /たもの)およびE−触媒(E−cat、平衡ホージャサイト(faujasi te)分解触媒)の独立した粒子の物理的混合物から成る流動触媒を540℃( 10006F) 、5秒の滞留時間および340kPa (35psig)にて ナイジェリア減圧軽油を分解する場合について評価した。試験結果を第■表に示 す。
第■表 E−CAT/ZSM−5添加剤ブレンド(重量/重量)触媒 E−CAT 87 .5/12.5 75/25 50150 25/75触媒/油比 6.8 6 .7 6.7 6.6 7.1転化率、体積% 74.5 71.6 72.9  68.9 53.9C5+カ・p片、 体積% 63.3 51.9 47. 3 39.2 29.5全04、体積% 13.1 23,0 21.3 19 .7 15.7LFO,体積% 1g、4 18,7 17,9 19.1 1 8.8HFO1体積% 7.1 9.7 9,1 12.0 27.3乾性カス (C3−)、重量% 7.] 7.3 14.2 16,8 14.1コークス 、重量% 4.6 4.6 3.2 3.8 2.3C4、体積% 1.2 1 .8 1.6 2.2 2.3iC4、体積% 5.5 8.0 7.1 6. 7 3.9C4=、体積% 6.4 6.2 +3 11 9.5C3=、体積 % 6.4 13.2 19 17 12C4=十C3=、体積% 12.8  19.4 32 28 21.5LPG、体積% 21.5 30.8 41, 3 43,4 33.4C2=、重量% 0.75 1.]、2 1.69 2 .45 2.68C1→C2、重量% 2.37 2.88 3,16 3.7 9 4.44H2、重量% 0.06 0.08 0.08 0.08 0.I RON (リトチ法オクタン価) 92,5 95.6 95.2 96.8  97.0M0N (モーター法オクタン価> 80.1 82,3 82.5  83.6 83.9ここで用いる場合、添加率は、新しいフィード(原料)の全 添加率、LV%について使用する。用語C5+ガソリンは、分解生成物から回収 できるC5−196℃(C5−385°CF)の物質に使用する。
上記結果は、一定の苛酷度(触媒/油止)にて約25重量%の添加剤レベル(全 触媒基準で3.75重量%のZSM−5)にて最大限の軽質オレフィン収率が達 成されることを示す。このレベルにおいて、(基本ホージャサイト触媒単独の場 合と比較した場合)ZSM−5添加剤はC3およびC4オレフイン生成を2倍以 上とし、全体としての添加率のロスを最小限にする。より低い添加剤レベルにお いて、反応性のガソリン範囲オレフィンおよびパラフィンの添加は不十分であっ た。25重量%以上の場合、添加は完全であり、追加のZSM−5の主たる効果 は基本分解触媒の希釈であり、全体としての添加率の損失については付随して口 2α値にスチーミングした、亜リン酸含有マトリックスに組み込んだ15重量% のZSM−5ゼオライト(55/1のSiO2/AbOx/)のE−catホー ジャサイト分解触媒との混合物から成る流動触媒を、上記実施例と同じ原料およ び条件を用いて試験した。結果を第m表に示す。
第■表 E−CAT/ZSM−5添加ブレンド(重量/重量)触媒 E−CAT 87. 5/12.5 75/25 50150触媒/油比 5.2 5.1 5.1  4.7全転化率、体積% 71.8 66.6 59,2 53.405+ガソ リン、体積% 58.7 45,0 41.1 34.5全Cイ、体積% 11 .6 12,4 11.3 9.9LFO,体積% 19.1 19.3 21 ,5 21.38FO,体積% 9.1 14.2 19.4 25.3コーク ス、重量% 3.5 3.7 2.6 2.2乾燥ガス(C3−)、重量% 9 .8 15.2 12.9 13.5C4、体積% 0.9 1.1 0.8  0.6iC4、体積% 4.6 4.6 3.4 2.5C4=、体積% 6. 1 6.7 7.2 6.8C3=、体積% 9.4 12,3 17.2 1 5.2C4=十C3=、体積% 15.5 19,0 24.4 22.0LP G、体積% 23.6 30.5 29,0 28.IC2=、重量% 0.9 7 1.87 1,24 1.50C1+C2、重量% 3.0111 5.0 8 3.05 3.29H2、重量% 0.08 0.12 0.07 0゜0 7RON (り号−子法tクタ2価) 92,9 94,3 94.6 94. 9M0N (モータル法オクタン価> 80.9 85,4 81.6 81. 7この実施例も、追加剤レベルが約25重量%において軽質オレフィン収率が最 大限となることを示す。同等の苛酷度(同様の触媒/油止)において、25重量 %の最適レベルの前および後において03およびC4オレフイン収率が減少する 。
この実施例において、拡散効果(diffusion effect)がより大 きく、添加率が相当ロスすることとなる。
実施例3 ZSM−5添加剤の量が異なるが、実質的に一定の転化率レベルにて実施例1を 繰り返し、ガスクロマトグラフィーによりガソリン生成物の組成を分析した。
結果を第■表に示す。
第■表 E−CAT E−CAT/ZSM−5ブレンド(重量/重量)87.5/12. 5 75/25 50150転化率、体積% 68.6 69.6 69.5  68.9C5+ガソリン、体積% 55.1 49.7 44.3 39.2重 量% 46.1 41.7 37.2 33.405オレ74ン(重量%フィー ド) 2−メチル−I C4= 0.36 0,44 0.46 0.372−メチル −2−C,= 0.86 1,04 1.13 0.893−メチル−1−C4 = 0.04 0.06 0.05 0.05全イソアミレン 1.26 1. 54 1.64 1.301−ペンテン 0.16 0,13 0,13 0. 10C−2−ペンテン 0.29 0.24 0.19 0.19T−2−ペン テン 0.50 0,43 0.43 0.33全ペンテン 0.95 0.8 1 0.75 0.61全05オレフイン 2.20 2゜35 2.40 1 .91芳香族化合物(重量%フィーF) 16.6 15.2 12.8 12 .5ベンゼン(重量%フィード) 1.00 0.72 0.87 0.91第 ■表は、25重量%の添加剤レベルにおいて全イソアミレンが最大限となり、基 本触媒(ZSM−5添加剤なし)の場合より約30%増加することを示す。分枝 /全05オレフインの割合は、基本ケースの場合の0.57から12,5〜25 重量%のZSM−5添加剤レベルの場合の約066〜068の熱力学的平衡値に 増加する。反応性イソアミレン(2−メチル−2−ブテンおよび2−メチルー1 −ブテン)はTAMEにエーテル化することができる。イソアミレン収率の増加 は、はぼ同等の線状C5オレフィン(ペンテン)の減少を伴い、全C,オレフィ ンレベルはガパン全体(gasoline pool、ガリンブール)において 本質的に一定のままである。さらに、この結果は、ZSM−5の存在下、芳香族 化合物の減少およびベンゼンの僅かの減少(一定フイード基準に標準化)を示す 。これは、相当な環境的影響をもたらすと考えられる。
実施例4 実施例〕の方法を繰り返し2、約72%の一定転化率レベルにおいて基本触媒( ZSM−5添加剤無し)を25重量%添加剤含有触媒と比較した。結果を第7表 に示す。
全転化率、体積% 72.2 73.0C5+ガソリン、体積% 58.1 4 7.6重量% 48.8 40.6 全04、体積% 6.7 12.1 LFO,体積% 19.1 17.9 HFO1体111%10,8 11.7コークス、重量% 4.3 4.1 C4、体1!)6 0.6 1.0 iC4、体ff% 2.7 4.0 iC4=、体積% 1.1 2.9 C4=、体積% 3.5 7.1 C3=、体積% 5.4 8.4 C4=+C3=、重量% 8.9 15.5C3、体積%1.5 2.0 LPG、重量 13.7 22.5 C2=、重量% 1.0 1.7 H2、重量% 0.1 0.07 RON (リサーチ法オクタン価) 92.9 95.4基本触媒の場合、およ び25%ZSM−5添加触媒の場合に生成したc5+ガソリンの組成分析を第■ 表および第■表にそれぞれ示す。
4 0.101 0.066 0 0.085 0.385 0 0 0.63 85 1.455 0.251 0.065 1.118 0.881 0.1 42 0 3.91162.516 0.297 1.010 1.645 0 .761 0.545 0.332 7.1067 1.870 0.272  1.651 0.97g 0.287 0.424 1.893 7.3768  1.3g5 0.201 1.34g 0.794 0.133 0.380  4.59g 8.8409 0.939 0.135 0.696 0.55 g 0.056 0.208 4.707 7.30110 0.614 0. 0?6 0.2g4 0.202 0 0 3.737 4.913計 9.3 1 1,30 5,10 5.38 2.511t 1.70 21.46 4 6.82〉200℃1.659 その他 0.320 (詳細不明のジシクロパラフィン)4 0.056 0. 0 0.0 0.0g5 0.274 0.0 0.0 0.4155 0.8 99 0.198 0.062 1.067 0.563 0.109 0.0  2.8986 1.314 0.212 0.756 0.963 0.29 6 0.488 0.395 4.4247 0.845 0.190 1.4 02 0.389 0.063 0.543 2.061 5.4938 0. 696 0.168 1.314 0.300 0 0.497 4.534  7.5099 0.526 0.123 0.740 0.177 0 0.2 83 4.450 6.29910 0.387 0.067 0.430 0 .1g3 0 0.052 3.728 4.84711 0.320 0 0 .141 0 0.1070 6.4427.010計 5.04 0.96  4.85 3.16 1,30 1.97 21.61 38.90〉200℃ 1376 その他 0.328 (詳細不明のシンクロパラフィン)上記の結果は、ガソリ ンロスが次の順で起こることを示す(フィード基準)・イソパラフィン〉〉イソ −パラフィン〉ノルマル−オレフィン〉飽和ナフテン〉水素化処理軽油フィード について循環FCCパイロットプラントにおいて一連の試験を実施した。このパ イロットプラント装置は、熱的に収支のとれる装置ではなかったが、工業規模の FCC装置においてどのようなことが起こるかを信頼性をもって予想できると考 えられる。
実験は、ZSM−5を含まない基本REV触媒の場合についてライザークエンチ を行う場合と行わない場合について実施した。急冷流体は、軽質サイクル油であ り、新規フィードの15体積%に等しい量でライザーの底部から75%の距離に て注入した。ライザー反応器における全滞留時間は3秒であり、ライザー滞留時 間の2.2秒後にLOC急冷物質の注入を行った。実験は基本触媒の25%を1 5重量%のZSM−5を含む添加触媒と置換した後2回実施した。
この試験は、340kPa (35psig)の圧力および6,4の触媒:油止 にて実施した。この触媒:フィード混合物温度は、ライザーの底部において55 4℃(1030°F)であった。急冷を使用する場合、それにより温度が8〜1 1℃(15〜20°F)低下した。ライザーの頂部温度は515℃(960°F )であった。
フィードおよび実験結果の詳細を以下に報告する。
原料分析 密度、25℃、g/cc O,9024密度、70℃、g/cc O,873i API 比! 24.O KV、40℃、CS 18.97 KV、100℃、cS 3.50 流動点、’F (℃) 25 (−4)屈折率、20℃ 1.5009 屈折率、70℃ 1.4817 分子量 283 蒸留結果 D 2887、’F(℃) 初留点(IBP) 365 (185)10重量% 495 (257) 30重量% 604(318) 50重量% 706 (374) 70重量% 801 (427) 90重量% 905 (485) 終点(EP) 1022 (550) 蒸留結果 D1160、’F(℃) 初W点(IBP) 393 (200)10体積% 504 (262) 30体積% 598(314) 50体積% 700 (371) 70体積% 781 (416) 90体積% 880 (471) 合成物分析 炭素、重量% 87.。
水素、重量% 12.7 全窒素、重量% 0.15 塩基性窒素、ppm 380 イオウ、重量% 0.048 CCR1重量に 0.01 CA NA アニリン点、’F Ct) 152 (67)臭素価 2.17 パラフイン、重量% 12.6 ナフテン、重量% 47.1 芳香族化合物、重量% 40.3 6506F−(343℃−)、重量% 38.7実験結果 ムト5添加剤、重量% 0 0 25 25LCOクエンチ、 LV% O15 015ライザ一底部、’ F (℃) 1002(539) 1042(561 ) 1022(550) 1030(554)触媒:油(重量:重量)5.8  ?、0 5.4 6.4収率、%重量(LV%) Ct 1.6 1.9 1.9 2.6Cs 1.4(2,5) 1.2(2, 1) 1.6(2,9) 1.7(3,0)C3= 3.2 (5,6) 3. 6 (6,2) 4.9 (8,5) 5.8(10,2)n C41,+ ( 1,7) 0.9 (1,4) 1.0 (1,6) 1.0 (1,5)i  C< 3.7 (6,0) 3.2 (5,2) 4.0 (6,7) 4.1  (6,7)C4= 4゜1 (6,1,) 4.3 (6,5) 4.5 ( 6,6) 4.9 (7,3)ガソリン 54.6(64,8) 56.5(6 6,9) 49.2(58,2) 51.5(60,9)L CO25,7(2 4,9) 23.7(22,6) 28.0(26,9) 24.2(23,0 )MCB 2.0 (1,7) 1.6 (1,3) 2.9 (2,6) 1 .6 (1,5)コークス 2.6 3.1 2.0 2.6転化率 72.3 (73,4) 74.7(76,1) 69.1(70,5) 74.2(75 ,5)LV%、C3/C4= 11.7 12゜? 15.1 17.5力1り ン、 LV% 64.8 66.9 58.2 60.9この試験結果は、LO G急冷物質を使用するFCC装置にZSM−5を加えることにより、多量のプロ ピレン(10,2LV(液体体積)%)およびC4オレフィン(7,3LV%) をフィードから生成でき、他方、60.9 LV%のガソリンの製造を保持する ことを示す。液体としてのプロパンを含む全液体収率は、新規フィード基準で1 14.1LV%である。C3/C4オレフインフラクシヨンは、新規フィードの 17.5 LV%を示し、これは、新しい法的要請に合う改質燃料を製造するた めにこの物質のアルキル化またはエーテル化に関して相当の融通性を与えるもの である。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、 S E)、 AU、 CA、JP(72)発明者 バカナン、ジョン・スコツトアメ リカ合衆国 08619 ニューシャーシー、トレントン、バクソン・アベニュ ー66旙 (72)発明者 ジョンソン、ディピッド・リーアメリカ合衆国 19342  ペンシルバニア、グレン・ミルズ、コンコード・ミーティング・ロード 181 番 (72)発明者 ティトマン、ジェラルド・ジョゼフアメリカ合衆国 2218 0 バージニア、ビエナ、ヒリントン・コート 10139番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.重質炭化水素原料をより軽質の生成物に転換するための接触分解方法であっ て、 a.343℃(650°F)以上で沸騰する炭化水素を含んで成る重質炭化水素 原料を上方の出口セクションを有するライザー接触分解反応器の下方の基部セク ションに供給し、 b.触媒再生器からの熱い流動固体混合物を該ライザー反応器の基部に供給し、 該混合物は、基本FCC触媒組成物およびシリカ:アルミナ比が12以上であり 、拘束指数が1〜12であるゼオライトを無定形支持体上に有するゼオライトを 含んで成る添加触媒の別の粒子を含んで成り、該ゼオライトは固体混合物の3〜 10重量%であり、 c.495〜570℃(925〜1050°F)のライザー出口温度を含む接触 分解条件において、該原料を接触分解し、該ライザー反応器の該出口から排出さ れる、接触分解生成物および使用済み分解触媒および添加触媒を含んで成る使用 済み固体混合物を生成し、 d.該ライザー出口からの流出物を分解生成物に富む蒸気相ならびに使用済み分 解触媒および形状選択性添加触媒を含む使用済み固体混合物に富む相に分離し、 そして、 e.触媒再生器において、使用済み固体混合物を再生し、再生された固体混合物 を該ライザー反応器の基部にリサイクルすることを含んで成る方法。
  2. 2.接触分解工程(c)は、 (i)510〜590℃(950〜110°F)のライザーの基部における触媒 組成物/原料混合物の温度を含む条件において、該原料について第1接触分解工 程を実施し、 (ii)ライザー反応器の基部の下流で該ライザー反応器中にあり、また、該ラ イザー出口から上流でライザーの長さの少なくとも10%の箇所にある少なくと も1つの急冷領域において、触媒/原料混合物に急冷流体を加えて、ライザーに おける温度を少なくとも6℃(10°F)下げて固体および炭化水素蒸気の急冷 混合物を生成し、そして、 (iii)該ライザーの長さの少なくとも10%の少なくとも蒸気の滞留時間に 等しい時間の間、該急冷混合物について第2の接触分解工程を実施し、接触分解 生成物および固体の混合物を生成し、これらを該ライザー反応器の該出口から排 出することを含む請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.該フィードは軽油または減圧軽油またはその混合物であり、ライザー反応器 において0.2秒以内で蒸発する請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.該フィードは、急冷の前に、蒸気の滞留時間の少なくとも1秒間該ライザー において接触分解される請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 5.該急冷流体は、水、水蒸気およびリサイクルされる接触分解生成物から選択 される請求の範囲第1項記載の方法。
  6. 6.該急冷流体は、リサイクルされる重質ナフサもしくは軽質サイクル油または これらの混合物である請求の範囲第1項記載の方法。
  7. 7.急冷流体は、ライザー内において混合物の温度を6〜56℃(10〜100 ℃F)下げる請求の範囲第1項記載の方法。
  8. 8.形状選択性ゼオライトは、ZSM−5、ZSM−11、ZSM−12、ZS M−23、ZSM−35、ZSM−48およびZSM−57から選択される請求 の範囲第1項または第2項記載の方法。
  9. 9.形状選択性ゼオライトは、ZSM−5である請求の範囲第1項または第2項 記載の方法。
  10. 10.触媒組成物/原料比はライザーの底部において少なくとも4:1である請 求の範囲第1項または第2項記載の方法。
JP51954193A 1992-05-04 1993-04-30 流動接触分解 Expired - Fee Related JP3444884B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US87793592A 1992-05-04 1992-05-04
US877,935 1992-05-04
US877,919 1992-05-04
US07/877,919 US5389232A (en) 1992-05-04 1992-05-04 Riser cracking for maximum C3 and C4 olefin yields
PCT/US1993/004083 WO1993022400A1 (en) 1992-05-04 1993-04-30 Fluidized catalytic cracking

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07506389A true JPH07506389A (ja) 1995-07-13
JP3444884B2 JP3444884B2 (ja) 2003-09-08

Family

ID=27128464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51954193A Expired - Fee Related JP3444884B2 (ja) 1992-05-04 1993-04-30 流動接触分解

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0639217B1 (ja)
JP (1) JP3444884B2 (ja)
AU (1) AU668731B2 (ja)
CA (1) CA2130816C (ja)
DE (1) DE69321347T2 (ja)
ES (1) ES2123052T3 (ja)
WO (1) WO1993022400A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1143678A (ja) * 1996-11-15 1999-02-16 Nippon Oil Co Ltd 重質油の流動接触分解方法
US6656346B2 (en) 2001-06-07 2003-12-02 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Fluid catalytic cracking process for heavy oil
JP2006519856A (ja) * 2003-02-28 2006-08-31 エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー 流動接触分解装置におけるプロピレン生成のためのc6リサイクル
JP2011513558A (ja) * 2008-03-13 2011-04-28 中国石油化工股▲ふん▼有限公司 低品質の原料から軽質燃料を得るための方法
WO2015111566A1 (ja) 2014-01-24 2015-07-30 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 重質油の流動接触分解法
US9701914B2 (en) 2006-11-07 2017-07-11 Saudi Arabian Oil Company Advanced control of severe fluid catalytic cracking process for maximizing propylene production from petroleum feedstock
US9764314B2 (en) 2006-11-07 2017-09-19 Saudi Arabian Oil Company Control of fluid catalytic cracking process for minimizing additive usage in the desulfurization of petroleum feedstocks

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19602898A1 (de) * 1996-01-27 1997-07-31 Ruhr Oel Gmbh Verfahren zum katalytischen Kracken von Kohlenwasserstoffen
US6803494B1 (en) 1998-05-05 2004-10-12 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Process for selectively producing propylene in a fluid catalytic cracking process
BR0302326A (pt) 2003-06-03 2005-03-29 Petroleo Brasileiro Sa Processo de craqueamento catalìtico fluido de cargas mistas de hidrocarbonetos de diferentes origens
BRPI0800236B1 (pt) 2008-01-24 2019-05-14 Petroleo Brasileiro S.A. - Petrobras Processo e equipamento de craqueamento catalítico fluido para a produção de destilados médios de baixa aromaticidade
AU2009276694B2 (en) 2008-07-28 2015-08-06 Intercat, Inc. Composition and methods for preferentially increasing yields of one or more selected hydrocarbon products
FR2966160B1 (fr) * 2010-10-14 2013-11-15 IFP Energies Nouvelles Procede de craquage catalytique adapte au traitement de charges a faible carbon conradson comportant le recycle d'une coupe cokante selon une technologie nouvelle
CN102989528A (zh) * 2011-09-15 2013-03-27 中国石油化工股份有限公司 一种补充催化裂化装置热量的催化剂再生方法及设备

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3758403A (en) * 1970-10-06 1973-09-11 Mobil Oil Olites catalytic cracking of hydrocarbons with mixture of zsm-5 and other ze
US4356338A (en) * 1979-07-27 1982-10-26 Mobil Oil Corporation Extending catalyst life by treating with phosphorus and/or steam
IN165201B (ja) * 1984-07-11 1989-08-26 Mobil Oil Corp
FR2584732B1 (fr) * 1985-07-10 1988-08-19 Raffinage Cie Francaise Procede et dispositif pour le craquage catalytique de charges d'hydrocarbures, avec controle de la temperature de reaction
US4764268A (en) * 1987-04-27 1988-08-16 Texaco Inc. Fluid catalytic cracking of vacuum gas oil with a refractory fluid quench
US4988653A (en) * 1988-12-30 1991-01-29 Mobil Oil Corporation Elutriable multi component cracking catalyst mixture and a process for catalytic cracking of heavy hydrocarbon feed to lighter products
FR2663946B1 (fr) * 1990-05-09 1994-04-29 Inst Francais Du Petrole Procede de craquage catalytique en presence d'un catalyseur renfermant une zeolite zsm a ouverture de pore intermediaire.

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1143678A (ja) * 1996-11-15 1999-02-16 Nippon Oil Co Ltd 重質油の流動接触分解方法
US6656346B2 (en) 2001-06-07 2003-12-02 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Fluid catalytic cracking process for heavy oil
JP2006519856A (ja) * 2003-02-28 2006-08-31 エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー 流動接触分解装置におけるプロピレン生成のためのc6リサイクル
JP4711951B2 (ja) * 2003-02-28 2011-06-29 エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー 流動接触分解装置におけるプロピレン生成のためのc6リサイクル
US9701914B2 (en) 2006-11-07 2017-07-11 Saudi Arabian Oil Company Advanced control of severe fluid catalytic cracking process for maximizing propylene production from petroleum feedstock
US9764314B2 (en) 2006-11-07 2017-09-19 Saudi Arabian Oil Company Control of fluid catalytic cracking process for minimizing additive usage in the desulfurization of petroleum feedstocks
JP2011513558A (ja) * 2008-03-13 2011-04-28 中国石油化工股▲ふん▼有限公司 低品質の原料から軽質燃料を得るための方法
WO2015111566A1 (ja) 2014-01-24 2015-07-30 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 重質油の流動接触分解法
KR20160113122A (ko) 2014-01-24 2016-09-28 제이엑스 에네루기 가부시키가이샤 중질유의 유동 접촉 분해법

Also Published As

Publication number Publication date
CA2130816A1 (en) 1993-11-11
EP0639217A1 (en) 1995-02-22
DE69321347D1 (de) 1998-11-05
JP3444884B2 (ja) 2003-09-08
ES2123052T3 (es) 1999-01-01
WO1993022400A1 (en) 1993-11-11
AU4226193A (en) 1993-11-29
DE69321347T2 (de) 1999-02-25
EP0639217B1 (en) 1998-09-30
CA2130816C (en) 2004-03-16
EP0639217A4 (en) 1995-04-19
AU668731B2 (en) 1996-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5372704A (en) Cracking with spent catalyst
US5389232A (en) Riser cracking for maximum C3 and C4 olefin yields
US4624771A (en) Fluid catalytic cracking of vacuum residuum oil
KR101078139B1 (ko) 경질 올레핀 탄화수소 공정에서 분리벽 분리
US4601814A (en) Method and apparatus for cracking residual oils
JP6030701B2 (ja) 所望の生成物の収率および特性を改善するために添加剤をコーキング法に導入するシステムおよび方法
US10626339B2 (en) Process and apparatus for recycling cracked hydrocarbons
US20010042700A1 (en) Naphtha and cycle oil conversion process
JPH07506389A (ja) 流動接触分解
JPH06322377A (ja) 高および低コンカーボン成分を含むパラフィンリッチ供給原料を接触的にクラッキングする方法および装置
US4218306A (en) Method for catalytic cracking heavy oils
US20110282124A1 (en) Process for cracking a hydrocarbon feed
US3801493A (en) Slack wax cracking in an fccu with a satellite reactor
CA2401872A1 (en) Cycle oil conversion process
US4311579A (en) Preparation of FCC charge by selective vaporization
US6238548B1 (en) FCC process for upgrading gasoline heart cut
AU633424B2 (en) Inverted fractionation apparatus and use on a heavy oil catalytic cracking
CN111479903B (zh) 用于将烃裂化成较轻烃的方法和设备
CN109385306B (zh) 与加氢处理组合的催化裂化方法及装置
US20040140246A1 (en) Process for upgrading fcc product with additional reactor
WO2004106466A1 (en) Process for the fluid catalytic cracking of mixed feedstocks of hydrocarbons from different sources
JP3574555B2 (ja) 重質油の流動接触分解方法
EP1390446B1 (en) Fcc process for upgrading gasoline heart cut
EP0232259B1 (en) Method and apparatus for cracking residual oils
US20150141723A1 (en) Process for hydrotreating a coal tar stream

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees