JPH07506241A - ヒト クニツ−タイプ プロテアーゼ阻害剤変異体 - Google Patents

ヒト クニツ−タイプ プロテアーゼ阻害剤変異体

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JPH07506241A JP5511991A JP51199193A JPH07506241A JP H07506241 A JPH07506241 A JP H07506241A JP 5511991 A JP5511991 A JP 5511991A JP 51199193 A JP51199193 A JP 51199193A JP H07506241 A JPH07506241 A JP H07506241A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒト クニツータイプ プロテアーゼ阻害剤変異体発明の分野 本発明は、ヒト クニツ(Kuni tz)−タイプ プロテアーゼ阻害剤ドメ インの変異体、該ドメインをコードするDNA 、該変異体の製造方法および該 変異体を含有する医薬組成物に関する。
発明の背景 多形核の白血球(好中球又はPMNS)および単核性の食細胞(単球)は、組織 損傷、感染、急性および慢性炎症および創傷治ゆにおいて重要な役割を演じてい る。細胞は、血液から炎症の部位に移動し次いで適当な刺激が続き、それらは酸 化体化合物(Os ” 、 02− 。
H2O,および)IOcI)並びに多様の蛋白質分解酵素を含有する顆粒を放出 する。分泌物の顆粒は、特にアルカリホスファターゼ、メタロブロティナーゼ例 えばゲラチナーゼおよびコラゲナーゼおよびセリンプロテアーゼ例えば好中球エ ラスターゼ、カテピシンGおよびブロティナーゼ3を含有する。
潜在的メタロブロティナーゼは、組織阻害剤又はメタロブロティナーゼ(TIM P)と共に放出される。活性化機構は十分に解明されていないがしかし、チオー ル基の酸化および/又は蛋白質分解は、プロセスにおいて役割を演じていそうで ある。また、遊離メタロブロティナーゼ活性は、TIMPの失活に依存する。
白血球のアズール好性顆粒において、セリンプロテアーゼ好中球エラスターゼ、 カテプシンGおよびプロテアーゼー3はゲルコサミノグリカンで錯化される活性 酵素としてまとめられる。これらの錯体は不活性であるがしかし分泌の際解離し 活性酵素を放出する。
プロテアーゼ活性を中和するため、多量の阻害剤α1−ブロティナーゼ阻害剤( α1−PI)およびα1−キモトリプシン阻害剤(α1−Chi)が血漿中に見 出されている。しかし、PMNsは阻害剤を局部的に失活することが可能である 。
従って、好中球エラスターゼの最も重要な阻害剤であるαl −PIは誘発され たPMNsによって生産される酸素代謝物による反応中心(Met−358)で の酸化に対し感受性である。これは好中球エラスターゼに対するα、 −PIの 親和性を約2000倍だけ減少させる。
α、−PIの局部的中和後、エラスターゼは他の蛋白質分解酵素の多数の阻害剤 を分解することができる。エラスターゼはα、 −Chiを開裂しそしてこれに よりカテプシンG活性を促進する。また、それはTIMPを開裂し、メタロプロ ティナーゼによる組織分解をもたらす。更に、エラスターゼはアンチトロンビン ■およびヘパリン補因子、並びにおそらく血餅形成を促進する組織因子経路阻害 剤(TFPI)を分解する。一方、凝固因子を分解する好中球エラスターゼの能 力は、相反する作用を有するものと推定されその結果エラスターゼの合計作用は 不明である。繊維素溶解に対する好中球エラスターゼの作用は、不明確さが少な い。プラスミノーゲン活性止剤阻害剤は02代謝生成物により酸化されそして失 活する。
PMNsは多量のセリンプロテアーゼを含有し、そして約200■の各白血球プ ロテアーゼが毎日放出されそして体内で健康な組織を冒す剤と戦う。急性の炎症 は、放出される酵素の量の多数倍増加をもたらす。正常の条件下、蛋白質分解は 、多量の阻害剤α、 −PI、α1−Chlおよびα8マクログロブリンにより 許容できる程度に低いレベルで保持される。しかし、多数の慢性疾患が、例えば 自己免疫応答、慢性感染、タバコ又は他の刺激物等により引きおこされる、PM Nsの過剰刺激による病理学の蛋白質分解により引きおこされるという幾分の示 唆がある。
アプロチニン(牛の膵臓トリプリン阻害剤)が、トリプリン、キモトリプシン、 プラスミンおよびカリケレンを含む種々のセリンプロテアーゼを阻害することが 知られており、そして急性膵炎、ショック症状の種々の状態、線溶亢進出血およ び心筋梗塞形成の治療において治療的に用いられている(注、例えば、J、E、 トラブネル等、アプロチニンを高用量で投与すると、心肺のバイパス手術を含む 心臓手術に関連して血液損失を著るしく減少させる(注、例えばB。
すでに以下の内容は示されていた(例えば、H,R,ウエンゼルおよびH,シュ スシエ、Angew、Chem、Internat、Ed、 20.1981. 295頁);すなわち、幾つかのアプロチニン類似体、例えばアプロチニン(1 −58゜Val15)は顆粒球エラスターゼに対する比較的高い選択性およびコ ラゲナーゼに対する阻害作用を示し、アプロチニン(1−58,Ala15)は エラスターゼに対する弱い作用を有し、一方アブロチニン(3−58゜Arg1 5. Ala17.5er42)は、秀れたプラスマカリクレイン阻害作用を示 す(注、国際公開89/10374)。
しかし、生体内で投与すると、アプロチニンは比較的高用量のアプロチニンのく りかえし注射後、ラット家兎および犬において腎毒素作用を有することが見出さ れた(バイエル、Trasylol。
Inhibitor of」皿LeinasLE、グラーゼル等“Verhan dlungen derDeutschen Ge5ellschaft fa n 1nnere Medizin、7B、Kongress”において、ベル クマン、ミュンヘン、1972.1612−1614頁)。
アプロチニンに対して観察される腎毒素(特に損傷の形で現われる)は、細管の 負に荷電した表面にそれを結合せしめるアプロチニンの高い正の全荷電の結果、 腎臓の近位細管細胞においてアプロチニンの蓄積に帰因すると思われる。この腎 毒素は臨床の目的、特に多用量の阻害剤を投与を必要とする目的(例えば心肺バ イパス手術)に対しアプロチニンをより少なく適合したものとする。その上、ア プロチニンは半量白質であり、これは従って1個以上のエピトープを有しこのエ ピトープは、ヒトに対しアプロチニンの投与の際好ましくない免疫応答をもたら すであろう。
従って、本発明の目的は、同様の阻害剤プロフィール又は望ましい阻害剤プロフ ィールを示すように改変されたアプロチニン(すなわち、クニツータイプ阻害剤 )と同じタイプのヒトプロテアーゼ阻害剤を同定することにある。
発明の要約 本発明は、組織因子経路阻害剤(TFPI)のヒト クニツ(Kunitz)− タイプ プロテアーゼ阻害剤ドメイン■の変異体に関し、この変異体は次のアミ 酸配列: X’ Ser Trp Cys Leu Thr Pro Ala Asp X ’ Gly X” Cys X’ X″x’ x’X’ X’ Phe Tyr  Tyr Asn Ser Val lie Gly Lys Cys Arg  Pro Phe X”Tyr X” Gly Cys X12X” X14G lu Asn Asn Phe X” Ser Lys GlnGlu Cys  Leu Arg Ala Cys Lys Lys X” (配列番号l)( 式中、Xlは水素又は1〜5個の天然アミノ酸残基(Cysを除く)であり、X 2〜X1sは各々独立に天然アミノ酸残基(Cysを除く)であり、そしてX” はOH又は1〜5個の天然アミノ酸残基(Cysを除く)であり、但しアミノ酸 残基x’ −x”の少なくとも1個は、天然配列の対応するアミノ酸残基と異な る)を含んでなる。
本発明に関し、語句「天然アミノ酸残基」は20個の普通に生じるアミノ酸、す なわちAla、 Vat、 Leu、 lie、 Pro、 Phe、 Trp 、 Met。
Gly、 Ser、 Thr、 Cys、 Tyr、 Asn、 Gln、 A sp、 Glu、 Lys、 Arg andHisのいずれか1つを示すもの と意図される。
外因性経路阻害剤(EPI)としても知られているTFP r又はリポタンNa t1.Acad、Sci、USA 84,1987.1886〜1890頁)そ して蛋白質をコードする遺伝子がクローン化された(注、ヨーロッパ特許318 451)。
蛋白質の二次構造の分析は次の内容を示した:すなわち、蛋白質は3個のクニツ ータイプ阻害剤ドメイン、アミノ酸22がらアミノ酸79(■)、アミノ酸93 からアミノ酸150(n)およびアミノ酸185がらアミノ酸242(I[)を 有している。TFP IのクニッータイプドメインはTF/FVIIaを結合す ることが知られ、一方りニッータイプドメイン■はFXaに対し結合することが 示された(ギラルド等、Nature。
4棧−,1989,518〜520頁)。
1個以上の先に示された位置において、1個以上のアミノ酸を置換することによ り、TFP Iクニッータイプドメイン■の阻害剤プロフィルを変化させる可能 があり、その結果それは好中球エラスターゼ、カテプシンGおよび/又はプロテ アーゼー3を優先的に阻害する。
更に、凝固又は繊維素溶解(例えばプラスミン又はプラスマヵリクレイン)又は 補体カスケードにおいて含まれる酵素を特異的に阻害する変異体を構築すること が可能である。
TFP Iクニッータイプドメイン■の1つの利点は次の通りである:すなわち 、それは前記の如く強い正の実効電荷を有するアプロチニンとは反対に負の実効 電荷を有する。従って、アプロチニンよりもより低い正の実効電荷を有する本発 明の変異体を構築することが可能であり、これにより多用量の変異体の投与の際 腎臓損傷の危険を減少することができる。他の利点は、アプロチニンとは反対に 、それがヒト蛋白質(フラグメント)であり、その結果ヒトに投与の際の望まし くない免疫学的反応が著るしく減少する。
発明の詳細な開示 クニツータイプドメイン■又はTFP Iの好ましい変異体の例は、変異体(こ こにおいて、XlはGly−Proであるか;又はXIはAla。
Arg、 Thr、 Asp、 Pro、 Glu、 Lys、 Gln、 S er、 lieおよびValから成る群から選ばれるアミノ酸残基であり、特に ここにおいてXIはThr又はArgであるか;又はここにおいてI3はPro 、 Thr、 Leu。
Arg、 Valおよびlieから成る群から選ばれるアミノ酸残基であり、特 にここにおいてI3はPro又はLeuであるか、又はここにおいてI4はLy s、 Arg、 Val、 Thr、lie、Ilu+ Phe、 Gly、  Ser、 Met、 Trp。
Tyr、 Gin、 AsnおよびAlaから成る群から選ばれたアミノ酸残基 であり、特にここにおいてI4はLys、 Val、 Leu、 Ile、 T hr、 Met。
Gin又はArgであるか、又はここにおいてI5はAla、 Gly、 Th r。
Arg、 Phe、 GinおよびAspから成る群から選ばれるアミノ酸残基 であり、特にXsはAla、 Thr、 Asp又はcryであるか、又はここ においてI6はArg、 Ala、 Lys、 Leu、 Gly、 His、  Ser、 Asp、 Gin、 Glu。
Vat、 Thr、 Tyr、 Phe、 Asn、lieおよびMetから成 る群から選ばれるアミノ酸残基であり、特にI6はArg、 Phe、 Ala 、 Asn、 Leu又はThyであるか;又はここにおいてI7はlie、  Met、 Gln、 Glu、 、Thr。
Leu、 ValおよびPheから成る群から選ばれるアミノ酸残基であり、特 にここにおいてI7はlie又はGluであるか;又はここにおいてXlはIl e、 Thr、 Leu、 Asn、 Lys、 Ser、 Gin、 Glu 、 Arg、 Pro、およびPheから成る群から選ばれたアミノ酸残基であ り、特にここにおいてXsはlie又はAsnであるか、又はここにおいてI9 はArg。
Ser、 Ala、 Gin、 LysおよびLeuから成る群から選ばれるア ミノ酸残基であり、特にここにおいてI9はArgであるか;又はここにおいて XIoはGin、 Pro、 Phe、lie、 Lys、 Trp、 Ala 、 Thr、 Leu、 Ser。
Tyr、 His、 Asp、 Met、 ArgおよびValから成る群から 選ばれるアミノ酸残基であり、特にここにおいてX1oはVal又はLysであ るか;又はここにおいてX11はSer又はGlyであるか;又はここにおいて XI2はGly、 Met、 Gln、 Glu、 Leu、 Arg、 Ly s、 ProおよびAsnから成る群から選ばれるアミノ酸残基であり、特にこ こにおいてX12はArg又はGluであるか;又はここにおいてX12はAl a又はGlyであるか、又はここにおいてX”はLys又はAsnであるか;又 はここにおいてX1sはVal、 Tyr、 Asp、 Glu、 Thr、  Gly、 Leu、 Ser、lie、 Gin。
His、 Asn、 Pro、 Phe、 Met、 Ala、 Arg、 T rpおよびLysから成る群から選ばれるアミノ酸残基であり、特にここにおい てX I SはLys又はThrであるか;又はここにおいてXI6はGlyで ある)である。好ましい態様において、XIはLys−ProでありそしてX1 6はGlyであり、一方X!〜X′′は前記の如くである。
本発明のTFP +クニツータイプドメイン■の変異体は、プロテアーゼ結合領 域(すなわち、x” −x”によって表わされるアミノ酸残基)にMet残基を 好ましくは含有すべきでない。前記のα、 −PIと同様に、これらの位置のい ずれか1つにおけるMet残基は、PMNsによって生産される酸素代謝生成物 による酸化的失活に対し阻害剤を感受性にするであろう、そして逆にこれらの位 置におけるMet残基の欠落はそのような酸素代謝生成物の存在下、阻害剤をよ り安定にするであろう。
本発明の一般に好ましい変異体は、クニツドメインのプロテアーゼ結合部位に位 置する1個以上のアミノ酸残基(すなわち、アプロチニンの位置13.15.1 6.1?、 18.19.20.34.39.40.41および46に対応する x”−x”の1又はそれ以上)が天然アプロチニンの同じ位置に存在するアミノ 酸に対して置換されている変異体である。
この変異体は次のアミノ酸配列を含んでなる:Gly Pro Ser Trp  Cys Leu Thr Pro Ala Asp Arg Gly Pro  Cys Lys AlaArg lie Ile Arg Phe Tyr  Tyr Asn Ser Val Ile Gly Lys Cys Arg  Pr。
Phe Val Tyr Gly Gay Cys Arg Ala Lys  Glu Asn Asn Phe Lys Ser LysGln Glu C ys Leu Arg Ala Cys Lys Lys Gly (配列番号 2)。
他の面において、本発明は本発明に係るヒト クニツータイプ阻害剤ドメイン変 異体をコードするDNA構築体に関する。本発明のDNA構築体は確立された標 準法、例えばS、 L、ベケージおよびM、 H,力801〜805頁に記載さ れた方法により合成的に調製できる。フォスフアミダイト法に従がい、オリゴヌ クレオチドを例えば自動DNA合成器中で合成し、精製し、アニールし、結合さ せそして適当なベクター中でクローン化される。
択一的に、(例えば合成オリゴヌクレオチドプローブを用いTFP 1をコード するDNAに対するゲノム又はcDNAライブラリーをスクリーニングしそして そこからドメイン■に対しコードするDNA配列を単離することによって得られ る)TFP[クニツータイプドメイン■をコードするゲノム又はcDNAライブ ラリーを使用することが可能である。
DNA配列は、例えば周知の手順に従かい相同組換えに対し所望のアミノ酸配列 をコードする合成ヌクレオチドを用い部位特異的変異誘発により、アミノ酸置換 を導入することが望まれている部位に相当する1以上の部位で修飾される。
更に別の面において、本発明は本発明のDNA構築体を含んでなる組換え発現ベ クターに関する。組換え発現ベクターは組換え体DNA工学に好都合で委ねられ 得るいかなるベクターであってよく、そしてベクターの選択はそれが導入される べき宿主細胞にしばしば依存するであろう。従って、ベクターは自己復製ベクタ ー、すなわち染色体外物(その復製は染色体復製に独立である)として存在する ベクター例えばプラスミドであってよい。択一的にベクターは、宿主細胞に導入 されるとき、宿主細胞ゲノム内に組込まれそしてそれが組込まれた染色体と共に 復製されるベクターである。
ベクターにおいて、本発明のTFP Iクニッータイプドメイン■変異体をコー ドするDNA配列は、適当なプロモータ配列に作動連結されるべきである。プロ モーターは、選択の宿主細胞において転写活性を示すいかなるDNA配列であっ てよくそして宿主細胞に相同であるか又は非相同であるプロテアーゼをコードす る遺伝子から誘導され得る。哺乳動物細胞において本発明のTFPIクニッータ イプドメイン■変異体をコードするDNAの転写を行うための適当なプロモータ ーの例は、SV40プロモーター(スブラマニー等、Mo1.Ce1l Bio l、1 。
1981、854−864頁) 、MT−1(メタロチオネイン遺伝子)プロモ ーター(パルミター等、5cience 222,1983.809−814頁 )又はアデノウィルス2メジヤーレートプロモーターである。酵母宿主細胞にお いて使用するための適当なプロモーターには、酵母解糖遺伝子からの頁)又はア ルコールデバイドロゲナーゼ遺伝子からのプロモーター(ユング等、Genet ic [!ngineering of Microorganisms fo r Chemi−cals (ヘレンダー等編)、ブレナス社、ニューヨーク、 1982) 、又はTPII (米国特許4.599.311)又はADH2− 4C(ラッセル等、NaturetpiAプロモーターである。
本発明のTFP Iクニツータイプドメイン■変異体をコードするDNA配列は 又、適当なターミネータ−1例えばヒト成長ホルモンターミネータ−(バルミタ ー等、同上)又は(菌類宿主に対し) TPII (アルバーおよびカワサキ、 同上)又はADH3(ミックナツト等、同上)プロモーターに作動連結され得る 。更に、ベクターはポリアデニル化シグナル(例えばSV40又はアデノウィル ス5Elb領域)、転写エンハンサ−配列(例えばSV40エンハンサ−)およ び転写エンハンサ−配列(例えば、アデノウィルスVA PNAsをコードする 配列)の如き要素を含んでなる。
本発明の組換え体発現ベクターは、対象の宿主細胞中でベクターを復製せしめる DNA配列を更に含んでなる。(宿主細胞が哺乳動物細胞である場合)そのよう な配列の例は、復製のSV40開始点、又は(宿主細胞が酵母細胞である場合) 酵母プラスミドの2μ復製遺伝子REP13および復製開始点である。ベクター は又、選択マーカー、例えば遺伝子(その生成物は宿主細胞内の欠損を補う)、 例えばジヒドロフオレートリダクターゼ(HDPR)をコードする遺伝子又は薬 物、例えばネオマイシン、ハイグロマイシン又はメトトレキサレートに耐性を与 える遺伝子、又はシゾサッカロマイセス ボムベ(Shizosaccharo myces pombe)TPI遺伝子(P、 Rラッセル等により記載、Ge ne 40,1985.125〜130頁)を含んでなる。
本発明のTFP Iクニツータイプドメイン■変異体をコードするDNA配列を 連合するために用いられる手順、およびそれらを、復製に対し必要な情報を含有 する適当なベクター内に挿入するために用いられる手順は、当業者に周知である (注、例えば、サンプルツク等、Mo1ecular Cloning:A L aboratory Manual、コールド スプリングハーバ−、ニューヨ ーク、1989)。
本発明の発現ベクターが導入される宿主細胞は、本発明のTFP Iクニツータ イプドメイン■変異体を生産できる如何なる細胞であってよくそして好ましくは 真核細胞、例えば哺乳動物、酵母又は菌類細胞である。
本発明に従って、宿主細胞として用いられる酵母生物体は、培養により、本発明 のTFP Iクニッータイプドメイン■変異体を多量に生産する如何なる酵母生 物体であってよい。適当な酵母生物体の例は、酵母菌種サツカロマイセス セレ ビシェ(Saccharomyces cerevisiae)、サツカロマイ セス クルベリ (Saccharomyces Kluyveri) 、シゾ サッカO’フイセス ボムベ(Shizosaccharomyces pom be)又はサツカロマイセス ラバラム(Saccharomyces uva rum)の菌株である。酵母細胞の形質転換は、例えばプロトプラスト形成、次 いで自体公知方法で形質転換により行うことができる。
適当な哺乳動物細胞系の例は、CO3(ATCCCRL 1650) 、BHK  (ATCCCCL 10)又はCHO(ATCCCCL 61)細胞系である 。哺乳動物細胞に移入し次いで細胞内で導入されたDNA配列を発現する方法は 、例えば841−845頁に記載されている。
択一的に、菌類細胞は本発明の宿主細胞として使用できる。適当に記載されてい る。
本発明は更に、本発明に係るTFPIクニツータイプドメイン■変異体の製造方 法に関し、この方法は変異体の発現を誘発する条件のもとて前記細胞を培養し次 いで得られた変異体を培養物から回収することを含んでなる。
細胞を培養するために用いられる培地は、宿主細胞の選択に応じ、哺乳動物細胞 又は菌類(酵母を含む)細胞を増殖するために適当な如何なる通常の培地であっ てよい。変異体は増殖培地に対し宿主細胞により分泌されそして細胞を培地から 遠心分離により又は濾過により分離し、上澄み又は濾液の蛋白質成分を塩、例え ば硫酸アンモニウムにより沈殿させ、種々のクロマトグラフィー法、例えばイオ ン交換クロマトグラフィー又はアフィニティークロマトグラフィー等により精製 することを含む常法によりそこから回収される。
本発明は又、本発明のTFP Iクニツータイプドメイン■変異体並びに医薬と して許容され得る担体又は賦形剤を含んでなる医薬組成物する確立された方法に より製剤化できる。組成物は典型的には全身性注射用又は注入用に適した形態で あってよく、そしてそのま\殺菌水又は等張食塩水又はグルコース溶液と共に製 剤化できる。
従って、本発明のTFP Iクニツータイプドメイン■変異体は、天然アプロチ ニン又は他の阻害剤プロフィールを有するアプロチニン類似体に対し提案されて いる治療的適用、特に多量のアプロチニン用量の使用を必要とする適用に対し有 利に使用することが意図される。
本発明の変異体の使用が、その能力の結果として、ヒトセリンプロテアーゼ、例 えばトリプシン、プラスミン、カリクレイン、エラスターゼ、カテプシンGおよ びプロテアーゼー3を阻害することが示される治療的適用には、(以下に制限さ れないカリ急性膵炎、炎症、血小板減少症、血小板機能の保存、器官保存、創傷 治ゆ、ショック(ショック肺を含む)および線溶亢進出血、気腫、リューマチ様 関節炎、成人呼吸性疾患症状、慢性炎症腸疾患および乾癖、換言すればエラスタ ーゼ、カテプシンGおよびトリガード(triggered)PMNsから放出 されるブロティナーゼー3により病理学的タンパク質分解によりひきおこされる と推定される疾患が含まれる。
更に、本発明は過剰刺激されたPMNsから放送されたプロテアーゼによる、病 理学的タンパク質分解に関連した疾患又は症状の予防又は治療に対する医薬の製 造に対し上記の如<TFPIクニツータイプ阻害剤ドメイン■又はその変異体の 使用に関する。上記の如く、ヘパリンをTFP lクニツータイプ阻害剤ドメイ ン■又は変異体と同時に投与することは有利であろう。
前記の医薬使用とは別に、特定した如きTFP Iクニツータイプドメイン■又 はその変異体は、例えばスクリーニング分析又はアフィニティクロマトグラフィ ーにより、直接に又は間接にTFP Iクニツータイプドメイン■を結合する、 有用なな天然物質、例えばプロテアーゼ又はレセプターを単離するために使用で きる。
配列表 (1)一般情報: (i)出願人: (A)命名:ノボ ノルディスクA/5(B)街:ノボ アレ (C)市:バグスバエルト (D)国:デンマーク (F)郵便番号(ZIP) : DK−2880(G)(電話) : +454 4448888(H)テレファクス: +4544493256(1)テレック ス: 370304 (ii)発明の名称:ヒト クニツータイプ プロテアーゼ阻害剤変異体 (ii)配列の数=2 (iv )コンピューター読みとり方式(A)媒体のタイプ:フロッピーディス ク(B)コンピューター: IBM PCコンパチブル(C)作動システム:  PC−DO5/MS−DO8(2)配列番号:lに対する情報 (i)配列の特徴 (A)長さ=57個のアミノ酸 (B)タイプ:アミノ酸 (C)鎖の数ニ一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)分子タイプ:蛋白質 (vi)起源: (A)生物名二合成 (xi)配列の詳細:配列番号2: (2)配列番号=2に対する情報 (i)配列の特徴: (A)長さ=58個のアミノ酸 (B)タイプ:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖 (ii)分子タイプ:蛋白質 (vi )起源: (A)生物−合成 (xi)配列の詳細:配列番号2: 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成6年7月7日

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.組織因子プロテアーゼ阻害剤(TFPI)のヒト クニツータイプ プロテ アーゼ阻害剤ドメインIIIの変異体であって、該変異体が次のアミノ酸配列: 【配列があります】 (配列番号1) (式中、X1は水素又は1〜5個の天然アミノ酸残基(Cy3を除く)であり、 X2〜X15は各々独立に天然アミノ酸残基を表わし、そしてX16はOH又は 1〜5個の天然アミノ酸残基(Cysを除く)を表わす、但しアミノ酸残基X1 〜X16の少なくとも1個は、天然配列の対応するアミノ酸残基と異なる) を含んでなる、前記変異体。
  2. 2.X1がGly−Proである、請求の範囲第1項記載の変異体。
  3. 3.X2が、Ala,Arg,Thr,Asp,Pro,Clu,Lys,Gl n,Ser,IleおよびValから成る群から選ばれるアミノ酸残基である、 請求の範囲第1項記載の変異体。
  4. 4.X2がThr又はArgである、請求の範囲第3項記載の変異体。
  5. 5.X3がPro,Thr,Leu,Arg,ValおよびIleから成る群か ら選ばれるアミノ酸残基である、請求の範囲第1項記載の変異体。
  6. 6.X3がPro又はLeuである、請求の範囲第5項記載の変異体。
  7. 7.X4が、Lys,Arg,Val,Thr,Ile,Leu,Phe,Gl y,Ser,Met,Trp,Tyr,Gln,AsnおよびAlaから成る群 から選ばれるアミノ酸残基である、請求の範囲第1項記載の変異体。
  8. 8.X4がLys,Val,Leu,Ile,Thr,Met,Gln又はAr gである、請求の範囲第7項記載の変異体。
  9. 9.X5がAla,Gly,Thr,Arg,Phe,GlnおよびAspから 成る群から選ばれる、アミノ酸残基である請求の範囲第7項記載の変異体。
  10. 10.X5がAla,Thr,Asp又はGlyである、請求の範囲第9項記載 の変異体。
  11. 11.X5がArg,Ala,Lys,Leu,Gly,His,Ser,As p,Gln、Glu,Val,Thr,Tyr,Phe,Asn,Ileおよび Metから成る群から選ばれるアミノ酸残基である、請求の範囲第1項記載の変 異体。
  12. 12.X5がArg,Phe,Ala,Asn,Leu又はTyrである、請求 の範囲第11項記載の変異体。
  13. 13.X7がIle,Met,Gln,Glu,Thr,Leu,Val、およ びPheから成る群から選ばれるアミノ酸残基である、請求の範囲第1項記載の 変異体。
  14. 14.X7がIle又はGluである、請求の範囲第13項記載の変異体。
  15. 15.X8がIle,Thr,Leu,Asn,Lys,Ser,Cln,Gi H,ArE,ProおよびPheから成る群から選ばれるアミノ酸残基である、 請求の範囲第1項記載の変異体。
  16. 16.X8がIle又はAsnである、請求の範囲第15項記載の変異体。
  17. 17.X9がArg,Ser,Ala,Cln,LysおよびLeuから成る群 から選ばれるアミノ酸残基である、請求の範囲第1項記載の変異体。
  18. 18.X9がArgである、請求の範囲第17項記載の変異体。
  19. 19.X10がGln,Pro,Phe,Ile,Lys,Trp,Ala,T hr,Leu,Ser,Tyr,His,Asp,Met,ArgおよびVal から成る群から選ばれるアミノ酸残基である、請求の範囲第1項記載の変異体。
  20. 20.X10がVa1又はLysである、請求の範囲第19項記載の変異体。
  21. 21.X11がSer又はGlyである、請求の範囲第1項記載の変異体。
  22. 22.X12がGly,Met,Cln,Glu,Leu,Arg,Lys,P roおよびAsnから成る群から選ばれるアミノ酸残基である、請求の範囲第1 項記載の変異体。
  23. 23.X12がAla又はLeuである、請求の範囲第22項記載の変異体。
  24. 24.X13がAla又はGlyである、請求の範囲第1項記載の変異体。
  25. 25.X14がLys,AsnおよびAspから成る群から選ばれるアミノ酸残 基である、請求の範囲第1項記載の変異体。
  26. 26.X14がLys又はAsnである、請求の範囲第25項記載の変異体。
  27. 27.Val,Tyr,Asp,Glu,Thr,Gly,Leu,Ser,I le,Gln,His,Asn,Pro,Phe,Met,Ala,Arg,T rpおよびLysから成る群から選ばれるアミノ酸残基である、請求の範囲第1 項記載の変異体。
  28. 28.X15がLys又はGluである、請求の範囲第27項記載の変異体。
  29. 29.X16がGlyである、請求の範囲第1項記載の変異体。
  30. 30.X1がGly−ProでありそしてX16がGlyである、請求の範囲第 1項記載の変異体。
  31. 31.次のアミノ酸配列: 【配列があります】 (配列番号2)。 を含んでなる、請求の範囲第1項記載の変異体。
  32. 32.請求の範囲第1〜31項のいずれか1項に記載のヒトクニツータイププロ テアーゼ阻害剤変異体をコードするDNA配列を含んでなるDNA構築体。
  33. 33.請求の範囲第32項記載のDNA構築体を含んでなる組換え発現ベクター 。
  34. 34.請求の範囲第32項記載のDNA構築体又は請求の範囲第33項記載の発 現ベクターを含有する細胞。
  35. 35.請求の範囲第1〜31項のいずれか1項に記載のヒトクニツータイププロ テアーゼ阻害剤変異体の製造方法であって、請求の範囲第34項記載の細胞を蛋 白質の発現を誘発する条件下で培養し、次いで培地から得られた蛋白質を回収す ることを含んでなる、前記方法。
  36. 36.請求の範囲第1〜31項のいずれか1項に記載のヒトクニツータイププロ テアーゼ阻害剤変異体および医薬として許容され得る担体又は賦形剤を含んでな る、医薬組成物。
  37. 37.更にヘパリンを含んでなる、請求の範囲第36項記載の医薬組成物。
  38. 38.病理学的蛋白質分解と関連した疾患又は症状の予防又は治療のための医薬 の製造に対する、請求の範囲第1〜31項のいずれか1項に記載のTFPIのヒ トクニツータイププロテアーゼ阻害剤ドメインIII又はその変異体の使用。
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