JPH07503446A - 折り畳まれた印刷製品を搬送および分離する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 折り畳まれた印刷製品を搬送および分離する装置本発明は、折り畳まれた印刷製 品が搬送装置でうろこ伏流れに供給され、少なくとも二つのＥｌｌ　１ｉｉ１１ 製品が側方を互いにずらされ、うろこ伏流れの側方に各々１個の搬送機構が設け られ、搬送機構が分岐し、印刷製品が分離される、折り畳まれた製品を搬送およ び分離する装置に関する。

この種の装置はスイス国特許第６３４５３０号明細書によって知られている。

この装置は平行な二つの搬送機構を備えている。この搬送機構はチェーンとして 形成され、印刷製品の縁部を掴むために挟持ローラを備えている。互いに折り畳 まれた印刷製品を分離するために、チェーンはレールに沿って分岐案内される。

類似の装置がドイツ連邦共和国特許出願公開第２４１７６１４号公報によって知 られている。この装置の場合、互いに折り畳まれた印刷製品を掴んで分離するた めに、搬送方向に対して横方向に移動可能な掴み具が設けられている。再装置は それぞれうろこ伏流れの所定の幅に調節されている。異なる幅のために装備を変 更することは非常にコストがかかる。

本発明の根底をなす課題は、異なる幅のうろこ伏流れを搬送することができる、 冒頭に述べた種類の装置を提供することである。装備の変更は非常に簡単かつ迅 速に可能である。更に、装置は互いに折り畳まれたまたは重ねられた二枚以上の 印刷製品を有するうろこ伏流れを分離するためにも適するようにすべきである。

この課題は冒頭に述べた周囲の装置において、第１の搬送機構が隙間を有し、こ の隙間内に他の第２の搬送機構の前端部が係合し、この第２の搬送機構が第１の 搬送り１横に対して斜めに搬送し、かつ下側の引き出しベルトと上側の引き出し ベルトを備え、上側の引き出しベルトがその前端部て第２の搬送機構の搬送方向 にテレスコープ状に調節可能であることによって解決される。

本発明による装置の場合には、分離すべきうろこ伏流れの幅に適合させるために 、単に、上側の引き出しベルトの前端部を調節するだけでよい。うろこ伏流れの 幅に応して、上側の引き出しベルトの前端部が第１の搬送機構の隙間内に多少深 く係合する。分離引き出しの際に、印刷製品は折れ曲がることがないので、従来 よりもやさしく取扱可能である。更に、本装置は非常に低コストであり、必要ス ペースが狭くて済む。両引き出しベルトによって、うろこ伏流れから引き出され る印刷製品は先行する縁部が捕らえられ、両引き出しベルトの間で第１の搬送機 構に対して斜めに他の搬送機構へ搬送される。両引き出しベルトの間で、印刷製 品は面で捕らえられ、それによって引き出し過程の間確実に案内される。それに よって、印刷製品が普通でない寸法を有するうろこ伏流れを分離することができ る。更に、印刷製品の間の静電的な付着も妨げにならない。本発明による装置の 場合には、互いに折り畳んでまたは重ねて設けられた印刷製品のずれは、従来よ りもはるかに小さい。更に、重ねてかつ側方にずらして設けられた二つ以上の部 分うろこ伏流れからなるうろこ伏流れを分割することもできる。それによって、 搬送能力を低コストで高めることができる。宥和な他の特徴は従属請求項、次の 説明および図面から明らかになる。

次に、図に基づいて本発明の実施例を詳しく説明する。

図１は本発明による装置の部分図、 図２はうろこ伏流れを載せた本発明による装置の部分図、図３は第２の搬送機構 の概略的な部分図、図４は第１の搬送機構を概略的に示す図、図５は本発明によ る装置によるうろこ伏流れの分離を概略的に示す図である。

図１．　２は真っ直ぐに延びる第１の搬送機構１と、同様に真っ直ぐに延びる第 ２の搬送機構２を示している。この搬送機構１，２は軸４，５を介してモータ２ ３によって駆動される。

搬送機ｆｉｌｌは比較的に幅の広い押圧ベルト７と部分ベルト８．ＩＯを備えて いる。部分ベルト８とベルト７は共通の軸５によって駆動される。図示していな いベルト７の他端は、図示していない軸の周りに案内されている。部分ベルト８ はベルト７よりもはるかに短く、軸５に対して平行に延びる軸６の周りを案内さ れる。ベルト８．ＩＯの間には隙間１１がある。この隙間内には、第２の搬送機 構２が係合している。ベルトＩＯはプーリ１２の周りを案内されている。このプ ーリは搬送方向に見てずらして設けられ、しかも隙間が広がってベルト７に対す る間隔を増大するよう設けられている。これに相応して、第２の搬送機構２の前 端部も段状に形成されている。ベルト７．８．１０は前述のように一緒に駆動さ れ、Ｌ側のベルト部分は同じ水平平面内を、矢印２４によって示した同じ方向に 延びている。ベルト７の上方には押圧棒２１が設けられている。この押圧棒はベ ルト７と協働してうろこ伏流れＳの一方の縁部を掴むことができる。このブレス 捧２１は図４に従って同様に、回転するベルト２２を備えている。このベルトの 下側部分は、ベルト７の上側部分と同じ方向に同一速度で移動する。この種の押 圧棒は知られている。

第２の搬送機構２は下側の引き出しベルト１３と上側の引き出しベルト１４を備 えている。これらのベルトは斜めに特に第１の搬送機構ｌに対して約４５°だけ 傾斜して延びている。搬送機構２の搬送方向は矢印２５によって示しである。

搬送機構の搬送速度は、搬送機構１の搬送方向における速度成分が搬送機構１の 搬送速度と同し大きさになるように選定されている。下側の引き出しベルト１３ は互いに平行に設けられた６本の部分ベルｌ−１３ｃからなっている。この部分 ベルトはそれぞれ前端部がプーリ１５の周りに循環する。このプーリ１５は図１ から判るように、隙間１１に相応して搬送方向にずらして設けられている。互い に並へて平行に設けられた２本のベルト１３ａはそれぞれ、うろこ伏流れＳから 印刷製品Ｂを掴んで引き出すために上側のベルト＋４ａと協働する。ベルト１４ ａはそれぞれ前側の案内ブー１月６と案内プーリ１７の周りを案内される。ロー ラ１８はベルト１４の下側部分を対応するベルト１３の均一に押しつける働きを する。このローラはそれぞれ、ばねで付勢されたレバー１９に支承されている。

残りのベルｌ−１３ｂ、１３ｃは図２に示すように、単に印刷製品Ｂの載置部材 としての働きをする。ベルトＩ３の上側部分は通常は水平に延び、特にベルト７ ．８゜ＩＯの上側部分の平面の幾分下方で延びている。ベルト１４ａはテレスコ ープ状のベルト、すなわち伸縮可能なヘルドてあり、プーリ１６は両方向矢印２ ６の方向に摺動可能である。このようなテレスコープ状ベルト自体はよく知られ ている。

調節は図示していないハンドル車によって迅速にかつ精密に行われる。次に、特 に図２．５に基づいて本装置の作動を手短に説明する。

図２に示したうろこ伏流れＳは相互の中に折り畳まれた印刷製品Ａ、Ｂ、例えば 普通の種類の新聞または定期刊行物からなっている。印刷製品Ａ、　Ｂは側方が 互いにずれているので、図２において下側の縁部は印刷製品Ａによって形成され 、上側の縁部は印刷製品Ｂによって形成されている。図２において左側から搬送 機構１に移送されたうろこ伏流れＳは、矢印２４の方向に搬送される。この場合 、印刷製品Ａはその縁部がブレス捧２１とベルト７の間て固定保持される。それ によって、印刷製品Ａは横方向に移動しないで矢印２４方向に移動する。これに 対して、印刷製品Ｂは隙間１１内で引き出しベルト１３．１４によって掴まれ、 矢印２４の方向に対して横方向にうろこ伏流れＳから引き出される。印刷製品Ｂ だけかその都度その突出縁部を掴まれるようにするために、ベルト１４ａの両ブ ー１月６は隙間ｌｌ内に位置決めされている。図１において、プーリ１６の両端 位置がＰＩとＰ２て記入しである。位置ＰＩによって比較的に狭いうろこ伏流れ Ｓｌが分離され、位置Ｐ２によって非常に幅の広いうろこ伏流れＢ２が分離され る。

同位置ＰＩ、Ｐ２の間で、プーリ１６は無段階に調節可能である。うろこ伏流れ Ｓを分離した後、印刷製品Ａ、Ｂはそれぞれ再びうろこ伏流れを形成する。この うろこ伏流れは図示していない搬送機構に移行可能である。画部分ベルト１３ａ は個々のベルトによって置き換え可能である。しかし、二つのベルトを使用する 場合、印刷製品Ｂか非常に良好に安定することが判った。これは特に、普通の寸 法ではない印刷製品を搬送するときに重要である。

本発明による装置は、図５に従って互いに折り畳まれた４つの印刷製品ＡＩ。

Ａ２．Ｂ１．Ｂ２からなるうろこ伏流れＳについても適している。上側の引き出 しベルト１４を適当に調節することにより、このうろこ伏流れＳはあらゆる態様 で分離可能である。例えば、印刷製品Ｂ２は残りの印刷製品ＡＩ、Ａ２．Ｂｌか ら分離可能である。同様に、最初の段階で、図５に示すように、印刷製品Ｂｌ。

Ｂ２を印刷製品ＡＩ、Ａ２から分離することができる。この分離によって、それ ぞれ印刷製品ＡＩ、Ａ２またはＢ１．Ｂ２を有する二つのうろこ伏流れが生じる 。

本発明による他の二つの装置によって、このうろこ伏流れが更に分離可能である ので、全部で４つのうろこ伏流れが生し、このうろこ伏流れはそれぞれ印刷製品 ＡＩ、Ａ２．ＢｌまたはＢ２からなっている。

印刷製品の縁部は先行するようまたは後続するようおよびそれぞれ上側または下 側に配置することができる。うろこ伏流れは側方にずらして上下に設けられた二 つ以上の部分うろこ伏流れからなっていてもよい。この部分うろこ伏流れは上述 のように本装置によって分離可能である。従って、分離個所の手前で、上下に設 けられた複数の部分うろこ伏流れが一つの搬送路上を搬送可能である。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．折り畳まれた印刷製品（Ａ，Ｂ）が搬送装置でうろこ状流れ（Ｓ）に供給さ れ、少なくとも二つの印刷製品（Ａ，Ｂ）が側方を互いにずらされ、うろこ状流 れ（Ｓ）の側方に各々１個の搬送機構（１，２）が設けられ、搬送機構（１，２ ）が分岐し、印刷製品（Ａ，Ｂ）が分離される、折り畳まれた製品を搬送および 分離する装置において、第１の搬送機構（１）が隙間（１１）を有し、この隙間 内に他の第２の搬送機構（２）の前端部が係合し、この第２の搬送機構（２）が 第１の搬送機構（１）に対して斜めに搬送し、かつ下側の引き出しベルト（１３ ）と上側の引き出しペルト（１４）を備え、上側の引き出しベルト（１４）がそ の前端部で第２の搬送機構（２）の搬送方向にテレスコープ状に調節可能である ことを特徴とする装置。
2. ２．第１の搬送機構（１）がプレス棒（２１）を備え、かつこのブレス棒の側方 に互いに平行に延びる複数の部分ベルト（８）を備えていることを特徴とする請 求の範囲第１項の装置。
3. ３．部分ベルト（８，１０）が隙間（１１）を形成するために、その長手方向に おいて中断されていることを特徴とする請求の範囲第２項の装置。
4. ４．中断部が、プレス棒（２１）に対する間隔が増大するにつれて大きくなるよ うに選定されていることを特徴とする請求の範囲第３項の装置。
5. ５．第２の搬送機構（２）が互いに平行に延びる複数の部分ベルトを備え、この 部分ベルトのうち、下側の引き出しベルト（１３）の少なくとも二つの部分ベル ト（１３ａ）が上側の引き出しベルト（１４）の二つの部分ベルト（１４ａ）と 協働することを特徴とする請求の範囲第１〜４項のいずれか一つの装置。
6. ６．第２の搬送機構（２）が第１の搬送機構（１）の方向において、第１の搬送 機構（１）とほぼ同じ速度で搬送することを特徴とする請求の範囲第１〜５項の いずれか一つの装置。
7. ７．下側の引き出しベルト（１３）が、うろこ状流れ（Ｓ）から印刷製品（Ｂ） を引き出すために、互いに平行に延び並べて設けられた二つの部分ベルト（１３ ａ）を備え、この部分ベルト（１３ａ）の隣に、引き出される印刷製品（Ｂ）用 の載置部材として他の部分ベルト（１３ｂ，１３ｃ）が設けられていることを特 徴とする請求の範囲第１〜６項のいずれか一つの装置。
8. ８．第２の搬送機構（２）の載置部材が第１の搬送機構（１）の載置部材の幾分 下方に設けられていることを特徴とする請求の範囲第１〜７項のいずれか一つの 装置。
9. ９．第２の搬送機構（２）が第１の搬送機構（１）に対して鋭角をなして、特に 約４５°の角度で延びていることを特徴とする請求の範囲第１〜８項のいずれか 一つの装置。
10. １０．第１の搬送機構（１）が隙間（１１）の前後で直線的に搬送することを特 徴とする請求の範囲第１〜９項のいずれか一つの装置。