JPH07504609A - 洗剤用自動最適化調節器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 洗剤用自動最適化調節器 発明の背景 １、発明の分野 本発明は、器物洗浄機への洗剤の自動添加を調節するための方法および装置に関 する。本発明が解決しようとする主要な課題は２つある。１つは洗剤の添加自体 である。もう１つは、適当な濃度設定値の決定である。実時間での濃度変化速度 に応じて洗剤が供給されれば、洗剤添加中の洗剤の使いすぎは低減する。洗剤濃 度の設定値が、変化する条件に対応するように調節されれば、洗浄工程の効率は 最大限に高められる。

２、関連分野の説明 洗剤調節器を具備する器物洗浄機システムは当該分野では既知である。典型的に は、このようなシステムは、オンオフモード、比例モードまたはこれらの併用に よって作動する。該システムは、洗剤濃度をあらかじめ設定された洗剤濃度（設 定値）に調節する。該システムは洗剤の注入速度の変化させるように作動しない ので、洗剤濃度はこの設定値を上回る。該システムは、溶液の伝導率の測定から 洗剤濃度を間接的に検知する。

この型の調節器の主要な利点は、器物洗浄機への洗剤の添加とその濃度の維持が 手動操作なしでおこなえることである。

しかしながら、これらの調節器は、いつかの重大な短所を有する。洗剤濃度の設 定値は、すべての洗浄サイクルに対して単一のあらかじめ設定された値から成る 。設定値が手動でリセットされない限り、食事時間または被洗浄物に付着する汚 れの種類に関係になく、被洗浄物は、洗浄溶液中で同じ濃度の洗剤と接触するこ とになる。

従って、許容される洗浄効果を維持するためには、設定値は汚れの最もひどい条 件に対応するように選定される。これは洗剤の使いすぎをまね（。更に、この種 の洗剤調節器は設定値とその時の濃度との間の関係に対応して、比例調節に基づ いて洗剤を供給する。また、この種の調節器は洗剤の供給速度を修正しないので 、洗剤の過剰使用または供給装置の過度の摩耗がもたらされる。

発明の概要 先行技術における上記の問題点および本明細書の以下の記載から明らかになるで あろう他の問題点を解決するために、本発明は日付および時間に応じて洗剤濃度 の設定値を変化させるプログラム可能な洗剤調節器を開示する。埋め込みサーミ スターを有する伝導度センサーである調節器のセンサーは、洗剤濃度と洗浄温度 だけでな（、水への切り替え、機械の運転時間および洗剤消費量も検知可能であ る。本発明は、行過ぎ量をもたらさずに洗剤濃度を最適化するためのプログラム 可能な洗剤調節器も開示する。従って、本発明によれば器物洗浄機を最適な効率 とコストで作動させることができる。

本発明によれば、１つのユニット中にマイクロプロセッサ−、クロックおよび調 節器の特徴を兼有させる。本発明は、其の日の時刻に応じて洗剤濃度の設定値を 変化させる機能を有する調節器を提供する。本発明は、行過ぎ量をもたらさない で迅速に洗剤濃度の設定値に達する機能を有する洗剤調節器も提供する。

本発明の１つの特徴は、種々の洗剤濃度の設定値をプログラムできる調節器にあ る。本発明の別の特徴は洗剤濃度を検知し、器物洗浄機へ適量の洗剤を供給する 調節器にある。本発明の利点は、食事時間または他の特別な要求に対応して洗剤 濃度の設定値を変化させることが可能なことである。本発明の別の利点は、洗剤 濃度の変化速度に基づいて適切な洗剤供給時間を計算できることである。

図面の簡単な説明 添付図面において、同じ参照番号は対応する部分を示す。

図１は、器物洗浄機とモニターシステムとの間の連結部を示す斜視図である。

図２は、マイクロプロセッサ−、クロックおよびオンタイム型の洗剤調節器を組 み込んだ洗浄濃度の可変設定値システムのブロック図である。

図３は、調節器が先行レスポンスとプログラム化されたオンオフ設定値に基づい て適切な洗剤供給時間を計算する方法を示すフローチャートである。

好ましい実施態様の詳細な説明 以下の好ましい実施態様は、その一部を構成する添付図に基づいて説明するが、 これは本発明を実施化する特別な実施態様の一例を示すものである。本発明にお いては、他の実施態様を利用してもよく、構造的な修正変更は本発明の範囲内に おいて適宜おこなえばよい。

本発明の好ましい実施態様によれば、器物洗浄機に対する洗剤濃度の設定値を経 時的に調節するシステムが提供される。本発明によれば、調節器ユニットにマイ クロプロセッサ−およびクロックを組み込むことにより洗剤調節器の検知機能が 改良される。其の日の異なる時刻に対して異なる洗剤濃度の設定値をプログラム 化することにより、洗剤濃度を調節可能な調節器を用いて被洗浄体から汚れをよ り効果的に除去することができる。

本発明の好ましい実施態様によれば、あらかじめ設定された洗剤濃度を超えるこ となく洗剤濃度を調節するシステムも提供される。洗剤の注入速度は、温度、濃 度および他の因子によって変化させる。供給装置の注入遅延と洗剤の溶解速度に 起因する待ち時間は、従来の洗剤調節器において考慮されていない。本発明によ れば、洗剤濃度の設定値を超えることなくいずれの待ち時間も補償される。当業 者に明らかなように、本発明においては、いずれのタイプの器物洗浄機も使用で きる。

図１は、典型的な器物洗浄システムに適用した本発明の好ましい実施態様を示す 。この好ましい実施態様には、外被ユニット８内にマイクロプロセッサ−１０と クロック２０を組み込んだ洗剤調節器１２が含まれる。調節器１２は、洗浄シス テムへの洗剤供給を調節する電磁弁６を外被ユニット８内に有する。

図２は、洗剤濃度の可変設定値システムに使用される好ましい実施態様をより詳 細に示すブロック図である。この好ましい実施態様には、適当な洗剤濃度の適切 な設定値を決定するためのマイクロプロセッサ−１０が含まれる。マイクロプロ セッサ−１０は使用者から２種のインプットを受信する。初めに、洗剤濃度の特 定の設定値信号１４がマイクロプロセッサ−１０に入力される。ついで、使用者 の時間設定信号１６がマイクロプロセッサ−１０に入力される。使用者の時間設 定信号１６は、入力された時間に、対応する洗剤濃度の設定値を使用するように マイクロプロセッサ−１０に指示する。

この好ましい実施態様には、マイクロプロセッサ−１０へ日付と時間に対応する 信号２２を送信するクロック２０が含まれる。マイクロプロセッサ−１０は、日 付と時間に対応する信号２２を使用者による時間設定信号１６と比較する。日付 と時間に対応する信号２２が使用者による時間設定信号１６と一致するならば、 マイクロプロセッサ−１０は対応する洗剤濃度の設定値信号１４をロードする。

洗剤調節器１２は、マイクロプロセッサ−１０が別の設定値を使用すべきことを 決定するまで、この対応する洗剤濃度の設定値信号１４を使用する。従って、調 節器１２は、時間と共に周期的に変化する量の汚れを処理するようにプログラム 化できる。入力される時間数と設定値は、マイクロプロセッサ−の記憶容量のみ によって制限される。

センサー２４は、洗剤濃度と温度の測定情報信号２８をマイクロプロセッサ−１ ０へ送信する。センサー２４は好ましくは伝導度センサーおよび埋め込みサーミ スターを有する。伝導度センサーは、洗浄槽４０内の溶液中の遊離イオンの測定 値を使用して伝導度を測定することにより、洗剤濃度に関する信号２８を送信す る。埋め込みサーミスターは、洗浄槽４０内の溶液の温度を測定することにより 、温度情報に関する信号２８を送信する。

この好ましい実施態様においては、伝導度センサーは電極型または非電極型のい ずれであってもよい。電極型の伝導度センサーは、一般的には、洗浄槽４０内溶 液中に浸漬された２つの電極から成る。この場合、一方の電極から他方の電極へ に流れる電流は溶液の伝導度に対応する。非電極型の伝導度センサーは、変圧器 として作動するセンサーであって、一般的には、洗浄槽４０内の溶液中に電流を 誘導させる１次コイルおよび該電流を、該溶液の伝導度に相当する電圧レベルに 変換する２次コイルから成る。

マイクロプロセッサ−１０は、センサー２４から送信される伝導度と温度情報に 関する信号２８を使用することによって、洗浄槽４０の切り替え、洗剤の消費量 および洗剤の供給量を決定する。

洗浄槽４０切り替えに関しては、マイクロプロセッサ−１０は、洗浄槽４０が新 鮮な洗浄水で再び満された時を、洗剤濃度に関する信号２８を用いることによっ て決定する。一般的には、多数のラックに収納した食器類を洗浄する場合には、 同じ洗剤液を何度も繰り返し使用する。溶液の伝導度が非常に小さくなるか、ま たは著しく低減するために、センサー２４は新鮮な洗浄水の洗浄水の洗浄槽内へ の導入を検知する。

洗剤の消費量に関しては、センサー２４から送信される洗剤の濃度に関する信号 ２８を利用することによって、洗剤溜めが空になる時を決定することができる。

もしもセンサー２４が伝導度の減少を検知するならば、たとえ器物洗浄機が洗浄 槽４０へ洗剤を供給するような指令を受けていたとしても洗浄槽４０内へ供給さ れる洗剤はなくなっているであろう。しかしながら、洗剤溜に洗剤を再充填した ときに空気が供給ラインに流入する可能性もあり得る。また、洗剤の一部が凝固 した後、洗浄槽４０内の溶液中で徐々に崩壊する可能性もある。さらにまた、伝 導度低下には別の原因も考えられる。従って、マイクロプロセッサ−１０は、洗 浄槽４０内の溶液がある程度の時間にわたって低い伝導度を維持しないかぎり、 洗剤溜めが空になったという指令を出さないようにマイクロプロセッサ−１０を プログラム化することができる。別の判定基準も使用できる。

洗剤の供給に関しては、マイクロプロセッサ−１０は、対応する洗剤濃度の設定 値１４とセンサー２４から送信される洗剤濃度に関する信号２８とを比較する。

この比較に基づいて、マイクロプロセッサ−１０は、電磁弁６が洗浄槽４０内へ 洗剤溶液３０を供給させるために開放されるべき時を決定し、開放指令２６を電 磁弁へ送る。

図３は、調節器１２によって、あらかじめ設定された洗剤濃度の値を越えないよ うに該設定値まで洗剤を供給する工程を示すフロートチャートである。該工程に よって最初の被洗浄体を十分な洗浄効率で処理するためには、洗剤の行過ぎ量と 適当な洗剤濃度に迅速に達するのに必要な洗剤量の間でバランスがとれていなけ ればならない。

比例モードに対する固定交差点もしくは調節可能な交差点または応答プロトコル をアウトプットする調節の代わりに、調節器１２は、最後に検知された流速に基 づいて、供給器に必要なオンタイムを計算することのみによって洗剤を供給する 。洗剤供給サイクルの後、または、場合によっては、該サイクルの間において、 洗剤の流速が計算され、次いで、洗剤の供給時間はその時の洗剤供給サイクルに 対して修正されるか、または次ぎの洗剤供給時間の算出に利用される。これによ って、調節器がオンオフ型の調整を行うことが回避され、代りに、派生的な調節 法の利用によって、洗剤濃度設定値への到達が迅速に行われ、行き過ぎ量は最小 限に抑制される。また、これによって、前辺てそれらを予測することなく種々の 構成とシステムの遅れに対しても洗剤の供給を最適化する機能が調節器１２に付 与される。この記憶と比較のサイクルは、調節器１２が電磁弁６を作動させると きはいつでも行われるので、もし条件（例えば、水圧および水温）が変化すると きは、調節器１２の応答機能が変化する。器物洗浄処理におけるこの特別な方法 においては、調節器１２によって、センサー２４から送信される実際の洗剤濃度 ２８と設定値との間に該設定値を越えない範囲内において大きな差ができるがき り迅速に形成されることが必要である。工程かを悪化する場合には、洗浄槽のセ ンサー２４において、洗剤の供給の開始と洗剤の濃度情報に関する信号２８の読 み取りとの間に待ち時間が生ずる。洗剤の供給速度は太き（変化させることがで き、これに対する補償は必要である。

調節器１２は、最初に、割り込み条件５０（フラッグ３）を読み取る。フラッグ ３は、調節器１２が、洗浄槽４０へ洗剤溶液３０を供給するように電磁弁６を作 動させることも示す。もしフラッグ３がセットされないなら、調節器１２は「コ ントロール」状態となり、中間流速の算出６０がすぐに始まる。フラッグ３がセ ットされるなら、調節器１２は、電磁弁６が２秒よりも長く作動したかどうかを 、最後の既知流速（ＦＣ）、その時の洗剤濃度（ＤＣ）２８、および設定値（Ｄ Ｓ）から決定する（５２）。

もし洗剤の供給が２秒より長くおこなわれなかったなら、調節器１２は作動しな い（５４）。もし調節器１２が電磁弁６が２秒より長く作動したことを決定する なら、調節器１２はアウトプット（洗剤供給）を開始し、フラッグ３は消去され る（５６）。ついで、アウトプットのオンタイム（セットタイム）が算出される （５８）。

次に、中間流速算出が開始される（６０）。調節器１２が、該流速が行過ぎ量が 生じる値まで増大したことを決定するなら、洗剤供給は停止される（６２）。

もし該流速が増大しないなら、積算されたオンタイム（Ｔａ）が増大しく６４） 、セットタイムと比較される（６６）。もし積算されたオンタイムがセットタイ ムより長くないなら、流速算出は続行される。しかしながら、積算されたオンタ イムがセットタイムよりも長くなるときは、洗剤供給は停止される（６２）。洗 剤供給が上記工程６２で終わるときはいつでも、オフタイムタイマー（ＴＯ）を 長くしく６８）、調節器１２によって、フラッグ２がセットされているかどうか 決定することにより、流速の計算を続行すべきかどうかを決定する（７０）。

もしフラッグ２がセットされないなら、流速算出は継続する（７２）。さもなけ れば、残りのオフタイムは後述するように、待ち時間と比較される（９０）。流 速算出が再開されるとき（７２）、洗剤濃度２８は１１秒毎に読み取られる。

洗剤濃度２８の値は、ポインターＡにより示されるメモリー位置において記憶さ れる（７２）。ポインターＡは次ぎのメモリー位置まで高められるので、記憶さ れた洗剤濃度２８の値の数はカウントされる（７４）。１３種の洗剤濃度２８の 値（Ａ＞１２）が記憶されたならば、中間流速（Ｆ　ｃ　ｏ）が算出される（７ ６）。

もしＦｃｏが３５マイクロシ一メンス／秒を超えないか、またはフラッグ１がセ ットされないなら（７８）、流速は変化しないものとみなされ、待ち時間（ＬＴ ）は増加する（８０）。許容される最大の待ち時間は２０秒である。もしアウト プットがオンの状態であり、待ち時間が２０秒間を越えない範囲で積算されるな らば（８２Ｌ中間流速算出は繰り返される（６０にもどる）。もし流速が変化し たとみなされるか、または待ち時間が２０秒を越えるならば、流速は最後のの流 速８４にセットされ（８４）、フラッグ１は待ち時間の積算を停止するようにセ ットされる。アウトプットがオフの状態にある場合において、もしオフタイム（ ＴＯ）が２秒より長＜（８６Ｌ待ち時間を越えないならば（９０）、待ち時間（ ＬＴ）および流速（ＦＣ）の算出を継続する。オフタイムが２秒よりも長くない なら（８６Ｌフラツグ２はセットされる（８８）。もしオフタイムが待ち時間よ りも長いなら（９０）、流速は消去される（９２）。積算されたオンタイム、オ フタイム、記憶装置、フラッグ１およびフラッグ２も消去される（９２）。待ち 時間は、１にリセットされる（９４）。最後に、フラッグ３がセットされ（９６ ）、再算出は洗剤供給が２秒よりも長い時間にわたっておこなわれているかどう かを、最後の既知の流速（ＦＣ）　、その時洗剤濃度（ＤＣ）２８および設定値 （ＤＳ）から決定することによっておこなう。

要するに、本発明は食事時間や週末と休日の仕事量に応じた洗剤濃度の設定値を 変化させる機能を有する洗剤調節器である。本発明では１つのユニット中にマイ クロプロセッサ−、クロックおよび調節器が組み込まれる。従って、本発明にお いては、器物洗浄機の性能データの検知と記録ができるだけでなく、ユニットは 異なる時間設定で異なる設定値に調節できるように該ユニットをプログラム化す ることができる。本発明においては、洗剤の設定値の行過ぎ量を適当な洗剤濃度 にするのに必要な洗剤量と迅速に調和させることによって、洗剤の濃度を調節で きる。行過ぎ量をもたらすことなく、洗剤濃度を最適化することにより、調節器 は工程を通して最初の被洗浄体に十分な洗浄効果をもたらし、また洗剤供給装置 の摩耗を減少させる。

本発明の上記の好ましい実施態様は、本発明を例示的に示すものであり、本発明 はこれらの具体的な態様に限定されるものではない。上記の教示内容に基づけば 、多くの修正態様や変形態様を構成することが可能である。本発明の範囲は、上 記の詳細な説明によって限定されるものではなく、請求の範囲により限定される 。

本発明が、上述の構成要素とは異なった構成要素を利用して実施できることは当 業者にとって明らかである。また、当業者にとつて明らかなように、他のユーザ ーのインターフェースと記憶装置およびこれらの異なる組み合わせ装置は、上記 の好ましい実施態様で使用されたインターフェースおよび記憶装置と代替できる 。

補装置の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成６年９月　１２靭！

Claims (24)

【特許請求の範囲】
1. １．下記の手段（ｉ）〜（ｖｉ）を具備する、器物洗浄機中の洗剤濃度の可変興 節装置： （ｉ）ユーザーによる少なくとも１つの設定時間とこれに対応する設定値を入力 するためのデータ登録手段、 （ｉｉ）実時間のクロックシグナルを供給するためのタイマー手段、（ｉｉｉ） ユーザーの設定時間、対応する設定値および実時間のクロックシグナルを受信し 、実時間のクロックシグナルとユーザー設定時間を比較し、次いで対応する設定 値を出力するための処理手段、 （ｉｖ）洗浄槽中の溶液の洗剤濃度を測定するためのセンサー手段、（ｖ）処理 手段からアウトプットされた設定値およびセンサー手段からの洗剤濃度の測定値 を受信して比較し、次いで、これに応答して、洗浄槽中の溶液の洗剤濃度を調節 するシグナルを発生するための調節手段；および（ｖｉ）洗剤濃度と設定値の比 較に基づいて洗剤供給オンタイムを調整するための手段。
2. ２．設定値が、特定の設定時間に対して予期される汚れのタイプに基づいた所望 の伝導度を含む請求項１記載の装置。
3. ３．ユーザー時間設定が年、月、日、時間、分および秒の単位でおこなわれる請 求項１記載の装置。
4. ４．データ登録手段がキーパッドおよびディスプレーを含む請求項１記載の装置 。
5. ５．センサー手段が、製造媒介に洗浄槽中の溶液の伝導度に基づくシグナルを処 理手段へ送る手段を含む請求項１記載の装置。
6. ６．処理手段が、センサー手段から受信した伝導度シグナルに基づいて、洗浄槽 の切り替え、洗剤の供給および洗剤の消費に関する情報を検知するための手段を 含む請求項５記載の装置。
7. ７．センサー手段が、洗浄槽中の溶液の温度に基づくシグナルを処理手段へ送る ための手段を含む請求項１記載の装置。
8. ８．下記の工程（ｉ）〜（ｖｉ）を含む、器物洗浄機中の洗剤濃度の変更方法： （ｉ）ユーザーによる少なくとも１つの設定時間とこれに対応する設定値を入力 し、 （ｉｉ）実時間のクロックシグナルを供給し、（ｉｉｉ）実時間のクロックシグ ナルとユーザーの時間設定を比較してこれに対応する設定値を出力し、 （ｉｖ）洗浄槽中の溶液の洗剤濃度を測定し、（ｖ）アウトプットされた設定値 と洗剤濃度の測定値を受信して比較し、これに応答して、洗浄槽中の溶液の洗剤 濃度を調節するためのシグナルを発生させ、次いで、洗剤濃度と設定値の比較に 基づいて洗剤がオンタイムに供給されるように調整する。
9. ９．設定値が、特定の設定時間に対して予期される汚れのタイプに基づた所望の 伝導度である請求項８記載の方法。
10. １０．ユーザーの設定時間を入力する工程が、年、月、日、時間、分および秒の 単位値を入力する工程を含む請求項８記載の方法。
11. １１．洗浄槽中の溶液の伝導度に基づいて、洗浄槽の切り替え、洗剤の供給およ び洗剤の消費を検知する工程を含む請求項８記載の方法。
12. １２．下記の手段（ｉ）〜（ｖ）を具備する、器物洗浄機中の洗剤濃度の最適化 装置： （ｉ）洗剤が洗浄液に添加される必要があるかどうかを決定するための手段、（ ｉｉ）洗浄液に洗剤を供給するための手段、（ｉｉｉ）洗浄液中の洗剤濃度を測 定するためのセンサー手段、（ｉｖ）洗浄液中の洗剤濃度の増加速度を算出する 手段、および（ｖ）洗浄液中の洗剤濃度の増加速度に基づいて洗浄供給手段を停 止させる手段。
13. １３．停止手段が、洗剤濃度の増加速度に基づいて、該濃度が行過ぎになると予 測されるときに、洗剤供給手段の作動を中止するための手段を含む請求項１２記 載の装置。
14. １４．停止手段が、下記の手段（ｉ）〜（ｉｖ）を具有する請求項１２に記載の 装置： （ｉ）積算された指定時での測定値を増大させるための手段、（ｉｉ）指定時間 を計算するための手段、（ｉｉｉ）積算された指定時間と算出された指定時間を 比較するための手段、および（ｉｖ）積算された指定時間が算出された指定時間 より長くなったときに洗剤の供給を終了させるための手段。
15. １５．終了のための手段が下記の手段（ｉ）〜（ｉｉｉ）を具有する請求項１４ 記載の装置： （ｉ）オフタイムタイマーを進めるための手段；（ｉｉ）洗剤供給の中断を示す フラッグがセットされているかどうかを決定するための手段、および （ｉｉｉ）該フラッグがセットされなかったときに、洗剤供給手段の作動を継続 するための手段。
16. １６．停止手段が、下記の手段（ｉ）〜（ｉｖ）を具有する請求項１２記載の装 置（ｉ）前以て決定された数の洗剤濃度値が記憶装置中に記憶されたかどうかを 決定するための手段、 （ｉｉ）前以て決定された数の洗剤濃度値が記憶されたときに洗剤中間流速を計 算する手段、 （ｉｉｉ）計算された洗剤の中間流速が変化したかどうかを確認するための手段 、および （ｉｖ）洗剤の中間流速が変化したときに、該中間流速を最後に計算された洗剤 流速にセットするための手段。
17. １７．決定するための手段が、下記の手段（ｉ）〜（ｉｖ）を具有する請求項１ ６記載の装置： （ｉ）前以て決定された間隔毎に洗剤濃度を確定するための手段、（ｉｉ）記憶 装置中に洗剤濃度を記憶させるための手段、（ｉｉｉ）記憶装置のレジスターを 増大させるための手段、および（ｉｖ）前以て決定された数よりも少ない数の洗 剤濃度値が記憶されているときに、洗剤の中間流速を再計算するための手段。
18. １８．確認するための手段が、下記の手段（ｉ）〜（ｖ）を具有する請求項１６ 記載の装置： （ｉ）洗剤の中間流速が変化していないときに、待ち時間を長くするための手段 、（ｉｉ）積算された待ち時間が、前以て決定された時間を超えているかどうか 発見するための手段、 （ｉｉｉ）前以て決定された時間が存在しなかったときに、洗剤の中間流速を再 計算するための手段、 （ｉｖ）待ち時間が前以て決定された時間を超えるときに、洗剤の中間流速を、 最後に計算された洗剤流速に固定するための手段、および（ｖ）オフタイムが待 ち時間よりも長くないときに、洗剤の中間流速をリセットするための手段。
19. １９．下記の工程（ｉ）〜（ｖｉｉｉ）を含む洗剤濃度の最適化方法：（ｉ）洗 剤が前以て決定された時間よりも長い時間供給されているかどうかを決定し、 （ｉｉ）洗剤が前以て決定された時間よりも長い時間供給されるオンタイムを計 算し、 （ｉｉｉ）洗剤が計算されたオンタイムに所定の流速で供給されたときに、洗剤 濃度の行き過ぎが引き起こされるかどうかを確認し、（ｉｖ）オンタイムが前以 て決定され時間よりも長くなったときに洗剤の所定の流速での供給を開始し、 （ｖ）洗剤の供給のために積算されたオンタイムを測定し、（ｖｉ）洗浄溶液中 の洗剤濃度の変化を測定し、（ｖｉｉ）積算されたオンタイムと測定された洗剤 濃度変化に基づいて洗剤の流速を再計算し、次いで、 （ｖｉｉｉ）上記の工程（ｉ）〜（ｖｉｉｉ）を繰り返す。
20. ２０．工程（ｉｉｉ）洗剤濃度の行き過ぎが予期されたときに洗剤の供給を停止 する工程を含む請求項１９記載の方法。
21. ２１．工程（Ｖ）が、下記の工程（ａ）〜（ｃ）を含む請求項１９記載の方法： （ａ）積算されたオンタイム測定値を増大させ、（ｂ）計算されたオンタイムを 算定し、（ｃ）積算されたオンタイムを計算されたオンタイムと比較し、次いで 、（ｄ）積算されたオンタイムが計算されたオンタイムよりも長くなったときに 洗剤の供給を終了させる。
22. ２２．工程（ｖｉｉ）が、下記の工程（ａ）〜（ｄ）を含む請求項１９記載の方 法：（ａ）前以て決定された数の洗剤濃度が記憶装置に記憶されたかどうかを発 見し、（ｂ）前以て測定された数の洗剤濃度値が記憶されたときに、洗剤中間流 速を計算し、 （ｃ）計算された洗剤の中間流速が変化したかどうかを決定し、（ｄ）洗剤の中 間流速が変化したとき、洗剤の中間流速を最後に計算された洗剤の流速にセット する。
23. ２３．工程（ａ）が、下記の工程（イ）〜（ニ）を含む請求項２２記載の方法： （イ）前以て決定された間隔毎に洗剤濃度を確認し、（ロ）記憶装置に洗剤の濃 度値を記憶させ、（ハ）記憶装置のレジスターを増大させ、（ニ）前以て決定さ れた数より少ない数の洗剤濃度値が記憶されたときに、洗剤の中間流速を再計算 する。
24. ２４．工程（ｃ）が、下記の工程（イ）〜（ホ）を含む請求項２３記載の方法： （イ）洗剤の中間流速が変化しないときに、待ち時間を設定し、（ロ）積算され た待ち時間が、前以て測定された時間を超えるかどうかを決定し、（ハ）前以て 決定された時間が存在しなくなったときに、洗剤の中間流速を再計算し、 （ニ）洗剤の中間流速を最後に計算された洗剤の流速にセットすると共に、待ち 時間が前以て決定された時間を越えるときに、第三のフラッグをセットし、次い で、 （ホ）オフタイムが待ち時間よりも長くないときに、洗剤の中間流速を再計算す る。