JPH0749628Y2 - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPH0749628Y2
JPH0749628Y2 JP6347886U JP6347886U JPH0749628Y2 JP H0749628 Y2 JPH0749628 Y2 JP H0749628Y2 JP 6347886 U JP6347886 U JP 6347886U JP 6347886 U JP6347886 U JP 6347886U JP H0749628 Y2 JPH0749628 Y2 JP H0749628Y2
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JP
Japan
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dew condensation
wiring board
printed wiring
head drum
condensation sensor
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JP6347886U
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JPS62175431U (ja
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明弘 赤間
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Sony Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ヘッドドラムの結露を検知する結露センサを
備えた磁気記録装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のビデオテープレコーダ(VTR)においては、ヘッ
ドドラムの結露により、磁気テープがヘッドドラムに張
り付いて、その正常走行が妨げられることを防止するた
めに、第3図に示すように、ヘッドドラムDに結露セン
サ(10)を取り付け、このセンサ(10)によって結露が
検知されると、VTRがストップモードに切り換えられる
ようになっていた。
結露センサ(10)は1対の電極(11)及び(12)を有す
る一種の抵抗体であって、両電極(11),(12)間の抵
抗値が、常温常湿の大気中で例えば400KΩのような高い
値であるのに対して、結露時には例えば20KΩ以下に低
下するという性質を有する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、従来のVTRでは、上述のように、結露センサ
(10)をヘッドドラムDに直接に取り付けるようになっ
ているため、例えば、ねじ止め等の取付作業、結露検出
信号を処理するシステム制御回路が搭載された印刷配線
基板(図示せず)とセンサ(10)とを被覆線(13),
(14)で接続する配線作業及び被覆線(13),(14)を
ヘッドドラムDに近付けないための束線作業等を必要と
し、これらの作業工数に伴い、製造原価が上昇するとい
う問題があった。
かかる点に鑑み、本考案の目的は、結露センサに関する
各種作業工数を省いて、製造原価を低減した磁気記録装
置を提供するところにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の磁気記録装置は、 金属板に絶縁層を介して所定の配線パターンが形成され
た金属ベース印刷配線板と、 この金属ベース印刷配線板に底面が固定されるヘッドド
ラムと、 外表面の両端に端子電極を有するチップ部品によりなる
結露センサと、 を有して構成され、 この結露センサは、ヘッドドラムの近傍において底面が
金属ベース印刷配線板に近接して配置され、その両端の
端子電極がリードを介することなく直接に配線パターン
に接続して取付けられてなるものである。
〔作用〕
かかる本考案の構成によれば、結露センサは他の電子部
品と同一工程で金属ベース印刷配線板に取付けられるた
め、結露センサの取付けに関する各種工数が低減され、
製造原価が低減される。
さらに本考案は、ヘッドドラムの温度を伝え易い金属ベ
ース印刷配線板上に結露センサを所謂リードレス平面実
装して取付けたので、ヘッドドラムと結露センサの温度
が等しくなり易く、このためヘッドドラムの結露を正し
く検知できる。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図を参照しながら、本考案による
磁気記録装置の一実施例について説明する。
第1図において、(6)は金属ベース印刷配線板を示
し、ケイ素鋼やアルミニウム等の金属板(6m)に、ポリ
イミド等の絶縁層(6i)を介して、張られた銅箔が通常
の手法でエッチングされて、所定の配線パターン(7)
が形成される。この金属ベース印刷配線板(6)はシャ
ーシを兼ねており、この上にヘッドドラムDがその底面
において固定される。
(10c)は結露センサであって、この結露センサ(10c)
は第2図に示すように、外表面に結露を検知する一対の
電極(11)及び(12)が表出されているとともに、外表
面の左右両端に、上記電極(11)及び(12)とそれぞれ
接続される端子電極(17)及び(18)を有する所謂チッ
プ部品として構成されている。
そしてこの結露センサ(10c)は、ヘッドドラムDの近
傍において底面が金属ベース印刷配線板(6)に殆ど隙
間なく近接した状態に配置され、その両端の端子電極
(17)及び(18)が、ヘッドドラムDの近傍の配線パタ
ーン(7)に、半田リフロー法等のチップ部品に適した
接続方法によって、リードを介することなく直接に接続
して取付けられている。
なお、金属ベース印刷配線板(6)において結露センサ
(10c)の周囲の部分には、通気孔(8)が設けられ
る。
以上のように構成される本実施例では、結露センサ(10
c)は他の電子部品(チップ部品)と同じ工程で金属ベ
ース印刷配線板(6)に直接に取付けられるため、前述
した従来例のような面倒な作業が必要なく、製造原価を
低減することができる。
そしてさらに本実施例では、結露センサ(10c)はヘッ
ドドラムDの温度を伝え易い金属ベース印刷配線板
(6)上に底面が近接して配置され、その端子電極(1
7)及び(18)をリードを介することなく直接に配線パ
ターン(7)に接続して取付ける(所謂リードレス平面
実装)ので、構造的にヘッドドラムDの温度と結露セン
サ(10c)の温度が等しくなり易く、このためヘッドド
ラムDの結露をより正しく検知することができる。
〔考案の効果〕
以上詳述のように、本考案の磁気記録装置では、結露セ
ンサは他の電子部品と同じ工程で直接に金属ベース印刷
配線板に取り付けられるので、従来の如き面倒な取付け
作業が不要となり、その結果、工数及び製造原価が低減
された磁気記録装置が得られる。
さらに本考案は、ヘッドドラムの温度と結露センサの温
度が等しくなり易い構造であるため、ヘッドドラムの結
露をより正確に検知できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成を示す斜視図、第2図は
結露センサの斜視図、第3図は従来の磁気記録装置の構
成例を示す斜視図である。 図中、Dはヘッドドラム、(6)は金属ベース印刷配線
板、(6m)は金属板、(6i)は絶縁層、(7)は配線パ
ターン、(10c)は結露センサ、(17)及び(18)は端
子電極である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−46301(JP,A) 特開 昭57−40701(JP,A) 特開 昭56−107589(JP,A) 特開 昭60−39217(JP,A) 特開 昭59−193562(JP,A) 特開 昭60−55539(JP,A) 特開 昭58−94175(JP,A) 特開 昭59−41801(JP,A) 特開 昭59−10842(JP,A) 実開 昭62−45726(JP,U) 実開 昭61−6921(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板に絶縁層を介して所定の配線パター
    ンが形成された金属ベース印刷配線板と、 この金属ベース印刷配線板に底面が固定されるヘッドド
    ラムと、 外表面の両端に端子電極を有するチップ部品によりなる
    結露センサと、 を有して構成され、 上記結露センサは、上記ヘッドドラムの近傍において底
    面が上記金属ベース印刷配線板に近接して配置され、そ
    の両端の端子電極がリードを介することなく直接上記配
    線パターンに接続して取付けられていることを特徴とす
    る磁気記録装置。
JP6347886U 1986-04-26 1986-04-26 磁気記録装置 Expired - Lifetime JPH0749628Y2 (ja)

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JP6347886U JPH0749628Y2 (ja) 1986-04-26 1986-04-26 磁気記録装置

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JP6347886U JPH0749628Y2 (ja) 1986-04-26 1986-04-26 磁気記録装置

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Publication Number Publication Date
JPS62175431U JPS62175431U (ja) 1987-11-07
JPH0749628Y2 true JPH0749628Y2 (ja) 1995-11-13

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ID=30898741

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