JPH07505190A - フルオロカーバメート防汚剤 - Google Patents

フルオロカーバメート防汚剤

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 フルオロカーバメート防汚剤 発明の分野 本発明は、繊維と反応性の、尿素結合を含む新規なアルコキシポリオキシアルキ レンフルオロカーバメートおよび繊維に耐久性の撥油性、除汚性(soil−r epellency)および防汚性(soil velease)といった特性 を付与するためのその使用ならびに繊維と反応性のフルオロカーバメートを製造 する新規な方法に関する。
発明の背景 織物の性質を改良するための処理または改質は繊維工業においては常時実施され ている。例えば、木綿、木綿ポリエステル混紡および洗濯時に自然にひど(しわ がよる他のセルロース混合物のような織物に「ウオツシュアンドウェア」特性ま たは「パーマネントプレス」特性を付与するために、熱硬化性有機樹脂がしばし ば用いられる。商業的に滴定のいく織物を提供するために、柔軟仕上剤、硬仕上 剤(stiffner) 、潤滑剤などのような種々の変性用添加剤または仕上 剤もまた樹脂とともに普通に用いられている。このような処理/変性は一般に織 物の親油性を増大し、それによって油性のじみが付着する傾向が著しく強まり、 また洗濯後に油性のじみを除く(release)能力を減する。
樹脂で処理/変性された織物はその親油性を減少させそして洗濯の際に汚れを取 り除き易くするために、親水性物質を併用して処理することができる。防汚剤( son release agent)とも称されるこれらの物質は、カルボキ シメチルセルロースのような親水性コロイド、ポリアクリル酸のような合成親水 性ポリマーまたは弗素化合物をベースとする系であってよい。後者は、弗素化さ れた撥油/撥水剤と、弗素化されてない親水性誘導体または弗素化された疎油性 部分と弗素化されてない親水性部分との両方を含有する化学的混成物との物理的 混合物よりなっており特に有利である。何故ならば、この系は、通常の着用中に 撥油性を与え、そして油性の汚れの織物または繊維束内への[ウィッキング(冒 icking) Jあるいは拡散を阻止しまた洗濯中の防汚を容易にするからで ある。
従来の弗素化された防汚製品には一般に下記に述べる難点がある。
従来品は、中間反応生成物の一つまたはそれ以上の単離および精製を必要とする 、定量的収率値より低い多段階の方法により製造され、そして(または)有毒な 、可燃性および(または)高価な有機溶媒中の溶液として、または凝固/融解も しくは剪断に関して安定でない傾向がありまたは織物の縮充仕上(mill f inish)浴との相容性が劣りそしてこれに対する安定性が劣る表面活性剤で 安定化された乳濁液または分散液として利用され、そして(または)繊維織物に 適用される場合に洗浄に十分に耐性でない。
これに対して、本発明の製品は、(a)商業的な繊維織物の仕上調製物と相容性 がありそしてこの調製物中で安定であり、(b)洗浄に耐える増強された防汚特 性を繊維を含む織物に付与しそして(C)高収率の簡単な方法により商業的に入 手可能な原料物質から容易に製造される、移動性で、固形分高含有で、有機溶媒 を含まず、界面活性剤を含まず、凝固/融解に関して安定であり、剪断に対して 安定である水性の系を提供する。
発明の概要 本発明の弗素化合物製品(fluoroehemical products) は、(1)1分子あたり少な(とも三つのイソシアネート(NCO)基を含む少 なくとも一つのポリイソシアネートを、(2)Berjchte、 40.20 23(1,907年)に於いてZerevitinovによって定義される反応 性水素原子を少なくとも一つ有する一つの官能基と、少なくとも二つの弗素原子 をそれぞれが有する少なくとも二つの炭素原子とを1分子あたりに有する少なく とも一つの弗素化合物反応剤、(3)上記に規定のごときZerewjtjno ffの反応性水素原子を少なくとも一つ有する官能基を1分子あたり一つ含む水 で溶媒和されうる少なくとも一つの親水性反応剤、(4)少なくとも一つのZe rewitfnoffの反応性水素原子を含みまたNCO基との反応に際して、 Zere+witinoffの反応性水素原子を含む繊維質の基材に対する反応 性が一時停止している(abeyant)官能基を生成する少なくとも一つの反 応剤、次いで(5)水、と反応することにより製造される化合物からなる。その 反応は、反応体である装入物に不活性な有機溶媒中で行われるが、その溶媒は次 いで除去され水で置換されて、弗素化合物またはその混合物を移動性で、有機溶 媒を含まず、そして界面活性剤を含まず、凝固/融解および剪断に関して安定で ある水性分散液として得る。繊維状の基材が木綿またはナイロンなどを含む場合 、繊維状の基材そのものが前記した反応性水素原子を備えていることになる。本 発明の尿素結合を含むポリオキシアルキレンフルオロカーバメートを、このよう な反応性水素原子をそれ自体が含まない繊維状基材に使用する場合、それでもな お基材がこのような反応性水素原子を含む繊物用補助剤を含んでいるので、この ような繊維状基材と反応するであろう。別の場合には織物が油性の汚れを付着さ せまた保持する傾向を増大させる他の織物用補助剤つまり織物の「手ざわり」、 防シワ性または加工性を増強するために使用する剤を併用する場合、本発明の弗 素化合物は、(A)織物または繊維束から油性の汚れをはねかえし、またこれら にこの汚れが拡散および(または)「ウィッキング」を阻止する耐久性の疎油性 で疎水性の乾燥織物表面コーティングと(B)油/繊維の中間面に水と洗剤を拡 散させることにより油性の汚れの除去を容易にする、洗濯時の親水性の織物表面 コーティングを提供する。
発明の詳細 な説明の目的には三つまたはそれ以上のイソシアネート基を有する任意のポリイ ソシアネートまたはその混合物が使用できる。例えば式: (式中Xは1以上の整数、望ましくは1から8の間の整数である) を有するヘキサメチレンジイソシアネートホモポリマーを使用することができる 。このようなヘキサメチレンジイソシアネートホモポリマーの混合物は商業的に 入手できるので本発明の目的にとって好ましい。また、式: B−NCO (式中、Bは望ましくは脂肪族、脂環式、芳香族または芳香脂肪族である2価の 炭化水素基である) によって表すことのできる炭化水素ジイソシアネートから誘導されるインシアニ ュレート三量体も興味深い。例えば、Bはへキサメチレン(Dess+odur  N−3300,Mobay Corporation)、トルエンまたはシク ロヘキシレン(Polyisocyanate IPDI Adduct T  1890/100. l’1uls)であってよい。本発明の目的のために有用 な別なポリイソシアネートは次の一般式: %式% (式中RIsはメチルまたはエチル基であり、そしてR目はを有するものである 。本発明の目的にとってやはり有用なのはメチン−トリス(フェニルイソシアネ ート)および式:を有するポリイソシアネ・−トと同様に、1,6.11−ウン デカントリイソシアネートつまり 0CN−(CHx)i−CR−(CHx)s−NCONCO である。
本発明の弗素化合物の疎油性/疎水性は、この化合物の弗素化合物成分(2)か ら誘導される。広汎な種類の弗素化合物反応剤またはその混合物は、それぞれが 前記に定義した反応性水素原子を一つまたはそれ以上払各々が少なくとも二つの 弗素原子を含む少なくとも二つの炭素原子とを有する一つの官能基を有するかぎ り、弗素化合物成分のために使用できる。しかし、弗素化合物反応剤またはその 混合物弗素で飽和された二つまたはそれ以上の炭素原子を含むのが有利である。
何故ならば、最終製品中の弗素含有率は、弗素化合物反応剤そのものの弗素含有 率および製品中に含められる弗素化合物部分の数に部分的に依存するからである 。最終製品が10重量%より多い弗素(100%基準で)を含むのが好ましいが 、必須ではない。
別記しないかぎり、実施例で使用される弗素化合物反応剤(2)は式p(cF、 )、tJI、CH,OH(式中aは主として6.8および10である)のパーフ ルオロアルキルエチルアルコール混合物(FA)である。このようなフルオロア ルコールの代表的な混合物において、化合物は、そのF(CFz)a基に関して ほぼ下記の組成を有する。
aが4のとき、 0〜3% aが6のとき、 27〜37% aが8のとき、 28〜32% aが10のとき、 14〜20% aが12のとき、 8〜13% aが14のとき、 3〜6% aが16のとき、 0〜2% aが18のとき、 0〜1%、そして aが20のとき、 0〜1% 使用可能な別の弗素化合物反応剤の例には、下記がある。
・ 上記の式をもつパーフルオロアルキルエチルアルコール混合物(FNA)に おいてaが主として8.10および12であるもの。このようなフルオロアルコ ールの代表的な混合物において、化合物はそのF(CFz)a基に関してほぼ下 記の組成を有する。
aが6のとき、 0〜3% aが8のとき、 45〜52% aが10のとき、 26〜32% aが12のとき、 10〜14% aが14のとき、 2〜5% aが16のとき、0〜2% aが18のとき、 0〜1%、そして aが20のとき、 0〜1% ・ 式F(CFりaC1’l、CFI、Sflにおいて、aが主として8.10 および12であるパーフルオロアルキルエチルチオール混合物。このようなフル オロチオールの代表的な混合物において化合物はそのF(CFりa基に関して、 FNAフルオロアルコール混合物について示したような大凡の組成を有するであ ろう。
・ 弐F(CFx)acHzcHzcH2NHzにおいて、aが主として8、l Oおよび12であるパーフルオロアルキルプロピルアミン混合物。代表的な混合 物において、フルオロアルキルプロピルアミンはそのF(CFりII基に関して 、チオール混合物について示したような大凡の組成を有するであろう。
・ 式F(CFz)acHzOFlのパーフルオロアルキルメチルアルコールに おいてaが5であるもの。
・ 弐F(CF2)、SO,N(R)C11,(Jl、ORのN−アルキル−N −エタノールパーフルオロアルキルスルホンアミドにおいてRがメチルまたはプ ロピル基であり、モしてaが8であるもの。
・ ヘキサフルオロイソプロパツール。
・ 式F(CFz)aC■tcJ−Nfl−CslTsにおいてaが主として6 および8であるN−パーフルオロアルキルエチル−N−フェニルアミン混合物。
・ シバ−フルオロオクチルエチルアミンとN−パーフルオロ−オクチルエチル −N −3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9−10,10, 10−ヘキサデカフルオロ−2−デセン−1−アミンとの混合物。
本発明の弗素化合物の防汚特性と、移動性、固形物含有率、凝固/融解、剪断、 および水性分散液に関する安定性特性は、水で溶媒和されうる親水性成分(3) から誘導される。本発明の弗素化合物製品に防汚特性を与えるために、多数のそ して種々な水で溶媒和されつる親水性化合物が使用できる。しかしながら、本発 明の弗素化合物製品を製造するためには、水で溶媒和されうる親水性物質が、Z erewitinoffの活性水素原子を少なくとも一つ有する官能基を1分子 あたり一つ含むことが必須である。得られる弗素化合物製品は、商業的なセルロ ース布の仕上処方物中の親和性があり、移動性で、固形物高含有で、凝固/融解 および剪断に関して安定であり、界面活性剤を含有しない水性分散液である。同 時に、この水性分散液はセルロースの布に、撥油性と除汚性および恒久性の防汚 特性を付与しそして20℃またはそれ以上の曇点(それより高い温度では本発明 の製品が、水または商業的繊維織物の水性の仕上処方物中にそれ自体で分散を維 持しなくなる温度)を有する弗素化合物製品を与える。
好ましい態様において、水で溶媒和されうる親水性成分(3)は一般式 〔式中、Rは6個より少ない脂肪族または脂環式炭素を含む1価の炭化水素基で あり二mおよびnはそれぞれオキシエチレン(EO)基およびオキシプロピレン (PO)基の平均反復数であるが、ただしmは常に正の整数であるのに対してn は正の整数または0である(この場合は、EOのホモポリマーを表す)〕を有す るエチレンオキサイド(EO)またはエチレンオキサイド/プロピレンオキサイ ド(PO)から誘導される少なくとも一つのポリマーである。
水で溶媒和されつる親水性成分(3)は、約350以上のそして最も好ましくは 400〜800の平均分子量を有する、商業的に入手可能なメトキシポリエチレ ングリコール(MPEG)またはその混合物であるのが一層好ましい。本発明の ポリフルオロ有機化合物を製造するのに好適であり、やはり商業的に入手可能で あるのは、等重量のオキシエチレン基およびオキシプロピ1ノン基を含みそして 平均分子量が約1000より大きいブトキシポリオキシアルキレン(Union  CarbideCorp、 50−885eries IJCON Flui ds and Lubricants)である。
処理された繊維または布に対して本発明の弗素化合物製品によって付与される除 汚および防汚特性は、繰返し洗濯した後でも顕著に保持される。弗素化合物製品 の洗浄耐久性は、化学反応性が一時的に休止中である官能基へ一つまたはそれ以 上の反応剤(4)によって転化されており、そして後にキユアリング条件の下で 基材と反応するNCO官能基の部分から一部もたらされる。化学反応性が一時的 休止を示す誘導体へとNCO基を転化するのに使用しうる反応剤(4)には、( A)NCOブロッキング剤(イソシアネートと反応される時に、通常はイソシア ネートと反応する物質とイソシアネートが室温で反応するのを阻止するが、一層 高い温度においてはこの反応を許す反応剤)および(B)2.3−エポキシ−1 −プロパツール(グリセリン)のようなエポキシアルコールが含まれる。
イソシアネートブロッキング剤4(A)は、ウレタン技術においてイソシアネー トをブロックするのに通常使用されるブロッキング剤の任意の一つであってよい が、ただしそれが、(i)本発明の弗素化合物製品中に含められるための特性/ プロセス上の要求を満足しそして(n)商業的織物の縮充時間(mill ti me) 、温度および施用のパラメータにおいて有効な基材反応速度を有する貯 蔵安定性のある製品を生成するものであるとする。例えば、本発明の目的のため には、ケトギシム例えば2−ブタノンオキシム、アセトンオキシムまたはンクロ へキサノンオキシム;アリールアルコール例えばフェノール、クレゾール、0− またはp−ニトロフェノール、0−またはp−クロロフェノール、ナフ)・−ル または4−ヒドロキシ−ビフェニル:アリールメルカプタン例えばチオフェノー ル; pKaの低いアルコール例えば2,2.2−t−リクロロエタノールまた はl、 1.1,3,3.3−ヘキサフルオロ−2−プロパツール;活性水素を 含有する別な化合物例えばジエチルマロネート、アセチルアセトン、エチルアセ トアセテート、エチルシアノアセテートまたはカプロラクタム:あるいは重亜硫 酸ナトリウムまたはヒドロキシルアミンのような有機化合物を使用できる。2− ブタノンオキシムが好ましい反応剤(4)である。
残存するNCO基と水(5)の反応は、誘導される生成物の混合物の平均分子量 を効果的に増大しまた生成物の各部分が弗素を有する化合物で、親水性であり/ 水で溶媒和されることができそして化学反応性が一時的に休止する官能基を有す る確率を効果的に高める。
本発明の弗素化合物製品は、1分子あたり少なくとも三つのNCO基を含む少な くとも一つのポリイソシアネートまたはその混合物を、化学量論的な量より少な い(2)(a )Zerewitinoffの反応性水素原子を一つまたはそれ 以上含むただ一つの官能基と(b)それぞれが少なくとも二つの弗素原子を含む 少なくとも二つの炭素原子とを1分子あたりに含む少なくとも一つの弗素化合物 化合物、(3)Zerevftinoffの反応性水素原子を少なくとも一つ有 する官能基を1分子あたり一つ含む、水で溶媒和されつる親水性の少なくとも一 つの化合物および(4)Zerewitinoffの水素原子を含みまた、NC O基と反応する時に、Zerewftinoffの反応性水素原子を含む繊維状 の基材との反応性が一時休止している官能基を生成する少なくとも一つの化合物 と反応させることにより製造される。残存するNCO基を次いで(5)水と反応 させる。通常、残存するNCO基が水と反応して一つまたはそれ以上の尿素結合 が生成する前に、NCO基の約7〜約24%が弗素化合物と反応しており、NG O基の約8〜約37%が、水で溶媒和されうる親水性化合物と反応しており、モ してNCO基の約15〜約60%が生成物に対して一時休止する化学反応性を付 与する化合物と反応しているであろう。通常、NCO基の約55〜約95%、望 ましくは65〜80%は、水がポリイソシアネートと反応する前に、反応してい るであろう。換言すると、水の量は一般に、ポリイソシアネート中のNCO基の 約5〜約45%、望ましくは20〜35%と反応するのに十分である。
一つの態様において、本発明の弗素化合物製品は、Desmodur N−10 0、Desmodur N−3200またはDessodur N−3300、 あるいはこれらの混合物を、化学量論的な量より少ない官能基を1つ含むパーフ ルオロアルキル化合物、メトキシポリエチレングリコール、ケトキシムと逐次的 に接触反応し、次いで水と反応することによって製造される。Desmodur  N−100およびDesmodur N−3200は1lobay Corp orationから商業的に入手できるヘキサメチレンジイソシアネートホモポ リマーである。これらはともに米国特許第3.124.605号中に記載の方法 によって製造されていると思われ、そして一般式:(式中、Xは1以上の、望ま しくは1〜8の整数である)によって表すことのできるモノ、ビス、トリス、テ トラおよびこれらより高位の誘導体の混合物を与えると考えられる。
典型的な特性−−平均分子量 コω含有す−Dessodur N−10029 122,0Desmodur N−320018123,2Desmodur  N−100の典型的なNGO含有率は、SRI InternationRep ort (rsocyanates No、 ID、 1983年7月、279 ページ)に掲出の下記の組成をもつヘキザメチレンジインシアネートホモポリマ ーのそれと似ている。
製品組成 −重量百分率 ヘキサメチレンジイソシアネート 0.1モノビウレツト 44.5 ビスビウレツト 17.4 トリスビウレツト 9.5 テトラビウレツト 5.4 分子量のより大きな誘導体 23.1 NCO含有率 21.8 Desmodur N−3200はその平均分子量およびNCO含有率に基づき 、ビス、トリス、テトラなどの含有率は、N−100製品のそれと比較するとき 、少なくなければならない。Des■odur N−3300は式:%式% によって表すことのできる、ヘキサメチレンジイソシアネートから誘導されるイ ソシアニュレートである。
本発明の弗素化合物製品は、ポリイソシアネート(1)、弗素化合物成分(2) ・、水で溶媒和されつる親水性化合物(3)、本発明の製品に一時休止的な化学 反応性を付与する化合物(4)(ただしこの化合物は触媒が存在しない場合には ポリイソシアネートと顕著には反応しないものとする)、およびメチル、イソブ チルケトン01rBK)のような無水の有機溶媒を反応槽に最初に装入すること により一般に製造される。反応剤の添加順序は重大ではない。装入するポリイソ シアネートおよび他の反応体の特定の重量は、それらの当量および反応槽の容量 に依存し、そして装入されるZerevitinovの活性水素のすべてが、装 入される全てのNCO基の約55〜約95%の範囲の所望のある値と反応するよ うに調整される。無水の溶媒の重量は、典型的には装入物の全重量の15〜30 %である。装入物を撹拌し、湯度を406〜70℃に調節する。本発明の弗素化 合物製品に一時休止的な化学反応性を付与する反応体がポリイソシアネート装入 物に対して自己反応性を有する場合、反応体はこの時点で、あるいは別に、Ze revitinovの活性水素を含有する別な反応体がイソシアネート装入物と 接触反応した後で、反応槽に良好な撹拌下でゅっ(りと添加されてよい。上記の 反応を促進するために、典型的にはジブチル錫ジラウレートそのものであるか、 あるいは有機溶媒中の溶液としての触媒を、装入物によって異なるが一般には少 ない量、例えばポリイソシアネート10.000部あたり1〜2部添加する。そ の結果起きる発熱の後、混合物を触媒の添加時から2〜20時間、望ましくは2 〜4時間約90℃において撹拌する。弗素化合物製品に対して一時休止的な化学 反応性を付与する反応体が添加されていない場合、反応混合物は約60℃に冷却 され、反応体を良好な撹拌下でゆっくりと添加し、そして得られる混合物をさら に1〜2時間65〜80℃において撹拌する。反応混合物を溶媒で稀釈して固形 物含有率約70%とし、十分な水で処理して残留するNCO基と反応させ、そし てさらに1−〜16時間、望ましくは2〜4時間60°〜80℃において撹拌す る。得られる製品は、製造されたままあるいは溶媒でさらに稀釈した後、貯蔵さ れそして(あるいは)使用されつる。製品は、界面活性剤および有機溶媒を含ま ない水性分散液に転化されそしてこの形で使用されるのが好ましい。
本発明の製品を施すのに好適な基材は、天然のポリマー物質、変性された天然ポ リマー物質または合成ポリマー物質から得られる、あるいはこれらの物質の、表 面張力の低い液体を吸収し、そしてそれを毛細管作用によって表面上または隙間 内に運ぶ別な繊維物質および別な多孔性物質との混合物から得られる単繊維、繊 維または織り糸からつくられる繊維、織り糸、布および他の物品である。特定的 な代表例は、木綿、絹、再生セルロース、ナイロン、繊維形成性の線状ポリエス テル、繊維形成性のポリアクリロニトリル、セルロースナイトレート、セルロー スアセテート、エチルセルロース、紙、木材、圧搾されもしくは別な方法で硬化 された木材集成物などである。染色されたおよび染色されてない綿じゅす、ボブ リン、ブロード、ジーンス、ギャバジンなどは、撥油性および防汚性を有しそし て熱、空気および光線の作用によって比較的影響されることもない製品を提供す るために、本発明の組成物によって処理されるのに適合している。本発明の製品 によって処理された材料は、洗濯およびドライクリーニングの後、それのもつ防 汚特性を高い割合で保持する。本発明の新規な化合物は、繊維質および非繊維状 の基材に、撥油性および除汚特性および(または)防汚特性を付与する。
防汚特性を付与するために本発明の化合物を施すのが特に有利である基材として は、ポリアミド繊維(ナイロンのような)、木綿およびポリエステルと木綿との 混合物、特に、テーブルクロス、洗濯できる制服などに用いられる基材がある。
本発明の化合物は、好適な基材に対して各種の慣用的な方法によって施すことが できる。洗濯できる衣服の布に施すために、本発明の化合物は、刷毛塗り、浸漬 、吹き付け、パッディング、ローラー塗り、フォーミング(foaming)な どによって、水性分散液または有機溶媒の溶液から施されてよい。本発明の化合 物は基材に対してそのまま、あるいは他の織物仕上剤、蛍光仕上剤、処理助剤、 潤滑剤、しみ防止剤などと組合わせて施されてよい。本化合物はまた、撥油性/ 撥水性および防汚特性を有する別な薬剤と混合されて繊維または布に施してもよ い。本化合物は染色されているおよび染色されていない織物基材に施されてよい 。
化学量論的に過剰なポリインシアネートを使用すると、弗素化されたおよび弗素 化されてない有機化合物の完全な反応が確実になる。
この完全な反応は、後続する水との反応と相まって、特にテーブルクロス、制服 などのような洗濯できる布を処理する場合、先行技術での特性と比べて増強され た特性を有する本発明の製品を提供する。
加えて、本発明のこの特徴は、何らかの未反応の有機化合物を除去する必要性を すべて排除する。従って本発明はプロセス上重要な利点を供与し、また製品の純 度および均質性を一層良くする。
試験方法および手順 以下の試験方法および手順を用いて本発明の製品の特徴を明らかにした。
弗素化合物製品を標準的な試験用布に施した後、この製品の撥油性(QC) 、 防汚特性(SR)および洗浄耐久性を決定した。以下のパーマネントプレス樹脂 、触媒、布軟化剤および湿潤剤も含有する水性のパッド浴からパッディングする ことにより、約8インチ×25インチの青色の50150ポリエステル/木綿ニ ツト布の切れ端しに本製品の水性分散液を施した。
0.1%の輩ykon NRW−35equa Chew Inc、 ;湿潤剤 10.0%のPermafresh 113B C3ba Geigy ;変性 されたDllDnU樹脂2.5%のCatalyst 531 Ciba−Ge igy ;活性化されたMgC/、溶液3.0%のIJltrasof PFS  Ciba−Geigy ;布軟化剤百分率は重量表示である。別記しない限り 、弗素化合物分散液は、浴の重量に基づき(OWB)弗素が0.18%に相当す る量にてパッド浴に添加され、そして試験用布の湿分吸収(fPU)を、布の重 量に基づき(OfF)弗素が約0.11%〜0,12%となるように、調整した 。0.11%〜0.12%以外の弗素装荷率は、パッド浴の弗素含有率および( または)試験用布のWPUを適宜調整することにより達成した。
パッディングした布を2分間300°Fで乾燥しそして循環式空気オーブン内で 330°Fで3分間キユアリングし、次いで約6インチ×8インチの切れ端し3 枚と残余の布とを得るように切断した。
撥油性評点−弗素化合物製品で処理された試験用布の油性の液体反撥特性は、へ ^TCC試験方法11.8−1983のrail Repellency :  Hydro−carbon Re5istance Te5tJを用いて測定し た。この試験によるとき、表面張力の異なる炭化水素の選定された系列からなる 標準試験液の液滴が布の表面におかれる。撥油性評点(ORR)は、布の表面を 湿らせない試験液の数の最大値と定義される。従ってORRが大きいほど、油状 物質に対する布の撥油性が良い。布の湿潤は、通常、液と布との界面において布 が暗色化することにより示される。下記の標準試験液と評点の体系とを使用する 。
0ピR試 験 液 l Nujol 2 65容/35容Nujol/ n −ヘキサデカン3 n−ヘキサデカン 4 n−テトラデカン 残余の(洗濯されてない)布の断片について、初期のORR値を測定した。
防汚評点一本発明の弗素化合物製品の防汚(SR)特性は^^TCC試験方法1 30−1980のrsoil Re1ease : 0ily 5tain R e1ease 1lethodJを用いて測定した。この試験によるとき、所定 量の汚れ物質を布の中に押し入れるための重錘を用いることにより試験用布に汚 れをつくる。次に、汚された布を規定の方法で洗濯し、そして残留する汚れを、 段階的に変わる汚れの系列を示す、防汚標準レプリカと比較することにより評価 する。SR評点は、処理された布の一連の(乾燥サイクルが介在しない)洗濯の 前(初期の性能)および(または)後に決定されてよい。弗素化合物製品の洗浄 耐久性を知るためには、5回またはそれ以上の(つまり10回、20回など)一 連の洗浄サイクルの後でのSR測定を一般に行う。洗浄耐久性は弗素分析によっ てもモニター可能である。
初期のSR性能レベルは、平滑な水平面におかれた白色の一層の吸取り紙の上に 処理されているが洗浄されてはいない布の端切れを横長に平らに置きそして標準 の汚れた自動車油(311Scotchgard 5PS−4003Te5t  Liquid 5tain C)を端切れ上に5滴たらすことにより測定した。
油を含むこね±(puddle)上に非吸収性の紙(グラシン)をおき、これの 上に、油を布に押し入れるために、5ボンドの重錘を置いた。重錘とグラシン紙 とを取り除き、じみのついた端切れを室温に1時間放置し、次にKen■ore の高負荷70系列の洗濯機内で、設定を、木綿/ S t u r d yヘビ ーサイクルおよび高水位とし、120°Fの水、50150ポリエステル/木綿 敷布の4ポンドのバラストおよび1009のTide洗剤を用いて洗浄した。洗 浄した端切れとバラストとをKenmoreのHeavy Duty P]、u s電気式乾燥機内で、高加熱にして、45分間転勤しつつ乾燥した。
一回またはそれ以」−の洗濯および汚れ付着以前の最終的乾燥を行うための、弗 素化合物製品で処理された試験用布は、上記と同様に処理したが、ただし汚れ付 着以前の洗浄サイクル1回あたり50(FのTide洗剤を使用した。
じみが付着した、洗浄した布の端切れの肉視によるSR評点は、残留する汚れを 3璽Company 5tain Re1ease Rating 5cale の8段階にわたる強度水準と対比することによって得た。
SR評点 SR特性の所見 1 顕著な汚れ(劣悪な清浄化性) 8 はとんど汚れなしまたは汚れなしく優秀な清浄化性)この対比は、垂直に設 置された評価スケールの直前にある黒い表面上に試験用布を置き、Macbet h Spectralight内で寒白色の蛍光の下で行われた。それぞれの汚 れに1から8の整数をあてはめ、あるいは中間的な汚れに対しては、限界的な範 囲である4〜5をあてはめた。
製品の水性分散液の単峰型平均粒子寸法は、5ize Distributio nProcessor Analysisおよび1lultiple Scat tering Angle Petectionをあわせて行うCoulter 璽odel N4璽D Sub−micron Particle Analy −zerを用いて決定した。
以下に記す実施例において、弗素化された反応体は、別記しないかぎり、前述し たaが主として6.8および10である式二F(CFz)aCHzCHtO[1 のパーフルオロアルキルエチルアルコール混合物である。このようなフルオロア ルコールの典型的な混合物にあっては、化合物はそのF(CFz)a基に関して 下記の組成を有するであろう。
aが4のとき、 0〜3% aが6のとき、 27〜37% aが8のとき、 28〜32% aが10のとき、 14〜20% aが12のとき、 8〜13% aが14のとき、 3〜6% aが16のとき、 0〜2% aが18のとき、 0〜1%そして aが20のとき、 0〜1% 以下の実施例においては、少なくとも三つのNCO基を含むポリイソシアネート を、化学量論的な量より少ない弗素化合物反応剤、水で溶媒和されつる親水性反 応剤およびNCO基との反応に際して一時休止的な化学反応性を有する官能基を 生成する反応剤と反応させて、未反応のNCO基を有する中間反応生成物の混合 物を得る。残存するNCO基との水の引続いての反応は、発生する二酸化炭素の 容積に依存して、以下の反応経路の一方または双方によって、尿素基の結合した 生成物を主として生成するものと推定される。
二つの経路のいずれかによって反応する水は、二重の機能をもっZerevit 4novの活性水素化合物として振舞う。第2段階の反応系列のための合成混合 物に添加される水の量は、残存するNCOの数あたり添加される活性水素原子の 数によって、つまり比率として表すのが便利である。いずれもの経路の化学量論 を満足するのに必要な水の理論比は少なくとも1:1である。
本発明の尿素結合を含むポリオキシアルキレンフルオロカーバメートを、反応水 準がwxyzである製品として表現するのもまた便利でもある。ここでw、x、 yおよびZは合計が100である整数であり、またNCO官能基がそれぞれ弗素 化合物反応体、水で溶媒和されつる親水性反応体、一時休止する反応性を付与す る反応体および水または水/NGO反応生成物と反応する百分率に相当する。本 発明の最も望ましいフルオロカーバメートつまり例えば実施例1の反応生成物は 、反応水準が16/24/30/30である製品である。
実施例1 無水のMIBK溶液中の約13.7%のNCO基を含むヘキサメチレンジイソシ アネート(flMDI)ホモポリ? −(Desmodur N−3200)  、およびNCO基装入物のそれぞれ16%および24%と反応するのに十分な量 のパーフルオロアルキルエチルアルコール混合物(FA)および平均分子量が5 50のメトキシポリエチレングリコール混合物(IIIPEG−550)を、反 応槽内に入れ、撹拌しそして約60℃まで加熱してから、NCO基装入物の30 %と反応するのに十分な量の2−ブタノンオキシム(BO)を添加した。その結 果として発熱が起きた後、接触量のジブチル錫ジラウレートを添加し、そして混 合物を約90℃に加熱しまた触媒の添加時から2時間にわたって、この温度に保 った。次に反応混合物をMIBKによって固形分含有率約70%まで稀釈し、水 の比率が約4に等しい量の水によって処理し、そしてさらに3時間約75℃にお いて撹拌した。次に水を添加しそして減圧下の共沸蒸溜によってMIBKを除去 し、固形分が41%、弗素含有率が5.1%であり、単峰型平均粒子寸法が39 0ナノメートルである、流動性のある水性分散液として、反応水準が16/24 /30/30である製品を得た。この製品を5回連続の凝固/融解サイクルにか けた後あるいは「高」に設定したWaring2速度(duo−speed)混 合機上のEberbach半微量ステンレス鋼容器内で2分間剪断した後、製品 の物理的性質に変化はなかった。分散された製品を4通りの弗素施用水準にて標 準試験用布に施しそして試験方法および手順の項に記載のようにキユアリングし た。
処理した布の撥油性(OR) 、防汚(St?)特性および弗素保持(FR)特 性を測定した。結果を表1に示す。
実施例2 無水の111BK溶液中の約13.5%のNCO基を含むl’1MDIホモポリ マー(Desmodur N−3200) 、およびNCO基装入物のそれぞれ 12.5%および12.5%と反応するのに十分な量のFA混合物およびMPE G−750を、反応槽内に入れ、撹拌しそして約60℃まで加熱してから、NC O基装入物の70%と反応するのに十分な量の80を添加した。その結果として 発熱が起きた後、接触量のジブチル錫ジラウレートを添加し、そして混合物を約 90℃に加熱しまた触媒の添加時から2時間にわたって、この温度に保った。次 に反応混合物をMIBKによって固形分含有率約70%まで稀釈し、水の比率が 約4に等しい量の水によって処理し、そしてさらに2時間約75℃において撹拌 した。次に水を添加しそして減圧下の共沸蒸溜によって1llBKを除去し、固 形分含有率が46.2%の濃厚なしかし流動性のある水性分散液として、反応水 準が12.5/12、5/70/ 5である製品を回収した。
実施例3 無水のMIBK溶液中の約13.6%のNCO基を含むHIIIDIホモポリマ ー(Desmodur N−3200) 、およびNCO基装入物のそれぞれ8 %および12%と反応するのに十分な量のFA混合物およびIIPEG−750 を、反応槽内に入れ、撹拌しそして約60℃まで加熱してから、NCO基装入物 の60%と反応するのに十分な量のBOを添加した。その結果として発熱が起き た後、接触量のジブチル錫ジラウレートを添加し、そして混合物を約90℃に加 熱しまた触媒の添加時から2時間にわたって、この温度に保った。次に反応混合 物をMIBKによって固形分含有率約70%まで稀釈し、水の比率が約4に等し い量の水によって処理し、そしてさらに1時間約65℃において撹拌した。次に 水を添加しそして減圧下の共沸蒸溜によってIIIBKを除去した。水でさらに 稀釈の後、固形分含有率が40.0%の流動性のある水性分散液として、反応水 準が8 /12/60/20である製品を回収した。
実施例4 実施例3の手順および反応剤を用いて、反応水準が12/ 8760/20であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した 。固形分含有率が45.8%の流動性の水性分散液として製品を回収した。
実施例5 無水のMIBK溶液中の約13.7%のNCO基を含むHMDIホモポリマー( Desmodur N−3200) 、およびNCO基装入物のそれぞれ15% および15%と反応するのに十分な量のFA混合物およびMPEG−750を、 反応槽内に入れ、撹拌しそして約50℃まで加熱してから、NCO基装入物の6 0%と反応するのに十分な量のBOを添加した。その結果として発熱が起きた後 、接触量のジブチル錫ジラウレートを添加し、そして混合物を約90℃に加熱し また触媒の添加時から2時間にわたって、この温度に保った。次に反応混合物を MIBKによって固形分含有率約70%まで稀釈し、水の比率が約4に等しい量 の水によって処理し、そしてさらに2時間約75℃において撹拌した。次に水を 添加しそして減圧下の共沸蒸溜によってIITBKを除去した。水でさらに稀釈 の後、固形分含有率が39.6%の流動性のある水性分散液として、反応水準が 15/15/60/10である製品を回収した。
実施例6 実施例5の手順および反応剤を用いて、反応水準が12/ 18150/20で ある尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造し たが、ただし初期温度約60℃においてBOを添加した。水でさらに稀釈の後固 形分含有率が40,1%の流動性の水性分散液として製品を回収した。
実施例7 実施例3の手順および反応剤を用いて、反応水準が12/18150/20であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した が、ただし水処理反応時間は約1.5時間であった。水でさらに稀釈の後、固形 分含有率が40.3%の流動性の水性分散液として製品を回収した。
実施例8 実施例7の製品を50℃で14日間貯蔵した。
実施例3の手順および反応剤を用いて、反応水準が24/16/40/20であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した 。固形分含有率が43.0%の流動性の水性分散液として製品を回収した。
実施例2から9の分散された製品を、標準試験用布に施し、そして試験方法およ び手順の項に゛記載のようにキユアリングした。処理した布の01?、 SRお よびFR特性を測定した。結果を表2に示す。
表 2 製品中の SRFR−% 2 12.5/1.2.5/7515 46.2 4.7 4 3−4 4 7 6 703 8/12/60/20 40.0 2.9 2 7 7−8 74  694 12/8/60/20 45.8 5.1 3 6 6 78 72 5 15/15/60/10 39.6 4.6 5 5−6 5 62 55 6 12/18150/20 40.1 3.7 4 7 7−8 61 51 7 12/18150/20 40.3 3.8 3 6 6−7 58 54 8 12/18150/20 40.3 3.8 3 6−7 6 79 70 9 24/16/40/20 43.0 7.4 4 6−7 6 52 46 実施例10〜20 実施例1の手順および反応剤を用い、ただし表3に示すように変化する反応水準 において尿素結合を含む一連のメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメー トを製造した。製品分散液を標準試験用布に施しそして試験方法および手順の項 に記載のようにキユアリングした。
表 3 1.07/28/35/3043.32.5376−71110/30/35/ 2539.23.04771210/30/20/4043.33.44771 318.3/36.7/15/3042.85.355−65−61.413. 3/26.7/15/4537.94.03661520/30/30/204 6.46.44651616/24/15/4539.25.046−75−6 17 15/+5/60/10 41.6 5.2 4 6 61815/15 /30/4030.24.04671.918/12/40/3037.35. 94652023.5/11.5/35/3036.07.045−64本16 回の試験にわたって、FC−248で処理した布は表示の範囲内で変化した。
実施例21 実施例3の手順と反応剤を用いて、反応水準が14/21/6015である尿素 結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造したが、た だし実施例3のIIPEG−750をIIPEG−350によっておきかえ、水 の比率は1.6であった。
実施例22 実施例21の手順および反応剤を用いて、反応水準が15/3015015であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した が、ただし水の比率は2.1であった。
無水のMIBK溶液中の約13.6%のNGO基を含むHIIDIホモポリマー (Desmodur N−3200) 、およびNCO基装入物のそれぞれ12 %、9%および9%と反応するのに十分な量のFA混合物およびMPEG−35 0とMPEG−550を、反応槽内に入れ、撹拌しそして約60℃まで加熱して から、NCO基装入物の50%と反応するのに十分な量のBOを添加した。その 結果として発熱が起きた後、接触量のジブチル錫ジラウレートを添加し、そして 混合物を約90℃に加熱しまた触媒の添加時から2時間にわたって、この温度に 保った。次に反応混合物を酊BKによって固形分含有率約70%まで稀釈し、水 の比率が4に等しい量の水によって処理し、そしてさらに2時間約75℃におい て撹拌した。次に水を添加しそして減圧下の共沸蒸溜によってIIBKを除去し た。水でさらに稀釈の後、固形分含有率が40.3%の流動性のある水性分散液 として、反応水準が12/9.9150/20である製品を回収した。
実施例24 無水装置IBK溶液中の約13゜6%のNGO基を含むHMDIホモポリマー( Desmodur N−3200) 、およびNCO基装入物のそれぞれ10% 、10%および10%と反応するのに十分な量のFA混合物およびMPEG−3 50とMPEG−750を、反応槽内に入れ、撹拌しそして約60℃まで加熱し てから、NCO基装入物の60%と反応するのに十分な量のBOを添加した。そ の結果として発熱が起きた後、接触量のジブチル錫ジラウレートを添加し、そし て混合物を約90℃に加熱しまた触媒の添加時から2時間にわたって、この温度 に保った。次に反応混合物をMIBKによって固形分含有率約70%まで稀釈し 、水の比率が3.7に等しい量の水によって処理し、そしてさらに1時間約65 ℃において撹拌した。次に水を添加しそして減圧下の共沸蒸溜によって酊BKを 除去した。水でさらに稀釈の後、固形分含有率が39.9%の流動性のある水性 分散液として、反応水準が10./1.0.10/60/10である製品を回収 した。
実施例21〜24の分散された製品を標準試験用布に施し、そして試験方法およ び手順の項に述べたようにキユアリングした。処理された布のORおよびSR特 性を測定した。結果を表4に示す。
21 14/21/6015 34.8 4.2 5 6−7 6−722 1 5/3015015 39.9 4.8 5 5 623 12/9.9150 /20 40.3 4.3 4 6 624 10/10.10/60/10  39.9 3.1 4 6 6実施例25〜30 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が20/20/30/30であ る尿素結合を含むアルコキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造し たが、ただし実施例1のMPEG−550を、表5に示す平均分子量と炭化水素 置換基とを有するアルコキシポリオキシエチレン混合物によっておきかえた。
25 メチル 450 9.5 31.8 5.226 メチル 950 20 .9 39.6 5.2 24427 メチル 2000 44.7 35.0  3.3 52828 アリル 750 15.7 43.3 6.029 n −ペンチル 1067 22.3 36.2 4.430 シクロヘキシル 7 65 15.1 36.7 5.2実施例31および32 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が20/20/30/30であ る尿素結合を含む一連のアルコキシポリオキシアルキレンフルオロカーバメート を製造したが、ただし実施例1のMPEG−550を、表6に示すように等重量 のオキシエチレン(EO)およびオキシプロピレン(PO)を含むブトキシポリ オキシアルキレン混合物(UCONHB−5Q Fluids、 UNION  CARBIDE Corporation)によっておきかえた。
31 50−118−400 1230 37.3 4.332 5O−ITB −660159038,84,0実施例33 無水の1111BK溶液中の約13.2%のNCO基を含むI[DIホモポリマ ー(Desmodur N−3200) 、およびNCO基装入物のそれぞれ1 5%および15%と反応するのに十分な量のFA混合物およびIIIPEG−7 50を、反応槽内に入れ、撹拌しそして約60℃まで加熱してから、接触量のジ ブチル錫ジラウレートを添加した。その結果として発熱が起きた後、反応混合物 を約90℃に加熱しまた触媒の添加時から2時間にわたって、この温度に保ち、 次いで約55℃まで冷却した。NCO基装入物の60%と反応するのに十分な量 のBOを添加の後、反応混合物を約65℃で1時間撹拌し、次いで固形分含有率 が約70%となるまでBIBKで稀釈し、水の比率が約4に等しい量の水によっ て処理し、そしてさらに1時間約65℃において撹拌した。次に水を添加しそし て減圧下の共沸蒸溜によってMIBKを除去した。水でさらに稀釈の後、固形分 含有率が39.5%の流動性のある水性分散液として、反応水準が15/15/ 60/IOである製品を回収した。
実施例34 無水のMIBK溶液中の約13.6%のNCO基を含むHMDIホモポリマー( Desmodur N−3200)、およびNCO基装入物のそれぞれ18.7 5%、1875%および55%と反応するのに十分な量のパーフルオロアルキル エチルアルコール混合物(FA) 、MPEG−750およびグリシドールを、 反応槽内に入れ、撹拌しそして53℃まで加熱してから、接触量のジブチル錫ジ ラウレートを添加した。その結果として発熱が起きた後、反応混合物を約90℃ に加熱しまた触媒の添加時から2時間にわたって、この温度に保った。次に反応 混合物をMTBKによって固形分含有率的70%まで稀釈し、水の比率が約2に 等しい量の水によって処理し、そしてさらに1時間約65℃において撹拌した。
次に水を添加しそして減圧下の共沸蒸溜によって混合物からIIIBKをストリ ッピングし固形分含有率が36.5%の流動性のある水性分散液として、反応水 準が18、75/ 1.8.75150/7.5である製品を回収した。
実施例35 無水のMTBK溶液中の約13.6%のNGO基を含むHIIDIホモポリマー (Dess+odur N−3200) 、およびNCO基装入物のそれぞれ1 6%、24%および20%と反応するのに十分な量のパーフルオロアルキルエチ ルアルコール混合物(FA) 、l#PEG−550およびグリシドールを、反 応槽内に入れ、撹拌しそして約60℃まで加熱してから、接触量のジブチル錫ジ ラウレートを添加した。その結果表して発熱が起きた後、反応混合物を約90℃ に加熱しまた触媒の添加時から2時間にわたって、この温度に保った。次に反応 混合物をl[IBKによって固形分含有率的70%まで稀釈し、水の比率が約4 に等しい量の水によって処理し、そしてさらに3時間約75℃において撹拌した 。次に水を添加しそして減圧下の共沸蒸溜によって混合物からMIBKをストリ ッピングし固形分含有率が50.6%の濃厚な水性分散液として、反応水準が1 6/24/20/40である製品を回収した。次いでこの分散液を固形分31. 9%まで水で稀釈した。
実施例36 実施例35の手順および反応剤を用いて、固形分含有率が什1%の流動性の水性 分散液として最初に回収される反応水準が13.3/26.7/20/40であ る製品を得、引続いて弗素が4.0%、固形分含有率が37.9%である製品へ と水で稀釈した。
実施例34から36の分散された製品をパッディングにより布の重量に基づき弗 素1200ppmを目標として施し、そして試験方法および手順の項に記載のよ うにキユアリングした。処理した布のSR特性を測定した。結果を表7に示す。
34 18.75/18.75155/7.5 36.5 4.9 4−5 4 35 16/24/20/40 31.9 4.1. 6 5−636 13. 3/26.7/20/40 37.9 4.0 6 6−7実施例37 無水のIIIBK溶液中の約12.6%のNCO基を含むFIMDrホモポリマ ー(Desmodur N−100) 、およびNCO基装入物のそれぞれ16 %および24%と反応するのに十分な量のFNA混合物およびIPEG−750 を、反応槽内に入れ、撹拌しそして約60℃まで加熱してから、NCO基装入物 の30%と反応するのに十分な量のアセトンオキシムを添加した。その結果とし て発熱が起きた後、接触量のジブチル錫ジラウレートを添加し、そして混合物を 約90℃に加熱しまた触媒の添加時から2時間にわたって、この温度に保った。
次に反応混合物を訂BKによって固形分含有率約70%まで稀釈し、水の比率が 約4に等しい量の水によって処理し、そしてさらに3時間約75℃において撹拌 した。次に水を添加しそして減圧下の共沸蒸溜によってIIIBKを除去した。
水でさらに稀釈の後、固形分含有率が37%、弗素含有率が4.5%の流動性の ある水性分散液として、反応水準が16/24/30/30である製品を回収し た。
実施例38 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が16/24/30/30であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した が、ただし実施例1のBOをシクロへキサノンオキシムでおきかえた。固形分含 有率が43.1%、弗素含有率5.3%の流動性の水性分散液として製品を回収 した。
実施例39 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が16/24/30/30であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した が、ただし実施例1のFA混合物をN−メチル−N=エタノールパーフルオロオ クタンスルホンアミドでおきかえた。
水でさらに稀釈の後、固形分および弗素の含有率がそれぞれ32,9%および3 .9%である流動性の水性分散液として製品を回収した。
実施例40 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が16/24/30/30であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した が、ただし実施例1のFA混合物をN−プロピル−N−エタノールパーフルオロ オクタンスルホンアミドによっておきかえた。水でさらに稀釈の後、固形分およ び弗素の含有率がそれぞれ40.1%および4.7%である流動性の水性分散液 として製品を回無水の[BK溶液中の約13.7%のNCO基を含むt1MDI ホモポリマー(Desg+odur N−3200) 、およびNCO基装入物 のそれぞれ16%および24%と反応するのに十分な量のパーフルオロアルキル エチルチオール混合物(PFT)*およびMPEG−550を、反応槽内に入れ 、撹拌しそして約60℃まで加熱してから、NCO基装入物の30%と反応する のに十分な量のBOを添加した。その結果として発熱が起きた後、接触量のジブ チル錫ジラウレートを添加し、そして混合物を約90℃に加熱しまた触媒の添加 時から23時間にわたって、この温度に保った。次に反応混合物をIIIBKに よって固形分含有率約70にまで稀釈し、水の比率が約4に等しい量の水によっ て処理し、そして約4.5時間約75℃において撹拌した。次に水を添加しそし て減圧下の共沸蒸溜によって111BII:を除去した。水でさらに稀釈の後、 固形分含有率が40.1%、弗素含有率が5.3%の流動性のある水性分散液と して、反応水準が16/24/30/30である製品を回収した。
零aが主として8およびlOである式: F(CFz)acl[IzcH2sH を有するパーフルオロアルキルエチルチオール混合物;フルオロチオールがその F(CFり11基に関してFNA混合物について示したのと大体同じな組成を有 するであろう典型的な混合物の形をとる。
実施例42 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が16/24/30/30であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した が、ただし実施例1のMPEG−550およびFA混合物を、MPEG−750 およびパーフルオロアルキルプロピルアミン混合物本によっておきかえた。固形 分および弗素の含有率が45.7%および5.4%である流動性の水分散液とし て製品を回収した。
零フルオロアミンがそのF(CF) 、基に関して下記の大凡の組成を有するで あろう典型的な混合物中の、aが主として8.10および12である式: F( CFz)acLcHtcHt−NLを有するパーフルオロアルキルプロピルアミ ン混合物 aが6のとき 0〜3% aが8のとき 45〜52% aが10のとき 26〜32% aが12のとき 8〜14% そして aか14のとき 1〜5% 実施例43 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が24/16/30/30であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した が、ただし実施例1のFA混合物を2.2.2.3.3.3−ヘキサフルオロイ ソプロパツールによっておきかえた。固形分および弗素の含有率が36.7%お よび2,9%である流動性の水分散液として製品を回収した。
実施例44 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が16/24/3[1/30で ある尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造し たが、ただし実施例1のFA混合物を1,1−ジヒドロパーフルオロヘキサノー ルでおきかえた。固形分および弗素の含有率が42.8%および3.6%である 流動性の水分散液として製品を回実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水 準が16/24/30/30である尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレン フルオロカーバメートを製造したが、ただし実施例1のFA混合物をN−/(− フルオロアルキルエチル−N−フェニルアミン混合物本によっておきかえた。固 形分および弗素の含有率が38.8%および3.8%である流動性の水分散液と して製品を回収した。
零aが主として6および8である式: F(CFt)acIIzcH*−Ntl −Callsを有するN−パーフルオロアルキルエチル−N−フェニルアミン混 合物;アミンがそのF(CFりa基に関して下記の大凡の組成を有するであろう 典型的な混合物の形をとる。
aが4のとき 5〜7% aが6のとき 46〜53% aが8のとき 25〜29% aが10のとき 5〜11% aが12のとき 1〜4% 実施例46 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が16/24/30/30であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した が、ただし実施例1のFA混合物を、ジノで−フルオロオクチルエチルアミンと N−パーフルオロオクチルエチル−N−3,4,4,5,5,6,6,7,7, 8,8,9,9,10,10−へキサデカフルオロ−2−デセン−ニーアミンと の大体60/40の混合物によっておきかえた。
固形分および弗素の含有率が46.2%および8.5%である流動性の水分散液 として製品を回収した。
実施例47 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が16/24/30/30であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した が、ただし実施例1のITIIDIホモポリマーをFIllID■から誘導され るイソシアニュレートトリマー(Des■odur N−3300)によってお きかえた。
実施例48 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が13.6/26.7/25/ 35である尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを 製造したが、ただし実施例1のHIIDIホモポリマーを、3−イソシアナトメ チル−3,5,5−)リメチルシクロヘキシルイソシアネートから誘導されるイ ソシアニュレートトリマ−(IPDI付加物T1890/ 100. Flul s)によッテおきかえた。
実施例49 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が13.3/26.7/25/ 35である尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを 製造したが、ただし実施例1のHIIDIホモポリマーを、トルエンジイソシア ネートとx、i、i−トリス(ヒドロキシメチル)プロパンとから誘導される3 官能性のポリイソシアネー1− (MondurCB−75)によっておきかえ た。
実施例50 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が13.3/’26.7/20 /40である尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメート を製造したが、ただし実施例1の口11DIホモポリマーを、m−テトラメチル キシレンジイソシアネートと1.1,1トリス(ヒドロキシメチル)プロパンと から誘導される3官能性のポリイソシアネート(Cythane 2601)に よっておきかえた。
実施例47から50の分散された製品を標準試験用布に施し、そして試験方法お よび手順の項に記載のようにキユアリングした。処理された布のSR特性を測定 した。結果を表8に示す。
47 16/24/15/45 32.2 4.0 6 64813.3/26 .7/25/35 23.1 2.1 6 4−549 13.3/26.7/ 25/35 40.3 3.6 5−6 4−550 13.3/26.7/2 0/40 18.9 1.5 6−7 6実施例51 実施例1の手順および反応剤を用いて、反応水準が16/24/30/30であ る尿素結合を含むメトキシポリオキシエチレンフルオロカーバメートを製造した が、ただしNCO基装入物の50%はHMDIから誘導されるイソシアニュレー ト(Des禦odur N−3300)によって供給した。
水でさらに稀釈の後、固形分含有率が40.0%である流動性の水性分散液とし て製品を回収した。
国際調査報告 。I”T/lIC0t/1NA1.1フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、 S E)、 AU、 FI、 JP、 KR,N

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)1分子あたり少なくとも三つのイソシアネート基を含む少なくとも一 つのポリイソシアネートを、(b)少なくとも一つのZerewitinoff の反応性水素原子と、それぞれが少なくとも二つの弗素原子を含む少なくとも二 つの炭素原子とを有する官能基を1分子あたり一つ含む少なくとも一つの弗素化 合物反応剤、(c)少なくとも一つのZerewithoffの反応性水素原子 を有する官能基を1分子あたり一つ含む、水で溶媒和されうる少なくとも一つの 親水性反応剤、および(d)少なくとも一つのZerewitinoffの反応 性水素原子を含み、またイソシアネート基との反応に際して、Zerewiti noffの反応性水素原子を含む繊維質の基材に対する化学反応性が一時的に休 止している官能基を生成する少なくとも一つの反応剤と反応させ、次いで(e) 水と反応させることによって製造され、しかも上記のポリイソシアネートと上記 の反応剤(b)、(c)および(d)の当量が、これらの反応体が上記イソシア ネート基の55%から95%と反応し、また水が残存するすべてのイソシアネー ト基と反応するものである製品からなる、尿素結合を含むアルコキシポリアルキ レンフルオロカーバメート。
  2. 2.弗素化合物反応剤が、aが主として6、8および10である式F(CF2) aCH2CH2OHのパーフルオロアルキルエチルアルコールである請求項1記 載の製品。
  3. 3.aが主として8、10および12である請求項2記載の製品。
  4. 4.水で溶媒和されうる親水性の成分(C)が一般式:▲数式、化学式、表等が あります▲ (式中、Rは6個より少ない脂肪族炭素原子または脂環式炭素原子を含む1価の 炭化水素基であり、またmおよびnはそれぞれオキシエチレン基およびオキシプ ロピレン基の反復数の平均値であるが、ただしmは常に正の整数であるのに対し てnは正の整数または0である) を有する、エチレンオキサイド(EO)またはエチレンオキサイド/プロピレン オキサイド(PO)から誘導される少なくとも一つのポリマーである請求項1記 載の製品。
  5. 5.反応剤(d)がイソシアネートブロッキング剤またはエポキシアルコールで ある請求項1記載の製品。
  6. 6.イソシアネートが式 ▲数式、化学式、表等があります▲ (式中、xは1または1より大きい整数、望ましくは1〜8の整数である) によって表される、請求項1から5のいずれか1項に記載の製品。
  7. 7.(a)1分子あたり少なくとも三つのイソシアネート基を含む少なくとも一 つのポリイソシアネートを、(b)少なくとも一つのZerewitinoff の反応性水素原子と、それぞれが少なくとも二つの弗素原子を含む少なくとも二 つの炭素原子とを有する官能基を1分子あたり一つ含む少なくとも一つの弗素化 合物反応剤、(c)少なくとも一つのZerewitinoffの反応性水素原 子を有する官能基を1分子あたり一つ含む、水で溶媒和されうる少なくとも一つ の親水性反応剤、および(d)少なくとも一つのZerewitinoffの反 応性水素原子を含み、またイソシアネート基との反応に際して、Zerewit inoffの反応性水素原子を含む繊維状の基材に対する化学反応性が一時的に 休止している官能基を生成する少なくとも一つの反応剤と反応させ、次いで(e )水と反応させることによって製造され、しかも上記のポリイソシアネートと上 記の反応剤(b)、(c)および(d)の当量が、これらの反応体が上記イソシ アネート基の55%から95%と反応し、また水が残存するすべてのイソシアネ ート基と反応するであろう製品からなる、尿素結合を含むアルコキシポリオキシ アルキレンフルオロカーバメートを少なくとも一つ基材に施すことからなる、撥 油性、撥水性および除汚性ならびに防汚性を基材に付与する方法。
  8. 8.弗素化合物反応剤が、aが主として6、8および10である式F(CF2) aCH2CH2OHのパーフルオロアルキルエチルアルコールである請求項7記 載の方法。
  9. 9.aが主として8、10および12である請求項8記載の方法。
  10. 10.水で溶媒和されうる親水性の成分(C)が一般式:▲数式、化学式、表等 があります▲ (式中、Rはたかだか6個の脂肪族炭素原子または脂環式炭素原子を含む1価の 炭化水素基であり、またmおよびnはそれぞれオキシエチレン基およびオキシプ ロピレン基の反復数の平均値であるが、ただしmは常に正の整数であるのに対し てnは正の整数または0である) を有する、エチレンオキサイド(EO)またはエチレンオキサイド/プロピレン オキサイド(PO)から誘導される少なくとも一つのポリマーである請求項7記 載の方法。
  11. 11.反応剤(d)がイソシアネートブロッキング剤またはエポキシアルコール である請求項7記載の方法。
  12. 12.イソシアネートが式 ▲数式、化学式、表等があります▲ (式中、xは1または1より大きい整数、望ましくは1〜8の整数である) によって表される、請求項7から11のいずれか1項に記載の方法。
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