JPH07501586A - 反射素材の装飾を備えたターポリンおよびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 反射素材の装飾を備えたターポリンおよびその製造方法本発明は、プラスチック 素材、望ましくはＰｖＣ、ポリアミドまたはポリブレンで被覆した布帛からなる 、反射装飾を備えたターポリン（Ｔａｒｐａｕｌｉｎ：防水布）及び反射装飾を ターポリンに形成する方法に関する。

今日、ターポリンは通常、プラスチック素材で被覆した布帛からなる。この布帛 は強靭でかつ耐久性がなければならないため、ポリエステルで作られることが非 常に多い。プラスチックのコーティングもまた、同様に強く耐久性がなければな らず、さらに、一定の靭性と柔軟性を持たなければならない。これは、ＰｖＣや 、ナイロン、アラミド等のポリアミド、クロロブレンゴムなどのポリブレンから 作られることが多い。ターポリンは、建築業界などでカバーとして用いられるこ とが多く、特にトラックのカバーに用いられる。また、仮設の兵舎や難民キャン プ、公的行事などの大型テントにも用いられる。

トラック用ターポリンには、情報提供や宣伝目的のため、ロゴや会社名、宣伝文 句、指示その他の装飾を印刷することが通常に行われている。装飾を反射素材で 作ったり、ターポリンの縁等に沿って反射するストライブや模様を組み合わせる ことは、宣伝効果や交通安全の観点から非常に有利である。特に、暗い色のター ポリンが通常は見えにくい夜間に、こうすることでトラックが目立つようにでき る。交通安全に関する国連規則によると、トラックおよびトレーラには、通常、 後端部に下向きにつけた黄色の反射物を有するアルミ板であるトラック後部厚板 を備えるものとされている。一般に、普通の規則では、後向きの反射板は赤、横 の反射板は黄色、前向きの反射板は白とするとされている。しかし、トラックの 本体やシャシに取り付けた反射板は汚れで覆われやすく、目に見えたとしても、 車両の大きさを正しく知覚させることができない。

ターポリンには様々な反射素材を考えることができる。反射性顔料を含有する塗 料やインキは、風や気候にさらされた場合耐久性がないため、適していない。い わゆる逆反射フィルムまたはシートによって最良の反射効果が得られるが、これ については実質的に次の２つのタイプが知られている。１つは、プラスチックシ ート反射基部に大量の細かいガラスピーズを埋め込んだガラスピーズ型である。

もう１つは、プラスチックシートの１面に大量のプリズム形凹部を刻したプリズ ム（またはキューブコーナー）型で、他面からの光がシートを通って反射するよ うになっているものである。裸プリズム型（Ｎａｋｅｄ　Ｐｒ１５ｍ　ｔｙｐｅ ）反射シートには、反射のため後面にフリーな空気の存在が必須である。最近の プリズム型反射シートは、刻面をアルミニウムなどの薄い金属層でコーティング し、背景の影響を受けることなくよりよい反射効果が得られるようになっている 。最近のプリズム型反射シートにはほかに、空気を充填した凹部の背後に密閉層 を備えた多層シートがある。

ガラスピーズ型の反射伝達シートをトラック用ターポリンに貼り付ける試みが行 われてきたが、耐久性がないため、反射シートがすぐにはがれてしまう。

裸プリズム型反射シートは、後面（刻面）に反射用の空気の存在が必須であるた め、この方法はまったく利用できない。後面の密閉のためプリズム型反射シート をＰｖＣシート等のベースに付着させる通常の方法は、所望の装飾の縁に沿って 高周波で溶接を行うもので、表面が大きい場合は、十字線に沿って溶接し、面を 複数の反射部分に分ける。これには当然ながら、溶着接合を可能とするように反 射シートとベースが同じタイプであるか、少なくとも適合性を持つ必要がある。

ガラスピーズ型の反射シートとベースに適合性があれば、適切な方法を使ってシ ートをベースに止着することができる。しかし、反射シートをターポリンに止着 するため高周波で溶接を用いることは、ターポリン全体を間断的に高周波溶接機 械内に通すか、各段階で溶接工具を慎重に位置決めしてターポリンに沿って機械 を動かす必要があるため、既存の機器では非常にやっかいとなり、実用的ではな い。さらに、被覆していないプリズム型の反射シートは、白や明色の背景では最 も高い反射を示す一方、ターポリンは暗色であることが多く、またメタライズし たプリズム型は、金属層がマイクロ波を反射するため、高周波溶接はまったく不 可能である。

ガラスピーズ型の反射シートをベースに止着する場合に一般に用いられる方法は 、シートの後面に熱活性可能な接着剤を用いて反射伝達シートとし、これを圧力 と熱を加えてベースに接着するものである。しかしながら、ターポリンをこの目 的のために既存の熱プレスに挿入することが不可能であり、他にターポリンに必 要な圧力と必要な温度と加熱時間を与えられる装置がないため、この方法をター ポリンに用いることはできない。

最後の可能性として、ターポリン上に反射シートを縫いつけるというものがある が、これによってターポリンに穴があき、漏れを生じさせて強度を下げることに なる。

本発明の目的は、強度をいかなる方法でも低下させることなく耐久性のある反射 装飾を備えたターポリンを提供すると共に、反射装飾をターポリンに形成するた めの実用的な方法を提供することである。

本発明のターポリンは、プラスチックコーティングがターポリンと同じタイプま たは適合性のあるターポリン布片に、高周波溶接または熱圧着によって止着した 反射シート片を有し、必要に応じて所望の形状に形成された反射シートを備えた ターポリン布片を、熱空気溶着によってターポリンに付着させるところが独特で ある。

本発明の方法は、プラスチックコーティングがターポリンと同じタイプまたは適 合性のあるターポリン布片に、高周波溶接または熱圧着によって反射シートを止 着してから、必要に応じ所望の形状に形成された反射シートを備えたターポリン 布片を、熱空気溶着によってターポリンに付着させるところが独特である。

反射装飾を本発明の方法によって付着されたターポリンは、例えば上述の素材で 、望ましくはＰＶＣで被覆したポリエステル布帛から作ることができる。ターポ リンは、例えばデンマークのＤＫ−６１００Ｈａｄｅｒｓｌｅｖ、　Ｎｏｒｇｅ ｓｖｅｊ　４９のＤｕｒａｔｅｘ　Ａ／Ｓが、”ｄｕｒａｌａｋ″という商標で 、また、ドイツのＤ−５１４２Ｈｕｃｋｅｌｈｏｖｅｎ、　Ｒｈｅｉｎｓｔｒａ ｓｓｅ　１１゜１（ａｍｍｅｒｓｔｅｉｎｅｒ　Ｋｕｎｓｔｓｔｏｆｆｅ　Ｇｍ ｂＨが“Ｈａｋｕ”という商標で、また、オーストリアのＡ−８０４１Ｇｒａｚ −Ｔｈｏｎｄｏｒｆ、　ＯＨＧ力びＣｏｍｐｌａｎ　ＰＶＣ”　という商標で製 造している。ターポリン布の重さは通常、３００−１５００　ｇ／がかそれ以上 となる。

付着される反射シートは、プラスチックシートの反射基部に大量の細かいガラス ピーズを埋め込んだガラスピーズ型か、プラスチックシートの表面に大量のプリ ズム形の凹部を刻して光がシートを通して反射できるようにして、任意で、刻面 のアルミニウムなどの金属の薄い層を被覆するか、密閉層で裏打ちしたプリズム （キューブコーナー）型の逆反射シートが好都合である。ガラスピーズ型の逆反 射シートは、アメリカ合衆国の５５１０１　ミネソタ、セント・ポール、ハドソ ンロード　２５０１のミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリン グ・カンパニーが、“５ｃｏｔｃｈｌｉｔｅ　＠　８７１０″という商標で、日 本の京都府亀岡市千代川町のユニチカ・スパークライト社が“ユニチカＭＲ３５ ０１”という商標で製造している。裸プリズム型の逆反射シートは、アメリカ合 衆国のＣＴ　０６０５０、ニュープリテン、Ｐ、Ｏ，ＢＯＸ　１２００、サウス ・ストリート３１５のＲｅｆｌｅｘｉｔｅ社が、“ＲｅｆｌｅＸｉｔｅ＠Ｖｉｎ ｙＩ　ＩＲＥ”という商標で製造している。メタライズされたプリズム型の逆反 射シートは、前掲Ｒｅｆｌｅｘｉｔｅ社が“Ｒｅｆｌｅｘｉｔｅ■ＡＰ１００Ｏ ”という商標で製造している。密閉プリズム型の逆反射シートは、ミネソタ・マ イニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニーが“５ｃｏｔｃｈｌ ｉｔｅ　＠Ｄｉａｍｏｎｄ　Ｇｒａｄｅ”という商標で、アメリカ合衆国のＩＬ 　６０６４８−３８０４　、ナイルズ、Ｎ、ナラチェス・アベニュー　７５４２ のＳｔｉｍｓｏｎｉｔｅ社が、”Ｓｔｉｍｓｏｎｉｔｅ■５ｅｒｉｅｓ　４２０ ０″という商標で製造している。逆反射シートは、裸プリズム型の逆反射ＰｖＣ シートが望ましい。

逆反射シートが、ＰｖＣまたは、ターポリン布のプラスチックコーティングと適 合性のある他の熱可塑性素材からなる場合、これを、高周波溶接でターポリン布 の片、例えば帯に止着する。これは、自動高周波溶接機械で行うのが便利で、こ の場合、ターポリン布の帯と一緒に反射シート帯を間断的に機械の中を移動させ て、帯状工具によって溶接するが、このようにして、細長い帯の反射シートを縦 と横に溶接して、反射部を形成する。反射ロゴを形成する場合、ロゴの輪郭に沿 って溶接し、溶接したロゴを同時に切り取るための刃を脩えた別の溶接工具を用 いる。機械は、？−１２ｋＷの電力を持つものが最も実用的である。このような 高周波溶接機械は、スイスのＫａｎｔｏｎ　Ｖａｕｄ、　ＣＨ−１３４７Ｌｅ　 ５ｅｎｔｉｅｒ、１９　Ｒｕｅ　Ｇ、−ＨｏＰｉｇｕｅｔのＫｉｆＰａｒｅｃｈ ｏｃ　Ｓ、Ａ、が“Ｋｉｆｅｌ”■という商標で、デンマークのＤＫ−３５４０ Ｌｙｎｇｅ、　Ｖａｓｓｉｎｇｅｒｏｄ、　ＩｎｄｕｓＬｒｉｓｋｅｌｌｅｔ　 ２のＥｖａｌｄ　Ａ、　Ｎｙｄｏｒｇ　Ａ／Ｓが”Ｗｅｌｄａｎ■”という商標 で出している。

ガラスピーズ型、メタライズまたは密閉プリズム型の逆反射シートは、高周波で は溶接は困難あるいは不可能なことがある。その代わり、接着剤を使ってターポ リン布片に貼りつけて布片に止着し、布片のプラスチックコーティングと適合性 のある高分子素材の透明で柔軟なフィルムを、縁が反射シートを越えて延びるよ うに反射シートの上に付着させ、縁に沿ってターポリン布片に高周波で溶接する ことで、保護することができる。そして、反射シートを備えたターポリン布片を 、熱空気溶着によってターポリンに付着させる。

このように、高い反射性を示すこれら反射シートを組み込んだ本発明のターポリ ンの実施様態は、接着によってターポリン布片に貼りつけて布片に止着され、布 片のプラスチックコーティングと適合性のある高分子素材の透明で柔軟なフィル ムを上に重ねて保護したガラスピーズ型、メタライズまたは密閉プリズム型の反 射シートを有し、フィルムの縁は反射シートの縁を越えて延びてターポリン布片 に高周波溶接され、布を今度は熱空気溶着によってターポリンに付着させる点で 独特である。

反射シートが、後面に熱活性可能な接着剤を持つガラスピーズ型の場合、これを 熱圧着によってターポリン布片に止着することができる。これは、従来型のトラ ンスファ用ヒートブレスで行うのが非常に好都合で、反射シートをターポリン布 片と一緒に５−２０秒の間、例えば２７６−３１０　ｋＰａの圧力で１２０−１ ８０℃に加熱する。反射帯を製造する場合、反射シートの帯とターポリン布を、 例えば“Ｒｅ１ｉａｎｔ”の標識の圧力帯を持つヒートプレス内を連続的に移動 させて、相当する滞在時間中、上記の温度および圧力条件にかける。

本発明によると、反射シートを備えたターポリン布片を、熱空気装置によってタ ーポリンに付着させるのが非常に好都合で、その熱空気流は、ターポリン布の下 側とターポリンの表面の間から導入して、反射シートを損傷することなく、ター ポリン布をターポリンに溶着する。この場合、熱空気流の温度は、４００−６０ ０℃が最もよく、加熱時間と圧力は、素材の温度と厚みのタイプによって異なる 。

使用する熱空気装置は、ターポリン製造において強化帯や縁を付着させたり、タ ーポリンの修理においてつぎ布や接合部を付着させるための分野内で周知のもの である。しかしながらこれまでは、熱空気装置ではシートを溶解し、反射効果を 損なってしまうため、これによって反射シートを付着させることは不可能だった 。

熱空気装置は、スイスのにａｎｔｏｎ　Ｏｂｗａｌｄｅｎ、　ＣＨ−６０５６Ｋ ａｇｉｓｗｉｌのＫａｒｌ　Ｌｅｉｓｔｅｒ　Ｅｌｅｋｔｒｏｇｅｒａｔｅｂａ ｕが“［、ｅｉｓｔｅｒ″という商標で製造しており、反射シートを備えたター ポリン布片を、加熱後ハンドローラーによってターポリンに対し強固に加圧する 手持ち装置として、また、長いターポリン布帯を付着させるローリング装置とし て用いることができ、この場合、反射シートを備えた帯を両端部でターポリンに 接着し、熱空気装置の口金を帯緑の下に差し込み、装置を帯に沿って転がす一方 、装置に付着させたローラーが口金の後から帯上を移動し、加熱された帯をター ポリンに対して強固に加圧する。

前に述べたように、適合性のある反射シートを既存の高周波溶接装置によってタ ーポリンに直接溶接するのは非常にやっかいで、反射シートのタイプによっては 、事実上不可能であるが、本発明によると、ガラスピーズ型、メタライズまたは 密閉プリズム型の反射シートを、接着剤によってターポリンに直接貼りつけてタ ーポリンに止着すると同時に、ターポリンのプラスチックコーティングと適合性 のある高分子素材の透明で柔軟なフィルムを、縁が反射シートの縁を越えて延び るように反射シートの上に重ね、縁に沿ってターポリンに高周波で溶接すること で保護できることがわかった。

そのため、本発明による別のターポリンは、接着によってターポリンに直接貼り つけてターポリンに止着され、ターポリンのプラスチックコーティングと適合性 のある高分子素材の透明で柔軟なフィルムを上に重ねて保護したガラスピーズ型 、メタライズまたは密閉プリズム型の反射シート片を有し、フィルムの縁が反射 シートの縁を越えて延びて、ターポリンに高周波で溶接されする点で独特である 。

最後に述べた本発明のターポリンの実施様態で用いられる透明柔軟フィルムは、 ターポリン布片およびターポリンのプラスチックコーティングとそれぞれ適合性 のある高分子素材から作られてることが必須であり、強靭で、耐候性があり、紫 外線安定性で、平滑面を持っていなければならない。透明柔軟フィルムは、無色 でもよいし、黄色、赤その他有色反射のため所望の色をつけてもよい。

本発明ではまた、高周波溶接または熱圧着によって反射シートが止着され、反射 装飾として熱空気溶着によってターポリンに付着させたターポリン布片を提供す る。

このターポリン布片には、前に述べた反射シート型を用いることができるが、望 ましいタイプは、裸プリズム型の逆反射ＰｖＣシートである。

このターポリン布片の特別な実施様態は、接着によって貼りつけて止着され、布 片のプラスチックコーティングと適合性のある高分子素材の透明で柔軟なフィル ムを上に重ねて保護したガラスピーズ型、メタライズまたは密閉プリズム型の反 射シートを有し、フィルムの縁が反射シートの縁を越えて延びて、布片に高周波 で溶接される。

本発明によるターポリン布片は、ロールに巻き上げて、熱空気溶着によってター ポリンに貼り付ける時に巻き戻すことができるような幅の狭い帯状のものが好都 合である。

図面では、図１が反射シート帯２とターポリン布帯３をそれぞれのロールから共 に高周波溶接機械ｌを通して、ターポリン布の反射帯４として出現させロールに 巻き上げるところを示している。機械はまた、切断工具５を備え、望ましくは溶 接中に、反射帯を好適な長さに切断する。

図２は、移動型熱空気装置７を使って、ターポリン６に反射帯４を溶着するとこ ろを示す。この図では、ターポリン布片に反射ロゴ８が溶着されたところを示す 。

図３は、反射シート帯２と、反射シート帯２よりやや幅の広い透明ＰＶＣフィル ム４とを示し、反射シート帯２の上にＰｖｃフィルム４が配置され、これらが、 ＰｖＣフィルム４と少なくとも同じ幅を有するターポリン布帯３の上に載せられ て、適度の熱を持つロール６で共に押しつけられた後、集成帯を高周波溶接機械 ｌ内を移動せしめ、反射シートの縁を越えて延びる縁に沿ってターポリン布にＰ ｖｃフィルムを溶接し、反射帯５として出現させて、ロールに巻き取るところを 示している。反射シート２の開始部分には、シリコン紙の保護帯を供給して、後 に引き抜いてロール７に巻き取ることもできる。

図４は、本発明によるターポリン布の反射帯２を、反射帯の内蔵ロールを有する 熱空気装置３によって、トラックに付着させ、ターポリンｌに貼りつけるところ を示している。

例１ 裸プリズム型の反射シートロール“Ｒｅｆｌｅｘｉｔｅ＠　Ｖｉｎｙｌ　ＩＲＥ ”を、ｐｖｃコーティングしたターポリン布ロール″’ｄｕｒａｌａｋ″に、１ ２ｋＷの電力の高周波溶接機械“Ｋｉｆｅｌ”　＠を使って、図１に示すように 高周波溶接した。反射シートは、通常、幅９インチ（２２９ｍｍ）または２フイ ンチ（６８６ｍｍ）のロールとして入手可能であり、ターポリン布ロールは、１ ４００−２０００　ｍｍの通常幅のターポリンロールを、同じが帯にして高周波 溶接機械で溶接してもよい。

やや広い幅で切り取る。

反射シートを溶接したターポリン布帯を、“ｄｕｒａｌａｋ″商標のターポリン に載置して両端をステラプルで止着する。これを、“Ｌｅｉｓｔｅｒ”商標の移 動型熱空気装置の口金をロールを帯の上において帯の縁の下から内側に差し込み 、装置を帯に沿って移動させながら、その下に４００−６００℃の温度で熱空気 を吹き込んで、図２に示すようにターポリンに溶着させる。

こうして得られた反射帯を備えたターポリンは、伸長時や温度変化、高圧フラッ シング等においてターポリンと均一に作用し、ターポリンの寿命の間は持続する 。

例２ ポリエステルメタライズプリズム型反射シートの帯、”Ｒｅｆｌｅｘｉｔｅ＠Ａ Ｐ　１０００”を、ｐｖｃコーティングしたターポリン布“ｄｕｒａｌａｋ″の これより幅の広い帯に、手帖性ＰｖＣ接着剤によって貼りつける。反射シートの 上に、透明で無色または着色の柔軟なＰｖＣフィルムを、反射シート帯よりやや 幅広くして、反射シート帯の縁より縁が延びるように貼り付け、適度の加熱で反 射シートにフィルムを接着しながら、気泡を押し出す。ターポリン布帯は、「美 的」理由から、透明フィルムが無色の場合は白、他の場合は透明フィルムと同じ 色が望ましい。

その後、高周波溶接機械“Ｋｉｆｅｌ”■を通して集成帯を動かし、透明ＰｖＣ フィルムを縁に沿ってターポリン布に溶接する。

こうしてできた反射帯を熱空気溶着てターポリンに貼りつけて端部を切り落とす 場合、装飾のないターポリン布または透明Ｐｖｃフィルムの帯を端部に溶着して 、密閉してもよい。また、それぞれ標準長さの反射シートについてシリコン紙の 裏地から約１ｃ＋ｎの反射シートを打ち抜き、剥してから、ターポリン布帯に貼 りつけて、横長のＦＩＧ、Ｉ−１ 補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成６年６月３日

Claims (19)

【特許請求の範囲】
1. １．プラスチック素材、望ましくはＰＶＣ、ポリアミドまたはポリプレンで被覆 した布帛からなり、反射素材の装飾を備えたターポリンで、プラスチックコーテ ィングがターポリンのそれと同じタイプまたは適合性のあるターポリン布片に高 周波溶接または熱圧着によって止着した反射シート片を有し、必要に応じ所望の 形状に形成された反射シートを備えた前記ターポリン布片は、熱空気溶着によっ てターポリンに付着させることを特徴とするターポリン。
2. ２．ＰＶＣで被覆したポリエステル布帛からなることを特徴とする請求項１記載 のターポリン。
3. ３．反射シートは、プラスチックシートの反射基部に大量の細かいガラスビーズ を埋め込んだガラスビーズ型か、プラスチックシートの表面に大量のプリズム形 の凹部を刻して光がシートを通して反射できるようにしたプリズム（キューブコ ーナー）型の逆反射シートであることを特徴とする請求項１または２記載のター ポリン。
4. ４．反射シートは、裸プリズム型の逆反射ＰＶＣシートであることを特徴とする 請求項３記載のターポリン。
5. ５．接着によってターポリン布片に貼りつけて前記片に止着され、前記片のプラ スチックコーティングと適合性のある高分子素材の透明で柔軟なフィルムを上に 重ねて保護したガラスビーズ型、メタライズまたは密閉プリズム型の反射シート を有し、前記フィルムの縁は反射シートの縁を越えて延びてターポリン布片に高 周波溶接され、前記布を今度は熱空気溶着によってターポリンに付着させること を特徴とする請求項１記載のターポリン。
6. ６．プラスチック素材、望ましくはＰＶＣ、ポリアミドまたはポリプレンで被覆 した布帛からなり、反射素材の装飾を備えたターポリンで、接着によってターポ リンに直接貼りつけてターポリンに止着され、ターポリンのプラスチックコーテ ィングと適合性のある高分子素材の透明で柔軟なフィルムを上に重ねて保護した ガラスビーズ型、メタライズまたは密閉プリズム型の反射シート片を有し、前記 フィルムの縁が反射シートの縁を越えて延びて、ターポリンに高周波で溶接され ることを特徴とするターポリン。
7. ７．プラスチック素材、望ましくはＰＶＣ、ポリアミドまたはポリプレンで被覆 した布帛からなり、反射素材の装飾を備えたターポリンを提供する方法で、プラ スチックコーティングがターポリンと同じタイプまたは適合性のあるターポリン 布片に、高周波溶接または熱圧着によって反射シートを止着してから、必要に応 じ所望の形状に形成された反射シートを備えたターポリン布片を、熱空気溶着に よってターポリンに付着させることを特徴とする方法。
8. ８．ターポリンは、ＰＶＣで被覆したポリエステル布帛からなることを特徴とす る請求項７記載の方法。
9. ９．反射シートは、プラスチックシートの反射基部に大量の細かいガラスビーズ を埋め込んだガラスビーズ型か、プラスチックシートの表面に大量のプリズム形 の凹部を刻して光がシートを通して反射できるようにしたプリズム（キューブコ ーナー）型の逆反射シートであることを特徴とする請求項７または８記載の方法 。
10. １０．反射シートは、プリズム型の逆反射ＰＶＣシートであることを特徴とする 請求項７から９のいずれかに記載の方法。
11. １１．ガラスビーズ型、メタライズまたは密閉プリズム型の反射シートを接着剤 によってターポリン布片に貼りつけて前記片に止着し、前記片のプラスチックコ ーティングと適合性のある高分子素材の透明で柔軟なフィルムを、前記フィルム の縁が反射シートの縁を越えて延びるように反射シートの上に重ね、縁に沿って ターポリン布片に高周波で溶接することで保護してから、反射シートを備えたタ ーポリン布片を熱空気溶着によってターポリンに付着させることを特徴とする請 求項７記載の方法。
12. １２．反射シートを備えたターポリン布片を、熱空気装置（ヒートガン）によっ てターポリンに付着させるが、その熱空気流は、ターポリン布の下側とターポリ ンの表面の間から導入して、反射シートを損傷することなく、ターポリン布をタ ーポリンに溶着することを特徴とする請求項７から１１のいずれかに記載の方法 。
13. １３．熱空気流の温度が、４００−６００℃であることを特徴とする請求項１２ 記載の方法。
14. １４．プラスチック素材、望ましくはＰＶＣ、ポリアミドまたはポリプレンで被 覆した布帛からなり、反射素材の装飾を備えたターポリンを提供する方法で、ガ ラスビーズ型、メタライズまたは密閉プリズム型の反射シートを接着剤によって ターポリンに直接貼りつけてターポリンに止着し、ターポリンのプラスチックコ ーティングと適合性のある高分子素材の透明で柔軟なフィルムを、その縁が反射 シートの縁を越えて延びるように反射シートの上に重ね、縁に沿ってターポリン に高周波で溶接することで保護することを特徴とする方法。
15. １５．高周波溶接または熱圧着によって反射シートが止着され、反射装飾として 熱空気溶着によってターポリンに付着させるターポリン布片。
16. １６．反射シートは、プラスチックシートの反射基部に大量の細かいガラスビー ズを埋め込んだガラスビーズ型か、プラスチックシートの表面に大量のプリズム 形の凹部を刻して光がシートを通して反射できるようにしたプリズム（キューブ コーナー）型の逆反射シートであることを特徴とする請求項１５記載のターポリ ン布片。
17. １７．反射シートは、裸プリズム型の逆反射ＰＶＣシートであることを特徴とす る請求項１６記載のターポリン布片。
18. １８．ガラスビーズ型、メタライズまたは密閉プリズム型の反射シートを接着に よって貼りつけてターポリン布片に止着し、前記片のプラスチックコーティング と適合性のある高分子素材の透明で柔軟なフィルムを上に重ねて保護し、前記フ ィルムの縁は反射シートの縁を越えて延びて、前記片に高周波で溶接されること を特徴とする請求項１５記載のターポリン布片。
19. １９．細長い帯の形状であることを特徴とする請求項１５から１８のいずれかに 記載のターポリン布片。