JPH0749206Y2 - ボイラ側壁管フイン端部の補強構造 - Google Patents

ボイラ側壁管フイン端部の補強構造

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JPH0749206Y2
JPH0749206Y2 JP3427290U JP3427290U JPH0749206Y2 JP H0749206 Y2 JPH0749206 Y2 JP H0749206Y2 JP 3427290 U JP3427290 U JP 3427290U JP 3427290 U JP3427290 U JP 3427290U JP H0749206 Y2 JPH0749206 Y2 JP H0749206Y2
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side wall
fin
wall pipe
boiler
reinforcement structure
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JP3427290U
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Inventor
富夫 末広
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ボイラ側壁管フイン端部の補強構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来のボイラ側壁管とフイン端部まわりは、たとえば、
第3図および第4図に示すような構造からなっている。
同図において、11は火炉出口部側壁管などの一方の側壁
管、12は副側壁管などの他方の側壁管、13は該両側壁管
11と12の間に設けられているフイン、14は該フイン13の
円弧形または長円弧形の端部、15は後述するテーパード
ベントプレートである。
すなわち、一方の側壁管11と他方の側壁管12に、たとえ
ば、100℃程度の温度差が発生すると、フイン13の端部1
4にクラックが発生することがあるので、前記テーパー
ドベンドプレート15を溶接して、そのクラックの発生を
防止するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の従来の技術においては、テーパー
ドベットプレート15を溶接して一方の側壁管11と他方の
側壁管12の温度差によるフイン13の端部14にクラックが
発生することを防止しようとしているが、該両側壁管11
と12の温度差が大き場合には、それが不充分で、なお
も、フイン13の端部14にクラックが発生するという問題
点がある。
本考案は、上記のような問題点を解決しようとするもの
である。すなわち、本考案は、一方の側壁管と他方の側
壁管の温度差が、かなり大きい場合でも、フインの端部
にクラックが発生することのないようにしたボイラ側壁
管フイン端部の補給構造を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のボイラ側壁管フイ
ン端部の補強構造は、隣り合うボイラ側壁管の間に設け
られているフインの端部に、その端部の形状に沿って湾
曲している補強板が溶接されているものとした。
〔作用〕
本考案によれば、フイン端部に補強板が溶接されている
ので、フインの端部を直接補強していることになり、し
たがって一方の側壁管と他方の側壁管の温度差が、かな
り大きい場合でも、フインの端部のクラック発生を防止
することができる。
〔実施例〕
第1図および第2図は本考案の一実施例を示している。
同図において、1はボイラ火炉出口部側壁管などの一方
の側壁管、2は副側壁管などの他方の側壁管、3は該両
側壁管1と2の間に設けられているフイン、4は該フイ
ン3の円弧形または長円弧形の端部、5はテーパードベ
ンドプレート、6は該端部4に溶接された補強板であ
る。
すなわち、前記補強板6は、フイン3と同じ材質のもの
で構成されていて、その端部4の形状に沿って上方に凸
に湾曲した形状のものからなっている。
第1図および第2図に示すように構成されたボイラ側壁
管フイン端部の補強構造においては、フイン3の端部4
の形状に沿った上方に凸に湾曲している補強板6が該端
部4に溶接されているので、一方の側壁管1と他方の側
壁管2の温度差が、かなり大きい場合でも、フイン3の
端部4にクラックが発生しない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、フイン端部に補
強板が溶接されているので、フインの端部を直接補強し
ていることになり、したがって、一方の側壁管と他方の
側壁管の温度差が、かなり大きい場合でも、フインの端
部のクラック発生を防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した一部切欠正面図、第
2図は第1図の切断線A−Aに沿う断面側面図、第3図
は従来の技術の一例を示した一部切欠正面図、第4図は
第3図の切断線B−Bに沿う断面側面図である。 1……一方の側壁管、2……他方の側壁管、3……フイ
ン、4……端部、5……テーパードベントプレート、6
……補強板。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣り合うボイラ側壁管の間に設けられてい
    るフインの端部に、その端部の形状に沿って湾曲してい
    る補強板が溶接されていることを特徴とする、ボイラ側
    壁管フイン端部の補強構造。
  2. 【請求項2】補強板が、フインと同じ材質のものからな
    り、かつ、上方に凸に湾曲しているものからなる請求項
    1記載のボイラ側壁管フイン端部の補強構造。
JP3427290U 1990-04-02 1990-04-02 ボイラ側壁管フイン端部の補強構造 Expired - Lifetime JPH0749206Y2 (ja)

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JPH03128203U JPH03128203U (ja) 1991-12-24
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