JPH07500759A - 迅速に流体を配分するストリップを有する吸収材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 迅速に流体を配分するストリップを有する吸収材発明の分野 本発明は、新しい吸収材に関し、特に生理用ナプキンまたは吸収シートのような 生理用品に関する。ここに使用されるような、用語の「吸収材」は、体からの排 出物を吸収し、それを収容する装置を言い、特に体から排出された種々の液体排 出物を吸収し、それを収容するために着用者の体に接するか、またはその近傍に 配置される装置を言う。

発明の背景 メンス、尿、排泄物のような体からの排出物（液体または流体）を吸収するため に形成された種々の方法及び種々の吸収材は、もちろん公知である。一般に、吸 収材は、液体透過性トップシート、液体不透過性バックシート、及びトップシー トとバックシートの間に配置された吸収コアまたはパッドを有する。着用者の体 からの排泄物は、トップシートを容易に通過して吸収コアに吸収される。またこ れらの層の間に追加の層を間挿することができる。このような追加の層は排泄物 の迅速な配分を行う。

このような配分層は、吸収コア上またはその中への排漬物のウィッキング（ｗｉ ｃｋｉｎｇ）を改良する。これらは、吸収コアを通る液体の排出物のさらに均一 な配分を行い、吸収材を比較的薄く製造することを含む、液体排出物の改良され たウィッキングがなぜ重要なのかについていくつかの理由がある。ここに使用さ れるウィッキングは、１つ、２つまたはすべての方向（すなわち、ｘｙ平面及び ／または２方向）への液体の移動を表す。

配分層は、合成繊維の不織布または織られたウェブを含むいくつかの異なる材料 を有する。いくつかの参考例は、このような目的のための層を有する吸収製品を 開示している。獲得層及びトップシートを有する生理用ナプキンは、オズボーン に付与された米国特許第４，９５０，２６４号及びクリ−等によって１９９１年 １２月１７日に出願された「ヒユーズ層を有する吸収材」と題された米国特許出 願第０７／８１．０．７７４号に完全に開示されている。これらの参考例の各々 は、言及によりここに組み入れられている。

しかしながら、長手方向の早い液体拡散速度を有する改良された液体配分層の必 要性がある。すなわち、不織布の拡散速度は、方向とは無関係にほぼ一定である 。一般に、吸収コアカバーシートまたは生理用ナプキンのトップシートとして不 織材料を使用するとき、大量の液体が横（幅の方向）に移動する。吸収コアの側 部における液体吸収能力を越えるとき、時々側方の漏れを生じる。

従って、本発明の目的は、生理用ナプキンの長手方向の端部に、改良されたウィ ッキング（移動）及び優れた液体配分性を有する液体配分ストリップを提供する ことである。また本発明の他の目的は、生理用ナプキンの側方への流体の配分を 禁止する液体配分ストリップを提供することである。

本発明の他の目的は、改良された配分ストリップのような吸収材を提供すること である。

発明の要約 本発明は、改良された液体排泄物の配分または移動を行う迅速な液体配分ストリ ップを有する生理用ナプキン、使い捨て可能なおしめ及び失禁用ブリーフのよう な吸収材を提供する。このような吸収材は、液体透過性のトップシートと、液体 不透過性のバックシートと、液体吸収パッドと、液体拡散ストリップとを有する 。この吸収パッドは、トップシートとバックシートとの間に配置され、長手方向 の端部を有する。液体配分ストリップはトップシートと吸収パッドとの間に配置 されている。液体配分ストリップは、不織布ウェブを有し、不織布ウェブは、繊 維の間の小さい空間に配置された繊維の高密度部分を有するスクリーンパターン と、高度に圧縮された部分を有するエンボス加工されたパターンを有し、スクリ ーンパターン及びエンボス加工されたパターンの双方を有する。スクリーンパタ ーンの高密度の繊維部分は、主に液体を長手方向の端部に配分するように吸収材 パッドの長手方向の端部に向けられる。エンボス加工されたパターンの高度に圧 縮された部分は、側方の端部に向かって液体が配分されるのを禁止するように主 に長手方向の端部に向けられる。

図面の説明 第１図は、下の構造を明らかにするために破断した部分を有する本発明の生理用 ナプキンの実施例の斜視図である。

第２図は、第１図に示す本発明の配分ストリップ、観察者に面するトップシート 側の平面図である。

第３図は、第２図の線３−３に沿って切った拡大断面図である。

第４図は、本発明の生理用ナプキンの他の実施例である。

発明の詳細な説明 第１図に示すように、吸収材１は、通常、全体がほぼ矩形であるが、端部の縁部 は、それぞれ弧状である。吸収材４は、通常バックシートより小さく、はぼ矩形 であるが、両端の縁部は、バックシート３の弧状部分の後ろに形成された弧状部 分６を有し、吸収パッド４の双方の長手方向の側方７は、中心部分がわずかに狭 くなるように内側に湾曲している。

吸収材１は、２つの中心線、長手方向の中心線及び横断方向の中心線を有する。

ここに使用する用語の「長手方向」は、吸収材１を着用するとき、直立している 着用者を左と右の体半分に部分する垂直平面にほぼ整合する（例えば、はぼ平行 な）吸収材１の平面ライン、軸または方向を言う。用語の「横」または「側方」 は、相互に置換可能であり、長手方向にほぼ垂直な吸収材１の平面内にあるライ ン、軸線または方向を言う。

トップシートは、吸収パッドの着用者に面する表面を完全にカバーするように整 合する。好ましくは、トップシートは、吸収材の周縁を越えて伸びており、吸収 材の側方縁部の周りを包み、吸収材を包囲して周縁の周りのバックシートに固定 することができる。

本発明による吸収材１の１つの実施例を第１図に示す。

吸収材１は、液体透過性のトップシート２と、液体不透過性バックシート３と、 その間に配置された人間の体から排出された液体を吸収する液体吸収パッド４と 、はぼ長手方向に液体の排泄物を配分する液体配分ストリップ１０とを有する。

ここに使用するような言い回しの「はぼ長手方向」は、長手方向の中心線から傾 斜した方向をも含むことを意図している。用語の「主に」は、用語の「一般的に 」と同じものと使用され、特定の角度または方向に制限されるものではない。好 ましい吸収材１は、トップシート２及びバックシート３との間に第２の層を追加 的に有する。

トップシート２、バックシート３及び吸収コア４は、（いわゆる「管」製品また はサイドフラップ製品を含む）種々のよく知られた構成に組み立てられるが、好 ましい生理用ナプキンの構成は、１９９０年８月２１日にオスポーンに発行され た「薄い可撓性の生理用ナプキン」と題された米国特許第４，９５０．２６４号 、１９８４年１月１０日デスマライスに発行された「複合生理用ナプキン」と題 された米国特許第４，４２５，１３０号、１９８２年３月３０日にアールに付与 された「ボーダー型使い捨て可能な吸収材」と題された米国特許第４，３２１． ９２４号、１９８７年８月１８日にパンチルバーブに付与された「フラップ付き に成形された生理用ナプキン」と題された米国特許第４，５８９，８７６号に開 示されている。これらの特許の各々は、言及によってここに組み込まれている。

第１図は、トップシート２及びバックシート３が吸収コア４の大きさより大きい 長さ及び幅を有する生理用ナプキンの好ましい実施例を示す。トップシート２及 びバックシート３は、吸収コア４の縁部を越えて伸びており、それによって周縁 部分だけではなくサイドフラップも形成する。

本発明の好ましい実施例において、配分ストリップ１０は、トップシート２及び 吸収コア４との間に配置される。本発明の他の好ましい実施例において、吸収コ ア４に配置された第２の層として作用するトップシート２と空気配置層８との間 に配分ストリップ１０が配置されている。配分ストリップ１０は、長手方向の端 部４ｂと吸収コアの側部との間のほぼ中心の中間部分４ａに配置されている。配 分ストリップ１０は、吸収コアの長手方向の長さに沿って液体の透過性及び拡散 性を提供する。

本発明の配分ストリップ１０は、第１図乃至第３図に示される。好ましい実施例 において、配分ストリップ１０は、平面図において矩形のストリップである。し かしながら、配分ストリップはストリップではないことを理解すべきである。こ こに使用する用語の「ストリップ」は、１枚の折られないシート、折られたシー ト、材料のストリップ、緩いまたは結合された繊維を有するシート、材料の複数 の層または薄層、またはこのような材料の他の組み合わせには制限されない。さ らに配分ストリップ１０は、矩形の形状である必要はない。ここに使用する用語 の「ストリップ」は、矩形の形状、犬の骨の形状、砂時計及び３角形の形状には 制限されない。

約６０ｍｍの横の幅を有する吸収コア４において、配分ストリップ１０の幅は、 約２０ｍｍから約４０ｍｍ。

さらに好ましくは約３０ｍｍが好ましい。配分ストリップ１０の幅１０と吸収コ ア４の横の幅の比は、配分ストリップの液体移動速度及び吸収コア４の吸収能力 に基づいて変化する。比は、約１：６乃至５：６が好ましく、さらに好ましくは 約２：５から７：１０が好ましい。配分ストリップ１０の長さは、長手方向の吸 収コア４の長さより短いことが好ましい。約１８０ｍｍの長手方向の長さを有す る吸収コア４において、配分ストリップ１０の長さは約１１０ｍｍが好ましい。

配分ストリップのこのような形状及び大きさは、製品の能率及び美観上の観点か ら望ましいことが分かっている。

配分ストリップ１０は、主に長手方向に向いている表面上に目視できるパターン １１を有する不織布ウェブを有する。目視てきるパターン１１は、一般に一様な 繊維の密度及び構造を有する不織材料の配分に関する本発明の配分ストリップ１ ０の液体配分の向きを特徴とする。

通常の不織材料は、すべての方向（すなわち、ｘ−ｙ平面及び２方向に）に同じ 速度で液体を搬送させる。

目視できるパターン１１は、スクリーンパターン１３またはエンボス加工された パターン１５であってもよく、好ましくは、スクリーンパターン１３及びエンボ ス加エバターン１５の組み合わせが好ましい。第３図に示すように、スクリーン パターン１３は、ナプキンの長手方向の端部に主に長手方向に向いている高密度 の繊維部分１７を有する。高密度の繊維部分は、不織布が垂直方向またはＺ方向 に圧縮される不織布の部分である。好ましい実施例において、スクリーンパター ン１３は、長い軸線２３及び短い軸線を有するひし形２１を有し、各ひし形の長 手方向の軸線がナプキンの長手方向の端部に向かって長手方向に向いている。こ こに使用する用語の「スクリーンパターン」は、複数の実質的に平行なうイン、 長いライン及び短いラインの繰り返しのエレメントからなる複数のライン、ヘリ ンボンパターンまたはこのようなライン及びパターンの連続的な及び／または断 続的なパターンまたは主に長手方向に向いたこのようなパターンの組み合わせに は制限されない。

スクリーンパターンは、結合繊維溶融吹き付は不織布に処理をすることによって 製造される。製造の結合ステップにおいて、溶融した熱可塑性樹脂を押出機のダ イの先端からの高速ガス流でコンベヤまたは収集スクリーン上に吹き付け、ラン ダムに向いている繊維のウェブを形成する。第３図に示すように、コンベヤまた は収集スクリーンの表面突出形状は、不織布に凹面のスクリーンパターンを形成 し、そのスクリーンパターンにおいて繊維はさらに接近した間隔を有し、繊維の 濃度は、スクリーンパターン１３で不織布の残りの部分より比較的大きい。

凹面のスクリーンパターン１３は、繊維の間に狭い空間を有する濃度部分を有し 、凹面部分の液体配分速度が圧縮部分１９より大きくなるように優れた毛管作用 を提供する。この実施例の配分ストリップ１０は格子パターン１９を有するから 、各ひし形の長い軸線２３は、長手方向を向き、長手方向の軸線の液体配分速度 は、横断方向の配分速度より大きい。

目視パターン１１のエンボス加工されたパターン１５は、不織布繊維がエンボス パターン１５を通って液体の配分を禁止する薄いフィルムセグメント２５になる ように強く圧縮された部分を有する。好ましい実施例において、エンボス加工さ れたパターン１５は、不織布の繊維が強く圧縮されるか、またはスタンプ加工さ れるかまたはパンチ加工される細長い楕円形２７を有する。細長い楕円形２７は 、配分ストリップ上に規則的な間隔で、さらに詳細に言うと、中央部分で側縁の 近傍に配置される。

各細長い楕円形２７は、好ましくは、長手方向に向いている。ここに使用される 用語の「エンボス加工されたパターン」は、曲線または主に長手方向を向いてい る他のパターンの連続的な及び／または断続的なパターンを含むが、それに制限 されない。エンボス加工されたパターンは、圧力及び熱エネルギーをそのパター ンに加えることによって製造されるが、好ましくは、この方法と一対のエンボス ローラによって不織布の一部の表面に適用することとを併用することによって製 造される。エンボスされた部分の薄いフィルムセグメント２５は、液体のすべて がエンボスされたパターン２７の周りに配分されるようにエンボス部分を通る液 体の配分を禁止する。

スクリーンパターン１３及びエンボスパターン１５の組み合わせは、スクリーン パターンで長手方向に良好な液体拡散速度によって長手方向に優れた液体配分を 行い、エンボスパターン１５で横断方向への液体の配分を禁止する。スクリーン パターン１３及びエンボスパターン１５は、任意に組み合わせることができる。

好ましい実施例において、エンボスパターン１３は、スクリーンパターン１３の 凹面のラインセグメント１３ａの間に組み合わせられ、それによってスクリーン パターン１３とエンボスパターン１５との異なる性質を結合することによって優 れた液体の配分を提供する。

配分ストリップ１０は、その中を通り通過する液体を良好に配分し移動させるた めに親水性であることが好ましい。配分ストリップを形成する繊維及びヤーンは 、本来、親水性であるが、このような場合、それらの表面を親水性であるように 処理ことか好ましい。繊維の表面を親水性を有するようにする適切な方法は、そ れらを表面活性剤で処理することを含む。繊維は、表面活性剤で配分ストリップ １０を形成する材料を噴霧するか、または材料を表面活性剤に含浸することによ って処理する。このような処理及び親水性のさらに詳細な説明は、レイジング等 及びレイジングにそれぞれ発行された米国特許第４．９８８．３４４号及び４， ９８８．３４５号に開示されている。

配分ストリップ１０は、織物または不織布である。この材料は合成物または部分 的に合成物及び部分的に天然材料である。このような合成繊維は、ポリエステル 、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ビスカスレーヨン繊維またはセル ロースアセテートを含むが、ポリエステル繊維が好ましい。適当な天然繊維は、 木綿、セルロースまたは他の天然繊維を含む。また、配分ストリ・ツブ１０は、 少なくとも部分的にクロスリンクされたセルロース繊維を含む。適当なりロスリ ンクされたセルロース繊維は、１９８９年１２月１９日にタック等に付与された 米国特許第４，８８８，０９３号、１９８９年４月１８日にディージ等に付与さ れた米国特許第４，８２２゜５４３号、１９８９年１２月２６日にショゲン等に 付与された米国特許第４，８８９．５９５号、１９８９年２月６日にモーレ等に 付与された米国特許第４，８９８゜６４２号及び１９９０年６月１９日にラシュ 等に付与された米国特許第４，９３５，０２２号に開示されてｔ）る。

しかしながら、このような天然または変形された繊維の量は、トップシートが残 りの合成繊維に適当に溶融することができない程の量であってはならない。また 、配分ストリップは、毛管チャンネル通路（すなわち、好ましくは、それらの外 面上に形成されたチャンネルを有する繊維）を有する。このような繊維は、１９ ９０年１０月１０日に公開されたＥＰＯ特許出願０３９１，８１４号に、及び毛 管チェンネル繊維特許出願に詳細に説明されている。また、配分ストリップは、 吸収コアにお５ｔで使用される以下に説明するものと同様の繊維のブレンドのよ うな上述した材料の組み合わせ、または等価材料または材料の組み合わせからな る。

配分ストリップ１０が、もし不織布であるならば、スパンボンディング及びカー ディングを含むがそれに制限されない多数の異なる処理によって製造される。特 に好ましい実施例において、配分ストリップは、溶融吹き付は不織ウェブからな る。好ましくは、配分ストリ・ノブは、ポリエチレンの溶融吹き付けの不織布ウ ェブの約５０乃至約１００グラム／ｍ２、好ましくは、約９０グラム／ｍ２の基 礎重量を有する。このタイプの溶融吹き付は繊維は、米国、ペンシルバニア州の フィラデルフィアのスコツト製紙会社のスコツト不織布によって製造される。

溶融吹き付は不織布ウェブは、液体の移動を促進する繊維の間の小さな空間を形 成する細かい、小さい直径の繊維を有する。配分ストリップを有する繊維または ヤーンは、ステープル長から連続するいずれの長さであってもよい。好ましくは 、繊維は、１．０以下のデニール、さらに好ましくは、平均が約０．５２以下の デニールである。

特に好ましい配分ストリップ材料の繊維は、ポリエチレン樹脂から製造される。

ポリエチレン樹脂から製造された好ましいトップシートは、配分シートへの溶融 接着を容易にする。好ましい実施例において、配分ストリップは、クリ−等の名 称の米国特許第０７／８１０．７７４号に開示されるような溶融接合にような、 機械的な結合及び接着剤による固定手段、最も好ましくは、溶融結合によってウ ェブを共に接合する従来の手段によってトップシートに接触するように維持され る。溶融結合は、熱による結合、超音波結合及びそれと同様なものを含む。

第４図に示す本発明の他の実施例において、配分ストリップ３０は、溶融吹き付 けまたはスパンボンド加工された不織布であり、吸収材の長手方向への液体配分 を改良する。特に好ましい配分ストリップ３０は、一連の長手方向を向いたエン ボス部を有する。特定の実施例において長手方向を向いたエンボス部はひし形部 ３３を有する格子パターン３１を形成する。配分ストリップ３０の大きさ及び形 状は、製品の性能及び美観上の観点から望ましいものを決定すべきである。好ま しくは、配分ストリップ３０は約０．５５乃至０．５８ｍｍの２方向の厚さまた は厚み、約３０ｍｍの幅、約１１０ｍｍの長さを有する。

吸収材１の長手方向の端部の縁部５は、典型的には、トップシート２とバックシ ート３、並びに追加の不織布織物層１５を密封シール８、好ましくは、熱シール で共に接合することによって形成される。

適用可能なバックシート３及びトップシート２及び追加の不織布層１５は、当業 者によ（知られているような取り付は手段（図示せず）によって吸収コア４に固 定す感触を有し、刺激性のないものである。さらに、トップることかできる。例 えば、バックシート及びトップシート２は、接着性の一様な連続層、接着性のパ ターン化された層、または分かれたラインの配列、螺旋または接着剤の点によっ て互いに取り付けられる。満足のゆく接着剤は、ミネソタ州のＨｏＢ、　アニー ラ会社によってＨＬ−１２５８＊たはＨ−２０３１の商品名で製造されている。

取り付は手段は、ミネトラ等に１９８６年３月４日に発行された「使い捨て可能 な廃物収容下着」と題された米国特許第４．５７３．９８６号に開示されており 、それはここに言及により組み込まれている。フィラメントの開放パターンネッ トワークの例示的な取り付は手段は、１９７５年１０月７日にスプラーゲＪｒ、 に発行された米国特許第３，９１１．１７３号、１９８７年１１月２２日にジー カー等に発行された米国特許第４，７８５．９９６号及び１９８９年６月２７日 にウェレニックに付与された米国特許第４．８４２．６６６号に示されるような 装置及び方法によって説明されるような螺旋パターンに巻かれる接着性のフィラ メントのいくつかのラインからなる。これらの特許は、言及によりここに組み込 まれている。別の案として取り付は手段は、熱結合、圧力結合、超音波結合、動 的な機械結合または他の適当な取り付は手段または当業者に知られているこれら の取り付は手段の組み合わせを含む。

トップシート２は、着用者の皮膚に柔順で、柔らがい−トを備えた使い捨て可能 な吸収材」と題された米国時シート２は、液体（例えば、メンス及び／または尿 ）がその厚さを容易に貫通する液体透過性である。適当なトップシート２は、織 られた及び不織布、孔が形成された熱可塑性フィルム、孔を有するプラスティッ クフィルム及び熱可塑性のフィルムのようなポリマー材料、ハイドロフオームの 熱可塑性のフィルム、多孔性発泡体、網状の発泡体、網状の熱可塑性フィルム及 び熱可塑性の綿布のような広範な材料から製造することができる。適当に織られ た及び不織布は、天然繊維（例えば、木または木綿繊維）、合成繊維（例えば、 ポリエステル、ポリプロピレンまたはポリエチレン繊維のような合成繊維）また は天然及び合成繊維の組み合わせからなる。好ましいトップシートは、孔が形成 されたフィルムを含む。なぜならば、フィルムが体の排出物に対して透過性で非 吸収性であり、液体が逆戻りして着用者の皮膚を再び濡らす傾向を減少させる傾 向を有するからである。このように、体に接触するように形成されたフィルムの 表面は乾燥しており、それによって体が汚れることを低減し、着用者のさらに心 地よい感じを形成する。適当に形成されたフィルムは、１９７５年１２月３０日 にトンプソンに発行された「傾斜毛管作用を有する吸収構造」と題された米国特 許第３，９２９，１３５号、１９８２年４月１３日にムレンに付与された「引っ 張り抵抗を有するトップシ許第４，３２４，２４６号、１９８２年８月３日にラ ブル等に付与された「繊維状の特性を示す弾性プラスティックウェブと題された 米国特許第４，３４２．３１４号、１９８４年７月３１日にアー等に付与された 「ノングロ材」と題された米国特許出願第０７／７９４．７４５号に開示されて いるような成形されたフィルムのトップシートのポリマー材料に組み込まれてお り、この特許出願は言及によりここに組み込まれている。別の案として、トップ シートの本体の表面は、オズボーンに付与された上に引用した米国特許第４．９ ５０，２５４号に開示されるような界面活性剤によってそれを処理することによ って親水性とされる。

バックシート３は、液体（例えば、メンス及び／または尿）に対して不透過性で あり、薄いプラスティックフィルムで製造することが好ましいが、他の可撓性液 体不透過性材料をも使用することができる。ここに使用する用語の「可撓性」は 、柔順な人間の体の全体の形状及びその輪郭に容易に適合する。バックシート３ は、パンツ、パジャマ及び下着のような生理用ナプキンに接触するものを吸収コ ア４に吸収され及び含まれる排出物が濡らすことを防止する。バックシート３は 、ポリエチレンまたはポリプロピレンの熱可塑性フィルムのようなポリマーフィ ルムまたはフィルムコートされた不織布材料のような複合材料からなる。好まし くは、バックシートは、約０．０１２ｍｍ　（０，５ｍｆ　ｌ）から約０．０５ １ｍｍ（２，０ｍｉ　Ｉ　ｓ）の厚さを有するポリエチレンフィルムである。例 示的なポリエチレンフィルムは、オハイオ州シンシナチのクロペイコーポレーシ ョンによってｐ１８−０４０１の商品名で、またインジアナ州のテレホーテのエ チルコーポレーションビスクイーン部門で商品名ＸＰ−３９３８５で製造されて いる。好ましくは、バックシートは、エンボス加工され及び／またはさらに布の ような外観を有するようにするためにマット仕上げされる。さらに、バックシー ト３は、バックシート３を通って排出物が通ることを防止しながら蒸気が吸収コ ア４から逃げること（すなわち、呼吸可能）を可能にする。

吸収バッド４は、液体（例えば、メンス及び／または尿）を吸収または保持する ことができる吸収材である。

上述したように、吸収コア４は広範な大きさの形状（例えば、矩形、楕円、砂時 計、ドッグホーン非対称形等）から、また吸収ナプキンに通常使用される広範な 液体吸収材料及び通常エアフェルトと称される有孔性の木製のパルプのような他 の吸収材から製造することができる。

他の適当な吸収材の例は、クリープセルロースワラディング、コツオームを含む 溶融ポリマ、化学的に硬化され、変形され、またはクロスリンクされたセルロー ス繊維、クリンプ加工されたポリマ繊維のような合成繊維、ピートモス、組織ラ ップ及び組織薄層を含む組織、吸収スポンジ、超吸収ポリマ、吸収ゲル材料また は等価材料または等価材料の組み合わせまたはこれらの混合物を含む。

また、吸収コアの形状及び構成が変化する。例えば、吸収コアは、変化する毛管 領域（例えば、中心が厚くなるような輪郭）、親水性勾配、超吸収性勾配、また は下方の濃度及び下方の平均基礎重量獲得領域または１つまたはそれ以上の層ま たは構造を有する。しかしながら、全体の吸収能力は、設計の負荷及び吸収材の 位置された使用と互換性を有する。さらに、吸収コアの大きさ及び吸収能力は、 失禁用パッド、下着ライナー、通常の生理用ナプキンまたは一昼夜の生理用ナプ キンのような異なる使用を収容するために変化することができる。　本発明の吸 収コアとして使用する例示としての吸収コアは、１９９０年８月２１日にオスポ ーンに付与された「薄い可撓性生理用ナプキン」と題された米国特許第４，９５ ０゜２６４号、１９８６年９月９日にワイスマン等に付与された高濃度吸収構造 と題された米国特許第４，６１０゜６７８号、１９８９年５月３０日にアレメニ ー等に付与された「低濃度及び低い基礎重量の獲得領域を有する高濃度の吸収部 材」と題された米国特許第４，８３４，７３５号及びデュンク等の名称で１９８ ６年１０月２２日にブロクター＆ギャンブル社によって出願されたヨーロッパ特 許出願第０１９８６８３号に開示されている。これらの特許の各々は言及により ここに組み込まれている。

使用に当たって、生理用ナプキン１は、このような目的のためによく知られた支 持手段または取り付は手段（図示せず）によって所定の位置に保持することがで きる。好ましくは、生理用ナプキンは、使用者の下着またはパンティに配置され 、接着部４０のような固定部によってそれらに固定される。接着部４０は、パン ティのまたの部分に生理用ナプキンを固定する手段を有する。吸収材１の下着に 面する面の一部または全部が接着剤でコートされる。このような目的のためにこ の技術において使用される接着剤または糊は、ここに接着剤において使用するこ とができ、圧力感応接着剤が好ましい。適当な接着剤は、オハイオ州コロンブス のセンチユリ−接着剤社によって製造されたセンチユリ−Ａ３０５−　及びニュ ーシャーシー州ブリッジウォーターの国際スターチ及び化学会社によって製造さ れたインスタントロック３４−２８２３である。また、適当な接着剤ファスナー は、米国特許第４，９１７．６７９号に開示されている。使用時に生理用ナプキ ンを配置する前に、圧力感応接着剤は、乾燥するかまたは、使用の前のパンティ のまたの部分以外に接着することを防ぐために典型的には取り外し可能なリリー スライナ４１でカバーされる。また、適当なリリースライナは、上述した米国特 許第４．９１７゜６７９号に開示されている。このような目的のために通常使用 される商業的に利用可能なリリースライナをここに使用することができる。適当 なリリースライナの非制限的な例は、ＢＬ３０ＭＧ−ＡＳｉ　１ｏｘＥＩ１０及 びＢＬ３０ＭＧ−ＡＳ　ｉ　ｌ　ｏｘ４Ｐ１０であり、その双方は、Ｗ■のメナ ーシャのアクロシ社によって製造される。

本発明の生理用ナプキンｌは、リリースライチを除去することによって使用され 、その後、接着剤がパンティに接触するようにパンティ内に生理用ナプキンを配 置する。

接着剤４０は、使用中にパンティ内に生理用ナプキンを維持するように補助する 。

本発明の好ましい他の実施例において、生理用ナプキンは、２つのフラップ（図 示せず）を有し、その各々は、吸収コアの側縁に沿って配置された接合線のライ ンに隣接してそこから横に伸びている。ウィングは、着用者のパンティの縁部及 びももの間に配置されるようにまた領域で着用者のパンティの縁部を包むような 形状である。

ウィングは、少なくとも２つの目的がある。第１にウィングは、メンス時の液体 による着用者の体及びパンティの汚れを好ましくは、パンティの縁部に沿って２ 重の障壁を形成することによって防止することを補助する。第２にウィングは、 パンティの下に折り戻されパンティの下着の而する側に取り付けられるように下 着に面する側に取り付は手段を備えることが好ましい。このように、ウィングは 、パンティ内に生理用ナプキンを適当に配置する作用を行う。ウィングは、トッ プシート２、バックシート３またはこれらの材料の組み合わせと同様の材料を含 む種々の材料から製造される。さらに、ウィングは、ナプキンの主本体に取り付 けられる分かれたエレメントであり、またトップシート２及びバックシート３の 延長部（すなわち、一体性）であってもよい。本発明の生理用ナプキンに使用さ れるに適した適応可能なウィングを有する多数の生理用ナプキンは、１９８７年 ８月１８日にパンチルピングに発行された「フラップを有する成形された生理用 ナプキン」と題された米国特許第４，６８７．４７８号、１９８６年５月２０に パンチルピングに発行された「生理用ナプキン」と題された米国特許第４゜５８ ９’、８７６号及び１９８６年８月２６日にマツチングに発行された「生理用ナ プキン取り付は手段」と題された米国特許第４，６０８．０４７号に開示されて いる。

これらの特許は、言及によりここに組み込まれている。

本発明による上述した説明から明らかなように、液体配分ストリップは、吸収コ ア上をその中に流れる液体排泄物の流れを改良し、吸収材を比較的薄くつくるこ とができる。従って本発明は、改良された液体配分特性を有する液体配分ストリ ップを提供し、側縁に沿って改良された漏れ防止を有する改良された配分ストリ ップを備えた吸収材を提供する。

本発明の特定の実施例を図示し説明したが、本発明の精神及び観点から離れずに 種々の他の変更及び変形がなされることは当業者に明らかである。従って本発明 の観点内にある変化及び変形のすべてを請求の範囲でカバーすることが意図され る。

Ｆｉｇｕｒｅ　１ Ｆｉｇｕｒｅ　２ Ｆｉｇｕｒｅ　３ Ｆｉｇｕｒｅ　４ 国際調査報告　＋１．Ｔ／１１゜。つ＃１Ｏｆｆ＋７フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ （ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、、　ＧＮ、　ＭＬ、　ＭＲ ，ＳＮ、　ＴＤ、　ＴＧ）、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　Ｃ３， ＦＩ、　ＨＵ。

Ｊ　Ｐ、　ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　Ｎ０２ＰＬ、　Ｒ Ｏ，ＲＵ、　ＳＤ、　ＵＡ、　ＵＳ

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．液体透過性のトップシートと、液体不透過性のバックシートと、それらの間 に配置され、長手方向の端部を有し、人間の体から排出される液体を吸収する液 体吸収パッドと、前記トップシートと前記吸収パッドとの間に配置された液体配 分ストりツプとを有し、前記液体配分ストリップは、主に前記吸収パッドの長手 方向の端部を向いている高密度の繊維部分を有するスクリーンパターンを有する 不織布ウエブを含む吸収材。
2. ２．前記スクリーンパターンは、連続パターンを有する請求項１に記載の吸収材 。
3. ３．前記スクリーンパターンはひし形の格子パターンを有し、各ひし形は、長手 方向の軸線及び短い軸線を有し、前記長手方向の軸線は、前記吸収パッドの前記 長手方向の端部を向いている請求項２に記載の吸収材。
4. ４．前記スクリーンパターンは、各々が長いライン及び短いラインを繰り返すエ レメントを有する複数のラインを有する請求項２に記載の吸収材。
5. ５．長手方向の縁部及び横方向の縁部を有する吸収材であって、液体透過性トッ プシートと、液体不透過性のバックシートと、それらの間に配置され、長手方向 の端部を有し、人間の体から排出される液体を吸収する液体吸収パッドと、前記 トップシートと前記吸収パッドとの間に配置された液体配分ストリップとを有し 、前記液体配分ストリップは、主に長手方向に向いているエンボス部分が形成さ れたエンボスパターンを備えた不織布のウエブを有し、そこでは繊維が前記側方 縁部に向けて前記本体液体の配分を禁止するために強く圧縮されている吸収材。
6. ６．前記エンボス部分は、前記液体の配分が前記長手方向の縁部に向かうように 主に前記吸収パッドの前記長手方向の端部に向かう断続的なラインを有する請求 項５に記載の吸収材。
7. ７．長手方向の縁部及び横方向の縁部を有する吸収材であって、液体透過性トッ プシートと、液体不透過性のバックシートと、それらの間に配置され、長手方向 の端部を有し、人間の体から排出される液体を吸収する液体吸収パッドと、前記 トップシートと前記吸収パッドとの間に配置された液体配分ストリップとを有し 、前記液体配分ストリップは、主に前記吸収パッドの長手方向に向いている高密 度の繊維部分を有するスクリーンパターンを備えた不織布のウエブと、繊維が前 記横方向縁部に向けて前記本体液体の配分を禁止するために強く圧縮されている エンボス部分を有する、前記長手方向の端部に向かうエンボスパターンとを有す る吸収材。
8. ８．前記スクリーンパターンは、ひし形の格子パターンを有し、各ひし形は、長 手方向の軸線及び短い軸線を有し、前記長手方向の軸線は、前記吸収パッドの前 記長手方向の端部を向いている請求項７に記載の吸収材。
9. ９．前記エンボスパターンは、前記吸収パッドの長手方向の端部に向かう断続的 なラインを有する請求項７に記載の吸収材。
10. １０．エンボスパターンの断続的なラインを有し、このようなエンボスパターン は、前記スクリーンパターンの前記格子パターンのひし形の内側に配置されてい る請求項８に記載の吸収材。