JPH07500770A - 岩石破砕のための改良された遠心打撃破砕機 - Google Patents

岩石破砕のための改良された遠心打撃破砕機

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JPH07500770A
JPH07500770A JP5508601A JP50860193A JPH07500770A JP H07500770 A JPH07500770 A JP H07500770A JP 5508601 A JP5508601 A JP 5508601A JP 50860193 A JP50860193 A JP 50860193A JP H07500770 A JPH07500770 A JP H07500770A
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カナダ、ラリー・ディー
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ティドコ・インターナショナル・リミテッド
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    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C19/00Other disintegrating devices or methods
    • B02C19/0012Devices for disintegrating materials by collision of these materials against a breaking surface or breaking body and/or by friction between the material particles (also for grain)
    • B02C19/0018Devices for disintegrating materials by collision of these materials against a breaking surface or breaking body and/or by friction between the material particles (also for grain) using a rotor accelerating the materials centrifugally against a circumferential breaking surface
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 岩石破砕のための改良された遠心打撃破砕機技術分野 本発明は、一般に、岩石の衝撃破砕に関し、より詳細には、岩石破砕のための改 良された遠心打撃破砕機に関する。岩石とは、ここで用いられる限りにおいては 、種々の固形物を意味するものとする。
背景技術 例えば、マクドナルド(MacDonald)らの米国特許第3. 970.  257号および同4,662,571、号に開示されている遠心打撃破砕機は、 小さな岩石片をつくる技術を有する岩石破砕工業を可能としている。これらの遠 心打撃破砕機の動作方法を以下に述べる。入ってくる岩石は、上方から、ロータ の垂直回転軸付近にあるフィードアイリングを通ってロータに供給される。入っ てくる岩石は、遠心力下で、回転しているロータの、円周方向に間隔をおいて設 けられた複数の羽根によっ゛C1供給されて外方向に押しやられる。羽根チップ は、岩石がロータ内で羽根に対して動く経路に沿って、各羽根の径方向に最も距 離の離れた箇所に配置されている。ロータ内を移動した岩石は、羽根間の排出口 を介して羽根のチップを通過し、それから、他の岩石とぶつかったりロータから 半径方向外側に適切に配置された遠心打撃破砕機自体のどこかの部分とぶつかっ て破壊される。
ロータにおいて、フィードアイリングは、耐摩耗交換可能部から成り、該耐摩耗 交換可能部はロータの大開口部を過度の摩滅から保護している。羽根のチップは 、羽根のチップを通って排出される押し流された岩石流によって簡単に擦り減る 。従来、チップの摩耗を減じる試みとしては、ロータの羽根で岩石の床を保持し て羽根の摩耗を減少させることや、各羽根チップの先端を「チップキャリヤ」と 呼ばれる耐摩耗材料でつくることに依存するものがある。
固定の耐摩擦材料を用いたチップキャリヤの例として、ダニールーヶ(Dany luke)の米国特許第3,346,203号とロドリグズ(Rodrigue z)らの4,940,188号に開示のものがある。これらの装置では、岩石の 層を羽根の正面とチップの内部に発生させ、羽根の大部分を絶え間ない摩耗から 保護するようになっている。羽根から離れる岩石は、依然として、羽根に固く連 結されたチップキャリヤ周辺を通過せねばならない。移動している岩石と羽根に 固定されたチップキャリヤとの相対的な速度と軌道の角度を主要な原因として、 チップキャリヤにおいて生じる研削作用の程度は決定される。チップキャリヤに 用いられている耐摩耗材料はもろく壊れやすく、遠心力によって動いている岩石 の衝撃によって破壊される。
従来のロータの多くはまた、ロータハウジングの側面を保護するための外部摩耗 ビットを具備している。これら摩耗ビットはチップの外部と背後に位置している とともに、羽根の外部壁を打つように跳ね返る岩石をそらすように配置されてい る。これらビットは、跳ね返る岩石の衝撃力のために定期的に破壊されるもので ある。
ロータに供給される岩石の大きさを縮小してロータをさらに保護するために、分 離バイパス装置が開発されている。−例として、上述のマクドナルドらの米国特 許第4.662,571号に開示されているスクリーンがあり、該スクリーンは 円錐状に配設された一連の同心リングによって形成されている。マクドナルドら の特許の円錐型スクリーンの問題点として、開口部の大きさが変化して、半径が 増大することと、その結果として、下部スクリーニング領域が狭くなるなること 、および、この型のスクリーンが取り付けられた機械全体の高さが増大すること がある。
異なる遠心打撃破砕機として、キング(K t n g)の米国特許第3. 8 34゜631号に開示の遠心打撃破砕機は、対称ボール形ロータを使用しており 、フィードアイリングも羽根チップを備えた複数の羽根も使用していない。この 遠心打撃破砕機の動作原理は以下の通りである。岩石は上方から回転しているボ ール形ロータに供給される。いくつかの岩石はボールの側壁部の内側表面に放り 出され、遠心力によって適所に保持される。さらに多くの岩石がボール形ロータ に供給されると、並んでいる岩石は、回転しているボール形ロータの上部開口端 部に面する開口端部を有する放物面の様な形の平衡形状となると思われる。それ 以降、岩石はロータに入ると直ちにロータから排出される。
この遠心打撃破砕機のロータには羽根が設けられていないので、岩石がロータか ら排出される際に、回転しているロータやロータの内部に裏打ちされてロータと 共に回転している岩石と接触することにより生じる摩擦力を主な原因として、岩 石は作用を受けて、旋回あるいは岩石自体の軸上で回転する。岩石の回転動作と 、ロータを囲む打撃破砕機のトラップチャンバー内に裏打ちされた岩石と岩石と がぶつかることとの最終的効果とは、岩石が小さい断片に砕は散ることである。
しかしながら、キングの遠心打撃破砕機のロータの主要な問題として、ロータ側 壁の不均衡な負荷による振動がある。大抵の場合、ボール形ロータの岩石による 裏打ちは対称にならない。しばしば、大きい岩石がロータの側壁の内部に留まり 、ダムの役目をして、より多くの岩石を保持する。すると、ロータの裏打ちが一 方の側でもう一方側より2.3インチ厚くなる。やがて、新たに入ってくる岩石 がこの状態を少しずつ解消させるが、それは先の状態を再発させるために解消さ せているにすぎない。非対称的裏打ちが連続して発生すると、ロータのバランス が崩れ、過度の振動によゲC機械の運転を中止することが必要となる。
従来の遠心打撃破砕機に関連する様々な問題についての上記説明から、従来の遠 心打撃破砕機の代わりに新しいものを導入することなく、これらの問題を軽減す るための改良が必要であることは明かである。
発明の開示 本発明は、上述の必要性を満たすために設計された岩石を粉砕するための改良さ れた遠心打撃破砕機を提供する。本発明の遠心打撃破砕機によって導きだされた 改良により、従来のマクドナルドらの遠心打撃破砕機に見られる円錐形スクリー ン、フィードアイリング、チップキャリヤおよび外部摩耗ビットを使用する必要 性が除去され、また、キングの遠心打撃破砕機において生じるようなロータの非 対称な振動を伴う負荷も除去される。本発明の改良された遠心打撃破砕機は大き な岩石を受け、低い馬力消費量と低い摩耗経費でより高い処理能力を呈する。
したがって、本発明は岩石破砕のための遠心打撃破砕機に関する。この打撃破砕 機は、(a)岩石を受けて保持するための周辺環状破砕チャンバーと上記破砕チ ャンバーに囲まれた中央キャビティとを形成する中空ハウジングと、(b)略垂 直な垂直軸の回りにハウジングに対して回転するようにハウジングの中央キャビ ティ内に取り付けられたロータとを備えている。
上記ハウジングは、ハウジングに岩石を入れるために破砕チャンバーの上方かつ 中央キャビティの上方に、上部入口を有している。上記ハウジングはまた、ハウ ジングから岩石を排出するために、破砕チャンバーの下方かつ中央キャビティの 下方に配置された下部出口を有している。上記ロータは、上部ハウジング入口と 破砕チャンバーから上部ハウジング出口へ岩石の流れを連通させるためにロータ と破砕チャンバーとの間に環状経路を形成するように、粉砕チャンバーから径方 向内側へ間隔をあけて設けられている。
上記ロータは水平台と一対の外側環状障壁部材と内側環状障壁部材を備えている 。上記外側障壁部材は水平台の周縁の周囲に配設されている。上記内側障壁部材 はロータの回転軸の回りに外側障壁部材と同心に配設され、外側障壁部材から内 側へかつ回転軸から外側へ径方向に間隔をあけて設けられた周縁を有している。
上記内側垂直障壁部材は、水平台上で外側垂直障壁部材よりも短い距離延在して いる。このような相対的な配置と大きさによって、上記ロータの外側障壁部材と 内側障壁部材が、協同して岩石を捕獲して、ロータの台に、上記ロータと共に回 転する、集積された岩石からなる一対の別の環状床(堆積層)を実質的に対称な 分布で形成し、ロータの内部バランスを改善し、上記ロータから上記内側障壁部 材と外側障壁部材を越え上記環状経路を越えて上記破砕チャンバーへ、遠心力に よる実質的に均一な岩石の排出を行なう。
内側、外側環状障壁部材は円筒形であって、水平台に取り付けられて上方向に伸 張しているのが好ましい。変形例として、上記内側環状障壁部材は外周縁で上記 外側障壁部材に取りつけられ、それから径方向内側へ片持ち状に伸張している平 らなリングである。
本発明はまた、分離器とホッパーを含む、遠心打撃破砕機の分離ノ(イ/くス装 置を提供している。上記分離機は、ハウジングの入口の上方の固定位置に配設さ れていて、入ってくる岩石の流れを受けて、設定した岩石の等級サイズより大き な岩石からなる第1の流れとその等級サイズより小さな岩石からなる第2の流れ とに分離するようになっている。上記ホッパーは、)1ウジングに取り付けられ 、上部入り口の上および周囲に延在する上部と、その上部に取り付けられてハウ ジングの入口を介して下方向に延在する下部を有している。上記ホ・ソノく−の 上部および下部は分離器を支持している。上記ホッパーの上部は、分離器から破 砕チャンバーへ等級サイズより大きい岩石からなる第1の流れを導くようになっ ている。
上記ホッパーの下部は、分離器からロータに向けて等級サイズより小さい岩石か らなる第2の流れを導くようになっている。
本発明はさらに、遠心打撃破砕機の環状摩耗カラーを提供している。この環状摩 耗カラーは、ハウジングによって、ロータと破砕チャソノく−との間の環状経路 内、ロータの外側垂直障壁部材の近傍かつ周囲の定位置に支持されて、外側垂直 障壁部材を経路を通過する岩石による衝撃から保護している。
本発明はさらにまた、遠心打撃破砕機の環状カバーを提供していて、該環状カバ ーは破砕チャンバーに対して近接離反する方向に垂直に動くように、破砕チャン バーの上方でハウジングに調節可能に支持されている。上記環状カッく−のこう した動きにより、破砕チャンバーの大きさを変化させ、したがって、岩石が破砕 チャンバーに留まることができる期間を変化させ、それによって、打撃破砕機内 で破砕される岩石の等級を変化させる。
本発明のその他の特徴と利点は、本発明の実施例を示す図面を参照した以下の詳 細な説明から、当業者には明らかであろう。
図面の簡単な説明 以下の詳細な説明において、添付の図面を参照して説明する。添付の図面におい て、 図1は、本発明の改良された遠心打撃破砕機の一部が破断斜視図、図2は、図1 の遠心打撃破砕機の垂直軸方向の断面図、図3は、図2に示される遠心打撃破砕 機のロータの拡大図、図4は、図2の線4−4に沿って見た遠心打撃破砕機の分 離格子の拡大平面図、図5は、図2に示される遠心打撃破砕機の調節可能カバー の拡大部分図、図6は、ロータの一対の外側環状障壁部材と内側環状障壁部材の 別の構成を示す、図3のロータの部分図である。
発明を実施するための最適例 図面、特に、図1および2において、岩石破砕のための遠心打撃破砕機の好まし い実施例が示されており、該遠心打撃破砕機は、全体を参照番号10で示されて おり、本発明の改良点を取り入れている。基本的に、遠心打撃破砕機10は岩石 Rを受けて保持するための周辺環状静止床破砕チャンバー14と、破砕チャンバ ー14に囲まれた中央キャビティ16とを有する中空/Xウジング12と、岩石 Rを受けて、それらの岩石を遠心力によって周辺破砕チャンバー14に向けて外 方向に押しやってその内部で岩石を衝突させるロータ18と、上記ロータ18の 下方でハウジング12に取り付けられ、略垂直な垂直駆動シャフト22を有する 駆動手段20を含み、該駆動シャフトはハウジング12の中央キャビティ16内 においてロータ18を支持して、駆動シャフト22によって形成される打撃破砕 機10の略垂直な垂直軸Aの回りにロータをハウジング12に対して回転させる ようになっている。
より詳細には、上記打撃破砕機10の中空ハウジング12は、一対の外側環状垂 直壁24および内側環状垂直壁26と、一対の下側環状水平壁28および上側環 状水平壁30を備えており、これらの壁が組み合わさって周辺環状静止床破砕チ ャンバー14をハウジング12内に形成している。上記内側環状垂直壁26は、 垂直軸Aに対して外側環状垂直壁24と同心にかつ外側環状垂直障壁部材から径 方向内側に間隔を空けて配置されていて、外側環状垂直壁24よりも高さが低く なっている。上記下側環状水平壁28は外側環状垂直壁24と内側環状垂直壁2 6の間に延在して両壁を連結している。上記上側環状水平壁30は、外側環状垂 直壁24と連結され、それから半径方向内側に伸張して、内側環状垂直壁26と 共に、周辺破砕チャンバーに対する環状開口部32を形成し、岩石Rは該開口部 を介して破砕チャンバー14に入り、また出る。
上記ハウジング12の上側環状水平壁30は、また、岩石Rをハウジング12に 入れるための上部人口34をハウジングに形成している。上記ハウジング12の 下側環状水平壁28は、その下部W28に下方向に伸張するように取り付けられ た下部円錐形スカート36と共に、ハウジング12から岩石Rを排出するための 下部排出口38を形成する。こうして、上部人口34は、岩石Rをハウジング1 2へ入れるために、破砕チャンバー14と中央キャビティ16の上方に配置され ている。一方、下部出口38は、岩石Rをハウジング12から排出するために破 砕チャンバー14と中央キャビティ16の下方に配置されている。
図1から3に示すように、上記打撃破砕機10のロータ18は、岩石Rの流れを 、上部ハウジング人口34と破砕チャンバー開口部32から下部ハウジング出口 38へ流動させるために、破砕チャンバー14とロータ18との間に環状経路4 0を形成するように、ハウジング12の破砕チャンバー14から径方向内側へ間 隔をあけて設けられている。より詳細には、上記ロータ18は水平円形台42と 、一対の外側および内側環状垂直障壁部材44.46を含む。上記垂直障壁部材 44.46は円筒形をしており、水平台42に取り付けられて上方向へ伸びてい る。上記水平台42はカップリング48によって駆動シャフト22の上端に取り 付けられている。上記水平台42の上方に伸びるカップリング48の上側は丸い 形をしていて、ロータ18が回転している際に、それから岩石Rが落下するのを 促進する。
上記外側垂直障壁部材44は水平台42の周縁42Aの周囲に配設されている。
上記内側垂直障壁部材46は、ロータ18の回転軸Aの回りに外側垂直障壁部材 44と同心に配設されていて、外側垂直障壁部材44から内側へ、かつ、回転軸 Aから外側へ径方向に間隔をあけて設けられている。上記内側垂直障壁部材46 は、水平台上方に、外側垂直障壁部材44より短く延在している。上記ロータ1 8の水平台42と外側障壁部材44および内側障壁部材46は溶接などによって 一緒に組み合わされる別々の構成部品であってもよく、一体的に鋳造された単体 構造の部分であってもよい。
このような相対的位置関係と寸法があたえられているので、上記ロータ18の外 側垂直障壁部材44および内側垂直障壁部材46は、互いに協同して、岩石Rを 捕獲集積し、集積された岩石からなる一対の分離した環状床B、、Btを形成す る。集積された岩石は、上記ロータ18と共に回転するロータ18の水平台42 上に実質的に対称な分布を有する。上記床12内に岩石Rが対称に分布している ため、ロータ18内にすぐれた内部バランスが生じ、この内部バランスが打撃破 砕機10の振動を減少させ、ロータの内側垂直障壁部材46と外側垂直障壁材4 4の上縁を越えてロータ18から遠心力によって排出される岩石Rを実質的に均 一にすることが可能となる。
図2から最も明らかなように、外側障壁部材44および内側障壁部材46によっ て捕獲された集積した岩石Rの一対の別個の環状床B+、Bzは、径方向外方向 に行くにつれて上側に傾斜している面Cを形成し、この面Cは、回転しているロ ータ18から遠心力によって押しやられた岩石Rが通る経路を形成する。遠心力 によって押しやられた岩石は、床B、、B2および障壁部材44.46の上縁を 通過するときに、それ自身の軸の回りに回転して、床に保持された岩石のいくら かを削り取る傾向がある。各交換可能な摩耗リング50.52は、外側垂直障壁 部材44および内側垂直障壁部材46の上縁の内側に締付具54,56を用いて 取り付け、障壁部材44.46を通過する岩石が障壁部材と接触するのを防ぐよ うにするのが好ましい。上記内側障壁部材46に取り付けられた摩耗リング52 は、2つの床の間に分断部分を設けるように面Cの上方に伸びている。上記摩耗 リング50.52は、一定期間使用した後、各リングからの摩耗を2倍にできる ことを考慮して取り外してひっくり返してもよい。あるいはまた、上記外側垂直 障壁部材44および内側垂直障壁部材46の上縁は、それらを摩耗から保護する ために、表面を堅くしてもよい。
図6には、ロータ18の外側障壁部材44および内側障壁部材46の代わりの構 成が示されている。上記外側障壁部材44は図1および図2に示す好ましい実施 例のものと同じである。しかし、上記内側障壁部材46は、ここでは、環状略平 面リングの形態をとり、該環状略平面リングはその外周縁46Aで水平台42の 上方に間隔をあけて配置された外側障壁部材に取り付けられている。上記内側障 壁部材46は、外側垂直障壁部44から片持ちばり状に水平台42と実質的に平 行に内周縁46Bまで伸張している。岩石Rは、ここでは、捕獲集積されて、内 側障壁部材46の上方および下方に、かつ、外側障壁部材44の内側に配置され た床B、、B2となる。上記内側障壁部材46の内部周縁46Bは、2つの床の 間に分断部を設けるように、面Cの上方に突出している。
再度、図1.2および4に示すように、本発明の遠心打撃破砕機10はまた、分 離器60とホッパー62を含む分離バイパス装置58を備えている。上記装置5 8の分離器60は、ある等級サイズを設定する略平行に伸びるとともに間隔を離 して設けられた複数の棒60Aを有する格子の形態をとる。上記分離格子60は 垂直軸Aに対して一定に傾斜する位置に配設されていて、かつ、ハウジング12 の上部人口34の上方に配置されている。上記傾斜した分離格子60は、格子6 0の上端部に近接して配置された排出端部を有する入力コンベア(図示せず)な どの適切な供給源から流れ込む岩石を受(ブる。上記傾斜した分離格子60は、 岩石を、格子60を下に向けて転がり、その下端部から落下する分離格子60に より設定された等級サイズよりも大きな岩石Rからなる第1の流れSlと、格子 60を通り抜ける等級サイズより小さな岩石Rの第2の流れS2とに分ける。
上記装置58のホッパー62は、上記ハウジング12の上部水平壁30に取り付 けられ、その上部人口34の上方および周囲に延在している上部64と、上記上 部64に固定され、ハウジング12の上部人口34を通って下方向に延在してい る下部66を有する。上記ホッパー62の上部64.下部66は上述の傾斜方向 に分離格子60を支持している。ホッパー62の上部64は、互いに接続された 傾斜壁68によって形成されていて、等級サイズより大きい岩石Rの第1の流れ S、に限って分離器60から破砕チャンバー14へ導(ようになっている。上記 ホッパー62の下部66は、互いに接続された垂直壁70と、水平壁72とで形 成されていて、等級サイズより小さい岩石Rの第2の流れS2に限って分離器6 0からロータ18の中央へ導くようになっている。
上記ホッパー62の上部64.下部66は、実質的には、ハウジング12内の上 部人口34を、外側環状部34Aと中央部34Bとに分割している。等級サイズ より大きい岩石Rの第1の流れS、は、格子60と格子60の上方に位置する上 側ホッパ一部64の一部分によって、上部人口34の外部環状部34Aを介して ハウジング12内の周辺破砕チャンバーJ−4へ導かれ、一方、等級サイズより 小さい岩石Rの第2の流れS2は、下部ホッパ一部66と格子60の下方に位置 する上部ホッパ一部材64の残りの部分によって、上部人口34の中央部34B を通るように導かれる。
さらに、図1および2に示すように、上記遠心打撃破砕機10はさらに、交換可 能な環状摩耗カラー74を含む。上記摩耗カラー74は複数のブラケットアーム 76によって支持されていて、このブラケットアームは外端部でハウジング12 の環状内側垂直壁26に取り外し可能に取り付けられている。上記ブラケットア ーム76は、内側垂直壁26から、垂直軸Aの周囲に互いに円周方向に間隔をあ けて、かつ、それに対して半径方向に伸びている。上記ブラケットアーム76は 、破砕チャンバー14とロータ18との間の経路40を横切って伸張して、その 内側端部で環状摩耗カラー74を支持している。したがって、上記環状カラー7 4は、ロータ18と破砕チャンバーとの間の環状経路40内の一定の位置に、か つ、ロータ18の外側環状垂直障壁部材44に付近でかつその回りに位置するよ うにハウジング12に支持されていて、外側垂直障壁部材44とそれに摩耗リン グ50を取り付けている締付具54を経路40を通る岩石Rの打撃から保護する ようになっている。
図1.2および5に示すように、上記遠心打撃破砕機10はさらにまた交換可能 な環状カバー78を含み、この環状カバーは破砕チャンバー14の上方、ハウジ ング12の上部水平壁30の下に調節可能に支持されていて、破砕チャンバー1 4に対して近接離反する方向に垂直に動くようになっている。上記カバー78は 上部環状摩耗プレート80と環状側壁82を含み、この環状側壁は上部摩耗プレ ート80の外周縁に取り付けられてつり下がっている。上記側壁82には、それ に形成された異なる深さの複数組のノツチ84を含み、このノツチは、ハウジン グ12の外側垂直壁24と内側垂直壁26との間に取り付けられて両壁間に伸張 している複数の垂直ガセット86と互いに嵌合することができる。上記ガセット 86は、破砕チャンバー14の周囲に円周方向に互いに間隔をあけて設けられて いて、打撃破砕機10の垂直軸Aに対して径方向に延在している。上記環状カバ ー78は、破砕チャンバー14の大きさを変化させ、したがって、岩石Rが破砕 チャンバー14内に留まる期間を変化させて、それによって打撃破砕機10で破 砕された岩石Rの等級を変化させるように、その上部プレート80を破砕チャン バー14に対して異なる高さに設定するように動かされる。
最後に、再び図1.2に示すように、上記ロータ18を回転可能に駆動する遠心 打撃破砕機10の駆動手段20は、直角ギヤボックス88を含むものが好ましい 。この直角ギヤボックスは、垂直駆動シャフト22を有し、また、ハウジング1 2のスカート36に、それらの間に半径方向に延在すると共にハウジング12の 下部排出口38を横断する支柱90によって取り付けられている。上記ギヤボッ クス88は、ディーゼルエンジンなどの適宜なエンジン弗るいはモータ(図示せ ず)に連結され、それによって、ディーゼルエンジンの絞り制御によって速度を 変化させるだけで、生成物の等級を制御できる。
動作中、上記ホッパー62の上部64に送られきた岩石Rは分離格子60にぶつ かり、2つの流れS、、S、に分離して、ロータ18を迂回して格子60を転が り落ちるか、格子60を通過してホッパー62の下部66に落下する。上記ホッ パーの下部において、いくつかの岩石Rはその水平壁72に保持されて、その垂 直壁70に接するまで積み重なって、ホッパーを保護する。
さらに入ってくる岩石Rはハウジング12の上部人口34の中央部34Aを通過 して、ロータ18の水平台42の中央へと転がり落ちる。上記高速で回転してい るロータ18は、岩石Rをその周辺に向かって押しやる。上記内側垂直障壁部材 46と外部垂直障壁部材44が岩石の周辺への動きを妨げて、台42上に環状床 B、、B、を造り上げて台と共に回転させる。さらに入ってくる岩石Rは、ロー タ18から遠心力によって障壁部材46.44の上縁を越えて、押しやられなが ら、床B、、B、の上を転がる。より小さい等級サイズの高速で押し動かされる 岩石は、格子60を迂回したより大きい等級サイズの岩石とぶつかり、互いに衝 突して、両方の流れの岩石をさらに破砕するようになっている。等級サイズより も大きい岩石との衝突で生じた岩石は破砕チャンバー14に捕獲され、その下部 水平壁28に保護床を形成するか、あるいは、ハウジング12の下部出口を通っ て自然落下する。
本発明とその利点は上記説明から理解されるであろうし、また、上述の形態は本 発明の単なる好ましい、あるいは、説明の為の実施例に過ぎず、本発明の精神や 範囲を逸脱することなく、すなわち、本発明の重要な利点のすべてを犠牲にする ことな(種々の変更が行われ得ることは明らかである。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A (BF、BJ、CF、CG、C1、CM、 GA、 GN、 ML、 MR,S N、 TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 C H,C3゜DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、  LU、 MG、 MN、 MW、 NL、 NO,PL、R○、 RU、SD、 SE、 US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)岩石を受けて保持する周辺環状破砕チャンバーと上記破砕チャンバー に囲まれた中央キャビティを形成する中空ハウジングを備え、上記ハウジングは 、上記破砕チャンバーと上記中央キャビティの上方に、上記ハウジングに岩石を 入れるための上部入口を、上記破砕チャンバーと上記中央キャビティの下方に、 上記ハウジングから岩石を排出するための下部出口を有し、(b)略垂直な垂直 軸のまわりに上記ハウジングに対して回転するように上記中央キャビティ内に取 り付けられ、上記垂直軸に対して上記破砕チャンバーから径方向内側へ間隔をあ けたロータを備え、上記上部ハウジング入口と上記破砕チャンバーから上記下部 ハウジング出口へ岩石の流れを連通させるために、上記ロータと上記破砕チャン バーとの間に環状経路を形成し、記ロータは水平台と一対の外側環状障壁部材と 内側環状障壁部材を備え、上記外側環状障壁部材は上記水平台の周縁の周囲に配 設され、上記内側環状障壁部材は、上記ロータの回転軸の周囲に上記外側環状障 壁部材と同心に配設されると共に、上記外側環状障壁部材から内側へかつ上記回 転軸から外側へ径方向に間隔をあけた末端周縁部を有し、上記内側環状障壁部材 は、上記内側環状障壁部材と外側環状障壁部材が協同して岩石を捕獲集積して、 上記ロータと共に回転する集積された岩石の一対の分離した環状の床を上記ロー タの台上に実質的に対称に分布させて形成すると共に、上記ロータの内部バラン スを改善し、岩石を上記ロータから上記内側環状障壁部材と外側環状障壁部材を 越え上記環状経路を越えて上記破砕チャンバーへ、遠心力によって実質的に均一 に排出させるように、上記水平台上に外側環状障壁部材よりも短い距離伸張して いることを特徴とする岩石破砕のための遠心打撃破砕機。 2.請求項1に記載の打撃破砕機において、上記外側障壁部材と内側障壁部材は 、円筒形であって、上記ロータの上記回転軸に対して互いに径方向に間隔をあけ て設けられ、上記水平台に取り付けられて上方向に延在している特徴とする打撃 破砕機。 3.請求項1に記載の打撃破砕機において、上記外側障壁部材は円筒形であって 、上記水平台の周縁に取り付けられて上方向に伸び、 上記内側障壁部材は外周縁で上記外側障壁部材に取り付けられた平らなリングで あって、上記水平台の上方に間隔をあけて設けられていて、上記外側障壁部材か ら上記内側障壁部材の末端内周縁へ片持ち状に径方向内側へ延在していることを 特徴とする打撃破砕機。 4.(a)岩石を受けて保持する周辺環状破砕チャンバーと上記破砕チャンバー に囲まれ仁中央キャビティを形成する中空ハウジングを備え、上記ハウジングは 、上記破砕チャンバーと上記中央キャビティの上方に、上記ハウジングに岩石を 入れるための上部入口を、上記破砕チャンバーと上記中央キャビティの下方に、 上記ハウジングから岩石を排出するための下部出口を有し、(b)略垂直な垂直 軸の回りに上記ハウジングに対して回転するように上記中央キャビティ内に取り 付けられ、上記垂直軸に対して上記破砕チャンバーから径方向内側へ間隔をあけ て設けられて、上記上部ハウジング入口と上記破砕チャンバーから上記下部ハウ ジング出口へ岩石の流れを連通させるために、上記ロータと上記破砕チャンバー との間に環状経路を形成し、上記ロータは水平台と上記水平台に取り付けられて 上記水平台から上方向に伸張する一対の外側環状垂直障壁部材と内側現状垂直障 壁部材を備え、上記外側垂直障壁部材は上記水平台の周縁の周囲に配設されると 共に、上記内側垂直障壁部材は、上記ロータの回転軸の周囲に上記外側垂直障壁 部材と同心に配設されると共に、上記外側垂直障壁部材から内側へかつ上記回転 軸から外部へ径方向に間隔をあけて設けられ、上記内側垂直障壁部材は、上記内 側垂直障壁部と外側垂直障壁部材が、協同して岩石を捕獲集積して、上記ロータ と共に回転する集積された岩石からなる一対の分離した同心の環状床を上記ロー タの台上、実質的に対称に分布させて形成すると共に、上記ロータの内部バラン スを改善し、岩石を、上記ロータから上記内側障壁部材と外側障壁部材を越え上 記環状経路を越えて上記破砕チャンバーへ、遠心力によって実質的に均一に排出 させるように、上記水平台上で外側垂直障壁部材よりも短い距離伸張しているこ とを特徴する岩石破砕のための遠心打撃破砕機。 5.上記外側垂直障壁部材および内側垂直障壁部材の各上縁に取り付けられ、そ れらが上記各障壁部材を乗り越える岩石と接触するのを保護する一対の摩耗リン グをさらに備えていることを特徴とする請求項4に記載の打撃破砕機。 6.上記ハウジングに搭載され、その上部入口の上方および周囲に延在して、入 ってくる岩石の流れを受けて上記上部入口を介して上記ハウジングの上記破砕チ ャンバーおよび上記中央キャビティへ岩石を導くホッパーをさらに備えているこ とを特徴とする請求項4に記載の打撃破砕機。 7.上記上部入口の上方に配設され、入ってくる岩石の流れを受けて、設定した 岩石の等級サイズより大きな岩石からなる第1の流れとその等級サイズより小さ な岩石からなる第2の流れとに分離するようにした分離機をさらに備えているこ とを特徴とする請求項4に記載の打撃破砕機。 8.請求項7に記載の打撃破砕機において、上記分離器は上記ロータの垂直軸に 対して斜めに配設された格子であり、上記格子は岩石のある等級サイズを設定す る略平行に伸張して、かつ、間隔をあけて設けられた複数の棒を含むことを特徴 とする打撃破砕機。 9.上記ハウジングに搭載され、上記上部入口の上方および周囲に伸張する上部 を有するホッパーを備え、上記ホッパーはまた上記上部に取り付けられ上記ハウ ジングの上部入口を介して下方向に伸張する下部を有し、上記ホッパーの上部お よび下部は上記分離器を支持して上記分離器から上記破砕チャンバーに向けて等 級サイズより大きい岩石からなる第1の流れを導くとともに、上記分離器から上 記ロータに向けて等級サイズより小さい岩石からなる第2の流れを導くようにな っていることを特徴とする請求項7に記載の打撃破砕機。 10.上記ハウジングによって、上記ロータと上記破砕チャンバーとの間の上記 環状径路内、上記ロータの上記外側垂直障壁部材に近接かつ周囲の定位置に支持 され、上記外部垂直障壁部を上記経路を通過する岩石による衝撃から保護する環 状摩耗カバーをさらに備えていることを特徴とする請求項4に記載の打撃破砕機 。 11上記破砕チャンバーの大きさを変化させて、岩石が上記破砕チャンバーに留 まることができる期間を変化させ、それによって、上記打撃破砕機内で破砕され る岩石の等級を変化させるために、上記破砕チャンバーに近接離反する方向に垂 直に動くように、上記破砕チャンバーの上方で上記ハウジングに調節可能に支持 された環状摩耗カバーをさらに備えていることを特徴とする請求項4に記載の打 撃破砕機。 12.請求項11に記載の打撃破砕機において、上記破砕チャンバーにたいして 上記摩耗カバーの位置を調節するために、上記摩耗カバーはその下縁上に形成さ れた深さの異なるノッチを含むことを特徴とする打撃破砕機。 13.上記ハウジングに搭載され、上記ロータの下方に配置された駆動手段を備 え、この駆動手段は、上端にロータを取り付けた回転可能な垂直駆動シャフトを 備え、シャフトと共にローターを回転させることを特徴とする請求項4に記載の 打撃破砕機。 14.請求項13に記載の打撃破砕機において、上記駆動手段は上記垂直駆動シ ャフトを有する直角ギヤボックスを含むことを特徴とする打撃破砕機。 15.(a)岩石を受けて保持する周辺環状破砕チャンバーと上記破砕チャンバ ーに囲まれた中央キャビティを形成する中空ハウジングを備え、上記ハウジング は、上記破砕チャンバーと上記中央キャビティの上方に、上記ハウジングに岩石 を入れるための上部入口を、上記破砕チャンバーと上記中央キャビティの下方に 、上記ハウジングから岩石を排出するための下部出口を有し、(b)略垂直な垂 直軸のまわりを上記ハウジングに対して回転するように上記中央キャビティ内に 取り付けられ、上記垂直軸に対して上記破砕チャンバーから径方向内側へ間隔を あけたロータを備え、上記上部ハウジング入口と上記破砕チャンバーから上記下 部ハウジング出口へ岩石の流れを連通させるために、上記ロータと上記破砕チャ ンバーとの間に環状経路を形成し、上記ロータは協同して岩石を捕獲集積して、 上記ロータの上方に上記ロータと共に回転する集積された岩石の一対の分離した 環状の床を形成して、岩石を上記ロータから上記環状経路を越えて上記破砕チャ ンバーへ遠心力によって排出させる手段を有し、(c)入ってくる岩石の流れを 受けて、設定した岩石の等級サイズより大きな岩石からなる第1の流れとその等 級サイズより小さな岩石からなる第2の流れとに分離する分離器を含む分離パイ バス装置を備え、上記装置はまた上記ハウジング上方に伸張して、その上部入口 を取り囲むホッパーを含み、上記ホッパーはまた上記ハウジングの上部入口を介 して下方向に伸張して、上記ハウジング入口を介して上記ハウジングの外部環状 破砕チャンバーへ等級サイズより大きい岩石からなる第1の流れを導くとともに 、上記ハウジング入口を介して上記ロータヘ等級サイズより小さい岩石からなる 第2の流れを導くようになっていることを特徴とする岩石破砕のための遠心打撃 破砕機。 16.請求項15に記載の打撃破砕機において、上記分離器は上記ロータの垂直 軸に対して斜めに配設された格子であり、上記格子は岩石のある等級サイズを設 定する略平行に伸張して、かつ、間隔を離して設けられた複数の棒を含むことを 特徴とする打撃破砕機。 17.請求項15に記載の打撃破砕機において、上記ホッパーは、上記ハウジン グに搭載され、上記上部入口の上方および周囲に伸張する上部と、 上記上部に取り付けられ上記ハウジングの上部入口を介して下方向に伸張する下 部を含み、上記ホッパーの上部および下部は上記分離器を支持して上記分離器か ら上記破砕チャンバーへ等級サイズより大きい岩石からなる第1の流れを導くと ともに、上記分離器から上記ロータに向けて等級サイズより小さい岩石からなる 第2の流れを導くようになっていることを特徴とする打撃破砕機。 18.上記ハウジングによって、上記ロータと上記破砕チャンバーとの間の上記 環状経路内、上記ロータの周囲かつ近接して定位置に支持され、上記ロータを上 記経路を通過する岩石による衝撃から保護する環状摩耗カラーをさらに備えてい ることを特徴とする請求項15に記載の打製破砕機。 19.上記破砕チャンバーに近接および離反する垂直方向に動くように、上記破 砕チャンバーの上方で上記ハウジングに調節可能に支持されて、上記破砕チャン バーの大きさを変化させて、岩石が上記破砕チャンバーに留まることができる期 間を変化させ、それによって上記打破撃砕機内で破砕される岩石の等級を変化さ せる環状摩耗カバーを備えていることを特徴とする請求項15に記載の打撃破砕 機。 20.上記ハウジングに取り付けられ、上記ロータの下方に配置された駆動手段 を備え、この駆動手段は回転可能な垂直駆動シャフトを有し、この垂直駆動シャ フトはそのシャフトと共に上記ロータを回転させるために、上記シャフトの上端 に上記ロータを取り付けていることを特徴とする請求項15に記載の打撃破砕機 。
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