JPH07504891A - ヒトクニッツ型プロテアーゼインヒビターの変異体 - Google Patents

ヒトクニッツ型プロテアーゼインヒビターの変異体

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JPH07504891A JP5511993A JP51199393A JPH07504891A JP H07504891 A JPH07504891 A JP H07504891A JP 5511993 A JP5511993 A JP 5511993A JP 51199393 A JP51199393 A JP 51199393A JP H07504891 A JPH07504891 A JP H07504891A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒトクニッツ型プロテアーゼインヒビターの変異体見凱東孜歪分互 本発明は、ヒトークニッッ(Kunitz)型プロテアーゼインヒビタードメイ ンの変異体、その変異体をコードするDNA 、該変異体の製造方法、および該 変異体を含有する医薬組成物に関する。
生凱Ω■景 多形槙白血球(好中球またはPMN)および単核食細胞(単球)は、組織の損傷 、感染、急性および慢性の炎症および創傷の治癒に重要な役割を演する。これら の細胞は血液から炎症部位に移動し、次いで固有の刺激を受けて、オキシダント 化合物(O8・、0.−。
H*0、および)IOCI)ならびに各種のタンパク質分解酵素を含有する顆粒 を放出する。これらの分泌顆粒は、例えばアルカリホスファターゼ、メタロブロ ティナーゼ例えばゼラチナーゼおよびコラゲナーゼ、ならびにセリンプロテアー ゼ、例えば好中球エラスターゼ、カテプシン、Gおよびブロティナーゼ3を含有 している。
潜伏メタロブロティナーゼ類はメタロブロティナーゼの組織インヒビター(TI MP)とともに放出される。その活性化の機構は充分解明されていないが、チオ ール基の酸化反応および/またはタンパク質分解反応がそのプロセスで役割を演 じているようである。また遊離のメタロブロティナーゼの活性はTIMPの不活 性化に依存している。
白血球のアズール親和性(azuroph i I)顆粒には、セリンプロテア ーゼ類の好中球エステラーゼ、カテプシンGおよびプロテアーゼー3が、ゲルコ サミノグルカン類と複合した活性酵素として詰められている。これらの複合体は 不活性であるが、分泌する際に解離して活性酵素を放出する。そのプロテアーゼ 活性を中和するため、インヒビターであるα1−プロティナーゼインヒビター( α+ PI)とα1−キモトリプシンインヒビター(α+ Chi)が大量に血 漿中に見られる。しかしPMNはこれらインヒビターを局所で不活性することが できる。したがって、好中球エステラーゼの最も重要なインヒビターであるαI −1’lは、トリガーされたPMNによって産生される酸素代謝生成物による反 応中心(Net 35B)における酸化反応に対して感受性である。このことか ら、α、 −PIの好中球エラスターゼに対するアフィニティーは約1 /20 00まで低下する。
αI −PIの局所中和の後、好中球エラスターゼは他のタンパク質分解酵素の 多数のインヒビターを分解することができる。エラスターゼは、α、−Chiを 切断するのでカテプシンGの活性を助長する。
エラスターゼはTIMPをも切断するのでメタロプロティナーゼによる組織の分 解が起こる。さらに、エラスターゼは、抗トロンビンIIIとヘパリン補因子I Iおよび恐らくは血餅の生成を促進する組織因子経路インヒビター(TFPI) を切断する。一方好中球エラスターゼがし凝固因子を分解する性能は逆の作用を もっているようであり、そのためエラスターゼの作用全体は明らかになっていな い、好中球エラスターゼの線維素溶解現象に対する作用はそれほど不明確ではな い、エラスターゼがプラスミノーゲン活性化因子インヒビターとα2プラスミン インヒビタ−を分解すると線維素溶解活性が増大する。他方、これら両インヒビ ターはO8代謝物によって酸化されて不活性化する。
PMNは多量のセリンプロテアーゼを含存し、各白血球プロテアーゼ約200  mgが毎日放出され体内の侵襲性因子を処理する。急性炎症が起こると放出され る酵素の量が何倍も増大する0通常の条件下では、タンパク質分解反応は、大量 のインヒビターαl −PI、α、−Ch■およびα2マクログロブリンによっ て、受入れられる程度に低いレベルに保持されている。しかし、多数の慢性疾患 が、PMHの過刺激による病理学的タンパク質分解反応、例えば自己免疫応答、 慢性感染、タバコの煙または他の刺激源などによって起こるという証拠がある。
アプロチニン(ウシ膵臓トリプシンインヒビクー)は、トリプシン、キモトリプ シン、プラスミンおよびカリクレインを含む各種のセリンプロテアーゼを阻害す ることが知られており、急性肝臓炎、各種の状態のションク症候群、高線維素溶 解性出血および心筋梗塞を治療する際に治療用に用いられている(例えばJ、E 、Trapnel Iら。
Br1t、J、Surg、+ 61巻、177頁、 1974年i J、McM ichanら+ C1rculatoryshock、 9巻、107頁、 1 982年i 1.、M、Auerら、^cLa Neurochir、+ 49 巻、207頁、 1979年; G、5her+八−、J、0bsLeL、Gy necol、、 129 S+164頁、 1977年;およびB、5chne ider、^rtzneim、−Porsch、、 26巻。
1606頁、 1976年参照)、アプロチニンを多量に投与すると、心肺バイ パス手術を含む心臓外科手術による血液の損失が著しく低下する(例えばB、P 、Bidstrupら、 J、Thorac、Cardiovasc、Surg 、+ 97巻−364〜372頁、 1989年; W、Van 0evere n ら、 Ann、Thorac、Surg、+ 44S、 640〜645真 、 1987年参照)、ある種のアプロチニン類似体、例えばアプロチニン(1 −58,Va115)は顆粒球エラスターゼに対する比較的高い選択性とコラゲ ナーゼに対する阻害作用を示し、アプロチニン(1−58,AIa15)はエラ スターゼに対する作用は弱く、一方アブロチニン(358,Arg15.八Ia 17.5er42)は優れた血漿カリクレイン阻害作用を示す(国際特許願公開 第wo89/ 10374号参照)6しかし、アプロチニンはラット、ウサギお よびイヌに生体内投与した場合、比較的多量を繰返し注射した後、腎毒性作用を 示すことが見出されている(Bayer、 Trasylol、 Inhibi tor or proteinase ;”Verhandlungen de r Deutschen Ge5ellschaft ft1r Innere  Medizii+78、Kongress” Bergmann、 MUnc hen+ 1612〜1614頁、 1972年のGlaserらの報告)、ア プロチニンについて観察された腎毒性(例えば損傷の形態において現われる)は 、アプロチニンが高いプラスの正味電荷をもっているので近位尿細管のマイナス に帯電している表面に捕捉されることから、腎臓の近位尿細管の細胞中にアプロ チニンが蓄積することが原因かもしれない、この腎毒性があるため、アプロチニ ンは臨床用には余り適切でない、特に多量のインヒビターを投与する必要がある 臨床目的(例えば心肺バイパス手術)には余り適切アプロチニンをヒトに投与す ると望ましくない免疫応答を起こす一つ又は複数のエピトープをもっている。
したがって本発明の目的は、頻(14のインヒビターのプロフィルをもっている かまたは改質されて望ましいインヒビターのプロフィルを示すアプロチニンと同 じタイプのヒトプロテアーゼインヒビター(すなわち、クニッツ(Kunitz )型インヒビター)を同定することである。
3瀝Fと」h 本発明は、組織因子経路インヒビター(TPPI)のヒトクニッツ型プロテアー ゼインヒビタードメイン■の変異体に関し、この変異体は下記のアミノ酸配列で 構成されている。
X’ Cys Ala Phe Lys Ala Asp X” Gly X3 Cys X’ X’ X’ X’ X@X’Phe Phe Phe Asn  Ile Phe Thr Arg Gln Cys Glu Glu Phe  X” TyrGly Gly Cys X” X” X” Gln Asn A rg Phe X” Ser Leu Glu GluCys X” X” M eL Cys Thr Arg X”(配列番号:l)ここでX−はHlまたは Cysを除く1〜7個の天然アミノ酸残基を表し、Xt−X”は各々独立してC ysを除く1個の天然アミノ酸残基を表し、そして)(lはOR1またはCYS を除く1〜5個の天然アミノ酸残基を表す。但しアミノ酸残基XI XI?の少 なくとも一つは未変性の配列の対応するアミノ酸配列とは異なる。
本願においては、“天然アミノ酸残基”という用語は通常存在するアミノ酸すな わち、^la、 Val+ Leu+ IIe+ Pro、 Phe+ Trp + Met。
GIy+ Ser、 Thr、 Cys+ Tyr、 Asn+ GIn+^s p、 Glu、 Lys+^「gおよび旧Sのいずれか一つを意味するものとす る。
TFPIは、外因性経路インヒビター(UPI)またはりボタンバク質関連凝固 インヒビター(LACI) としても知られており、Brozeらにより単離さ れ(Proc、NaLl、^cad、Sci、USA、84巻、 1886〜1 890頁、 1987年およびヨーロッパ特許第300988号)、かつこのタ ンパク質をコードする遺伝子はクローン化されている(ヨーロッパ特許第318 .451号参照)、このタンパク質の二次構造を分析した結果、このタンパク質 は、アミノ酸22〜アミノ酸79(r)、アミノ酸93〜アミノ酸150(II )およびアミノ酸185〜アミノ酸242 (III )の3つのクニンツ型の インヒビタードメインをもっていることが分かっている。
TFPIのクニッツ型ドメインIはTF/FVIIaと結合し、他方クニソツ型 ドメインIIはFXaに結合することが報告されている (Gjrardら。
Nature+ 338巻、 518〜520頁、 1989年)。
上記の位置の1つ又は複数において1つ又は複数のアミノ酸を置換することによ って、TFPIのクニノツ型ドメイン■のインヒビタープロフィルを変えて、好 中球エラスターゼ、カテプシンGおよび/またはプロテアーゼー3を優先的に阻 害するようにすることができる。さらに、凝固もしくは線維素溶解に関与する酵 素(例えばプラスミンもしくは血漿カリクレイン)またはその補体カスケードを 特異的に阻害する変異体を構築することができる。
TFPIのクニノッ型ドメイン1の利点は、先に述べたように、強いプラスの正 味電荷を有するアプロチニンとは逆にマイナスの正味電荷をもっていることであ る。それ故に、アプロチニンよりプラスの正味電荷が低い本発明の変異体を構築 して、多量の変異体を投与した場合に腎臓を損傷する危険を少なくすることがで きる。もう1つの利点は、このドメインがアプロチニンと異なり、ヒトタンパク 質(フラグメント)であり、そのためヒトに投与した際の望ましくない免疫反応 が著しく減少するということである。
衾班色圧報奏皿丞 TFPIのクニソツ型ドメインの好ましい変異体の例は、XI が5er−Ph eもしくはMet−旧s −3er−Pheであり;またはX2が^Ia。
Arg、 Thr、八Sp+ Pro、 Glu、 Lys+ GIn+ Sc r+ IleおよびVal からなる群から選択されるアミノ酸残基で、特にX !はThrもしくはAspであり;またはx3はPro、 Thr、 Leu、 ^rg、 ValおよびIleからなる群から選択されるアミノ酸残基で、特に x3はProもしくはlieであり;またはX4はLys、 Arg、νal+  Thr+ I!e+ Leu+ Phe、 GIy+Ser、 Met、 T rp+ Tyr+ G1n+^snおよび^laからなる群から選択されるアミ ノ酸残基で、特にx4はLys+ Val、 Leu+ rle+ Thr、  Met+Gin もしくはArgであり;またはXSは^la、 Gly、Th r、 Arg、 Phe。
GlnおよびAspからなる群から選択されるアミノ酸残基で、特にX5はAl a、 Thr、 AspもしくはGryであり;またはX&は^rg、 Ala 。
Lys、 Leu+ GIy+旧S+ Ser、^Sp+ GIn+ Glu、  Val、 Thr+ Tyr、 Phe+Asn、 rleおよびMetから なる群から選択されるアミノ酸残基で、特にX6はArg、 Phe、八la+  Ile、 LeuもしくはTyrであり;またはX7はlie、 Met+  Gln+ Glu+ Thr+ Leu、 ValおよびPheからなる群から lie Thr、 Leu、^sn、 LyS+ Ser+ GIn+ Glu 、 Arg、 ProおよびPheからなる群から選択されるアミノ酸残基で、 特にXllはHeもしくはLysであり;またはX’lはArg+ Ser、  Ala、 Gln、 LysおよびLeuからなる群から選択されるアミノ酸残 基で、特にX9はArgであり;またはX1llはGln、 Pro、 Phe 、 Ile+ Lys、 Trp+ Ala、 Thr、 Leu、 Ser。
Tyr、 His、 Asp、 Met、 ArgおよびVatからなる群から 選択されるアミノ酸残基で、特にX10はVal もしくはlieであり;また はXllはGly、 Met、 GIn+ Glu、 Leu+ ^rg+ L ys+ ProおよびAsnからなる群から選択されるアミノ酸残基で、特にx lは^rgもしくはGluであり;またはX12はAla もしくはcryであ り;またはX「ゴはLys、 AsnおよびAspからなる群からJ択されるア ミノ酸残基で特にXIはLys もしくはAsnであり;またはχ目はVal、  Tyr、^sp、 Glu、 Thr、 Gly。
Leu、 Ser、 IIe+ Gln、 I(ts、 Asn+ Pro+  Phe、 Met、 AIa+ Arg+ TrpおよびLysからなる群から 選択されるアミノ酸残基で、特にXIaはLysもしくはGluであり;または XISはLys+ Met、 GluもしくはLeuであり;またはX16はl ys、 Ala、^snもしくはGluであり;またはX17はAspである変 異体である。好ましい態様では、xlはNet −)1is −5er−Phe でxl7はAspであり、一方Xt XI6は上記定義と同しである。
本発明のTFPIクニノツ型ドメインIの変異体は好ましくはプロテアーゼ結合 領域(すなわちx3−xl4で表されるアミノ酸残基)中にMet残基を含有し てはならない。上記のα1−PIから類推して、これらの位置のいずれか一つに Met残基があると、インヒビターが、P?INによって産生される酸素代謝物 による酸化的不活性化反応に対して感受性になり、逆にこれらの位置にMet残 基がないと、インヒビターは、かような酸素代謝物の存在下で一層安定になる。
−ゼ結合部位に位置するアミノ酸残基の1つ又は複数(すなわちアプロチニンの 13.15.16.17.18.19.20.34.39.40.41および4 6の位置に対応するXS X14の1つ又は複数)が、生来のアプロチニンの同 じ位置に存在するアミノ酸に対して置換されている変異体である。この変異体の アミノ酸配列は下記のとおりである。
Met旧s Ser Phe Cys Ala Phe Lys Ala As p Asp Gly Pro Cys LysAla Arg lle Ile  Arg Phe Phe Phe Asn Ile Phe Thr Arg  Gin CysGlu Glu Phe Val Tyr Gly Gly  Cys Arg^Ia !ys Gin Asn Arg PheLys Se r Leu Glu Glu Cys Lys Lys Met Cys Th r Arg^sp <配列番号:2)。
他の態様では、本発明は、本発明のヒトクニッッ型インヒビタードメインの変異 体をコードするDNA構成物に関する0本発明のこのDNA構成物は、完成され た標準方法、例えばS、L、[leaucageおよびM、)1.caruLh ers+↑etrahedron Letters+ 22巻、 1859〜1 869頁、 1981年に記載されているホスホルアミダイト法またはhatt hesら、 EMBOJournal、 3巻、801〜805頁、1984年 に記載されている方法によって合成して製造することができる。ホスホルアミダ イト法によれば、オリゴヌクレオチドが、例えば自動ON八へ成機で合成され、 精製され、アニールされ、連結され、次いで適切なベクター中にクローン化され る。
あるいは、TFPrクニノツ型ドメイン■をコードするゲノムまたはcDNA( 例えばTFPIをコードするDNAのゲノムもしくはcDNAのライブラリーを 合成オリゴヌクレオチドプローブを用いてスクリーニングし、次いでドメインI をコードするDNA配列を単離することによって得られる)を用いることができ る。このDNA配列は、アミノ酸置換を行うことが望ましい部位に相当する1つ 又は複数の部位が修飾される。この修飾は例えば所望のアミノ酸配列をコードす る合成オリゴヌクレオチドを用いて部位特異的突然変異誘発を行って、公知の方 法で相同的組換えを実施する。
さらに別の態様では、本発明は本発明のDNA構成物を含有する組換え発現ベク ターに関する。この&II換え発現ベクターは、&IIvAえDNN演法便利に 行うことができるいずれのベクターでもよく、ベクターの選択は、ベクターが導 入される宿主細胞によってきまることが多い、したがってそのベクターは、自律 複製ベクターすなわち染色体外構成要素として存在するベクターであり、その複 製は染色体の複製とは無関係であり、例えばプラスミドである。あるいは、本発 明のベクターは、宿主細胞に導入されると、宿主細胞ゲノム中に組込まれ、組込 まれた染色体ともに復製される。
このベクターにおいて、本発明のTFPIクニソッ型ドメイン■変異体をコード する口N^配列は、作用可能に適切なプ1゛1モーター配列に接続されなければ ならない。このプロモーターは、選択された宿主細胞中で転写活性を示し、かつ 宿主細胞に対して同種性もしくは異種性のタンパク質をコードする遺伝子から誘 導されるいずれのDNA配列でもよい、哺乳動物細胞中で本発明のTPPfクニ ッッ型ドメイドメインl変異体ドするDNAの転写を指示する適切なプロモータ ーの例は、SV40プロモーター(Subramani ら、 Mo1.Ce1 l Biol、+ 1巻。
854〜864頁、 1981年)、MT−1(メタロチオネイン遺伝子)のプ ロモーター(Pa 1m i Lerら、 5ctence+ 222巻、 8 09〜814頁、 1983年)、またはアデノウィルス2の主要後期プロモー ターである。酵母宿主細胞中で用いるのに適切なプロモーターとしては、酵母の 解糖系遺伝子由来のプロモーター(Hitzemanら、 J、Biol、Ch em、+ 255巻。
12073〜12080頁、 1980年i AlberおよびKawasak i、 J、Mo1.Appl。
Gen−+ 1巻、 419〜434頁、 1982年)、または77L/ ニ ア −ルデヒドロゲナーゼ遺伝子(Hollaenderら編集のGeneti c Engineering ofMicroorganisms for C hesicals、米国1ニユーヨークのPlenusPress社、 198 2年中のYoungらの報告)もしくはTPI 1 (米国特許第4.599. 311号)もしくはADH24c (Russellら、 Nature+ 3 04巻、652〜654頁、 1983年)のプロモーターがある。糸状菌の宿 主細胞中で使用するのに適切なプロモーターは、例えばMDll 3プロモータ ー(McKnightら、 The EMBOJ、、 4巻、 2093〜20 99頁、 1985年)またはtpiAブロモ−クーである。
また本発明のTPPIクニッッ型ドメイドメインl変異体ドするDN^配列は、 例えばヒト成長ホルモンターミネータ−(Palsiterらの前記文献)のよ うな適切なターミネータ−または(真菌宿主に用いる)TPI l (Albe rおよびKawasakiの前記文献)またはADH3(Mcknightらの 前記文献)のプロモーターに作用可能に接続される0本発明のベクターはさらに 、ポリアデニル化シグナル(例えばSV40もしくはアデノウィルス5のEIb f+I域由来)、転写エンハンサ−配列(例えばSV40のエンハンサ−)およ び翻訳エンハンサ−配列(例えばアデノウィルスVA RN^をコードする配列 )のような要素を含有することができる。
本発明の組換え発現ベクターはさらに、注目の宿主細胞中でベクターを複製可能 にするDNA配列を含有することができる。かような配列の例は、(宿主細胞が 哺乳類の細胞の場合)SV40の複製開始点であるか、または(宿主細胞が酵母 細胞の場合)酵母プラスミド2μ複製遺伝子REPI−3と複製開始点である。
また本発明のベクターは選択マーカー例えばその産物が宿主細胞の欠陥を相補す る遺伝子を含有することができ、このような遺伝子としては、例えばジヒドロ葉 酸レダクターゼ(DFIFR)をコードする遺伝子、または医薬の例えばネオマ イシン、ハイグロマイシンもしくはメトトレキセートに対する耐性を与える遺伝 子、またはシゾサツカロミセス・ボンベ(Schizosaccharom c es−胛be )TPI遺伝子(P、R,Ru5sel+ Gene+40@、  125〜130頁、 1985年に記載されている)がある。
本発明のTFPIクニノッ型ドメイドメインX変異体ドするDNA配列、プロモ ーターおよびクーミネーターをそれぞれ連結し次に、その配列を、復製するのに 必要な情報を有する適切なベクターに挿入するのに用いる方法は当該技術分野の 当業者にとって公知である(例えば、Sambrookら+ Mo1ecula r Cloning : A Laboratory Manual+ 米国、 ニューヨーク州、コールドスプリングハーバ−11989年参照)。
本発明の発現ベクターを導入する宿主細胞は本発明のTFr’lクニッツ型ドメ イン■変異体を産生できるいずれの細胞でもよく、哺乳類、酵母もしくは真菌の 細胞のような真核細胞が好ましい。
本発明によって宿主細胞として使用される酵母生物は、培養中に、本発明のTF PIクニンツ型ドメイン1変異体を大量に産生ずるいずれの酵母生物でもよい。
適切な酵母生物の例は、酵母の種であるサツカロミセス・セレビシェ(Sacc harom ces cerevisiae) 、サツカロミセス・クルイベリ  (Saccharos ces 社吐■社) 、シゾサツカロミセス・ホ7へ (ScがJ郊l占静旦見匹邦−摂遍be )またはサツカロミセス・ウバルム( Saccharom ces uvar叩)の菌株である。酵母細胞の形質転換 は例えば原形質体を形成し次いでそれ自体公知の方式で形質転換を行うことがで きる。
適切な哺乳類細胞系の例はC03(ATCCCRL 1650)、BHK (^ TCCCRL1632、 ATCCCCL 10)またはCIO(ATCCCC L 61)の細胞系である。哺乳類の細胞をトランスフェクトし、細胞に導入さ れたDNA配列を発現する方法は、例えばにaufs+anおよび5harp、  J、Mo1.8io1.159巻。
601〜621頁、 1982年; 5outhernおよびBerg、 J、 Mo1.Appl、GeneL、。
1巻、 327〜341 頁、1982年HLoyterら、 Proc、Na L]、^cad、Sci、υSA。
79巻、 422〜426頁、 1982年j Miglerら、 Ce1l、  14巻、725頁。
1978年i CorsaroおよびPearson、 SomaLic Ce 1l Genetics、 7巻。
603頁、 1981年; Graha+*およびVander Eb+νir ology+ 52巻、456頁、 1973年;ならびにNeu+wann  ら、 EMBOJ、、 1巻、 841〜845頁。
1982年に記載されている。
あるいは、真菌の細胞を本発明の宿主細胞として使用することができる。適切な 真菌の細胞の例は糸状菌である例えばアスペルギルス1K(7)I (ハLゴ旦 旦S spp、)もしくはノイロスポラ属の種(狂肛毀り胆spp、)、特にア スペルギルス・オリゼ(ハL」旦旦り肛■凹)またはアスペルギルス・ニガー( d ni■L)の菌株の細胞である。タンパク質を発現するのにアスペルギルス 属の種を使用することは例えばヨーロッパ特許第238023号に記載されてい る。
本発明はさらに、本発明のTFPIクニッッ型ドメイン■の変異体を製造する方 法であって、該変異体の発現を促進する条件下で上記細胞を培養し、得られた該 変異体を培養物から回収することからなる方法に関する。
前記細胞を培養するのに用いる培地は、宿主細胞の選択によって、哺乳類の細胞 または真菌(酵母を含む)の細胞を増殖させるのに適した通常のいずれの培地で もよい0本発明の変異体は、宿主細胞によって増殖培地に分泌され、次いで宿主 細胞を遠心分離または濾過によって培地から分離し、上澄み液または濾液のタン パク質成分を、塩例えば硫酸アンモニウムによって沈澱させ、各種のクロマトグ ラフィーの方法例えばイオン交換クロマトグラフィーまたはアフィニティークロ マトグラフィーなどによって精製することを含んでなる通常の方法によって培地 から回収される。
また本発明は、本発明のTFPIクニソツ型ドメイン!変異体および医薬として 容認可能な担体または賦形剤とを含んでなる医薬組成物に関する0本発明の組成 物中に、本発明の変異体は、例えばResington’s Pharvace utical 5ciences 1985年に記載されているような、医薬組 成物の確立された調合法のいずれかによって調合される0本発明の組成物は一般 に、全身注射または全身注入に適した形態であり、そのま−滅菌水または等偏食 塩液またはグルコース溶液によって調合される。
予想外のことであるが、TFPIクニッッ型ドメインIがそれ自体カテプシンG を阻害できることが見出されたのである。それ故に本発明は、TFPIのヒトク ニンツ型プロテアーゼインヒビタードメインIまたは上記のその変異体および医 薬として許容可能な担体または賦形剤を含んでなる、カテプシンGを阻害する医 薬組成物に関する。
それ故に、本発明のTPPTクニッッ型ドメイドメインl変異体来のアプロチニ ンまたは他のインヒビタープロフィルを有するアプロチニンII(14体につい て示唆される治療用途、特に大投与量のアプロチニンを使用する必要がある用途 に用いるのに有利であると考えられる0本発明の上記変異体がヒトセリンプロテ アーゼ類、例えばトリプシン、プラスミン、カリクレイン、エラスターゼ、カテ プシンGおよびブロティナーゼー3を阻害する性能をもっていることから、本発 明の該変異体を使用することが必要である治療用途としては、(限定されないが )栄、性膵臓炎、炎症、血小板減少症、血小板機能の保存、臓器保存、創傷治癒 、ショック(ションク肺を含む)および高線維素溶解性出血を伴う症状、気腫、 リューマチ様関節炎、成人型呼吸窮迫症候群、慢性炎症腸疾患ならびに乾廚があ り、換言すれば、トリガーされたPMNから放出されるエラスターゼ、カテプシ ンGおよびプロテアーゼー3による病的なタンパク質分解によって起こると推定 される疾患である。
さらに本発明は、過刺激されたPMNから放出されるプロテアーゼによる病的な タンパク質分解には付随する疾患または症状の予防用もしくは治療用医薬の製造 に用いる、上記のTFPIクニッッ型インヒビタードメイン■もしくはその変異 体の用途に関する。上記のように、TFPIクニッッ型インヒビタードメイン! または変異体と同時にヘパリンを投与することが有利である。
上記の医薬用途とは別に、前記のTFPIクニッツ型ドメインIIもしくはその 変異体は、有用な天然物質、例えばTFPIクニッッ型ドメインIIに直接もし くは間接的に結合する、ヒト物質由来のプロテアーゼ類もしくは受容体類を、例 えばスクリーニング検定法またはアフィニティークロマトグラフィーによって単 離するのに用いることができる。
本発明は下記の実施例によってさらに詳しく説明するが、これら実施例は本発明 の適用範囲を限定するものではない。
実施例 二般釣方広 報告されている標準のDNA法を実施した(Sambrook、 J、、 Fr 1tch。
E、F、およびManiatis、 T、、 Mo1ecular Clont ng :^LaboratoryManual、 1989年、Co1d Sp ring Harbour Laboratory Press社、米国、ニュ ーヨーク化、コールドスプリングハーバ−)0合成オリゴヌクレオチドを、制御 された多孔質ガラスの支持体上でホスホルアミダイト化学反応を利用し自動DN A合成t]1(380B+ Applied BiosysLems)で製造し た(Beaucage、 S、L、およびCaruthers+ M、H,+  TetrahedronLetters+ 22巻、1859〜1869頁、1 981年) 、 DNA配列の決定は、ジデオキシ チェインターミネーション 法で行った(Sanger、 P、+Micklen、 S、およびCouls on+ A、 R,、Proc、 Natl、八cad、 Sci、 USA。
74巻、5463〜5467頁、1977年)。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR )をDNA Thermal Cycler(Perkin Elmer Ce tus)で実施した。
アミノ酸分析を、減圧密封管中110°Cにて24時間6M IC+で加水分解 を行ってから実施した。分析は、ミクロボアーオペレージぢン(−icrobo re operation)について改変したBeclvan 121MB自動 アミノ酸分析器で実施した。
N末端のアミノ酸配列の分析は、Applied Biosyste+*s 4 7011気相配列分析器を用いて自動エドマン分解法で行った。オンライン逆相 HPLCによる分析は、各配列分析器のサイクルから放出されたρT11アミノ 酸の検出と定量を行うために実施した。
分子量の測定は、約15cmのフライト管(Night tube)を備え、ポ ジティブモード(positive +mode)で作動するBIO−TON  20プラズマデソーブシヨン(PIas+ea desorpLion)質量分 析計(PDMS)で行った。
5μIづつを15KVに設定した加速電圧で分析し、イオンは500万の核分裂 イベントについて集めた。帰属された分子イオンの正確さは、明確なピークにつ いては約O91%であり、さもなければ正確さはいくぶん小さい。
実施例1 組 経路インヒビターのTFPI−1の第一クニッツドメインの、KFN −1 651カ” (D’に44TPPTの全長をコードするcDNAを、ヒト腎臓由 来の細胞系HepG 2(ATCCIt88065)から単離し、下記の文献に 記載されているようにして、哺乳類の発現ヘクターpKFN−1168に0.9  kb Ba5al−Xbalフラグメントとして挿入した(その文献は、Pe dersen、八、H,Nordfang。
o、l Norris、 p、+ Wiberg、 F、C,、Christe nsen、 P、M、Moeller、に、B、。
Meidahl −Pedersen+ J、+ Beck+ T、 C,、N orris+ K、+)Iedner、 11.およびK15iel、 W、+  J、 Biol、 Chcv、 265巻、16786−16793頁、19 90年である)。挿入断片のDNA配列を配列番号=3に示す。TFPI−1は 提示されたヌクレオチド152−325でコードされている。
TPPT−1: ブラ イ マーNOR−2524(GCTGAGAGATTG [;AGAAGAGAATGCATTCATTTTGTGC) とN0II − 2525(T^^TCCTTCTAGATT八^TCTCTTGTACACへT )を各々100p100pづつ含有するPC11反応で、pKFN−1168由 来の0.9kbBa−旧〜Xba Iフラグメント0.l ugを鋳型として使 用した。 NOR−2524の17個の3′末端の塩基は、配列番号=3のTF PI−1遺伝子の塩基152−168と同一であり、そして21個の5′未満の 塩基は、上記pKFN −1000由来の合成リーダー遺伝子(配列番号:5参 照)の塩基215−235に同一である。プライマーNOR−2525は配列番 号:3の塩基311−325に相補的であり、翻訳終止コドンとこれに続くXb a1部位を含有する5′延長部(extension)をもっている。
PCR反応は市販のキット(GeneAmp、 Perkin Elmer C etus)を用いて100 It Iの容積で実施した。そのサイクルは94° Cで20秒、50°Cで20秒および72°Cで30秒であった。19サイクル を終ってから、最終サイクルを上記サイクルの72°Cのステップを10分間維 持して行った。
PCR法による生成物は211bpのフラグメントであり、これを2%アガロー スゲル上の電気泳動法で単離した。
シグナル−リーダー:プライマーN0R−1478(GTAAACGACGGC CAGT)およびNOR−2523(TCTCTTCTCCAATCTCTCA GC)を各々100psoleづつ含有するPCR反応の鋳型として、下記pK FN−1000由来の0.7kb Pvullフラグメント0.1 μgを使用 した。N0R−1478は、配列番号:5のEcoR1部位のすぐ上流の配列に マノヂしている。プライマーNOR−2523はpKFN−1000の合成リー ダー遺伝子の17個の3′未満塩基に対して相補的である(配列番号:5参照)  、 PCR反応を上記のようにして実施し257bpのフラグメントを得た。
プラスミドpKFN−1000は、合成酵母シグナルリーダーペプチドをコード するDNAを含有するプラスミドpTZ19R(Mead、 oJ、l 5zc ze−sna 5korupa、 E、およびにelllperl 8.+ r ’rot、 Engin、、1巻、67−74頁、1986年)の誘導体である 。
プラスミドpKPN−1000は国際特許出願第5yo90/10075号に記 載されている。 pKFN−1000のEcoR1部位から下流の235bpの DN^配列と、合成酵母シグナル−リーダーでコードされるアミノ酸配列を配列 番号=5に示す。
シグナル−リーダー−TFPI−1:上記の二つのPCRフラグメント各0.1  μgづつを混合した。 PCR反応を、プライマーNOR−1478とN0R −2525を各々100ps+oleづつ用い、次のサイクル=94°Cで1分 間、50°Cで2分間および72°Cで3分間で実施した。16サイクルを終っ て最後のサイクルはそのサイクルの72℃のステップを1o分間保持して行った 。
得られた443bpのフラグメントを1%アガロースゲル上の電気泳動法によっ て精製し、次いでEcoRI とXba Iで消化した。得られた412bpの フラグメントを、pM7636由来の9.5Kb Ncor−Xba+フラグメ ントおよびPMT636由来の1.4kb Ncol−EcoRI フラグメン トに連結した。プラスミドpM7636は国際特許出願第wo89101968 号に記載されている。
pMT636は、大腸W(E、Co11) −5・セレビシェ シェトルベクタ ーであり、シゾサツカロミセス・ポンベのTPI遺伝子(POT) (Russ ell。
P、R,、Gene、 40S、125〜130頁、1985年)ならびにS、 セレビシェのトリオースリン酸イソメラーゼのプロモーターとターミネータ−で あるTPIpとTPTT (Alber、 T、およびKawasaki、 G 、+ J、 Mol。
Appl、 Gen、、1巻、419〜434頁、1982年)を含有している 。
上記連結混合物を用いて、コンピテント大腸菌株Cr−、m’ )を形質転換し てアンピシリン耐性を選択した。 DNAの配列決定を行った結果、得られたコ ロニー由来のプラスミドは、合成酵母シグナル−リーダー遺伝子に正しく融合さ れた、TFPI−1の正しいDN^配列を含有していることが分かった。
その後使用するのに1つのプラスミドpKFN−1603を選択した。プラスミ ドpKFN−1603の構築を図1に示す。
プラスミドpKFN−1603の発現カセットは下記の配列をもっている。
TPIp−KFNlooOシグナル−リーダー TFPI I TPIv pK FN 1603由来の412bpのEcoRI Xbalフラグメントの[lN A配列は配列番号=7に示す。
酵母の形質転換:S・セレビシェの菌株?IT663 (E 2−78XEII −36a / a 、Δjp+/Δ’1lli+ pep 4−3/pep 4  3)をYPGaL (1%Bacto酵母エキス、2%Bactoペプトン、 2%ガラクトース、1%ラクトース)上で、600na+にて0.6のり、D、 になるまで増殖させた。
培養物100m1を遠心分離によって収穫し、水1001で洗浄し、再度遠心分 離し次いで、1.2 Mソルビトール、25wM NaJDTA pH=8.0 および6.7sg /mlのジチオトレイトールを含有する溶液1(1wl中に 再懸濁させた。その懸濁液を30℃で15分間インキュベートし、遠心分離し、 得られた細胞を、1.2Mソルビトール、10+wM NaJDTA 。
0.1Mクエン酸ナトリウムpH5,8およびNovozym (登録商41) 234211gを含有する溶液101中に再懸濁させた。その懸濁液を30″C で30分間インキュベートし、細胞を遠心分離で集め、1.2Mソルビトール1 0m1およびCAS (1,2Mソルビトール、10+*M CaCIt、10 IIMトリスHCI (トリス−トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン)  pH=7.5 )10mlで洗浄し、次いでCA32ml中に再懸濁させた。形 質転換を行うため0.1 μgのプラスミドpKFN−1603を添加し次いで 混合物を室温で15分間放置した。(20%ポリエチレングリコール4000. 20mMCaC1z 、10*M CaCIz 、10+nM トリスtlcI  pH=7.5 ) 1lIlを添加し、生成した混合物をさらに30分間室温 で放置した。その混合物を遠心分離し、得られたペレットをSO3(1,2Mソ ルビトール、33%V/V YPD 、6.7 *M CaCIz 、14μg /m1tlイシ7) 0.1 ml中に再懸濁させて30°Cで2時間インキュ ベートした。次にその懸濁液を遠心分離し生成したペレットを1.2Mソルビト ール0.5 ml中に再懸濁した0次に、52°Cのトンブ寒天6ml (1, 2Mソルビトール+2.5%寒天を含有する(Sherman ら、Metho ds in Yeast GeneLtcs 、 ColdSpring Ha rbor Laboratory 19B2年)のsc培地)を添加し、その懸 濁液を、同じ寒天で固化したソルビトール含有培地が入っているプレートの上面 に注入した。
形質転換体のコロニーを30°Cで3日間経過後に採取し、再度単離し単離物を 用いて液体培養を開始した。このような形質転換体の一つであるKFN −16 51を選択してさらに特性決定を行った。
発酵:酵母菌株KFN−1651をYPD培地〔1%酵母エキス、2%ペプトン (Difco Laboratories社より入手)および3%グルコース〕 上で増殖させた。該菌株の培養物ILを、650 r+nでの光学濃度が24に なるまで30°Cで振盪した。遠心分離に付した後上澄液を単離した。
上記酵母上澄液を5%の酢酸とリン酸でpH3,0に調節し、S−5ephar ose Pa5L Flow (Pharmacia社)のカラムに加え、次い で5゜−iギ酸pH3,7で平衡化した。平衡化緩衝液で洗浄した後、IIK+  ドメインを1M塩化ナトリウムで溶出した。平衡化したセファデックスG−2 5カラム(Pharmacia社)を用い、0.1%炭酸水素アンモニウムpH 7,9で溶離して脱塩を行った。減圧遠心分離で濃縮しpHを3.0に調節した 後、50mMギ酸pH3,7で平衡化したMono Sカラム(Pharmac ta社)でさらに精製を行った。平衡化緩衝液で洗浄した後、0〜IM塩化ナト リウム含有平衡化緩衝液を用いて勾配溶出を実施した。最終の精製は、Vyda cC4カラム(米国、カリフォルニア州、The 5eparation Gr oup)を用いて5〜55%アセトニトリル、0.1%TFAで勾配溶出する逆 相HPLCで実施した。精製された生成物を減圧遠心分離によって凍結乾燥し次 いで水に再溶解した。
一部分を質量PD−質量分析法で分析しく1実測値: 6853.5 、 M− 計算値: 6853.8) そしてエドマン分解法を45サイクル行ってN末端 アミノ酸の配列を決定して、TFPI−1ドメインの一次構造を確認した(表1 )。
表1 TFPI−1のN末端配列の分析結果 的350pmolのKFN1651 (HPLC画分18#920327)を分 析した。平均反応収率はXX、X%であった。配列決定装置の作動#1575゜ CysのPT)I誘導体は例えばサイクル5.14.30および38では同定さ れていない。
配列決定装置は60サイクルを終って停止させたが、その配列はその最初の45 個のアミノ酸について推定することができた。
実施例2 ]メイン■KFN1651によるセ1ンプローイー−ゼ の IKFN1651 を酵母培養培地から精製した。 KFN1651の濃度を、基準としてBPTI を用い214n鴎の吸光度から測定した。ブタのトリプシンとヒトの組換え因子 V11.はNova Nordisk^/S社(デンマーク、Bagsvaer d)から入手し、うシのキモトリプシン(TLCに処理済)はSigma Ch e+*1cal Co、社(US^、ミズーリ州、セントルイス)から人手した 。端を切取ったヒトの組換え組織因子はCorvas社(米国、カリフォルニア 州、サンディエゴ)から入手した。
ヒト好中球カテプシンGは、BaughおよびTravisが報告した方法(B iochemistry、 15 :01836〜843頁、1976年)にし たがって、PMNの抽出物から精製した。ペプチジルニトロアニリドの基i*、 52251 、52586.5228BはKabi社(スエーデン、ストックホ ルム)から入手した。 57388はSigma Chemical Co、社 (米国、ミズーリ州、セントルイス)から入手し、FXa−1はNycoMed 社(ノルニー、オスロー)から入手した。
セリンプロテイナーゼ類は、各種の濃度のにFN1651 とともに30分間イ ンキュベートした6次に基質を添加し、次いで残留プロテイナーゼの活性を40 5nsで測定した。結果を表2に示す。
未修飾のTFPIクニッツドメインI (KFN1651)は、トリプシン、キ モトリプシン、好中球カテプシンGおよび因子vua/&ll織因子のインヒビ ターであることが見出された。
表2 配列一覧表 (1)一般情報: (i)出願人: (A)名称: Novo Nordisk A / 5(B)ストリー) :  Novo A11e(C)市: Bagsvaerd (D)国:デンマーク (E)郵便番号(ZIP) : Dl!−2880(F)電話: 4−45 4 4448888(G)テレファックス: +45 4449 3256(H)テ レックス: 37304 (ii)発明の名称:ヒトクニツツ型プロテアーゼインヒビターの変異体 (iii)配列の数二8 (iν)コンピュータが読取り可能な形態:(A)媒体のタイプ:フロッピーデ ィスク(B)コンピュータ: IBM PCコンパチブル(C)オペレーティン グシステム: PC−DO3/MS−005(D)ソフトウェア: Paten t In Re1ease #1.O、Version#1.25 (EPO) (2)配列番号:lに関する情報: (i)配列の特性: (A)長さ:55個のアミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)分子の型:タンパク質 (vi)起源: (A)生物:合成 (xi)配列の表示:配列番号:l: Xaa Cys Ala Fhe Lys Ala Asp Xaa Gly  Xaa Cys Xaa Xaa Xaa Xaa Xaal 5 10 15 Xaa I’he I’ha I’he Asn工la Phe Thr Ar g Gin Cys Glu Glu Pha Xaa T凾■ Gly Gly Cys Xaa Xaa Xaa Gin Asn Arg  I’he Xaa Sar ’La5x Glu Glu bys (2)配列番号:2に関する情報: (i)配列の特性: (A)長さ258個のアミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)トポロジー:直鎖状 (if)分子の型:タンパク質 (vi)起源: (A)生物二合成 (xi)配列の表示:配列番号:2: Mat His Sar Fha Cys Ala Fhe Lys Ala  Asp Asp Gly Pro Cys 聯AlaPhe Val ’]π( ly Gly Cys Arg Ala ’Lys Gin Asn Arq  Fhe Glu Sar Itm(2)配列番号;3に関する情報: (i)配列の特性: (A)長さ:945個の塩基対 (B)タイプ:核酸 (C)INの数ニー末鎖 CD)トポロジー二直鎖状 (ji)分子の型: cDN八 (vi)起rA= (A)生物;ホモ・サピエンス (ix)特徴: (A)名称/キー: CD5 (B)位置:152・・325 (xi)配列の表示:配列番号:3 :届口騨児πn)詰0ロルに品Lπに品X 冗■バズIこ田W工 545σロハエλズ;T mGCAACCCAGCTOに tGc%T ffl ロηN:0ズに605(2)配列番号:4に関する情報: (i)配列の特性: (A)長さ258個のアミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー二直鎖状 Ni)分子の型:タンパク質 (xi)配列の表示:配列番号:4: (2)配列番号:5に関する情報: (i)配列の特性: (A)長さ=235個の塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数ニー末鎖 (D)トポロジー:直鎮状 (ii)分子の型: cDN八 (vi)起tA: (A)生物:合成 (ix)特徴: (A)名称/キー: cDs (B)位置=77、・235 (xi)配列の表示:配列番号=5: GMdTOコdTaGG鳩工¥πiコいACAAGAAGATTACMA Cひ ごフ入ロズa■スCへCAAT 60A1171MCrJACCMAAGA A TG AAG GCr Grr ff TTG Gn” TTGTCC’ITG  ATC109GGA TTII:’ TGCTGG GCCCAA (IA  GrCACr GGCGAT GAA fi ’r Grr GAG 15V (2)配列番号;6に関する情報: (i)配列の特性; (A)長さ253個のアミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)トポロジー:直鎮状 (ii)分子の型:タンパク質 (xi)配列の表示:配列番号=6 :−エla na Ala Glu As n ’Ihr Thr Lau Ala ASn Val Ala Met:  Ala Glu(2)配列番号ニアに関する情報: (i)配列の特性: (A)長さ=418個の塩基対 (B)型:核酸 (C)uiの数;−・末鎖 (D)トポロジー二面鎖状 (ii)分子の型: cDN^ (vi)起源: 。
(A)生物:合成/ヒト (ix)特徴: (A)名称/キー: C05 (B)位置ニア7・・409 (ix)特徴: (A)名称/キー+sig−ペプチド (B)位置=77・・235 (ix)特徴: (A)名称/キー:mat−ペプチド (B)位置:236・・409 (Xl)配列の表示:配列番号:7: (2)配列番号二8に関する情報: (i)配列の特性; (A)長さ: 111個のアミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)分子の型:タンパク質 (にi)配列の表示:配列番号:8: Met −Ala Val !’he Iau Val Leas Ser L eu Iユa Guy The Cys Trp AlaArg LMuGlu  Lys Arq Met H4s Ser ’Em Cys Ala Fhe  烏石ALa Asp AspGly Pro Cys Dp Ala ne  Mat Dp Arg Phe Pha Phe Asn工la Pna Th rLl 20 25 Arg Gln Cys Glu Glu i’he工1e Tyr Gly  Gly Cys Glu Gly kmGin Asn30 コ5 40 Fig、 1 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成6年7月7日

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.組織因子経路インヒビター(TFPI)のヒトクニッツ(Kunitz)型 プロテアーゼインヒビタードメインIの変異体であって;下記アミノ酸配列: 【配列があります】 (配列番号: 1) (上記配列中、X1はH、またはCysを除く1〜7個の天然アミノ酸残基を表 し、X2−X16は各々独立して1個の天然アミノ酸残基を表し、そしてX17 はOH、またはCysを除く1〜5個の天然アミノ酸残基を表す。但しアミノ酸 残基X1−X17の少なくとも1つは生来の配列の対応するアミノ酸残基とは異 なる)を有する変異体。
  2. 2.X1がSer−Pheまたは【配列があります】である請求項1に記載の変 異体。
  3. 3.X2がAla,Arg,Thr,Asp,Pro,Glu,Lys,Gln ,Ser,IleおよびValからなる群から選択されるアミノ酸残基である請 求項1に記載の変異体。
  4. 4.X2がThrまたはAspである請求項3に記載の変異体。
  5. 5.X3がPro,Thr,Leu,Arg,ValおよびIleからなる群か ら選択されるアミノ酸残基である請求項1に記載の変異体。
  6. 6.X3がProまたはIleである請求項5に記載の変異体。
  7. 7.X4がLys,Arg,Val,Thr,Ile,Leu,Phe,Gly ,Ser,Met,Trp,Tyr,Gln,AsnおよびAlaからなる群か ら選択されるアミノ酸残基である請求項1に記載の変異体。
  8. 8.X4がLys,Val,Leu,Ile,Thr,Met,GlnまたはA rgである請求項7に記載の変異体。
  9. 9.X5がAla,Gly,Thr,Arg,Phe,GlnおよびAspから なる群から選択されるアミノ酸残基である請求項1に記載の変異体。
  10. 10.X5がAla,Thr,AspまたはGlyである請求項9に記載の変異 体。
  11. 11.X6がArg,Ala,Lys,Leu,Gly,His,Ser,As p,Gln,Glu,Val,Thr,Tyr,Phe,Asn,Ileおよび Metからなる群から選択されるアミノ酸残基である請求項1に記載の変異体。
  12. 12.X6がArg,Phe,Ala,Ile,LeuまたはTyrである請求 項11に記載の変異体。
  13. 13.X7がIle,Gln,Glu,Thr,Leu,ValおよびPheか らなる群から選択されるアミノ酸残基である請求項1に記載の変異体。
  14. 14.X7がIleである請求項13に記載の変異体。
  15. 15.X8がIle,Thr,Leu,Asn,Lys,Ser,Gln,Gl u,Arg,ProおよびPheからなる群から選択されるアミノ酸残基である 請求項1に記載の変異体。
  16. 16.X8がIleまたはLysである請求項15に記載の変異体。
  17. 17.X9がArg,Ser,Ala,Glb,LysおよびLeuからなる群 から選択されるアミノ酸残基である請求項1に記載の変異体。
  18. 18.X9がArgである請求項17に記載の変異体。
  19. 19.X10がGln,Pro,Phe,Ile,Lys,Trp,Ala,T hr,Leu,Ser,Tyr,His,Asp,Met,ArgおよびVal からなる群から選択されるアミノ酸残基である請求項1に記載の変異体。
  20. 20.X10がValまたはIleである請求項19に記載の変異体。
  21. 21.X11がGly,Met,Gln,Leu,Arg,Lys,Proおよ びAsnからなる群から選択されるアミノ酸残基である請求項1に記載の変異体 。
  22. 22.X11がArgまたはGluである請求項21に記載の変異体。
  23. 23.X12がAlaまたはGlyである請求項1に記載の変異体。
  24. 24.X13がLys,AsnおよびAspからなる群から選択されるアミノ酸 残基である請求項1に記載の変異体。
  25. 25.X11がLysまたはAsnである請求項24に記載の変異体。
  26. 26.X14がVal,Tyr,Asp,Glu,Thr,Gly,Leu,S er,Ile,Gln,His,Asn,Pro,Phe,Met,Ala,A rg,TrpおよびLysからなる群から選択されるアミノ酸残基である請求項 1に記載の変異体。
  27. 27.X14がLysまたはGluである請求項26に記載の変異体。
  28. 28.X15がLys,Met,GluまたはLeuである請求項1に記載の変 異体。
  29. 29.X16がLys,Ala,AsnまたはGluである請求項1に記載の変 異体。
  30. 30.X17がAspである請求項1に記載の変異体。
  31. 31.X1がMet−His−Ser−Pheであり、X17がAspである請 求項1に記載の変異体。
  32. 32.下記のアミノ酸配列: 【配列があります】 (配列番号: 2) を有する請求項1に記載の変異体。
  33. 33.請求項1〜32のいずれか1項に記載のヒトクニッツ型プロテアーゼイン ヒビター変異体をコードするDNA配列を含んで成るDNA構成物。
  34. 34.請求項33に記載のDNA構成物を含有する組換え発現ベクター。
  35. 35.請求項33記載のDNA構成物または請求項34に記載の発現ベクターを 含有する細胞。
  36. 36.請求項1〜32のいずれか1項に記載のヒトクニッツ型プロテアーゼイン ヒビター変異体の製造方法であって;請求項35に記載の細胞を、上記タンパク 質の発現を促進する条件下で培養し、次いで:生成した該タンパク質を培養物か ら回収することを含んで成る製造方法。
  37. 37.請求項1〜32のいずれか1項に記載のヒトクニッツ型プロテアーゼイン ヒビター変異体および医薬として容認可能な担体もしくは賦形剤を含んで成る医 薬組成物。
  38. 38.請求項1〜32のいずれか1項に記載のTFPIのヒトクニッッ型プロテ アーゼインヒビタードメインIもしくはその変異体、および医薬として容認でき る担体または賦形剤を含んで成る、カテプシンGを阻害用医薬組成物。
  39. 39.さらにヘパリンを含有する請求項37または38に記載の組成物。
  40. 40.病的なタンパク質分解に付随する疾患または症状の予防用もしくは治療用 の医薬を製造するのに用いる、請求項1〜32のいずれか1項に記載のTFPI のヒトクニッツ型プロテアーゼインヒビタードメインIもしくはその変異体の用 途。
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