JPH07500403A - コンクリートの基礎のための埋込みユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コンクリートの基礎のための埋込みユニットこの発明は、コンクリートの基礎に 埋込みユニットとして埋め込まれる、機械の弾性支持部材のための支持・固定装 置に関する。

支持部材を基礎にネジ止めする方法としては、基礎に埋め込まれたボルト、ネジ 孔を有する基礎に埋め込まれた中実体、ネジ孔を有する溶接鋼材構造などが知ら れている。

これらの固定方法でも確かに基礎との機械的結合は可能である。しかしこれらの 方法は機械振動の振幅の抑制には殆ど役に立たず、弾性支持部材の出力端におけ る振動振幅は殆ど減衰される事なく基礎に侵入する。

この発明の目的は、埋込みユニットを確実に基礎に固定し、更に振動を効果的に 抑制して振動の基礎への侵入に際し振動の振幅を減少させるとともに、共振の増 大を効果的に抑制する事である。この際、埋込みユニットの寸法を太きくＩＩ択 する事により高周波振動に対し入力インピーダンス（振動抵抗）を大きくする。

この目的は請求項１に記載された特徴事項により達成される。

この特徴により埋込みユニットは中実体に比較して表面積の大きな凹凸の激しい 構造を有し、このため基礎への固定を実質的に改善できる。

埋め込みに際しコンクリートで充填される構造体接合空隙は振動減衰空隙を構成 し、振動の基礎への侵入に際し振動を効果的に減衰する。また埋込みユニットの 寸法を十分に大きく選択することにより高周波振動に対するインピーダンスを十 分に大きくする。

他の請求項はこの発明の種々の実施態様を与える。

この発明に従う埋込みユニットの実施例は図に示されており以下に詳しく説明す る。

図１は棒状部材および板状部材から成るグリル構造を備える埋込みユニットの透 視図である。

図２は図１の方向ＩＩかうみた部分透視図である。

図３は図１の綿Ｉ　Ｉ　Ｉ−Ｉ　Ｉ　Ｉに対応する縦断面を示す。

図４は図３のＩＩＩＶ−ＩＶに対応する図１〜３の埋込みユニットの横断面を示 す。

図５は埋込みユニットの他の実施例の縦断面を示す図であり、棒状部材は板状部 材と結合されて形状を決定している。

図６は図５の線ＶＩ−ＶＩに対応する図５の埋込みユニットの横断面を示す。

すべての図において基礎コンクリート材料は符号１１で示されている。なお基礎 が基盤基礎であるか、あるいは機械の二重弾性支持における中間基礎であるかは どちらでもよい。また埋込みユニットの埋め込みに使用されるコンクリートはど んなものでもよく、水硬性コンクリート、あるいは例えば工作機械構造において 振動抑制に使用される反応硬化型コンクリートが使用できる。なおＩＪＩの機械 を固定するためには複数の埋込みユニットおよび弾性支持部材が必要である。

この発明に従う埋込みユニットは複数個の棒状部材１２および板状部材１３から なり、埋め込みに際しコンクリート材料１１が侵入する振動抑制空ｐ１１１４を 各表面の間に形成するように互いに結合される。ネジ孔１５は図示しない弾性部 材を固定するために使用されるものであり、機械は弾性部材を介して基礎に支持 ・固定される。

図１〜４において埋込みユニットはネジ孔Ｉ５を有する棒状部材１２のグリル構 造から構成される。棒状部材１２の間に板状部材１３が配置され、板状部材１３ の上端は棒状部材の表面および基礎の表面とともに１平面１８を形成する。

板状部材１３はＵ字状に形成され、その足１７はコンクリート材料１１内に延在 する。棒状部材】２および板状部材】３は互いに分断された溶接部分１６によっ て相互に結合され、振動抑制空Ｆｊｌ１４を形成する。

図５．６において棒状部材１２はコンクリート材料内に延在する複数個の板状部 材１３を横断しており、全体形状を決定するように板状部材１３と結合されてい る。この際、支持部材の表面を構成する棒状部材の表面および板状部材の上端面 はコンクリートの基礎の表面と１平面１８を形成する。板状部材はネジボルト１ ９によって互いに結谷され、振動抑制空ｌ１１１１４はスペーサ円板２０の挿入 によって形成される。

国際調査報告 フロントページの続き （７２）発明者　ミュラー、シュテファンドイツ連邦共和国、７９９０　フリー ドリッヒスハーフェン、ケー　ニッヒスベルガー・シュトラーセ　３ （７２）発明者　クラマー、アドルフ ドイツ連邦共和国、７７７８　マルクドルフ、アム・ラムスベルク　あ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．コンクリートの基礎に埋込みユニットとして埋め込まれる、機械の弾性支持 部材のための支持・固定装置において、埋込みユニットは複数個の棒状部材（１ ２）および板状部材（１３）から構成され、前記棒状部材および前記板状部材は 、埋め込みに除してコンクリート材料で充填される振動抑制空隙（１４）を該部 材の表面の間に形成するように互いに結合された事を特徴とする機械の弾性支持 部材のための支持・固定装置。 ２．前記埋込みユニットは、弾性支持部材を固定するためのネジ孔（１５）を備 える棒状部材（１２）から成るグリル構造から構成され、コンクリート材料（１ １）内に延在する板状部材（１３）は前記棒状部材の間に配置され、前記支持部 材の表面を形成する棒状部材の表面および板状部材の上端面は前記コンクリート の基礎の表面と１平面（１８）を形成する事を特徴とする請求項１記載の埋込み ユニット。 ３．前記埋込みユニットは、前記弾性支持部材を固定するためのネジ孔（１５） を有する棒状部材（１２）を備え、前記棒状部材（１２）は、コンクリート材料 （１１）内に延在する複数個の板状部材（１３）を横断して配設されて形状を決 定するように前記板状部材と結合されており、前記支持部材の表面を形成する棒 状部材の表面および板状部材の上端面は前記コンクリートの基礎の表面と１平面 （１８）を形成する事を特徴とする請求項１記載の埋込みユニット。 ４．板状部材（１３）がＵ字状に形成され、板状部材の２本の足（１７）がコン クリート材料（１１）内に延在する事を特徴とする請求項２または３記載の埋込 みユニット。 ５．前記棒状部材（１２）および前記板状部材（１３）は、互いに隣接する表面 の間に振動抑制空隙（１４）を形成するように溶接部分（１６）および溶接点に よって待合されている事を特徴とする請求項から４いづれかに記載の埋込みユニ ット。 ６．複数個の前記棒状部材（１２）および前記板状部材（１３）は、振動抑制空 隙（１４）を形成するようにネジボルト（１９、２０）によって互いに結合され ている事を特徴とする請求項１から４いづれかに記載の埋込みユニット。 ７．前記振動抑制空隙（１４）がスペーサ円板（２０）によって形成される事を 特徴とする請求項６記載の埋込みユニット。