JPH0750086A - 光ディスク - Google Patents
光ディスクInfo
- Publication number
- JPH0750086A JPH0750086A JP12974094A JP12974094A JPH0750086A JP H0750086 A JPH0750086 A JP H0750086A JP 12974094 A JP12974094 A JP 12974094A JP 12974094 A JP12974094 A JP 12974094A JP H0750086 A JPH0750086 A JP H0750086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- area
- recorded
- time
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光学的に情報の再記録が可能な記録媒体を有
する光ディスクを効率良く使用できるようにする。 【構成】 複数の再生情報が記録されてなる第1の記録
領域(t0 〜tE )と、複数の再生情報の第1の記録領
域における各々の記録開始地点及び記録終了地点に対応
する位置情報が記録される第2の記録領域(TOC)と
を備え、第2の記録領域には、再生情報が記録されてい
る第1の記録領域上に再び再生情報が記録された際に書
き換えられ、この再記録された再生情報の再記録終了地
点に対応し、この再記録に続いて記録される再生情報の
記録開始地点となる位置情報が記録されるようにした。
する光ディスクを効率良く使用できるようにする。 【構成】 複数の再生情報が記録されてなる第1の記録
領域(t0 〜tE )と、複数の再生情報の第1の記録領
域における各々の記録開始地点及び記録終了地点に対応
する位置情報が記録される第2の記録領域(TOC)と
を備え、第2の記録領域には、再生情報が記録されてい
る第1の記録領域上に再び再生情報が記録された際に書
き換えられ、この再記録された再生情報の再記録終了地
点に対応し、この再記録に続いて記録される再生情報の
記録開始地点となる位置情報が記録されるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、消去再記録可能な光
ディスクに関する。
ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】通常記録媒体に情報を記録する場合、記
録媒体に記録のしてない所が存在しないように記録媒体
全体にわたって一様に情報を記録したい要求がある。慣
用のテープレコーダやディジタルオーディオテープレコ
ーダ(DAT)で使用されるカセットテープにおいて
は、以前記録した続きに引き続いて記録を行いたい場
合、そのままカセットをテープレコーダに装填して記録
に入れればよい。それはテープがリールに巻回されてい
て続きの場所が既に記憶されているからである。
録媒体に記録のしてない所が存在しないように記録媒体
全体にわたって一様に情報を記録したい要求がある。慣
用のテープレコーダやディジタルオーディオテープレコ
ーダ(DAT)で使用されるカセットテープにおいて
は、以前記録した続きに引き続いて記録を行いたい場
合、そのままカセットをテープレコーダに装填して記録
に入れればよい。それはテープがリールに巻回されてい
て続きの場所が既に記憶されているからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
カセットテープにおいて、一度巻き戻して別な場所を再
生したりすると、すぐに以前記録した部分の続きに頭出
しをするのは不可能である。
カセットテープにおいて、一度巻き戻して別な場所を再
生したりすると、すぐに以前記録した部分の続きに頭出
しをするのは不可能である。
【0004】また、記録媒体として光ディスクが考えら
れる。光ディスクは再生専用ディスクと光記録用ディス
クとに分けられ、更に後者は一度記録すると永久的な記
録となる追記形光ディスク(Write once光デ
ィスク)と、消去と書込みが可能な書換形光ディスク
(Erasable光ディスク)とに分類される。
れる。光ディスクは再生専用ディスクと光記録用ディス
クとに分けられ、更に後者は一度記録すると永久的な記
録となる追記形光ディスク(Write once光デ
ィスク)と、消去と書込みが可能な書換形光ディスク
(Erasable光ディスク)とに分類される。
【0005】ところで、書換形光ディスクすなわち消去
可能な光ディスクの場合、形状的にテープのような記憶
はされてなくて、たとえ光ピックアップを以前の場所に
保持しておいても、種々の状態によって元の光ディスク
の位置に復帰するのは困難であるばかりか、一度光ディ
スクを入れ換えたり、出したりすると以前に記録した場
所の続きをすぐにアクセスするのは不可能であった。
可能な光ディスクの場合、形状的にテープのような記憶
はされてなくて、たとえ光ピックアップを以前の場所に
保持しておいても、種々の状態によって元の光ディスク
の位置に復帰するのは困難であるばかりか、一度光ディ
スクを入れ換えたり、出したりすると以前に記録した場
所の続きをすぐにアクセスするのは不可能であった。
【0006】また追記形光ディスクの如く消去やオーバ
ーライトのできないディスクの場合、既に記録されてい
るか否かを調べて未記録部の頭にアクセスするのは可能
であるが、消去可能な光ディスクの場合次に記録したい
頭が必ずしも未記録部とは限らず、従って、以前に記録
した場所の続きに新しい情報を続いて記録することは必
ずしも容易でなかった。
ーライトのできないディスクの場合、既に記録されてい
るか否かを調べて未記録部の頭にアクセスするのは可能
であるが、消去可能な光ディスクの場合次に記録したい
頭が必ずしも未記録部とは限らず、従って、以前に記録
した場所の続きに新しい情報を続いて記録することは必
ずしも容易でなかった。
【0007】この発明は斯る点に鑑みてなされたもの
で、以前記録した続きの場所を即座にアクセスして連続
した記録を可能とする光ディスクを提供するものであ
る。
で、以前記録した続きの場所を即座にアクセスして連続
した記録を可能とする光ディスクを提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による光ディス
クは、光学的に情報の再記録の可能な記録媒体を有する
光ディスクであって、複数の再生情報が記録されてなる
第1の記録領域と、上記複数の再生情報の上記第1の記
録領域における各々の記録開始地点及び記録終了地点に
対応する位置情報が記録される第2の記録領域とを備
え、上記第2の記録領域には、上記再生情報が記録され
ている上記第1の記録領域上に再び上記再生情報が記録
された際に書き換えられ、この再記録された再生情報の
再記録終了地点に対応し、この再記録に続いて記録され
る上記再生情報の記録開始地点となる上記位置情報が記
録されているものである。
クは、光学的に情報の再記録の可能な記録媒体を有する
光ディスクであって、複数の再生情報が記録されてなる
第1の記録領域と、上記複数の再生情報の上記第1の記
録領域における各々の記録開始地点及び記録終了地点に
対応する位置情報が記録される第2の記録領域とを備
え、上記第2の記録領域には、上記再生情報が記録され
ている上記第1の記録領域上に再び上記再生情報が記録
された際に書き換えられ、この再記録された再生情報の
再記録終了地点に対応し、この再記録に続いて記録され
る上記再生情報の記録開始地点となる上記位置情報が記
録されているものである。
【0009】
【作用】ディスクの情報記録領域を再生情報を記録する
第1の記録領域(データ領域)と再生情報の記録位置情
報すなわちTOC(Table of Content
s)情報を記録する第2の記録領域(TOC領域)に分
割し、第1の記録領域に再記録を行った際の再記録最終
記録終了点に対応する位置情報を第2の記録領域に記録
更新するようにする。これにより、次に記録するときに
はこの記録更新した位置情報を読んで以前に記録した続
きの場所を即座にアクセスすることができ、連続した記
録が可能となる。
第1の記録領域(データ領域)と再生情報の記録位置情
報すなわちTOC(Table of Content
s)情報を記録する第2の記録領域(TOC領域)に分
割し、第1の記録領域に再記録を行った際の再記録最終
記録終了点に対応する位置情報を第2の記録領域に記録
更新するようにする。これにより、次に記録するときに
はこの記録更新した位置情報を読んで以前に記録した続
きの場所を即座にアクセスすることができ、連続した記
録が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図7に基
づいて詳しく説明する。
づいて詳しく説明する。
【0011】先ずこの発明では光ディスクに本来の再生
情報(即ち曲のオーディオデータなど)である第1の情
報を記録する第1の記録領域(データ領域)の外にTO
C情報の如き第2の情報を記録する第2の記録領域(T
OC領域)を設けることに付いて、図6及び図7をも参
照し乍ら説明する。
情報(即ち曲のオーディオデータなど)である第1の情
報を記録する第1の記録領域(データ領域)の外にTO
C情報の如き第2の情報を記録する第2の記録領域(T
OC領域)を設けることに付いて、図6及び図7をも参
照し乍ら説明する。
【0012】データ領域の外にTOC領域を設けること
は、再生専用であるがコンパクトディスク(CD)が既
に存在する。CDのTOCの構成は図6の如くである。
図6において、ポイント01の時間は1曲目の開始時間
を表わし、ポイントA0の01は最初の曲番が1である
ことを表わし、ポイントA1の06は最終の曲番が6で
あることを表わし、ポイントA2の65はリードアウト
のスタート点の時間が65分であることを表わす。これ
等は精度を上げるため3回ずつ同じものが記録されてい
る。
は、再生専用であるがコンパクトディスク(CD)が既
に存在する。CDのTOCの構成は図6の如くである。
図6において、ポイント01の時間は1曲目の開始時間
を表わし、ポイントA0の01は最初の曲番が1である
ことを表わし、ポイントA1の06は最終の曲番が6で
あることを表わし、ポイントA2の65はリードアウト
のスタート点の時間が65分であることを表わす。これ
等は精度を上げるため3回ずつ同じものが記録されてい
る。
【0013】そこで、この発明では、CDのTOCを参
考に図7の如き消去可能な光ディスクのTOCの構成を
考える。ポイント01,02,‥‥は各曲番を表わし、
これ等の曲番の始まり位置(開始時間)と終わり位置
(終了時間)を分、秒、フレームで表わすようにする。
そして、消去可能な光ディスクの場合、TOCは書き込
んだ情報(音楽情報の場合、曲番、時間)に応じて随時
書き換えられる。
考に図7の如き消去可能な光ディスクのTOCの構成を
考える。ポイント01,02,‥‥は各曲番を表わし、
これ等の曲番の始まり位置(開始時間)と終わり位置
(終了時間)を分、秒、フレームで表わすようにする。
そして、消去可能な光ディスクの場合、TOCは書き込
んだ情報(音楽情報の場合、曲番、時間)に応じて随時
書き換えられる。
【0014】次に、第2の記録領域としてのTOC領域
に光ピックアップにより第1の記録領域としてのデータ
領域に再記録を行った際の再記録最終記録終了点に対応
する位置情報としての時間情報を記録更新することを図
3〜図5を参照し乍ら説明する。
に光ピックアップにより第1の記録領域としてのデータ
領域に再記録を行った際の再記録最終記録終了点に対応
する位置情報としての時間情報を記録更新することを図
3〜図5を参照し乍ら説明する。
【0015】最初何も記録されていない光ディスクに第
1曲目から第3曲目まで図3Aに示すように記録したと
する。するとこのときの図4の如きTOC情報が光ディ
スクのTOC領域に記録される。すなわち、第1曲目は
その曲番が01としてポイントの所に入り、その時のフ
レームナンバはn+3である。そして、第1曲目の開始
時間はt0 、終了時間はt1 として記録される。また、
第2曲目はその曲番が02としてポイントの所に入り、
その時のフレームナンバはn+6である。そして、第2
曲目の開始時間はt1 、終了時間はt2 として記録され
る。また、第2曲目はその曲番が03としてポイントの
所に入り、その時のフレームナンバはn+9である。そ
して、第3曲目の開始時間はt2 、終了時間はt3 とし
て記録される。最後にこのときの最終記録終了点がA3
としてフレームナンバnに対応してポイントの所に入
り、そしてこの最終記録終了点に対応した時間すなわち
第3曲目の終了時間t3 がフレームナンバnに対応する
開始時間の所に記録される。なお、図3Aにおいてリー
ドインから第1曲目の開始までの絶対時間ts 〜t0の
間はTOC情報が記録されるべき領域に対応し、3曲目
の終了時間t3 からリードアウトの絶対時間tE の間は
未記録領域に対応している。
1曲目から第3曲目まで図3Aに示すように記録したと
する。するとこのときの図4の如きTOC情報が光ディ
スクのTOC領域に記録される。すなわち、第1曲目は
その曲番が01としてポイントの所に入り、その時のフ
レームナンバはn+3である。そして、第1曲目の開始
時間はt0 、終了時間はt1 として記録される。また、
第2曲目はその曲番が02としてポイントの所に入り、
その時のフレームナンバはn+6である。そして、第2
曲目の開始時間はt1 、終了時間はt2 として記録され
る。また、第2曲目はその曲番が03としてポイントの
所に入り、その時のフレームナンバはn+9である。そ
して、第3曲目の開始時間はt2 、終了時間はt3 とし
て記録される。最後にこのときの最終記録終了点がA3
としてフレームナンバnに対応してポイントの所に入
り、そしてこの最終記録終了点に対応した時間すなわち
第3曲目の終了時間t3 がフレームナンバnに対応する
開始時間の所に記録される。なお、図3Aにおいてリー
ドインから第1曲目の開始までの絶対時間ts 〜t0の
間はTOC情報が記録されるべき領域に対応し、3曲目
の終了時間t3 からリードアウトの絶対時間tE の間は
未記録領域に対応している。
【0016】次に図3Aの状態で最初から新たに第1曲
と第2曲をオーバライトした状態を図3Bに示す。する
と、このとき図4の如きTOC情報は図5の如きTOC
情報に書き換えられる。すなわち、第1曲目の終了時間
がt1 よりt1 ′に書き換えられ、第2曲目の開始時間
がt1 よりt1 ′に、終了時間がt2 よりt2 ′に夫々
書き換えられ、更に最終記録終了点に対応した時間がt
3 よりt2 ′に書き換えられる。つまり、このオーバラ
イト時は最終記録終了点に対応した時間は最初の第3曲
目の終了時間でなく、新たな第2曲目の終了時間になる
わけである。なお、時間t2 ′からt2 の間には最初に
記録した第2曲目の曲が残っている。
と第2曲をオーバライトした状態を図3Bに示す。する
と、このとき図4の如きTOC情報は図5の如きTOC
情報に書き換えられる。すなわち、第1曲目の終了時間
がt1 よりt1 ′に書き換えられ、第2曲目の開始時間
がt1 よりt1 ′に、終了時間がt2 よりt2 ′に夫々
書き換えられ、更に最終記録終了点に対応した時間がt
3 よりt2 ′に書き換えられる。つまり、このオーバラ
イト時は最終記録終了点に対応した時間は最初の第3曲
目の終了時間でなく、新たな第2曲目の終了時間になる
わけである。なお、時間t2 ′からt2 の間には最初に
記録した第2曲目の曲が残っている。
【0017】次にこの続きに記録したい場合、若しオー
バライトしたとき最終記録終了点に対応した時間をt3
よりt2 ′に書き換えてなければ、次の記録はt3 より
始まってしまうので、時間t2 ′〜t2 の間は何も書き
換えられることなく残ってしまい不経済である。そこで
オーバライトのとき上述の如く最終記録終了点に対応し
た時間をt3 よりt2 ′に書き換えておけば、次の記録
はt2 ′より始まるので、時間t2 ′〜t2 の間も書き
換えられ、結果として記録媒体が有効に利用されること
になる。
バライトしたとき最終記録終了点に対応した時間をt3
よりt2 ′に書き換えてなければ、次の記録はt3 より
始まってしまうので、時間t2 ′〜t2 の間は何も書き
換えられることなく残ってしまい不経済である。そこで
オーバライトのとき上述の如く最終記録終了点に対応し
た時間をt3 よりt2 ′に書き換えておけば、次の記録
はt2 ′より始まるので、時間t2 ′〜t2 の間も書き
換えられ、結果として記録媒体が有効に利用されること
になる。
【0018】因みに各曲の頭をサーチできるいわゆるA
MSサーチ手法があるが、これを用いて、オーバライト
時2曲目まで新しい曲を記録したので今度は3曲目から
記録すればよいと思って3曲目の頭をサーチできたとし
ても依然として時間t2 ′〜t2 の間は残ってしまうの
で問題である。また、未記録頭サーチの手法があるが、
これは最初の記録(図3Aのような場合)には有効であ
るが、2回目以降の記録には依然として時間t2 ′〜t
2 の間は残ってしまうので問題である。従って、本実施
例の如くオーバライト時最終記録終了時点に対応した時
間を書き換えてTOC情報として保管しておくことは有
効である。
MSサーチ手法があるが、これを用いて、オーバライト
時2曲目まで新しい曲を記録したので今度は3曲目から
記録すればよいと思って3曲目の頭をサーチできたとし
ても依然として時間t2 ′〜t2 の間は残ってしまうの
で問題である。また、未記録頭サーチの手法があるが、
これは最初の記録(図3Aのような場合)には有効であ
るが、2回目以降の記録には依然として時間t2 ′〜t
2 の間は残ってしまうので問題である。従って、本実施
例の如くオーバライト時最終記録終了時点に対応した時
間を書き換えてTOC情報として保管しておくことは有
効である。
【0019】図1はこの発明の一実施例のディスクを記
録・再生する装置の回路構成を示すもので、ここでは一
例として光磁気形の場合であり、勿論相変化形にも同様
に適用できることは云うまでもない。
録・再生する装置の回路構成を示すもので、ここでは一
例として光磁気形の場合であり、勿論相変化形にも同様
に適用できることは云うまでもない。
【0020】図1において、1はアナログのオーディオ
信号が供給される入力端子であって、この入力端子1か
らのオーディオ信号はA/D変換回路2でA/D変換さ
れて信号処理回路3に供給される。また、ディジタル信
号を直接信号処理回路3に供給するときは入力端子4よ
り印加される。信号処理回路3では所定の信号処理を行
った後その出力信号をエンコーダ5に供給し、ここでエ
ンコードされて磁界発生手段6に供給される。従って、
磁界発生手段6からの磁界はエンコーダ5からの出力信
号により変調されて光ディスク7の磁性薄膜上に与えら
れる。この磁界は記録方向へ磁化が反転しない程の弱い
ものとされる。
信号が供給される入力端子であって、この入力端子1か
らのオーディオ信号はA/D変換回路2でA/D変換さ
れて信号処理回路3に供給される。また、ディジタル信
号を直接信号処理回路3に供給するときは入力端子4よ
り印加される。信号処理回路3では所定の信号処理を行
った後その出力信号をエンコーダ5に供給し、ここでエ
ンコードされて磁界発生手段6に供給される。従って、
磁界発生手段6からの磁界はエンコーダ5からの出力信
号により変調されて光ディスク7の磁性薄膜上に与えら
れる。この磁界は記録方向へ磁化が反転しない程の弱い
ものとされる。
【0021】この状態で光ピックアップ8より光を光デ
ィスク7の磁性薄膜に照射して局所的に温度上昇させ、
その局所領域の磁化を磁界の方向に反転させる。記録に
要する磁界はその温度での磁性薄膜の抗磁力に相当する
が、この抗磁力は一般に温度が上昇するにつれて小さく
なり、従って、室温で抗磁力が大きくても温度の上昇し
た部分のみは抗磁力が小さくなって弱い外部磁界でも記
録が可能となる。
ィスク7の磁性薄膜に照射して局所的に温度上昇させ、
その局所領域の磁化を磁界の方向に反転させる。記録に
要する磁界はその温度での磁性薄膜の抗磁力に相当する
が、この抗磁力は一般に温度が上昇するにつれて小さく
なり、従って、室温で抗磁力が大きくても温度の上昇し
た部分のみは抗磁力が小さくなって弱い外部磁界でも記
録が可能となる。
【0022】また、再生は光が電磁波であることを利用
し、その偏光面が磁性薄膜で反射する際、磁化の方向に
依存して互いに逆回転する(カー効果)ので、光ピック
アップ8に含まれる検光子によりこれを光の強度に変換
することにより行う。
し、その偏光面が磁性薄膜で反射する際、磁化の方向に
依存して互いに逆回転する(カー効果)ので、光ピック
アップ8に含まれる検光子によりこれを光の強度に変換
することにより行う。
【0023】光ピックアップ8で再生された信号はRF
アンプ9を介してデコーダ10に供給され、ここでデコ
ードされる。デコーダ10からの出力信号は信号処理回
路11に供給され、ここで誤り検出や訂正等必要な信号
処理がなされ、更にD/A変換回路12でD/A変換さ
れて出力端子13に所望のオーディオ信号として取り出
される。また、D/A変換することなくディジタル信号
を直接取り出したい場合は出力端子14に出力される。
アンプ9を介してデコーダ10に供給され、ここでデコ
ードされる。デコーダ10からの出力信号は信号処理回
路11に供給され、ここで誤り検出や訂正等必要な信号
処理がなされ、更にD/A変換回路12でD/A変換さ
れて出力端子13に所望のオーディオ信号として取り出
される。また、D/A変換することなくディジタル信号
を直接取り出したい場合は出力端子14に出力される。
【0024】15はマイクロコンピュータ、16はサー
ボ回路であって、このサーボ回路16により光ピックア
ップ8に対してフォーカスサーボ、トラッキングサーボ
がかけられる。17はレーザ駆動回路であって、このレ
ーザ駆動回路17により光ピックアップ8に含まれるレ
ーザダイオードの出力レベルが制御され、その出力レベ
ルは記録のときは大きく、再生のときは小さくなされ
る。また、18は操作部、19は表示器である。
ボ回路であって、このサーボ回路16により光ピックア
ップ8に対してフォーカスサーボ、トラッキングサーボ
がかけられる。17はレーザ駆動回路であって、このレ
ーザ駆動回路17により光ピックアップ8に含まれるレ
ーザダイオードの出力レベルが制御され、その出力レベ
ルは記録のときは大きく、再生のときは小さくなされ
る。また、18は操作部、19は表示器である。
【0025】次に図2を参照してオーバライト時の動作
を説明する。ステップ(イ)でプログラムを開始し、ス
テップ(ロ)でマイクロコンピュータ15は予め内蔵の
RAMに記憶されているTOC情報から最終記録終了点
に対応した時間情報を読み出し、ステップ(ハ)で光ピ
ックアップ8を光ディスク7上の最終記録終了点の所に
アクセスする。
を説明する。ステップ(イ)でプログラムを開始し、ス
テップ(ロ)でマイクロコンピュータ15は予め内蔵の
RAMに記憶されているTOC情報から最終記録終了点
に対応した時間情報を読み出し、ステップ(ハ)で光ピ
ックアップ8を光ディスク7上の最終記録終了点の所に
アクセスする。
【0026】そしてこの最終記録終了点よりステップ
(ニ)で新しい曲を記録開始する。ステップ(ホ)で記
録終了したか否かをマイクロコンピュータ15で判断
し、終了しなければ終了するまで待機し、終了したらス
テップ(ヘ)で各曲の開始時間や終了時間及び最終記録
終了点に対応した時間等のタイムコードをマイクロコン
ピュータ15のRAMに取込む。
(ニ)で新しい曲を記録開始する。ステップ(ホ)で記
録終了したか否かをマイクロコンピュータ15で判断
し、終了しなければ終了するまで待機し、終了したらス
テップ(ヘ)で各曲の開始時間や終了時間及び最終記録
終了点に対応した時間等のタイムコードをマイクロコン
ピュータ15のRAMに取込む。
【0027】次にステップ(ト)でマイクロコンピュー
タ15の制御の下に光ピックアップ8を光ディスク7の
最内周方向に移動させてTOC領域をアクセスする。ス
テップ(チ)でマイクロコンピュータ15のRAMに記
憶されているタイムコードに基づいてTOC領域におけ
る曲情報すなわち各曲の開始時間や終了時間等のTOC
情報をオーバライトにより変わった分だけ書き換える。
そしてステップ(リ)でそのオーバライト時の最終記録
終了点に対応した時間を書き換え、ステップ(ヌ)でプ
ログラムを終了する。
タ15の制御の下に光ピックアップ8を光ディスク7の
最内周方向に移動させてTOC領域をアクセスする。ス
テップ(チ)でマイクロコンピュータ15のRAMに記
憶されているタイムコードに基づいてTOC領域におけ
る曲情報すなわち各曲の開始時間や終了時間等のTOC
情報をオーバライトにより変わった分だけ書き換える。
そしてステップ(リ)でそのオーバライト時の最終記録
終了点に対応した時間を書き換え、ステップ(ヌ)でプ
ログラムを終了する。
【0028】このようにして本実施例ではオーバライト
が終了する毎に最終記録終了点に対応した位置情報とし
ての時間を書き換えているので、次に続いて記録すると
き、即座に前回の最終記録終了点をアクセスすることが
できる。
が終了する毎に最終記録終了点に対応した位置情報とし
ての時間を書き換えているので、次に続いて記録すると
き、即座に前回の最終記録終了点をアクセスすることが
できる。
【0029】
【発明の効果】上述の如くこの発明の光ディスクを使用
すれば、第2の記録領域であるTOC領域に光ピックア
ップによりデータ領域で第1の記録領域に再記録を行っ
た際の再記録最終記録終了点に対応した位置情報を記録
更新するようにしたので、次に再記録するときに即座に
前回の最終記録終了点をアクセスして連続して記録する
ことができ、しかも前回に続いて記録されるので消し残
りが存在せず、記録媒体を有効に利用できる。
すれば、第2の記録領域であるTOC領域に光ピックア
ップによりデータ領域で第1の記録領域に再記録を行っ
た際の再記録最終記録終了点に対応した位置情報を記録
更新するようにしたので、次に再記録するときに即座に
前回の最終記録終了点をアクセスして連続して記録する
ことができ、しかも前回に続いて記録されるので消し残
りが存在せず、記録媒体を有効に利用できる。
【図1】この発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】図1の動作説明に供するためのフローチャート
である。
である。
【図3】この発明を説明するための図である。
【図4】この発明を説明するための図である。
【図5】この発明を説明するための図である。
【図6】この発明を説明するための図である。
【図7】この発明を説明するための図である。
6 磁界発生手段 7 光ディスク 8 光ピックアップ 15 マイクロコンピュータ 16 サーボ回路 17 レーザ駆動回路
Claims (1)
- 【請求項1】 光学的に情報の再記録の可能な記録媒体
を有する光ディスクであって、 複数の再生情報が記録されてなる第1の記録領域と、 上記複数の再生情報の上記第1の記録領域における各々
の記録開始地点及び記録終了地点に対応する位置情報が
記録される第2の記録領域とを備え、 上記第2の記録領域には、上記再生情報が記録されてい
る上記第1の記録領域上に再び上記再生情報が記録され
た際に書き換えられ、この再記録された再生情報の再記
録終了地点に対応し、この再記録に続いて記録される上
記再生情報の記録開始地点となる上記位置情報が記録さ
れていることを特徴とする光ディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6129740A JP2699871B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 上書き方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6129740A JP2699871B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 上書き方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62127369A Division JP2663436B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 光ディスク記録装置 |
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JP18485397A Division JPH1083662A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 光ディスク |
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Family Applications (1)
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JPS6226533A (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-04 | Hitachi Ltd | 光ディスクメモリの情報書換え制御方法及び装置 |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP6129740A patent/JP2699871B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6050630A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-20 | Fujitsu Ltd | Eod管理方式 |
JPS6226533A (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-04 | Hitachi Ltd | 光ディスクメモリの情報書換え制御方法及び装置 |
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Publication number | Publication date |
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