JPH07504158A - ジペプチジル−アミノペプチダーゼiv型のインヒビタ - Google Patents

ジペプチジル−アミノペプチダーゼiv型のインヒビタ

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JPH07504158A
JPH07504158A JP5507912A JP50791293A JPH07504158A JP H07504158 A JPH07504158 A JP H07504158A JP 5507912 A JP5507912 A JP 5507912A JP 50791293 A JP50791293 A JP 50791293A JP H07504158 A JPH07504158 A JP H07504158A
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バチョブチン ウィリアム ダブリュー
プラウト アンドリュー ジー
フレントケ ジョージ アール
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ニュー イングランド メディカル センター ホスピタルズ インク
タフツ ユニバーシティー
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    • C07F5/02Boron compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
ジペプチジル−アミノペプチダーゼIVuのインヒビタ発明の背景 本発明は、ジベブチジルーアミノベブチダーゼIV型(DP−IV)のアミノペ プチダーゼ活性のインヒビタに関する。 DP−XVは、ポリペプチドのアミノ末端からXaa−Pro (Xaaはいが なるアミノ酸をも指す)ジペプチドを除去する特異性を有する、プロリンの後を 切断する酵素である。DP−IVは、微弱な活性ながらアミノ末端がらXaa− Alaジペプチドも除去する。DP−IVは、例えば、腎小管細胞、腸上皮、及 び血漿など多くの哺乳類細胞及び組織中に存在する。CD4+及びあるm瘍のC D8+ T細胞の表面にも存在する。DP−IVは、免疫応答の調節に関与する ものと思われる。細胞表面へのDP−IVの出現は、細胞のインターロイキン− 2(IL−2)の生産能に関連している。DP−IVは、ジペプチジル−ペプチ ドヒドロラーゼDAP−IVまたはDPP−IVとも呼ばれる;これにはEC番 号3.4.14.5が付与されている。 三種の異なるDP−EVインヒビタが知られている。これらの1つは自殺インヒ ビタ:N−Ala−Pro−0−にトロベンジル−)ヒドロキシルアミンである (本出願においては標準的な3文字表記のアミノ酸コードを使用する;0は酸素 を示す。)。もう一つは拮抗インヒビタ:e−(4−二トロ)ベンゾキシカルボ ニル−Lys−Proである。3つ目は、ポリクローナルウサギ抗ブタ肝臓DP −IVイムノグロブリンである。 発明の要旨 DP−IVの酵素活性には、ポリペプチドの遊離アミノ末端からのジペプチドの 切断が含まれる。DP−IVはプロリンの後を切断する傾向がある、すなわちプ ロリンがアミノ末端から二番目に位置している場合に切断する。遊離のアミノ末 端が必要である;このようにDP−IVは、ポリペプチドのアミノ末端からXa a−Pro (Xaaはプロリンを含むいかなるアミノ酸でもよい)ジペプチド を除去する特異性を有する、プロリンの後を切断する酵素である。DP−IVは 、ポリペプチドのアミノ末端からXaa”−Alaジペプチドも除去する(Xa a゛カ、チロシンのような巨大側鎖を有するアミノ酸である場合)。 本発明は、DP−IVの酵素活性に対する有力なインヒビタの11118に関す る。 一般的に、プロリンのα−アミノホウ素酸アナログ(boroProは、ゾロリ ンのカルボキル基がB (OH)、、基に置換されているアナログの1つを指す 。ここて、(OH)2は2個の水酸基を指し、Bはホウ素を指す)がアミノ酸に 結合し、boroProをカルボキシル末端残基に存するジペプチドを形成する 。これらのジペプチドプロリルホウ酸は、有力で、DP−IVに非常に特異的な (Ki値がナノモル範囲)インヒビタである。 boroPro部分を有するジペプチドは比較的不安定である;このため、我々 は最低2つの池のアミノ酸残基を有するインヒビタを設計した。一般的に、これ らのインヒビタの構造はX−Pro−Y−boroPro (ここでX及びYは 、プロリンを含むすべてのアミノ酸から選択する)である。このテトラペプチド は、アミノ末端に1つまたはそれ以上のジペプチドを付加して延長することがで きる。 各ジペプチドは一般的な構造式Z−ProまたはZ−ala(ここで各2は、別 個の、プロリンを含むいかなるアミノ酸でもよい)を有する。この一般的な構造 式は、以下にさらに詳細に記載する。これらインヒビタの各ジペプチド部分はD P−IVの基質であり、これらのインヒビタとDP−IVが反応した場合の最終 産物はジペプチドインヒビタY−boroProであるため、このようなインヒ ビタはDP−IVのインヒビタとして機能する。これらインヒビタのアミノ末端 はブロックされていてはならない。なぜなら、DP−IVはN−末端がブロック されたポリペプチドからジペプチドを切断することはできないからである。 このように、第一の態様において本発明は、グループI−グループIIの構造を 有する化合物に関する。グループIの構造は以下の通りである。 ここで、Hは水素、Cは炭素、0は酸素、Nは窒素を示し、各Rはそれぞれプロ リンを含むR基のアミノ酸からなる基から選択され、各破線はそれぞれHまたは R基への結合を示し、各H′はその結合または水素を示し、pは0〜4(Oと4 を含む)の整数である。代替の様式において、グループIは以下の構造を有する 。 ここで、nは0〜3(0と3を含む)であり、各02及びG3はそれぞれHまた はC1〜3(1〜3個の炭素原子)アルキルである。 G1は、NH3(H3は3個の水素を示す)、(H2は2個の水素を示す)、 または、NG4である。 ここで、G4はC−aS である。 (G5及びG6はNH,H,または01〜3アルキルまたは1つまたはそれ以上 の炭素が窒素に置換されたアルケニルである)である。 G1は荷電しており、G1及びグループIIはpH7,0において共有結合した 環状構造を形成しない。グループIは以下のような構造を有することもある。 ■ ここで、aSbSc%d、e及びf基はNであり、それ以外はCである。各S1 〜S6はそれぞれHまたは01〜C3アルキルである。グループ!は2個の窒素 原子を有する不飽和5員環、すなわちイミダゾール環を含むこともある。グルー プIIは以下の構造を有する。 ここで、Dl及びD2はそれぞれ水酸基または生理的pHにおいて水溶液中で水 酸基になり得る基である。こような基;よ以下の構造を有する。 ここで、GはH1フッ素(F)、または1〜20個の炭素原子及び任意のへテロ 原子(N、 S (イオウ)またはO)を含むアルキル基のいずれかである。ま たは、以下の構造を有するホスホネートM (phosphonate gro up )である。 P−J −J ここで各JはそれぞれO−アルキル、N−アルキル、またはアルキルである。各 0−アルキル、N−アルキル、またはアルキルは1〜20個の炭素原子を含み、 任意でN、SまたはOのへテロ原子を含む。一般的にTは、DP−IVの触媒部 位を有する化合物を形成することができる。 R4R5R4R5R7 II l11 YはR3−C−R4、R3−C−C−Re 、またはR3−C−C−C−R8I I I11 であり、各RI SR2、R3、R4、R5、Re 、R7及びR8はそれぞれ 別個の、DP−IVが阻害的化合物を部位特異的に認識するのを大きく妨害する ことはな(DP−IVとの複合体を形成することのできる基である。 好適な実施例において、Tはホウ素酸基、ホスホネート基、またはトリフルオロ アルキルケトン基である。各R1〜R8はHである。各R1及びR2はHであり 、各YはCH2−CH2である。各Rはそれぞれ別個にプロリン及びアラニンの R基から選択される。阻害的化合物のDP−IVへの結合または解離定数は最低 10””M、10−8Mまたは10−7Mである。阻害的化合物は薬理学的に許 容可能な担体物質と混合されている。各D1及びD2はそれぞれFであるか、ま たはDl及びD2は共に1〜20の炭素原子を含み、任意でN、、Sまたは0の へテロ原子を有する環である。 第二の態様において本発明は、哺乳類においてDP−IVの酵素活性を阻害する 方法に関する。本方法には、効果的な量の上述の阻害的化合物の哺乳類への投与 が含まれる。投与する化合物の量は治療する動物1キログラム当たり1日1〜5 00mgが最も好ましい。 第三の態様において本発明は、以下の構造を有する、DP−IVのインヒビタに 関する。 ここで、mは0〜10(0及び10を含む)の整数である。A及びA′はL−ア ミノ酸残基(グリシンに関してはこのような区別はない)(各カッコ内のAは異 なるアミノ酸残基でもよい)である。Bに結合したCはL−立体配置である。A とN、A−1Cの間、及びA′とNの間の結合はペプチド結合である。各X1X 2はそれぞれ水酸基、または生理的pHにおいて水酸基に加水分解され得る基で ある。′Bに結合したCl;LL−立体配置である0とは、Cの絶対的立体配置 がL−アミノ酸のようであることを意味する。 素との関係と同一の関係を有する。種々の好適な実施例において、A及びA′は それぞれプロリンまたはアラニン残基である。mはOである。Xl及びXlは水 酸基である。インヒビタはL−Ala−L−boroProである。また、イン ヒビタはL−Pro−L−boroProである。 第四の態様において本発明は、哺乳類中でDP−!Vを阻害する方法に関する。 本方法には、効果的な量の、以下の構造を有する上述の阻害的化合物の哺乳類へ の投与が含まれる。 好適な実施例において、投与する化合物の量は哺乳類1キログラム当たり1日1 mgから哺乳類1キログラム当たり1日500mgである。 本発明の他の特徴及び利点は以下に記載する好適な実施例及び特許請求の範囲か ら明白である。 衷曳撚 4、
【図面の簡単な説明】
図面 図1はポロプロリン化合物の合成を図示したものである。 図2は本発明の数種の実施例を図示したものである。 構造 本発明の阻害的化合物は、上述の発明の要旨中に列挙したような一般的構造をを する。好適な構造の例は、上述の好適な実施例中に記載したようなものである。 好適な阻害的化合物の構造は、DP−IV基質の切断部位近傍のアミノ酸配列の 少なくとも一部分が2回繰り返されているか、またはほぼ繰り返されているよう なものである。この2回の繰り返しは、DP−IV阻害的化合物または阻害的化 合物のDP−IV切断産物と実際のDP−IV基質との間の拮抗阻害を含むと思 われる機構により、部分的には阻害的化合物のDP−IV阻害能に関わっている 。 阻害的化合物の阻害活性及び特異性は、いかなるアミノ酸配列を選択するかによ って影響を受ける。標準的な技術を用いてペプチド断片を合成し、インヒビタと しての有効性を試験することができる。特異性は、特定の阻害的化合物が酵素活 性に与える阻害効果を試験することにより同様の方法で決定する。阻害的化合物 はDP−IVの酵素活性を阻害し9、正常な細胞機能に必要な酵素は阻害しない ことが好ましい。 阻害的化合物は、拮抗的な方法のみならず、阻害的化合物とDP−IVの間に強 い結合を形成するような化学的反応性によってもDP−IVと複合体を形成する ための基(T)を有する。このように、この基は阻害的化合物がDP−IVに結 合するよう作用し、阻害的化合物の阻害的結合定数(K、)を増大させる。この 様な基の例には、ホウ酸、フルオロアルキルケトン及びホスホラミデート(ph osphorawidates ;これらの構造式は上述の要旨中に記載されて いる)が含まれる。 これらの基は、上述の構造式のように、化合物のプロリル残基に共有結合してい る。 DP−IVの活性部位により認識されるプロリンの構造を模倣するよう、上記に おいて、 jI R1−C−Y 喝 で示したプロリンまたはプロリンアナログを選択する。この認識を顕著に阻害す ることがなく、そのため化合物のに、に顕著な影響を与えないR1及びR2基を 五 提供することにより変更を行なうことができる。このため、]、っまたはそれ以 上の水酸基を置換してヒドロキシ−プロリンを形成することができ、メチルまた は糖部分をこれらの基に結合することができる。本発明においてこれらの基が決 定的なものではなく、R1及びR2について多くの置換可能な選択肢があること は当業者によって認識されるところである。ある意味で、上述のプロリンアナロ グがDP−IVの活性部位により認識されるプロリンの構造を模倣する必要があ るということは、N及びYに結合するCが、L−プロリンのアルファ炭素と同一 の立体化学を有することを意味している。 ポロプロリンの合成 図1において、初発化合物Iは、ビナンジオールエステルをピナコールエステル に置換した以外は本質的にはMatteson et a)AOrt、ysoz wi//Jcr3:1284.1984)の方法に従って調製した。ポロピペコ リン酸及び2−アゼトジンホウ素数などの類似の化合物は、化合物iのペンチル 及びプロピルアナログを得るよう適切な初発物質を選択することにより調製する ことができる。さらに、構造式中のBrをC1に置換することもでき、構造式中 のピナコールを、例えば2,3−ブタンジオール及びアルファービナンジオール などの他のジオール保護基に置換することもできる。 化合物器は、化合物【を[(CH3)03S il 2N−Li十と反応させる ことにより調製する。この反応では、ヘキサメチルジシラザンをテトラヒドロフ ラン中に溶解し、−78℃中で1当量のn−ブチルリチウムを添加する。室温( 20℃)まで加温した後−78℃に冷却j7.1当量の化合物■をテトラヒドロ フラン中に添加する。この混合物を室温まで徐々に加温し、−晩攪拌する。溶液 をエバポl/−トL、無水条件下でヘキサンを添加することにより、アルファー ビス[トリメチルシラン]に保護されたアミンを単離する。1!素ブランケツト 下で濾過して不溶性残留物を除去し、化合物Itのへキサン溶液を得る。 化合物111.即ちN−トリチシリルに保護された形のポロプロリンは、化合物 11を100−150”C1:加熱し蒸留物を0.06〜O,10mmの圧力下 で66〜62℃で加熱Jる蒸留工程中に、化合物器が加熱環化されることにより 得られる。 化合物Iv(ポロプロリン−ピナコール塩化水素)は、化合物器■をHCIニジ オキサンで処理することにより得られる。過剰のMCI及び副産物はエーテルと 共に粉砕することにより除去する。酢酸エチルから再結晶化させることにより、 非常に純度の高い最終産物が得られる。 ポロプロリンエステルは、化合物IIの調製中に得られる反応液を酸無水物で処 理し、1−アミノ−4−ブロモブチルホウ素酸ピナコールを塩として回収するこ とによっても得られる。塩基により塩を中和し、加熱反応を行なうと環化が起こ る。 ポロプロリン−ピナコールの調製 中間体(4−ブロモ−1−クロロブチルホウ素酸ピナコール)は、大スケール調 製用に条件を修正しかつビナンジオール保護基をピナコールに置換する以外は、 にatteson et al At)rztviyozeli/I/cs 3 :12g4.1984)の方法に従ってri8製した。 3−ブロモプロピルホウ素数ピナコールは、臭化アリル(173mL 2.00 モル)をカテコールボラン(240ml、2.00モル)を用いてヒドロボウ素 化(hydrogenboronation)することにより調製した。カテコ ールボランを臭化アリルに添加し、窒素存在下で100℃4時間の加熱反応を行 なった。蒸留により49%の収率で、産物、3−ブロモプロピルホウ酸カテコー ル(沸点95〜102℃、0.25mm)を得た。カテコールエステル(124 gS0.52モル)はピナコール(61,5g、0.52モル)と共に50m1 のTHF中で混合し、0℃で0.5時間、室温で0.5時間攪拌することにより エステル転移反応を行なった。溶媒をエバボレートして除去し、250m1のヘ キサンを添加した。カテコールは固体結晶として除去した。定量的除去は、ヘキ サンを用いて連続的に〜500m1及び〜10100Oに希釈し、各希釈液がら 結晶を除去することにより行なった。ヘキサンはエバボレートされ、蒸留により 177gの産物を回収した(沸点60〜64℃、0.35mm)。 4−ブロモ−1−クロロブチルホウ素酸ピナコールは、対応するプロピルホウ素 酸をホモログ化することにより調製した。塩化メチレン(50,54m1S0゜ 713モル)を500m1のTHF中に溶解し、−100℃において1. 54 Nのn−ブチルリチウム(480ml、0.780モル)ヘキサン溶液をゆっく りと添加した。3−ブロモプロピルホウ素数ピナコール(178gS0.713 モル)を500m1のTHGに溶解し、溶液の凝固点まで冷却し、反応液に添加 した。塩化亜鉛(54,4g、0.392モル)を250m1のTHGに溶解し 、0℃まで冷却し、数回に分けて反応液に添加した。反応液を室温まで徐々に加 温し、−晩攪拌した。溶媒をエバボレートし、残留物をヘキサン(1リツトル) に溶解させ、水(1リツトル)を用いて洗浄した。不溶性物質は廃棄した。無水 硫酸マグネシウムを用いて乾燥した後、溶媒をエバボレートした。蒸留により1 47g(沸点110〜112℃、0.200mm)の産物を回収した。 N−トリメチルシリル−ポロプロリンピナコールは、最初にヘキサメチルジシラ ザン(20,0g、80.0ミリモル)を30m1のTHF中に溶解し、−78 ℃まで冷却し、1.62Nのn−ブチルリチウム(49,4ml、80.0ミリ モル)ヘキサン溶液を添加することにより調製した。反応液を室温まで徐々に加 温した。これを−78℃に冷却し、4−ブロモ−1クロロブチルホウ素酸ピナコ ール(23,9g、80.0ミリモル)を20m1のTHF中に添加した。反応 液を室温まで徐々に加温し、−晩攪拌した。溶媒をエバボレートして除去し、残 留物にドライヘキサン(400ml)を添加し、窒素雰囲気下で濾過することに より沈殿物を除去した。a液をエバボレートし、残留物を蒸留して、19.4g (沸点60〜62℃、0.1〜0.06mm)の目的産物を回収した。 H−ポロプロリン−ピナコール・MCI(ポロプロリン−ピナコール・HCl) は、N−)リメチルシリルーボロプロリンビナコール(16,0g、61.7ミ リモル)を−78℃まで冷却し、4NHC1ニジオキサン(46ml、185ミ リモル)を添加することによりg製した。混合物を一78℃で30分間、室温で 1時間攪拌した。エバボレートし、残留物をエーテルと共に粉砕し、固体を回収 した。粗生産物をクロロホルム中に溶解し、濾過により不溶性物質を除去した。 溶液をエバボレートし、産物を酢酸エチルから結晶化させて、11.1g(沸点 156.5〜157℃)の目的産物を回収した。 ポロプロリンペプチドの合成 適切な側鎖保護基を有するN末端が保護されたペプチド及びアミノ酸をH−ポロ プロリン−ピナコールにカプリングさせるには、一般的な方法を使用することが できる。もし必要であれば、無水MCI、HBr、トリフルオロ酢酸または触媒 的水素添加により、側鎖保護基及びN−末端保護基を除去することができる。 これらの手法は、ペプチド合成に精通する者に既知のものである。 ペプチドカップリングには、^nderson et al、(j、lx、 D en、 sot、 89:5012.1984)の無水物法が好ましい。再度図 1を参照すると、N末端が保護されたアミノ酸またはペプチドは、ペプチドをテ トラヒドロフランに溶解し、1当量のN−メチルモルホリンを添加することによ り調製する。溶液を一20℃まで冷却し、1当量のイソブチルクロロギ酸を添加 する。5分後、この混合液及び1当量のトリエチルアミン(または他の立体構造 的に障害となる塩基)を、冷クロロホルムまたはテトラヒドロフランのいずれか に溶解したH−boroPro−ピナコール溶液に添加する。 反応液を一20℃で1時間、室温(20℃)で1〜2時間攪拌する。溶媒をエバ ボレートして除去し、残留物を酢酸エチルに溶解する。この有機溶液を0. 2 ON塩酸、5%重炭酸ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸ナ トリウムを用いて有機相を乾燥し、濾過し、蒸発乾固(エバボレート)する。シ リカゲルクロマトグラフィーまたはSephadexTMLH−20を使用した ゲル浸透クロマトグラフィーのいすわかを用い、メタノールを溶媒として、生成 物を精製する。 以前の研究から、ピナコール保護基は、1jsllttにおいて、生物学的実験 に先立ちリン酸緩衝液でプレインキュベージdンすることにより除去できること が示されている0fettner et al、、ノ’、 II/c/、 l’ ltw、259:15106.1984)、数種の他の方法を用いてもポロプロ リンを含むペプチドからピナコール基を除去し、最終産物を作製することができ る。最初に、ペプチドをジェタノールアミンで処理し、対応するジェタノールア ミンホウ素酸エステルを生成させる。これは、Kettnerat、al、(前 出)が記載した方法に従って酸水溶液またはスルホン酸置換したポリスチレン樹 脂で処理することにより容易に加水分解することができる。ピナコール及びビナ ンジオール保護基は、Kinder et al 、 (、/、 ied、 t ’ki、 2g:1917 )が記載した方法に従って塩化メチレン中でBCl 3で処理することにより除去することができる。最後に、遊離のホウ酸を、Kl nderet al 、 (前出)が記載した方法に従7てHF水溶液で処理す ることによりジフルオロホウ素誘導体(−B F 2)に変換することができる 。 同様に、不活性溶媒中で遊離のホウ酸を種々のジヒドロキシ化合物(Nえば、S またはNなどのへテロ原子を含む化合物)と反応させることにより、異なるエス テル基を導入することができる。 H−Ala−boroProの調製 Boa−Ala−boroProは、上述の通りN−Boc保護されたアラニン と、上述の通りFA製したH−boroProを混合し、無水カップリングさせ ること(こより調製し!=。H−Al a−boroPro (Ala−bor oPro)は、0℃において、3.5モルを超過する4N MCl−ジオキサン 中でBoc保護基を除去することにより調製した。カップリング反応及び脱保護 反応は標準的な化学反応により行なった。Al a−boroProは、DP− IVに対してナノモル範囲のK を有する。Boc−保護されたAla−bor oProは、DP−IVに対して親和性がない。 Ala−boroPro−ピナコールの2種のジアステレオマーであるL−Al a−D−boroPro−ピナコール及びL−Ala−L−boroPro−ピ ナコールは、20%メタノールのシリカゲルクロマトグラフィを用い、酢酸エチ ルにより溶出することにより、部分的に分離することができる。NMR分析によ り、最初の分画は一つの異性体を95%含有していることが判明した。この分画 は、後の分画(同一の濃度)と比較して、DP−IVをより強力に阻害するため 、この分画には、L−boroPro (L−Ala−L−boroPro−ピ ナコール)異性体が豊富に含有されているものと思われる。 1l−Ala−boraProのDP−IVインヒビタとしての大きな欠点は、 中性pH及び室温(20〜・25℃)において、水溶液中で約0. 5時間の半 減期で分解することである。、V離のN−末端アミノ基及びC−末端の官能基( ジフルオロメチルケトン等)を有する多くのジペプチド誘導体は、分子内反応が 起こるため、同様に不安定である。アミノ基とC−末端官能基の間で6員環が形 成され、加水分解等の更なる反応に耐える。DP−EVに結合したインヒビタは より安定性が高く、これは、分解は分子内反応により生じるという仮説と一致す る。 H−Pro−boroProはH−Ala−boroProよりも安定性が高い 。H−Pro−boroProのDP−IVに対するに、は約lXl0−8であ す、室温(20〜25℃)において、水溶液中で約1.5時間の半減期で分解す る。確かにH−Pro−boroProの親和性はH−Ala−boroPr。 のものの10分の1ではあるが、安定性が高いことは利点である。 上述のジペプチドの半減期が比較的短いため、本発明の阻害的化合物は、上記の 一般的な構造式で示したようなテトラペプチドまたはそれよりも長いペプチドと して形成されている。これらの阻害的化合物はDP−Ivの基質となり、ジペプ チドインヒビタA=−boroProが生成する。これらのポリペプチドホウ素 酸は一般的に安定性が高く、DP−IVの基質として作用してその後強力なりP −IVインヒビタ源として作用するようないかなる標準的な手法によっても投与 することができる。これらの分子の利点は、インヒビタが活性DPiVの近くで のみ放出されることである。これらのポリペプチドホウ素酸は、当業者によって 例えば、Matteson et al、(1)rziioml、tl/1cs 3:12B4.19114)の方法などにより、混合酸無水物法により作製する ことができる。 DP−IVに対する上述の阻害的化合物の阻害活性を試験することができるシス テムの例を、以下に記載する。これらのシステムそれぞれにおいて、H−A I a−boroProを例に用いて試験した。単にH−Ala−boroProを 阻害的化合物に置換することにより、これらの化合物を試験することができる。 DP−1vは、Barth et al、 <1cli 110/、 Jetl 、 l;tyy、 32:157.1974)及びW。 If et al、C1cli I/Io/、 Jetl、 にerr、 37 :4Q9.197g)の方法によりブタ肝臓皮質から、また、Pu5chel  et al、 CFw、 、/、力”ocfiez、 126:359.19+ 12)の方法によりヒト胎盤から精製する。H−Ala−boroProは両酵 素をナノモル範囲のK で阻害する。 ヒト末梢血管単核細胞 PHAに誘導される、ヒト末梢血管単核細胞の増殖に対する、H−Ala−bo roProの影響を試験した。ヒト末梢血管単核細胞は、健常人から提供され、 F ico l 1−Hypaque密度勾配遠心分離により回収した。細胞を RPMl 1640培地中で3回洗浄し、1×106の濃度でRPMl中に再度 懸濁する。必要に応じて、10%ヒト血清を使用した。 リンパ球の増殖応答は、3H−チミジンの取り込みにより測定した。5×103 個のMNC細胞(Ford In //mtflroot (7/ !zper jzety/z/ /izmo10fy、 Weir、 ■пB 、 l1lackvell 5cfentlHc Pubrlcatlons、  0xford、 197g)を、丸底マイクロタイタープレートのウェル中に 分散させ、種々の濃度に希釈した抗原、マイトジェン、リンホカインまたは他の 試験すべき薬物の存在下または非存在下でインキユベートした。5%COを含有 する空気中で72時間細胞を培養し、その後、3H−チミジン(0,5μCI/ ウェル;2゜OCi /mM、 New England Nuclear ) を添加し、その6時間後に培養を終了した。細胞を、マルチプルオートマチック ハーベスタにより回収し、液体シンンチレーシ町ンカウントにより3H−チミジ ンの取り込みを計測した。3H−チミジンの取り込みは、インヒビタ非存在下で 得た対照値との比較により決定した。インヒビタは最終1度がI X 10−4 Mになるように添加したが、これより低濃度でも使用することができる。 HIV遺伝子複製 HlV−1複製に対するH−Ala−boroProの影響を、//7 yll rtで検討した。この実験の合理性は、T−細胞の活性化、IL−2生産、及び HIV複製と、HIV蛋白質の発現との間に関連性があることが報告されている ことに由来スル。fF1工lf、HIV複製に関連する誘導シグナルには、マイ トジェン、抗原、リンホカイン、及びNF−にBなどの転写因子が含まれ、これ らはすべて、IL−2生産またはT−細胞の活性化、またはその両方の誘導に関 与していることが知られている。 本研究に使用される細胞系には、へ3.5細胞(CD4+、HLA−DR+、及 びCD3−の単球細胞系)及び末梢血管単核細胞(PBMC)が含まれる。A3 .5細胞細胞は、培養中、外因性の成長因子を添加しなくても連続的に増殖する 。PBMCは//7 yllrtで増殖するためにはIL−2を要求する。5X 10−’組織培養感染用f150 (TCID50)/細胞の感染の多重度(m at)で、A3゜5細胞とPBMC細胞の両方+:HrV−1i 1 IBを感 染サセタ。RPMI−1640中でインヒビタを希釈し、次いで、0.22μm フィルターに通して濾過した。各実験の開始時、24ウエルプレート中で1×1 06細胞/ウエルに、上述のmoiでHIV−1−I I IBを感染させた。 同時に、適切に希釈したインヒビタを添加した。培養はすべて、5%CO2,3 7℃において、ペニシリン、ストレプトマイシン、L−グルタミン、Hepes Al&液、及び加熱により不活性化した20%ウシ胎児血清を添加したRPMI −1640中で行なった。細胞数及び生存率は、トリバンブルー排除(トリバン ブルーエクスクルージジン)により決定した。培養上清を回収し、E L I  S A (NEN−DuPont、 Boston、 HA)によりHIV−1 p24抗原をアッセイした。新鮮な培地とインヒビタを毎日添加した。PBMC 培養については、tV−1血清陰性提供者から細胞を採取し、HIV−1により 感染を行なう3日前にPHA−P (Dlfco、 Detrolt、 Ml;  10μg/ml)と10%I L −2(Electronnucleonl cs、 511yer Spring、 MD )により刺激した。全ての実験 に使用するPBMC培養には、インヒビタを含まない非感染細胞及び感染細胞、 種々の濃度のインヒビタを含む非感染細胞、及び1μm zldovudfne  (アジドチミジン、AZT)存在下での感染細胞が含まれる。 A3.5については、H−Ala−boroProは、1μmのAZTに対する 抗HIvの効果と類似の様式でHI’l’を検出限界以下のレベルまで抑制する 。 PBMC細胞についても類似の結果が得られた。このことから、本発明のインヒ ビタは、抗HIV効果を有する。細胞生存性実験により、これらのインヒビタは 、比較的高濃度(A3.5細胞に対して10’M)でありでも細胞毒性がないこ とが示された。 生物学的試料中でのDP−IV活性の決定細胞及び組織に応じたDP−KV活性 を決定できることが非常に望まれている。 例えば、DP−EVの阻害レベルと、観察される生物学的効果(例えば細胞増殖 、やIL−2生産)の間の相互関係を確立することができる。このような相互関 係は、生物学的効果がDP−IVの阻害によるものなのかどうかを決定する場合 に有用である。我々は、容品に入手可能な、DP−IVの呈色性基質:X−Pr 。 −p−ニトロアニリド及びX−Pro−7−アミノ−4−トリフルオロメチルコ ーマリン(A F C)を用いて、再現性や信頼性のある結果を得られることを 確認している。AFC基質は蛍光性なので、より高感度である。DP−IV活性 は、分光光度計を用いてp−ニトロアニリドの放出を410nMで測定するか、 またはX−P r o−AF Cm導体を用いて505nMで蛍光を測定する。 インヒビタ存在下で活性が減少するため、阻害活性は簡単な試験により測定する ことができる。 DP−IV阻害におけるインヒビタの立体化学の影響以下に記載する実験は、A la−boroPro及びPro−boroPr。 が、ナノモル範囲のに、値を有する強力なりP−IVインヒビタであることを示 工 している。さらに、L、 L型のPro−boroProは、L、 D型のPr o−boroProよりもはるかに強力なりP−IVインヒビタであることも示 された。 volf et al、()乙711!io、 、&、 jeer、 37:4 09.1972)の方法に従ってブタ肝臓から単離したDP−IVの活性を、A la−pro−p−ニトロアニリドを基質として測定した。簡単に記載すると、 反応液は合計1゜Omlの、50μmolHepesナトリウム(pH7,8) 、10μmol Ala−pro−p−二トロアニリド、6ミリユニツトのDP −IV、及び2%(vol/vol)ジメチルホルムアミドからなる。酵素を添 加して反応を開始し、25℃での反応速度をβノ定した。 3〜5種の異なる濃度のAla−boroPros Pro−boroPros boroPro及びA’−Boc−Ala−boroProにおいて、DP−I Vが触媒するAla−pro−p−ニトロアニリドの加水分解速度を測定した。 ある場合においては、初期速度は直線的ではなかった。反応速度は10分以降に 直線になった。基質を添加する10分前に酵素をインヒビタと共に予めインキユ ベー トしておくことにより、この直線部分を2連で測定することができる。表 1は、直線範囲内でのに、の測定結果を示している。 表1:DP−IVの数種のインヒビタの阻害定数boroPro 110,00 0 Ala−boroPro 2 Pro−boroPro 3 9阻害は認められなかった Ala−boroProは、2×10−9Mのに1値を有する有力なりP−IV インヒビタであった(表1)。このインヒビタのN−末端をブロックする(例え ばN−Boc−Ala−boroProH表1)と、阻害効果が失われる。この ことから、遊離の正に荷電したアミノ基が、酵素の認識及び結合に必須であると 思われる。py□−t)oroProのK、が3X10−9Mであることは、ア ラニンメチル基の代わりにプロリン側鎖に置換すると同時に、N−末端のアミノ 官能基の代わりにイミノ基に置換してもDP−IVにより認識されることを示し ている。このことから、S2特異性サブサイトはさほど限定的なものではないこ とが示される。DP−IVはほとんどすべてのN−末端アミノ酸を許容するが、 このアミノ酸と酵素との間の相互作用は結合に決定的な影響を与える。これは、 AIa−boroProまたはPro−boroProと比較して、boroP r。 では親和性が10〜106減少していることから実証される(表1)。 表1に示した阻害実験は、ブタ肝臓から単離したDP−IVに対して行なった。 Ala−boroPro及びPro−boroProは、ヒト胎盤由来のDP− !■に対しても同様の高い阻害活性を示した。 上述の実験に使用したAla−boroPro及びPro−boroProは、 Alg及びProは共にL−異性体だが、boroPro部分がD型及びL型の 両方を含むラセミ混合物であった。 高速液体り07トグラフイ (HPLC)を用いてL−P r o−D−b o  r oPrOをL−Pro−L−boroProから分離することができるo  4.6mmx250rnm Nucleosil Cl8(5μ粒子)カラム を用い、2緩衝液系(緩衝液Aは0.1% TFAを含有する100% H2O 、緩衝液Bは70% CHCN、30% H2O,0,86% TFA)を使用 して分離を行なうことができる。0〜5分は5%B及び95%A、5〜25分は 5%〜100% Bを使用する。まず初めにり、L異性体が約7分で出現し、次 いで約10分にり、D異性体が出現する。NMR及びマススペクトル分析により 両方の化合物がPro−boroProであることを確認した。最初にHPLC カラムを通過した精製異性体を再度クロマトグラフィにかけることにより、各異 性体が99〜6%の純度にまで精製されていることが示された。L−Al a− D−boroProをL−A、1a−L−boroProから分離したり、他の インヒビタのD−boroPro型をL−boroPro型から分離する場合に も同様に高速液体クロマトグラフィ (HPLC)を使用することができる。  L−Pro−L−boroPro及びL−Pro−L−boroProをDP− IV阻害アッセイに一興性体はDP−IVに対してり、D−異性体よりもはるか に有効なインヒビタである。さらに、本発明のDP−IVインヒビタのすべての アミノ酸残基はD−異性体であるよりもL−異性体であるほうが好ましい。 使用 阻害的化合物は単独でも、薬理学的に許容可能な担体または希釈液と組み合わせ ても投与することができる。 上述の阻害的化合物は、広範囲の疾患の治療に使用することができる。例えば、 自己免疫疾患、T細胞活性に依存する疾患などである。DP−IVはこのような 自己免疫疾患において役割を演じ、DP−IV活性を阻害することにより疾患の 進行を調節することができる。このような疾患には関節炎、移植器官の拒絶反応 及びSLEやAIDSが含まれる。本発明の阻害的化合物を哺乳類に投与(例え ば、経口的、局所的、筋肉注射、腹腔内注射、静脈注射、非経口的、鼻腔内注入 、または坐剤として)すると、疾患と戦うために、例えば、その哺乳類の免疫系 の能力を増大させる。 DP−IVのインヒビタはIL−2生産を抑制することができるため、!L−2 生産が変化する疾患の治療にも、これらのインヒビタを使用することができる。 これらのインヒビタは成長ホルモン放出因子の異化を遅らせることもでき、また 、アメーバや微生物病原体のDP−IV活性を阻害することにより免疫系をより 効果的に機能させることもできる。 阻害的化合物または組成物は単独でも、幾つかを組み合わせても、または他の治 療薬と組み合わせても投与することができる。投与量は、1kgあたり1日1〜 500mgの範囲内であると思われる。 他の実施例 他の実施例は次に記載する特許請求の範囲内に含まれる。例えば、Ala−bo roProの構造を模倣した他のインヒビタを作製することができる。Ala− boroProを含む、このようなインヒビタの例を図2に示す。これらのイン ヒビタは一般的にboroPro基または上述の発明の要旨に記載されたそれと 同等のもの、および正に荷電したアミノ基を有する。インヒビタは、アミノ基と boroPro基の相互作用が最小限になるように設計されているため、pH7 ,0において環状構造を形成しない。これらのインヒビタはDP−EVと相互作 用し/または結合し、これにより正常な基質に対するDP−IV活性を減少させ る。これらのインヒビタは、当業者に熟知された方法で合成される。 FIG、1 4−ブロモ−1−クロロブチル ボロナート ピナコール4−ブロモ−1[(ビ ストリメチルシリル)アミノコブチル ボロナート ピナコール 1R=H,O I3 フロントページの続き (51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号// A61K 381 55 ABA (72)発明者 ブラウト アンドリュー ジ−アメリカ合衆国 マサチューセ ッツ州 ボストン ワシントン ストリート 750I (72)発明者 フレントケ ジョージ アールアメリカ合衆国 マサチューセ ッツ州 ボストン ハリソン アベニュー 136

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の構造を有する、DP−IVインヒビタ、▲数式、化学式、表等があり ます▼ ここで、mは0〜10(0及び10を含む)の整数である;A及びA′はL−ア ミノ酸残基であり、繰り返されているカッコ内のAは異なるアミノ酸残基でよい ;Cに結合したBはL−立体構造である;AとN、A、Cの間、及びAとNの間 の結合はペプチド結合である;各X1及びX2はそれぞれ水酸基、または生理的 PHにおいて水酸基に加水分解され得る基である。
  2. 2.A及びA′がそれぞれ別個にプロリンまたはアラニン残基であることを特徴 とする請求項1に記載のインヒビタ。
  3. 3.mが0であることを特徴とする請求項1に記載のインヒビタ。
  4. 4.X1及びX2が水酸基であることを特徴とする請求項1に記載のインヒビタ 。
  5. 5.前記インヒビタがL−Ala−L−boroProであることを特徴とする 請求項1に記載のインヒビタ。
  6. 6.前記インヒビタがL−Pro−L−boroProであることを特徴とする 請求項1に記載のインヒビタ。
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