JPH0749845Y2 - 伸縮アンテナ - Google Patents

伸縮アンテナ

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JPH0749845Y2
JPH0749845Y2 JP1986071484U JP7148486U JPH0749845Y2 JP H0749845 Y2 JPH0749845 Y2 JP H0749845Y2 JP 1986071484 U JP1986071484 U JP 1986071484U JP 7148486 U JP7148486 U JP 7148486U JP H0749845 Y2 JPH0749845 Y2 JP H0749845Y2
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JP
Japan
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pipe
bullet
peripheral surface
inner pipe
outer pipe
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Application number
JP1986071484U
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English (en)
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JPS62183409U (ja
Inventor
亮男 古賀
Original Assignee
株式会社横尾製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車などの車両に搭載される伸縮アンテナ
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車等の車両に搭載される伸縮アンテナとし
て、伸縮自在に嵌合する内外パイプのうち、内パイプの
基端部に孔を穿ち、これに彎曲した摺動面を有する燐青
銅よりなる弾子の突起を嵌入し、上記弾子を内パイプに
固定し、これらを外パイプに嵌挿したものが知られてい
る。
また、上記弾子を内パイプにスポツト溶接、あるいはポ
ンチ止め等により固定し、内外パイプの相互摺動を保持
しながら、相互の弾持を達成している伸縮アンテナもあ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕 通常、自動車等に搭載される車両用アンテナは、アンテ
ナパイプの本数が少なく、且つ1本のパイプが長いた
め、必然的に内外パイプのクリアランスが、ラジオ等に
使用されるロツドアンテナより大きくなるため(0.3〜
1.0mm程度)、上記内外パイプの間に介装される弾子に
は、風圧等による過負荷が加わるため、充分な強度と適
度の摺動力を上記弾子が保持可能なように内パイプに固
定することが必要条件となる。
しかしながら、上記伸縮アンテナは、内パイプの基端部
に固定した弾子の先端面が、アンテナ伸長時において外
パイプの先端部に形成された絞り小径部に係止して内パ
イプの抜止めがなされる構造である故、長期使用、ある
いは弾子が上記絞り小径部に激しく衝突した場合には弾
子の固定手段を問わず弾子が所定位置からはずれたり、
弾子が損傷して変型したりする虞があり、安定した相互
摺動力や相互弾持力を得られず、上記した必要条件を満
たすことができないという問題点があつた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、内パイプ
の基端部に固定される弾子を完全に保護することによ
り、円滑な相互摺動力と充分な弾持力が長期に亘つて保
持できる伸縮アンテナを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の伸縮アンテナは、その目的を達成するため、内
パイプ及び外パイプが伸縮自在に嵌合された伸縮アンテ
ナにおいて、前記内パイプの基端近傍の壁部に形成され
た弾子装着孔と、該弾子装着孔に嵌め込まれる内方突起
及び前記外パイプの内周面に押し付けられる摺動面が形
成された弾子と、前記内方突起が形成された箇所を含む
前記弾子の一部を前記内パイプの外周面に押し付ける円
筒状ストッパとを備え、該円筒状ストッパは、前記内パ
イプの外周面に摺接する絞り小径部及び前記外パイプの
内周面に摺接する外周面を備え、前記絞り小径部を設け
た先端側外表面が前記外パイプの内周面に対応する形状
に成形されていることを特徴とする。
〔作用〕
上記構成による本考案の伸縮パイプは、内パイプの基端
部に固定された弾子が、円筒状のストツパにより保護さ
れるため、弾子を内パイプに確実に固定して弾子のはず
れを防止すると共に、内パイプの伸長限において、外パ
イプの絞り小径部に上記弾子の上端面が衝突せず、強度
が充分なストツパが衝突して、内パイプの抜止めが図れ
るために、上記弾子の損傷を防止して摺動面の保護を図
り、よつて外パイプとの相互摺動力及び相互弾持力を長
期に亘つて保持できるものである。また、この円筒状ス
トッパによって弾子を内パイプの外周面に固定すると
き、内パイプの外周面から外パイプの内周面までの距離
が弾子及び円筒状ストッパの厚みによって規制されるだ
けであり、アンテナ全体としての径を小さくすることが
可能となる。しかも、円筒状パイプの先端側輪郭が外パ
イプの先端側内面形状に対応する形に成形されているの
で、アンテナを伸長させ円筒状ストッパを外パイプの先
端側内面に接触させるとき、円筒状ストッパによって錆
発生の起点となる疵(キズ)が外パイプの先端側内面に
形成されることもない。
〔実施例〕
以下、本考案の伸縮アンテナを図面に示す一実施例に基
づいて説明する。
符号1は所定長にわたり伸縮自在に嵌合する内外パイプ
を備えた自動車用アンテナの内パイプで、この内パイプ
1の基端部1aには弾子2の突起2aが嵌入する一対の孔1b
が対称的に穿設されており、孔1bの下側には内パイプ1
の内側に嵌挿される図示しない内パイプの基端部が係止
して段落ちを阻止するための凹陥部1cが形成されてい
る。
燐青銅よりなる弾子2は、外パイプ4の内面4aに弾接す
る彎曲形状の摺動面2bと、この摺動面2bに連続し、内パ
イプ1の孔1bに嵌入する突起2aを有する支持部2cより構
成され、突起2aを孔1bに嵌入し、内パイプ1の外周面と
同率の曲率半径を有する支持部2cを内パイプ1の外周面
に沿わせた状態で一対の弾子2が内パイプ1の基端部に
固定されている。
上記一対の弾子2の支持部2c外周には、金属よりなる円
筒状のストツパ3が圧入気味に装着され、弾子2の突起
2aに対応する側面にポンチ止めを施して上方向への抜け
を阻止している。ストツパ3の先端部は絞り小径部3aと
なつており、内外パイプの相互摺動を円滑にすると共
に、外パイプの絞り小径部4bに係止する時の衝突シヨツ
クを緩和するものである。
また、弾子2の先端面と上記ストツパの絞り小径部3aと
の間には若干の空隙5を設け、上記したストツパ3に加
わる衝突シヨツクが直接、弾子2に伝達されないように
されており、弾子2の保護が完全になされている。
尚、弾子2の形状は本実施例に限定されることなく、外
パイプ4との相互弾持力が維持できる摺動面を有するも
のであればよいことは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、内パイプの基端部に固定
された弾子に、円筒状ストツパを圧入気味に装着したの
で、弾子のはずれを阻止して、内パイプの伸長限時にお
いて、衝撃力が弾子に直接付加されず、弾子の変形や損
傷を阻止でき、ストツパを装着しただけの簡易な構造で
ありながら、内外パイプの相互の円滑な摺動を保持しな
がら、充分な相互の弾持を長期に亘つて達成可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例による伸縮アンテナを示す要部
の縦断面図である。 1……内パイプ、1a……基端部 1b……孔(図示なし)、1c……凹陥部 2……弾子、2a……突起 2b……摺動面、2c……支持部 3……ストツパ、3a……絞り小径部 4……外パイプ、4a……内面 4b……絞り小径部、5……空隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部に小径絞り部が形成された外パイプ
    及び内パイプが伸縮自在に嵌合された伸縮アンテナにお
    いて、 前記内パイプの基端近傍の壁部に形成された弾子装着孔
    と、該弾子装着孔に嵌め込まれる内方突起及び前記外パ
    イプの内周面に押し付けられる摺動面が形成された弾子
    と、外周面が外パイプの内周面に摺接することで前記内
    方突起が形成された箇所を含む前記弾子の一部を前記内
    パイプの外周面に押し付ける円筒状ストッパとを備え、 前記円筒状ストッパの先端部には、前記外パイプの先端
    部に形成された小径絞り部の内面に沿う外表面を有する
    小径絞り部が形成されていることを特徴とする伸縮アン
    テナ。
JP1986071484U 1986-05-13 1986-05-13 伸縮アンテナ Expired - Lifetime JPH0749845Y2 (ja)

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JP1986071484U JPH0749845Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13 伸縮アンテナ

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JPS62183409U JPS62183409U (ja) 1987-11-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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