JPH07501501A - 板紙紙料および再生紙からの製造方法 - Google Patents

板紙紙料および再生紙からの製造方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 板紙紙料および再生紙からの製造方法 ッチから形成された成形紙料に関する。各バッチ成分には、大豆を原料とする接 着剤、別個の着色剤および他の添加剤が含まれる。予定されたバッチ成分を一緒 にし、カリ、マイクロ波、無線周波または熱エネルギーの存在する圧力下で硬化 させる。
廃物質の別途の用途を見出すための関心、並びに圧力の高まりに伴い、再生新聞 紙および他の紙料から有用な製造物を導き出すための転換方法を開発するために 種々の努力が払われている。これらの努力の大部分は、細断形態および成形シー ト形態における建築用絶縁材料の製造に向けられている。かようなシート商品は 、再生紙または建築用パネルボートまたはライナーボードのような比較的密なま たは厚い物質を含む。これらの方法には、種々の接着剤および添加剤の添加、成 形並びに硬化工程が含まれる。
絶縁物質の製造に関する方法は、U、S、P、NoS、4,184,311およ び4,300,322に見出すことができる。前者の特許には、外部カバーに貼 合された成形絶縁生成物が開示されている。後者の特許には、囲いが慣用のよう に取付けられているパッチング(batting)用囲い中に注入される乾燥細 断混合物が開示されている。細断新聞用紙粒状物を水と混合して構造空隙に吹付 け、ここで過剰な物質を駆出後に物質を硬化させる吹付は方法も存在する。Im proved[n5ulation Productの表題のオーストラリア出 願No、36603/84にも成形新聞用紙絶縁物が開示されている。物質は主 として空気硬化させるが、マイクロ波硬化にも言及されている。
U、 S、P、 No、4. 148. 952には、輸送が容易なように故紙 の部分的細断および圧縮方法が開示されている。U、 S、 P、 NoS、4 . 111. 730および5,011,741には、別の方法として、スラリ ーに蒸煮デンプンおよび尿素ホルムアルデヒドから誘導されたバインダーを添加 し、これを加圧下で成形し、かつ、硬化させて無着色板紙紙料を形成する方法か 開示されている。
前者は、建築用構造部材としても使用できる。
U、S、P、NoS、4,994,148および5,064,504にも、遮壁 造形室(screen wall molding chamber)に形成で きる新聞用紙スラリーからの成形構造ブロックの製造方法が開示されている。し っくいまたはセメントバインダーも開示されている。ブロックの硬化は気乾によ って行なわれる。
広い範囲の貼合せ接着用途に対して大豆から誘導される接着剤も含めた種々の接 着剤配合も、Handbook of Adhesives、 Van No5 trand Rheinhold (1962)に開示されている。
従来技術によって製造された最終物質は、装飾用完成ラミネートを別個に貼合せ ない限り、殆んとが何等かの目立つまたは審美的に魅力的な模様がなく、望まし くない鈍い灰色またはつやのない灰色である。
従来技術において公知でない方法は、未処理の故紙を利用して天然石外観を有す る装飾的な、構造的に安定な建築用紙料であって、該紙料がシート物質または種 々の付形物質として成形または押出できる原料に形成する方法である。特定の厚 い色模様および(または)審美的に気持のよい表面のきめが要求される天然石外 観の紙料は、床、壁、天井および家具のような完成表面処理としての利用が特に 未知である。
かような建築用紙料がないことは= (1)故紙の細裂および再バルブ化は、セ ルロース繊維の長さを減少させ、それによって最終物質の引裂きおよび剪断強さ か損傷される: (2)最終物質の審美的に気持の良いきめおよび着色を反復し て製造するための従来手段の欠除; (3)材料の競争力を減少させるバルブ紙 料の費用のかかる脱インギおよび漂白:および(4)製造された紙料の表面仕上 および構造的一体性に不利な影響を及ぼしうる故紙原料中における未知、かつ、 望ましくない汚染物質の潜在的存在を含む種々の因子によるものと考えられてい る。
これとは別に、例えば花こう岩のような不規則模様の、多色物質は近代的の複合 体またはラミネートに容易には複製または模写できないことも見出されている。
これらの障害は、天然石の形成方法および天然石の人間の知覚作用の関係を理解 することによって解決されてきた。
すなわち、天然石は時間の経過に伴って最小エネルギー系へ向って結合する特定 の物理的法則に反応する種々の着色鉱物の密に詰ったランダム結晶から形成され ている。かような工程は、F、 Mandelbrotによって主唱された規則 正しい無秩序系(ordered chaotic system)の理論の最 近の理解と一致する。対比する場合における人間の眼−脳の知覚作用は学習であ り、物質が「天然物」であるか「人造物」であるかの何等かの認知および理解は 、各観察者によってなされた学習された知覚との関係における心理的比較に基づ いて形成される。本発明の人工的に製造された物質は、特に花こう岩である岩石 の天然のランダム配列に酷似するため、得られた物質は花こう岩と知覚される。
模様並びに花こう岩および天然岩石に類似した本体のきめ示す構造的に硬性物質 を得ようと努力している。本発明には、任意に入手できる建築用岩石を実質的に シュミレーした種々の着色およびきめ模様を示すボード紙料ラミネートおよび行 形生成物を反復製造するのに必要な方法も開示されている。
一つの方法においては、物質はカメオまたは凹版(inlaglio)に貼合せ 、エンボスできるまたは他の物質をインレイ(inlaid)できるシート紙料 形成のための成形または種々の形状に押出される。最終生成物は、セルロースバ ルブ、最も顕著なのは加工された大豆誘導体である蛋白質に富む接着バインダー を含有する1種以上の着色成分バッチの混合、および無線周波、マイクロ波エネ ルギーまたは熱エネルギーの存在下に調製混合物の硬化を含む基礎工程がら製造 できる。
従って、本発明の主要目的は、好ましくは新聞用紙である細断または微粉砕紙、 接着バインダーおよび所望の着色剤を含有し、かつ、熱および圧力の条件下で硬 化される混合物から誘導される種々の製品を提供することである。
本発明の他の目的は、反復製造できる天然石外観および構造的に安定な物質を辱 ることである。
本発明のさらに他の目的は、農業穀物および豆類、特に天然油を含有または無含 有大豆の誘導体から成るバインダーを含む混合物を提供することである。
本発明のさらに池の目的は、制御されたpH特性を有し、かつ、比較的乾燥混合 物中で凝固でき、無線周波、マイロ波または熱エネルギーの存在下での圧縮後に 生成された原料に所望の性質を与えることができる水酸化すトリウム、ポリビニ ルアセテートおよび硫酸アルミニウムのような添加剤を含む混合物を提供するこ とである。
本発明のさらに他の目的は、例えば多段圧縮工程を介在させたl工程以上の加工 または硬化工程を適用し、それによって好ましい含水量を得る、各着色、成分バ ッチまたは混合物を好ましい含水量にする予備乾燥を含む加工技術を提供するこ とである。
本発明のさらに他の目的は、成分混合物を無線周波、マイクロ波エネルギーまた は熱エネルギーの存在下に加熱および(または)硬化させることであり、かつ、 二次成形型か炉電極を含むことができることである。
種々の上記の目的、利点および特徴は、大豆誘導体と水とからのアルカリ性pH 接着バインダーの製造:着色剤のバインダーへの添加:バイダーと好適に細裂ま たは微粉砕された新聞用紙との混合および混合物を12〜20%の範囲内の好ま しい水分の「半乾燥」塊まで乾燥;混合物を圧縮して成形:そして、形成混合物 を硬化するまで加熱を含む単一着色剤供給原料用の好ましい製造方法において得 られる。好ましい一方法においては、成形最終製品の形状に機械加工されている プレートを経て適用される無線周波またはマイクロ波エネルギーの存在下に制御 された硬化が得られる。あるいはまた、マイクロ波、RFまたは熱エネルギーも しくはこれらの組合せの存在下に混合物を押出または硬化できる。硬化原料は、 またキルン乾燥させ、かつ、寸法安定性を増加させるために制御された湿度環境 中に貯蔵することもできる。
好ましい最終製品の一つは、天然石外観を有する構造ラミネートである。この物 質の見掛けの粒度または模様は、配合される別個に着色された成分供給原料のコ ンシスチンシーから決定できる。
石状粒度は、接着バインダーと酸性化された細断紙機細物および着色添加物の混 合の間に起こる凝固または「カードリングJ (curdling)によって得 られるものと考えられている。得られた混合物は、非ブリード性の色安定性およ び粒状または「乾性」の感じを示す。各着色供給原料は、同じまたは異なる粒度 の他の着色供給原料と混合できる。別個に調整した供給原料混合物を配合し、加 熱または無加熱で加圧および硬化させる場合には、得られた固体物質は肉眼で天 然石状固体と識別する無秩序または乱雑な色模様を形成する。
原料の収集を除いては単一色の板紙紙料の調製用の好ましい方法の間には、4つ の別個の工程段階がある。段階lには、パンのドウまたは子供のPLAY Do ugl(のコンシスチンシーおよび11〜13の程度のアルカリ性pHを存する 比較的乾性の大豆基剤の接着バインダーの調製が含まれる。アルカリ性バインダ ーは、粉砕大豆の高分子量[断片J (fragment)の螺旋をほぐすため に望ましい、前記の粉砕大豆は脱脂したまたはしてなくてもよいが、典型的には 外皮を脱いたちのでミールまたは粉のコンシステシーまで篩ったものである。
段階2の間には、耐水性を改長し、かつ、所望の機械的硬さ、強さなどを最終製 品に付与するために種々の添加剤を接着バインダーに混合する。通常、金属酸化 物の形態である着色剤が、接着バインダーに添加される。着色接着バインダーは 、典型的にはlO〜12の範囲内のpHを示す。
細断バルブ紙料は、例えば吹付けによってセルロース質「フラッフ」またはバル ブ紙料に酸性薬剤を添加することにより調製され、フラッフは新聞用紙または非 塗被印刷用紙のような故紙の細断およびフレイリングによって調製される。ある いはまた、商用として入手でき、かつ、硼酸のような難燃剤を含有していてもよ い種々の絶縁材を使用することもできる。フラッフの粒度は、例えば異なる寸法 の細断粒子を混合することにより所望のように変化できる。得られたバルブ紙料 のpHは、典型的には、9〜11の範囲内である。着色接着バインダーおよびバ ルブ紙料は、次の段階3て混合して1種以上の供給原料混合物を形成する。ある 形状に成形または押出される各供給原料のpHは、好ましくは7〜10の範囲内 である。各供給原料の相対的含水量は、12〜20%の範囲内にする、これは加 熱空気の存在下に供給原料の部分的乾燥によって得ることができる。
段階4の間に、2種以上の単色供給原料混合物を、天然の「花こう岩」または他 の装飾用石に見える石英のような着色粒子の混合物に似せるように選ばれた色の 好ましい割合でさらに混合することもできる。段階5の間には、単一供給原料ま たは供給原料混合物を、2〜50ton/ft”の範囲内の制御された圧力、お よび45〜95°Cの範囲内の制御された温度下で漸進的に圧縮して水の望まし くない部分をさらに抽出することができる。圧縮物質は、任意の残留水を蒸気と して追出す時間、わずかに高い圧力で最終的に加熱し、その間、圧縮された供給 原料を最終形態に「硬化」させる。硬化紙料、すなわち、得られた物質は、さら にキルン乾燥させ、かつ、制御された湿度に保持して寸法安定性を制御する。
得られた硬化紙料の拡大しない肉眼外観および10×程度の倍率下の外観に基づ くと、熱および圧力下での混合物の稠密化および凝固を支配する自然法則は、花 こう岩のような天然に形成された装飾用石に見られる「秩序ある集団」(ord ered chaos)を支配する法則と同様な性質のものであると考えられる 。この結果として、匹敵するコンシスチンシーおよび均一性の同様な石−状外観 が生成された原料によって得られる。
硬化紙料の密度および機械加工適性特徴は、フレークまたはパーティクルボード のような木材または木材様物質に匹敵するかまたはこれらより良好である。例え ば、紙料はキャビネット銘柄木材と同様に鋸で切り、溝をつけられ、かんながか けられ、サンドペーパーでみがけ、かつ、仕上げできる。この物質は破損または 裂けることなく同様な方法で(ぎおよびねじを受入れる。この物質はまた慣用の キャビネート技法を使用して多数の個々のパネルまたは断片の結合から構成され ている大きいまたは複雑な組立または構造物の部材としても使用できる。パネル か同し着色剤バッチ混合物から加工されている場合には、−たん接着し、サンド ペーパーをかけて仕上げ後には継目は殆んと見えない。
磨いた石とは異なり、この物質の密度は半分以下であり、木材と同様に機械加工 ができ、花こう岩のような天然石のようにもろい破損を示すことはない。生成物 質の限定された気孔率は、また、建物、装飾用また構造目的に対するこの物質の 好適性を増加させるためにアクリル樹脂、フェスまたは他の表面処理剤での真空 含浸用に好適にしている。
添加剤、および適用される圧力および加熱スケジュールによって、硬化紙料の表 面硬さ、曲げ弾性率、引張強さおよび圧縮強さも、代表的な低密度ファイバーボ ードに匹敵できる値から才一りのこれらの値を超える値まで変化させることがで きる。構造銘柄のパーティクルボードおよび他の建築用パネルに要求される値を 超える剛さおよび強度も得ることができる。密度も、45の程度から75Ibs /ft”以上の範囲にわたって注文通りにすることができる。
本発明のさらに他の目的、利点並びに特徴は、次の詳細な説明、および添付の図 面並びに表からさらに明らかになるであろう。種々の現在のところ好ましい構造 並びに方法が記載されているが、これらの説明は本発明を限定するものと解釈す べきではなく、次の添付の請求の範囲の範囲内にあるものと解釈すべきである。
本発明に対して考えられる変法および改良法は、妥当なものとして記載されてい る。各種の試験した特性も定義しである。ある程度まで、ある性質も観察できた であろうが、完全に理解できるものではなく、考え得る説明も提案しである。
図面の簡単な説明 図1は、好ましい製造方法のブロック図である。
図2は、別の製造方法のブロック図である。
図3は、RFまたはマイクロ波カップリングプレートが最終生成物を圧縮し、形 成するマイクロ波またはRF硬化ステーションの図面である。
図4は、本発明から形成されたボードまたは押出紙料によって示される石−状、 粒状構造の写真である。
図5は、連続押出ステーションの図面である。
好ましい態様の説明 図1を参照すると、新聞用紙のような未処理(すなわち、未漂白)、バルブ化紙 料から板紙紙料を製造するのに使用される現在好ましい方法の全般的ブロック図 が示されている。好ましい方法は広義には、原料板紙または行形紙料を製造する ために5段階の別個の段階て行なわれる。次いで紙料を適切な寸法に裁断、行形 、および表面仕上工程で仕上げて最終仕上げ製品を製造する。ラミネートまたは 成形特徴として使用する場合には、完成板紙紙料は典型的には、家具または天井 または壁パネルに取付けるためにさらに調製する。
第1または初期段階の間に、所要原料物質を選択し、等綴付け、仕分けし、そし て段階2において予備加工が容易にできる形態で適切なビン中に貯蔵する。これ らの物質は典型的には、適切な寸法に細断された紙機粒物のセルロースパルブ原 質、加工大豆誘導体、着色剤、水および各種の添加剤を含有する。各物質につい ては下記にさらに詳細に説明する。
段階2の間に、新聞用紙または池の未塗被印刷用紙のような故紙を所望の粒子寸 法および相対的寸法濃度に細断することによってバルブ紙料を調製する。細断紙 には、完成製品にある種の所望の性質(例えば、硼酸の添加にょる難燃性または 接着を容易にするための酸性添加剤)を付与するために必要に応じて他の乾燥物 質を混合する。
接着バインダーは、ミールまたは粉から成っていてもよい加工大豆誘導体と水お よび完成製品の要求によって他の添加剤とを混合することによって別途に調製す る。大豆ミールまたは粉を使用する場合には、ミールまたは粉は典型的にはさや および外皮を除いた完全な豆を慣用の常温粉砕方法で150〜325メツンユの 範囲内の粒度まて粉砕することによって調製される。ミールまたは粉は脱脂され ているかまたは天然油を含有していてもよい。油を除去する場合には、慣用の機 械的または抽出法を使用して行うことができる。調製されたミールまたは粉は、 別途に洗浄または処理する必要はない。
単色着色剤は、完成製品に予定されている所望の色模様によって選ばれる。
好適な着色剤は、色セメントまたはグラウトに使用されるような粉砕金属酸化物 である。
製造された原料の終局的石仏は、段IIV3て得られた混合物の混合割合に基づ いて得られるから、各着色剤は別個に貯蔵される。
段階3の間には、予備加工された成分(すなゎぢ、細断紙、接着バインダーおよ び着色剤のIP1以上の単色バッチを混合して割合を決める。バルブ原料め各バ ソ升の繊維は、混合の開繊維と化学的に結合する着色剤で着色される。3種の色 のハツチが、示されており、異なる壓式の導入ラインは3種の別個の着色バッチ の混合を示している。各供給原料は、また12〜20%の範囲内の含水量まで部 分乾燥できる。乾燥はバッチがフラッフされるがまたはメツシュコンベヤーに沿 って通過するに伴い各着色バッチに加熱空気を通すことによって行うことができ る。
別個の着色バッチを今度は段階4で予定された種々の割合で組合せまたは混合し て完成製品に再現性のある「無秩序の」色模様を肴する所望の供給原料が得られ る。供給原料混合物は、形成し、かつ、硬化させると所望の石−状外観を生成す るコールスロー(coleslaw)コンシスチンシーを有するゆるく凝結した 、多色、半乾性綿状物質の形態を示す。
段階5では方法の一つにおいて、熱プレス中で制御された熱および圧力下で圧縮 することによって硬化原料生成物が製造される。別法として、図2のように供給 原料をロールプレスしてもよく、または図5のようにスクリュー押出機で押出す こともできる。好ましくは、物質を時間の経過と共に任意の保留水分を追出し、 かつ、圧縮物質が硬化するまで漸進的に圧縮および加熱する。
最終段階では、原料の行形生成物は種々の市場要求に従ってサンダー仕上、かん な仕上、鋸仕上、行形または他の機械加工によって表面仕上、裁断および最終付 形される。表面は、好ましいンーラント、ラッカー、フェスなどで被覆または含 浸させることもてきる。
個々の板紙紙料成分を一緒に結合させることによって、継目なし外観の複雑な形 状およびアセンブリーを形成できる。インレイのような他の材料との複合体も得 ることかてきる。継目のあるアセンブリーは、好ましくは、任意の色差を最小に するために共通の色バッチから調製した原質から製造できる。
図1の工程段階2〜5のさらに詳細な説明を次に示す。種々の代替混合物または 工程変数も、多数の所望の最終生成的特性に関して記述する。
接着バインダー調製の間の主要関心事項は、セルロース質紙料の繊維および着色 剤を均等に湿潤させ、被覆し、かつ、接着させることができる低価格バインダー の調製である。大部分の接着剤は大量に購入しても高価格であり、従って好まし い態様において使用するには不適当である。従って、多数の樹脂接着剤は取り上 げなかった。
価格に加えて、接着バインダーはマイクロ波、無線周波または熱エネルギーの存 在下でその安定性を好ましく保留しなければならない。追加の所望の特性は、発 泡に対して敏感でないこと、比較的低含水量を存し、8〜12の範囲内のpHを 有し、カリ、いったん硬化した後は耐湿性を示さねばならない。非−石油基剤接 着剤、特に、デンプンおよび蛋白質基剤接着剤が有利に使用されてきた。好適な 蛋白質基剤接着剤は、種々の農業穀物および豆類、最も顕著なのは大豆から誘導 することができる。
現在好ましい接着バインダーは、加工大豆から誘導される。大豆は殻および外皮 を除き、かつ、ミールまたは粉状フンシスチンシーまで粉砕され、粉形態は15 0〜325メツツユ程度にされる。所望ならば、大豆は予備洗浄し、公知の機械 的および化学的処理によって天然油を除去することもできる。油は後の工程での 発泡を減少させるために添加することもできる。好適量および所望または必要に 応じて大豆誘導体に添加される物質には、水酸化すl・リウムまたはカリウム、 珪酸すトリウム、ポリビニルアセテートおよびラテックスのような種々の添加剤 である。後者の添加剤は、最終生成物に種々の望ましい性質を付与し、および( または)後の段階の加工において水および他の液体の除去を容易にする。耐水性 、難燃性、防カビ性、粘弾性および表面硬さが、前記の望ましい性質のいくらか の代表である。
接着バインダーの混合用並びに着色剤およびバルブ紙料とバインダーとの混合用 としての要件を満し、かつ、各種のバッチ寸法に適合している各種の工業用バッ チミキサーが入手できる。リポンブレンダーのような連続式供給ミキサーも、供 給原料の各個別の着色バッチを連続的に混合するのに有利に使用できる。供給原 料成分の適切な組成を確保するのに適正な比例配分制御が要求される。かような 装置のさらに詳細か図2を参照にして記述されている。
好ましい混合物の主要なセルロース充填物質は、細断または微粉砕新聞用紙であ る。完成最終生成物に対して望ましい種々の外観および機械的特性によって、新 聞用紙の粒度は変化できる。すなわち、粒度は亜麻または綿のような繊維物質の コンシスチンシーまて粉砕されている微細に粉砕された新聞用紙から約1/4× 1/2インチの公称粒子寸法を存する細断物質の範囲である。異なる寸法粒子の 組合せも使用できる。
新聞用紙の所望の特性は、生成されたセルロース繊維が、接着バインダーの表面 吸着およびセルロース繊維の湿潤を容易にする本質的にリグニンを含まないこと である。リグニンは木材繊維の加工の間に典型的に除去されるから、新聞用紙お よび未塗被印刷用紙は本質的にリグニンを含まない。本発明の大豆基剤接着バイ ンダーの蛋白質鎖は、アルカリ性または中性溶液中においてセルロース物質と混 合されたときは、湿潤によって繊維の上記したコイルの戻りおよび再コイル化を 誘発することによってセルロース繊維と結合するものと考えられている。この再 コイル化が添加された着色剤および隣接繊維を捕促し、非常に強力な分子状、粒 子内結合を形成する。
好ましい混合物においては、新聞用紙は1/I O−1/4 X 1/10〜l /2インチの範囲内の粒度に細断される。他の寸法の粒子および形状も使用でき る。
かような粒状物質は次に記載のような方法で好適な着色剤と混合したときには、 「石−状」外観を示す板紙紙料が得られる。すなわち、−例として花こう岩に非 常に似ている粒状外観を示す。他の外観も、裁断粒子および着色剤の濃度を変化 させることによって得られる。図4には、本発明によって調製した板紙紙料の切 片の粒状構造および岩石−状外観の写真を示す。
細断新聞用紙はそれ自体だけでも使用できるが、ある種の所望の特性を付与する ために池の繊維物質を含ませることもできる。例えば、適切な繊維長を有する細 断ガラス繊維、紡糸プラスチックまたは他の繊維質添加物も供給原料に配合でき る。繊維質材せによっては、繊維を種々の方法で予定された配列にランダムに分 散または混合することができる。方向性繊維配置を使用する場合には、板紙紙料 を添加繊維の特定軸配列を有する多重ラミネーションから展開することができる 。得られた板紙紙料は、それによって選択的曲げ、行形、剪断または引裂特性を 示す。あるいはまた、ランダム繊維配列のラミネーションを相互に重ね合せるこ ともてきる。しかし、すべての場合に、改良された構造的一体性を有する岩石状 外観の板紙紙料か得られる。
好ましい態様において使用される着色剤は、各種の、一般的には無機質の金属基 剤着色物質から成る。現在好ましい混合物においては、粉砕金属酸化物着色剤が 追加の再加工なして配合される。かような着色剤は色セメントおよびグラウトと して一般に使用される。池の型の着色剤も匹敵する利点をもって使用されるもの と思はれる。
任意の着色剤に要求される特性は、熱および圧力下での色の堅牢性である。最も 重要なことは、各着色剤が一つの色バッチのバルブ紙料粒子または繊維と混合さ れたならば、隣接繊維に色かにじみまたは移行してはならないことである。色の 堅牢性は、段階3において調製された各着色バッチ、段階4で得られた混合原料 および最終的に形成された板紙または行形紙料に存在しなければならない。これ らの要件のすべては、本発明の教示に基づい処理されたとき商用として入手でき る着色剤によって満たされる。
図1の成形工程の段階3において論議したように、予備処理供給原料の3バツチ を調製する。各バッチには、単色着色剤か含まれる。同じまたは異なる容積のバ ッチを、板紙原料の所望の種類および色を達成するのに要する割合を得るために 必要に応じて混合できる。下記の表■には、段階2および3にわたる供給原料の 単色バッチ調製のための好ましい工程順序を要約する。
表■ 工程l: 添加 水(60−70°F) 175粉砕大豆 97 パイン油 3 3分間または均一になるまで混合 工程2: 添加 水(60−70’ F) 1692分間または均一になるまで 混合 工程3: 添 加 25%水酸化ナトリウム溶液 141分間混合 工程4: 添 加 °N゛商漂珪酸ナトリウム 25工程5: 添 加 大豆グ ルー15−27−92/1 117.25ポリビニル アセテ−) 23.5 1分間混合 工程6: 添加 H,B、Ful Ier WB−2523621分間分間 上程7: 添加 H,B、Fuller RM−0255601分間混合 段階3: 工程8・ 添 加 所望の金属酸化物着色剤 81−2分間混合 工程9. 添 加 工程8からのセルロースバルブ 5紙料混合物(処理済み)  ■ 混合物が半乾性ゴールスローコンンステンノーになるまで混合工程lO: 添  加 40%硫酸アルミニウム溶液 l工程9から得られた 50.2 0 (注):40%Alum溶液を工程9から得られた混合物上に吹付けて混合 物のpHを約6〜7に減少させる。
表Iの配合の僅かな変更によって、さらに安定または最適化された機械的性質を 有する最終的に形成された板紙または行形紙料が製造されることが見出されてい る。
下記の表■および■の各々には、硬さおよび水分感受性の改良された性質を有す る原料が生成されることか証明されている。
表■ セルロース(紙) 16.9 大豆粉 15.8 珪酸ナトリウム 4.1(水中 50%)水酸化ナトリウム 2.3(水中 5 0%)石灰 1.9 スチレンブタジエンラテツクス 1.6表■ セルロース(紙) 17.7 大豆粉 15.4 珪酸すトリウム 4.0(水中 50%)水酸化カリウム 3.1(水中 45 %)石灰 1.9 SBRラテツクス 1.6 着色の異なる供給原料の各別個のバッチの製造に同様な方法を使用した。いった ん調製したら別個の供給原料ハツチは図1に示すように段階4て混合するまで貯 蔵する。
段階4ては、予備加工供給原料ハツチの所望の割合を主または一次混合工程で混 合し、段階5て処理する最終供給原料を得る。得られた板紙紙料において得られ た色模様は、配合物中におるけ各バッチの供給原料の相対割合によって完全に決 定される。例えば、天然の[赤色)花こう岩の外観を実質的に複製した板紙紙料 生成物を爵るために、別個の赤色、黒色および白色供給原料バッチを調製した。
次いで、個々の白色、赤色および黒色バッチ原料を25:37.5:37.5の 重量%比て混合して段階5の供給原料を形成した。
段階4て着色供給原料バッチを混合後に、相対的に乾性の混合物を得る。混合物 のコンシスチンシーはコールスローに類似している。このコンシスチンシーは、 初期に引用した再生新聞用紙法において調製された水性スラリーからのものとは 有意に相異する。
段階4の供給原料混合物の比較的低含水量にも拘らず、段階5では混合物は好ま しくは予備乾燥に処する。これは図1の圧縮成形工程の場合には、アルカリ性液 体の一部の追加除去および混合物を団結させるため一つ以上の予備形成または部 分圧縮工程を含むことができる。最終的の水除去は「熱プレス」工程または図1 の段階5て起こるかまたは図2の連続押出方法における段階5の二次ローラー圧 縮工程で行なわれる。少量の湿分は接着バインダーと繊維状やセルロースおよび 添加物との反応を増進させ、かつ、優先的結合を促進させるが、外部からの水は 後の硬化を妨げかつ製造費を増加させる。
図1の予備乾燥工程の間、配合供給原料中に最初から存在する水の50〜65重 量%の範囲内の水の量が除去される。例えば、初期の重量が13ボンドの供給原 料バッチの場合には、約4ポンドの重量の水の容積が物質を1工程以上の最終加 熱および硬化工程に処する前に除去される。
水は供給原料を1回以上の圧縮サイクルで部分圧縮することによって、または時 間をかけた漸進的圧縮によって除去される。供給原料は、混合物を45〜95° Cの程度の平均横断面温度に均一に加熱するのに十分な時間、マイクロ波または 無線周波エネルギーもしくは熱的に制御された環境で同時に処することができる 。
かような加熱は湿分の放出を容易にする。マイクロ波または無線周波加熱は、物 質の容積全体にわたって比較的均一なエネルギー分布が得られるため、かような 加熱方法か好ましい。別法として、赤外および他の対流または接触加熱方法も使 用できる。
段階4ての配合供給原料も、段階5で予備形成する前に空気で予備乾燥できる。
これは、例えは開放された金属金網ベルトによって支持されている供給原料の層 を通して乾燥熱空気を通過させることによって達成される。140〜180°F の空気温度および30分までの暴露時間が熱プレス工程前に含水量を12〜20 %まで減少させるのに使用できる。配給供給原料からの水の抽出は、有意量の水 蒸気または液体を発生することなく成形プレスにおける比較的迅速な加熱ができ る。例えば、硬化させた厚さ1インチの板紙は、280〜320°Fに保持され た定盤を使用し、5〜30分間で予備乾燥供給原料に対して300〜550ps iを加えることによって図1の熱プレス工程の間に形成できる。供給原料を空気 乾燥しない場合は、数分間の追加が必要であり、結果としてエネルギー使用量が 大きくなる。硬化工程には関係なく、空気による供給原料の予備乾燥は全体の工 程に対して利益を与える。
供給原料の予備乾燥または空気乾燥のない場合には、慣用の熱加熱方法はある程 度不利であることが証明されている。すなわち、物質を比較的長時間の加熱に処 さない限り、板紙原料の外部表面を硬化させ、内部水分の放出を妨げる[表皮効 果」を起こす傾向がある。内部温度も接着剤と繊維間の化学的結合が損傷される 点まで人為的に上昇できる。縁も使用できなくなった縁を除去するために追加の 機械加工が必要な点まで炭化またはもろくなる。空気による配合供給原料の予備 乾燥は、従って慣用の輻射加熱または熱硬化装置が組込まれている製造工程の場 合にも望ましいことである。
図1の熱プレス工程の間の最終硬化は、マイクロ波または無線周波加熱環境下で 行うことができる。かような加熱装置は水分に対して許容性があるが、供給原料 混合物の予備乾燥によるように不必要な水分を最初に除去しておけばエネルギー 所望Iか減少する。200〜300psiの範囲内の圧力が典型的であり、予備 形成工程の間には漸進的に加圧し、そして、最終的硬化工程の間には300〜5 00psiに増加させる。最終形態に圧縮後に、供給原料をマイクロ波または無 線周波加熱に再暴露し、かつ、最終形状に硬化させる。圧縮供給原料は交互に加 熱および圧縮するか同時に加熱および圧縮のいずれかが可能であることも認識す べきである。
最終の硬化暴露および加えられる熱エネルギーの時間は、製造される板紙紙料の 厚さおよび所望密度に関連して選択する。1インチの厚さの公称板紙紙料の場合 には、2.5GH,までのマイクロ波周波数では3〜5分の範囲内の暴露時間お よび2〜5キロワツト/f t”で好適な板紙紙料が製造される。これより高い 周波数のマイクロ波でもある種の利点が得られるが、大部分の商用等級の炉は1 3.6.27.44および100 MHzの比較的低いRF周波数で作動する。
最終硬化を得るためには、この比較的低いRF周波数も同様に存効である。
調製される原料によって、好適な炉または加熱プレスは供給原料を所望の寸法に 圧縮し、かつ、好ましい原料処理量およびエネルギー消費量が得られるように選 択される。図1の方法において使用される特定の加熱、注入バッチ成形プレスま たは「熱プレス」を図3に横断面図として示す。この加熱生成プレスは、板紙紙 料の単一片の熱プレス用として好適である。
プレス成型の本体は、好適な重金属の側壁および底部壁lから構成されている。
壁1は最高成形圧力に耐えうるものでなければならない、かつ、抽出液体の除去 を容易にするスクリーンのような多孔質部材2が内張すされていてもいなくても よい。可動性上部壁または圧縮プレート3には、金型の上部に沿って、かつ、金 型キャビティ4中に含まれている任意の供給原料物質を圧縮するプレート3を向 けるために水圧手段(便宜上および明瞭化のために示していないが下記のピスト ン20と同様である)と連結している圧縮プレートを備えている。
圧縮プレート3には、RFまたはマイクロ波発生機IOから接続器7を通って好 適な共軸ケーブルまたは導波管6によって供給されるRFまたはマイクロ波プレ ート電極か含まれている。ケーブル6の中心導体8は、圧縮プレート3を電極5 から隔離している電気および熱絶縁体9に通る。任意の代替プレート5は、供給 原料を適切に加熱することができなければならない。
!1に示されるように供給原料が最終原質形態にまで圧縮および加熱されたなら ば、原質はピストン20によって金型キャビティ4から抜取られる。ピストン2 0は金型の底部壁に沿ってプレーH2に固定されている。追加の多孔質部材13 は、放出される湿分の除去を容易にするために、部材2の下方そして形成板紙原 質11とプレート12どの間に配置されている。底部および上部プレート、12 .5のいずれかまたは両者は、絶縁管15および真空または他の好適な吸引ポン プ16を経て放出湿分の抽出ができるように、孔または溝14の列を含む。
次に図2の押出工程に注目すると、この図には、バッチ法ではなく連続製造方法 を示す一般化したブロック図が示されている。かような工程および関連製造装置 は、1/8〜2インチの厚さと変化する板紙紙料が得られるように構成されてお り、かつ、典型的には、連続供給炉または加熱アセンブリーを含む押出成形機が 含まれるであろう。押出工程において使用されるスクリュー型押出装置30を図 5に示す。
最終段階5以外は、図1および2の工程段階は同しであり、匹敵する装置を使用 し、かつ、全般的に表工、■および■の工程および供給原料を使用する。すなわ ち、および図1のように、段階1の原料物質貯蔵ポツパーまたは液体供給ライン からの適切な固体および液体を受入れるために段階2にミキサーを備えている。
モーター駆動パドルまたはオーガーは、着色供給原料バッチの各々を調製するた めに段階3て混合ステーションに成分混合物に移送する前に、別個のバルブ原質 および接着バインダー成分を好ましいコンシスチンシーまで混合する。
段階2および3の別個の混合ステーションの代りに、ホッパーを含む単一ミキサ ーも使用できる。ホッパーは、細断、予備処理されたバルブ紙料の好適な供給設 備も含むことができる。ホッパーには、バルブ紙料を適切な粒度まで最終的に細 断、または基礎バルブ紙料と混合される追加のバルブ紙料を細断するためのノユ レッダー機構を含ませることもてきる。適切量の接着バインダーおよびバルブ紙 料をミキサーに添加した後に、物質を着色剤および強化用繊維のような任意の追 加の添加物と共に混合する。
次に、段階4て異なるミキサーステーションまたは段階3のミキサーを使用する 組合せのいずれかで単色着色剤混合物と混合する。生成された供給原料は、次に 、図5に示すようなスクリュー駆動押出機に供給する。供給原料は、材料取入口 および駆動装置35によって駆動される下部にあるスクリュー34で特に受入れ られ、供給原料は漸進的に圧縮され、余分の液体は除去され、かつ、適切に構成 されている押出ダイ36を通して供給原料を押出すことによって供給原料を画形 する。ダイオリフイス38の形状は、所望に応じて変化できる。板紙紙料の場合 には、広い、高さの低い矩形オリフィス38が使用される。スクリュー34の経 路に沿った供給原料の温度は、スクリュー34を取囲む備付けのヒーターおよび 温度制御ライン40に加えられた制御信号で変更できる。
押出ダイ36を出た後押出物質は、典型的に、介在するRF、マイクロ波または 熱加熱装置に含まれるまたは別個に存在するロール形成機またはピンチローラ− のような画形用ローラの逐次配列に供給される。供給原料は、これが加熱される に伴い漸進的に圧縮される。最終的圧縮および成形は画形ローラーの機外セクシ ョンで起こる。残留水分および蒸気は、画形供給原料が最終的に硬化される前に 各ローラーセクションで滲出除去される。最終的の硬化は、ローラーを取囲む比 較的大きい炉装置中、または形成供給原料を適正な組成および乾燥度まで硬化さ せる別個の炉装置中で行うことができる。
ダッシュ線で示すような後−硬化またはキルン乾燥法も、図1および2の方法の いずれに組込むことができる。原料か図1および3の圧縮または図2および5の 押出によって形成されるにしても、原料は典型的に、9〜12%の水分を保留し ている。好ましくは、加熱キルン中においてこれを4%以下または2%以下にも 減少させる。キルン乾燥は、典型的には、250〜320°Fの炉温度で6〜2 4時間に亘って行なわれる。いったん乾燥後は、原料は好ましくは長期間の寸法 安定性を助長するために制御された湿度環境中に貯蔵して6〜8%の水分まで戻 す。
硬化させた後には、図1のハツチ法または図2の連続押出法のいずれかに従って 粗原料は適切な表面調整、裁断および画形ステーションに逐次通し、これらの場 所で適切なサンダー仕上および表面成形アセンブリーか原料を適正な寸法に調整 する。その後に、この物質を仕上塗装ステーションに通し、ここで物質に適切な 表面塗装を適用する。1/8〜1インチの厚さ範囲の板紙原料は、−吹成形工程 またはその後の表面仕上のいずれかて本発明から容易に得られる。他の厚さも工 程調整装置を使用して同様に得られる。
下記の表■には、表T、IIおよび■の供給原料混合物から得られた板紙原料の 一体性を確認するある種の測定された機械的性質を示す。かような測定は一般に 受入れられている試験方法並びに装置を使用して行った。
表■ 表1の加工板紙紙料の性質 生成物の密度: 低い 高い 圧力 ps i 200 600 最終密度 lb/ft325 80 比重 0.40 1.28 Young %ジュラス、ps i 500.000 1 、200.000破 壊係数、ρsl 2.000 4,500Ball硬さ、 Ib 1,900  3.800浸漬水分吸収率、% 19 12.5 90%相対湿度での線膨張率、% 1.4 0.2表Vには、上記に従って製造 した厚さl1nchの粗板紙紙料に対する木材基材生成物の匹敵する測定値を示 す。
表V 比較できる性質 HR24 測定 (KPSI) (KPSI) (PSI) (WT、%)オーク 12. 20 2500 1138.00 21%松 11.60 1600 378  25%試料板紙 試料 A 2.0−4.6 550−1200 3500−7200 14−4 0%試料 8 2.5 570 4600 25%試料 C2,85>250  4800 32%試料 D 4.90 1300 5600 21%図1または 2の方法のいずれかによって製造された板紙紙料の望ましい性質は、物質が比較 的緻密性であり、従って比較的平滑表面に仕上げることができることである。こ れに応じて、縁が慣用のフィンガーまたは突合継ぎおよび他の継ぎ方法に適応し 、多数の比較的小さい片から比較的大きい複合片の製造ができる。また、製造さ れた紙料の全体積を通じて現れる独特の均一な色模様のために、本質的に継目の ない接合面が得られる。コーナー成形、輪郭および垂直接合コーナーのような複 雑な形状も、同し物質の2個の片の接点て見えない継目に形成できる。
製造された板紙紙料の追加の特性は、バッチ加工法を使用して合成またはインレ イ板紙紙料に二次加工できる。かような例および図1の方法では、記念図版、名 札なとおよび殆んどが任意のを機物質(例えば木材またはプラスチック)または 無機物質(例えば金属)から成ることかでき別個に調製されたインレイ部材を段 階5の前にプレス金型中に挿入することができる。供給原料が添加され、成形工 ■の間に圧縮された後は、供給原料インレイ物質の周囲に形成され、かつ、イン レイ物質と緊密に接触する。最終硬化後には、インレイと板紙との間には強い接 触か作られそしてインレイは得られた板紙紙料の一体部分となる。
本発明および図1および3の方法並びに装置の使用のさらに他の特性は、所望の 図形または形状を有するカメオまたは凹版のいずれかに上部および(または)下 部板をW加工できることである。供給原料が金型中において加圧されたとき、板 紙紙料は、熱盤パターンが上げられているかはめ込まれているかによって凹版か カメオのいずれかの熱盤中に付与されたパターンの像を保留しているであろう。
原料生成物または板紙紙料を硬化させた後は、このパターンは微細にわたって保 留される。
本発明を種々の現在のところ好ましい混合物および製造装置に関して説明してき たか、関係する技術の熟練者にはさらに他の方法並びに混合物が提案できること を認識す一\きである。従って、前記の説明には本発明の精神並びに範囲内のこ れらのす一\ての同等の懸様も含まれるものと解釈すべきであると考えている。
請求の範囲は次の通りである。
へ FiG、4 フロントページの続き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、GA(BF、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,NE 、SN。
TD、TG)、AU、BB、BG、BR,BY、CA。
CZ、FI、HU、JP、KP、KR,KZ、LK、MG、MN、MW、No、 NZ、PL、RO,RU、SD、SE、SK、UA、US、VN (72)発明者 グルーバー、カール アメリカ合衆国56058 ミネソタ州し セウアー、インナー ドライブ 2 32 (72)発明者 ドーグセン、ポール アメリカ合衆国56073 ミネソタ州ニューウルム、サウス ペイン 827 (72)発明者 デゲゼル、ロバート アメリカ合衆国56001 ミネソタ州マンカド、セブンス ストリート ウェ スト (72)発明者 デゲゼル、モリイ アメリカ合衆国56001 ミネソタ州マンカド、セブンス ストリート ウェ スト

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)故紙原料を予定された粒子寸法に細断してバルブ紙料限形成し;(b )該バルブ紙料に、豆類穀物誘導体から本質的に成る接着バインダー、着色剤お よび水を混合してアルカリ性PHの供給原料限形成し;(c)該アルカリ性供給 原料を、圧力および温度の予定された条件下で圧縮し;そして (d)付形供給原料を寸法的に安定な物質まで最終的に硬化させることを特徴と する再生紙からの製品の製造方法。
  2. 2.供給原料に酸性物質を混合して6〜7の範囲内のPHを有する供給原料を得 る工程を含む請求項1に記載の方法。
  3. 3.前記の圧縮工程を、制御された圧力で供給原料を漸進的に圧縮するための手 段を含み、かつ、供給原料の加熱に電磁エネルギーを適用する手段を含む装置を 使用して行う請求項1に記載の方法。
  4. 4.前記の供給原料を、マイクロ波および無線周波エネルギーから成る部類から 選ばれる電磁エネルギーの存在下に形成する請求項1に記載の方法。
  5. 5.前記の圧縮および最終硬化工程の少なくとも一つを、電磁エネルギーを生成 しかつ、予定された最終物体の形状に構成されている透過板(transmis sionplate)を有する手段中において行う請求項4に記載の方法。
  6. 6.前記電圧磁手段に、硬化の間液体および蒸気の形態で供給原料から出た水分 除去用の手段も含む請求項5に記載の方法。
  7. 7.前記のバルブ紙料への難燃剤を添加する工程を含む請求項1に記載の方法。
  8. 8.前記の難燃剤が、前記の接着バインダーの3〜4重量%の量の硼酸から成る 請求項7に記載の方法。
  9. 9.前記の接着バインダーが、150〜200メッシュ寸法に調製された5部の 大豆ミールおよび1部のホルムアルデヒド樹脂を含有する請求項1に記載の方法 。
  10. 10.粉末酸化鉄着色剤とパルプ紙料とを混合する工程を含む請求項1に記載の 方法。
  11. 11.15〜20重量%の量のポリビルニアセテートと接着バインダーとを混合 する工程を含む請求項10に記載の方法。
  12. 12.前記の試料が、0.1X0.1インチ〜0.25X1.25インチの範囲 内の粒度に細断された新聞用紙を含有する請求項1に記載の方法。
  13. 13.供給原料から発生した水分の真空除去用装置を含む請求項1に記載の方法 。
  14. 14.端供給原料が大豆誘導体から調製された接着バインダーを含有する複数の 単色供給原料を混合する工程および該複数の単色供給原料を混合して8〜12の 範囲内のPHを示すアルカリ性供給原料を得る追加工程を含む請求項1に記載の 方法。
  15. 15.(a)非塗被、無リグニン試料を、予定された粒子寸法に細断してバルブ 紙料を形成し; (b)ある量のパルプ紙料に、常温加工大豆誘導体から本質的に成る接着バイン ダー、単色酸化数着色剤および水を混合することによって調製された複数の着色 混合物を混合してアルカリ性PHの供給原料を形成し;(c)複数の着色混合物 限、予定された割合で混合して8〜12の範囲内のPHを有するアルカリ性供給 原料を形成し;(d)マイクロ波および無線周波エネルギーから成る部類から得 られる電磁エネルギーの存在する圧力および温度の予定された条件下で、供給原 料を予定された形状に漸進的に圧縮し;そして (e)付形供給原料を寸法的に安定な物質に最終的に硬化させることを特徴とす る再用紙からの製品の製造方法。
  16. 16.供給原料を6〜7の範囲内のPHに低下させるために酸性物質を前記のア ルカリ性供給原料と混合する工程を含む請求項15に記載の方法。
  17. 17.寸法的に安定な仕上表面を防湿性シーラントで含浸する工程を含む請求項 15に記載の方法。
  18. 18.ガラス繊維および紡糸プラスチックから成る部類から選ばれる繊維質物質 を前記パルプ紙料と混合する工程を含む請求項15に記載の方法。
  19. 19.前記の圧縮工程を、供給原料のロール形成用手段を含み、かつ、供給原料 を加熱するために電磁エネルギーを適用するための手段をさらに含む、制御され た圧力で供給原料を漸進的に圧縮る押出手段から成る装置で行う請求項15に記 載の方法。
  20. 20.(a)大豆誘導体を含む接着バインダーの混合手段;(b)紙料限予定さ れた粒度まで細断する手段;(c)前記の接着バインダーと紙粒子とを混合して 供給原料を形成する手段;(d)供給原料限部分的に圧縮し、かつ、該供給原料 の加熱用手段も含む手段; (e)前記の部分加熱供給原料をダィ金型を通して押出す手段;(f)押出供給 原料のロール形成用の手段;(g)マイクロ波エネルギーの存在下に、形成され た供給原料を硬化させる手段; (h)硬化物質を最終形状に仕上げるための手段;および(i)硬化物質の仕上 塗被用手段 から成る再生紙から最終製品の形成用の装置。
  21. 21.(a)紙料を細断してパルプ紙料を形成し;(b)微細に粉砕した大豆誘 導体および水から成る接着バインダーを調製し;(c)バルブ紙料と接着バイン ダーとを混合して7〜10の範囲内PHを有する供給原料を形成し; (d)供給原料の含水率を綿状熊まで減少させ;(e)圧力および熱の存在下に 、綿状供給原料を予定された形状に形成し;そして (f)付形供給原料を、熱エネルギーの存在下に硬化させる諸工程から成ること を特徴とする再生紙からの木材代替製品の製造方法。
  22. 22.前記の形成工程が、前記の供給原料をフォーミングダィを通して押出すこ とから成る請求項21に記載の方法。
  23. 23.前記の形成固定が、フォーミングダィ間で前記の供給原料を圧縮すること から成る請求項21に記載の方法。
  24. 24.(a)セルロース系廃材料からバルブ紙料を調製し;(b)微細に粉砕さ れた豆類誘導体および水から成る接着バインダーを調製し; (c)バルブ紙料と接着バインダーとを混合して供給原料を形成し;(d)供給 原料の含水量を綿状状態まで減少させ;(e)圧力および温度の存在下に供給原 料を予定された形状に形成し;そして(f)熱エネルギーの存在下に付形供給原 料を硬化させる諸工程から成ることを特徴とする製品の製造方法。
  25. 25.(a)セルロース系材料からパルプ紙料を調製し;(b)微細に粉砕され た大豆誘導体および水から成る接着剤を調製し;(c)バルブ紙料と接着剤とを 混合して、7〜10の範囲内のPH限有する供給原料を形成し; (d)供給原料の含水量を綿状状態まで減少させ;(e)圧力および温度の存在 下に、綿状供給原料を予定された形成に形成し;そして (f)付形供給原料を熱エネルギーの存在下に硬化させる諸工程から成ることを 特徴とする再生物質からの製品の製造方法。
  26. 26.(a)微細に粉砕された豆類穀物誘導体および水から成る接着バインダー の混合用手段; (b)パルプ紙料形成のための廃セルロース系物質の細断用手段;(c)供給原 料を形成するための前記の接着バインダーとバルブ紙料の混合用の手段; (d)綿状状態にまで供給原料の含水量を減少させるための手段;(e)フォー ミングダイを通して綿状供給原料押出用の手段;および(f)形成供給原料を熱 的に硬化させるための手段から成ることを特徴とする再血紙からの製品形成用装 置。
  27. 27.細断セルロース系廃材料を、微細に粉砕された大豆誘導体と水との綿状混 合物から本質的に成り、かつ、7〜10の範囲内のPHを有する接着バインダー とを混合し、圧力および温度の存在下に付形し、そして予定された形態に熱的に 硬化させたものであることを特徴とする生成物。
  28. 28.細断されたセルロース系廃材料を、微細に粉砕された豆類誘導体と水との 綿状混合物から本質的に成り、かつ、7〜10の範囲内のPHを有する接着バイ ンダーとを混合し、圧力および温度の存在下に付形し、そして図4に示されるよ うな岩石−状粒子構造を示すように熱的に硬化させたものであることを特徴とす る生成物。
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