JPH07500814A - Pla2阻害性化合物 - Google Patents

Pla2阻害性化合物

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JPH07500814A
JPH07500814A JP5501845A JP50184592A JPH07500814A JP H07500814 A JPH07500814 A JP H07500814A JP 5501845 A JP5501845 A JP 5501845A JP 50184592 A JP50184592 A JP 50184592A JP H07500814 A JPH07500814 A JP H07500814A
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ツェン,アルバート ペン シェン
イングリス,アダム
スコット、キエラン フランシス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ±1省並□ 解□ 本発明はホスホリパーゼA2(PLA2)の酵素活性の阻害とタイプIIのPL A2、殊にill液のPLA2とへビPLA2(ひ蛙1刑鎖自田多とq東1邦尋 「部)の活性を阻害するペプチドとして示されたペプチドに関する。加えて、本 発明はこれらペプチドを活性成分として含んだ製菓の組成物と、この組成物の投 与を含んだ治療の方法とに関する。
東唯食茸車 ホスホリパーゼA2は2つのサブクラス(タイブエとタイプIT) (第1図) とともに酵素の諸科を構成し、ハチI’1PLA2であると分子中のンスルフイ ド結合の位置に基づいて本質的に異る第3のPLA2のクラスを構成する。X線 結晶解析てはクラス中で同様な酵素の機能的な副構成を備えたセグメントとして 示されている。この類似性は構造状関係したタイプI /I+酵素とノ\チ毒と を比較したときに殊に目立つ(2)。PLA2のホスホグリセリドのs n−2 アシルエステル結合を加水分解すると炎症性イコサノイドの脂肪酸前駆体の解放 が現われる。ヒト滑5pLA2(タイプIIの分子)は最近になって分離され同 定されてし)る(3)。同様のPLA、2は慢性関節リウマチとグラム陰性菌敗 血症性シヨ・yりのようなヒトにおける幾つかの炎症性疾患の病因の中に包含さ れてLする(7i8)。
ネズミの、滑浦PLA2に対して起こるモノクローナル抗体阻害番よ前臨床的な 効力が示されている。従って、これらはPLA2の酵素的な活性を阻害する組成 物の発展において興味深い。
ヒトの滑mPLA2をトリプシン消化し、続t1て分離し、更にHP L Cに よって分析したフラグメントは、2つのペプチド、一方(よヘプタペプチド(N −末端ペプチド)であり、他方はFLSYK (他のPLA2分子にお番する残 基70−74に相当し、補乳動物のPLA2アミノ酸配列の三次元的11!造の ”ホモロジ−2に基づ< (L 4))を含んだその内の1つのピーク(こより 非常に興味深く意外な結果をもたらした。そのペンタペプチドは最早の溶離液力 )ら見IBされ、完全な隔絶ピーク(期待された通り)である。そのHP L  Cシステム以来遅V\ビーク1コのこれら2つのペプチドの完全な分離はできず 、これらのデータ(よ2つのペプチドが相互に強い親和性があり、これとの構造 的連座についての疑問が生じる。X線回折の研究(5,6)はその2つのペプチ ド中のアミノ酸残基が酵素の活性基に対し閉じており、それは1.2−ジアシル −3−sn−ホスホグリセリド基質が2−エステル結合の加水分解によりプレサ イズリ−位N (precisely positioned)となることにお けるチャンネルの改質又は安定化に重要であることが示されている。
N−末端へワックス(lから12残基)の最初のターンはN−末端と4残基、残 基69かも71の要素と触媒的残基に結合した介在された水とを備えた水素結合 ネットワークによって安定化され;残基2と5はチャンネルのゝ床”を形成し、 残基9は、右壁と、予期された移動の後の基質が入れられて基質の5n−3リン 酸と水素結合を形成している残基69(通常はチロシン又はリジンのいずれか) によって形成された左デを形成する。ヘプタペプチドとペンタペプチドとの間の 強い相互作用の化学的な証拠となるPLA2活性はこれらへブチドのいずれか一 方の存在を阻害するであろう。
化学的に合成されたペプチドを用いる本発明ではペンタペプチドFLSYKが調 製され、またヒトの滑液PLA2の酵素活性を減じる検定媒質への添加が示され ている(第2a図)。更に加えて、それはヘビ毒PLA2の70−74残基(w DIYR)を占めるペンタペプチドがへビPLA2の活性を阻害することが示さ れている(第3b図参照)。それは、この阻害が酵素のアミノ末端の終わりに結 合するペプチドにより仲介され、疎水性のチャンネルに接近する基質の遮断によ り或いは基質の正しい配向を妨害するのに十分な構造の歪化によるいずれかの作 用による遮断(ブロッキング)によるものと確信される。
魚町五l力 従って、本発明の第1の態様は、ヒトの滑液PLA2の酵素的な活性を阻害する 少なくとも5残基の直鎖状または環状ペプチドから構成され、そのペプチド番よ 以下の#4構造を有している A1−A2−A3−A4−A5−A6−AVここでA1はH叉は2つの自然出現 アミノ酸(naturally occurring amino acids )の1つ A2はF叉はY叉はW又は不在 A3はL又はV又は工又はM A4はS又はT A5はY又はF又はW A6はK又はR又はH又は不在 A7はOH又は2つの自然出現アミノ酸の1つである。
好適な実施態様においてはペプチドがペンタペプチドである。
本発明の別な好適な実施態様においてはA1がHでありA7がOHである。
本発明の更なる好適な実施態様において、ペプチドはFLSYK又はKFLSY であり、最も好ましくはFLSYKである。
本発明の第2の態様は、クロタルス トリサス(Crotalus duris sus) P L A2の酵素的活性を阻害する少なくとも5残基のilI頗状 又は環状ペプチドから構成され、そのペプチドは以下の構造式を有している:B l−B2−B3−Ba−B5−B5−B7ここでB1はH又は2つの自然出現ア ミノ酸の1つB2はW又はF又はY又は不在 B3はD又はE B4はl又はV又はL又はM B5はY又はF又はW B6はR又はK又はHヌは不在 B7はOH又は2つの自然出現アミノ酸の1つである。
好適な実施態様において、そのペプチドはペンタペプチドである。
本発明の別な好適な実施態様においてはB1がHでありB7がOHである。
本発明の更に好適な実施態様において、そのペプチド番よWDI YRである。
本発明の第3の態様は、クロタルスアトロクス(Crotalus atrox ) PLA2の酵素的活性を阻害する少なくとも5残基の直鎖状又は環状ペプチ ドから構成され、そのペプチドは以下の構造式を有し。
C1−C2−C3−Ca−C3−cs C7ここでC】はH又は2つの自然出現 アミノ酸の1つC2はT又はS又は不在 C3はV又は工又はL又はM C4はS又はT C5はY又はF又はW C6はT又はS又は不在 C7はOH又は2つの自然出現アミノ酸の1つである。
好適な実施態様において、そのペプチドはペンタペプチドである。
本発明のこの態様の別な好適な実施態様においてはC1がHでありC7がOHで ある。
本発明のこの態様の更に好適な実施態様において、そのペプチドはTVSYTで ある。
ここで規定された開示から当業者であれば明らかであろうが、本発明の第1及び 第2の態様のペプチドは、他のPLA2の酵素的活性がどのように阻害されるの かを示す。この阻害は、触媒的切断の以前に拡散するリン脂質を不安定とするチ ャンネルのような手法においてPLA2分子のN−末端アミノ酸配列と相互に作 用する化合物によって達成されるであろう。
従って、本発明の第4の態様は、ホスホリパーゼA2の酵素的活性を阻害する化 合物よりなり、その化合物は触媒的切断より以前のリン脂質拡散を阻止し又は不 安定化するかのいずれか一方のチャンネルのようなホスホリパーゼA2のN−末 端アミノ酸配列と相互に作用するものであることを特徴としている。
本発明の好適な実施態様では、そのPLA2がヒトPLA2であり、そしてその 化合物がペプチドである。
本発明の好適な実施態様では、そのペプチドはFLSYK又はKFLSYのアミ ノ酸配列を有する。
当業者であれば明らかとなるであろうが、本発明では、ホスホリパーゼA2の残 基69−75の領域から選択された配列に相当する配列を有するペプチドによっ てホスホリパーゼA2の酵素的活性を阻害できることを見出している。
従って、本発明の第5の態様は、ホスホリパーゼA2の酵素的活性を阻害する5 又は6残基のペプチドよりなり、そのペプチドはホスホリパーゼA2の残基69 −75の領域から選択された配列に相当するアミノ酸配列を有している。
本発明のこの態様の好適な実施態様では、そのペプチドがペンタペプチドであり 、それはホスホリパーゼA2の69−73又は70−74残基からの配列に相当 するアミノ酸配列を有する。
本発明の更に好適な実施態様では、そのホスホリパーゼA2がヒトのホスホリパ ーゼA2である。
本発明の第6の態様は、敗血症性ショック 慢性関節リウマチ及び/又は他の炎 症性疾患に罹った生体の治療に用いるための組成物よりなり、その組成物は、治 療上受容可能な量のペプチド又は、本発明の第1、第4又は第5の態様の化合物 と、調剤上受容可能な無菌の媒体とを備えている。
本発明の第7の態様は、本発明の第6の態様の組成物を生体に投与することを具 備した敗血症性ショック及び/又は炎症性疾患の生体の治療の方法よりなる。
当業者によって&!識されるであろうが、ペプチドの生物学的活性の影響が有害 であるものを除き、本発明のペプチドにより幾つかの変形例を作製しても良い。
これは、ペプチドの生物学的活性を本質的に減じることなく変更するような場合 でありペプチド配列中の保存の又は非保存のいずれかで、加入、削除及び置換の ような多積の変更により達成して良い。保存的な置換によって企画される組み合 わせは・ G、A、 V、r、L、M; D、Ei N、Qi s、T; K、R,Hl及 びF、Y、Wである。
本発明のペプチドに多積の基を加えてペプチドの生物学的活性を本質的に減じる ことなく、潜在能力の増強又はインビボでの半減期の延長のような有利性を付与 することを可能としても良い。
生物学的活性を減じる結果とならなければ本発明のペプチドの変形として企画さ れたことは本発明の範囲内である。
本発明の詳細な説明 本発明の本質がより明確に理解できるように、それについて好適な形態を以下の 実施例と図面とを参照してここに記述する。ここで:第1図は哺乳動物のPLA 2アミノ酸配列を示す。
第2図:ペプチドFLSYKを用いたヒトPLA2の阻害。
第2affiは酵素のトリプシン消化物からのペプチドを用いて得られた(n= 7 ロコントロール ◆阻1gAl+)、第2b図と第2C図はともに合成ペプ チドで それぞれn−11ロコントロール ◆阻害剤 ロコントロール ◆阻害 剤、その合成ペプチドはまた敗血症性ショック血清中の酵素阻害剤である[第2  c図コ 。
第3図・FLSYKとヒトの再結合タイプIMP L A2 (第3a図 口阻 害剤◆コントロール)と敗血症性ショック血清中のPLA2(第3b図 口阻害 剤 ◆コントロール)との増量に伴う阻害の増強を示す投薬作用曲線。
第4j21:ヒトPLA2及びヘビ(Crotalus durissus)  P L A2の各々のに関するFLSYK (第4a図 口PLA2 ◆コント ロール)と、WDIYR(第4b図 ロへと(II) φコントロール)との投 薬作用曲線。双方のペプチドがそれらの親タンパクにおける類似のサイトを占め 、そして酵素的活性を有する阻害を示す。
第5図はFLSYKによるPLA2の阻害を表すラインウイーノ〜−−7〜スブ プロット(Lineweaver−Buspe plot)を示す(PLA2  ◆ 10ag ■FLSYK、口1μg FLSYK)。
[以下、余白コ 旦↓ツし)け1Δ朋−宣 直角1コ25ALL 1、滑液PLA2、ヘビP L A2(Crotalus Durissusと Crotalus ATR?)2、Phe−Leu−Ser−Tyr−Lys  (FLSYK)3、アセチル−Phe−Leu−Scr−Tyr−Lys−メチ ルエステル(Ac−FLSYK−OMe) 4、Trp−Asp−11e−Tyr−Arg (WDIYR)5、Lys−P he−Leu−3er−Tyr (KFLSY)6、Thr−Val−3er− Tyr−Thr (TVSTT)7、Phe−Lys−Thr−Tyr−3er  (FKTYS)8、Thr−Glu−Ser−Tyr−3er (TESYS )9、Gly−Thr−Lys−Phe−Leu−Ser−Tyr−Lys−P he−3er−Asn (GTKFLSYKFSN)10、Lys−Phe−L eu−3er−Tyr−Tyr (KFLSYY)11、Phe−Leu−3e r−Tyr (FLSY)12、Phe−Leu−Ser−Tyr−Lys−N H2(FLSYK−NH2)PLA のトリAZン貞進 約100μgのPLA、2を300μlのIM)リス pH8,0に溶解し、1 5μmのトリプシン溶液(10μ/IMトリス pH8,0)を加え、そのペプ チド/トリブレン溶液を37℃で2時間インキュベートした。5μlのTFAを 用いてpHを下げ、消化を終了した。その全溶浦をミクロボアHPLCフラクシ ョン分画にかけた。
えり]しぢ7HPLCフラタタゴ!>分貫ABIミクロボアシリンンボンプンス テムモデル140を用いた。検出波長は0.5aufsで220nmにセットし た。RP−3001xloOmmを用いた。
フラクション分画は、01%TFAの水溶液から0.1%TFA、70%アセト ニトリルの加水浦への直線的な緩衝液勾配を60分以上かけて行うことによって 実行した。フラクションから同定されたアミノ酸配列は:フラクション#2 ( K)YQYYSNKフラクション#4 FLSYK フラクション#5 FLSYK NLVNFHR 7ラクシヨン#7傘 EALLSYGFYG (C)H(C)GVGGR(C) (C)VTHD (C)(C)YKSQL (C)E (C)DK IT (C)AK AAAT (C)FAR フラクション#9 EAALSYGFYG本ペプチドがシステイニル結合によっ て一緒に保持された。0は仮の指定を示す。
へ7f凡負城 ペプチド合成をABIペプチドシンセサイザーモデル430Aで実行した。
T−Boc化学を使用した。HF切断は、固体支持体からのペプチド解放を用い た。
一νAλ−の】I((μ コントロール 120ng/10μmの20mM )リス pH8の濃度の標I ′!I!PLA2溶渣を用いた。連続希釈は20mM トリス pH8&l衝清 の添加により最終ン夜120μmで行った。
阻FF I!l m 機 ぺ/タベブヂドを1μmの0.1%TFA中に通常通 り溶解した溶液に、更に9μmの20mM )リス pH8を加えた。この溶液 は常時pH7−8の範囲に維持した。この阻害剤溶液10μmはPLA2溶液1 0μlに添加した。
インキュベーション 全てのサンプルは37℃で1時間インキュベートした。
PLA2溶液 欅準PLA 2溶液を、10μmが50%(概略)の加水分解物 となるように20mM トリス pH8て調製した。
ペンタペプチド溶浦櫻準ペンタペプチド溶液は0.1%THA中で10mg /  m lに作製した。100ulを採取し900μlの20mM)リス pH8 で中和化した。10μm(10μgをPLA2溶浦10μlと一緒に投薬作用の ため採取した)。その連続希釈はlOμlのアリクウォントと20mM)リスp H8とで実行した。
1鉦促性之旦j汐J潰− 敗血症性ショック血清は投薬作用実験のためにI/looに希釈し、連続希釈の ために適切に用いた。最終反応容量は常にその比が10μm血涜/10μl ト リス又はペンタペプチド溶液とした。
活性の検定 PLA、;2活性は、セイルハマーら(Seilhaser et al(1) )により開示された方法からの変形である、ミセルを混合したホスファチジルエ タノールアミン(PE)/デオキシコール酸ナトリウム検定を用いて測定した。
そのPE基質は、2%DOC中に溶解した新鮮な乾燥したP E (Amers haa、 Bucks、 England)によって調製し、そしてこれをサン プル毎に0.22ナノモルのPEと0.04%DOCとなるように検定緩?fJ 液450mM )リス塩酸、pH8,5,2mM塩化カルシウム、150mM塩 化ナトリウム、0.04%DOC)希釈した。このサンプルは10μmの10m M)リス塩酸pH7,4と試験材料の10μmとの混合によって調製し、10分 間で37°Cとした。その反応は25μlの予備加熱した基質を添加することに よって開始され、そして10μlの100mM EDTAの4加によって終了さ せた。その反応混合物(30μm)をシリカTLCプレート(メルク、 Dar mstadt、 West Ger+nany)にスポットして乾燥し、そのプ レートを、クロロホルム メタノール 酢酸(90:10:1)を溶媒として用 い、クロマトグラフィーを行った。その乾燥したプレートをコダック X OM AT ARフィルムに一夜露出した。起点と解放されたアラキドン酸の放射性活 性を計測し、検出されたP L A、 2によって加水分解パーセントとした。
その結果の概要は、第1表において示す通り、タイプ■とタイプI+の酵素のそ れぞれの残基70−74に相当するペプチドが得られた。これらの結果は、PL A2の1つの積に対するペプチド活性が試験した他の1に対して活性でないとい う点で相当な種の特異性があることを示す。加えて、試験したペプチドにはPL A2のタイプ1に対して活性なものはない。この結果は、タイプII酵素に関し てのみ見出されるPLA2のこの領域(70−74)からのペプチドによる阻害 であることを示している。
ペプチド5は、ヒトのタイプopr、A2の阻害活性があることが示され、しか しながらペプチド7.8,9,10.11及び12は全て陰性となった。これは そのペプチドが阻害を示すには適宜な大きさであることが必要であり、また阻害 が試験された特有なタイプII酵素から要求された特有の配列とのみ起こるであ ろうことを示唆する。
[以下余白] 第1表 タイ7eII II If I I 酵p 滑液(10LDur、 CroLAtr、 N、N、AiraPor、P anPLA2 〜囮 (WDIYR) N、N、AI (FKTYS) σESYS) SPLA2− ヒト タイプ■■PLA2CrotDur−’ Pψ Cr0L Ajr −m Pψ N、N人−歯輝邸U囮些チ For、Pan、 −フ9 R臓PLA2上δ己の結果から本発明によれば、7 0−74番の領域からの短いペプチドが活性サイトに接近するために基質と最も 適切に競合して阻害の効果を与えるであろうと確信する。それはこれら領域中に あるペプチドの長さの変化が1171害の最適化をもたらすであろうと確信され る。
そのペンタペプチドは明らかにヘリカル構造を有している(大体1と1/2ター ン)、ヘリカル分子造の後は1つの残基のC=0とその結合鎖に沿う第4番の残 基のNHとの間の水素結合によって安定化され、そのペンタペプチドの構造はや や不安定となり、長いヘリカル分子よりも環境に対しより敏感となるであろう。
他方、それはサイズの範囲、つまりPLA2の活性サイトに接近するのが制限さ れるために効力が制限されるであろうことを示唆する。
疎水性の残基の通例の交換、例えばLeuからIle、SerからThrは阻害 効果を維持することができる。つまり、同様なアミノ酸残基における電荷又は疎 水化は、2つのM域の特異的な相互作用を壊すことがない変更においてはそれら の交換が可能である。ヘリックス−へリックス相互作用の接は阻害作用の原因で ある可能性があり、ペプチドの長さの少しの増加はこの構造を安定化できる。
これらの知見において得られた結果は、モノクローナル抗体が、PLA、2活性 に関して類似した結果となる有効な1つ又は両方のペプチドを含んだエピトープ に対して高めることができることを示唆する。このようなモノクa−ナル抗体は 当該技術分野における周知の標準技法を用いて生産することができる。
当業汗においては明白であろうように、本発明の原理はまた、PLA2以外のM 票、例えばインフルエンザウィルスのノイラミニダーゼ酵素又はニューロペプチ ドYのような活性の阻害のための適用性を有しているだろう。それは一般的な生 物学的に活性な蛋白質、そのペプチドに近接したアミノ酸の周囲の鎖との相互作 用によって安定化される活性構造を所有し、そして活性サイトの内部にある残基 との相互作用を受け易いものが、酵素の活性を咀書するであろうことが想到され る。それを別の同様なペプチドで企画することは本発明の範囲内に含まれる。
明白に開示されたような発明の精神又は範囲から逸脱することなく、特有な実施 態様において示したような本発明により各種の変更及び/又は変形が形成される であろうことは当業者においては明らかとなるであろう。本発明の実施態様は、 それ故、開示としての全ての関係におし\て考慮されるものであり、それζこ限 定されるものではない。
[以下余白] 引用文献 1 、Johnson L、に、ら、 Advance in Exp、 Me d & Biol;PL^2 Role及びFunction in Infl awusation、 P、Y−にWOnged、 PLenum Press  17−34 (1991)。
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FIG−1 エキシン2; タイプ 1 10 20 30 40エキソン3: 4450  60 70 80 85ヒト I工λ CC’”n3 DαJ幻山以ス−CL  −−−−−GXYXI−5X)SXSN SG S RIM−ラット エエA  匡VT11ECL[5−GC−−−−−GffXELTYXE5%GQISCS ブタ エエλ 二琺H ウサギ τ工A 没LSD紺工■ エキソン4+ 8690 100 110 120 130ウサギ エエ入 没 込へルエ QFヱP朋R仁SG肝p5FIG−2a− FIG−2b− 敗血症性ショック血清希釈χE−5 F工(、3b− FTG−4a WDIYRng 11基質nM 国際調査報告 1□L++ymlapp−N。
にゴIAUnlDO333 p′+y PCTt′5y1017601 m l1m +211 Duly  1992+ e$ka国際調査報告 ll1leI77・pplia□N。
pcTIAt%lla133 国際調査報告 !−璽i」1□Na PCTIAtWuoa333 This Annex Ijtcs the known ’A” publi eaむon 1evelpxIelIばamily mema{ゴs rela むng 101he、pamtdocumemsciminthe!bove− mc++t+onalinlenutiorulsearchreport、T heAvntrmianPa狽■獅狽nmce+s+nnowayliable rotthestpanicularswhjchlL+?!merelygi ver+forrepurposeorinformat+盾■ Form PcTnSkrlICX「1−優−y紡MtMIuly19921c apbkaフロントページの続き (51) Int、 C1,リ 識別記号 庁内整理番号A61K 38155  ABN CO7K 7/64 I A61K 37/64 ABE

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.タイプIIホスホリバーゼA2の酵素的活性を阻害する化合物であって、触 媒的切断以前のリン脂質の解放か阻止され又は不安定化されるいずれか一方のチ ャンネルのようなホスホリパーゼA2のN−末端アミノ酸配列と相互作用するこ とを特徴とする上記化合物。
  2. 2.PLA2がヒトPLA2である請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 3.化合物がペプチドである請求の範囲第1項又は第5項記載の化合物。
  4. 4.ペプチドがペンタペプチドである請求の範囲第3項記載の化合物。
  5. 5.ヒト滑液PLA2の酵素的活性を阻害する少なくとも5残基の直線状又は環 状ペプチドであり、次の構造式: A1−A2−A3−A4−A5−A6−A7ここでA1はH又は2つの自然出現 アミノ酸の1つA2はF又はY又はW又は不在 A3はL又はV又はI又はM A4はS又はT A5はY又はF又はW A6はK又はR又はH又は不在 A7はOH又は2つの自然出現アミノ酸の1つを有している上記ペプチド。
  6. 6.ペプチドがペンタペプチドである請求の範囲第1項記載のペプチド。
  7. 7.A1がHでありA7がOHである請求の範囲第1項記載のペプチド。
  8. 8.ペプチドがFLSYK又はKFLSYである請求の範囲第3項から第7項の いずれか1項に記載のペプチド。
  9. 9.ホスホリパーゼA2の酵素的活性を阻害する5又は6残基のペプチドであり 、ホスホリパーゼA2の残基69−75の領域から選択された配列に相当するア ミノ酸配列を有している上記ペプチド。
  10. 10.ペプチドがペンタペプチドであり、かつホスホリパーゼA2の残基69− 73又は70−74からの配列に相当するペプチドである請求の範囲第9項記載 のペプチド。
  11. 11.ホスホリパーゼA2がヒトのホスホリパーゼA2である請求の範囲第9項 又は第10項記載のペプチド。
  12. 12.クロタルスドリサスPLA2の酵素的活性を阻害する少なくとも5残基の 直線状又は環状ペプチドであり、次の構造式:B1−B2−B3−B4−B5− B6−B7ここでB1はH又は2つの自然出現アミノ酸の1つB2はW又はF又 はY又は不在 B3はD又はE B4はI又はV又はL又はM B5はY又はF又はW B6はR又はK又はH又は不在 B7はOH又は2つの自然出現アミノ酸の1つを有している上記ペプチド。
  13. 13.B1がHでありB7がOHである請求の範囲第12項記載のペプチド。
  14. 14.ペプチドかWDIYRである請求の範囲第12項又は第13項記載のペプ チド。
  15. 15.クロタルスアトロクスPLA2の酵素的活性を阻害する少なくとも5残基 の直線状又は環状ペプチドであり、次の構造式:C1−C2−C3−C4−C5 −C6−C7ここでC1はH又は2つの自然出現アミノ酸の1つC2はT又はS 又は不在 C3はV又はI又はL又はM C4はS又はT C5はY又はF又はW C6はT又はS又は不在 C7はOH又は2つの自然出現アミノ酸の1つを有している上記ペプチド。
  16. 16.C1がHでありC7はOHである請求の範囲第15項記載のペプチド。
  17. 17.ペプチドがTVTSYTである請求の範囲第15項又は第16項記載のペ プチド。
  18. 18.慢性関節リウマチ、敗血症性ショック及び/又は炎症性疾患に罹った生体 の治療に用いる組成物であり、治療上有効な量の請求の範囲第1項から第11項 のいずれか1項記載のペプチドと調剤上受容し得る無菌媒体とを備えた上記組成 物。
  19. 19.生体における慢性関節リウマチ、敗血症性ショック及び/又は炎症性疾患 の治療の方法であり、請求の範囲第18項記載の組成物を該生体に投与すること を備えた上記方法。
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