JPH07503376A - Dna構築物並びにそれから誘導される細胞及び植物 - Google Patents

Dna構築物並びにそれから誘導される細胞及び植物

Info

Publication number
JPH07503376A
JPH07503376A JP6504963A JP50496394A JPH07503376A JP H07503376 A JPH07503376 A JP H07503376A JP 6504963 A JP6504963 A JP 6504963A JP 50496394 A JP50496394 A JP 50496394A JP H07503376 A JPH07503376 A JP H07503376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna
gene
ppo
sequence
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6504963A
Other languages
English (en)
Inventor
ツアボー,マーク
バーヘム,クリスチアン
Original Assignee
ケイヘーネ・エヌ・ベー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ケイヘーネ・エヌ・ベー filed Critical ケイヘーネ・エヌ・ベー
Publication of JPH07503376A publication Critical patent/JPH07503376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12YENZYMES
    • C12Y110/00Oxidoreductases acting on diphenols and related substances as donors (1.10)
    • C12Y110/03Oxidoreductases acting on diphenols and related substances as donors (1.10) with an oxygen as acceptor (1.10.3)
    • C12Y110/03001Catechol oxidase (1.10.3.1), i.e. tyrosinase
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
    • C12N15/82Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for plant cells, e.g. plant artificial chromosomes (PACs)
    • C12N15/8241Phenotypically and genetically modified plants via recombinant DNA technology
    • C12N15/8242Phenotypically and genetically modified plants via recombinant DNA technology with non-agronomic quality (output) traits, e.g. for industrial processing; Value added, non-agronomic traits
    • C12N15/8243Phenotypically and genetically modified plants via recombinant DNA technology with non-agronomic quality (output) traits, e.g. for industrial processing; Value added, non-agronomic traits involving biosynthetic or metabolic pathways, i.e. metabolic engineering, e.g. nicotine, caffeine
    • C12N15/825Phenotypically and genetically modified plants via recombinant DNA technology with non-agronomic quality (output) traits, e.g. for industrial processing; Value added, non-agronomic traits involving biosynthetic or metabolic pathways, i.e. metabolic engineering, e.g. nicotine, caffeine involving pigment biosynthesis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/0004Oxidoreductases (1.)
    • C12N9/0055Oxidoreductases (1.) acting on diphenols and related substances as donors (1.10)
    • C12N9/0057Oxidoreductases (1.) acting on diphenols and related substances as donors (1.10) with oxygen as acceptor (1.10.3)
    • C12N9/0059Catechol oxidase (1.10.3.1), i.e. tyrosinase

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 DNA構築物並びにそれから誘導される細胞及び植物発明の分野 本発明は、新規なりNA構築物、該構築物を含む植物細胞、該植物細胞に由来す る植物、及び該植物から生じる種子に関する。本発明は特に、アンチセンス核酸 技術を用いて植物中での遺伝子の発現を抑制することからなる。組織特異的プロ モーターを用いて、植物の特定組織で遺伝子の発現を抑制することができる。本 発明は更に、破壊組織の酵素的褐変を示さない植物を得る方法に関する。
序論 褐変や変色は、広範囲の果物や野菜の生鮮加工品を実質的に損なう。ンヤガイモ の場合、黒斑とも呼ばれる内部の押し傷は組織圧縮に対するジャガイモ塊茎の生 理学的反応であり、これはジャガイモ産業の最も重要な問題のひとつである。毎 年、生産される多量のジャガイモが、塊茎の褐変のために直接の消費又は加工に 不適格になっている。
哺乳動物及び細菌モデル系での褐変の生化学は比較的良く知られている。しかし ながら、植物の場合、褐変の生化学プロセスについてはほとんど知られておらず 、多様な果・ 物や野菜の変色経路は解明されていない。ジャガイモの場合、褐 変、即ち黒斑は、機械による取り入れや輸送中に塊茎が受けたわずかな物理的衝 撃によって生じる。押し傷内の少数の細胞で変色反応が生じ、その細胞は実際に は溶解する。高重合フェノール系化合物であるメラニンの酵素的形成によって、 押し傷は灰色/黒色に変色する。酵素のポリフェノールオキシダーゼ(PPO) 、オキシゲナーゼはプロセスの最初の2つの酸化反応を触媒して、モノフェノー ル(例えばチロシン)及びオルトージフ二ノール(例えばカテコール)をオルト −キノン(例えばジヒドロキシフェニルアラニン−キノン)に転化する。自己触 媒化学酸化反応は、数種の反応性キノン中間体を介してオルト−キノンをメラニ ンに転化する。植物ポリフェノールオキシダーゼの機能は解明されていないが、 この酵素には幾つかの役割が考えられると仮定されてきた。これらの役割には、 光合成における電子伝達への関与及び昆虫の攻撃又は感染に対する植物の防衛機 構への関与が含まれる。PPOは健全細胞中でのフェノール系化合物の合成には 関与しないと考えられる。植物PPO酵素はプラスミド膜に局在する核コード化 銅金属タンパク質である。ジャガイモ塊茎では、PPOはアミノブラストの痕跡 チラコイド膜に局在している。
細胞下(5ub−cellular)に位置すれば、酵素は、主に細胞小胞で見 出される基質から分離される。しかしながら、破壌した細胞では、酵素は基質と 混合する結果、フェノール系化合物はPPO酵素で酸化される。
押し傷は長年ジャガイモ産業で重大な問題であったが、分子技術によるジャガイ モ塊茎内への黒斑形成の予防法に今日まで進展は見られなかった。以下で使用す る耐押し優性(bruising resistance)という用語は、植物 細胞の破壊による褐変及び変色に対する耐性を意味する。
メラニン形成の生合成経路への干渉を通じて、アンチセンスPPO遺伝子を発現 することによって耐押し優性を得ることができることが判明した。具体的には、 アンチセンスPPO遺伝子の組織特異的発現によって特定組織内でポリフェノー ルオキシダーゼの生成を抑制することができる。
アンチセンスPPOの発現は、仮定した1つ以上のPP0機能をかき乱し得るの で、特に植物の空気に触れる部分では、適切な塊茎特異的プロモーターを作用さ せて塊茎への発現を制限することが好ましい。更には、ポリフェノールオキシダ ーゼが少なくとも5つの要素(Ilembers)からなる遺伝子ファミリーに よってコードされることが判明した。
ポリフェノールオキシダーゼをコードする遺伝子の部分配列若しくは全体配列に 対応するか又は相同である単一のアンチセンスPPO遺伝子の同等発現(coo rdinate expression)によって塊茎て発現する遺伝子、特に 全ての遺伝子の発現を抑制することができた。更には、押し傷発生に対する感受 性が小さい耐押し偏性植物、特に塊茎が押し傷発生に対して小さい感受性を示す ジャガイモ植物を生産することができた。
本発明は、アンチセンス核酸技術の適用に基づく。アンチセンス機構は解明され ていないが、ターゲット遺伝子の発現は、アンチセンスRNAと相補的内在性R NAとの複合体を形成して翻訳を妨げるか、又はDNA配列を含む複合体構造を 形成して転写を妨げることによって阻害されると考えられる。
本発明は、低減されたPPO酵素活性を示し、更には圃場で褐変度がかなり小さ い表現型を有することが判明した耐押し偏性植物の生産方法を提供する。
褐変は、損傷を受けた植物組織内又は組織周辺でのPPO酵素活性の結果である が、本発明を使用すれば、塊茎、野菜又は果物の組織の破壊による押し傷の発生 を抑制することができる。葉物野菜(即ちレタス、チコリ)又は果物のような他 の植物でもPPOをコードする遺伝子の発現によって褐変するため、本発明はジ ャガイモに限定されるのではなく、他の植物の物理的組織破壊にょる褐変を抑制 するために使用することもできる。
発明の詳細な説明 本発明は、i)植物中で機能的なプロモーターと、ii)アンチセンスポリフェ ノールオキシダーゼ遺伝子若しくはその遺伝子部分に対応するDNA配列、又は これと相同のDNA配列と、i i i)植物中で機能的なターミネータ−とか らなるDNA構築物を提供する。
アンチセンスポリフェノールオキシダーゼという用語は、PPOをコードする内 在性遺伝子又はその遺伝子部分に対応するか又は相同であるが、PPO遺伝子と は逆の配向を有する二重鎖DNAを意味する。アンチセンスDNA配列では、コ ーディングストランドは鋳型ストランドに、鋳型ストランドはコーディングスト ランドになる。
相同配列という用語は、ヌクレオチド配列が隣接する遺伝子と平均で少なくとも 65%相同である配列を意味する。
DNA配列という用語は、植物中で機能的なブロモータ−の発現制御下にあって も植物細胞中で発現することができ、また植物中で機能的なターミネータ−を有 する二重鎖DNA配列を意味する。
本明細書で使用するプロモーターという用語は、隣接するコード配列の転写に必 要な調節配列を含むコード配列の上流の転写調節領域を意味し、5゛非翻訳領域 、即ちいわゆるmRNAのリーダー配列を含んでいる。本発明のDNA構築物で 使用するプロモーターは植物細胞中において機能的でなければならない。
本発明の他の態様は、プロモーターが組織特異的プロモーターであるDNA構築 物を包含する。組織特異的プロモーターは植物の特異的組織での隣接配列の転写 を指示する。
本発明のDNA構築物で使用するのに適したプロモーターにはカリフラワーモザ イクウィルス35S (CaMV 35S)プロモーター又はジャガイモ塊茎特 異的プロモーター(例えばクラスI Patatin遺伝子若しくは好ましくは 顆粒結合澱粉シンターゼ遺伝子のプロモーター)が含まれるが、これらに限定さ れるものではない。
ターミネータ−という用語は、転写終結を指示するコード篤配列下流の領域を意 味し、3゛非翻訳領域とも呼ばれ、ポリアデニル化シグナルを含んでいる。植物 中で機能的なターミネータ−配列は良く知られ、文献に記載されている。
本発明のDNA配列は少なくとも25個のヌクレオチドを含んでいる。一般に、 DNA配列の適切な長さは、100〜1000個、2000個までのヌクレオチ ドからなる。
本発明の好ましい実施態様では、DNA配列は内在性PPO遺伝子の全コード配 列又はこの遺伝子と相同の配列を逆向きに含んでいる。
本発明のDNA配列は、PPOをコードするゲノムDNA又はcDNAに由来し 得る。本発明のDNA構築物の作製を以下で更に詳しく説明する。本発明は更に 、本発明のDNA構築物を含むベクターを提供する。
本発明は更に、本発明のDNA構築物を含む植物細胞、該細胞に由来する植物、 及びこのような植物の種子に関する。標準的な形質転換技術(例えばTiプラス ミド媒介形質転換法、粒子衝撃のような直接形質転換法等)を用いて、形質転換 した植物を得ることができる。使用すべき好ましい形質転換技術は植物組織によ って異なり、当業者には公知である。
耐押し偏性ジャガイモの構築を例にとって、以下で本発明の実施態様を説明する 。本発明に基づく同様のアプローチを用いて、他の耐押し偏性穀物を得ることが できる。
部間移植片を用い、標準的なプロトコルに従って、ジャ養して形質転換すれば、 物理的損傷によるジャガイモ塊茎の褐変を抑制することができる。形質転換した 植物では、構築物にアンチセンスの向きに挿入した配列が全長配列であれ、部分 配列であれ、塊茎で低いPPO活性レベルが測定された。本発明のDNA配列に 先行する塊茎特異的プロモーターを使用すると、塊茎でのPPO発現が減少する が、この植物の他の組織でのPPO遺伝子の発現にはそれほど作用しない。
PPO遺伝子の塊茎発現を特異的に標的とする本発明のDNA構築物を作製する ために、塊茎cDNAクローンバンクを作成した。葉PPO遺伝子の配列(Sh aharT、、Hening N、、等、The Plant Ce1l、 4 . 135 147)又はその一部分に対応するプローブでこのバンクをスクリ ーニングして、数種の異なる塊茎特異的PPO遺伝子を単離した。少なくとも5 個の異なる遺伝子がジャガイモ塊茎で発現される。
更に、単離した異なる遺伝子の配列を分析すると、これらの遺伝子のヌクレオチ ドが少なくとも71.7%相同であることが判明した。塊茎で発現したPPO遺 伝子と、葉で発現したPPO遺伝子との配列を比較すると、配列が互いに異なっ ていることが分かった。池の生物(例えば細菌種、真菌種又は動物種)で発現し たPPO遺伝子との相同性の分析では、それほど相同性を認めることができなか った。Cu結合部位と相同の保存領域のみを同定することができた。これらの観 察から、ジャガイモのPPO遺伝子、特にジャガイモ塊茎で発現したPPO遺伝 子は他の種で同定されたPPO遺伝子とは異なると結論付けることができる。
耐押し偏性を得るには、塊茎で発現される全てのPPO遺伝子の発現を実質的に 抑制すべきである。使用するジャガイモ栽培変種によって、発現を5分の1〜5 0分の1に抑制すべきである。本発明者らは、以下で説明するような検出プロト コルではPPO酵素活性を測定することができない本発明の塊茎を得ることがで きた。このことは、これの発現が阻害されたことを示している。非形質転換の対 照植物の塊茎の活性に比べてPPO活性が低い塊茎も得られた。これらの塊茎は 、本発明のアンチセンス構築物で形質転換した植物に由来した。従って、本発明 は、少な(とも全PPO遺伝子ファミリーの発現を抑制するDNA構築物を提供 する。この多遺伝子阻害は、PPOをコードする任意のDNA配列と相同のアン チセンス配列を用いて行うことができる。本発明者らは、アンチセンスPPO構 築物の構築に使用した遺伝子が塊茎遺伝子であっても、葉遺伝子であっても、少 なくともPPO発現を抑制できることを証明した。本発明者らは更に、アンチセ ンス配列がコード配列の全長に対応する必要がないことだけでなく、5゛末端か ら始まり、800ヌクレオチドのコード配列を含む長さが約1200ヌクレオチ ドの部分配列がアンチセンスな向きにあれば、塊茎でのPPO遺伝子の発現が抑 制されることを証明した。更には、小さいPPO活性を示す塊茎は押し傷を受け にくい。褐変度を測定するために、標準化された押し傷発生テストを実施するこ とができる。このテストでは、押し傷に対する感受性を褐変指数として表す。例 えば以下の実施例では一つのテストを実施する。
本発明の好ましい実施態様では、DNA配列は塊茎PPO遺伝子、好ましくは塊 茎cDNAクローンバンクから単離したPPOクローンに由来する。この配列を 図1a及び図1bに示す。
本発明の他の好ましい実施態様では、前述した如き塊茎特異的転写開始領域が逆 向きのDNA配列に先行する。塊茎特異的発現を指示する好ましい塊茎特異的プ ロモーターの特定の選択基準は以下のようにまとめることができる。
即ちアンチセンス遺伝子の発現は一時的に内在性PPO遺伝子の発現に先行する か又は少なくとも後者の発現と同時でなければならない。本発明の好ましい実施 態様では、アンチセンス遺伝子の発現は内在性遺伝子と同一の組織場所で行われ ねばならない。更には、発現レベルはアンチセンス効果を得るのに適したレベル でなければならない。
褐変は、細胞の損傷によって損傷を受けた植物組織内又は組織周辺でのPPO酵 素活性の結果であるが、本発明を使用すれば、塊茎、野菜又は果物の組織の破壊 による押し傷の発生を抑制することができる。葉物野菜(即ちレタス、チコリ) 又は果物のような他の植物でもPPOをコードする遺伝子の発現によって褐変す るため、本発明はジャガイモに限定されるのではなく、他の植物の押し傷発生に よる褐変を抑制するために使用することもできる。
以下で、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
図1aは、ppo塊茎遺伝子pkG45−8のヌクレオチド配列を示す。このヌ クレオチド配列は配列番号;1とする。
挿入部位・ −ヌクレオチド1のレベルに部位A −ヌクレオチド1213のレベルに部位B−ヌクレオチド1833のレベルに部 位C図1bは他のPPO塊茎遺伝子pkG59−4のヌクレオチド配列を示す。
このヌクレオチド配列は配列番号:2とする。
挿入部位。
−ヌクレオチド1のレベルに部位A −ヌクレオチド1173のレベルに部位E−ヌクレオチド1645のレベルに部 位F図2aは異なる組換えベクトルの構築を示す図である。
図2bは、ジャガイモ品種の形質転換に使用する異なる組換えDNA構築物の構 築を示す図である。
図3は、アンチセンスPPO構築物で形質転換した全ての植物の酵素活性を形質 転換していない対照と比較して示す棒グラフである。1.2.3で示す変異体は それぞれ、CaMV 35Sプロモーター構築物を含む形質転換細胞、GBSS プロモーター構築物を含む形質転換細胞、形質転換していない対照である。
図4はアンチセンスPPO構築物で形質転換した選定植物の押し傷発生指数を形 質転換していない対照と比較して示す棒グラフである。1.2.3で示す変異体 はそれぞれ、CaMV 35Sプロモーター構築物を含む形質転換細胞、GBS Sプロモーター構築物を含む形質転換細胞、形質転換していない対照である。
以下の実施例で本発明の態様を非制限的に説明する。
実施例 実施例1:塊茎特異的cDNAライブラリーからのPPOクローンの単離、特徴 付は及びクローン化塊茎でのPPO遺伝子の発現を特異的に阻害するアンチセン ス構築物を作製するために、ベクターλ ZAPII内で出発材料としての塊茎 RNAからcDNAクローンバンクを作製した(Stratagene C1o ningsystems、 11099 North Torrey Pine s Rd、 La Jolla、 CA92037)。5X10’個のプラーク からなるバンクを、葉PPO遺伝子をコードするstp標識クローンを用いてス クリーニングした(Shahar等、1992年)。プラーク精製を3度繰り返 して、合計16個の陽性反応プラークを取り出し、その後の分析用に選択した。
λ ZAPIIベクタークローニング部位の末端に特異的なPCRプライマーを 用いて、16個のクローンのインサートを増幅して、長さを分析し、制限部位に よって分類した。6個のインサートの長さはちょうど2kbに及んでおり、pp oタンパク質の分子量が45000〜59000であると街摘する研究に基づい て、全長クローンの候補とした。
実施例2:ジャガイモ塊茎PPOcDNAクローンの配列分析及び詳細な特徴付 け PPOcDNAクローンの予備分析に基づいて、全長であると思われる2個の代 表的なcDNAクローンを選択し、標準的な配列決定プロトコルを用いて配列分 析した(pKG45−8及びpKG59−4、図1参照)。λZAP I Iク ローン(Stratagene)に対する1n vivo切り出しプロトコルを 用いて配列決定用の基質を調製した。残りのクローンは一部分を配列決定して、 塊茎で発現される個々の遺伝子の数に関してより多くの情報を得た。ヌクレオチ ド配列データから、2つのc DNAクローンカテゴリーが判明した。これらの クローンは相同ではあるが、2つの異なるクラス二クラス■のクローン(pKG 45−8:表1)及びクラスIIのクローン(pKG59−4 :表1)に分類 された。表1に示すクローンの分類は配列相同性に基づく。おもしろいことに、 クラスIIのクローンは、単離したどのジャガイモcDNAクローンとも類似せ ず、従って塊茎で無類に発現されると推定された。
16個のクローンの中で最も豊富な転写物が同一の遺伝子ファミリー(B −E )に属すことが判明した。この遺伝子ファミリーでは10個の独立したcDNA クローンが同定された。このグループの中では、B遺伝子の転写物が最も多いこ とが判明した(6個の独立したクローン)。他の全ての転写物(AlD及びE) はより少ないレベルでcDNAバンクに存在した(表1参照)。
表1 実施例3:構築的で、塊茎特異的発現用のTi発現ベクターファミリーの構築 塊茎特異的発現を行うために、GBSS−G28 (R。
hde等、1990.J、Genet、 and Breed、 44:311 −315)プロモーターを選択した。
使用するGBSSプロモーターは、ジャガイモ品種BintjeのゲノムDNA から(ゲノムクローン028の配列データ(Rohde、W、等、1990)か ら)単離した。
組織特異性のために必要な全ての配列を含むフラグメントを、PCRを用い、標 準的なプロトコルで単離した。Tlベクター内でのクローニングを容易にするた めに制限部位をPCRプライマーに含有させた。
使用したGBSSプロモーター(ゲノムクローンG28に由来;Rohde等、 1990)は−1184〜−8のDNAを含んでいた。PCRプライマーに認識 部位を含有させて、Hind111部位(5゛)及びBamHI部位(3゛)を 末端に挿入した。フラグメント及びベクターをHindIII及びBamHIで 処理した後に、このフラグメントをゲル精製Tiベクター(pkGlool;以 下で説明)に挿入した。
ベクターpB1121からCaMV 35S発現ベクターを構築した(Jeff erson等、1987.EMBOJ、 6:3901−3907)。改変は、 pB1121内の突然変異体NPTII遺伝子の置換と、GUSコード領域の欠 失とからなる。得られたベクター(pKG1001;図2a参照)は以下で説明 する他の発現ベクターの基体でもあった。塊茎特異的プロモーターをpKGlo olに挿入して、GBSSプロモーターを含むpKG1001/GBSSを得た 。図2aは、アンチセンス構築物を作製するのに使用するTi発現ベクターの構 築を示す図である。
実施例4:CaMV 35Sプロモーター及び塊茎特異的発現Tiベクターを使 用してのアンチセンス塊茎PPo構築物のクローニング (pKG45−1及びp K G 59−4に由来する)各全長PPO遺伝子を 用いてアンチセンス構築物を作製した。
翻訳開始部位周辺のより短い領域を用いて他の組の構築物を作製した(図1参照 )。
Tiベクター内でのPPO遺伝子のクローニングの一般的な方法として、PPO cDNAの必要部位に対する配列特異的PCRプライマーを設計した(部位の正 確な位置については図1の配列を参照)。クローニングに使用すべき制限酵素の 認識部位はこれらのプライマーに組み込まれた(I3amHI及び13g1II はそれぞれ5°末端及び3′末端)。
pKG59−4及びpKG45−8由来の塊茎PPO切片を前述の発現ベクター (pKGlool及びpKG1001/GBSS)に挿入した。これらの実験で は、5°セグメント及び、2つのcDNAに由来の全長切片を使用した(部位の 正確な位置については図1の配列を参照)。図4bはアンチセンスPPO構築物 の構築を示す図である。
得られた12個のアンチセンスPPOクローンの名称及び詳細を表2に示す。以 下の表では、使用したプロモーター及び挿入したアンチセンス遺伝子を記載する 。5′は対応cDNAクローンの最初の約1200個のヌクレオチドの使用を示 す。
表2 実施例5:ジャガイモ植物内でのアンチセンスPPo構築物の形質転換 全てのジャガイモPPO構築物を電気穿孔法(eletrop。
ration)によってAgrobacterium tumefaciens 株GV3101に導入し、制限酵素分析で構築物の組込み度を再検査した。その 後、部間移植片を用いた同時培養(co−cultivation)によって、 前述の構築物を2種のジャガイモ系統(Van Gogh及びDiamant) に導入した。これらの手法では標準的なプロトコルを使用した。選択培地で、構 築物及び栽培変種あたり約50個の再生体(regenerants)が生長し 、これらを分析した。
実施例6.形質転換した塊茎内のPPO酵素活性の分析合計1500個の再生体 から882個が増殖し、これらを使用して、in vitro微小塊茎を製造し た。各系統(1ine)の微小塊茎的5gから粗タンパク質抽出物を生成し、こ の抽出物でPPO酵素アッセイを実施した(Flurkey、W、1986 P lant Physiol。
81:614−61.8の方法のl&)、1mlの抽出物容量中に、アッセイ用 基質として50mMカテコールを用いて、トランスジェニック系統で2回のアッ セイを実施した。
酵素活性は、520nm、25℃(勾配)で1分間のoDの変化率として表す。
各系統で2つの独立した測定を繰り返し、分析のために結果の平均値を出した。
Diamant及びVan Goghのアンチセンス形質転換細胞のそれぞれ平 均74%及び72%が、対照よりも低いPro酵素活性を示した。アンチセンス PPo構築物を含む32系統には、この基質を用いて検出可能なPPO活性がな いことが判明した。Diamantでは、35S CaMVプロモーター構築物 を含む7系統が、GBSSプロモーター構築物を含む10系統がPPO活性を全 (示さなかった。
Van Goghでは、35S CaMVプロモーター構築物を含む10系統と 、GBSSプロモーター構築物を含む5系統でPPO活性レベルが検出できない ほどであった。
異なるアンチセンスPPO遺伝子(クラス!及びII)の間でも、構築物で使用 したPPO遺伝子切片の寸法に関しても、統計的に大きな差は認められなかった 。
図3に示す如(、使用した両方のヤガイモ品種で、35S CaMVプロモータ ー又はGBSSプロモーターを使用する全ての場合で、酵素活性の平均値が下が った。CaMV 35Sプロモーター制御下の構築物で形質変換した系統で、P PO活性の平均値が最も下がった。
実施例7:形質転換細胞の分子分析 PPO活性の低いジャガイモ系統200個を更に分子レベルで分析した。サザン ハイブリッド形成技術を用いると、すべてが予期される寸法のT−DNAインサ ートを含んでいることが分かった。挿入体コピー数は1〜10であり、そのうち 50%のコピー数は3未満であった。PPOmRNΔレベルが非形質転換の対照 に比べて低下することも分かった。PCRプロトコルを使用してPPOmRNA についてアッセイを実施した。
実施例8:形質転換細胞の耐押し偏性の分析酵素活性のデータに基づいて、各品 種に由来する5o系統(アンチセンスPPO構築の全ての変異体を含む)を圃場 試験用に選択した。選択した系統はPPO酵素活性が最小の植物を示す。
従来の育成方法で標準化テストを実施して、育種系統由来の塊茎の褐変度を測定 した。押し偶感受性の指数は、塊茎に標準化した機械的損傷を与えた後の塊茎の 褐変レベル及びテスト中での塊茎の比重を考慮して計算される。得られた褐変指 数(B I)は0〜50である。
選択した系統に由来する圃場で生長させた塊茎のBlを図4に示す。いずれの品 種の場合もCaMV 35Sプロモーター系及びGBSSプロモーター系が対照 の平均値と比較してかなり異なることが統計テストから分かる。
これらの試験のデータは、本発明の構築物の発現によって、圃場条件下で押し傷 発生の表現型がかなり改善されることを明白に示している。
材料及び方法 30g/Iのスクロースを加えたMS培地(Mu r i shige、 T、  and Skoog、 F、 1962、 Physioi、 Plant  15:473−497)で、ジャガイモ植物(Solanum Tuber本質 的には前述のプロトコルに基づく同時培養法(O。
ms、G、 1989.等、Theor、App!。
Genet 73ニア44−750)を用いて、アンチ1;van Lareb eke、N、等、1974.Nature 252:169−170)でジャガ イモ部間移植片を形質転換した。
分子生物学的方法(例えばサザン、ノーザン及びウェスタン分析、PCR並びに 他のDNA操作)はManiatisが論じた方法であった(Maniatis 等、1982、Mo1ecular Cloning:A Lab。
ratory Manual、 Co1d SpringHarbor Lab oratory、Co1d Spring Habor NY、) 。
シンク(5ink)の塊茎cDNAから単離したλ ZAP製した。
押し傷発生テスト(bruising test)及び褐変指数(Br。
vning Index)の測定を以主の如〈実施した。各系統から採取し、別 々のプロットで生長させたジャガイモに標準的な条件下で押し傷を与えた。壁に 詰め物をした木製箱からなる振動装置に2〜3kgのジャガイモを入れた。箱を 2分間機械で振動させる。押し傷発生工程後に塊茎を10℃(±1℃)で4日間 貯蔵する。その後、機械でジャガイモの皮をむき、皮を80%除去して、褐変度 (変色した表面積のパーセント)を記録する。パーセンテージを4つのクラスに 分け、各クラスでの塊茎の数及び塊茎の比重を以下の式に導入して、Blを計算 する。
5Gx(CI+1)x(CII+2)x(CIII+3)x(CIV+4)BI  = X 100 6X(CI+CII+CIII+CIV)式中、SGはサンプル全体の比重であ り、C1〜CIVは所与のクラスに分類された塊茎の数である。
Van Gogh

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.i)植物中で機能的なプロモーターと、ii)アンチセンスポリフェノール オキシダーゼ遺伝子若しくはその遺伝子部分に対応するDNA配列、又はこれと 相同のDNA配列と、iii)植物中で機能的なターミネーターとからなるDN A構築物。
  2. 2.植物中で機能的な前記プロモーターが組織特異的プロモーターである請求項 1に記載のDNA構築物。
  3. 3.前記組織特異的プロモーターが塊茎特異的プロモーターである請求項2に記 載のDNA構築物。
  4. 4.前記塊茎特異的プロモーターが顆粒結合澱粉シンターゼ遺伝子のプロモータ ーに対応する請求項3に記載のDNA構築物。
  5. 5.前記DNA配列が少なくとも25個のヌクレオチドを含んでいる請求項1か ら4のいずれか一項に記載のDNA構築物。
  6. 6.前記DNA配列が、ポリフェノールオキシダーゼ遺伝子の全長コード配列を アンチセンスの向きに含んでいる請求項1から5のいずれか一項に記載のDNA 構築物。
  7. 7.前記DNA配列が、ジャガイモ植物細胞に内在するアンチセンスポリフェノ ールオキシダーゼ遺伝子若しくはその遺伝子部分、又はこれと相同のDNA配列 に対応する請求項1から6のいずれか一項に記載のDNA構築物。
  8. 8.前記DNA配列が、ジャガイモ塊茎細胞に内在するアンチセンスポリフェノ ールオキシダーゼ遺伝子若しくはその遺伝子部分、又はこれと相同のDNA配列 に対応する請求項7に記載のDNA構築物。
  9. 9.DNA配列が、植物細胞に内在するポリフェノールォキシダーゼヘの発現を コードする遺伝子に由来する請求項1から8のいずれか一項に記載のDNA構築 物。
  10. 10.DNA配列が、ジャガイモ塊茎細胞に内在するポリフェノールオキシダー ゼヘの発現をコードする遺伝子に対応するcDNAに由来する請求項9に記載の DNA構築物。
  11. 11.DNA配列が図1a又は図1bに示す如き配列に由来する請求項10に記 載のDNA構築物。
  12. 12.請求項1から11のいずれか一項に記載のDNA構築物を含むベクター。
  13. 13.請求項10に記載のベクターを含む細菌細胞。
  14. 14.請求項1から11のいずれか一項に記載のDNA構築物を含む植物ゲノム 。
  15. 15.請求項1から11のいずれか一項に記載のDNA構築物を含む植物細胞。
  16. 16.請求項15に記載の植物細胞を含む植物。
  17. 17.植物がジャガイモである請求項16に記載の植物。
  18. 18.請求項1から11のいずれか一項に記載のDNA構築物を含む種子。
  19. 19.請求項1から11のいずれか一項に記載のDNA構築物を含むジャガイモ 塊茎。
  20. 20.1)請求項1から11のいずれか一項に記載のDNA構築物を含む植物細 胞のゲノム内に挿入して、2)形質転換した植物細胞を形成し、3)形質転換し た植物細胞から遺伝学的に形質転換した植物を再生する段階からなるポリフェノ ールオキシダーゼ活性の低い植物を得る方法。
JP6504963A 1992-07-30 1993-07-27 Dna構築物並びにそれから誘導される細胞及び植物 Pending JPH07503376A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP92402199.1 1992-07-30
EP92402199 1992-07-30
PCT/EP1993/001988 WO1994003607A1 (en) 1992-07-30 1993-07-27 Dna constructs, cells and plants derived therefrom

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07503376A true JPH07503376A (ja) 1995-04-13

Family

ID=8211694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6504963A Pending JPH07503376A (ja) 1992-07-30 1993-07-27 Dna構築物並びにそれから誘導される細胞及び植物

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0606454A1 (ja)
JP (1) JPH07503376A (ja)
CA (1) CA2120258A1 (ja)
WO (1) WO1994003607A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522564A (ja) * 2006-01-06 2009-06-11 ライク・ズワーン・ザードテールト・アン・ザードハンデル・ベスローテン・フェンノートシャップ 軽減した傷誘導性表面変色を示す植物を選抜するためのスクリーニング法ならびにそれにより得られる植物および植物部分
JP2010532175A (ja) * 2007-07-06 2010-10-07 ライク・ズワーン・ザードテールト・アン・ザードハンデル・ベスローテン・フェンノートシャップ 低減した変色を示す植物材料の同定方法、このように同定した植物および低減した変色を示す市販の作物の生産のための同定した植物の使用
JP2015534834A (ja) * 2012-11-20 2015-12-07 ジェイ.アール.シンプロット カンパニー Talにより媒介されるトランファーdna挿入

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07503374A (ja) * 1992-01-31 1995-04-13 コーネル・リサーチ・ファンデーション・インコーポレイテッド ポリフェノールオキシダーゼ
US6160204A (en) * 1992-01-31 2000-12-12 Cornell Research Foundation, Inc. Polyphenol oxidase cDNA
US6627794B1 (en) 1995-05-23 2003-09-30 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Polyphenyl oxidase genes from banana
CN1185177A (zh) * 1995-05-23 1998-06-17 联邦科学和工业研究组织 获自莴苣和香蕉的多酚氧化酶基因
CA2269752C (en) * 1996-02-05 2009-09-22 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Genomic ppo clones
AUPP249298A0 (en) 1998-03-20 1998-04-23 Ag-Gene Australia Limited Synthetic genes and genetic constructs comprising same I
SK287538B6 (sk) 1998-03-20 2011-01-04 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Syntetický gén obsahujúci dispergovanú alebo cudzorodú deoxyribonukleovú molekulu, génový konštrukt obsahujúci tento syntetický gén a prípravok obsahujúci tento syntetický gén
ATE507299T1 (de) 1998-04-08 2011-05-15 Commw Scient Ind Res Org Verfahren und mittel zum erhalt von veränderten phänotypen
US6423885B1 (en) 1999-08-13 2002-07-23 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organization (Csiro) Methods for obtaining modified phenotypes in plant cells
WO2002061101A2 (en) * 2000-11-03 2002-08-08 Monsanto Technology Llc Method of imparting disease resistance to plants by reducing polyphenol oxidase activity
AUPR621501A0 (en) 2001-07-06 2001-08-02 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Delivery of ds rna
US7534934B2 (en) 2002-02-20 2009-05-19 J.R. Simplot Company Precise breeding
WO2003069980A2 (en) 2002-02-20 2003-08-28 J.R. Simplot Company Precise breeding
DE10212892A1 (de) 2002-03-20 2003-10-09 Basf Plant Science Gmbh Konstrukte und Verfahren zur Regulation der Genexpression
EP1931789B1 (en) 2005-09-20 2016-05-04 BASF Plant Science GmbH Methods for controlling gene expression using ta-siran
UA99704C2 (ru) 2006-01-06 2012-09-25 Рейк Зван Задтелн Эн Задхандел Б.В. Способ скрининга растений, проявляющих уменьшенное обесцвечивание поверхности, вызванное ранением
WO2007141790A2 (en) 2006-06-07 2007-12-13 Yissum Research Development Company Of The Hebrew University Of Jerusalem Plant expression constructs and methods of utilizing same
WO2008083715A1 (en) * 2007-01-08 2008-07-17 Rijk Zwaan Zaadteelt En Zaadhandel B.V. Screening method for selecting plants that show a reduced wound-induced surface discolouration and plant and plant parts thus obtained
US8734867B2 (en) 2007-12-28 2014-05-27 Liveleaf, Inc. Antibacterial having an extract of pomegranate combined with hydrogen peroxide
US8563805B2 (en) * 2008-02-27 2013-10-22 Okanagan Specialty Fruits Inc. Genetically modified reduced-browning fruit-producing plant and produced fruit thereof, and method of obtaining such
ES2791485T3 (es) 2009-03-04 2020-11-04 Liveleaf Inc Método y material para complejación en el sitio activo de moléculas biológicas
US9192635B2 (en) 2011-06-24 2015-11-24 Liveleaf, Inc. Method of treating damaged mucosal or gastrointestinal tissue by administering a composition comprising a mixture of pomegranate and green tea extracts and releasably bound hydrogen peroxide
US8722040B2 (en) 2011-06-24 2014-05-13 Liveleaf, Inc. Site-activated binding systems that selectively increase the bioactivity of phenolic compounds at target sites
WO2013184768A1 (en) 2012-06-05 2013-12-12 University Of Georgia Research Foundation, Inc. Compositions and methods of gene silencing in plants
PT2897454T (pt) 2012-09-24 2020-01-09 Seminis Vegetable Seeds Inc Métodos e composições para prolongamento da vida útil de produtos vegetais
MX364070B (es) 2012-10-18 2019-04-10 Monsanto Technology Llc Métodos y composiciones para el control de plagas vegetales.
US8716351B1 (en) 2012-12-23 2014-05-06 Liveleaf, Inc. Methods of treating gastrointestinal spasms
US10000767B2 (en) 2013-01-28 2018-06-19 Monsanto Technology Llc Methods and compositions for plant pest control
US20140283211A1 (en) 2013-03-14 2014-09-18 Monsanto Technology Llc Methods and Compositions for Plant Pest Control
BR112015027613A2 (pt) 2013-05-02 2017-09-19 Simplot Co J R Cultivar de batata e12
BR112016029684A2 (pt) 2014-06-17 2018-07-10 Simplot Co J R cultivar de batata w8.
US8889964B1 (en) 2014-06-17 2014-11-18 J.R. Simplot Company Potato cultivar W8
US9918441B2 (en) 2015-05-14 2018-03-20 J.R. Simplot Company Potato cultivar V11
BR112018007022A2 (pt) 2015-10-08 2018-10-16 Simplot Co J R cultivar de batata y9
JP2018529364A (ja) 2015-10-08 2018-10-11 ジェイ.アール.シンプロット カンパニー ジャガイモ栽培品種x17
CN105567709A (zh) * 2016-02-23 2016-05-11 浙江农林大学 双孢蘑菇ppo基因片段及在降低ppo酶活性方面的应用

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL81737A (en) * 1986-03-28 1992-11-15 Calgene Inc Regulation of gene expression in plant cells
SE467358B (sv) * 1990-12-21 1992-07-06 Amylogene Hb Genteknisk foeraendring av potatis foer bildning av staerkelse av amylopektintyp
WO1993002195A1 (en) * 1991-07-17 1993-02-04 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Polyphenol oxidase genes
JPH07503374A (ja) * 1992-01-31 1995-04-13 コーネル・リサーチ・ファンデーション・インコーポレイテッド ポリフェノールオキシダーゼ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522564A (ja) * 2006-01-06 2009-06-11 ライク・ズワーン・ザードテールト・アン・ザードハンデル・ベスローテン・フェンノートシャップ 軽減した傷誘導性表面変色を示す植物を選抜するためのスクリーニング法ならびにそれにより得られる植物および植物部分
JP2010532175A (ja) * 2007-07-06 2010-10-07 ライク・ズワーン・ザードテールト・アン・ザードハンデル・ベスローテン・フェンノートシャップ 低減した変色を示す植物材料の同定方法、このように同定した植物および低減した変色を示す市販の作物の生産のための同定した植物の使用
JP2015534834A (ja) * 2012-11-20 2015-12-07 ジェイ.アール.シンプロット カンパニー Talにより媒介されるトランファーdna挿入

Also Published As

Publication number Publication date
WO1994003607A1 (en) 1994-02-17
EP0606454A1 (en) 1994-07-20
CA2120258A1 (en) 1994-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07503376A (ja) Dna構築物並びにそれから誘導される細胞及び植物
US9924647B2 (en) Potato cultivar X17
Lagrimini et al. Peroxidase-induced wilting in transgenic tobacco plants.
AU724942B2 (en) Transgenic potatoes having reduced levels of alpha glucan L- or H-type tuber phosphorylase activity with reduced cold-sweetening
JP4276945B2 (ja) α−D−ガラクトシダーゼ活性が低下したコーヒー植物
EP0812917B1 (en) Cold-inducible promoter sequences
Welander et al. Genetic transformation of the apple rootstock M26 with the rolB gene and its influence on rooting
TW201720929A (zh) 馬鈴薯栽培品種y9
JPH05506576A (ja) Dna、dna構造体、細胞及びこれらから誘導した植物
JPH08507923A (ja) Dna、dna構築物、細胞及びそれから誘導された植物
Stockhaus et al. Evolution of the C 4 phosphoenolpyruvate carboxylase promoter of the C 4 dicot Flaveria trinervia: an expression analysis in the C 3 plant tobacco
WO1993006711A1 (en) Tomato acid invertase gene
EP0677581A1 (en) Dna coding for plant-derived atp-dependent fructose-6-phosphate 1-phosphotransferase, recombinant vector containing the same, and method of changing sugar content of plant cell by using the vector at low temperature
EP1321525A2 (en) Fruit ripening-related genes
US20040078838A1 (en) Processes for inhibiting and for inducing flower formation in plants
EP0994186A1 (en) Raffinose synthetase gene, process for producing raffinose, and transformed plant
US5569831A (en) Transgenic tomato plants with altered polygalacturonase isoforms
US7250277B2 (en) Soybean raffinose synthase and a method for producing raffinose
RU2233332C2 (ru) Способ подавления образования побегов (варианты), днк-конструкция ( варианты) и способ скрининга библиотек нуклеиновых кислот
JP2001526544A (ja) ショ糖結合タンパク質
JP4410318B2 (ja) ラフィノース合成酵素遺伝子、ラフィノースの製造法及び形質転換植物
US5750873A (en) Nucleic acid molecules that encode tassel seed 2(TS2), a protein involved in the control of flower development in plants
WO1993014212A1 (en) Transgenic plants with increased solids content
US5569829A (en) Transformed tomato plants
AU721557B2 (en) Polyphenol oxidase genes from lettuce and banana