JPH0811748B2 - ペルフルオルアルキル基、エピクロルヒドリン基およびジアルコ−ル残基を持つウレタン、その製造方法およびその用途 - Google Patents

ペルフルオルアルキル基、エピクロルヒドリン基およびジアルコ−ル残基を持つウレタン、その製造方法およびその用途

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JPH0811748B2
JPH0811748B2 JP61267877A JP26787786A JPH0811748B2 JP H0811748 B2 JPH0811748 B2 JP H0811748B2 JP 61267877 A JP61267877 A JP 61267877A JP 26787786 A JP26787786 A JP 26787786A JP H0811748 B2 JPH0811748 B2 JP H0811748B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ペルフルオルアルキル基、エピクロルヒド
リン基およびジアルコール残基を持つウレタンに関す
る。更に本発明は、上記の新規ウレタン化合物の製造方
法および該化合物の用途に関する。
米国特許第4,264,484号、同第4,340,749号、および同
第4,468,527号明細書には、以下の式のペルフルオルア
ルキル基およびエピクロルヒドリン基を持つウレタンが
記載されている(上記特許明細書の式I、V及びVIII参
照): 〔式中、Rfは弗素化脂肪族残基であり、Qはエポキシ反
応性基およびイソシアネート反応性基を有していない二
価の基、例えば−CO−、−CONR−、−SR2NR−、−SO
2−、−CnH2n−、−C6H4−、−C6H3Cl−または−OC2H4
基またはこれらの組合せであり、その際Rは水素原子ま
たは炭素原子数1〜6のアルキル基でありそしてnは1
〜20であり、 mは0または1であり、 R1は水素原子または低級アルキル基であり、 R2は水素原子、低級アルキル基または炭素原子数6〜12
のアリール基であるかまたはR1とR2は互いに結合して芳
香族環または脂環式構造を形成し、 pは小さい値の数、例えば1〜5であり、 oはイソシアネート中のイソシアネート基の数に等しい
数、例えば2〜5でありそしてR3は有機ポリイソシアネ
ート、例えば2,4−トルイレンジイソシアネートのイソ
シアネート基不含の残基である。
これらのウレタンは繊維材料の溌油剤および溌水剤と
して推奨されている。
米国特許第3,721,700号明細書および同第3,952,075号
明細書には、ペルフルオルアルキル基およびジアルコー
ル残基を含有するウレタンが記載されている。
米国特許第3,721,700号明細書から公知のウレタン
は、一般式 〔式中、Rfは炭素原子数3〜12の過弗素化アルキル残
基、nは4〜70の数そしてaは1または2である。〕 で表される。
米国特許第3,952,075号明細書から公知のウレタンは
一般式 〔式中、Rfは炭素原子数4〜14のプレフルオルアルキル
残基、Rは炭素原子数2〜4アルキレン基、R′は炭素
原子数2〜8のアリーレン基、Xは水素原子、PO3H2
たはSO3H、pは1〜10であり、mおよびnは0または1
〜50でそしてqは0または1である。〕 で表される。
上記のウレタンは両方の米国特許明細書において繊維
材料の為の溌油剤もよび溌水剤としておよび重合体であ
る弗素含有エチレンイミド誘導体の水性分散物を製造す
る為の分散剤として記載されている。
本発明者は、驚くべきことに、ペルフルオルアルキル
化ウレタンが分子中に少なくとも一つのペルフルオルア
ルキル基の他にエピクロルヒドリン基およびジアルコー
ル残基を含有している場合に、繊維材料の仕上げに於い
て溌油−、溌水−および溌汚性に関して特に優れた性質
を有していることを見出した。
本発明のウレタン化合物は、一般式I 〔式中、Rfは炭素原子数8〜12のペルフルオルアルキル
基またはRf′SO2NR1−基(但し、Rf′はRfの意味を有し
そしてRはHまたは炭素原子数1〜4のアルキル基であ
る。) xは1〜4の整数、殊に2であり、 yは1〜4の数であり、 zは1〜20の数であり、 mは1〜2の数であり、 nは1〜2の数であり、その際m+nの合計が最高3で
あり、 Aは以下の式2〜10に相当する基の一つ(即ち、イソシ
アネート不含残基): Rは炭素原子数2〜6、殊に2〜4のアルキレン基、ク
ロロメチルエチレン基または式−CH(CH2OCH2CH2Rf)−
CH2−(但しRf=C4F9〜C20F41、殊にC6F13〜C16F30)で
表される基であり、但しRはzが1より大きい場合に
は、複数のこれらの意味を有し得てそして Bは水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基であるか
または以下の式11 (式中、Rf″、x′、y′、m′、n′およびA′は
Rf、x、y、m、nおよびAの意味を有する。) に相当する基である〕。
で表される。
Rfは上記のペルフルオルアルキル基であるのが好まし
い。この基は直鎖状でも分枝状でもよく、末端で分岐し
ているのが好ましい。直鎖状のペルフルオルアルキル基
が特に好ましい。ペルフルオルアルキル残基は一般に、
前述の炭素原子数のペルフルオルアルキル基の混合物が
適している。
Aはトルイレン基または式8〜10(この三種の基は一
般に混合状態で存在している)に相当する三つの基の一
つが好ましい。
Rは、エチレン−、プロピレン−、ブチレン−または
クロロメチルエチレン基−CH(CH2Cl)−CH2−、但しR
はz>1の場合には、複数のこれらの意味を有し得て、
この場合にはRはエチレン−およびプロピレン基である
のが特に有利である。
Bは好ましくは水素原子、式11に相当する基(但し
A′はトルイレン基または式8〜10に相当する三つの基
の一つであるかまたは炭素原子数1〜4のアルキル基で
ある。
本発明の、ペルフルオルアルキル基、エピクロルヒド
リン基およびジアルコール残基を持つウレタンの製造
は、一般式Iから明らかである。この新規のウレタンの
製造は、弗素含有の式 Rf(CH2xOH 〔式中、Rfおよびxは上記の意味を有する。〕で表され
る弗素含有アルコールをエピクロルヒドリンと反応させ
ることによって式 で表されるペルフルオルヒドルアルカノール−エピクロ
ルヒドリン付加物あるいはペルフルオルスルホンアミド
アルカノール−エピクロルヒドリン付加物を得、 付加物1を式2〜10の基の一つに相当するジ−またはト
リ−イソシアネートと反応させて式 〔式中、Rf、x、y、mおよびnは上記の意味を有す
る。〕 で表されるペルフルオルアルキル−エピクロルヒドリン
−イソシアネート付加物を得、 そしてこの付加物2をジアルコールまたは以下の式 H(ORz)OHあるいはH(OR)zOB 〔式中、Rおよびzは上記の意味を有しそしてBは水素
原子または炭素原子数1〜4アルキル基である。〕 で表される一方の側がエーテル化されたジアルコールと
反応させて式12および13 〔式中、Rf、x、y、z、m、n、AおよびBは上記の
意味を有する。〕 で表される、ペルフルオルアルキル基およびエピクロル
ヒドリン基およびジアルコール残基を含有する所望のウ
レタンを得、 そして式12のウレタンを式11に相当する少なくとも一つ
の遊離イソシアネートを含有するイソシアネート化合物
と反応させて式14 〔式中、Rf、Rf″、x、x′、y、y′、z、m、
m′、n、n′、A、A′およびRは上記の意味を有す
る。〕 で表される、ペルフルオルアルキル基およびエピクロル
ヒドリン基およびジアルコール残基を含有する所望のウ
レタンを得るようにして行うのが有利である。
以下に本発明の化合物の製法を詳細に説明する: ペルフルオル−ヒドロアルカノール、エピクロルヒド
リン付加物あるいはペルフルオルスルホンアミドアルカ
ノール−エピクロルヒドリン付加物である付加物1を製
造する為に、弗素含有アルコール、例えばペルフルオル
アルキルエタノールあるいはペルフルオルスルホンアミ
ドアルカノールをェピクロルヒドリン(標準条件での沸
点116℃)と、場合によっては触媒としてのルイス酸の
存在下に30〜100℃、殊に40〜70℃のもとで反応させ、
その際に弗素含有アルコールとエピクロルヒドリンとを
約1:y(yは前述の意味を有する)のモル比で使用す
る。ペルフルオルヒドロアルカノールおよびペルフルオ
ルスルホンアミドアルカノールは、ペルフルオルアルキ
ル基に関して一般に実質的に炭素原子数6〜16の価格的
に有利な市販の混合物が適している。ルイス酸には制限
がない。BF3、三弗化硼素ジエチレンエテラート、SnC l
4、SbC l5、TiC l4、FeC l3、PF5および/またはジブチ
ル−チン−ジラウレートが特に適しており、なかでも三
弗化硼素ジエチレンエテラートが特に適している。触媒
の量は、ペルフルオルアルキルエタノールを基準として
一般に0.01〜5重量%、殊に0.1〜1重量%である。こ
の反応は撹拌下にそして自然発生圧のもとで実施するの
が有利である。反応期間は約0.5〜7時間の範囲内であ
る。溶剤を用いるのも有利であり得る。好ましい溶剤は
ハロゲン含有炭化水素、例えば四塩化炭素、トリゥロロ
エチレン、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエタン、
ペンタフルオルモノクロロエタンおよびトリフルオルジ
クロロエタン;ケトン類、例えばメチルエチルケトンお
よびシクロヘキサノン;エーテル類、例えばジイソプロ
ピルエーテルおよびテトレヒドロフラン;ジメチルホル
ムアミドおよびN−メチルピロリドンがある。この反応
は定量的に進行する。得られる生成物から、場合によっ
て用いる溶剤を留去する。その際に場合によって存在す
る揮発性成分、例えば未反応エピクロルヒドリンも除
く。合目的的であるという理由から蒸留は減圧(水流ポ
ンプ減圧)しながらも実施することができる。触媒とし
て用いるルイス酸−このものは後続のトルイレンジイソ
シアネートとの反応の際に妨害にならない−は、アルカ
リ性媒体で、殊に炭酸水素ナトリウム水溶液またはトリ
エチルアミンの如きアミンにて洗浄するかあるいは中和
してもよい。付加物1はワックス状の黄色に着色した生
成物である。
付加物2を製造する為には、好ましくは付加物1を式
2〜10に相当するイソシアネートと70〜150℃、殊に90
〜130℃の温度のもとで反応させ、その際に付加物1の
化合物とイソシアネートとは、付加物2の式中のmおよ
びnについての所望の意味から判るモル比で用いる。こ
の反応は撹拌下にそして自然発生圧のもとで、有利な場
合には、反応期間を短縮する為に前記のルイス酸触媒の
存在下に実施するのが有利である。上記鵜の溶剤を用い
ることもできる。反応期間は約1〜15時間の範囲内であ
る。イソシアネートは、しばしば市販のイソシアネート
混合物が適している。例えばトルイレンジイソシアネー
トは一般に約80重量%の2,4−トルイレンジイソシアネ
ートと20重量%の2,6−トルイレンジイソシアネートと
で組成されている。式8〜10に従う基に相当するイソシ
アネートも一般に混合物として存在している。市販の特
に有利なこの種の混合物は問題の三種類のイソシアネー
トで組成されており、その際式10に相当するイソシアネ
ートは混合物を基準として少なくとも50重量%の量で存
在している(この混合物中では式10に相当するイソシア
ネートが主成分である)。上記の付加物2を得る為の付
加物1をイソシアネートとの反応は定量的に進行する。
得られる生成物を場合によっては精製し、例えば揮発成
分を留去する。付加物2はワックス状の黄色に着色した
生成物である。
式12および13の本発明に従う化合物を製造する為に
は、付加物2をジオールまたは一方の側がエーテル化さ
れている上述の種類のジオールと、70〜150℃、殊に90
〜130℃の温度で反応させて行うのが有利である。この
場合、付加物2の化合物とジオールあるいはジオールモ
ノエーテルとは、ジオールあるいはジオールエーテルの
モル量が用いる付加物2中の存在する遊離のイソシアネ
ート基に相当するモル比で用いる。この反応は、撹拌下
にそして自然発生圧のもとで、有利な場合には、反応期
間を短縮する為に前記のルイス酸触媒の存在下に実施す
るのが有利である。上記の溶剤を用いることもできる。
反応期間は約1〜15時間の範囲内である。式12および13
の本発明の化合物を得る為の付加物2とジオールまたは
ジオールモノエーテルとの反応は定量的に進行する。得
られる生成物を場合によっては精製し、例えば揮発成分
を留去する。式12および13の本発明の化合物は、ワック
ス状の黄色乃至褐色に着色した生成物である。
式14の本発明の化合物を製造する為には、式12の化合
物を式11の基に相当するイソシアネート化合物(付加物
2参照)と、70〜150℃、殊に90〜130℃の温度で反応さ
せて行うのが有利である。この場合、式12の化合物とイ
ソシアネート化合物とは、イソシアネート化合物のモル
量が用いる式12の化合物中に存在するOH−基に相当する
ようなモル比で用いる。その他、この本発明の化合物の
製法は、式12および13の本発明の化合物の製法について
述べたことが当てはまる。式14の本発明の化合物は式12
および13の化合物と同様に、ワックス状の黄色に着色し
た生成物である。
本発明の化合物は、驚くべきことに繊維材料の優れた
処理剤である。このものは繊維材料に殊に卓越した疎水
性および疎油性を与える。更に、このものは、処理され
る繊維材料が例えば延伸加工、テックスチャー加工およ
び特に染色および洗浄の際に曝される高い応力に、効果
上の如何なる損失もなしに耐えることのできる性質を相
当な程度に有している。本発明の化合物の予期されてい
なかった特に重要な特徴は、通例の繊維材料仕上げ、例
えば紡糸仕上げにおいても用いることができそしてその
際にその優れた効果を失うことがないことである。
繊維材料は天然および/または合成のものである。殊
にポリアミド、ポリエステルおよび/またはポリアクリ
ルニトリルより成るもの、特にポリアミドが有利であ
る。繊維材料は任意の形状で存在していてもよい。例え
ばフィラメント、ファイバー、ヤーン、織製物、編製
物、カーペットまたはフリースとして存在していてもよ
い。本発明の化合物の適用量は、繊維材料上に0.02〜1
重量%の弗素、殊に0.04〜0.4重量%の弗素(本発明の
化合物を弗素の量に換算した量、重量%は処理れる繊維
材料を基準とする)が存在するように選択する。本発明
の化合物での繊維材料の処理は、一般に、本発明のウレ
タンが組み入れられている上記の繊維処理仕上げ剤を通
すかあるいはウレタンで明らかに調製されている溶液、
エマルジョンまたは分散液によって行う。この溶液、エ
マルジョンまたは分散液にあるいは繊維処理仕上げ剤
に、一般に5〜40あるいは0.5〜5重量%、殊に8〜30
あるいは1〜3重量%の濃度で存在する。上記の溶液、
エマルジョンまたは分散液での繊維材料の処理は通例の
方法で実施する。例えばスプレー、浸漬、フォラード処
理等によって実施する。次いで、含浸した繊維材料を乾
燥しそして熱処理に委ねる。熱処理は一般に、繊維材料
を130〜200℃に加熱しそしてこの温度を10秒〜10分間保
持するようにして実施する。本発明のウレタンで仕上げ
された繊維材料は前述の優れた性質を有している。
今度は、本発明を実施例によって更に詳細に説明す
る。
本発明の化合物 実施例 1 撹拌機、還流冷却器、温度計、滴下ロートおよび加熱
浴を備えたガラス製フラスコに、C6F13乃至C12F25のペ
ルフルオルアルキル基−平均してC8F17のペルフルオル
アルキル基に相当する−を持つ市販の527.9g(1.0モ
ル)のペルフルオルアルキルエタノール混合物(OH−価
=106)、溶剤として380mlの1,2,2−トリフルオルトリ
クロロエタン(CFCl2−CF2Cl;沸点=48℃)および触媒
としての5.0gの三弗化硼素ジエチルエテラーと(ペルフ
ルオルアルキルエタノールを基準として1重量%の触媒
量)を最初に導入する。こを溶液に45℃のもとで166.5g
(1.8モル)のエピクロルヒドリンを滴加し、次いで溶
剤の沸騰温度に3時間に渡って保持する。次いで、用い
た溶剤を減圧(水流ポンプによる減圧)状態で留去す
る。ワックス状の黄色に着色した精製(付加物1)が存
在している。この付加物はペルフルオルアルキルエタノ
ールとエピクロルピドリンとのモル比が1:1.8(即ち、
式1中のyが1〜1.8)であるペルフルオルアルキルエ
タノール−エピクロルヒドリン付加物である。同じ操作
で以下の実施例で用いる付加物1準備する。
本発明の化合物を製造する別の反応についてのアプロ
ーチを以下に総括的に記載する。この反応を、撹拌機、
乾燥管を配備した還流冷却器、温度計および加熱浴を備
えたガラス製フラスコにおいて実施する。
100.0g(0.144モル)の付加物1 25.1g(0.144モル)のトルイレンジイソシアネート:即
ち、約80重量%の2,4−および約20重量%の2,6−トルイ
レンジイソシアネートより成る混合物(これが主生成物
である) 82.5g(0.144モル)のヘキサエピクロルヒド それ故に付加物1の化合物、トルイレンジイソシアネー
トおよびヘキサエピクロルヒドリを1:1:1のモル比で用
いる。
方法: 付加物1の化合物およびトルイレンジイソシアネート
を最初に導入する。この混合物を100〜110℃に加熱し、
この温度を撹拌下に3時間に渡って保持し、次いで冷却
する(第一反応段階)。得られるペルフルオルアルキル
エタノール−エピクロルヒドリン−トルイレンジイソシ
アネート付加物は、ワックス状の黄色に着色した生成物
である。ガラス製フラスコ中にある生成物にヘキサエピ
クロルヒドリンを添加する。この混合物を100〜110℃に
加熱し、この温度を撹拌下に3時間に渡って保持し、次
いで冷却する(第二反応段階)。このものは、ワックス
状の褐色に着色した生成物である(収量:206.1g、理論
値の99.3重量%)。得られた本発明の化合物の全構造
は、実施例の後の表にも記載した連続番号B1の式に相当
する。
実施例 2 出発混合物: 69.4g(0.1モル)の実施例1の付加物1 17.4g(0.1モル)の実施例1のトルイレンジイソシアネ
ート 20.3g(0.1モル)のジエピクロルヒドリン それ故に付加物1の化合物、トルイレンジイソシアネ
ートおよびジエピクロルヒドリを1:1:1のモル比で用い
る。
方法: 実施例1と同様に行う。ワックス状の褐色に着色した
生成物(収量:105.2g、理論値の98.1重量%)が得られ
る。得られた本発明の化合物の全構造は、実施例の後の
表にも記載した連続番号B2の式に相当する。
実施例 3 出発混合物: 133.2g(0.2モル)の実施例1の付加物1 54.4g(0.2モル)のジフェニルメタン−4,4′−ジイソ
シアネート(市販品) 114.6g(0.2モル)のヘキサエピクロルヒドリン 従って、付加物1の化合物、ジフェニルメタンジイソ
シアネートおよびヘキサエピクロルヒドリは1:1:1のモ
ル比で用いる。
方法: ジイソシアネートを最初に導入し、加熱することによ
って溶融してそして溶融したジイソシアネート撹拌しな
がら溶融付加物1−化合物を添加する。この混合物を11
0〜120℃に加熱し、この温度を撹拌下に3時間に渡って
保持し、次いで冷却する(第一反応段階)。得られるペ
ルフルオルアルキルエタノール−エピクロルヒドリン−
ジフェニルメタンジイソシアネート付加物は、ワックス
状の黄色に着色した生成物である。ガラス製フラスコ中
にある生成物にヘキサエピクロルヒドリンを添加する。
この混合物を110〜120℃に加熱し、この温度を撹拌下に
4時間に渡って保持し、次いで冷却する(第二反応段
階)。ワックス状の褐色に着色した生成物(収量:298.6
g、理論値の98.8重量%)が得られる。得られた本発明
の化合物の全構造は、実施例の後の表に記載した連続番
号B3の式に相当する。
実施例 4 出発混合物: 310.0g(0.442モル)の実施例1の付加物1 377.0g(0.221モル)のトリフェニルメタン−4,4′,4″
−トリイソシアネート 24.4g(0.221モル)の1−クロロメチル−1,2−ジヒド
ロキシエタン: それ故に付加物1の化合物、トリイソシアネートおよ
びジオール化合物を2:1:1のモル比で用いる。
方法: 実施例3と同様に行う。その際第一段階において5時
間に渡って110〜120℃に維持し、ヘキサエピクロルヒド
リンの替わりに上記のクロロプロパンジオールを添加し
そして第二反応段階では8時間に渡って120〜130℃に維
持する。ワックス状の褐色に着色した生成物(収量:709
g、理論値の99.7重量%)が得られる。得られた本発明
の化合物の全構造は、実施例の後の表にも記載した連続
番号B4の式に相当する。
実施例 5 出発混合物: 150.0g(0.225モル)の実施例1の付加物1 115.3g(0.150モル)の式10に相当するトリイソシアネ
ート:このものは、主成分としてトリイソシアネートを
含有する式8、9および10の相当する三種類のイソシア
ネートの混合物 129.0g(0.225モル)のヘキサエピクロルヒドリン 従って、付加物1の化合物、イソシアネートおよびヘ
キサエピクロルヒドリは3:2:3のモル比で用いる。
方法: イソシアネートおよび触媒としての1.2gのジブチル錫
ジラウレート(即ち、イソシアネートの使用量を基準と
して1重量%である)を最初に導入し、加熱することに
よって溶融しそしてこの溶融した混合物に撹拌下に溶融
付加物1の化合物を添加する。この混合物を65℃のもと
に4時間に渡って撹拌下に維持し、次いで冷却する(第
一反応段階)。得られたペルフルオルアルキルエタノー
ル−エピクロルヒドリン−イソシアネート付加物は黄色
に着色したワックス状の生成物である。ガラス製フラス
コ中に存在する生成物にヘキサエピクロルヒドリンを添
加する。この混合物を100〜110℃に加熱し、この温度の
もとに4時間に渡って撹拌下に保持し、次いで冷却する
(第二反応段階)。褐色に着色したワックス状の生成物
(収量:371.5g、即ち理論値の94.2%)が得られる。得
られた本発明の化合物の全構造は式B5に相当する。
実施例 6 105.6g(0.13モル)の付加物1としてのペルフルオルア
ルキルエタノール−エピクロルヒドリン付加物(ペルフ
ルオルアルキルエタノールとエピクロルヒドリンとのモ
ル比は1:3であり、即ち、式1のyは3である):ペル
フルオルアルキルエタノールはC8F17〜C16F33のペルフ
ルオルアルキル基−平均してC12F25のペルフルオルアル
キル基に相当する−を持つ市販の混合物である(OH−価
=69)。
34.4g(0.13モル)のジシクロヘキシルメタン−4,4′−
ジイソシアネート(市販品) 82.3g(0.13モル)の分子量650のポリテトラヒドロフラ
ン:H(OC4H88.5−OH。
従って付加物1の化合物、ジシクロヘキシルメタンジ
イソシアネートおよびポリテトラヒドロフラン(ジオー
ル)は1:1:1のモル比で用いる。
実施例3と同様に行う。その際ヘキサエピクロルヒド
リンの替わりに上記のポリテトヒドロフランを添加す
る。ワックス状の褐色に着色した生成物(収量:220.5、
即ち理論値の99.2重量%)が得られる。得られた本発明
の化合物の全構造は、連続番号B6の式に相当する。
実施例 7 出発混合物: 81.3g(0.10モル)の実施例6の付加物1 82.5g(0.05モル)の実施例5のトリイソシアネート 31.7g(0.05モル)の実施例6のポエテトレヒドロフラ
ン 従って付加物1、ジトリイソシアネートおよびポリテ
トラヒドロフランは2:1:1のモル比で用いる。
実施例1と同様に行う。その際ヘキサエピクロルヒド
リンの替わりに上記のポリテトラヒドロフランを添加
し、第二反応段階に7時間にわたって100〜110℃に保持
する。ワックス状の褐色に着色した生成物(収量:138.
4、即ち理論値の98.2重量%)が得られる。得られた本
発明の化合物の全構造は、連続番号B7の式に相当する。
実施例 8 出発混合物: 97.5g(0.12モル)の実施例6の付加物1 34.2g(0.06モル)の実施例5のトリイソシアネート 58.0g(0.06モル)の一方の側がエーテル化されている
下記式のジオール 従って付加物1、トリイソシアネートおよびデカプロ
ピレングリコール−モノ−n−ブチルエーテルは2:1:1
のモル比で用いる。
方法: 実施例1と同様に行う。その際第一反応段階において
は6時間にわたって100〜110℃に保持し、ヘキサエピク
ロルヒドリンの替わりに上記をジオールモノエーテルを
添加し、第二反応段階に8時間にわたって100〜110℃に
保持する。ワックス状の褐色に着色した生成物(収量:1
84、即ち理論値の97.2重量%)が得られる。得られた本
発明の化合物の全構造は、連続番号B8の式に相当する。
実施例 9 出発混合物: 81.3g(0.10モル)の実施例6の付加物1 28.5g(0.05モル)の実施例5のトリイソシアネート 54.7g(0.05モル)の、一方の側がエーテる化されてい
る下記式のジオール 従って付加物1、トリイソシアネートおよびデカ(プ
ロピレン−エチレン)グリコール−モノ−n−ブチルエ
ーテルは2:1:1のモル比で用いる。
方法: 実施例5と同様に行う。その際第一反応段階において
は6時間にわたって100〜110℃に保持し、ヘキサエピク
ロルヒドリンの替わりに上記のジオールモノエーテルを
添加し、第二反応段階に10時間にわたって100〜110℃に
保持する。ワックス状の褐色に着色した生成物(収量:1
61.7g、即ち理論値の98.3重量%)が得られる。得られ
た本発明の化合物の全構造は、連続番号B9の式に相当す
る。
実施例10 出発混合物: 162.6g(0.20モル)の実施例6の付加物1 57.0g(0.10モル)の実施例5のトリイソシアネート 64.1g(0.05モル)の実施例6のポリテトラヒドロフラ
ン 従って、用いる化合物相互のモル比は4:2:1である。
方法: 付加物1の化合物およびトリイソシアネートを最初に
導入する。この混合物を100〜110℃に加熱し、この温度
を3時間に渡って撹拌下に保持する(第一反応段階)。
得られた黄色に着色したワックス状のペルフルオルアル
キルエタノール−エピクロルヒドリン−イソシアネート
付加物にポリテトラヒドロフランを添加する。この混合
物を4時間に渡って100〜110℃に保持する(第二反応段
階)。褐色に黄色したワックス状の生成物(収量:278.2
g、即ち、理論値の98.1重量%)が得られる。得られた
本発明の化合物の全構造は、連続番号B10の式に相当す
る。
実施例11 出発混合物: 81.3g(0.10モル)の実施例6の付加物1 28.5g(0.05モル)の実施例5のトリイソシアネート 3.1g(0.05モル)のモノエチレングリコール 49.3g(0.05モル)の下記式の化合物: 従って、用いる化合物相互のモル比は2:1:1:1であ
る。
方法: 実施例10と同様に実施する。その際第二反応段階にモ
ノエチレングリコールを添加する。得られる褐色に着色
したワックス状の生成物(これは実施例7で製造された
化合物に相当する)に、0.1モルの付加物1の化合物と
0.05モルのトルイレンジイソシアネートとの反応によっ
て得られる上記のペルフルオルアルキルエタノール−エ
ピクロルヒドリン−イソシアネート付加物の0.05モルを
添加する。この混合物を100〜110℃のもとに3時間に渡
って撹拌下に保持し、次いで冷却する(第三反応段
階)。褐色に着色したワックス状の生成物(収量:160.7
g、即ち、理論値の99.1重量%)が得られる。得られた
本発明の化合物の全構造は、連続番号B11の式に相当す
る。
実施例12 出発混合物: 81.3g(0.10モル)の実施例6の付加物1 28.5g(0.05モル)の実施例5のトリイソシアネート 5.8g(0.05モル)の1,6−ヘキサンジオール 従って、用いる化合物相互のモル比は2:1:1である。
方法: 実施例7と同様に行う。その際ポリテトラヒドロフラ
ンの替わりに上記の1,6−ヘキサンジオールを用いる。
ワックス状の褐色に着色した生成物(収量:114.3、即ち
論理値の98.9重量%)が得られる。得られた本発明の化
合物の全構造は、連続番号B12の式に相当する。
実施例13 出発混合物: 162.6g(0.20モル)の実施例6の付加物1 54.0g(0.10モル)の実施例5のトリイソシアネート 9.0g(0.10モル)の1,4−ブタンジオール 従って、用いる化合物のモル比は2:1:1である。
方法: 実施例12と同様に行う。黄土色に着色したワックス状
の生成物(収量:226.5:即ち理論値の99.1重量%)が得
られる。得られた本発明の化合物の全構造は、連続番号
B13の式に相当する。
実施例14 出発混合物: 162.6g(0.20モル)の実施例6の付加物1 57.0g(0.10モル)の実施例5のトリイソシアネート 27.1g(0.05モル)の下記式の弗素化エーテルジオール
化合物: 従って、用いる化合物のモル比は4:2:1である。
方法: 付加物1の化合物とトリイソシアネートを最初に導入
する。この混合物を110℃に加熱し、この温度のもとに
撹拌下に4時間に渡って保持し、次いで4滴のジブチル
錫ジラウレートを添加し、更に3時間に渡って110℃を
撹拌下に保持する(第一反応段階、実施例10参照)得ら
れる黄色に着色したワックス状のペルフルオルアルキル
エタノール−エピクロルヒドリン−イソシアネート付加
物に、55gのアジピン酸−ジ−n−ブチルエステルに溶
解した弗素化エーテルジオール化合物を添加する。この
混合物を5時間に渡って110℃のもとに撹拌しながら保
持し、次いで冷却する(第二反応段階)。褐色に着色し
たワックス状の生成物(収量:300g、即ち、理論値の99.
5%)が得られる。得られた本発明の化合物の全構造
は、連続番号B14の式に相当する。
式B5およびB7〜B14においてA1〜A9は、 式B10、B14およびB11においてB1、B3およびB2は、それ
ぞれ順に以下の意味を有する: 本発明の化合物の用途 実施例I〜X IV これらの実施例においては本発明の化合物B1〜14を試
験する。
実施例I〜VIにおいては、化合物B1〜B6を、それぞれ
約1.2gの本発明の化合物および250gのアセトンより成る
特別に調製した溶液(処理液用のアセトン溶液)によっ
て試験する。それぞれ六つのアセトン処理液にてポリア
ミド−6−繊維より成る同じ織物を、織物の重量を基準
として0.05重量%の弗素を織物上に存在させる程の量
(弗素付着量)の本発明の化合物を織物に付着させる為
に、処理する。この目的の為に織物を通例の方法で処理
液に浸漬し、パッダで30〜40重量%の処理液吸収量に調
節し、アセトンで湿っている織物を最初に空気乾燥し、
次いで30秒間に渡って200℃の温度に保持する(熱処
理、縮合にも関連している)。この処理の後に本発明の
化合物B1〜B6を含む六つの織物がもたらされる。各織物
には、織物の重量を基準として0.05重量%の弗素が付着
している。
六つの織物について、溌油性(疎油性)はAATCCの試
験基準118−1966によってそして溌水性(疎水性)はDIN
53 888−1965に従って、しかも上記の縮合の後におよび
縮合した織物をアルカリ性の煮沸液で3時間処理した後
に試験する。この処理の場合には個々の織物を通例のよ
うに3時間に渡ってアルカリ性洗浄液中で煮沸し、次い
で乾燥する。洗浄液は1の水、1gのトリナトリウム−
ホスフェートおよび、ブタンジオール−1,4を15モルの
テイレンオキサイドでオキシエチル化しそして次にこの
オキシエチラートを1モルのオレイン酸でエステル化す
ることによって得られる2gの脂肪酸ポリグリコールエス
テルより成る。
実施例V II〜X IVにおいては、本発明の化合物B7〜B1
4をポリアミド繊維用の通例の紡糸処理液によって試験
する。この紡糸処理は、それぞれ該液1000g当たり約150
gの本発明の化合物を含有している(紡糸処理液は主成
分としての水、処理剤としての通例に用いられるエトキ
シル化樹脂アルコールおよび長鎖のアミノキシドおよび
約15重量%の本発明の化合物より組成されている。)八
個の紡糸処理液のそれぞれを用いてそれぞれ同じポリア
ミド−6−繊維を、繊維の重量を基準として0.05重量%
の弗素および1重量%の処理剤を織物上に存在させる程
の量の本発明の化合物および処理剤を織物に付着させる
為に、処理する。この目的の為に、繊維を通例のように
紡糸処理液に引き通し、乾燥しそして30秒間に渡って20
0℃の温度に保持する(熱処理、縮合)。このように処
理した繊維からそれぞれに織物を織製する。本発明の化
合物B7〜B14を含む八枚の織物がもたらされる。各織物
は、織物の重量を基準として0.05重量%の弗素付着量お
よび1重量%の処理剤付着量を有している。
八枚の織物について上述の如く溌油性および溌水性を
試験する。
実施例I〜X IVの結果を以下に総括掲載する。
以下に:AATCC試験118−1966(American Associa−tio
n of Textile Chemists and Colorists)およびDIN 53
888−1965(Deutsche Industrie Norm)を記載する: AATCC試験118−1966に従い溌油性値を測定する為に、
知られているように、特定の試験液(下記参照)三滴を
試験するべき繊維材料の上に注意深く乗せる。
作用時間:30秒。引用した値は、液滴の下の織物が(作
用時間の経過後に)視覚的に未だ濡れていないと判断さ
れる段階のものである:試験液 溌油性値 パラフィン油 1 パラフィン油:n−ヘキサノール=65:35 2 n−ヘキサデカン 3 n−テトラデカン 4 n−ドデカン 5 n−デカン 6 n−オクタン 7 n−ヘプタン 8 1の溌油性値は最も悪い溌油効果を意味し、8の溌油
性値は最も良い溌油効果を意味する。
DIN53 888−1965に従う溌水性値を測定する為に、試
験するべき繊維材料を、知られているように、標準化さ
れた条件のもとで人工的に雨に曝し、その際に同時に繊
維材料の試験体の下側を機械的に摩擦する。水滴をはじ
く効果を視覚的に1〜5の評点で評価し、その際評点1
が最も悪い溌水効果を意味し、5の評点は最も良い溌水
効果を意味する。
試験結果は、本発明のウレタンでは非常に高い溌油性
および溌水性が達成されることおよび本発明のウレタン
が繊維材料の処理調製液にも添加できることを示してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 275/62 C08G 65/48 NQV 73/06 NTM D06M 13/428

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペルフルオルアルキル基、エピクロルヒド
    リン基およびジアルコール残基を持つ以下の一般式
    (I) 〔式中、Rfは炭素原子数8〜12のペルフルオルアルキル
    基またはRf′So2NR1−基(但し、Rf′はRfの意味を有し
    そしてRはHまたは炭素原子数1〜4のアルキル基であ
    る。) xは1〜4の整数であり、 yは1〜4の数であり、 zは1〜20の数であり、 mは1〜2の数であり、 nは1〜2の数であり、その際m+nの合計が最高3で
    あり、 Aは以下の式2〜10に相当する: Rは炭素原子数2〜6のアルケニキレン基、クロロメチ
    ルエチレン基または式 −CH(CH2OCH2CH2−C4F9〜C20F41)−CH2− で表される基であり、但しRはzが1より大きい場合に
    は、複数のこれらの意味を有し得てそして Bは水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基であるか
    または以下の式11 (式中、Rf″、x′、y′、m′、n′およびA′は
    Rf、x、y、m、nおよびAの意味を有する。) に相当する基である〕。 で表されるウレタン。
  2. 【請求項2】Rfが炭素原子数8〜12のペルフルオルアル
    キル基であり、 xが2であり、 yが1〜4であり、 zが1〜20であり、 mが1〜2であり、 nが1〜2であり、その際m+nの合計が最高3であ
    り、 Aはトルイレン基または式8〜10に相当する三つの基の
    一つであり、 Rはエチレン−、プロピレン−、ブチレン−またはクロ
    ロ−メチルエチレン基であり、その際にzが1より大き
    い場合には、Rは複数のこれらの意味を有し得てそして BはH、炭素原子数1〜4のアルキル基または式11に相
    当する基であり、その際A′はトルイレン基または式8
    〜10に相当する三つの基の一つである特許請求の範囲第
    1項記載のウレタン。
  3. 【請求項3】Rfが炭素原子数8〜12のペルフルオルアル
    キルであり、 xが2であり、 yが1〜4であり、 zが1〜20であり、 mが1〜2であり、 nが1〜2であり、その際m+nの合計が最高3であ
    り、 Aはトルイレン基または式8〜10に相当する三つの基の
    一つであり、 Rはエチレン−、プロピレン−、ブチレン−またはクロ
    ロ−メチルエチレン基であり、その際にzが1より大き
    い場合には、Rはエチレン−およびプロピレン基であ
    り、 そして BはH、炭素原子数1〜4のアルキル基または式11に相
    当する基であり、その際A′はトルイレン基または式8
    〜10に相当する三つの基の一つであり、Rf″は炭素原子
    数6〜12のペルフルオルアルキル基で、x′は2で、
    y′は1〜4で、m′は1〜2でそしてn′は1〜2で
    あり、その際m′+n′の合計が最高3である特許請求
    の範囲第1項記載のウレタン。
  4. 【請求項4】ペルフルオルアルキル基、エピクロルヒド
    リン基およびジアルコール残基を持つ以下の一般式I 〔式中、Rfは炭素原子数8〜12のペルフルオルアルキル
    基またはRf′So2NR1−基(但し、Rf′はRfの意味を有し
    そしてRはHまたは炭素原子数1〜4のアルキル基であ
    る。) xは1〜4の整数であり、 yは1〜4の数であり、 zは1〜20の数であり、 mは1〜2の数であり、 nは1〜2の数であり、その際m+nの合計が最高3で
    あり、 Aは以下の式2〜10に相当する: Rは炭素原子数2〜6のアルケニキレン基、クロロメチ
    ルエチレン基または式 −CH(CH2OCH2CH2−C4F9〜C20F41)−CH2− で表される基であり、但しRはzが1より大きい場合に
    は、複数のこれらの意味を有し得てそして Bは水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基であるか
    または以下の式11 (式中、Rf″、x′、y′、m′、n′およびA′は
    Rf、x、y、m、nおよびAの意味を有する。) に相当する基である〕。 で表されるウレタンを製造するに当たって、式 Rf(CH2xOH 〔式中、Rfおよびxは上記の意味を有する。〕 で表される弗素含有アルコールをエピクロルヒドリンと
    反応させることによって式 で表されるペルフルオルヒドロアルカノール−エピクロ
    ルヒドリン付加物あるいはペルフルオルスルホンアミド
    アルカノール−エピクロルヒドリン付加物を得、付加物
    1を式2〜10の基の一つに相当するジまたはトリ−イソ
    シアネートと反応させて式 〔式中、Rf、x、y、mおよびnは上記の意味を有す
    る。〕 で表されるペルフルオルアルキル−エピクロルヒドリン
    −イソシアネート付加物を得、 そしてこの付加物2をジアルコールまたは以下の式 H(OR)zOHあるいはH(OR)zOB 〔式中、Rおよびzは上記の意味を有しそしてBは水素
    原子または炭素原子数1〜4のアルキル基である。〕 で表される一方の側がエーテル化されたジアルコールと
    反応させて式12および13 〔式中、Rf、x、y、z、m、n、AおよびBは上記の
    意味を有する。〕で表される、ペルフルオルアルキル基
    およびエピクロルヒドリン基およびジアルコール残基を
    含有する所望のウレタンを得、 そして式12のウレタンを式11に相当する少なくとも一つ
    の遊離イソシアネート基を含有するイソシアネート化合
    物と反応させて式14 〔式中、Rf、Rf″、x、x′、y、y′、z、m、
    m′、n、n′、A、A′およびRは上記の意味を有す
    る。〕 で表される、ペルフルオルアルキル基およびエピクロル
    ヒドリン基およびジアルコール残基を含有する所望のウ
    レタンを得ることを特徴とする、上記ウレタンの製造方
    法。
  5. 【請求項5】ペルフルオルアルキル基、エピクロルヒド
    リン基およびジアルコール残基を持つ以下の一般式
    (I) 〔式中、Rfは炭素原子数8〜12のペルフルオルアルキル
    基またはRf′SO2NR1−基(但し、Rf′はRfの意味を有し
    そしてRはHまたは炭素原子数1〜4のアルキル基であ
    る。) xは1〜4の整数であり、 yは1〜4の数であり、 zは1〜20の数であり、 mは1〜2の数であり、 nは1〜2の数であり、その際m+nの合計が最高3で
    あり、 Aは以下の式2〜10に相当する: Rは炭素原子数2〜6のアルケニキレン基、クロロメチ
    ルエチレン基または式 −CH(CH2OCH2CH2−C4F9〜C20F41)−CH2− で表される基であり、但しRはzが1より大きい場合に
    は、複数のこれらの意味を有し得てそして Bは水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基であるか
    または以下の式11 (式中、Rf″、x′、y′、m′、n′およびA′は
    Rf、x、y、m、nおよびAの意味を有する。) に相当する基である〕。 で表されるウレタンを、繊維材料の疎油性−および疎水
    性仕上げに用いる方法。
JP61267877A 1985-11-13 1986-11-12 ペルフルオルアルキル基、エピクロルヒドリン基およびジアルコ−ル残基を持つウレタン、その製造方法およびその用途 Expired - Lifetime JPH0811748B2 (ja)

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