JPH07504432A - 医薬製剤 - Google Patents

医薬製剤

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JPH07504432A JP5515488A JP51548893A JPH07504432A JP H07504432 A JPH07504432 A JP H07504432A JP 5515488 A JP5515488 A JP 5515488A JP 51548893 A JP51548893 A JP 51548893A JP H07504432 A JPH07504432 A JP H07504432A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 医薬製剤 本発明は吸入投与用の医薬組成物、さらに詳しくは非加圧性粉末組成物に関する 。
多くの医薬特に呼吸器官疾患の治療用の医薬は吸入により投与される。しかし、 ある種の医薬例えばレプロテロール塩酸塩は吸入で投与する場合には、望ましく ない味を有し、この味は患者の口および咽喉の中に沈積する医薬の割合に起因し ている。従って、矯味矯臭剤(flavouring agent)を混入させ ることによって吸入用組成物の味を調整することが望ましく、その調整により患 者特に幼児の場合にはその患者の納得性が(conpliance)が改善され る。
吸入用医薬は通常、液化ガスエーロゾル噴射剤と共に粉末を含有する加圧缶から かまたは非加圧性乾燥粉末組成物としてのいずれかの粉末形態で投与される。
前者の場合にはEP−A−365119号に開示されているように、組成物の味 を改善するために組成物中に矯味矯臭剤および/または甘味剤を包含させること および/またはある投与量が吸入された際に患者が実感するところの承認し得る フレーバーを組成物に付与することは知られている。しかし、そのような組成物 にはその噴射剤が一般に環境特にオゾン層に有害であると考えられているクロロ フルオロカーボン(CFC)を含有しうるという不利な点がある。さらに矯味矯 臭剤は肺の中に吸入されうる。
矯味矯臭剤は非加圧性の乾燥粉末医薬組成物中に混入させることが望ましい。し かし、矯味矯臭剤は通常、室温では油状物または粘着性固形物として存在してい る。このために例えば、矯味矯臭剤の流動性が悪くそして粉末状医薬を塊状にし てしまい、肺への分散を減少させるためにそれらの乾燥粉末製剤での使用を適切 でない状態にしている。
現在、本発明者等はこれらの不利点を克服し、または実質的に不利点を軽減する 吸入用医薬組成物を提供する。
また、本発明者等は矯味矯臭剤を多糖類中に捕捉させることによりその矯味矯臭 剤が吸入用の非加圧性粉末組成物中に混入されつるに十分な自由流動性を保持し つるということを見出したのである。
すなわち、本発明によれば0.01〜151s+の範囲の質量中央径(mass ■edian diameter)を有する吸入用微粒子状医薬の治療上有効な 量よりなる、非加圧性医薬組成物および矯味矯臭剤を捕捉した質量中央径10〜 200IIfiを有する微粒子状多糖類を含有する吸入用の非加圧性医薬組成物 が提供される。
矯味矯臭剤を捕捉した多糖類は食品工業界での使用が知られている。矯味矯臭剤 および多糖類の外に食品用芳香剤(flavouring)は一般に他の賦形剤 例えば乳化剤、例えばAcacia senegalおよび他のAcacia種 の幹および枝から得られるガム状滲出物であるアカシアガムを含有する。しかし 、本発明者等は賦形剤例えば乳化剤の存在は矯味矯臭剤を捕捉した多糖類を粘着 性にし、あるいはまた、それを吸入用の非加圧性医薬組成物中で使用するのを不 適当にすることを見出した。すなわち、本発明によれば本発明組成物中に用いる 矯味矯臭剤を捕捉した微粒子状多糖類は、該矯味矯臭剤および多糖類の外に最少 量の賦形剤を含有するかまたは好適には賦形剤を全く含有しない方がよい。
従来使用している医薬的に許容しつる慣用の矯味矯臭剤はいずれも使用すること ができる。特に好ましい矯味矯臭剤としては揮発性油状物例えばペパーミント油 、およびメントールを挙げることができる。ペパーミント油とメントールの両方 を含有している、商標名プントミント(Dentosint)により知られてい る専売製品も使用することができる。本発明によれば矯味矯臭剤はペパーミント 油BP/Ph。
Eur、であるのが好ましい。
矯味矯臭剤が捕捉されている多糖類としては例えばポリグルコース類を挙げるこ とができる。本発明によれば多糖類はデキストランまたはデキストリンであるの が好ましい。特にその多糖類はデキストリンとりわけマノ、レトデキストリンで あるのが好ましい。マルトデキストリンのようなデキストリン類は多種の供給瀬 例えばデンプン類例えばトウモロコシ、コーン、コムギ、イネ、ライムギ、オー トムギ、エントウ、タピオカまたは馬年齢薯デンプンから調製される。
多糖類の分子量は確実に矯味矯臭剤を適切に捕捉するのに十分大きくなければな らない。その分子量は変化しうるが、しかし好ましくは500〜1.000.0 00、より好ましくは500〜250.000、特に好ましくは500〜20. 000である。
矯味矯臭剤は、多糖類の溶液と矯味矯臭剤との混合物の噴霧によって多糖類中に 捕捉することができる。任意の適当な型のアトマイザ−を使用することができる 。噴霧は液体容積に作用するエネルギー源から生起する。生成する力がある一定 の点に達すると液体が噴出し、崩壊が起りそして個々の噴霧小滴が作られる。利 用しつる種種の噴霧手法が液体容積に適用される種々のエネルギー形態に関係し ている。全てのアトマイザ−に共通なのは液体容積を破壊しうるエネルギーの利 用にある。遠心力、圧力および運動のエネルギーがアトマイザ−の通常の形態で 利用されている。音波および振動アトマイザ−もまた使用される。特別のアトマ イザ−の例としては回転アトマイザ−例えばすしのある車輪、羽根のない円盤、 カツプホウルおよびプレートからなるもの;圧力アトマイザ−としては、例えば 圧力ノズル、遠心性圧力ノズル、渦巻室および溝のあるコアからなるもの:運動 エネルギーまたは空気アトマイザ−例えば2または3種の流体または密閉式もし くは開放式混合からなるもの;および超音波エネルギーノズル例えばサイレンま たはホイツスルからなるものを挙げることができる。
アトマイザ−はスプレーもしくはフラッシュ乾燥装置またはスプレー凝固装置で 使用することができる。スプレー乾燥等のより詳細は例えばゴhe Theor y and Practice of Industrial Pharmac y”、3”Edition、Ch、3. p61. and Ch、13. p 426. Ed : L、Lachman、11. ^。
Lieberw+an and l L、 Kanig、 Lea & Feb iger、 1986. Ph1ladelphia;および”5pray D rying Handbook”、 5” Edition、 K、 Mast ers。
1、ongo+an 5cientific & Technical 199 1 ;およびそこに記載の参照文献から知ることができる。
装置の操作および溶液の保存のための条件(例えばpl+および温度)が矯味矯 臭剤を劣化させたりまたは不純物もしくは生物学的汚染物を矯味矯臭剤を捕捉し た多糖類中に導入させることになってはならないことは明白である。
本発明組成物中に使用される矯味矯臭剤を捕捉した多糖類は水蒸気蒸留で測定し た場合50%まで、より好ましくは30%まで例えば10〜z5%w/wの矯味 矯臭剤を含有するのが好ましい(BritishPhars+acopoeia  (198B)^ppendix 11. Te5t E : Volatil e Oil inDrugs)。
質量中央径(MIID) 10〜200jmを有する、矯味矯臭剤を捕捉した微 粒子状多糖類は矯味矯臭剤の肺へのデリバリ−が最小としかつ矯味矯臭剤の口へ のデリバリ−最大とするようなサイズ分布を有する。本発明によればこの微粒子 状矯味矯臭剤はlO〜100鼻■の11110を有するのが好ましい。本発明に よれば微粒子状矯味矯臭剤は20メ諺よC大きい例えば20〜70jgの111 10を有するのが好ましい。本発明によれば厨;九w/wより少ない、より好ま しくは2%W/Wより少ない微粒子状矯味矯臭剤が10a+より小さい粒径を有 するのが好ましい。微粒子状矯味矯臭剤を製造するのに用いる噴霧化法の操作条 件は所望の粒径分布が得られるように制御されうる。別法として、矯味矯臭剤は 篩分けされうるかまたは調製後に所望の粒径分布を得るために例えば“^1pi ne″Air−Jet 5ieveを用いて分級されうる。
当業者に知られているように質量中央径は微粒子状物質の質量を基準として50 にがある一定のより小さな径を有する粒子の形態で存在する際の径として定義さ れる。本明細書中、該用語はレーザー回折光散乱法により測定される質量中央径 を示すのに用いられている。
粒径分類のその他の方法は前記の光散乱法で得られたのとは幾分違った結果を与 えることがある。粒径分類のその池の適当な方法は当業者にはよく知られており 、例えば顕微鏡による方法および沈殿法がある。粒径測定のより詳細は例えば” The Theory and Practiceof Industrial  Pharmacy、 3” Edition、 Ch、 2. p21. E d:L。
Lachman、 Il、^、 Lteberman and J、 L、 K anig、 Lea & Febiger。
1986、 Ph1ladelphiaおよびそこに記載の参照文献中で知るこ とができる。
本発明組成物中に存在する矯味矯臭剤を捕捉した微粒子状多糖類の量は、用いる 微粒子状活性成分の味を遮断する矯味矯臭斉1の能力に左右されることは明らか である。しかし、本発明1こよれ1f一般には組成物が25%1/vまで、好ま しくは10%W/IFまで伊1えlil〜lO%w / w 、、より好ましく は5%w/wまで例えば1〜5%w/wの微粒子状矯味矯臭剤を含有するのが好 ましい。
微粒子状矯味矯臭剤の外に本発明製剤はまた、その(也の成分例えば甘味剤また は着色剤を含有することができる。し1ずれもの慣用の甘味剤を使用できるが、 しかしサッカリン、ナトリウム、マンニトール、アスパルテーム、シクラメート また1よ砂糖力曵特に好ましし溝。
製剤がさらに甘味剤のような他成分を含有する場合1こ;ま、製剤1を多糖類中 に入れて噴霧乾燥するかまたは噴霧乾燥の前に多糖類の溶液と混合そせるのがよ い。あるいはまた、固形形態の甘味剤1を用(する場合には、調製中にそれを組 成物と混合することカベできる。
本発明の組成物に使用する吸入用医薬粒子の少なくとも80%、好ましくは90 %より多(は、その径が20IIIIより小さLX、より好ましくはlhmより 小さい、特に好ましくは7μより小さくXの力え好ましLl。
特に好ましいのは、粒子の少なくとも80%力く2〜15貞慮の径を有する場合 である。
吸入用微粒子状医薬は当業者に知られて(洩るような任意の適当な技法によって 調製することができる。適当な技法1こ(ま例えl;jzsンマーミルを用いる 粉砕化、微粉化、噴霧乾燥および凍結乾燥力(ある。
本発明組成物に使用する医薬としては通常、吸入により投与される任意の医薬を 挙げることができる。そのような医薬蕃こ1よ可逆的閉塞性気道疾患の予防また は治療処置用の薬物がある。具体的医薬としてはクロモグリシン酸(chrom ogLycic acid)の塩例えばナトリウムクロモグリケート;ネトクロ ミルの塩例えばネドクロミルナトリウム;吸入されるステロイド類例えばベクロ メタソンジプロビオネート、チプレダン、ブデソニドおよびフルチカソン;抗コ リン作用性剤例えばイプラトロピウムブロミド;気管支拡張剤例えばサルメチロ ール、サルブタモール、レプロテロール、テルブタリン、インブレナリンおよび フェノチロールおよびそれらの塩:酵素;ビタミン類および抗ヒスタミン剤を挙 げることができる。所望により、医薬の混合物例えばナトリウムクロモグリケー トおよび気管支拡張剤例えばイソプレナリン、テルブタリン、フェノチロール、 レプロテロールまたはそれらのいずれか1種の塩の混合物を使用してもよい。
本発明によれば、該医薬はナトリウムクロモグリケートおよびレプロテロール塩 酸塩の混合物が特に好ましい。
本発明は不快な味および/または芳香を有するかまたはそれら自体の認識可能な 味を有していない医薬にとって特に有用である。
本発明のさらに別の態様によれば、可逆的閉塞性気道疾患の治療方法が提供され る。その方法は粉体中位径0.01〜15amを有する吸入用微粒子状医薬の治 療上有効な量および質量中央径10〜200uを有する矯味矯臭剤を捕捉した微 粒子状多糖類を含有する医薬組成物を、かかる疾患にかかっているかまたはかか り易い患者に投与することからなる。
本発明の医薬組成物は一般的には、患者への直接投与に適した形態で調製される 。例えば、該組成物は吸入用微粒子状医薬および矯味矯臭剤を医薬的に許容しう る固形担体と混合して含有すること力(できる。担体は30〜1201の有効粒 径を有する。
前記用語の“有効粒径”は集合体を形成するようになる個別の粒子の数について 識別のない集合体、すなわち一定サイズの単一粒子とより微細な個々の粒子から なる同一サイズの凝集体との間に全く区別ができない集合体の見かけ粒径を意味 するのに用いられている。
組成物中の医薬的に許容しつる固形担体は一般に、吸入用医薬に対して化学的に 不活性な無毒性物質であるが、しかし所望により吸入用医薬のより大きな粒子を 含有することもある。組成物中に使用しうる担体の例としてはデキストラン、マ ンニトールおよび好ましくはラクトースを挙げることができる。特に好ましい担 体は結晶性ラクトースである。
担体の粒子は約30〜150tmの質量中央径を有するのが好ましい。
該質量中央径は好ましくは1001111未満、より好ましくは80gmより小 さい。担体粒子の質量中央径は30〜80mN、例えば約50〜601Nである のが特に好ましい。
組成物を固形担体と混合する場合には、本発明での吸入含量は好ましくは0.1 〜70%w/v、より好ましくは0.1〜55%w/v、特に好ましくは5〜5 0%w/wである。
すなわち、本発明のさらに別の好ましい態様によれば質量中央径0.01〜15 Iを有する吸入用微粒子状医薬0.1〜70%W/Wおよび質量中央径10〜2 0hmを有するペパーミント油を捕捉した微粒子状マルトデキストリン0.1− 10%w/wを、有効粒径30〜12hmを有する医薬的に許容しうる固形担体 と混合して含有する吸入用医薬組成物が提供される。
微粒子状担体は担体を粉砕し、次いで慣用の手法例えば空気分級および篩分けで 所望のフラクションを完全に分別することにより調製されうる。
組成物は各成分をミキサー例えば遊星形ミキサーまたはその他の撹拌ミキサー中 で一緒に混合することにより調製することができる。
従って本発明はまた本発明の組成物の調製方法を提供する。その方法は吸入用微 粒子状医薬、微粒子状矯味矯臭剤および固形担体を一緒に混合し、次いで必要に 応じて粉砕しそして各成分の粒径分別を行うことからなる。示差走査熱量測定法 の技法を用いることにより貯蔵時の本発明組成物の種々の成分の化学的相容性を 示すことかで本発明の組成物はまた、いわゆる“ペレット化”組成物として、す なわち吸入されるとペレットが崩壊して成分粒子になるように各ペレットが粗( −緒に保持された複数の個別の粒子からなっている30uより大きな径を有する ソフトペレットとしても調製されつる。
ペレット化組成物はGB 1520247号明細書に記載の方法によって調製す ることができる。本発明によれば、組成物が例えばソフトペレットの形態である 場合には吸入用医薬の含量は5〜99%W/Wであるのが好ましい。
本発明の組成物はBr1tish Pharmacopoeia(1988)に 明記の装置Bにより測定した場合5〜35%、好ましくは10〜35%、より好 ましくは20〜35%の分散を有するのが好ましい。
本発明組成物を包装する個々の処方および方法は勿論、組成物を投与するための 吸入装置の性質による。
本発明組成物は単位投与量形態で例えばゼラチン、プラスチックまたはその他の カプセル中にまたはGB 2169265号またはGB 2246299号の各 明細書中に開示されているようなブリスターバック中に包装されうる。
カプセル中に包装された組成物は例えば5PINIIALER■(Fisons  plc)として知られている装置により投与することができそしてブリスター バック中に包装された組成物は例えばGB 2129691号またはGB224 6299号の各明細書に開示されている装置により投与することができる。
単位投与量中に含有される吸入用医薬の量は勿論、ある程度まで所望の投与量お よび医薬の効能に左右されるが、しかし一般的には約10av〜50IIg、例 えば20M9である。
すなわち、本発明のさらに別の態様によれば、10p9〜50++gの吸入用微 粒子状医薬を含有する単位投与量形態での本発明による医薬組成物が提供される 。
組成物はまた1091/13646号明細書に開示されているような多数回投与 用医薬吸入装置の投与系を供給するための、例えばカートリッジまたは貯蔵器例 えばホッパー中に多数回投与形態で包装されうる。
本発明によれば、この方法で包装される組成物の水分含量は粉末が自由流動性で あるように十分少ないのが好ましい。また組成物が例えばゼラチンカプセルから の投与用である場合、その水分含量はゼラチンカプセルが砕けやすくならないよ うに十分多いのが好ましい。
また、本発明組成物はEP−A−407028号明細書に開示された型の医薬コ ンパクトとしても処方されつる。意外なことに、該組成物はこの方法での処方に 有利である。その理由は矯味矯臭剤を捕捉した多糖類が、中に捕捉された矯味矯 臭剤を大して放出させないで医薬コンパクトを調製するのに必要な圧縮力を維持 する十分な弾性を有するからである。
本発明組成物は他の不快な味の医薬の味を遮断するかまたは改善することができ るか、またはその組成物に、投与量が吸入された場合に患者にとって受容しうる フレーバーを付与することができる点において有利である。さらに、該組成物は その他の剤を含有するかまたは矯味矯臭剤を全く含有しない組成物と比較した場 合に、分散性の増大または貯蔵寿命の増大を示すことができる。次いで本発明組 成物が例えばゼラチンカプセル中に包装される場合には、それらは、その他の剤 を含有するかまたは矯味矯臭剤を全く含有しない組成物と比較して、カプセルが 砕は易(なるのを防止し、またはカプセル中への水分進入を減少させることがで きる。
以下に実施例により本発明を説明するが、本発明はそれらによって限定されるも のではない。
実施例 1 成 分 %w/w ナトリウムクロモグリケート(微粉化状) 47.06レブロテロール塩酸塩  3.53 ラクトース を加えて 100とした。
医薬、矯味矯臭剤および担体をそれぞれ44メツシユ篩に通して凝−を用いて一 緒に混合した。次に組成物を、各々がナトリウムクリログリケード20119( 無水物として測定)および1.5冨9のレブロテロール塩酸塩を含有するように してハードゼラチンカプセルに包装した。
実施例 2 成 分 %w/w ネドクロミルナトリウム(粉砕された)50ラクトース を加えて 100とし た。
組成物を、各々がネドクロミルナトリウムlO#f (無水物質として測定)を 含有するようにしてゼラチンカプセルに包装した。
実施例 3 フレーバー多糖類10%w/wを含有する以外は実施例2と同様にして実施した 。
実施例 4 成 分 %w/w ネドクロミルナトリウム(粉砕された)50サツカリンナトリウム 1.25 ラクトース を加えて 100とした。
組成物を、各々がネドクロミルナトリウム10■9(無水物質として測定)を含 有するようにしてゼラチンカプセルに包装した。
実施例 5 フレーバー多糖類10%v/wを含有する以外は実施例4と同様にして実施した 。
実施例 6 成 分 と1ケ ネドクロミルナトリウム(粉砕された)50ラクトース を加えて 100とし た。
各成分を実施例1の方法に従って混合し次いでEP−^−407028号明細書 に開示されているような装置の粉末室中に計量して入れた。次に粉末を圧縮器を 用いて詰めた。EP−八−407028号明細書に開示された装置で投与すると 組成物は発動1回当たりネドクロミルナトリウム6町(無水物質として測定)を 噴出した。
実施例6の方法によって下記の組成物が調製された。
実施例 7 フレーバー多糖類10%w/vを含有する以外は実施例6と同様にして実施した 。
実施例 8 成 分 枦 ネドクロミルナトリウム(粉砕された)50サツカリンナトリウム 1.25 ラクトース を加えて 100とした。
実施例 9 フレーバー多糖類、10%v/wを含有する以外は実施例8と同様にして実施し た。
フロントベージの続き (31)優先権主張番号 9205739.7(32)優先臼 1992年3月 17日(33)優先権主張国 イギリス(GB)(81)指定図 EP(AT、 BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、 S E)、 CA、 FI、 GB、JP、 NO,US (72)発明者 ジエイ、グレイアム・フレデリックイギリス国チェシャー州シ ー・ダブリュー10 0ピー・ディー、ミドルウィッチ、プリンロウドライブ2 9 (72)発明者 ライト、ボール イギリス国ノツチインガムシャー州エヌ・ジー93エフ・ニス、プラムコート、 ソーンヒルクロース7

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.質量中央径0.01〜15μmを有する吸入用徴粒子状医薬の治療上有効な 量および質量中央径10〜200μmを有する矯味矯臭剤を捕捉した徴粒子状多 糖類を含有する吸入用の非加圧性医薬組成物。
  2. 2.多糖類がポリグルコースである請求項1記載の医薬組成物。
  3. 3.ポリグルコースがマルトデキストリンである請求項2記載の医薬組成物。
  4. 4.矯味兵剤を捕捉した微粒子状多糖類が質量中央径20〜70}を有する、前 記請求項のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  5. 5.矯味矯臭剤がペパーミント油である前記請求項のいずれか1項に記載の医薬 組成物。
  6. 6.ネドクロミルナトリウムレプロテロール塩酸塩およびナトリウムクロモグリ ケートからなる群より選択される1種以上の医薬を含有する前記請求項のいずれ か1項に記載の医薬組成物。
  7. 7.医薬的に許容しうる固形担体と混合する前記請求項のいずれか1項に記載の 医薬組成物。
  8. 8.医薬的に許容しうる担体がラクトースである請求項7記載の医薬組成物。
  9. 9.中央径0.01〜15μmを有する吸入用徴粒子状医薬0.1〜70%w/ wおよび質量中央径10〜200μmを有するペパーミント油を捕捉した粒状マ ルトデキストリン0.1〜10%w/wを、有効粒径30〜120μmを有する 医薬的に許容しうる固形担体と混合して含有する吸入用医薬組成物。
  10. 10.吸入用μm微粒子状医薬10kg〜50mgを含有する単位投与形態の前 記請求項のいずれか1項に記載の医薬組成物。
JP5515488A 1992-03-10 1993-03-10 医薬製剤 Expired - Lifetime JP2736168B2 (ja)

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