JPH07502349A - 展示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 展示システム 技術分野 本発明は、展示システムに関する。

背景技術 本明細書において、「展示会（ｅｘｈｉｂｉｔｉｏｎ）」という言葉は、広範な 意味を付与されており、展示会に訪れる人々により鑑賞され得る様々な物品を展 示した、任意の様式の展示会を包含するものである。

従って、展示会には、鑑賞する展示品が絵画である美術館や、展示品が動物であ る動物園や、展示品が任意の様式の火工品や陳列品である博物館等が含まれる。

展示会の別の例としては、展示品が種々の植物から成る植物園が挙げられよう。

展示会に訪れる人が最大の利益を得るためには、各展示品についての情報を提供 される必要がある。これは案内書を供与することにより達成されるが、展示会が 相当規模のものである場合、この案内書はかさばったものとなり、また、案内書 を読みながら同時に展示品を鑑賞することは至難である。

発明の開示 本発明は、展示会で使用する装置、及びかかる装置を利用する展示システムを提 供することを目的とする。

本発明の一態様によれば、複数の展示品と、該展示品の少なくとも幾つかを識別 する標識手段と、可聴出力を行う手段に接続されたコンパクトディスクデツキ及 び該コンパクトディスクデツキの動作を制御するための手段を有する少なくとも １台の装置とから成る展示会であって、前記制御手段が再生すべきコンパクトデ ィスク上のトラックを識別して入力するためのキーボードを含み或いはそれに接 続され、前記コンパクトディスクデツキ内にコンパクトディスクを挿入すること により、ある展示品に係る標識がキーボードを介して前記装置に人力されると当 該標識により識別された展示品に関する可聴解説が提供されることを特徴とする 展示会が提供される。

好ましくは、前記キーボードは再生すべきトラックを識別する参、照番号を入力 するための数字キーボードであり、各標識には参照番号を含んでいる。

好ましくは、ディスプレイ装置は、前記キーボードに接続されて、装置内にキー 人力された番号を表示するディスプレイを有する。

好ましくは、前記キーボードは、前記装置の一部を構成するマイクロプロセッサ に接続されている。

好ましくは、前記装置は更に、メモリ手段と、前記コンパクトディスクデツキ内 のコンパクトディスクから前記メモリにコンパクトディスク上のデータを搬送す る手段とを備え、前記メモリはマイクロプロセッサ用のプログラムメモリとして 機能する。

好ましくは、前記装置は更に、前記コンパクトディスク内に存する圧縮データを 処理するための手段を有し、該手段はががる圧縮データが存するとき選択的に作 動可能である。

図面の簡単な説明 本発明の理解を一層容易にするために且つその更なる特徴を理解するために、以 下、図面を参照しつつ本発明を例示的に説明する。

図１は、展示会場において、展示中の物品についての解説を提供する手持ち装置 を保持した人を示す概略斜視図である。

図２は、手持ち式装置の拡大図である。

、図３は、手持ち式装置の動作部分のブロック図である。

発明を実施するための最良の形態 図面を参照すると、展示会場内の人ｌが図１に示されている。種々の物品が展示 中であり、２枚の絵２、３が図示されている。それぞれの絵には、特定の展示品 を識別する参照番号を記した小さな標識板４．５を対応させている。

人ｌは後に詳述する手持ち式装置６を携帯しており、該装置６はイヤホーン７と 連係している。

装置６は、人ｌをして展示品２に対応した標識板４上の参照番号を装置に入力さ せ得る、キーボードを備えている。次に、手持ち式装置は、イヤホーン７を介し て、標識板４に対応した絵２に関する可聴解説を提供する。人ｌは、いつでも絵 ２に関する解説を終了し、次に、例えば、標識板５上の番号を入力して絵３につ いての解説を開始してもよい。

かくして、手持ち式装置６は、展示会場内の展示品についての解説を直接加える ために利用することができる。解説は可聴解説であるので、特定の展示品を見な がら解説を糾酌することができる。これにより、解説及び展示品の完全な理解が 容易となる。順序を任意に選択して、各展示品を見てもよいし、解説を聴いても よい。全展示品に関する解説を聴く必要はない。

図２は、手持ち式装置６を示す。装置６は、事実上、解説に関する適当なデータ を格納したコンパクトディスクを再生させるプレーヤから成る。装置６は、キー バッド８、液晶ディスプレイ９、更に、［入力Ｊボタン１０及び「停止」ボタン １１等の制御ボタンを備えている。イヤホーン７は装置に接続されている。

装置の作動に際して、人は、キーバッドを用いて、標識板４等の標識板上の数字 を入力する。参照番号の幾つかの数字がキーツク・ソド８を用いてキー人力され ると、液晶ディスプレイ９上にそれらの数字が表示される。ディスプレイ９内に 正しい番号が表示されているときは、［人力］ボタンを押す。すると、適当な解 説がイヤホーンを通して供給される。ディスプレイ９上に現れているデータを消 去する二重機能を司る「停止」ボタンは、いつでも押すことができる。

即ち、キーバッド８の操作中に間違った番号を押したならば、［停止」ボタンを 押す。更にまた、「停止」ボタンは、装置を利用している人がその解説を長すぎ ると感じた時に当該解説を終了させる機能も有する。

ここで図３を参照すると、キーボード８とディスプレイ９はそれぞれ、装置６内 で実質的な制御機能を実行するマイクロプロセッサ１０と連結されている。マイ クロプロセッサ１０は、コンパクトディスクデツキ１２を制御するコンパクトデ ィスクデツキ制御装置ｌｌに、制御信号を付与するために接続されている。コン パクトディスクデツキの出力端は、マイクロプロセッサ１０に接続されたランダ ムアクセスメモリ（ＲＡＭ）１３に接続されると共に、二つの交換チャンネルか ら成る二つの出力端を有するデュプレックス１４にも接続されている。一方のチ ャンネルは、二つのチャンネルを再結合する第二のデュプレックス１６に、プロ セッサ１５を介して接続され、デュプレックス１４の他方の出力端は、デュプレ ックス１６に直接接続されている。プロセッサ１５は、コンパクトディスク上に 格納された圧縮データから得られた圧縮信号を処理することにより、圧縮データ から普通の可聴音声を再形成するように構成されている。

デュプレックス１６の出力端は、適当な増幅器１７を介して、イヤホーン７に接 続されている。

なお、上述した装置を特定の展示会に利用する場合、種々の展示品に関する解説 を複数の別個の「トラック」に保持したコンパクトディスクを、１個以上最初に 用意する必要がある。展示品によっては他の展示品より解説が遥かに短いものも あるので、トラックの長さはまちまちになる。かくして、マイクロプロセッサに よる装置の制御を容易にするために、コンパクトディスクの最初のトラックには 、当該ディスクの全てのトラックの正確な位置を画定するプログラム情報と、キ ーボードから受信した制御信号に応答して装置を十分に制御するために必要な他 の情報を含ませておく。これにより、コンパクトディスクが装置に挿入されると 、当該コンパクトディスク上の第一のトラックは自動的に読み取られ、コンパク トディスク上の当該トラックから得られた情報がランダムアクセスメモリ１３に 供給される。このように、ランダムアクセスメモリ１３は、マイクロプロセッサ ＩＯのプログラムメモリとして機能する。

人がキーボードを操作して標識板４等の標識板の番号をキー人力すると、マイク ロプロセッサ１０により、相応の信号がコンパクトディスク制御装置１１に入力 される。この結果、コンパクトディスク上で特定のトラックが選定されて再生さ れる。この段階で、ディスプレイ９は、展示品を識別する標識板の番号を表示し 続けるか、解説の長さや解説の残りの時間等の他の情報を表示する。

ディスク上のデータが普通の非圧縮型のものであるならば、コンパクトディスク デツキからの出力信号は、デュプレックス１４からデュプレックス１６に直接入 力され、更に、増幅器１７を介してイヤホーン７に供給される。コンパクトディ スク上のデータが圧縮型であるならば、相応の制御信号が生成されて、デュプレ ックス１４からプロセッサ１５へ更にデュプレックス１６へと入力される。その 結果、増幅器１７により可聴且つ理解可能な出力信号が生成される。　可聴解説 は、話し言葉でも他の音でもよい。例えば、展示会が絵画展である場合、ある特 定の絵が海上の船を示しているならば、人が海上の船で聴き得る音を解説に含ん でもよい。展示会が動物園であるならば、解説には、鑑賞中の特定の動物が発す る鳴き声に対応する音を含んでもよい。

なお、展示会場に入場する人には、上述した手持ち式装置と、関連情報を含む１ 個以上のコンパクトディスクとを提供することになる。また、別の言語によるコ ンパクトディスクセットも容易に提供可能であり、これにより、展示会場に来場 する人に理解し得る言語で解説を提供することができる。展示会で全ての展示品 について完全な解説を施すのに必要な情報を一枚のコンパクトディスクでは収容 しきれずに２枚以上のコンパクトディスクを提供しなければならないときは、当 該コンパクトディスクを色分けすると共に種々の展示品を識別する標識板もまた 色分けしてよい。いうまでもなく、展示会場の各部屋或いは各エリアの標識板を 全て同一の色として、人が先ず第一のディスク上に解説がある展示品の全てを鑑 賞したのちディスクを代えて解説が例えば第二のディスク上にある展示品を鑑賞 できるようにする。

以上、本発明を特定の実施例を基にして説明してきたが、本発明の範囲から逸脱 することなく多くの変形例を実施し得ることは理解されよう。例えば、装置６は 、手持ち式ではなく、肩紐や、或いは衣類に直接留めることができるようにクリ ップを備えたものでもよい。また、イヤホーン７の代わりに、ヘッドホーンや、 小型のスピーカを備えた「装置」を使用してもよい。これにより、一群の人々が 同時にある特定の展示品についての解説を聴くことができる。即ち、展示会に訪 れる全ての人に一台ずつ装置を与える代わりに、展示会を訪れる人々のグループ 毎に一台装置を供与すればよいことになる。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．複数の展示品と、 該展示品の少なくとも幾つかを識別する標識手段と、可聴出力を行う手段に接続 されたコンパクトディスクデッキ、及び該コンパクトディスクデッキの動作を制 御するための手段を有する少なくとも一台の装置とから成る展示会であって、前 記制御手段が、再生すべきコンパクトディスク上のトラックを識別して入力する ためのキーボードを含み或いはそれに接続され、前記コンパクトディスクデッキ 内にコンパクトディスクを挿入することにより、ある展示品に係る標識がキーボ ードを介して前記装置に入力されると、当該標識により識別された展示品に関す る可聴解説が提供されることを特徴とする展示システム。
2. ２．前記キーボードが、再生すべきトラックを識別する参照番号を入力するため の数字キーボードであり、各標識には参照番号を含むことを特徴とする請求の範 囲第１項記載の展示システム。
3. ３．前記装置が、 前記キーボードに接続されて、装置内にキー入力された番号を表示するディスプ レイを有することを特徴とする請求の範囲第２項記載の展示システム。
4. ４．前記キーボードが、前記装置の一部を構成するマイクロプロセッサに接続さ れていることを特徴とする前記請求の範囲のいずれか１項に記載の展示システム 。
5. ５．前記装置が、更に、 メモリ手段と、 前記コンパクトディスクデッキ内のコンパクトディスクから前記メモリに、コン パクトディスク上のデータを搬送する手段とを備え、前記メモリが、マイクロプ ロセッサ用のプログラムメモリとして機能することを特徴とする前記請求の範囲 のいずれか１項に記載の展示システム。
6. ６．前記装置が、更に、 前記コンパクトディスク内に存する圧縮データを処理するための手段を有し、 該手段は、かかる圧縮データが存するとき選択的に作動可能であることを特徴と する前記請求の範囲のいずれか１項に記載の展示システム。
7. ７．添付図面に基づいて実質的にここに記載した展示システム。
8. ８．ここに開示された新規な特徴、又は、特徴の組み合わせ。