JPH0750090A - ダイナミックメモリ - Google Patents

ダイナミックメモリ

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Publication number
JPH0750090A
JPH0750090A JP6108175A JP10817594A JPH0750090A JP H0750090 A JPH0750090 A JP H0750090A JP 6108175 A JP6108175 A JP 6108175A JP 10817594 A JP10817594 A JP 10817594A JP H0750090 A JPH0750090 A JP H0750090A
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JP
Japan
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line
cells
row
capacitor
transistor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6108175A
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English (en)
Inventor
Michel Harrand
ミッシェル・アラン
Michel Runtz
ミッシェル・ルンツ
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STMicroelectronics SA
Original Assignee
SGS Thomson Microelectronics SA
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Filing date
Publication date
Application filed by SGS Thomson Microelectronics SA filed Critical SGS Thomson Microelectronics SA
Publication of JPH0750090A publication Critical patent/JPH0750090A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4099Dummy cell treatment; Reference voltage generators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 その構成を修正することなくいかなる技術に
も用いることができる基準セルを含むダイナミックメモ
リセルを提供する。 【構成】 ダイナミックメモリは列単位でビット線へ、
かつ行単位で選択ラインへ接続されるキャパシタを含む
複数個のセルを備える。1つの偶数行および1つの奇数
行は基準セルを含み、その他の行のセルはメモリセルで
ある。基準セルのキャパシタの値はメモリセルのキャパ
シタの値と同じである。偶数行のメモリセルの読出の前
に、基準セルの奇数行の選択ラインを選択ラインと同じ
容量を有するエレメントに接続する手段がまた設けられ
る。このエレメントは基準セルの奇数行の選択ラインと
反対の状態にプリチャージされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明はダイナミックメモリに関し、よ
り特定的には、ダミーセルまたは基準セルを含むダイナ
ミックメモリに関する。
【0002】
【関連技術の説明】図1は複数個のメモリセルを含むダ
イナミックメモリの一部を表わし、各メモリセルは接地
などの基準電位との間のキャパシタCをビットラインB
LまたはBL′と接続するNチャネルMOSトランジス
タMNまたはMN′を含む。これらのセルはビットライ
ンBLおよびBL′に対応して列状にまたは行状に配置
される。列は1対ごとにグループ分けされる。本明細書
中では「偶数」エレメントとは対のうちの列に関するエ
レメントを表わし、「奇数」エレメントとはその対のう
ちの他方の列に関するエレメントを表わす。
【0003】セルの偶数行は偶数ビット線BLにのみ接
続されるセルMN/Cを含む。セルの奇数行は奇数ビッ
ト線BL′にのみ接続されるセルMN′/Cを含む。行
のトランジスタMNまたはMN′のゲートは、それぞれ
選択線RWまたはRW′に接続される。
【0004】1対の列、BL線およびBL′線は、Pチ
ャネルMOSトランジスタMP1およびMP1′を介し
てそれぞれ高電圧Vddに接続され、かつNチャネルM
OSトランジスタMN1およびMN1′を介してそれぞ
れ接地に接続される。トランジスタMP1およびMP
1′のゲートはプリチャージラインPに接続され、トラ
ンジスタMN1およびMN1′のゲートは書込線Wに接
続される。列の各対は列の対を選択するために特定の線
PおよびWに接続される。さらに、BL線およびBL′
線の各対はコンパレータ10の入力に接続される。
【0005】点線で囲った矩形12の中にはいわゆるダ
ミーまたは基準偶数行セルおよび奇数行セルが示され
る。これらの基準セルは上述のセルと同一であるが、そ
の容量C/2はキャパシタCの値の半分である。基準セ
ルの偶数行のトランジスタはMNDとラベルを付けら
れ、そのゲートは選択線RWDに接続される。基準セル
の奇数行のトランジスタはMND′とラベルを付けら
れ、そのゲートは選択線RWD′に接続される。
【0006】セルに「0」を書込むためには、対応する
列の対の対応するRW線またはRW′線およびW線が活
性化される。BL線およびBL′線は0になり、能動化
されたセルのキャパシタCは放電される。
【0007】セルに「1」を書込むためには、対応する
列の対の対応するRW線またはRW′線およびP線が活
性化される。BL線およびBL′線上の電圧はVddに
なり、能動化されたセルのキャパシタCはトランジスタ
MNまたはMN′のほぼしきい値電圧である電圧Vdd
に充電される。
【0008】セルを読出す前に、基準セルの容量C/2
が放電される。これはセル中の一連の「0」を書込むこ
とによって行なわれる。
【0009】その後、メモリセル、たとえば偶数セルを
読出すために、対応する列の対のBL線およびBL′線
が関連したP線を活性化することによって電圧Vddに
まずプリチャージされる。BL線およびBL′線は電圧
Vddに上述のように充電される高値のキャパシタを有
する。その後、読出されるべき偶数セルを含む偶数行の
選択線RWが奇数基準セルの選択線RWD′と同時に活
性化される。このため、キャパシタCはBL線に接続さ
れ、キャパシタC/2はBL′線に接続される。キャパ
シタC/2は先に放電されているため、電荷はBL′線
から基準キャパシタC/2へ移される。BL′線の容量
はキャパシタC/2の値と比べると高く、この線上の電
圧は約100mVしか降下しない。
【0010】読出されるべきセルのキャパシタCが充電
されると、つまりセルが「1」であれば、BL線の状態
は変わらない。したがって、BL′線上の電圧はBL線
上の電圧よりも低く、コンパレータ10は読出されるセ
ルが「1」であることを示す第1の状態へと切換わる。
【0011】読出されたセルのキャパシタCが放電され
れば(セルが「0」)、電荷もまたBL線からキャパシ
タCへと移される。キャパシタCの値は基準セルのキャ
パシタC/2の値の2倍であるため、BL線上の電圧降
下はBL′線上の電圧降下の2倍の高さがある。したが
って、BL線上の電圧はBL′線上の電圧よりも低くな
り、コンパレータ10は読出されるセルが「0」である
ことを示す第2の状態へと切換わる。
【0012】かかるダイナミックメモリの製造において
困難なことの1つは、キャパシタC対C/2の比を十分
に正確にすることである。ダイナミックメモリだけをつ
くるための技術では、研究および試験によってキャパシ
タCおよびC/2のための設計ルールを確立することに
よりこの困難さを克服してきた。しかしながら、これら
のルールを異なる技術に適用すると、異なる結果が得ら
れ、キャパシタCおよびC/2の値が近接することもあ
る。この状況は信号処理用回路などのメモリとして機能
することだけを意図しない様々な回路にダイナミックメ
モリを配置することを所望する場合には特に問題であ
る。なぜならこれらの様々な回路はキャパシタの同一の
設計ルールを適用することができない複数個の異なる技
術を用いて製造されるからである。
【0013】
【発明の概要】本発明の目的は、その構造を修正するこ
となくいかなる技術にも使用することができる、基準セ
ルを含むダイナミックメモリを提供することである。
【0014】これらのおよび他の目的は、基準セルのキ
ャパシタをメモリセルのキャパシタと同一の値を有する
キャパシタと取替え、かつ読出動作の前にこれらの基準
キャパシタに供給電圧の半分近くの電圧を荷電すること
によって達成される。本発明は、より特定的には、基準
キャパシタに所望される値を荷電するための特定の手段
を提供する。
【0015】本発明は、より特定的には、ダイナミック
メモリを提供し、ダイナミックメモリは、列単位でビッ
ト線へ、かつ行単位で選択線へ接続されるキャパシタを
含む複数個のセルを備え、各列の対の偶数列はそれぞれ
偶数行のセルを含み、かつ各列の対の奇数列はそれぞれ
奇数行のセルを含み、このダイナミックメモリはさら
に、基準セルを含む偶数行および奇数行を備え、他の行
のセルはメモリセルであり、このダイナミックメモリは
さらに、読出の前にビット線を予め定められた状態にプ
リチャージするための手段と、読出の際にメモリセルの
偶数行の任意のものと同時に基準セルの奇数行を選択す
るための手段と、列の各対に関連づけられた列の対の2
つのビット線を受けるコンパレータとを備える。本発明
に従って、基準セルのキャパシタの値はメモリセルのキ
ャパシタの値と同じであり、偶数行のメモリセルを読出
す前に、基準セルの奇数行の選択線を選択線と同一の容
量を有するエレメントに接続するための手段がまた設け
られるが、このエレメントは基準セルの奇数行の選択線
の状態と反対の状態にプリチャージされる。
【0016】本発明の一実施例に従って、上記エレメン
トは他の選択線と同じ特性を有するダミー選択線であ
る。
【0017】本発明の一実施例に従って、メモリは基準
セルの各選択線をダミー選択線に接続するための2つの
第1のトランジスタと、ビット線がプリチャージされる
ときにこれらの第1のトランジスタのうちのいずれか1
つを制御するための手段とを含む。
【0018】本発明の一実施例に従って、メモリは基準
セルのキャパシタを初期化するための第2のトランジス
タと、メモリセルの任意の偶数行が一旦選択されると、
基準セルの奇数行の第2のトランジスタを制御する手段
とを含む。
【0019】本発明の一実施例に従って、メモリセルは
基準セルの各選択線ごとに、この選択線をアクティブ状
態またはインアクティブ状態にそれぞれ復帰させるため
の第3のトランジスタおよび第4のトランジスタと、メ
モリセルの偶数行が選択されるときに奇数行の第3のト
ランジスタを制御し、かつメモリセルの偶数行が一旦選
択されると奇数行の第4のトランジスタを制御する手段
とを含む。
【0020】本発明の一実施例に従って、メモリはダミ
ー選択線をアクティブ状態に復帰させるための第5のト
ランジスタと、任意の行が選択されるとこの第5のトラ
ンジスタを制御する手段とを含む。
【0021】本発明の上述の、および他の目的、特徴、
局面および利点は添付の図面を参照した場合に本発明の
以下の詳細な説明からより明白となるであろう。
【0022】
【実施例】図2は図1の構成要素の幾つかを再び示し、
同一の参照符号が付される。本発明に従って、点線で書
いた矩形20によって囲まれる各基準セルでは、キャパ
シタC/2は他のメモリセルの容量と同じ値を有するキ
ャパシタCと取替えられている。同じ値を有するキャパ
シタを集積回路中に設置することは非常に簡単である。
一般には、キャパシタの形状とサイズが同じであるだけ
で十分である。
【0023】基準セルの2本の選択ラインRWDおよび
RWD′にはラインRWDおよびRWD′と同じ容量的
特性を有するダミー選択ラインREFが関連づけられ
る。このために、ラインREFはトランジスタMNDお
よびMND′と同一の未使用のトランジスタMRのゲー
トに接続される。トランジスタMRは列の各対ごとにラ
インREF上に設けられる。トランジスタMRのドレイ
ンおよびソースは接地される。
【0024】基準セルのキャパシタを値Vdd/2に充
電するために、本発明ではまずこれらのキャパシタを放
電し、それからラインREFを電圧Vddに充電し、そ
の後このラインREFを電位0に充電されるラインRW
DまたはRWD′に接続する。ラインREFとラインR
WDまたはRWD′との間では電荷が釣り合い、容量が
同じため各電圧はVdd/2に設定される。トランジス
タMNDおよびMND′はトランジスタフォロアとして
接続され、トランジスタMNDおよびMND′のしきい
値電圧に関係なく、それらのゲート電圧Vdd/2が容
量Cに与えられる。
【0025】電圧Vdd/2は抵抗ブリッジを介してト
ランジスタMNDまたはMND′のゲートに与えられる
ことができる。しかしながら、ダイナミックメモリに用
いられる技術であるMOS技術では抵抗を設置すること
は面倒であり困難である。さらに、かかる抵抗ブリッジ
は様々な回路ごとに可変である予め定められていない定
常電流を消費し得る。CMOS技術では、定常電流の消
費を回避することが所望される。なぜなら欠陥のあるC
MOS回路を検知する一手段として回路が休止状態で電
流を消費するかどうかを検知する方法があるからであ
る。
【0026】基準セルはさらに、キャパシタCに並列に
接続されるトランジスタ(偶数基準セルについてはM
C、奇数基準セルについてはMC′とラベルを付けられ
る)を含む。トランジスタMCのゲートはクリアライン
CLRを介して制御され、トランジスタMC′のゲート
はクリアラインCLR′を介して制御される。当然なが
ら、トランジスタMCおよびMC′は制御するキャパシ
タCの値に影響を及ぼしてはならない。このため、基準
セルのトランジスタMNおよびMC(またはMN′およ
びMC′)は電極面に沿ってキャパシタCの電極の両面
に配置される。
【0027】図2はまたは様々な選択ラインを制御する
構成要素を示す。選択ラインRWおよびRW′は従来は
トランジスタフォロア22を介して制御され、ひいては
従来のデコード回路(図示せず)を介して制御される。
ラインRWDはトランジスタMP2を介して電圧Vdd
に接続され、トランジスタMN3を介して接地に接続さ
れる。トランジスタMP2およびMN3のゲートはそれ
ぞれラインS1およびラインS0によって制御される。
同様に、ラインRWD′はトランジスタMP2′を介し
て高電圧Vddに接続され、かつトランジスタMN3′
を介して低電圧に接続される。トランジスタMP2′お
よびMN3′のゲートはそれぞれラインS1′およびラ
インS0′によって制御される。ダミー選択ラインRE
Fは、ゲートがラインSR1によって制御されるトラン
ジスタMP4を介して高電圧Vddに接続される。トラ
ンジスタMN5はラインRWDおよびラインREFを相
互接続し、かつトランジスタMN5′はラインRWD′
およびラインREFを相互接続する。トランジスタMN
5およびMN5′のゲートはラインS1/2 およびライン
1/2 ′によって制御される。
【0028】図3は時間間隔TおよびT′の各々の間に
発生する2つの連続した読出サイクルの間の図2の回路
の様々なラインの状態を表わす。間隔Tは偶数セルの読
出サイクルに対応し、間隔T′は奇数セルの読出サイク
ルに対応する。
【0029】本発明の一実施例に従って、基準セルが設
けられるダイナミックメモリ中のデータは偶数セルと奇
数セルとを交互に読出すことによって読出される。読出
サイクルはビット線BLおよびビット線BL′のプリチ
ャージステップと実際の読出ステップとに区分される。
【0030】プリチャージサイクルの間、間隔Tの初め
にはラインPはアクティブレベル(「0」)にセットさ
れる。その結果、ビット線BLおよびビット線BL′は
電圧Vddに荷電される(ラインBLおよびラインB
L′の最初の状態は恣意的である)。
【0031】このプリチャージ位相の間、ライン
1/2 ′もまた活性化され、このラインはダミー選択ラ
インREFおよび選択ラインRWD′と相関する。最初
は、ラインREFの電圧はVddであり、ラインRW
D′の電圧は0であり、両方のラインともフローティン
グ状態であった。その結果、このプリチャージ位相の
間、ラインREFの電圧はVdd/2へ降下し、一方選
択ラインRWD′の電圧はVdd/2へと増大する。こ
れは2つのラインの容量が同じためである。基準セルの
トランジスタはトランジスタフォロアとして配置される
ため、選択された奇数基準セルのキャパシタCはトラン
ジスタMND′のしきい値電圧に関係なくVdd/2に
充電される。
【0032】その後、プリチャージラインPの非活性
化、および読出されるべきセルを含む偶数行の選択ライ
ンRWの活性化とともに読出位相が開始される。ライン
RWが活性化されるのと同時に、ラインS1′もまた活
性化され、これによりラインRWD′の電圧がVddに
なる。読出されるべきのセルのキャパシタCはラインB
Lに接続され、基準セルのキャパシタCはラインBL′
に接続され、ラインBLおよびラインBL′はフローテ
ィング状態であるが、プリチャージ位相の間に電圧Vd
dに予め充電されている。
【0033】読出されるべき偶数セルのキャパシタCが
既にVddに充電されていれば(セルが「1」であ
る)、ラインBL上の電圧は点線で示されるように、変
化しない。反対に、もしキャパシタCが放電されていれ
ば、電荷はキャパシタCとラインBLとの間で釣り合
い、ラインBL上の電圧は電圧V0へと降下し、これは
電圧Vddよりも数百mV分低い。
【0034】同時に、ラインBL′と奇数基準セルのキ
ャパシタCとの電荷も釣り合う。しかしながら、基準セ
ルのキャパシタにかかる電圧は実質的にはVdd/2で
あるため、ラインBL′上の電圧は電圧Vddと電圧V
0との間のほぼ半分である電圧Vrefまで降下する。
【0035】ラインBLおよびラインBL′を受けるコ
ンパレータ10は、もし読出セルが「1」ならば、その
ときラインBL上の電圧は電圧Vrefよりも高いた
め、第1の状態へ切換わり、またはもし読出セルが
「0」ならばそのときラインBL上の電圧はVrefよ
りも低いため、第2の状態へと切換わる。
【0036】読出位相の間、ラインSR1もまた活性化
され、これによりダミー選択ラインREFの最初の状態
を電圧Vddへと復帰させる。信号SR1は偶数セルま
たは奇数セルの読出位相の間に各読出位相において活性
化される。
【0037】たとえば、読出されたばかりの偶数セルと
同じ列の対中の奇数セルの読出サイクルT′はサイクル
Tが終了すると始まる。信号P、BL、BL′、REF
およびSR1は先行するサイクルTの信号と同一であ
る。
【0038】サイクルT′の間、信号S1/2 ′、RW
D′、RWおよびS1′はインアクティブのままであ
り、信号S1/2 、RWD、RW′およびS1(図示せ
ず)はそれぞれ同様に動作する。
【0039】各読出サイクル、たとえばサイクルTの終
わりに、ラインRWD′はインアクティブ状態「0」へ
戻されなければならないが、これは次のサイクルT′の
間中、信号S0′を活性化することによってなされる。
さらに、サイクルTについてはなお、使用されたばかり
の基準セルのキャパシタCは次のサイクルT′の間中ク
リアラインCLR′を活性化することによって放電され
なければならない。
【0040】クリア用トランジスタMCは特に有用であ
り、これはなぜなら奇数基準セルが偶数メモリセルの読
出に用いられている間に、これらのトランジスタは基準
セル、たとえば偶数セルのキャパシタCを放電するため
である。このため2つの読出サイクルを待ち時間なくつ
なぐことが可能となる。クリア用トランジスタは省略す
ることができるが、その場合は基準セルのキャパシタは
これらのセルに「0」を書込むことによって放電されな
ければならず、ロス時間が生じる。
【0041】本発明に従う基準セルの制御信号を与える
ためのデコーダの製造は当業者には明白であるだろう。
たとえば、図2に示されるように、信号S1は信号R
W′すべてを組合せるNORゲート30を用いれば得ら
れ、信号S1′は信号RWすべてを組合せるNORゲー
ト32を用いれば得られ、かつ信号SR1は信号S1と
信号S1′とを組合せるANDゲート34を用いれば得
られる。信号S1/2 および信号S1/2 ′は、偶数セルま
たは奇数セルのどちらが読出されるかを示すように従来
は機能する信号(説明せず)とプリチャージ信号Pとを
組合せることによって得られる。信号S0′および信号
CLR′は偶数読出位相または奇数読出位相を示すよう
働く信号と同じであり得るか、または信号SR1の周波
数を1/2にして得られる。
【0042】本発明のある特定の実施例を上述のように
説明してきたが、当業者には様々な変更、修正および改
良が容易に明らかとなるであろう。かかる変更、修正お
よび改良はこの開示の一部であると意図され、かつ本発
明の精神および範囲内であると考えられる。したがっ
て、前述の説明は単に例であり限定的と考えるべきでは
ない。本発明は前掲の特許請求の範囲およびその等価物
に規定されるようにのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のダイナミックメモリの構成の一部を示す
図である。
【図2】本発明に従うダイナミックメモリの一実施例の
構成の一部を示す図である。
【図3】本発明に従うダイナミックメモリ中のセルの読
出サイクルのタイミング図である。
【符号の説明】
10 コンパレータ 20 基準セル
フロントページの続き (72)発明者 ミッシェル・ルンツ フランス国、38100 グレノーブル、リ ュ・ドゥ・スタリングラ、48

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列単位でビット線(BL、BL′)に、
    かつ行単位で選択ライン(RW、RW′)に接続される
    キャパシタ(C)を含む複数個のセル(MN、MN′、
    C)を含み、各列の対のうちの偶数列は各偶数行のセル
    (MN、C)を含み、かつ各列の対のうちの奇数列は各
    奇数行のセル(MN′、C)を含み、さらに 基準セル(MND、MND′、C)を含む偶数行および
    奇数行を含み、その他の行のセルはメモリセルであり、
    さらに 読出し前に前記ビット線(BL、BL′)を予め定めら
    れた状態(Vdd)にプリチャージするための手段(M
    P1、MP1′)と、 読出の際に前記メモリセルの任意の偶数行と同時に前記
    基準セルの前記奇数行を選択するための手段と、 前記各列の対に関連づけられ、前記列の対の2つのビッ
    ト線を受けるコンパレータ(10)とを含み、 前記基準セルの前記キャパシタ(C)の値は前記メモリ
    セルの前記キャパシタと同じであり、偶数行のメモリセ
    ルを読出す前に前記基準セルの前記奇数行の選択ライン
    (RWD、RWD′)を選択ラインと同じ容量を有する
    エレメント(REF)に接続する手段がまた設けられ、
    前記エレメントは前記基準セルの前記奇数行の前記選択
    ラインと反対の状態にプリチャージされる、ダイナミッ
    クメモリ。
  2. 【請求項2】 前記エレメントは他の選択ラインと同じ
    特性を有するダミー選択ラインである、請求項1に記載
    のダイナミックメモリ。
  3. 【請求項3】 前記基準セルの前記選択ライン(RW
    D、RWD′)のそれぞれを前記ダミー選択ライン(R
    EF)に接続するための2つの第1のトランジスタ(M
    N5、MN5′)と、前記ビット線(BL、BL′)が
    プリチャージされるときに前記第1のトランジスタのい
    ずれか一方を制御するための手段とを含む、請求項2に
    記載のダイナミックメモリ。
  4. 【請求項4】 前記基準セルの前記キャパシタを初期化
    するための第2のトランジスタ(MC、MC′)と、前
    記メモリセルの任意の偶数行が一旦選択されると前記基
    準セルの前記奇数行の前記第2のトランジスタを制御す
    る手段とを含む、請求項1に記載のダイナミックメモ
    リ。
  5. 【請求項5】 前記選択ラインをアクティブ状態(Vd
    d)およびインアクティブ状態(0)にそれぞれ戻すた
    めの第3および第4のトランジスタ(MP2、MP
    2′;MN3、MN3′)を前記基準セルの前記各選択
    ラインごとに含み、さらに、前記メモリセルの偶数行が
    選択されるときに前記奇数行の前記第3のトランジスタ
    を制御し、かつ前記メモリセルの前記偶数行が一旦選択
    されると前記奇数行の前記第4のトランジスタを制御す
    るための手段を含む、請求項1に記載のダイナミックメ
    モリ。
  6. 【請求項6】 前記ダミー選択ライン(REF)をアク
    ティブ状態(Vdd)に戻すための第5のトランジスタ
    (MP4)と、任意の行が選択されるときに前記第5の
    トランジスタを制御する手段とを含む、請求項2に記載
    のダイナミックメモリ。
JP6108175A 1993-05-24 1994-05-23 ダイナミックメモリ Withdrawn JPH0750090A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9306533A FR2705821B1 (fr) 1993-05-24 1993-05-24 Mémoire dynamique.
FR9306533 1993-05-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0750090A true JPH0750090A (ja) 1995-02-21

Family

ID=9447626

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