JPH0749872Y2 - 携帯用無線機の筐体構造 - Google Patents

携帯用無線機の筐体構造

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JPH0749872Y2
JPH0749872Y2 JP1989114849U JP11484989U JPH0749872Y2 JP H0749872 Y2 JPH0749872 Y2 JP H0749872Y2 JP 1989114849 U JP1989114849 U JP 1989114849U JP 11484989 U JP11484989 U JP 11484989U JP H0749872 Y2 JPH0749872 Y2 JP H0749872Y2
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JP
Japan
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housing
ptt switch
hooked
wireless device
sectional area
Prior art date
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JP1989114849U
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JPH0353044U (ja
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幹夫 大谷
隆 南
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Icom Inc
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Icom Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、手に把握して操作する携帯用無線機の筐体の
構造に関するものである。
【従来の技術】
片手で把握して操作する携帯用無線機の筐体の構造とし
ては、基本的には縦長の直方体状の構造が採用されるこ
とが多い。 そして、筐体の上部には送受信切り換え用のPTTスイッ
チが配設されていることから、実開昭53−157611号公報
に開示されているように、上部の断面積はそれ以下の部
分の断面積より大きく形成されているものがある。即
ち、PTTスイッチの下部に一段の段差が形成されている
ものがある。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、実開昭53−157611号公報に開示された携帯用無
線機の筐体構造では、PTTスイッチの下側には一段の段
差が形成されているが、それより下部においては、断面
積が同じ、つまり同じ太さである。 よって、実開昭53−157611号公報の携帯用無線機を、操
作せずに単に手に持っている状態では、PTTスイッチの
下側に形成された段差が指にて掛止され保持されるが、
その指を動かしてPTTスイッチを操作すると、充分に掛
止されなくなって、確実には保持し難く、滑り落ちやす
くなるという問題があった。 特に、PTTスイッチは頻繁に操作するので、PTTスイッチ
の下の段差だけでは充分には掛止できないのである。 加えて、図3のAに示すように、右手に持って携帯用無
線機を口元に近づけると、アンテナが目の前にくること
を避けるためと、腕と手首の骨格構造等に基づく手首の
自然な傾きとから、携帯用無線機の筐体を45°程度傾斜
させることが自然である。このように傾斜した状態で
は、PTTスイッチの下の段差だけでは、掛止することは
更に不十分になり、手から抜け落ちやすいという問題が
ある。 このようなことから、野外等において、PTTスイッチを
操作して運用中に落としてしまう危険性があった。 そこで、本考案においては、PTTスイッチの下側に形成
された段差が何れかの指に掛止されにくい状態であって
も、筐体を掛止できる手段を具備した筐体構造を提案す
ることを目的としているのである。
【課題を解決しようとする手段】
本考案においては、片手で把握して操作しうる携帯用無
線機の筐体であって、その筐体の上部側面にPTTスイッ
チ部分を設け、このPTTスイッチ部分の下側に第1の絞
り部を形成することにより、前記筐体の上部の断面積を
中間部以下の断面積より大きくした携帯用無線機の筐体
構造において、前記筐体の中間部と下部との間の両側面
に第2の絞り部を形成することにより、前記筐体の下部
の断面積を前記中間部の断面積より小さくするととも
に、前記筐体の下部を着脱可能なバッテリーパックとす
るという手段を講じた。
【作用】
PTTスイッチが親指側に位置するように、本考案にかか
る筐体構造の携帯用無線機を左手で把握するときは、PT
Tスイッチ部分の下側に形成された第1の絞り部が親指
にて掛止され、更に中間部と下部との間に形成された第
2の絞り部が親指の付け根もしくは掌にて掛止されると
ともに、PTTスイッチと反対側の側面に形成された第2
の絞り部が薬指もしくは小指にて掛止されるので、複数
箇所で掛止されるのである。 そして、PTTスイッチを親指で操作するときは、親指に
よる掛止が不十分になっても、親指の付け根もしくは掌
によって第2の絞り部が掛止されるとともに、PTTスイ
ッチと反対側の側面に形成された第2の絞り部が薬指も
しくは小指にて掛止されるので、複数箇所で掛止される
のである。 持ちかたを変えて、PTTスイッチが人指し指側に位置す
るように、本考案にかかる筐体構造の携帯用無線機を右
手で把握するときは、PTTスイッチ部分の下側に形成さ
れた第1の絞り部が人指し指もしくは中指にて掛止さ
れ、更に中間部と下部との間に形成された第2の絞り部
が薬指もしくは小指にて掛止されるとともに、PTTスイ
ッチと反対側の側面に形成された第2の絞り部が掌で掛
止されるので、複数箇所で掛止されるのである。 そして、PTTスイッチを操作するときは、人指し指によ
る掛止が不十分になっても、中指にて掛止され得るとと
もに、第2の絞り部の両側面が薬指もしくは小指と、掌
とで掛止されるので、複数箇所で掛止されるのである。 このようにして、本考案の携帯用無線機の筐体構造によ
れば、左右の何れの手で持っているときにも、また、PT
Tスイッチを操作するときにも、筐体は複数箇所で掛止
されるのである。 更に、第2の絞り部の下部は着脱可能なバッテリーパッ
クとしたので、他の機種と互換性のある小型のバッテリ
ーパックを使用することができるのである。
【実施例】
以下に本考案を図面に基づいて詳説する。 第1図は本考案にかかる携帯用無線機の筐体構造の実施
例の正面図である。 図面において、 1は携帯用無線機の筐体であり、上部Aと中間部Bと下
部Cから構成される。 前記上部Aの下側には第1の絞り部2を形成し、前記中
間部Bと下部Cとの間の両側面には第2の絞り部3を形
成した。 前記上部Aには、テンキー4とPTTスイッチ5が配設さ
れ、前記中間部Bにはスピーカが配設され、その前面に
はスピーカの音が聞きやすいように格子状にスリット溝
6が形成され、前記下部Cには着脱可能なバッテリーパ
ック7を備えている。 上記構成の携帯用無線機を左手に持った状態で、PTTス
イッチ5を操作する場合には、第1図に示すように、第
2の絞り部2の左側部分を親指の付け根もしくは掌13に
て掛止し、前記第2の絞り部3の右側部分を薬指等8に
て掛止して保持する。 そして、前記テンキー4を操作する場合には、そのまま
で良いが、親指で前記第1の絞り部2を支えて支持して
も良い。また、親指で前記スリット溝6を押さえて持つ
と滑り難くなるので更に確実に保持できるのである。 また、第2図に示すように、右手に持って使用するとき
は、PTTスイッチ5を人指し指にて操作し、他の部分で
支える。 つまり、携帯用無線機の第1の絞り部2に中指9を掛け
るとともに、第2の絞り部3の左側部分に小指等10を掛
けて支持し、前記第2の絞り部2の右側部分は親指の付
け根もしくは掌13に当てて支持する。このように、携帯
用無線機の左右両側面を挟むようにして支持するので、
人指し指でPTTスイッチを操作しても、確実に保持でき
るのである。 以下に、右手に持って、中間部Bのマイク兼用のスピー
カを口元に近づけた状態を示した第3図に基づいて、説
明を加える。 第3図のAに示したように、右手に持って口元に近づけ
ると、アンテナ11が目の前にくることを避けるために、
腕と手首の骨格構造等に基づく手首の自然な傾きとか
ら、携帯用無線機の筐体1を45°程度傾斜させることが
自然である。 よって、第3図のBに示したように、携帯用無線機の筐
体1の重心Gに作用する荷重は、矢線12で示したように
垂直方向に作用する。この荷重は第1の絞り部2では支
持できない。 そこで、第2の絞り部3を掌13に掛止させることによっ
て、携帯用無線機の荷重を効果的に支えることが可能に
なるのである。 このように、確実に保持できるので野外等において手袋
や濡れた手で持っても確実に保持できるのである。 なお、前記筐体1の裏側にベルトフックを設けると、ベ
ルトに掛止して保持することができるとともに、裏面に
適度の膨らみが掛止されるので持ちやすい。 前記下部Cは着脱交換可能なバッテリーパックとするこ
とにより、他機種と互換性のあるバッテリーパックが使
用できるとともに、中間部Bおよび上部Aの内容積を大
きくできるので、互換性が高く且つ内部構造設計に充分
な余裕を持たせることが可能となるという効果が得られ
る。
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、第1の絞り部と第2の
絞り部との2段の絞り部を形成したので、左右の何れの
手で持った状態であっても、又、PTTスイッチを操作し
ている状態であっても、携帯用無線機の筐体は複数箇所
で手に掛止され、手から滑り落ちてしまうことが無く確
実に保持できるという効果が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる携帯用無線機の筐体構造の実施
例の正面図、第2図は使用状態の例を示す正面図、第3
図は使用状態を説明する説明図である。 1……携帯用無線機の筐体、2……第1の絞り部、3…
…第2の絞り部、7……バッテリーパック、A……上
部、B……中間部、C……下部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】片手で把握して操作しうる携帯用無線機の
    筐体であって、その筐体の上部側面にPTTスイッチ部分
    を設け、このPTTスイッチ部分の下側に第1の絞り部を
    形成することにより、前記筐体の上部の断面積を中間部
    以下の断面積より大きくした携帯用無線機の筐体構造に
    おいて、 前記筐体の中間部と下部との間の両側面に第2の絞り部
    を形成することにより、前記筐体の下部の断面積を前記
    中間部の断面積より小さくするとともに、前記筐体の下
    部を着脱可能なバッテリーパックとしたことを特徴とす
    る携帯用無線機の筐体構造。
JP1989114849U 1989-09-29 1989-09-29 携帯用無線機の筐体構造 Expired - Lifetime JPH0749872Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0353044U JPH0353044U (ja) 1991-05-22
JPH0749872Y2 true JPH0749872Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=31663197

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JPS5626364Y2 (ja) * 1977-05-17 1981-06-23
JPS5580954U (ja) * 1978-11-28 1980-06-04
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