JPH0749504A - 異方性導電テープのカット目検出装置 - Google Patents
異方性導電テープのカット目検出装置Info
- Publication number
- JPH0749504A JPH0749504A JP21490693A JP21490693A JPH0749504A JP H0749504 A JPH0749504 A JP H0749504A JP 21490693 A JP21490693 A JP 21490693A JP 21490693 A JP21490693 A JP 21490693A JP H0749504 A JPH0749504 A JP H0749504A
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- JP
- Japan
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- cut
- light
- slits
- conductive tape
- acf
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異方性導電テープ(ACF)のカット目を良
好に検出する。 【構成】 貼り付け機4の添捲リール3より繰り出さ
れ、カット目Cが切り込まれたACF2が付着した剥離
膜2a を移動する回転ローラ44を設け、回転ローラ44の
円弧面に沿って移動するカット目Cを、円弧面により楔
状に開口させる。開口したカット目Cに対して、適当な
角度で斜め上方および下方より照明光LT を照射する照
明系5と、カット目Cの散乱光LR に対する集光レンズ
61と、ノイズ光を除去するスリット板62、および集光レ
ンズ61により集光された斜め上向きと下向きの散乱光L
R1,LR2を、それぞれ受光する、上下の受光面63a,63b
を有する多素子型フォトセンサ63よりなる受光系6、な
らびに、上下の受光面63a,63bの受光信号S1,S2 を処
理して、カット目Cの中心C0 を検出する信号処理回路
7とを設けて構成される。 【効果】 液晶パネル1に対するACF2の貼り付けが
正確になされる。
好に検出する。 【構成】 貼り付け機4の添捲リール3より繰り出さ
れ、カット目Cが切り込まれたACF2が付着した剥離
膜2a を移動する回転ローラ44を設け、回転ローラ44の
円弧面に沿って移動するカット目Cを、円弧面により楔
状に開口させる。開口したカット目Cに対して、適当な
角度で斜め上方および下方より照明光LT を照射する照
明系5と、カット目Cの散乱光LR に対する集光レンズ
61と、ノイズ光を除去するスリット板62、および集光レ
ンズ61により集光された斜め上向きと下向きの散乱光L
R1,LR2を、それぞれ受光する、上下の受光面63a,63b
を有する多素子型フォトセンサ63よりなる受光系6、な
らびに、上下の受光面63a,63bの受光信号S1,S2 を処
理して、カット目Cの中心C0 を検出する信号処理回路
7とを設けて構成される。 【効果】 液晶パネル1に対するACF2の貼り付けが
正確になされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、異方性導電テープに
切り込まれたカット目に対する検出装置に関する。
切り込まれたカット目に対する検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルにおいては、内部の配線を外
部に接続するために、異方性導電テープ(Anisot
ropic Conductive Film:ACF
と略記)が使用されている。以下、図3により液晶パネ
ルを、図4により液晶パネルに対するACFの、従来の
貼り付け方法を説明する。図3において、液晶パネル1
は上下の2枚のガラス板1a,1b が重ね合わされ、その
間に液晶パターンが形成されている。下側のガラス板1
b は上側よりやや大きく、その部分に液晶パターンのリ
ード線が引き出され、約20cmの長さlの範囲に配列
され、これに対してACF2が貼り付けられる。ACF
2は透明なもので、その厚さは約0.1mm、幅wは約
2mmである。貼り付けられたACF2の表面に対し
て、TABと略称されるテープ式のボンディング板1c
が圧着され、これを介してリード線が外部に接続され
る。
部に接続するために、異方性導電テープ(Anisot
ropic Conductive Film:ACF
と略記)が使用されている。以下、図3により液晶パネ
ルを、図4により液晶パネルに対するACFの、従来の
貼り付け方法を説明する。図3において、液晶パネル1
は上下の2枚のガラス板1a,1b が重ね合わされ、その
間に液晶パターンが形成されている。下側のガラス板1
b は上側よりやや大きく、その部分に液晶パターンのリ
ード線が引き出され、約20cmの長さlの範囲に配列
され、これに対してACF2が貼り付けられる。ACF
2は透明なもので、その厚さは約0.1mm、幅wは約
2mmである。貼り付けられたACF2の表面に対し
て、TABと略称されるテープ式のボンディング板1c
が圧着され、これを介してリード線が外部に接続され
る。
【0003】図4(a) において、ACF2は、裏面に厚
さが約1mmの白色の剥離膜2a が貼付けられた状態で
添捲リール3に添捲されており、これより繰り出された
ACF2は、(b) に示すように、剥離膜2a 付きのまま
上記の長さlづつカットされ、図示しない貼り付け機に
より、液晶パネル1の上記の位置に貼り付けられる。貼
り付け後は、剥離膜2a はTABに対して邪魔となるの
で剥離して除去される。
さが約1mmの白色の剥離膜2a が貼付けられた状態で
添捲リール3に添捲されており、これより繰り出された
ACF2は、(b) に示すように、剥離膜2a 付きのまま
上記の長さlづつカットされ、図示しない貼り付け機に
より、液晶パネル1の上記の位置に貼り付けられる。貼
り付け後は、剥離膜2a はTABに対して邪魔となるの
で剥離して除去される。
【0004】上記した従来の貼り付けにおいては、AC
F2は剥離膜2a 付きのまま所定の長さlにカットさ
れ、液晶パネル1に貼り付けた後、剥離膜2a を剥離す
る方法がとられている。しかし、このような方法では貼
り付け機におけるハンドリングがやや複雑となって作業
性がよくない。また剥離膜2a 自体はカットが不要であ
る。そこでACF2のみをカットし、カットされたAC
F2を、カットされずに残った剥離膜2a に付着した状
態で搬送し、所定の位置に貼り付ける方法が好ましいと
される。
F2は剥離膜2a 付きのまま所定の長さlにカットさ
れ、液晶パネル1に貼り付けた後、剥離膜2a を剥離す
る方法がとられている。しかし、このような方法では貼
り付け機におけるハンドリングがやや複雑となって作業
性がよくない。また剥離膜2a 自体はカットが不要であ
る。そこでACF2のみをカットし、カットされたAC
F2を、カットされずに残った剥離膜2a に付着した状
態で搬送し、所定の位置に貼り付ける方法が好ましいと
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のACF2のみを
カットする方法では、カットされた部分にはカット目が
切り込まれるので、このカット目を検出し、検出された
カット目を貼り付け位置の始終端に位置合せする方法が
とられる。カット目の検出方法としては、これに照明光
を照射し、その散乱光を受光する光学方式が適当と考え
られる。しかしながら、カット目はそのままでは開口せ
ずに密着しているため散乱光が弱い。また、透明なAC
F2に対して剥離膜2a は白色であるため、剥離膜2a
の強い反射光がノイズとなってカット目の散乱光のS/
N比が劣化し、従ってカット目が良好に検出できない問
題がある。この発明は上記の問題を解決し、ACF2の
カット目を良好に検出できる装置を提供することを目的
とする。
カットする方法では、カットされた部分にはカット目が
切り込まれるので、このカット目を検出し、検出された
カット目を貼り付け位置の始終端に位置合せする方法が
とられる。カット目の検出方法としては、これに照明光
を照射し、その散乱光を受光する光学方式が適当と考え
られる。しかしながら、カット目はそのままでは開口せ
ずに密着しているため散乱光が弱い。また、透明なAC
F2に対して剥離膜2a は白色であるため、剥離膜2a
の強い反射光がノイズとなってカット目の散乱光のS/
N比が劣化し、従ってカット目が良好に検出できない問
題がある。この発明は上記の問題を解決し、ACF2の
カット目を良好に検出できる装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、ACFのカ
ット目検出装置であって、前記の貼り付け機において、
添捲リールより繰り出され、カット目を有するACFが
付着した剥離膜を移動する回転ローラを設ける。回転ロ
ーラの円弧面に沿って移動するカット目を、円弧面の湾
曲により楔状に開口させる。楔状に開口したカット目に
対して、適当な角度で斜め上方および下方より照明光を
照射する照明系と、カット目の散乱光に対する集光レン
ズ、および集光レンズにより集光された斜め上向きおよ
び下向きの散乱光を、それぞれ受光する上下の受光面を
有する多素子型フォトセンサよりなる受光系、ならび
に、上下の受光面の受光信号を処理して、カット目の中
心を検出する信号処理回路とを設けて構成される。
ット目検出装置であって、前記の貼り付け機において、
添捲リールより繰り出され、カット目を有するACFが
付着した剥離膜を移動する回転ローラを設ける。回転ロ
ーラの円弧面に沿って移動するカット目を、円弧面の湾
曲により楔状に開口させる。楔状に開口したカット目に
対して、適当な角度で斜め上方および下方より照明光を
照射する照明系と、カット目の散乱光に対する集光レン
ズ、および集光レンズにより集光された斜め上向きおよ
び下向きの散乱光を、それぞれ受光する上下の受光面を
有する多素子型フォトセンサよりなる受光系、ならび
に、上下の受光面の受光信号を処理して、カット目の中
心を検出する信号処理回路とを設けて構成される。
【0007】
【作用】上記のカット目検出装置においては、剥離膜は
回転ローラの円弧面に接触して移動する。この接触によ
り、剥離膜に付着したACFは回転ローラの円弧面に沿
って湾曲するので、直線状態では密着していたカット目
は、円弧面の曲率半径に反比例した角度で楔状に開口す
る。開口したカット目は、これが密着した状態に比較し
て、より多くの散乱光を散乱する。散乱光の指向性は、
カット目の楔状と、これに対する適当な角度の斜め上方
および下方よりの照明光とにより、カット目の移動につ
れて斜め上向きから斜め下向きに漸次に変化する。これ
らの散乱光は集光レンズにより逐次に集光され、斜め上
向きの散乱光は、多素子型フォトセンサの上側の受光面
に受光され、つづいて斜め下向きの散乱光が下側の受光
面に受光される。両受光面が出力する受光信号はタイム
ラグがあり、これらを信号処理回路により処理して、カ
ット目の中心が正確に検出される。
回転ローラの円弧面に接触して移動する。この接触によ
り、剥離膜に付着したACFは回転ローラの円弧面に沿
って湾曲するので、直線状態では密着していたカット目
は、円弧面の曲率半径に反比例した角度で楔状に開口す
る。開口したカット目は、これが密着した状態に比較し
て、より多くの散乱光を散乱する。散乱光の指向性は、
カット目の楔状と、これに対する適当な角度の斜め上方
および下方よりの照明光とにより、カット目の移動につ
れて斜め上向きから斜め下向きに漸次に変化する。これ
らの散乱光は集光レンズにより逐次に集光され、斜め上
向きの散乱光は、多素子型フォトセンサの上側の受光面
に受光され、つづいて斜め下向きの散乱光が下側の受光
面に受光される。両受光面が出力する受光信号はタイム
ラグがあり、これらを信号処理回路により処理して、カ
ット目の中心が正確に検出される。
【0008】
【実施例】図1は、この発明によるカット目検出装置を
具備したACF貼り付け機の一実施例を示す。図2は図
1に対する補足説明図で、(a) はカット目の散乱光の指
向性の説明図、(b) は信号処理回路の処理方法の説明図
である。図1において、4はACF貼り付け機、5はカ
ット目に対する照明系、6はカット目の散乱光に対する
受光系、7は受光信号に対する信号処理回路、8は貼り
付け機4に対する制御回路をそれぞれ示す。図1に示し
た貼り付け機4においては、添捲リール3に添捲された
剥離膜2a付きのACF2は、順次に繰り出されてカッ
ト台41を通過する。これに対してカッター42が所定のタ
イミングで動作して、ACF2のみが所定の長さlごと
にカット目Cが切り込まれる。切り込みの深さはカット
台41の段差により決まるので、裏面の剥離膜2a に傷が
つかず、なるべく深く切り込むように段差を選定する。
カットされない剥離膜2a は、カットされたACF2が
付着した状態で、中継ローラ43を経て回転ローラ44の円
弧面に接触し、その回転により下方に移動する。この接
触によりACF2も円弧面に沿って湾曲するので、カッ
ト目Cは円弧面の曲率半径に反比例した角度で楔状に開
口する。開口したカット目Cは次に述べる検出方法によ
り検出され、さらに斜め下方に移動して押圧ローラ46の
下面を通過する。通過するカット目Cが、載置台45に載
置された液晶パネル1の始端に一致すると、押圧ローラ
46が動作し、載置台44のX移動によりACF2は始端か
ら終端まで圧着される。一方、用済みの剥離膜2a は逐
次に巻き取りリール47に巻き取られる。なお、上記の貼
り付け機4の構成は一例であって、かならずしも上記の
構成でなくても、上記のような貼り付け動作ができるも
のなら差し支えない。
具備したACF貼り付け機の一実施例を示す。図2は図
1に対する補足説明図で、(a) はカット目の散乱光の指
向性の説明図、(b) は信号処理回路の処理方法の説明図
である。図1において、4はACF貼り付け機、5はカ
ット目に対する照明系、6はカット目の散乱光に対する
受光系、7は受光信号に対する信号処理回路、8は貼り
付け機4に対する制御回路をそれぞれ示す。図1に示し
た貼り付け機4においては、添捲リール3に添捲された
剥離膜2a付きのACF2は、順次に繰り出されてカッ
ト台41を通過する。これに対してカッター42が所定のタ
イミングで動作して、ACF2のみが所定の長さlごと
にカット目Cが切り込まれる。切り込みの深さはカット
台41の段差により決まるので、裏面の剥離膜2a に傷が
つかず、なるべく深く切り込むように段差を選定する。
カットされない剥離膜2a は、カットされたACF2が
付着した状態で、中継ローラ43を経て回転ローラ44の円
弧面に接触し、その回転により下方に移動する。この接
触によりACF2も円弧面に沿って湾曲するので、カッ
ト目Cは円弧面の曲率半径に反比例した角度で楔状に開
口する。開口したカット目Cは次に述べる検出方法によ
り検出され、さらに斜め下方に移動して押圧ローラ46の
下面を通過する。通過するカット目Cが、載置台45に載
置された液晶パネル1の始端に一致すると、押圧ローラ
46が動作し、載置台44のX移動によりACF2は始端か
ら終端まで圧着される。一方、用済みの剥離膜2a は逐
次に巻き取りリール47に巻き取られる。なお、上記の貼
り付け機4の構成は一例であって、かならずしも上記の
構成でなくても、上記のような貼り付け動作ができるも
のなら差し支えない。
【0009】次に、照明系5は2個の照明ランプ51a,51
b よりなり、開口したカット目Cに対して、ランプ51a
は斜め上方より、ランプ51b は斜め下方より照明光LT
をそれぞれ照射する。図2(a) は、開口したカット目C
と、これに対する照明光LT および散乱光LR の状態を
例示するもので、カット目Cは楔状に外方に開口してい
るため、これが移動すると、まず上方よりの照明光LT1
が楔状の下側の面を照射し、これが上向きの散乱光LR1
を散乱する。さらにカット目Cが移動すると、下方より
の照明光LT2が上側の面を照射して下向きの散乱光LR2
を散乱する。再び図1において、受光系6は集光レンズ
61と、スリット板62、および多素子型フォトセンサ63よ
りなり、多素子型フォトセンサ63は上側の受光面63a と
下側の受光面63b を有する。上記の各散乱光LR は集光
レンズ61により集光され、カット目C以外の部分の反射
光はスリット板62により除去され、上向きの散乱光LR1
は上側の受光面63a に、下向きの散乱光LR2は下側の受
光面63b にそれぞれ受光され、各受光面より受光信号S
1,S2 が逐次に出力されて信号処理回路7に入力する。
図2(b) は、両受光信号S1,S2 の波形を例示するもの
で、両信号S1,S2 には図示のようにタイムラグがあ
り、信号処理回路7においてこれらの差分(S1−S2)
が作成され、これより、カット目Cの中心に対応した両
波形の中心点C0が正確に検出される。
b よりなり、開口したカット目Cに対して、ランプ51a
は斜め上方より、ランプ51b は斜め下方より照明光LT
をそれぞれ照射する。図2(a) は、開口したカット目C
と、これに対する照明光LT および散乱光LR の状態を
例示するもので、カット目Cは楔状に外方に開口してい
るため、これが移動すると、まず上方よりの照明光LT1
が楔状の下側の面を照射し、これが上向きの散乱光LR1
を散乱する。さらにカット目Cが移動すると、下方より
の照明光LT2が上側の面を照射して下向きの散乱光LR2
を散乱する。再び図1において、受光系6は集光レンズ
61と、スリット板62、および多素子型フォトセンサ63よ
りなり、多素子型フォトセンサ63は上側の受光面63a と
下側の受光面63b を有する。上記の各散乱光LR は集光
レンズ61により集光され、カット目C以外の部分の反射
光はスリット板62により除去され、上向きの散乱光LR1
は上側の受光面63a に、下向きの散乱光LR2は下側の受
光面63b にそれぞれ受光され、各受光面より受光信号S
1,S2 が逐次に出力されて信号処理回路7に入力する。
図2(b) は、両受光信号S1,S2 の波形を例示するもの
で、両信号S1,S2 には図示のようにタイムラグがあ
り、信号処理回路7においてこれらの差分(S1−S2)
が作成され、これより、カット目Cの中心に対応した両
波形の中心点C0が正確に検出される。
【0010】以上により検出されたカット目Cの中心点
C0 の検出信号は、制御回路8に入力して載置台45の移
動や、押圧ローラ46の押圧タイミングなどが制御され、
上記のように、カット目Cが液晶パネル1の始終端に位
置合せされてACF2が所定の位置に圧着される。
C0 の検出信号は、制御回路8に入力して載置台45の移
動や、押圧ローラ46の押圧タイミングなどが制御され、
上記のように、カット目Cが液晶パネル1の始終端に位
置合せされてACF2が所定の位置に圧着される。
【0011】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明によるカ
ット目検出装置においては、剥離膜に貼付けられたAC
Fのカット目は、回転ローラの円弧面により楔状に開口
されて散乱光を多く散乱し、開口したカット目に対し
て、斜め上方および下方よりの照明光を照射し、指向性
が斜め上向きから下向きに変化する散乱光を、多素子型
フォトセンサの上下の受光面に逐次に受光し、両受光面
の受光信号を処理してカット目の中心を正確に検出する
もので、これにより液晶パネルに対するACFの貼り付
けが正確になされる効果には大きいものがある。
ット目検出装置においては、剥離膜に貼付けられたAC
Fのカット目は、回転ローラの円弧面により楔状に開口
されて散乱光を多く散乱し、開口したカット目に対し
て、斜め上方および下方よりの照明光を照射し、指向性
が斜め上向きから下向きに変化する散乱光を、多素子型
フォトセンサの上下の受光面に逐次に受光し、両受光面
の受光信号を処理してカット目の中心を正確に検出する
もので、これにより液晶パネルに対するACFの貼り付
けが正確になされる効果には大きいものがある。
【図1】 この発明によるカット目検出装置を具備した
ACF貼り付け機の、一実施例における構成図を示す。
ACF貼り付け機の、一実施例における構成図を示す。
【図2】 図1に対する補足説明図で、(a) はカット目
の散乱光の指向性の説明図、(b) は信号処理回路の処理
方法の説明図である。
の散乱光の指向性の説明図、(b) は信号処理回路の処理
方法の説明図である。
【図3】 液晶パネルに対する異方性導電テープ(AC
F)の貼り付け位置の説明図である。
F)の貼り付け位置の説明図である。
【図4】 (a) は添捲リールに添捲されたACFの説明
図、(b) は従来のACFの貼り付け方法の説明図であ
る。
図、(b) は従来のACFの貼り付け方法の説明図であ
る。
1…液晶パネル、1a,1b …ガラス板、1c …ボンディ
ング板、2…異方性導電テープ(ACF)、2a …剥離
膜、3…添捲リール、4…貼り付け機、41…カット台、
42…カッター、43…中継ローラ、44…回転ローラ、45…
載置台、46…押圧ローラ、47…巻き取りリール、5…照
明系、51a,51b …照明ランプ、6…受光系、61…集光レ
ンズ、62…スリット板、63…多素子型フォトセンサ、63
a,63b …受光面、7…信号処理回路、8…制御回路、C
…カット目、LT …照明光、LR …散乱光、S1,S2 …
受光信号。
ング板、2…異方性導電テープ(ACF)、2a …剥離
膜、3…添捲リール、4…貼り付け機、41…カット台、
42…カッター、43…中継ローラ、44…回転ローラ、45…
載置台、46…押圧ローラ、47…巻き取りリール、5…照
明系、51a,51b …照明ランプ、6…受光系、61…集光レ
ンズ、62…スリット板、63…多素子型フォトセンサ、63
a,63b …受光面、7…信号処理回路、8…制御回路、C
…カット目、LT …照明光、LR …散乱光、S1,S2 …
受光信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片保 秀明 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立電子エンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 裏面に剥離膜が貼付された異方性導電テ
ープを、添捲リールより繰り出して、該剥離膜を残して
該異方性導電テープのみを所定の長さにカットし、該カ
ットされたカット目間を対象物の所定の位置に貼り付け
る貼り付け機において、前記添捲リールより繰り出さ
れ、前記カット目を有する異方性導電テープが付着した
剥離膜を移動する回転ローラを設け、該回転ローラの円
弧面に沿って移動する前記カット目を、該円弧面の湾曲
により楔状に開口させ、該楔状に開口したカット目に対
して、適当な角度で斜め上方および下方より照明光を照
射する照明系と、該カット目の散乱光に対する集光レン
ズ、および該集光レンズにより集光された斜め上向きお
よび下向きの散乱光を、それぞれ受光する上下の受光面
を有する多素子型フォトセンサよりなる受光系、ならび
に、該上下の受光面の受光信号を処理して、前記カット
目の中心を検出する信号処理回路とを設けて構成された
ことを特徴とする、異方性導電テープのカット目検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21490693A JPH0749504A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 異方性導電テープのカット目検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21490693A JPH0749504A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 異方性導電テープのカット目検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0749504A true JPH0749504A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16663528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21490693A Pending JPH0749504A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 異方性導電テープのカット目検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749504A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011111784A1 (ja) * | 2010-03-12 | 2013-06-27 | 日立化成株式会社 | 接着材リール |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP21490693A patent/JPH0749504A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011111784A1 (ja) * | 2010-03-12 | 2013-06-27 | 日立化成株式会社 | 接着材リール |
JP2014037544A (ja) * | 2010-03-12 | 2014-02-27 | Hitachi Chemical Co Ltd | 接着材リール |
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