JPH07502043A - ビシクロポリアザ大環状ホスホン酸、結合体、造影剤及び製造 - Google Patents

ビシクロポリアザ大環状ホスホン酸、結合体、造影剤及び製造

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JPH07502043A JP5511072A JP51107293A JPH07502043A JP H07502043 A JPH07502043 A JP H07502043A JP 5511072 A JP5511072 A JP 5511072A JP 51107293 A JP51107293 A JP 51107293A JP H07502043 A JPH07502043 A JP H07502043A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビシクロポリアザ大環状ホスホン酸、結合体、造影剤及び製造本発明は、磁気共 鳴映像法(MHI)における造影剤(contrast agent)としての 使用のためのビシクロアザ大環状ホスホン酸、並びにそれらの錯体及び結合体で あるリガンドに関する。いくつかのリガンド及び錯体は、口内治療m(oral  care agents)及び水処理系内での 4スケール阻害剤としても有 用である。本発明のよ、つよく理解するために、MR[についての簡単な背景を 、以下の肺中で提供する。
−二 MR[は、動物体、好ましくは人体内の柔組織の良好な断面画像を作り出す非侵 入性診断技術である。この技術は、適用された磁場内核種(例えば、水プロトン )の性質に基づく。一旦、配列されると、この平衡状態は、そのプロトンがその 磁場による整列から反転することを引き起こす外部の高周波(radio fr equency(RF))パルスを適用することにより、かきみだされることが できる。このRFパルスが終了した後、その核種は、それらの平衡状態に戻り、 そしてこのことが起こるために必要な時間は、緩和時間として知られている。こ の緩和時間は、2つのパラメーターから成り、これは、分子組織の程度及びその 周囲環境とそのプロトンとの相互作用についての情報を与える。
生体組織の水含量は、多量であり、そして含量の変化及び環境は、組織のタイプ の内に存在するので、プロトン密度及び緩和時間を反映する、生物体の診断画像 が、得られる。検査される組織中に存在する陽子の緩和時間(Tl及びT2)の 間の差が大きくなればなるほど、得られる画像におけるコントラストは、より大 きくなるであろう[J。
Magnetic Re5onance 33.83−106(1979)]。
対称の電場状態を有する常磁性キレートが並列した水プロトンのTI及びT21 1和速度に劇的に影響を与えることができること、並びにこれに関してのこのキ レートの効果がその磁気モーメントを作りだしている不対電子の数に部分的に関 係することが、知られている[Magnetic Re5onance Ann ual、231−266、Raven Press、NY(1985)]。この タイプの常磁性キレートが生きた動物に投与されるとき、様々な組織のT1及び T2に対するその効果が、増加したコントラストをキレート局在化の領域内で観 察しながら、磁気共鳴(MR)画像内で直接的に観察されることができることも 、示されている。それ故、安定な、非毒性の、常磁性キレートをλlR[’によ り得られる診断情報を増加させるために動物に投与することが提案されている[ Fronties of Bi。
dv、 Inorg、 Chem、 634−639(1966) ]。このや り方で使用される常磁性金属キレートは、−コントラスト増強剤(contra st enhancement agent)又は造影剤(contrast  agents)といわれている。
MR[造影剤の設計を企てるとき考慮されることができる多数の常磁性金属イオ ンが在る。しかしながら、特に、最も有用な常磁性金属イオンは、ガドリニウム (Gd ”) 、鉄(Fe +′) 、7ンガン(Mn ”)及びQln ”) 及びクロム(Cr ”っである。なぜなら、これらのイオンは、それらの大きな 磁気モーメントにより水プロトンに対し最も大きな効果を発揮するからである。
非錯体の形態(例えば、GdCl、)においては、これらの金属イオンは、動物 に対し毒性であり、これによりその単純な塩の形態におけるそれらの使用を排除 している。それ故、この有機キレート剤(リガンドともいう)の基本的な役割は 、周囲の水プロトンのTI及びT2緩和速度に対するその所望の影響を保存しな がら、上記常磁性金属に動物に対する非毒性を与えることである。
MR1分野における技術は、以下の要約が、この範囲の及び構造において類似で ある可能性がある他の化合物のレビューとしてのみ提供され、言いつくされるこ とを意図されていないように、非常に広範である。米国特許第4.899.75 5号は、Fe”−エチレン−bis(2−ヒドロキシフェニルグリシン)錯体及 びその誘導体を使用した動物の肝臓又は胆汁管内のプロトンNMR緩和時間の方 法について開示しており、そして様々な他の化合物の中でピリジン・大環状メチ レンカルボン酸の可能性のある使用を示唆している。米国特許第4.880.0 08号(米国特許第4.889.755のCIP)は、ラットの肝組織について の追加の画像形成データについて開示しているが、追加の錯体のいずれをも示し ていない。米国特許第4.980.148号は、非環状化合物であるMR[のた めのガドリニウム錯体について開示している。C,J、 Broan et a l、 、 J、 Chem、 Soc、 、 Chem、 Commun、 、  1739−1741(1990)は、幾■ かの2官能価大環状ホスフィン酸化合物について記載している。C1J、 Br oan et al、 、 J、 Chem、 Soc、 、 Chem、 C ommun、 、 1738−1739(199O)は、 トリアゾビシクロ化合物である化合物について記載している。1.K。
Adamli et al、、J、Med、Chem、32.139−144( 1989)は、間2画像形成のためのガドリニウム錯体の非環状ホスホネート誘 導体について記載している。
現在、米国内で入手可能な商業的な造影剤は、ジエチレントリアミンペンタ酢酸 とガドリニウムとの錯体である(ScheringAGによるDTPA−Gd  ”−&IAGNEV[STTM) 、 MAGNEVIST TMft、非特異 的/潅流剤と考えられている。なぜなら、それが、細胞外液中への自由に分散し 、その後腎臓系を通して効果的に除去されるからである。MAGNEVISTl Mは、脳疾患の診断において非常に貴重であることが証明されている。なぜなら 、血液/脳バリアの付随する破壊がその造影剤の被患領域への潅流を許容するか らである。MAGNEVrST ”に加えて、Guerbetが、欧州内でのみ 目下入手可能な大環状潅流剤(DOTAREMTM)を商業的に製造している。
多数の他の造影剤が開発の様々な段階にある。 驚くべきことに、様々なビシク ロポリアザ大環状ホスホン酸リガンドが造影剤であることができるということが 、今般発見された。そのうえ、これらのリガンドは、それらの電荷を変更されて おり、すなわち、選択されたリガンド及び金属の構造により、これは、それらの 能力をもっと部位特異的にすることができる。特に、本発明は、新規のリガンド てあって、以下の式:てその用語Rの他のX及びYのすへてがHでなければなら ず:AはCH,N 、 C−Br、 C−Cl、C−0R’ 、 C−0R@、 N ” −R’ X −、又はR3はH,C,−C,アルキル、ベンジル、又は 少なくとも1個のR4により置換されたベンジルであり。
R4は先に定義したものであり; R5はC、−C,、アルキル、ベンジル、又は少なくとも1個のR4により置換 されたベンジルであり:R1はC、−C,、アルキルアミノであり:X−はC1 −、Br−、l−又はH3CCO2−てあり:Q及びZは独立して、CHlN  、 ’N ” −R’ X −、C−CHt −OR’又はC−C(0)−R’ てあり: R5は先に定義したものであり; R6は一昨(C、−C,アルキル)、OH又はNHR’であり:R7はc 、− Csアルキル又は生物学的活性材料であり:X−は先に定義したものであり。
但し、 a)Q 、 A又はZがN又はN ” −R’ X−であるとき、他の2つの基 はCHてなければならず。
b)AがC−Br、 C−Cl、 C−0R’又はC−0R’であるとき、Qと Zの両方はCI(でなけらばならず: C)用MR’、R’及びR′の合計が、それが存在するときには、1を超えるこ とができず:そして、 d)Q又はZのただ1つがC−C(0)−R’であることができ、そしてQ又は Zの1つがC−C(0)−R@であるとき、Aは’CHでなければならない。) により表されるビシクロポリアザ大環状ホスホン酸化合物、又はそれらの医薬と して許容されるこれらの塩に関する上記の式([)のリガンドが少なくとも2個 の用語Rをも゛ち、TがPOz H2[R’がOHの場合P(0)R’ 081 に等しく、そして第三のTがH、C0OH又はC、−C,、アルキルに等しく: A、Q及びZがCHであり:nが1であり:そしてX及びYが独立してH又はC 、−C,アルキルであるときは:このリガンドは、口内治療に有用である。特に 好ましいのは、3つの用語R中、TがP(0)R’ DHであり、基中、R1が OHてあり:nが1であり;そしてX及びYがHであるようなリガンドである。
これらのリガンドの使用については、他の同時係属出願中に討議され、そして請 求されている。
上記の式(1)のリガンドが: 用語R中、少なくとも2個のT゛力(P(0)R’ OH(基中、R1がOHで ある)に等しく、そしてその他の用語R中、TがC0OH又はP(0)R’ O Hであり、そしてnSR’、X、Y、A、Q及びZが先に定めたものであり: 少なくとも1個の用語R中、TがP(0)R’ OH(基中、R1がOHである )であり、“そしてその他の2個の用語R中、TがC00N又はP(0)R’  OHであり、そしてn、R’、X、Y、ASQ及びZが先に定めたものであり: 又は、 用諸R中、3個のTがP(0)R’ 0f((基中、R1がC+−Csアルキル 又は−〇−(C、−C,アルキル)である)に等しく、n、R’、X、Y、A、 Q及びZが先に定めたものである、ようなものをもつとき、そのリガンドは、造 影剤として有用である。
特に好ましいのは、式(1)のリガンドであって:X及びYがHであり。
nが1であり:又は A、Q及びZがCHであるものである。
式(1)の2官能価リガンドは、本発明の結合体を製造するのに望ましい。この ようなリガンドは: 1個の用#!Rであって、T部分が、 基中、Rt及びR4は先に定義したものと同じであり、特に2個の用語R中、用 語R4を含まない場合、両方のTがP(0)R’OH(R’が先に定義したもの と同じであり)であり、又は2個の用語R中、用語R4を含まない場合、1個の 用語TがC0OHであり、そして他の用語TがP(0)R’ 0H(R’が先に 定義したものと同じであり)であり: 好ましくは、その用語のX又はYの中のlがC00F(である上記の用語Tのそ の部分であり: そしてまた、nが1及び/又は残りの用語X及びYがHであるようなリガンドも 好ましく、 Aが、C−0R’又はO−R’であり、基中、R3及びR1が先に定めたものと 同じであるか、又は、 (ここで、R4は先(°こ定めたものと同じである)であり:又はAがCHl及 びQ又はZの中の1がCHであり、そしてその他がC−C(0)−R’(ここで 、R8が先に定めたものと同じである)であり:特にR6は聞R”(ここで、R 7が生物学的に活性な物質である)である、 ようなものでなければならない。
式(1)のリガンドは、様々な金属イオン、例えば、ガドリニウム(Gd″′) 、鉄(Fe ”) 、及びマンガン(IJn ”)と錯体を形成することができ 、Gd”が好ましい。そのように形成された錯体は、それ自体として使用される ことができ、又はより大きな分子、例えば、デキストラン、ポリペプチド又は生 物学的に活性な分子であって抗体又はそれらの抗体断片を含むものに共有結合に より付着され、そして診断目的のために使用されることができる。このような結 合体及び錯体は、造影剤として有用である。
本発明の錯体及び結合体は、インビボにおける生体局在化及び画像コントラスト に有利に影響を与える特異的な全体としての電荷を提供するように設計されるこ とができる。例えば、金属イオンが+3のとき、以下のものを、得ることができ る:(A)−2以下の全体電荷−この時、 3つの用語R中、TがP(0)R’ OHテあり、基中、R1が0Ht−あり、 そしてnがlてあり:又は 2つの用語R中、TがP(0)R’ OHテあり、基中、R1がOHテあり、第 三の用語R中、TがC0OHであり、そしてnが1であり:又は2つの用語R中 、TがP(0)R’ OHテあり、基中、R1が014テあり、第三ノ用語R中 、T゛カP0)R’ OH(、:コテ、R’ カC+ −Cs フルキルてあり )であり、モしてnが1であり:又は2つの用語R中、T カP(0)R’ O Hテアリ、基中、R’ カOHテあり、第三の用語R中、TがP(0)R’ O H(、: 、:mテ、R1が一〇−(C+ −Cs yルキシ)であり)であり 、そしてnが1であり、又はCB)−1の全体電荷−この時、 l ッ(7)用iNR中、T カP(0)R’ OHテアリ、基中、R’ h< 0HC−アリ、そして他の2つの用語R中、T カP(0)R’ OH(::  テ、R1が−0−(C、−C、アルキル)であり)であり、nが1であり:又は 1つの用語R中、TがP(0)R’ OHテあり、基中、R1が0Ht−あり、 ’c L テ他ノ2 つノ用語R中、T カP(0)R’ OH(、: 、mテ 、R’ h<C。
−C,アルキルであり)であり、nがIであり:又は1つの用語R中、TがP( 0)R’ OHテあり、基中、R1が0HCJ)す、そして他の2つの用語R中 、TがC0OHてあり、nが1であり:又は(C)中性の全体電荷−この時、 3 ツ(7)用iNR中、T カP(0)R’ OHテJ リ、基中、R’ カ ー0−(CI −CSアルキル)であり、そしてnがlてあり;又は3つの用語 R中、TがP(0)R’ OHテあり、基中、R1がC、−c 、アルキルであ り、モしてnが1であり:又は(D)+1の全体電荷−この時、 A 、 Q 又ハZ ノ中ノl h<N ” −R’ X −(、:m、:テ、 R’ 及ヒX −M先に定めたものと同しである):そしてlの用語R中、その T部分がP(0)R’ OHTt)す(コ、1m、テ、R’ カC+ −Cs7 /L4ル又1.t−0−(CI−Csアルキシ)である)、そして他の2の用語 R中、そのT部分がc。
OH又ハP(0)R’ OHテアリ(ココテ、R1がC+ −Cs7 ルキシ、 十(Cl −C5アルキル)である)、そして用語X及びYのすべてがHである 。
錯体及び結合体の両方を、動物への投与のために医薬として許容される形態にお いて配合することができる。
病的な状態、例えば、癌の診断のために金属イオンと共に式(])のりガントを 使用することが可能である。これらの錯体及び結合体の使用については、他方の 同時係属出願中で討議している。
式([)の化合物に、以下のように命名目的のために番号を付ける: 本発明の1つの態様は、所望の組織へのその造影剤の部位特異的デリバリ−を可 能にする常磁性キレートへの合成的変更を持つ造影剤の開発に関する。有利であ るのは、細胞外剤により明らかであることかてき又は明らかてないことができる 非特異的潅流から生じるコントラストに反して、組織アフィニティーに基づく問 題の領域内の増加されたコントラストである。式(1)のリガンドの特異性は、 その錯体の全体電荷及び親油性の特性を調整することにより制御されることがで きる。この錯体の電荷の全体としてのレンジは、−3から+lまでである。例え ば、2以上のPO,H2基をもっ錯体については、その全体電荷は、高く陰性で あり、骨への取り込みが予想され、しかしながら、その錯体の全体電荷が0(シ たがって中性)であるときには、この錯体は、血液・脳バリアを横切る能力をも っことができ、そして正常な脳の取り込みが可能であることができる。
また、組織特異性は、所望の標的組織についての特異性をもつ天然又は合成分子 へのこのキレートのイオン又は共有結合により、認識されることもできる。この アプローチの1つの可能な用途は、MRlにより可視化されることができる疾患 組織へこの常磁性キレートを運ぶであろうキレートが結合したモノクロナール抗 体の使用を介している。さらに、巨大分子への常磁性キレートの付着は、その造 影剤の効果をさらに増加させ、非結合キレートに比較して改善されたコントラス トをもたらすことができる。Lauffer(米国特許第4.880、008号 及び第4.899.755号)による最近の研究は、親油性の変化が組織特異的 な剤をもたらすこと、そして増加された親油性の特性が、強化された緩和をもた らす血液蛋白との非共有性の相互作用を好むことを証明した。
さらに、中性の電荷である式(1)の造影剤は、本発明の結合体を形成するため に特に好ましい、なぜなら、本キレートと蛋白との間の不所望のイオン相互作用 が、最小化され、これが、抗体の免疫応答性を保存するからである。また、本中 性の錯体は、DTPA Gd ’″3に比べてその浸透度を減少させ、これが、 注射の不快感を和らげることができる。
理論に固執することは望まないが、本発明の電荷をもった錯体が作られるとき( 例えば、たぶん、骨のためには−2又は−3、肝臓のためには=1、又は心臓の ためには+1)、そのキレート・イオン電荷における変化は、−生体局在化に影 響を及はすことかできる。したがって、また、抗体又は他の向けられた分子が、 同一部位に特異的である場合には、その結合体は、部位特異的デリバリ−におい て助けとなる2つの部分を示す。
式(1)中で使用される用語を、さらに以下のように定義する。“C、−C,ア ルキル″、−C+ −Csアルキル”、”C+ −C+□アルキル“は、直鎖及 び分岐鎖のアルキル基の両方を含む。”動物“は、温血の哺乳動物、好ましくは ヒトを含む。
”生物学的に活性な物質”は、デキストラン、ペプチド、又はレセプタに特異的 アフィニティーをもつ分子、又は抗体又は抗体断片をいう。
”抗体′は、いずれかのポリクロナール、モノクロナール、キメラ抗体又はヘテ ロ抗体、好ましくはモノクロナール抗体をいい:”抗体断片“は、Fab断片及 びF(ab’ )2断片、及び所望のエピトープ(l又は複数)への特異性をも つ抗体のいずれかの°部分をいう。用語゛放射性金属キレート/抗体結合体”又 は”結合体”、“抗体”は、半合成又は遺伝子操作されたそれらの変異体を含む 抗体全体及び/又は抗体断片を含むことを意味する。可能性のある抗体は、11 16−NS−19−9(抗−結腸直腸内IIり 、+116−NS−3d(抗− CEA) 、703D4(抗−ヒト肺癌) 、704Al(抗−ヒト肺癌’)  、CC49(抗−TAG−72)、CC83(抗−TAG−72)及びB72. 3である。ハイブリドーマ細胞系1116−NS−19−9,1116−NS− 3d、70304.704A1 、CC49、CC83及びB72.3は、Am erican Type Cu1ture Co11lectionに寄託され ており、それぞれ、寄託番号ATCCHB8059 、ATCCCRL8019 、ATCCHB8301 、 ATCC)lB8302 、ATCCHB945 9 、ATCCHB9453及びATCC)lB8108をもつ。
本明細書中で使用するとき、”錯体”は、少なくとも1の金属原子がキレート化 され、又は可溶状態とされている、金属イオンと錯体を形成する式([)の化合 物の錯体をいい:”結合体”は、抗体又は抗体断片に共有結合した金属イオン・ キレートをいう。用語”2官能価コーディネーター“、”2官能価キレーティン グ剤”及び”官能性キレート体”は、互換可能に使用され、そして金属イオンを キレート化することができるキレート体((1161ant)部分並びに抗体又 は抗体断片に共有結合するための手段として役立つことができるキレート体部分 に共有結合した部分をもつ化合物をいう。
本明細書中に記載された2官能価キレーティング剤(式(1)により表される) は、金属イオン・キレート(”錯体“ともいう)を形成するように金属イオンを キレート化し又は可溶状態とするために使用されることができる。官能性部分の 存在(式(1)中R4又はR”により表される)により、その錯体は、生物学的 に活性な物質、例えば、デキストラン、レセプタのための特異的なアフィニティ ーをもつ分子に共有結合され、又は好ましくは抗体又は抗体断片に共有結合され ることがてきる。したがって、本明細書中に記載する錯体は、抗体又は抗体断片 に共有結合され、そしてレセプタのための特異的なアフィニティーをもつことが でき、そして本明細書中で゛結合体゛といわれる。
本明細書中で使用するとき、”医薬として許容される塩“は、動物、好ましくは 哺乳類の治療又は診断において有用であるべき十分に非毒性の式(1)の化合物 のいずれかの塩又は塩の混合物を意味する。したがって、この塩は、本発明に従 って有用である。有機及び無機源の両方から標準的な反応により形成されるこれ らの塩の代表は、例えば、硫酸、塩酸、リン酸、酢酸、琥珀酸、クエン酸、乳酸 、マレイン酸、フマル酸、バルミチン酸、コール酸、パーム酸(palmic  acid) 、粘液酸、グルタミン酸、グルコン酸、d−樟脳酸、グルタル酸、 グリコール酸、フタール酸、酒石酸、蟻酸、ラウリン酸、ステアリン酸、サリシ ル酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ソルビン酸、ピクリン酸、安息 香酸、桂皮酸、及び他の好適な酸を含む。また、有機及び無機源の両方、例えば 、アンモニウム又はl−デオキシ−1−(メチルアミノ)−D−グリシドール、 アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、及び他の類似のイオン、から標 準的な反応により形成されるこれらの塩も、含まれる。特に好ましいのは、式( +)の化合物の塩であってその塩がカリウム、ナトリウム、アンモニウムである ものである。上記の塩の混合物も含まれる。
方法の詳細な説明 式(1)の化合物は、様々な方法により製造される。このような方法への典型的 な一般的合成アプローチは、以下に与える反応スキームにより提供される。
スキームl中、式(1)の化合物であって、式中、X及びY=H、n=1(シか し、n・2又は3であるならば試薬における対応した変更を伴って適用されうる ) 、T=PO,H、、そしてQ、A及びZ=CHであるものか、合成される。
スキーム2は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hであり、n= 1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って適 用されうる)、T=貨 (式中、R’ =−0−(C,−CIアルキル)である。)であり、Q、Aおよ びZ=CHである。
スキーム3は式(T)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hであり、n= 1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って適 用されうる)、T=(式中、RI=C+ Csアルキルである。)であり、:Q 、AおよびZ=CHである。
スキーム4は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hてあり、n= 1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って適 用されうる)、T=(式中、R’ =−0−(C+ −Cs 7/l/キル)ま たltc+ −Cs −rルキシである。)であり、; A=C−Brであり、QおよびZ=CHである。
スキーム5は式(T)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hであり、n= 1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って適 用されうる)、T=(式中、R’= O(C+ Csアルキル) *t:ttC + cs アルキルである。)であり、: A= であり、; R’ ”H,Not 、NH*またはscNであり、:QおよびZ =CHである。
スキーム6は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hであり、n= 1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って適 用されつる)、T=(式中、R”” O(C+ Csフルキル)またはC+−C s−rルキシである。)であり、: A=C−OR’ (式中、R1はC+ Csアルキルアミノである。
QおよびZ=CHである。
スキーム7は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hであり、n= Iであり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って適 用されつる)、T=(式中、R盲=−OH1O(C+ Csアルキル)またはC 2−C,アルキルである。)であり、; Z=C−C(0)−R’ (式中、R’=OHである。)であり、;QおよびA =CHである。
スキーム8は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hであり、n= 1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って適 用されうる)、T=(式中、R’ =−OH1−0−(C,−C,アルキル)ま たはC5−〇、アルキルである。)であり、: Z=C−CH,−OR’ (式中、R2=ベンジルである。)であり、:Qおよ びA=CHである。
スキーム9は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hであり、n= 1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って適 用されうる)、T=(式中、R’ =−OH1−0(C+−Csアルキル)また は01Csアルキルである。)であり、: A=Nま7’:1tN−R’ であり;R’ l;IC+ C+*7)Ltキ) Ltハ’)Fであり:QおよびZ=CHである。
スキーム10は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hであり、n =1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って 適用されつる)、T=(式中、R’ =−OH1−0−(C,−csアルキル) またはC1−C,アルキルである。)であり、; Q=N−R’ (式中、R’=C1CI6フルキルキリFであ6゜)AおよびZ =CHである。
スキーム11は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hであり、n =1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って 適用されつる)、T=(式中、R’ =−OH1−0−(C,−Csアルキル) または01Csアルキルである。)であり、: Q=Nまf、:、はN−R5(式中、R’ = C+ Clsフルキ)(ハ’J  Fテある。)であり、; AおよびZ=CHである。
スキーム12は式(Hの化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hてあり、n= 1であり(しかし、n=2または3であるならば式薬の対応した変化を伴って適 用されうる)、3−位のRは、T=(式中、R’ =−OHまたは−o−(C+ −C,アルキル)である。
)を有し、: 也の2個のRはT=COOHを有し、:へ、QおよびZ=CHである。
スキーム13は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびYのRは、T= 他の9−位のRはT=COOHを有し、:A、QおよびZ=CHである。
スキーム14は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hてあり、n =1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って 適用されつる)、3−位および9−位のRは、T= (式中、R’ =−OHまたは−o−(C+−C,アルキル)である。
)を有し、; 。
他の6−位のRはT=CO○Hを存し、。
A、QおよびZ=CHである。
スキーム15は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hであり、n =1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って 適用されうる)、3−位および9−位(式中、R’ =−OHまたは一〇 (C + Csアルキル)である。
6−位のRはT= (式中、R’ =NO2またはNH,である。)を有し、;XおよびYの片方は Hてあり、もう一方はC0OHであり、;A、QおよびZ=CHである。
スキーム15 スキーム16は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hてあり、n =1であり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って 適用されつる)、3−位および6−位のRは、T= (式中、R’ =−OHまたは一〇−(C,−C,アルキル)である。
9−位のRはT= (式中、R’ =NO,またはN Htである。)を有し、;XおよびYの片方 はHであり、もう一方はC0OHであり、;A、QおよびZ=CHである。
スキーム17は式(1)の化合物を製造し、ここで、XおよびY=Hてあり、n =lであり(しかし、n=2または3であるならば試薬の対応した変化を伴って 適用されつる)、6−位のRは、T=(式中、R’ =−OHである。)を有し 、;XおよびYはHてあり、; 3−位オヨび9−位のRi;tT=cOOHを有し、:ASQおよびZ=CHで ある。
上記のスキームにおいて、一般的な方法の記載は望ましい反応工程を達成するた めに用いられつる特定の工程を例示する。これらのプロセス工程の一般的な記載 は次のようである。
合成スキームlはチオニルクロリドを用いた市販のビス−ピリジルアルコール( 1)のハロゲン化から始まる。トルエンスルホニルクロリド、HBrまたはHC Iによる処理のように、アルコールを電子性基質に変換する同様の手順は、続く 開環反応でうまく機能する同様に反応性の生成物を生じさせるはずである。大環 式化手順は文献中に沢山あり、望ましいテトラアザ大環状化合物(3)は5te tterらのTetrahedron 37.767〜772(1981)の方 法により製造された。よりマイルドな条件で同様の大環状化合物の良好な収率を 提供する、より一般的な手順は、それ以来出版されてきた[A、 D、 5he rryら、J、 Org、 Chem、 54.2990〜2992(1989 )] 、中間体の大環状化合物の脱トシル化[(3)から(4)を生じる]は酸 性条件で良好な収率を達成した。還元性膜トンル化手順も文献中で知られ、本反 応シーケンスに′a応されつる。トリス−アミノホスホン酸誘導体(5P CT  hi P )を得るためのホスホノメチル化は亜燐酸およびホルムアルデヒド を用いた典型的なマンニッヒ塩基条件下で行われた。
ホスホン酸誘導体に加えて、ホスホネートエステル[例えば、式(6)]はアル コールまたは非プロトン性溶剤(例えば、アセトニトリル、ベンゼン、トルエン 、テトラヒドロフラン)中で有機条件で、望ましいジアルキルホスフィツトを核 性種として用いても製造されつる(スキーム2参照)。アミンの反応性により、 これらの反応は約−10〜約1 ’OOoCの間の温度で行われうる。更に、ト リアルキルホスフィツトは同様のマンニッヒ条件下で用いられ、燐(III)か ら燐(V)の酸化によってホスホネートエステルを提供し、同時に1モルのアル コールを排斥する( Arbuzov反応)。これらの反応は溶剤の存在下で、 または非存在下で行われつる。シア溶剤としてアルコールが用いられるときには 、エステル交換反応から生じる別の生成物を避けるために、対応するホスホネー トエステルを誘導するアルコールを用いることは有利である。この種のエチルは 、室温以上の温度で、炭酸カリウムのような非求核性塩基の添加をしてまたはし ないで、アセトニトル、クロロホルム、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフ ランま″たは1,4−ジオキサンのような溶剤中で、l−ハロジアルキルホスホ ネートのN−アルキル化によっても製造されうる。それから、得られた過酸エス テル中間体は塩基条件下で(水酸化物溶液、pH=8〜14.30〜110”C )容易に加水分解され、対応する半酸性誘導体を提供する。
スキーム3において、大環状メチルホスフィン酸(10および11)はスキーム 2に記載と同様の条件下で製造される請求核性種としてジェトキシメチルホスフ ィンおよびパラホルムアルデヒドを用いて、縮合は、テトラヒドロフラン、ジメ チルホルムアミド、ジオキサン、アセトニトリルまたはアルコール媒体のような 溶剤中で行われつる。それから、得られたホスフィネートエステルは酸性(6N のHCI、8.0〜100°C)または塩基性(理論量の塩基、40〜100° C)条件で加水分解され、対応するメチルホスホン酸を提供する。別には、現場 で発生するエチルホスホン酸を用いたA、 D、 5herryらの方法(19 91年提出の[norg、 Chem、)は増加した親油性を有するホスフィネ ート誘導体を得るために用いられつる。
スキーム4は12員環テトラアザ大環状化合物のピリジン単位に更なる官能性を 取り入れる手法を例示する。このように、ケリダミン酸(Chelidamic  acid)(sigma Chemical Company:12)はピリ ジルの4−位に適切な置換基を有するビスー/%ロメチル誘導体(13)に変換 されうる。この中間体への転位は性質上一般的であり、その製造はTakalo らにより記載されている[Acta Chemica 5candinavic a 842.373〜377 (1988)] 、この中間体(15)を用いた 続く大環状化は、塩基として、100°Cでソジオトリトシル化(sodiot ritosylated) トリアミンを用い、または室温でトリトシル化遊離 塩基および炭酸カリウム、炭酸ナトリウムもしくは炭酸セシウムを用い、標準D MF反応により達成され、上記と同様の生成物を提供しうる。
ホスホネート半酸性物およびホスフィネート官能性を導く続く反応は先行のスキ ームに記載と同一の転位および条件である。
スキーム4において、スキーム5に記載のようにピリジル部分の4−位での置換 を経験しうる4−ハロピリジル置換大環状化合物(16)は記載されている。こ のように、有機金属Pd(Il)錯体はフェニルアセチレンおよびフェニルアセ チレンとピリジル大環状化合物との間のカップリング反応を容易にするように用 いられつる。この転位の典型的な反応条件は、溶剤としてトリエチルアミン、そ して最適収率のために約lO°C〜約30°Cの反応温度において無水条件を用 いる。約80〜約110°Cの間の温度で無水ピリジン中でCu(I)フェニル アセチレンを用いても同一生成物が得られうる。更に、漂準アニオンアルキル化 手順は約80〜約100℃において、炭酸カリウムまたは水酸化ナトリウムのよ うな塩基を用いて、DMFまたはジオキサン中で、ピリジン核上を、例えば、ソ ジオアルコキシドによる置換を行うために用いられつる。この方法で誘導された 大環状のテトラアザ大環状化合物(24,25,26,27,28)は類似のホ スホネートキレート体(chelants)を生じる上記のスキームに記載の転 位を受け入れる。
4−ピリジル置換のバリエーションはスキーム6に記載され、ここで、4−ヒド ロキシピリジル部分(29)はブロモアルキルニトリルによりアルキル化されて ニトリルを結合した中間体エーテル(31)を生じ、それは次いで大環状構造に 含まれる。この種のアルキル化手順はテトラヒドロフラン(THF)のような非 プロトン性溶剤中、水素化ナトリウムまたはブチルリチウムのような非求核性塩 基を用いて、無水条件で、約−30°C〜約80°Cの温度にて最良に達成され る。この手法の一般論は非環式類似体に関してChaubeにより第一アミンに 還元され、次いで2− Ct−ブトキシカルボニロキシイミノ)−2−フェニル アセトニトリル(BOC−ON ; 37)により第一アミンは保護されつる。
それから、続いて行う大環状の第二アミンの官能化(38,39,40,41, 42,43)はスキーム6に記載のようにトリフルオロ酢酸を用いてBOC保護 基を除去するという更なる必要性を議論した手順により達成されうる。
官能化はスキーム7に例示されるように、大環状構造中のピリジン環の3−位上 で行われうる。Newkomeら[Tetrahedron 39(12)、  2001〜2008 (1983)]はこの合成ルートの初期出発材料として機 能するエチル2.6−ハロメチルニコチネート(45)の合成を以前に記載した 。このように、トリストシル化大環状中間体(46)は酸性条件下(HBr/A c0H125〜115°C)で脱トシル化され、同時に加水分解してニコチン酸 誘導体(48)を生じるか、または脱トシル化の前にエタノール還流でエステル の還元により3−ヒドロキシメチル中間体(47)を生じるあろう。それから、 ニコチン酸大環状化合物は第二アミン官能化の代わりに一般スキームにより式( 1)の種々のタイプのホスホネートキレート体(chelants)(49,5 0,51,52,53)を生じつる。
対照的に、3−ヒドロキシメチル類似体は大環状アミンの官能化の前に有利に保 護される。ベンジル(B z)保護基は、脱トシル化工程において遭遇する過酷 な酸性条件に耐性でなければならないのでスキーム8に示される。第二アミンの 適切な官能化が上記のスキームにおいて達成された後に、ベンジル基は緩慢な触 媒水素化条件下で除去される。
大環状誘導体はスキーム12〜14のようにも製造されうる。ここで、カルボキ シレートおよびホスホネートキレート官能価は同一分子中に存在する。このよう に、種々のカルボン酸官能価数は典型的な水性アルキル化手順下でブロモ酢酸を 用いて導入されつる。この工程に次いて、残りのアミンはホルムアルデヒドおよ び亜燐酸、ジアルキルホスホネートまたはトリアルキルホスフィツトを用いて上 記のスキームで議論した手順によりホスホノメチル化されつる。
スキーム15および16は大環状アミンの一個に芳香族ニトロベンジル置換基を 導入する合成手法を記載する。通常、大環状アミンは、室温においてアセトニト リルまたはDMFのような有機溶剤中て非求核性塩基、例えば、炭酸カリウムを 用いてモノ−N−官能化されている。それから、残りの窒素位の更なる官能化は 上記のスキームに記載の方法および条件により行われる。望ましいキレート部分 の導入後、ニトロ基は酸化白金および水素を水中で用いて還元される。この形で 、キレート剤は、より大きな合成または天然分子への結合を可能にする結合技術 を受け入れる。
スキーム17は大環状化合物(4)の合成を例示し、ここで、3および9位のア ミンは少なくとも2モルのヒドロキシメタンスルホン酸のナトリウム塩と水中で pH約9で反応して対応する大環状化合物を提供し、ここで、3位および9位は メタンスルホン酸のナトリウム塩(+19)である。それから、スルホン酸基は シアン化ナトリウムを用いて脱離され、対応するシアノメタン誘導体(120) を形成する。シアノ基はカルボン酸に加水分解し、同時に亜燐酸およびホルムア ルデヒドを付加するか、または亜燐酸誘導体およびホルムアルデヒドとの逐次反 応により6位に亜燐酸を形成しく121)、次いで、高い温度にて存在するシア ナト基あらゆる亜燐酸誘導体部分の酸加水分解する。得られた化合物は大環状で あり、3および9位に2個のカルボン酸および6位に亜燐酸基を有する。ホスホ ノメチル化は上記の方法によって゛も製造されつる。
本発明の錯体を形成するために用いられる金属イオンはGd” ”、Mn’ユ、 F e ” 2であり、例えば、Aldrich Chemical Comp anyから市販されている。
本発明の「常磁性核種」とはスピン角運動量および/または軌道角運動量を示す 金属イオンである。2つの種類の運動量は不対電子を含む原子に大きく依存し、 このような原子の環境にそれほどは依存しないような観測された常磁性モーメン トを提供するように組み合わされる。本発明の実施に有用であると判明した常磁 性核種はガドリニウム(Gd” ”)、鉄(Fe”)、およびマンガン(Mn゛ 1)であり、ガドリニウム(Gd” ’ )は好ましい。
錯体は当業界によく知られる方法によって製造される。このように、例えば、C helating agents and Lletal Chelates、  Dwyer & 4fe1編集)、 John Wiley and 5on s(1974)中でアミノ酸製造法を参照されたい。錯体の製造例はビシクロポ リアザマクロシクロホスホン酸と金属イオンをpH5〜7で水性条件で反応させ ることを含む。形成される錯体は化学結合によるもので、安定な、例えば、リガ ンドから常磁性核種の分離に対して安定である常磁性核種組成物を生じる。
本発明の錯体は、少なくとも約1:l、好ましくは1.1〜3:1、より好まし くは1:1−1.5:1のリガンド対金属のモル比で投与される。大過剰のリガ ンドは望ましくない。というのは、非錯体リガンドは動物に毒性であり、または 心拍停止またはカルシウム欠乏性けいれんを引き起こすからである。
ここに記載されるような結合体に用いられうる゛抗体または抗体断片は当業界で よく知られる技術によって製造されつる。高度に特異を参照されたい。抗体標的 結合体において、いかなる望ましい抗原またはハブテンに向かう抗体は用いられ つる。好ましくは、結合体中に用いられる抗体は所望のエピトープへの高度に特 異性を有するモノクロール抗体またはその断片である。本発明に用いられつる抗 体は、例えば、腫瘍、バクテリア、菌類、ウィルス、寄生虫、マイコプラズマ、 分化および他の細胞膜抗原、病原体表面抗原、トキシン、酵素、アレルゲン、薬 物およびあらゆる生物的活性分子に向かいうる。抗体または抗体断片の幾つかの 例は+116−NS−19−9,1116−M5−3d、70304 、・70 4Al 、 CC49、CC83およびB72.3である。これらの全ての抗体 はATCCに寄託されている。抗原のより完全なリストは米国特許第4.193 .983号に見つけられる。本発明の結合体は種々のガンの診断に特に好ましい 。
本発明は生理学的に許容される担体、不形剤またはその媒介体とともに用いられ る。このような配合物の製造法はよく知られる。配合物は懸濁液、注射可能な溶 液または他の適切な配合物の形であってよい。補助剤を含む、または含まない生 理学的に許容される懸濁媒体は用いられてよい。
配合物の「有効量」は診断用に用いられる。投与量は病気および動物の肉体的パ ラメーター、例えば、体重により変化するであろう。
インビボにおける診断に本発明の配合物の使用も考慮される。
幾つかの本発明のキレート体の他の用途は体内からの望ましくない金属(即ち、 鉄)の除去、例えば、診断剤のような種々の目的でのポリマー担体への結合、お よび選択抽出による金属イオンの除去を含む。P (0)R’○Hに等しいTを 少なくとも2個のR中に有する式(1)のりガントはスケールインヒビターとし て金属イオン制御に用いられる。これらのリガンドの幾つかは理論量を下回る量 てて用いられつる。同様の用途は米国特許第2.609.390号:第3,33 1.773号:3.336.221号:および第3.434.969号に記載の 化合物で知られる。
本発明は次の実施例の考慮により更に明らかになるであろう。それは本発明の純 粋な例示を意図される。次の実施例中に用いられる幾つかの用語は次のように定 義される。
LC液体クロマトグラフィー、精製はハンドパックドQ−3epharose  (商標)アニオン交換カラム(23x2cm)を装備したDionex 201 0iシステムを用いて低圧で行われた。
DMF=ジメチルホルムアミド A c OH=酢酸 ICP=誘導カップルドプラズマ mL=ミリリットル μL二マイクロリットル フロントページの続き (72)発明者 ガーリッチ、ジョセフ アールアメリカ合衆国、テキサス 7 7566、レイク ジャクソン、サザン オークス ドライブ 301

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. ▲数式、化学式、表等があります▼(I){式中: ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、 基中: X及びYは独立してH、OH、C1−C2アルキル又はCOOHであり;nは1 、2又は3の整数であり(但し、nが2のとき、XとYとの合計は2個以上がH に等しければならず、そしてnが3のとき、XとYとの合計は3個以上がHに等 しければならない);TはH、C1−C13アルキル、COOH、OH、SO3  H、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼であり: 基中: R1は−OH、C1−C5アルキル、又は−O−(C1−C5アルキル)であり ; R4はH、NO2、NH2、イソチオシアナト、セミカルバジド、チオセミカル バジド、マレイミド、ブロモアセトアミド又はカルボキシルであり: R2はH又はOHであり(但し、R2がOHのとき、このR2を含む用語Rは全 てがHに等しいX及びYを有しなければならない): 但し、少なくとも1個のTがP(O)R1 OHでなければならず、そして1個 のTが ▲数式、化学式、表等があります▼ のとき、用語Rの1個のX又はYはCOOHであることができ、そしてその用語 Rの他のX及びYのすべてがHでなければならず:AはCH、N、C−Br、C −C1、C−OR2、C−OR■、N+−R5X−、又は▲数式、化学式、表等 があります▼ であり: R3はH、C1−C5アルキル、ベンジル、又は少なくとも1個のR4により置 換されたベンジルであり;R4は先に定義したものであり; R5はC1−C16アルキル、ベンジル、又は少なくとも1個のR4により置換 されたベンジルであり;R■はC1−C16アルキルアミノであり;X−はC1 −、Br−、l−又はH3CCO2−であり;Q及びZは独立して、CH、N、 N+−R5X−、C−CH2−OR3又はC−C(O)−R6であり; R5は先に定義したものであり; R6は−O−(C1−C3アルキル)、OH又はNHR7であり;R7はC1− C5アルキル又は生物学的活性材料であり;X−は先に定義したものである。} のビシクロポリアザ大環状ホスホン酸化合物、又は医薬として許容されるその塩 (但し、 a)Q、A又はZがN又はN+−R5X−であるとき、他の2つの基はCHでな ければならず: b)AがC−Br、C−Cl、C−OR3又はC−OR■であるとき、QとZの 両方はCHでなけらばならず: c)用語R4、R7及びR■の合計が、それが存在するときには、1を超えるこ とができず;そして、 d)Q又はZのただ1つがC−C(O)−R6であることができ、そしてQ又は Zの1つがC−C(O)−R6であるとき、AはCHでなければならない。 )。
  2. 2.少なくとも2個の用語Rが、P(O)R1OH(R1はOHである)に等し いTを有し、そしてH、COOH、またはC1−C16アルキルと等しい第三の Rを有し;A、QおよびZがCHであり;nがlであり;そしてXおよびYが独 立にHまたはC1−3アルキルである請求項1に記載の化合物。
  3. 3.3個の用語RがP(O)R1OH(R1はOHである)に等しいTを有し; XおよびYがHであり、3,6,9,15−テトラアザビシクロ[9.3.l] ペンタデカ−1(15),11,13−トリエン−3,6,9−トリメチレンホ スホン酸として命名される請求項2に記載の化合物または医薬として許容される その塩。
  4. 4.2個の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1はOHである)であり 、第三の用語Rにおいて、TがCOOHであり、そしてnが1である請求項2に 記載の化合物。
  5. 5.2個の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1はOHである)であり 、第三の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1はC1−C5アルキルで ある)であり、そしてnが1である請求項2に記載の化合物。
  6. 6.2個の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1はOHである)であり 、第三の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1は−O−(C1−C5ア ルキル)である)であり、そしてnが1である請求項2に記載の化合物。
  7. 7.用語Rにおいて、少なくとも1個のTがP(O)R1OH(R1はOHであ る)に等しく、他の2個の用語Rにおいて、TがCOOHまたはP(O)R1O Hであり、そしてn、R1、X、Y、A、QおよびZが請求項1に定義の通りで ある請求項1に記載の化合物。
  8. 8.1個の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1はOHである)であり 、他の2個の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1は−O−(C1−C 5アルキル)である)であり、そしてnが1である請求項7に記載の化合物。
  9. 9.1個の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1はOHである)であり 、他の2個の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1はC1−C5アルキ ルである)であり、そしてnが1である請求項7に記載の化合物。
  10. 10.1個の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1はOHである)であ り、他の2個の用語Rにおいて、TがCOOHであり、そしてnが1である請求 項7に記載の化合物。
  11. 11.用語Rにおいて、3個のTがP(O)R1OH(R1はC1−C5アルキ ルまたは−O−(C1−C5アルキル)である)であり、そしてn、R1、X、 Y、A、QおよびZが請求項1に定義の通りである請求項1に記載の化合物。
  12. 12.3個の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1は−O−(C1−C 5アルキル)である)であり、そしてnが1である請求項11に記載の化合物。
  13. 13.3個の用語Rにおいて、TがP(O)R1OH(R1はC1−C5アルキ ルである)であり、そしてnが1である請求項11に記載の化合物。
  14. 14.XおよびYがHである請求項1に記載の化合物。
  15. 15.nが1である請求項1に記載の化合物。
  16. 16.A、QおよびZがCHである請求項1に記載の化合物。
  17. 17.A、QおよびZがCHであり;3個の用語Rにおいて、X、Yおよびnが 請求項1に定義の通りであり、1個の用語Tが▲数式、化学式、表等があります ▼または▲数式、化学式、表等があります▼(ここで、R2およびR4は請求項 1に定義の通りである。)であり、他の2個の用語Tが請求項1に定義の通りで ある請求項1に記載の化合物。
  18. 18.nが1である請求項17に記載の化合物。
  19. 19.用語Rが、R4基を存在して有するT部分を含み、且つ、そのRのXおよ びYのうちの1個がCOOHと等しい請求項18に記載の化合物。
  20. 20.用語R4を含まない2個の用語Rにおいて、残りの全ての用語XおよびY がHである請求項19に記載の化合物。
  21. 21.用語R4を含まない2個の用語Rにおいて、用語Tの両方がP(O)R1 OH(R1は請求項1に定義の通り)であり、そして同一である請求項20に記 載の化合物。
  22. 22.用語R4を含まない2個の用語Rにおいて、用語Tの片方がCOOHであ り、用語Tのもう一方がP(O)R1OH(R1は請求項1に定義の通りである )である請求項20に記載の化合物。
  23. 23.XおよびYがHであり;TがCOOHまたは▲数式、化学式、表等があり ます▼ (ここで、R1は−OH、C1−C5アルキルまたは−O−(C1−C5アルキ ル)である。)である請求項15に記載の化合物。
  24. 24.QおよびZがCHである請求項23に記載の化合物。
  25. 25.AがC−OR3、C−OR■(R3およびR■は請求項1に定義の通りで ある)、または ▲数式、化学式、表等があります▼ (R4は請求項1に定義の通りである。)である請求項24に記載の化合物。
  26. 26.AがCHであり、QまたはZのうちの1個がCHであり、そしてもう片方 がC−C(O)−R6(R6は請求項1に定義の通りである。)である請求項2 3に記載の化合物。
  27. 27.R6がNHR7であり、ここで、R7が生物学的活性材料である請求項2 6に記載の化合物。
  28. 28.A、QまたはZのうちの1個がN+−R5X−であり、ここで、R5およ びX−は請求項1に定義の通りであり、1個のRにおいて、T部分がP(O)R 1OH(R1はC1−C6アルキルまたは−O−(C1−C6アルキル)である )であり、他の2個のRにおいて、T部分がP(O)R1OH(R1はC1−C 5アルキル、−O−(C1−C5アルキル)またはCOOHである)であり;全 ての用語XおよびYがHである請求項15に記載の化合物。
  29. 29.3個全ての用語Rにおいて、T部分がP(O)R1OH(R1はC1−C 5アルキルまたは−O−(C1−C5アルキル)である)である請求項28に記 載の化合物。
  30. 30.請求項1〜29のいずれか1項に請求されたビシクロポリアザ大環状ホス ホン酸化合物を含む錯体。
  31. 31.3個の用語RがP(O)R1OH(R1はOHである)に等しいTを有し :XおよびYがHであり:3,6,9,15−テトラアザビシクロ[9.3.1 ]ペンタデカ−1(15),11,13−トリエン−3,6,9−トリメチレン ホスホン酸として命名される請求項30に記載の錯体。
  32. 32.金属がGd+3である請求項30または31に請求された錯体。
  33. 33.請求項1〜29のいずれか1項に請求されたビシクロポリアザ大環状ホス ホン酸化合物を含む結合体であって、但し、R4、R7またはR■のうちの1個 は存在しなければならず;Gd+3、Mn+2またはFe+3から選ばれる金属 イオンと錯体を形成し;そして、生物学的活性材料に共有結合している結合体。
  34. 34.生物学的活性材料がデキストラン、ペプチドもしくはポリペプチド、レセ プターのための特異的なアンフィニティーを有する分子、または抗体もしくは抗 体断片である請求項34に記載の結合体。
  35. 35.抗体または抗体断片がモノクロナール抗体またはその断片である請求項3 4に記載の結合体。
  36. 36.AがCHであり、QまたはZのうちの片方がCHであり、もう一方がC− C(O)−R6(R6はNHR7であり、ここで、R7は生物学的活性材料であ る。)である請求項33に記載の結合体。
  37. 37.3個の用語Rが、P(0)R10H(R1はOHである。)に等しいTを 有し:XおよびYがHまたは医薬として許容されるその塩である請求項36に記 載の結合体。
  38. 38.金属イオンがGd+3である請求項33〜37のいずれか1項に記載の医 薬配合物。
  39. 39.医薬として許容される担体を含む、請求項30に記載の錯体を含む医薬配 合物。
  40. 40.医薬として許容される担体を含む、請求項31に記載の錯体を含む医薬配 合物。
  41. 41.医薬として許容される担体を含む、請求項33〜38のいずれか1項に請 求された結合体を含む医薬配合物。
  42. 42.請求項39に記載の配合物の有効量を動物に投与することを含む、前記の 動物の病気の状態の診断のための方法。
  43. 43.請求項40に記載の配合物の有効量を動物に投与することを含む、前記の 動物の病気の状態の診断のための方法。
  44. 44.請求項41に記載の配合物の有効量を動物に投与することを含む、前記の 動物の病気の状態の診断のための方法。
  45. 45.医薬としての使用のための請求項30〜32項のいずれか1項に請求され た錯体。
  46. 46.医薬としての使用のための請求項33〜38項のいずれか1項に請求され た結合体。
  47. 47.請求項1〜29項のいずれか1項に請求されたリガンドを成分として有す る診断剤としてのキット。
  48. 48.請求項30に請求された錯体を製造するための方法であって、請求項1に 請求されたビシクロポリアザ大環状ホスホン酸化合物と、Gd+2、Nn+2ま たはFe+3から選ばれる金属イオンとを、pH5〜7の水性条件下で反応させ ることを含む方法。
  49. 49.ビシクロポリアザ大環状ホスホン酸化合物が3,6,9,15−テトラア ザビシクロ[9.3.1]−ペンタデカ−1(15),11,13−トリエン− 3,6,9−トリメチレンホスホン酸である請求項48に記載の方法。
  50. 50.請求項1に請求されたビシクロポリアザ大環状ホスホン酸化合物を製造す るための方法であって、(A)少なくとも1個のR基がHである式(I)の化合 物と、ホスホン化剤とを反応させること、または、 (B)Q、AまたはZは、工程(A)の後に、存在する保護基を有する式(I) の化合物を反応させ、触媒水素化または酸によりブロッキング基を除去すること 、 を含む方法。
  51. 51.ホスホン化剤が、式P(OR)3(Rは請求項1に定義の通りである)有 する請求項50に記載の方法。
  52. 52.ホスホン化剤が、式P(OR)3(Rは請求項1に定義の通りである)お よびホルムアルデヒドを溶剤中に有する請求項50に記載の方法。
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